JPH06248193A - クロセチン含有着色料 - Google Patents
クロセチン含有着色料Info
- Publication number
- JPH06248193A JPH06248193A JP5059422A JP5942293A JPH06248193A JP H06248193 A JPH06248193 A JP H06248193A JP 5059422 A JP5059422 A JP 5059422A JP 5942293 A JP5942293 A JP 5942293A JP H06248193 A JPH06248193 A JP H06248193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crocetin
- inclusion
- added
- colorant
- cyclodextrin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B61/00—Dyes of natural origin prepared from natural sources, e.g. vegetable sources
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L5/00—Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
- A23L5/40—Colouring or decolouring of foods
- A23L5/42—Addition of dyes or pigments, e.g. in combination with optical brighteners
- A23L5/43—Addition of dyes or pigments, e.g. in combination with optical brighteners using naturally occurring organic dyes or pigments, their artificial duplicates or their derivatives
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 クロセチンのサイクロデキストリン包接物を
有効成分とするクロセチン含有着色料。 【効果】 本発明によれば、カルチノイド系、クチナシ
黄色色素の主成分であるクロシンの加水分解物であるク
ロセチンに対し光や各種薬剤に対する耐性を賦与するこ
とができる。そのため、該クロセチンを安定な着色料と
して各種食品に添加、使用することができる。
有効成分とするクロセチン含有着色料。 【効果】 本発明によれば、カルチノイド系、クチナシ
黄色色素の主成分であるクロシンの加水分解物であるク
ロセチンに対し光や各種薬剤に対する耐性を賦与するこ
とができる。そのため、該クロセチンを安定な着色料と
して各種食品に添加、使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロセチン含有着色料
に関し、詳しくはクロセチンをサイクロデキストリンで
包接することにより安定化させたクロセチン含有着色料
に関する。クロセチンは、クチナシなどの植物中に含ま
れる黄色色素の誘導体であり、本発明により安定化さ
れ、着色料としての利用の範囲が拡大した。
に関し、詳しくはクロセチンをサイクロデキストリンで
包接することにより安定化させたクロセチン含有着色料
に関する。クロセチンは、クチナシなどの植物中に含ま
れる黄色色素の誘導体であり、本発明により安定化さ
れ、着色料としての利用の範囲が拡大した。
【0002】
【従来の技術】クチナシ色素(クロシン)をβ−サイク
ロデキストリンで包接することにより安定化する方法は
知られている(特公昭60−45229号公報)が、本
発明の対象とするクロセチンを安定化して色素として利
用する方法については未だ知られていない。
ロデキストリンで包接することにより安定化する方法は
知られている(特公昭60−45229号公報)が、本
発明の対象とするクロセチンを安定化して色素として利
用する方法については未だ知られていない。
【0003】クロセチンは、カロチノイド系、クチナシ
黄色色素の主成分であるクロシンの加水分解物であり、
光や薬剤に対して特に不安定である。この性質を改善す
る方法として、低濃度のアスコルビン酸の添加などが提
案されてはいるが、その使用法が厳しく制限される上
に、満足すべき効果が得られていないのが現状である。
黄色色素の主成分であるクロシンの加水分解物であり、
光や薬剤に対して特に不安定である。この性質を改善す
る方法として、低濃度のアスコルビン酸の添加などが提
案されてはいるが、その使用法が厳しく制限される上
