JPH06249584A - ア−ク炉 - Google Patents

ア−ク炉

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JPH06249584A
JPH06249584A JP6089493A JP6089493A JPH06249584A JP H06249584 A JPH06249584 A JP H06249584A JP 6089493 A JP6089493 A JP 6089493A JP 6089493 A JP6089493 A JP 6089493A JP H06249584 A JPH06249584 A JP H06249584A
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JP
Japan
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furnace
electrode
lid
arc
pillar
Prior art date
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Pending
Application number
JP6089493A
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English (en)
Inventor
Tetsuhisa Sugiura
哲久 杉浦
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ア−ク炉におけるホツトスポツトによる炉壁
の損傷を低減化する。 【構成】 下端部が炉蓋5に取付けられて上下方向に延
びる炉体2と同心の支柱13を、昇降自在かつ中心軸線
13aのまわりに旋回自在に基台21に支持する。炉蓋
5を貫通する電極7を把持する電極把持器31を、支柱
13に昇降自在に支持し、支柱13を昇降および旋回駆
動する支柱駆動装置と、電極7を昇降駆動する昇降駆動
機37とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はア−ク炉に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に金属材料の溶融や精錬、都市ごみ
焼却灰等の廃棄物の溶融などをおこなうア−ク炉におい
ては、炉体の側方に3本の支柱を昇降自在に立設し、こ
の支柱に基端部を固定した片持式の電極支腕の先端部に
それぞれ電極把持器を設けて、3角配列した電極の把持
をおこなつている。
【0003】ところが上記ア−ク炉においては、各相ア
−ク電力の不平衡により電極に近い炉壁部分(電極裏
壁)に、局部損傷が著しいホツトスポツト部が生じる。
このホツトスポツト対策としては、高品質煉瓦や水冷ボ
ツクスの採用がおこなわれているが、前者は炉壁補修工
事を繰返す必要があり炉の稼動率が低く、炉の寿命も短
い。また後者の水冷ボツクスは、多量の熱交換をおこな
うため炉の熱効率が劣るうえ湯面よりかなり上の部分に
しか適用できないという問題がある。
【0004】また上記ア−ク炉においては、一般に溶融
に供する小型形状の主材料および成分調整用の合金や添
加材などの副材料は、いずれも電極群より炉壁寄りの位
置において炉蓋に設けた装入口から、炉内に装入してい
たので、電極からの熱が効率よく伝達される炉内中央部
への材料供給が困難で、この点においても炉の熱効率が
劣るものであつた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を解決するもので、ホツトスポツトによる炉体の
損傷を低減化できるア−ク炉を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のア−ク炉は、
下端部が炉蓋に取付けられて上下方向に延びる炉体と同
心の支柱を、昇降自在かつ中心軸線のまわりに旋回自在
に基台に支持するとともに、前記炉蓋を貫通する電極を
把持する電極把持器を、前記支柱に昇降自在に支持し、
前記支柱を昇降および旋回駆動する支柱駆動装置と、前
記電極把持器を昇降駆動する昇降駆動機とを具備したこ
とを特徴とする。
【0007】この発明において、炉蓋と炉体間をシ−ル
するシ−ル装置を設けると、炉蓋が支柱と共に上昇し炉
体から離間している状態においても炉内を気密シ−ルで
き、低温空気の吸込等による熱損失が少なく、炉内雰囲
気の変動や周囲環境の悪化をひきおこすこともないの
で、好ましい。
【0008】またこの発明において、支柱を、内部に投
入路をそなえた管体で構成し、この投入路の上端部を材
料供給装置に、下端部を炉蓋に設けた装入口に、それぞ
れ接続した構成とすれば、材料を炉内中央部へ投入して
ア−ク熱により効率よく加熱できるので、好ましい。
【0009】
【作用】この発明のア−ク炉においては、各電極を把持
する電極把持器は、炉蓋に連結された共通の1本の支柱
に沿つて昇降駆動される。従来の炉体側方への支柱の設
置は不要で、ア−ク炉設置スペ−スは小さくてすむ。
【0010】支柱駆動装置により支柱およびそれと一体
の電極と炉蓋を、支柱の中心軸線のまわりに旋回させれ
