JPH06247059A - 熱転写用受像シート - Google Patents
熱転写用受像シートInfo
- Publication number
- JPH06247059A JPH06247059A JP50A JP3798893A JPH06247059A JP H06247059 A JPH06247059 A JP H06247059A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 3798893 A JP3798893 A JP 3798893A JP H06247059 A JPH06247059 A JP H06247059A
- Authority
- JP
- Japan
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- image
- support
- thermal transfer
- resin
- paper
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写画像のドット抜け及び濃度ムラが無い熱
転写用受像シートを提供すること。 【構成】 ワイヤーマークに起因する細かいスケールの
質量変動及び繊維の分散に起因する比較的大きなスケー
ルの質量変動の標準偏差を特定範囲内にした原紙を支持
体用基材として使用し、支持体上に受像層を設けてなる
ことを特徴とする熱転写用受像シート。好ましくは、該
支持体が、支持体用基材にポリオレフィン樹脂を被覆し
た樹脂被覆紙であることを特徴とする熱転写用受像シー
ト。
転写用受像シートを提供すること。 【構成】 ワイヤーマークに起因する細かいスケールの
質量変動及び繊維の分散に起因する比較的大きなスケー
ルの質量変動の標準偏差を特定範囲内にした原紙を支持
体用基材として使用し、支持体上に受像層を設けてなる
ことを特徴とする熱転写用受像シート。好ましくは、該
支持体が、支持体用基材にポリオレフィン樹脂を被覆し
た樹脂被覆紙であることを特徴とする熱転写用受像シー
ト。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写用受像シートに
関するものであり、更に詳しくは、転写画像のドット抜
け及び濃度ムラの無い熱転写用受像シートに関するもの
である。
関するものであり、更に詳しくは、転写画像のドット抜
け及び濃度ムラの無い熱転写用受像シートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーハードコピーの一手段とし
て、熱転写記録方式を利用する装置が軽量且つコンパク
トで騒音が無く、操作性、保守性にも優れている等の利
点から広く普及している。この熱転写記録方式は、大き
く分けて熱溶融型と熱移行型又は昇華型と呼ばれる2種
類の方式がある。特に、後者は多色階調性画像の再現性
に優れており、昇華型感熱転写方式のプリンターを用い
て印字される。このような昇華型感熱転写方式のプリン
ターの原理は、画像を電気信号に変換し、更に、この電
気信号をサーマルヘッドにより熱信号に変換して、熱移
行性色素が塗布された熱転写媒体(以下、インクドナー
シートという)を加熱し、昇華又は媒体中での拡散によ
り、インクドナーシートから熱転写用受像シートの受像
層へ色素が転写する事で情報を記録するものである。熱
転写用受像シートの支持体としては、ポリオレフィン樹
脂被覆紙や、合成紙又は合成フィルムとのラミネート紙
等が一般に用いられている。合成紙又は合成フィルムを
ラミネートした様な支持体を使用した熱転写受像シート
は、特開昭63−290790号公報、同63−231
984号公報等に記載されているように、平滑性、断熱
性等が良好であることから、転写画像の品質も比較的高
いが、反面、コスト的に高価である。従って、特開昭6
0−236794号公報、米国特許明細書505958
0号等に記載されているようなポリオレフィン被覆紙を
支持体に使用したものであれば、低コストである上、外
観や手触りが紙に似た熱転写用受像シートとなるため、
ニーズも強い。
て、熱転写記録方式を利用する装置が軽量且つコンパク
トで騒音が無く、操作性、保守性にも優れている等の利
点から広く普及している。この熱転写記録方式は、大き
く分けて熱溶融型と熱移行型又は昇華型と呼ばれる2種
類の方式がある。特に、後者は多色階調性画像の再現性
に優れており、昇華型感熱転写方式のプリンターを用い
て印字される。このような昇華型感熱転写方式のプリン
ターの原理は、画像を電気信号に変換し、更に、この電
気信号をサーマルヘッドにより熱信号に変換して、熱移
行性色素が塗布された熱転写媒体(以下、インクドナー
シートという)を加熱し、昇華又は媒体中での拡散によ
り、インクドナーシートから熱転写用受像シートの受像
層へ色素が転写する事で情報を記録するものである。熱
転写用受像シートの支持体としては、ポリオレフィン樹
脂被覆紙や、合成紙又は合成フィルムとのラミネート紙
等が一般に用いられている。合成紙又は合成フィルムを
ラミネートした様な支持体を使用した熱転写受像シート
は、特開昭63−290790号公報、同63−231
984号公報等に記載されているように、平滑性、断熱
性等が良好であることから、転写画像の品質も比較的高
いが、反面、コスト的に高価である。従って、特開昭6
0−236794号公報、米国特許明細書505958
0号等に記載されているようなポリオレフィン被覆紙を
支持体に使用したものであれば、低コストである上、外
観や手触りが紙に似た熱転写用受像シートとなるため、
ニーズも強い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、支持体