に、満足すべき効果が得られていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クロ
セチンに光や薬品に対する耐性を賦与し、安定化するこ
とによって、着色料としての利用法を提供することであ
る。
セチンに光や薬品に対する耐性を賦与し、安定化するこ
とによって、着色料としての利用法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はクロ
セチンのサイクロデキストリン包接物を有効成分とする
クロセチン含有着色料に関する。
セチンのサイクロデキストリン包接物を有効成分とする
クロセチン含有着色料に関する。
【0006】クロセチンは、前記植物から抽出して得ら
れるクロシンを加水分解することにより得られるが、市
販品(例えばシグマ社(株)製)を使用することができ
る。また、サイクロデキストリン(以下、CDと略記す
ることがある。)とは澱粉およびその加水分解物にサイ
クロデキストリングルカノトランスフェラーゼ(CGT
ase,EC2.4.1.19)を作用させて得られる重合度6
〜8の環状デキストリンを意味し、具体的にはα−,β
−,γ−CDやこれらの混合物もしくはこれらとデキス
トリンとの混合物などがある。本発明においてはα−C
D単品またはこれを含むものが特に好適である。
れるクロシンを加水分解することにより得られるが、市
販品(例えばシグマ社(株)製)を使用することができ
る。また、サイクロデキストリン(以下、CDと略記す
ることがある。)とは澱粉およびその加水分解物にサイ
クロデキストリングルカノトランスフェラーゼ(CGT
ase,EC2.4.1.19)を作用させて得られる重合度6
〜8の環状デキストリンを意味し、具体的にはα−,β
−,γ−CDやこれらの混合物もしくはこれらとデキス
トリンとの混合物などがある。本発明においてはα−C
D単品またはこれを含むものが特に好適である。
【0007】本発明のクロセチン含有着色料は、以下の
ようにして得ることができる。まず、少量の水でペース
ト状に練り込んだCD、特にα−CDに対し、水酸化ナ
トリウムなどのアルカリ性溶液に溶解させた所定量のク
ロセチンを添加し、激しく攪拌する。用いる水の量は、
攪拌可能なペーストを形成し得る程度でよく、α−CD
の場合、固形分濃度40〜60%程度となるように用い
ればよい。攪拌時間は、攪拌の程度にもよるが、10分
〜3時間、通常は60分以上とし、温度が上昇し過ぎな
いように配慮し、80℃を超えないように冷却しながら
攪拌を行うとよい。
ようにして得ることができる。まず、少量の水でペース
ト状に練り込んだCD、特にα−CDに対し、水酸化ナ
トリウムなどのアルカリ性溶液に溶解させた所定量のク
ロセチンを添加し、激しく攪拌する。用いる水の量は、
攪拌可能なペーストを形成し得る程度でよく、α−CD
の場合、固形分濃度40〜60%程度となるように用い
ればよい。攪拌時間は、攪拌の程度にもよるが、10分
〜3時間、通常は60分以上とし、温度が上昇し過ぎな
いように配慮し、80℃を超えないように冷却しながら
攪拌を行うとよい。
【0008】攪拌終了後、CDに包接されたペースト状
の色素は遠心分離(7900×G,10分,室温)を行うことに
よって非包接色素と分離する。遠心分離して得た沈澱部
分をCDに包接したクロセチン(以下、CD包接クロセ
チンと略記することがある。)と称し、これを本発明の
着色料として用いる。
の色素は遠心分離(7900×G,10分,室温)を行うことに
よって非包接色素と分離する。遠心分離して得た沈澱部
分をCDに包接したクロセチン(以下、CD包接クロセ
チンと略記することがある。)と称し、これを本発明の
着色料として用いる。
【0009】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳しく説明す
る。 試験例1 少量の水を加えてペースト状としたα−CD10重量部
に対して0.1M−水酸化ナトリウムに溶解したクロセチン
1重量部を添加し、60分間激しく攪拌した後、遠心分
離してα−CD包接クロセチンを得た。このα−CD包
接クロセチン、β−CD包接クロセチン、α−,β−,
γ−CDの混合物(商品名:K−100,塩水港精糖
(株)製)包接クロセチン、α−,β−,γ−CDおよ
びデキストリンの混合物(商品名:K−50,塩水港精
糖(株)製)包接クロセチンおよび無処理クロセチンを
それぞれ420nmおよび450nmにおける吸光度が
0.4〜0.8になるように、1/10に希釈した20%エ
タノールを含むマッキルベン緩衝液(pH7)に溶解
し、試験液を調製した。
る。 試験例1 少量の水を加えてペースト状としたα−CD10重量部
に対して0.1M−水酸化ナトリウムに溶解したクロセチン
1重量部を添加し、60分間激しく攪拌した後、遠心分
離してα−CD包接クロセチンを得た。このα−CD包
接クロセチン、β−CD包接クロセチン、α−,β−,
γ−CDの混合物(商品名:K−100,塩水港精糖