の一部に原紙を使用した支持体に関しては、原紙の地合
ムラ、密度ムラ、即ち局所的な質量変動が、印字の際の
サーマルヘッドとの密着性に影響を与えることから、転
写画像のドット抜けや、より大きな面積の画像が転写さ
れない、いわゆる転写画像の濃度ムラ等が発生し著しく
品質を損ねていた。特に、近年ではプリント速度の高速
化の観点から転写濃度向上が要求されており、そのよう
な高感度化を達成させる一手段として、サーマルヘッド
とプラテンロール間の圧力、即ちプラテン圧を増加させ
ることで、サーマルヘッドとサーマルヘッドに圧着した
熱転写用受像シート間の印加エネルギー損失を少なくす
る方法が取られているが、紙の質量変動が大きい場合に
は、ドット抜けや、濃度ムラの発生が助長され、より一
層転写画像品質を低下させてしまう。
の一部に原紙を使用した支持体に関しては、原紙の地合
ムラ、密度ムラ、即ち局所的な質量変動が、印字の際の
サーマルヘッドとの密着性に影響を与えることから、転
写画像のドット抜けや、より大きな面積の画像が転写さ
れない、いわゆる転写画像の濃度ムラ等が発生し著しく
品質を損ねていた。特に、近年ではプリント速度の高速
化の観点から転写濃度向上が要求されており、そのよう
な高感度化を達成させる一手段として、サーマルヘッド
とプラテンロール間の圧力、即ちプラテン圧を増加させ
ることで、サーマルヘッドとサーマルヘッドに圧着した
熱転写用受像シート間の印加エネルギー損失を少なくす
る方法が取られているが、紙の質量変動が大きい場合に
は、ドット抜けや、濃度ムラの発生が助長され、より一
層転写画像品質を低下させてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らが鋭意研究を
行った結果、原紙における波長が1mm以下の細かい質
量変動が、昇華型熱転写プリンターにて印字を行った際
の転写画像のドット抜けに影響を及ぼし、又、原紙にお
ける波長が1mmを超えるような比較的大きな質量変動
が転写画像の濃度ムラの発生を左右していることが判明
した。
行った結果、原紙における波長が1mm以下の細かい質
量変動が、昇華型熱転写プリンターにて印字を行った際
の転写画像のドット抜けに影響を及ぼし、又、原紙にお
ける波長が1mmを超えるような比較的大きな質量変動
が転写画像の濃度ムラの発生を左右していることが判明
した。
【0005】従って、本発明は、支持体の少なくとも一
方に、加熱時に熱転写媒体から熱溶融又は昇華により移
行する染料を受容する受像層を設けた熱転写用受像シー
トにおいて、該支持体を構成する支持体用基材の質量分
布を均一化することで、転写画像のドット抜け及び濃度
ムラが無い熱転写用受像シートを提供することを目的と
するものである。
方に、加熱時に熱転写媒体から熱溶融又は昇華により移
行する染料を受容する受像層を設けた熱転写用受像シー
トにおいて、該支持体を構成する支持体用基材の質量分
布を均一化することで、転写画像のドット抜け及び濃度
ムラが無い熱転写用受像シートを提供することを目的と
するものである。
【0006】本発明者らは、支持体用基材のβ線或は透
過線から得られる質量画像と転写画像のドット抜けや濃
度ムラの関係について詳細に調査し、該支持体用基材の
ワイヤーマークに起因する質量変動の標準偏差が1.0
g/m2以下であり、且つ繊維の分散に起因する質量変
動係数が4.0g/m2以下であれば、転写画像のドッ
ト抜け及び濃度ムラが無い良好な熱転写用受像シートが
得られることを見いだし、本発明を完成したものであ
る。
過線から得られる質量画像と転写画像のドット抜けや濃
度ムラの関係について詳細に調査し、該支持体用基材の
ワイヤーマークに起因する質量変動の標準偏差が1.0
g/m2以下であり、且つ繊維の分散に起因する質量変
動係数が4.0g/m2以下であれば、転写画像のドッ
ト抜け及び濃度ムラが無い良好な熱転写用受像シートが
得られることを見いだし、本発明を完成したものであ
る。
【0007】又、本発明の熱転写用受像シートは、支持
体が支持体用基材にポリオレフィン樹脂を被覆した樹脂
被覆紙であることを特徴とするものである。
体が支持体用基材にポリオレフィン樹脂を被覆した樹脂
被覆紙であることを特徴とするものである。
【0008】ここで、該支持体用基材の質量分布は、可
視光やレーザー光等の透過率変動で表される一般的な地
合を意味するものではない。即ち、光の透過率変動は、
質量変動の代用指標として一般的に用いられているが、
A.KOMPPAがPaperi ja Puu誌(1
988年3号243頁)に記載しているように、高度に
叩解を進めた紙やカレンダー処理を施した紙では、光の
透過率変動が質量変動と必ずしも対応しないことがあ
る。
視光やレーザー光等の透過率変動で表される一般的な地
合を意味するものではない。即ち、光の透過率変動は、
質量変動の代用指標として一般的に用いられているが、
A.KOMPPAがPaperi ja Puu誌(1
988年3号243頁)に記載しているように、高度に
叩解を進めた紙やカレンダー処理を施した紙では、光の
透過率変動が質量変動と必ずしも対応しないことがあ
る。
【0009】本発明における支持体用基材の質量画像
は、B.NORMANとD.WAHRENがSvens
k Papperstidning.誌(1972年7
5巻29号807頁)に記載しているようなβ線ラジオ
グラフや、T.E.FARRINGTON.JrがTa
ppi Journal誌(1988年5月号140
頁)に記載しているような軟X線ラジオグラフ等による
方法により得られる。光に比べて散乱が少なく、透過率
の質量相関性に優れた放射線を使用することにより、支
持体用基材の密度変動やパルプの光学的性質の影響を受
けない、質量変動に対応した濃淡画像が得られる。尚、
βラジオグラフや軟X線ラジオグラフの撮影時に質量既
知の標準ステップウェッジを試料と同時にフィルム中に
写し込むことにより、濃淡画像を質量画像に校正するこ
とが可能になる。
は、B.NORMANとD.WAHRENがSvens
k Papperstidning.誌(1972年7
5巻29号807頁)に記載しているようなβ線ラジオ
グラフや、T.E.FARRINGTON.JrがTa
ppi Journal誌(1988年5月号140
頁)に記載しているような軟X線ラジオグラフ等による
方法により得られる。光に比べて散乱が少なく、透過率
の質量相関性に優れた放射線を使用することにより、支
持体用基材の密度変動やパルプの光学的性質の影響を受
けない、質量変動に対応した濃淡画像が得られる。尚、
βラジオグラフや軟X線ラジオグラフの撮影時に質量既
知の標準ステップウェッジを試料と同時にフィルム中に
写し込むことにより、濃淡画像を質量画像に校正するこ
とが可能になる。
【0010】本発明における、ワイヤーマークと繊維の
分散に由来する質量変動の標準偏差は、まず1画素が
0.1mm角の条件で、質量画像を画像解析装置により
2次元フーリエ変換し、周期性のワイヤーマークに由来
するパワースペクトルのピークを、非周期性の繊維の分
散に由来するパワースペクトルの他の成分と分離し、次
いで、それぞれのフーリエ逆変換画像について、質量変
動の標準偏差を測定することにより求められる。この方
法の詳細は、H.PRAASTとL.GOTTSCHI
NGにより、報告されている。(Das Papier
誌(1987年41巻3号105頁))
分散に由来する質量変動の標準偏差は、まず1画素が
0.1mm角の条件で、質量画像を画像解析装置により
2次元フーリエ変換し、周期性のワイヤーマークに由来
するパワースペクトルのピークを、非周期性の繊維の分
散に由来するパワースペクトルの他の成分と分離し、次
いで、それぞれのフーリエ逆変換画像について、質量変
動の標準偏差を測定することにより求められる。この方
法の詳細は、H.PRAASTとL.GOTTSCHI
NGにより、報告されている。(Das Papier
誌(1987年41巻3号105頁))
【0011】本発明の支持体の支持体用基材を製造する
ための具体的な方法としては、以下の方法を単独或は組
み合わせて行うことが出来る。 (1)ヘッドボックス原料のろ水度(csf)が150
〜300mlで重量平均繊維長が、0.45〜0.65
mmのパルプを使用すること。 (2)抄造時のワイヤーを2.5重織り或は3重織りの
プラスチックワイヤーとすること。尚、これらのワイヤ
ーは、紙パルプ技術タイムス誌(1988年5月号15
頁)に記載されているような2層を超える断面構造を有
するワイヤーである。 (3)ハイブリッドフォーマーで製造する。ハブリッド
フォーマーとは、例えば、紙パルプ技術協会誌(198
8年7月号23頁)に記載されているような上部脱水機
構を有する長網抄紙機である。
ための具体的な方法としては、以下の方法を単独或は組
み合わせて行うことが出来る。 (1)ヘッドボックス原料のろ水度(csf)が150
〜300mlで重量平均繊維長が、0.45〜0.65
mmのパルプを使用すること。 (2)抄造時のワイヤーを2.5重織り或は3重織りの
プラスチックワイヤーとすること。尚、これらのワイヤ
ーは、紙パルプ技術タイムス誌(1988年5月号15
頁)に記載されているような2層を超える断面構造を有
するワイヤーである。 (3)ハイブリッドフォーマーで製造する。ハブリッド
フォーマーとは、例えば、紙パルプ技術協会誌(198
8年7月号23頁)に記載されているような上部脱水機
構を有する長網抄紙機である。
【0012】本発明の支持体を構成する支持体用基材に
は、填料、染料、サイズ剤、乾燥紙力増強剤、湿潤紙力
増強剤、定着剤、歩留まり向上剤等、通常抄紙で用いら
れる添加剤を必要に応じて含ませることが出来る。澱
粉、ポリビニルアルコール、ゼラチン等による表面処
理、及び、ぼう硝、塩化ナトリウム、塩化アルミニウ
ム、有機導電剤等による帯電防止処理を必要に応じて支
持体用基材上に行うことも出来る。
は、填料、染料、サイズ剤、乾燥紙力増強剤、湿潤紙力
増強剤、定着剤、歩留まり向上剤等、通常抄紙で用いら
れる添加剤を必要に応じて含ませることが出来る。澱
粉、ポリビニルアルコール、ゼラチン等による表面処
理、及び、ぼう硝、塩化ナトリウム、塩化アルミニウ
ム、有機導電剤等による帯電防止処理を必要に応じて支
持体用基材上に行うことも出来る。
【0013】本発明の支持体用基材の坪量は50〜30
0g/m2 であり、必要に応じてプレス又はカレンダー
処理を施すことも可能である。
0g/m2 であり、必要に応じてプレス又はカレンダー
処理を施すことも可能である。
【0014】本発明に使用する支持体としては、該支持
体用基材の少なくとも一方に、ポリオレフィン樹脂をエ
クストルージョンコーティングしたもの、即ち樹脂被覆
紙が好ましく、必要に応じて、合成紙、合成樹脂フィル
ム等を貼合わせることも出来る。又、本発明による質量
均一性の改良された原紙であれば、原紙単独でも支持体
として使用出来る。
体用基材の少なくとも一方に、ポリオレフィン樹脂をエ
クストルージョンコーティングしたもの、即ち樹脂被覆
紙が好ましく、必要に応じて、合成紙、合成樹脂フィル
ム等を貼合わせることも出来る。又、本発明による質量
均一性の改良された原紙であれば、原紙単独でも支持体
として使用出来る。
【0015】ポリオレフィン樹脂としては、低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリプロピレ
ン、高密度ポリプロピレン等通常汎用に使用されるポリ
オレフィン樹脂が使用できる。ポリオレフィン樹脂の塗
布量は1〜30g/m2 であることが好ましい。
エチレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリプロピレ
ン、高密度ポリプロピレン等通常汎用に使用されるポリ
オレフィン樹脂が使用できる。ポリオレフィン樹脂の塗
布量は1〜30g/m2 であることが好ましい。
【0016】合成樹脂フィルムとしては、ポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リスチレン、ポリカーボネート等通常汎用に使用される
多孔性又は非多孔性フィルムがいずれも目的に応じて適
宜使用できる。
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リスチレン、ポリカーボネート等通常汎用に使用される
多孔性又は非多孔性フィルムがいずれも目的に応じて適
宜使用できる。
【0017】本発明の熱転写用受像シートは、支持体上
に、熱により溶融又は昇華して移行する染料に対して染
着性を有する受像層を設けてなるものであるが、該受像
層を構成する染料染着性の結着剤樹脂としては、染料と
の相互作用が強く、染料が安定して樹脂中へ拡散し得る
ものであれば、いずれも好適に使用できる。例えば、エ
ステル結合を有するものとしては、ポリエステル樹脂、
ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアクリレート樹脂等;
又、ウレタン結合を有するものとしては、ポリウレタン
樹脂;アミド結合を有するものとしては、ポリアミド樹
脂(ナイロン);尿素結合を有するものとしては、尿素
樹脂;更に、ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル樹脂等が使
用できる。又、上記樹脂の構成単位の内の1種以上を主
成分とする共重合体、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体等を使用する
こともでき、更に、上記樹脂を単独又は2種以上混合し
て使用することが出来る。
に、熱により溶融又は昇華して移行する染料に対して染
着性を有する受像層を設けてなるものであるが、該受像
層を構成する染料染着性の結着剤樹脂としては、染料と
の相互作用が強く、染料が安定して樹脂中へ拡散し得る
ものであれば、いずれも好適に使用できる。例えば、エ
ステル結合を有するものとしては、ポリエステル樹脂、
ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアクリレート樹脂等;
又、ウレタン結合を有するものとしては、ポリウレタン
樹脂;アミド結合を有するものとしては、ポリアミド樹
脂(ナイロン);尿素結合を有するものとしては、尿素
樹脂;更に、ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル樹脂等が使
用できる。又、上記樹脂の構成単位の内の1種以上を主
成分とする共重合体、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体等を使用する
こともでき、更に、上記樹脂を単独又は2種以上混合し
て使用することが出来る。
【0018】上記の樹脂は、水又は有機溶剤に溶解して
支持体上に塗布するか、水溶液中に乳化してエマルジョ
ンとして塗布することも出来るが、必要により、この支
持体上に易接着性処理を施して受像層との接着性を向上
させる事も出来る。
支持体上に塗布するか、水溶液中に乳化してエマルジョ
ンとして塗布することも出来るが、必要により、この支
持体上に易接着性処理を施して受像層との接着性を向上
させる事も出来る。
【0019】支持体を易接着性にする方法としては、コ
ロナ放電処理、プラズマ処理等により支持体表面を改質
するもの、又は支持体と受像層の両者に接着性の良い樹
脂を塗布するもの等がある。かかる樹脂としては、支持
体と受像層の両方に対して接着性の良好な樹脂がいずれ
も好適に使用し得るが、例えば、アクリル系樹脂、塩化
ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、ス
チレンブタジエン系樹脂、又はその共重合体等が好まし
い。
ロナ放電処理、プラズマ処理等により支持体表面を改質
するもの、又は支持体と受像層の両者に接着性の良い樹
脂を塗布するもの等がある。かかる樹脂としては、支持
体と受像層の両方に対して接着性の良好な樹脂がいずれ
も好適に使用し得るが、例えば、アクリル系樹脂、塩化
ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、ス
チレンブタジエン系樹脂、又はその共重合体等が好まし
い。
【0020】又、支持体の受像層と反対側に、転写時の
ロール滑り性や裏面の筆記性を付与する為に、無機微粉
末を添加した裏面層を設けたり、又、該裏塗層中へ帯電
防止の目的で帯電防止剤を添加することも出来る。裏面
層に接着剤樹脂が混入されている場合は、該接着剤樹脂
と帯電防止剤を混入し、樹脂表面にブリーディングさ
せ、結果的に樹脂層上に設けることも可能である。帯電
防止剤としては、界面活性剤、例えば、陽イオン型界面
活性剤(第4級アンモニウム塩、ポリアミン誘導体
等)、陰イオン型界面活性剤(アルキルホスフェート
等)、両性イオン型界面活性剤又はノニオン型界面活性
剤等が挙げられる。
ロール滑り性や裏面の筆記性を付与する為に、無機微粉
末を添加した裏面層を設けたり、又、該裏塗層中へ帯電
防止の目的で帯電防止剤を添加することも出来る。裏面