(株)製)包接クロセチン、α−,β−,γ−CDおよ
びデキストリンの混合物(商品名:K−50,塩水港精
糖(株)製)包接クロセチンおよび無処理クロセチンを
それぞれ420nmおよび450nmにおける吸光度が
0.4〜0.8になるように、1/10に希釈した20%エ
タノールを含むマッキルベン緩衝液(pH7)に溶解
し、試験液を調製した。
【0010】各試験液をガラス試験管に一定量採取し、
900ルクスの蛍光灯下に室温で放置し、経時的に吸光
度および色差を測定した。その結果を図1に示す。図か
ら明らかなように、クロセチンは蛍光で褪色するが、α
−CD包接クロセチン,β−CD包接クロセチン,K−
50包接クロセチンおよびK−100クロセチンでは褪
色が顕著に防止された。
900ルクスの蛍光灯下に室温で放置し、経時的に吸光
度および色差を測定した。その結果を図1に示す。図か
ら明らかなように、クロセチンは蛍光で褪色するが、α
−CD包接クロセチン,β−CD包接クロセチン,K−
50包接クロセチンおよびK−100クロセチンでは褪
色が顕著に防止された。
【0011】試験例2 試験例1の試験液をペトリ皿に分注し、pHを調整し、
蓋をしないで256nmの紫外光下(光源より30c
m)に放置し、経時的に吸光度を測定した。その結果を
図2に示す。図から明らかなように、クロセチンは紫外
光下で褪色するが、α−CD包接クロセチン,β−CD
包接クロセチン,K−50包接クロセチンおよびK−1
00クロセチンでは褪色が顕著に防止された。
蓋をしないで256nmの紫外光下(光源より30c
m)に放置し、経時的に吸光度を測定した。その結果を
図2に示す。図から明らかなように、クロセチンは紫外
光下で褪色するが、α−CD包接クロセチン,β−CD
包接クロセチン,K−50包接クロセチンおよびK−1
00クロセチンでは褪色が顕著に防止された。
【0012】試験例3 試験例1の試験液に表1に記載した薬剤を一定量添加
し、無添加のものと経時的に褪色を比較した。なお、各
試薬は終濃度100ppmとなるように添加した。ただ
し、塩化第二鉄は終濃度5ppmとした。無添加のもの
と比較して色素残存率が90%以上のものを+とし、そ
れ以下のものを−と評価した。結果を表1に示す。表か
ら明らかなように、クロセチン単独では重亜硫酸ナトリ
ウム,塩化第二鉄,イソアスコルビン酸ナトリウム,シ
ステイン,プロピオン酸ナトリウム,クエン酸などで速
やかに褪色したのに対し、CDで包接したクロセチン、
特にα−CD包接クロセチン,K−50包接クロセチン
およびK−100包接クロセチンでは褪色が顕著に防止
された。また、クロセチン単独では高濃度の塩化ナトリ
ウムで褪色するが、α−CD包接クロセチン,β−CD
包接クロセチン,K−50包接クロセチンおよびK−1
00クロセチンでは褪色が顕著に防止された。
し、無添加のものと経時的に褪色を比較した。なお、各
試薬は終濃度100ppmとなるように添加した。ただ
し、塩化第二鉄は終濃度5ppmとした。無添加のもの
と比較して色素残存率が90%以上のものを+とし、そ
れ以下のものを−と評価した。結果を表1に示す。表か
ら明らかなように、クロセチン単独では重亜硫酸ナトリ
ウム,塩化第二鉄,イソアスコルビン酸ナトリウム,シ
ステイン,プロピオン酸ナトリウム,クエン酸などで速
やかに褪色したのに対し、CDで包接したクロセチン、
特にα−CD包接クロセチン,K−50包接クロセチン
およびK−100包接クロセチンでは褪色が顕著に防止
された。また、クロセチン単独では高濃度の塩化ナトリ
ウムで褪色するが、α−CD包接クロセチン,β−CD
包接クロセチン,K−50包接クロセチンおよびK−1
00クロセチンでは褪色が顕著に防止された。
【0013】
【表1】
【0014】試験例4 α−,β−,γ−CD包接クロセチンおよびクロセチン
について、420nmおよび450nmにおける吸光度
が0.4〜0.8になるように、1/10希釈したマッキル
ベン緩衝液(pH6,7,8)に溶解したものを試験液
とした。上記試験液につき溶解1時間後に色差を比較し
た。その結果を表2に示す。表から明らかなように、ク
ロセチン単独ではpH6.0での色調はpH7.0のものと
比較してb値が低いため、黄色の発色が弱く、色差は3.
5であり、視覚的には淡色化して見える。しかしなが
ら、CD包接クロセチンでは色差は0.6であり、視覚的
にも大きな変化は見られない。上記の結果より、CD包
接クロセチンではpHによる色調の変化が抑制されるこ
とが判る。
について、420nmおよび450nmにおける吸光度
が0.4〜0.8になるように、1/10希釈したマッキル
ベン緩衝液(pH6,7,8)に溶解したものを試験液
とした。上記試験液につき溶解1時間後に色差を比較し
た。その結果を表2に示す。表から明らかなように、ク
ロセチン単独ではpH6.0での色調はpH7.0のものと
比較してb値が低いため、黄色の発色が弱く、色差は3.