層に接着剤樹脂が混入されている場合は、該接着剤樹脂
と帯電防止剤を混入し、樹脂表面にブリーディングさ
せ、結果的に樹脂層上に設けることも可能である。帯電
防止剤としては、界面活性剤、例えば、陽イオン型界面
活性剤(第4級アンモニウム塩、ポリアミン誘導体
等)、陰イオン型界面活性剤(アルキルホスフェート
等)、両性イオン型界面活性剤又はノニオン型界面活性
剤等が挙げられる。
【0021】本発明において、インクドナーシートとの
ブロッキングを防止する為に、離型剤を受像層に添加す
ることが出来る。この様な離型剤としては、高級脂肪酸
又はそのエステル、アミド又はその金属塩、セラックワ
ックス、モンタンワックス、カルナバワックス、ポリエ
チレンワックス等のワックス類やテフロンパウダー;フ
ッ素系、燐酸エステル系の界面活性剤;シリコーンオイ
ルや、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコー
ン、アルキッド変性シリコーン、ポリエステル変性シリ
コーン等の変性シリコーンオイル等が使用される。又、
シリコーン化合物として、反応硬化型、電離放射線硬化
型、触媒硬化型等のシリコーン化合物も必要により用い
ることが出来る。
ブロッキングを防止する為に、離型剤を受像層に添加す
ることが出来る。この様な離型剤としては、高級脂肪酸
又はそのエステル、アミド又はその金属塩、セラックワ
ックス、モンタンワックス、カルナバワックス、ポリエ
チレンワックス等のワックス類やテフロンパウダー;フ
ッ素系、燐酸エステル系の界面活性剤;シリコーンオイ
ルや、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコー
ン、アルキッド変性シリコーン、ポリエステル変性シリ
コーン等の変性シリコーンオイル等が使用される。又、
シリコーン化合物として、反応硬化型、電離放射線硬化
型、触媒硬化型等のシリコーン化合物も必要により用い
ることが出来る。
【0022】更に、受像層には必要により、染料、顔
料、湿潤剤、消泡剤、分散剤、帯電防止剤、蛍光増白
剤、紫外線吸収剤、光安定化剤等の添加剤を添加するこ
とも出来る。顔料としては、シリカ、アルミナ、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、カオリン、クレー、酸化亜鉛、
硫酸バリウム等に代表される無機質粒子を添加すること
も出来る。
料、湿潤剤、消泡剤、分散剤、帯電防止剤、蛍光増白
剤、紫外線吸収剤、光安定化剤等の添加剤を添加するこ
とも出来る。顔料としては、シリカ、アルミナ、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、カオリン、クレー、酸化亜鉛、
硫酸バリウム等に代表される無機質粒子を添加すること
も出来る。
【0023】本発明において、受像層の塗布量は、乾燥
固形分で0.5〜30g/m2の範囲が好ましい。又、
受像層を設ける方法としては、エアーナイフコーター、
カーテンコーター、ダイコーター、ブレードコーター、
ゲートロールコーター、バーコーター、ロッドコータ
ー、ロールコーター、ビルブレードコーター、ショート
ドエルブレードコーター等が使用出来る。
固形分で0.5〜30g/m2の範囲が好ましい。又、
受像層を設ける方法としては、エアーナイフコーター、
カーテンコーター、ダイコーター、ブレードコーター、
ゲートロールコーター、バーコーター、ロッドコータ
ー、ロールコーター、ビルブレードコーター、ショート
ドエルブレードコーター等が使用出来る。
【0024】
【作用】本発明によれば、支持体を構成する支持体用基
材として、ワイヤーマークや繊維の分散不良による質量
変動の少ない紙を用いることにより、ドット抜け及び濃
度ムラが無い熱転写用受像シートが得られる。即ち、昇
華型熱転写プリンターにて印字を行った際の転写画像の
ドット抜けは、ワイヤーマークに起因する波長が1mm
以下の細かい質量変動の標準偏差を1.0g/m2以下
とし、且つ転写画像の濃度ムラは、繊維の分散に起因す
る比較的大きなスケールの質量変動の標準偏差を4.0
g/m2以下とすることにより改良できる。
材として、ワイヤーマークや繊維の分散不良による質量
変動の少ない紙を用いることにより、ドット抜け及び濃
度ムラが無い熱転写用受像シートが得られる。即ち、昇
華型熱転写プリンターにて印字を行った際の転写画像の
ドット抜けは、ワイヤーマークに起因する波長が1mm
以下の細かい質量変動の標準偏差を1.0g/m2以下
とし、且つ転写画像の濃度ムラは、繊維の分散に起因す
る比較的大きなスケールの質量変動の標準偏差を4.0
g/m2以下とすることにより改良できる。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例によって、更に詳細に
説明するが、本発明の内容はこれらに限定されるもので
はない。又、実施例に於いて示す「部」及び「%」は、
いずれも重量部及び重量%を示す。
説明するが、本発明の内容はこれらに限定されるもので
はない。又、実施例に於いて示す「部」及び「%」は、
いずれも重量部及び重量%を示す。
【0026】[インクドナーシートの作製]下記配合の
昇華性染料液をボールミルで2日間粉砕後、耐熱処理を
施したポリエステルフィルム上に、ワイヤーバーで1.
5g/m2塗布し、インクドナーシートとしたものを評
価用とした。 昇華性染料液配合: カヤセットブルー906(日本化薬製、昇華性染料) 10部 エチルセメロース 10部 サイロイド244(富士デビソン性シリカゲル) 10部 イソプロピルアルコール 30部
昇華性染料液をボールミルで2日間粉砕後、耐熱処理を
施したポリエステルフィルム上に、ワイヤーバーで1.
5g/m2塗布し、インクドナーシートとしたものを評
価用とした。 昇華性染料液配合: カヤセットブルー906(日本化薬製、昇華性染料) 10部 エチルセメロース 10部 サイロイド244(富士デビソン性シリカゲル) 10部 イソプロピルアルコール 30部
【0027】実施例1 ダブルディスク・リファイナーを用い、カナダ標準ろ水
度240mlまで叩解した広葉樹晒しクラフトパルプと
280mlまで叩解した針葉樹晒しパルプを重量比で
7:3に混合したもの100部に、下記の添加剤配合を
加えて紙料とし、2.5重織りのプラスチックワイヤー
(LL70E、日本ファルコン社製)を使用したハイブ
リッドフォーマー(ベルボンドフォーマー)により、坪
量150g/m2、密度1.01g/cm3の原紙を得
た。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース繊維の重量
平均繊維長は、0.6mmであった。この原紙を、実施
例1の支持体用基材とした。 [添加剤の配合] 高級脂肪酸アミド 0.3部 カチオン澱粉 2部 アルキルケテンダイマー 0.3部 ポリアミド・エピクロルヒドリン樹脂 0.3部
度240mlまで叩解した広葉樹晒しクラフトパルプと
280mlまで叩解した針葉樹晒しパルプを重量比で
7:3に混合したもの100部に、下記の添加剤配合を
加えて紙料とし、2.5重織りのプラスチックワイヤー
(LL70E、日本ファルコン社製)を使用したハイブ
リッドフォーマー(ベルボンドフォーマー)により、坪
量150g/m2、密度1.01g/cm3の原紙を得
た。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース繊維の重量
平均繊維長は、0.6mmであった。この原紙を、実施
例1の支持体用基材とした。 [添加剤の配合] 高級脂肪酸アミド 0.3部 カチオン澱粉 2部 アルキルケテンダイマー 0.3部 ポリアミド・エピクロルヒドリン樹脂 0.3部
【0028】実施例2 長網抄紙機により、原紙を抄造する以外は実施例1と同
様にして、坪量150g/m2、密度1.01g/cm3
の原紙を得た。この原紙を、実施例2の支持体用基材と
した。
様にして、坪量150g/m2、密度1.01g/cm3
の原紙を得た。この原紙を、実施例2の支持体用基材と
した。
【0029】実施例3 2重織りのプラスチックワイヤー(LL400、日本フ
ァルコン社製)を使用した以外は実施例1と同様にし
て、坪量150g/m2、密度1.01g/cm3の原紙
を得た。この原紙を、実施例3の支持体用基材とした。
ァルコン社製)を使用した以外は実施例1と同様にし
て、坪量150g/m2、密度1.01g/cm3の原紙
を得た。この原紙を、実施例3の支持体用基材とした。
【0030】実施例4 カナダ標準ろ水度(csf)で120mlまで叩解した
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用する以外は、全て
実施例1と同一方法で原紙を製造した。得られた支持体
用基材の坪量は150g/m2、密度は1.04g/c
m3であった。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース
繊維の重量平均繊維長は、0.4mmであった。この原
紙を、実施例4の支持体用基材とした。
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用する以外は、全て
実施例1と同一方法で原紙を製造した。得られた支持体
用基材の坪量は150g/m2、密度は1.04g/c
m3であった。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース
繊維の重量平均繊維長は、0.4mmであった。この原
紙を、実施例4の支持体用基材とした。
【0031】実施例5 カナダ標準ろ水度(csf)で120mlまで叩解した
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用する以外は、全て
実施例2と同一方法で原紙を製造した。得られた支持体
用基材の坪量は150g/m2、密度は1.03g/c
m3であった。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース
繊維の重量平均繊維長は、0.4mmであった。この原
紙を、実施例5の支持体用基材とした。
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用する以外は、全て
実施例2と同一方法で原紙を製造した。得られた支持体
用基材の坪量は150g/m2、密度は1.03g/c
m3であった。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース
繊維の重量平均繊維長は、0.4mmであった。この原
紙を、実施例5の支持体用基材とした。
【0032】比較例1 カナダ標準ろ水度(csf)で340mlまで叩解した
広葉樹晒しクラフトパルプと350mlまで叩解した針
葉樹晒しパルプを使用し、ワイヤーの種類を2重織りの
プラスチックワイヤー(LL400、日本ファルコン社
製)とした以外は、全て実施例1と同一の方法で原紙を
製造した。得られた支持体用基材の坪量は150g/m
2、密度は1.02g/cm3であった。尚、ヘッドボッ
クスにおけるセルロース繊維の重量平均繊維長は、0.
7mmであった。この原紙を、比較例1の支持体用基材
とした。
広葉樹晒しクラフトパルプと350mlまで叩解した針
葉樹晒しパルプを使用し、ワイヤーの種類を2重織りの
プラスチックワイヤー(LL400、日本ファルコン社
製)とした以外は、全て実施例1と同一の方法で原紙を
製造した。得られた支持体用基材の坪量は150g/m
2、密度は1.02g/cm3であった。尚、ヘッドボッ
クスにおけるセルロース繊維の重量平均繊維長は、0.