5であり、視覚的には淡色化して見える。しかしなが
ら、CD包接クロセチンでは色差は0.6であり、視覚的
にも大きな変化は見られない。上記の結果より、CD包
接クロセチンではpHによる色調の変化が抑制されるこ
とが判る。
【0015】
【表2】
【0016】実施例1(清涼飲料水) 砂糖100gにクエン酸0.2g,リンゴ酸0.05g,レ
モン果汁10ccを添加し、1%重曹溶液で200cc
としたものを重曹でpH7.0に調整し、これをジュース
ベースとした。クロセチン,α−CD包接クロセチン,
K−50包接クロセチンまたはK−100包接クロセチ
ンを溶解したジュースベース1容に対し、水4容を添加
し、420nmにおける吸光度が0.5となるように調製
し、ガラス容器に充填後、密栓したものを陽当たりの良
い場所に1ヶ月放置し、その褪色の程度を比較した。そ
の結果、表3に示したように、クロセチン単独のものよ
りも各種CDで包接したクロセチンを用いて着色した飲
料は光に対して安定であった。
モン果汁10ccを添加し、1%重曹溶液で200cc
としたものを重曹でpH7.0に調整し、これをジュース
ベースとした。クロセチン,α−CD包接クロセチン,
K−50包接クロセチンまたはK−100包接クロセチ
ンを溶解したジュースベース1容に対し、水4容を添加
し、420nmにおける吸光度が0.5となるように調製
し、ガラス容器に充填後、密栓したものを陽当たりの良
い場所に1ヶ月放置し、その褪色の程度を比較した。そ
の結果、表3に示したように、クロセチン単独のものよ
りも各種CDで包接したクロセチンを用いて着色した飲
料は光に対して安定であった。
【0017】
【表3】
【0018】実施例2(フォンダン) コーンスターチ大さじ1/2,水1を加熱溶解し、粉砂
糖200gを加えて良く混ぜ合わせ、滑らかな生地とし
た。次に、1%重曹溶液10ccに420nmにおける
吸光度が2.5となるようにクロセチンまたはα−CD包
接クロセチンを溶解したものを、上記生地に添加し、丁
度良い固さとなる迄穏やかに加熱し、ベースとなる固体
上にかけた。このようにして得たものを、一方は陽当た
りの良い場所に、他方は遮光して放置した。その結果、
α−CD包接クロセチンを用いて着色したフォンダンを
使用した場合、遮光保存したものと陽当たりの良い場所
に保存したものとの間に視覚的に変化がなく、褪色は確
認されなかったが、クロセチン単独では、陽当たりの良
い場所に放置したものの褪色は視覚的にも目立ってい
た。このことより、CD包接によってクロセチンが安定
化することが認められた。
糖200gを加えて良く混ぜ合わせ、滑らかな生地とし
た。次に、1%重曹溶液10ccに420nmにおける
吸光度が2.5となるようにクロセチンまたはα−CD包
接クロセチンを溶解したものを、上記生地に添加し、丁
度良い固さとなる迄穏やかに加熱し、ベースとなる固体
上にかけた。このようにして得たものを、一方は陽当た
りの良い場所に、他方は遮光して放置した。その結果、
α−CD包接クロセチンを用いて着色したフォンダンを
使用した場合、遮光保存したものと陽当たりの良い場所
に保存したものとの間に視覚的に変化がなく、褪色は確
認されなかったが、クロセチン単独では、陽当たりの良
い場所に放置したものの褪色は視覚的にも目立ってい
た。このことより、CD包接によってクロセチンが安定
化することが認められた。
【0019】実施例3(ハードキャンディー) 砂糖130g,水飴100g,水30cc,クエン酸0.