7mmであった。この原紙を、比較例1の支持体用基材
とした。
【0033】比較例2 カナダ標準ろ水度(csf)で350mlまで叩解した
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用する以外は、全て
比較例1と同一方法で坪量150g/m2、密度1.0
3g/cm3の原紙を得た。尚、ヘッドボックスにおけ
るセルロース繊維の重量平均繊維長は、0.8mmであ
った。この原紙を、比較例2の支持体用基材とした。
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用する以外は、全て
比較例1と同一方法で坪量150g/m2、密度1.0
3g/cm3の原紙を得た。尚、ヘッドボックスにおけ
るセルロース繊維の重量平均繊維長は、0.8mmであ
った。この原紙を、比較例2の支持体用基材とした。
【0034】比較例3 カナダ標準ろ水度(csf)で350mlまで叩解した
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用し、2重織りのプ
ラスチックワイヤー(LL400、日本ファルコン社
製)を用いた長網抄紙機で紙を抄造する以外は、全て実
施例1と同一方法で、坪量150g/m2、密度1.0
3g/cm3の原紙を得た。尚、ヘッドボックスにおけ
るセルロース繊維の重量平均繊維長は、0.8mmであ
った。この原紙を、比較例3の支持体用基材とした。
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用し、2重織りのプ
ラスチックワイヤー(LL400、日本ファルコン社
製)を用いた長網抄紙機で紙を抄造する以外は、全て実
施例1と同一方法で、坪量150g/m2、密度1.0
3g/cm3の原紙を得た。尚、ヘッドボックスにおけ
るセルロース繊維の重量平均繊維長は、0.8mmであ
った。この原紙を、比較例3の支持体用基材とした。
【0035】比較例4 カナダ標準ろ水度(csf)で360mlまで叩解した
広葉樹晒しクラフトパルプと380mlまで叩解した針
葉樹晒しパルプを使用する以外は、全て比較例1と同一
方法で、坪量150g/m2、密度0.99g/cm3の
原紙を得た。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース繊
維の重量平均繊維長は、0.9mmであった。この原紙
を、比較例4の支持体用基材とした。
広葉樹晒しクラフトパルプと380mlまで叩解した針
葉樹晒しパルプを使用する以外は、全て比較例1と同一
方法で、坪量150g/m2、密度0.99g/cm3の
原紙を得た。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース繊
維の重量平均繊維長は、0.9mmであった。この原紙
を、比較例4の支持体用基材とした。
【0036】比較例5 カナダ標準ろ水度(csf)で380mlまで叩解した
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用する以外は、全て
比較例1と同一方法で、坪量150g/m2 、密度0.
99g/cm3 の原紙を得た。尚、ヘッドボックスにお
けるセルロース繊維の重量平均繊維長は、1.0mmで
あった。この原紙を、比較例5の支持体用基材とした。
広葉樹晒しサルファイトパルプを使用する以外は、全て
比較例1と同一方法で、坪量150g/m2 、密度0.
99g/cm3 の原紙を得た。尚、ヘッドボックスにお
けるセルロース繊維の重量平均繊維長は、1.0mmで
あった。この原紙を、比較例5の支持体用基材とした。
【0037】比較例6 カナダ標準ろ水度(csf)で380mlまで叩解した
広葉樹晒しクラフトパルプと390mlまで叩解した針
葉樹晒しパルプを使用する以外は、全て比較例1と同一
方法で、坪量150g/m2、密度0.99g/cm3の
原紙を得た。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース繊
維の重量平均繊維長は、1.1mmであった。この原紙
を、比較例6の支持体用基材とした。
広葉樹晒しクラフトパルプと390mlまで叩解した針
葉樹晒しパルプを使用する以外は、全て比較例1と同一
方法で、坪量150g/m2、密度0.99g/cm3の
原紙を得た。尚、ヘッドボックスにおけるセルロース繊
維の重量平均繊維長は、1.1mmであった。この原紙
を、比較例6の支持体用基材とした。
【0038】比較例7 2重織りのプラスチックワイヤー(LL400、日本フ
ァルコン社製)を用いた長網抄紙機で紙を抄造する以外
は、全て比較例5と同一方法で、坪量150g/m2、
密度1.01g/cm3の原紙を得た。尚、ヘッドボッ
クスにおけるセルロース繊維の重量平均繊維長は、1.
0mmであった。この原紙を、比較例7の支持体用基材
とした。
ァルコン社製)を用いた長網抄紙機で紙を抄造する以外
は、全て比較例5と同一方法で、坪量150g/m2、
密度1.01g/cm3の原紙を得た。尚、ヘッドボッ
クスにおけるセルロース繊維の重量平均繊維長は、1.
0mmであった。この原紙を、比較例7の支持体用基材
とした。
【0039】次に、実施例1〜5及び比較例1〜7の支
持体用基材の表裏面に、下記配合のポリオレフィン樹脂
組成物を表裏面共に、塗布量が10g/m2となるよう
溶融押出しラミネータを使用し、被覆して支持体を製造
した。続いて、下記配合の受像層塗液をエアーナイフコ
ーターを用いて乾燥塗布量が6g/m2となるように設
け、熱転写用受像シートとした。 [ポリオレフィン樹脂組成物の配合] 低密度ポリエチレン 70部 高密度ポリエチレン 15部 アナターゼ型二酸化チタン 14部 群青 1部 [受像層塗液の配合] ポリエステルエマルジョン 60部 ポリエチレンエマルジョン 10部 コロイダルシリカ 20部 アミノ変性シリコンエマルジョン 5部 界面活性剤 4部 架橋剤 1部
持体用基材の表裏面に、下記配合のポリオレフィン樹脂
組成物を表裏面共に、塗布量が10g/m2となるよう
溶融押出しラミネータを使用し、被覆して支持体を製造
した。続いて、下記配合の受像層塗液をエアーナイフコ
ーターを用いて乾燥塗布量が6g/m2となるように設
け、熱転写用受像シートとした。 [ポリオレフィン樹脂組成物の配合] 低密度ポリエチレン 70部 高密度ポリエチレン 15部 アナターゼ型二酸化チタン 14部 群青 1部 [受像層塗液の配合] ポリエステルエマルジョン 60部 ポリエチレンエマルジョン 10部 コロイダルシリカ 20部 アミノ変性シリコンエマルジョン 5部 界面活性剤 4部 架橋剤 1部
【0040】[評価方法] (1)ワイヤー標準偏差、繊維分散標準偏差 実施例1〜5及び比較例1〜7の支持体用基材につい
て、軟X線発生装置(CMR、ソフテックス社製)によ
り軟X線ラジオグラフを撮影し、1画素が0.1mm角
の条件で画像解析装置(ルーゼックス5000X)を用
いて、前述のH.PRAASTらの方法により、ワイヤ
ーマークに由来する質量変動の標準偏差と、繊維の分散
に由来する質量変動の標準偏差を求めた。尚、これらの
支持体用基材について、レーザー光の透過量変動も測定
したが、軟X線写真を用いて測定した質量変動との間に
は相関が認められなかった。 (2)転写画像のドット再現性及び濃度ムラ 実施例1〜5及び比較例1〜7の支持体用基材を用いて
作製した熱転写用受像シートを45℃で3日間放置した
後、インクドナーシートを重ね、昇華型熱転写プリンタ
ー(S3600−30、三菱電機製)で印字した。得ら
れた転写画像のドット再現性に関しては、目視評価によ
り、ドットの抜けが全く無く良好なものを○、若干のド
ット抜けが認められるものを△、ドット抜けが多数ある
ものを×とした。又、転写画像の濃度ムラに関しては、
目視評価により、濃度ムラが全く無いものを○、若干の
濃度ムラが発生したものを△、激しく濃度ムラが生じた
ものを×とした。評価結果をまとめて表1に示す。
て、軟X線発生装置(CMR、ソフテックス社製)によ
り軟X線ラジオグラフを撮影し、1画素が0.1mm角
の条件で画像解析装置(ルーゼックス5000X)を用
いて、前述のH.PRAASTらの方法により、ワイヤ
ーマークに由来する質量変動の標準偏差と、繊維の分散
に由来する質量変動の標準偏差を求めた。尚、これらの
支持体用基材について、レーザー光の透過量変動も測定
したが、軟X線写真を用いて測定した質量変動との間に
は相関が認められなかった。 (2)転写画像のドット再現性及び濃度ムラ 実施例1〜5及び比較例1〜7の支持体用基材を用いて
作製した熱転写用受像シートを45℃で3日間放置した
後、インクドナーシートを重ね、昇華型熱転写プリンタ
ー(S3600−30、三菱電機製)で印字した。得ら
れた転写画像のドット再現性に関しては、目視評価によ
り、ドットの抜けが全く無く良好なものを○、若干のド
ット抜けが認められるものを△、ドット抜けが多数ある
ものを×とした。又、転写画像の濃度ムラに関しては、
目視評価により、濃度ムラが全く無いものを○、若干の
濃度ムラが発生したものを△、激しく濃度ムラが生じた
ものを×とした。評価結果をまとめて表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】[評価]表1の結果から、実施例1〜5で
は、支持体用基材のワイヤーマークに由来する質量変動
の標準偏差が1.0g/m2以下であり、且つ繊維の分
散に由来する質量変動係数が4.0g/m2以下であっ
た為、ドット抜け及び濃度ムラの無い転写画像が得られ
た。比較例1〜3では、ワイヤーマークに由来する質量
変動が大きい為、ドット抜けが認められた。比較例4〜
6では、繊維の分散に由来する質量変動が大きいことか
ら、濃度ムラが認められた。比較例7では、ワイヤーマ
ーク及び繊維の分散に起因する質量変動が両方共大きい
為、転写画像の品質は著しく悪かった。
は、支持体用基材のワイヤーマークに由来する質量変動
の標準偏差が1.0g/m2以下であり、且つ繊維の分
散に由来する質量変動係数が4.0g/m2以下であっ
た為、ドット抜け及び濃度ムラの無い転写画像が得られ
た。比較例1〜3では、ワイヤーマークに由来する質量
変動が大きい為、ドット抜けが認められた。比較例4〜
6では、繊維の分散に由来する質量変動が大きいことか
ら、濃度ムラが認められた。比較例7では、ワイヤーマ
ーク及び繊維の分散に起因する質量変動が両方共大きい
為、転写画像の品質は著しく悪かった。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、支持体上に受像層を設
けた熱転写用受像シートにおいて、該支持体を構成する
支持体用基材のワイヤーマークに起因する細かいスケー
ルの質量変動及び繊維の分散に起因する大きなスケール
の質量変動の標準偏差を小さく抑えることにより、転写
画像のドット抜け及び濃度ムラが無い熱転写用受像シー
トが得られる。
けた熱転写用受像シートにおいて、該支持体を構成する
支持体用基材のワイヤーマークに起因する細かいスケー
ルの質量変動及び繊維の分散に起因する大きなスケール
の質量変動の標準偏差を小さく抑えることにより、転写
画像のドット抜け及び濃度ムラが無い熱転写用受像シー
トが得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体の少なくとも一方に、加熱時に熱
転写媒体から熱溶融又は昇華により移行する染料を受容
する受像層を設けた熱転写用受像シートにおいて、該支
持体を構成する支持体用基材が、ワイヤーマークに起因
する質量変動の標準偏差が1.0g/m2以下であり、
且つ繊維の分散に起因する質量変動の標準偏差が4.0
g/m2以下である原紙からなることを特徴とする熱転
写用受像シート。 - 【請求項2】 支持体が、支持体用基材にポリオレフィ
ン樹脂を被覆した樹脂被覆紙であることを特徴とする熱
転写用受像シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06247059A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 熱転写用受像シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06247059A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 熱転写用受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06247059A true JPH06247059A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12512954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50A Pending JPH06247059A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 熱転写用受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06247059A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017185735A (ja) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP50A patent/JPH06247059A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017185735A (ja) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
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