4gを完全溶解したものを真空下、50℃の加熱で糖濃
度97%以上になるまで濃縮した。この濃縮物を沸騰水
浴中で加熱し、柔らかくなったところで、クロセチンま
たはK−50包接クロセチンを添加し、十分に混合した
のち、これを型に流して成形した。その結果、K−50
包接クロセチンで着色したキャンディーは、遮光保存し
たものと陽当たりの良い場所に放置したものとの間に視
覚的に変化がなく、褪色が確認されなかった。一方、ク
ロセチン単独で着色したキャンディーは、陽当たりの良
い場所に放置した場合の褪色が視覚的に目立って認めら
れた。このことより、CDで包接することによってクロ
セチンが安定化することが認められた。
4gを完全溶解したものを真空下、50℃の加熱で糖濃
度97%以上になるまで濃縮した。この濃縮物を沸騰水
浴中で加熱し、柔らかくなったところで、クロセチンま
たはK−50包接クロセチンを添加し、十分に混合した
のち、これを型に流して成形した。その結果、K−50
包接クロセチンで着色したキャンディーは、遮光保存し
たものと陽当たりの良い場所に放置したものとの間に視
覚的に変化がなく、褪色が確認されなかった。一方、ク
ロセチン単独で着色したキャンディーは、陽当たりの良
い場所に放置した場合の褪色が視覚的に目立って認めら
れた。このことより、CDで包接することによってクロ
セチンが安定化することが認められた。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、カロチノイド系、クチ
ナシ黄色色素の主成分であるクロシンの加水分解物であ
るクロセチンに対し、光や各種薬剤に対する耐性を賦与
することができる。そのため、該クロセチンを安定な着
色料として各種食品に添加、使用することができる。
ナシ黄色色素の主成分であるクロシンの加水分解物であ
るクロセチンに対し、光や各種薬剤に対する耐性を賦与
することができる。そのため、該クロセチンを安定な着
色料として各種食品に添加、使用することができる。
【図1】 蛍光に対する耐光試験の結果を示すグラフで
ある。
ある。
【図2】 紫外光に対する耐光試験の結果を示すグラフ
である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 クロセチンのサイクロデキストリン包接
物を有効成分とするクロセチン含有着色料。 - 【請求項2】 サイクロデキストリンがα−サイクロデ
キストリンである請求項1記載の着色料。 - 【請求項3】 クロセチンのサイクロデキストリン包接
物が、ペースト状サイクロデキストリンにクロセチンの
アルカリ水溶液を添加し、攪拌することにより得られる
ものである請求項1記載の着色料。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059422A JPH06248193A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | クロセチン含有着色料 |
| US08/156,810 US5424407A (en) | 1993-02-25 | 1993-11-22 | Crocetin-containing coloring |
| EP93118965A EP0612815B1 (en) | 1993-02-25 | 1993-11-25 | Crocetin-containing coloring |
| DE69321338T DE69321338T2 (de) | 1993-02-25 | 1993-11-25 | Crocetin enthaltendes Färbemittel |
| CA002112277A CA2112277A1 (en) | 1993-02-25 | 1993-12-23 | Crocetin-containing coloring |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059422A JPH06248193A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | クロセチン含有着色料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248193A true JPH06248193A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13112814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5059422A Pending JPH06248193A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | クロセチン含有着色料 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5424407A (ja) |
| EP (1) | EP0612815B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06248193A (ja) |
| CA (1) | CA2112277A1 (ja) |
| DE (1) | DE69321338T2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005225842A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Riken Vitamin Co Ltd | 脳機能改善剤 |
| JP2007522076A (ja) * | 2003-08-25 | 2007-08-09 | ディフュージョン・ファーマシューティカルズ・エルエルシー | 双極性トランスカロテノイド塩及びそれらの使用 |
| US8030350B2 (en) | 2005-02-24 | 2011-10-04 | Diffusion Pharmaceuticals Llc | Trans carotenoids, their synthesis, formulation and uses |
| US8206751B2 (en) | 2007-10-31 | 2012-06-26 | Diffusion Pharmaceuticals Llc | Class of therapeutics that enhance small molecule diffusion |
| US8269027B2 (en) | 2002-02-25 | 2012-09-18 | Diffusion Pharmaceuticals Llc | Bipolar trans carotenoid salts and their uses |
| US8293804B2 (en) | 2007-04-13 | 2012-10-23 | Diffusion Pharmaceuticals Llc | Use of bipolar trans carotenoids as a pretreatment and in the treatment of peripheral vascular disease |
| JP2013181147A (ja) * | 2012-03-03 | 2013-09-12 | Riken Vitamin Co Ltd | クチナシ黄色素の液体製剤 |
| US10016384B2 (en) | 2010-06-02 | 2018-07-10 | Diffusion Pharmaceuticals Llc | Oral formulations of bipolar trans carotenoids |
| US10130689B2 (en) | 2009-06-22 | 2018-11-20 | Diffusion Pharmaceuticals Llc | Diffusion enhancing compounds and their use alone or with thrombolytics |
| JP2021126053A (ja) * | 2020-02-12 | 2021-09-02 | 石川県公立大学法人 | アポカロテノイドの製造方法 |
| US11185523B2 (en) | 2016-03-24 | 2021-11-30 | Diffusion Pharmaceuticals Llc | Use of bipolar trans carotenoids with chemotherapy and radiotherapy for treatment of cancer |
Families Citing this family (36)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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