ば、電極の位置が変りホツトスポツト発生位置が変わる
ので、ホツトスポツトによる炉壁の局部的な損傷が低減
化される。この電極位置変更は、ア−ク炉の操業ごとに
おこなつてもよいが、特に1回の操業中において複数回
おこなえば、炉壁の局部的損傷防止効果が大きいうえ
に、炉内の材料も局所的に過熱されることなく均等加熱
に近づくので、操業時間の短縮と熱効率の向上がはかれ
る。
【0011】
【実施例】以下図1乃至図3によりこの発明の一実施例
を説明する。図中、1は都市ごみ焼却灰溶解用のア−ク
炉で、2は炉体、2aはその炉壁、2bはこの炉壁2a
上に固定した環状の天井壁であり、3は溶融スラグ4の
排出口である。5は炉蓋で、天井壁2bの中央開口部6
を閉鎖する大きさを有し、電極7挿通用の電極貫通穴8
と、材料装入用の装入口9をそなえている。10は天井
壁2bと炉蓋5との間に全周にわたつて設けた、両者間
の気密シ−ル用のサンドシ−ル形式のシ−ル装置であ
る。11は炉体2を支持する基礎である。
【0012】一方13は上下方向に延びる支柱で、その
中心軸線13aは炉体2の中心線2cと同心の位置にあ
る。支柱13の下端部は炉蓋5に固定取付され、上端部
は、そのフランジ部13bを支承する軸受14によつ
て、支台15に中心軸線13aのまわりに旋回自在に支
持されている。16は支柱13を旋回駆動する旋回駆動
機で、支台15上に固定した竪形の電動機17の出力軸
にピニオン18を固着して成り、このピニオン18は、
支柱13のフランジ部13bに固着した大歯車19に噛
合つている。
【0013】支台15は、建物の床である基台21上
に、昇降駆動機である油圧シリンダ22によつて小距離
昇降自在に支持されている。23は下降時の支台15を
支承するストツパで、基台21上に固設され、このスト
ツパ23上に支台15が載つたとき、炉蓋5と炉体の天
井壁2bとの間は、僅少量のすきまが残るほぼ閉鎖状態
となる。(なおストツパ23を用いずに、炉蓋5を天井
壁2b上に当接する迄下降させて、炉体2により支柱1
3や電極7等の自重を受けるようにすることも可能であ
る。)
【0014】そしてこの実施例では、支柱13は鋼管製
で、その内部に投入路13cが形成され、この投入路1
3cの下端部は、炉蓋5の装入口9に接続されている。
また投入路13cの上端部は、都市ごみ焼却灰から成る
材料25供給用のホツパ(図示しない)に至る材料供給
シユ−ト26に、可撓ダクト27を介して接続されてい
る。28は可撓ダクト27の下端部に設けたスリツプリ
ングで、支柱13のフランジ部13bの上面に摺接して
いる。
【0015】また31は、電極7を把持する電極把持器
で、エアシリンダ32により駆動されるクランプシユ−
33をそなえており、図示しないケ−ブルにより、電力
供給源に接続されている。34は電極把持器31の側端
部に電気絶縁板35を介して取付けたガイドシユ−で、
このガイドシユ−34は、支柱13の外周部に固着した
上下方向に延びるガイドレ−ル36に沿つて昇降自在に
ガイドされている。
【0016】37は電極7を昇降駆動する昇降駆動機
で、支柱13の側部に固設した台38上に取付けた電動
機39の出力軸に、ワイヤロ−プ40を巻取る巻胴41
を取付けて成り、ワイヤロ−プ40の先端は電極把持器
31に接続されている。42は電極把持器31の下部と
電極貫通穴8とを接続する可撓式のシ−ル装置である。
【0017】上記構成のア−ク炉1においては、材料2
5を投入路13cを経て炉体2内に供給し、電極7に通
電し、電極電流の検出値等に応じて公知の制御法により
電動機39を制御して電極把持器31を昇降させ、電極
7のア−ク放電により材料25の溶融処理をおこない、
溶融スラグ4は排出口3から取出す。材料25はア−ク
加熱を効率よく受ける炉体2中央部に供給され、高い熱
効率が得られる。
【0018】上記溶融工程中において、油圧シリンダ2
2により支台15を上昇させ、旋回駆動機16により支
柱13を所定角度、たとえば60度旋回させたのち支台
15を降下させれば、電極7は鎖線45で示す位置へ移
動する。これによつて炉壁2a部分に発生するホツトス
ポツトの位置が移動し、炉壁2aの特定箇所の局部的な
溶損が進行する前に電極7を移動させることにより、炉
壁2aの損傷を低減化できると共に、材料25の局部過
熱も防止される。その後適当な時点で、電極7をもとの
位置へ復帰させるか、途中位置まで戻す等して、操業を
おこなう。なお支柱13の旋回駆動中は、必要に応じて
ア−ク放電は中断すればよい。
【0019】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、たとえば被溶融金属材料などの主材料の投入の
みを投入路13cからおこない、成分調整用合金材料な
どの副材料の投入は炉蓋5に別途設けた装入口からおこ
なうようにしてもよいし、さらに支柱13は電極および
炉蓋支持専用のものとして、炉体2内への材料25の供
給は支柱13内を介さずに、炉蓋5に別途設けた装入口
からおこなうようにしてもよい。
【0020】また支柱13を昇降および旋回自在に支持
する支持機構および昇降・旋回駆動機は、上記以外の形
式のものとしてもよく、また電極把持器31やその昇降
ガイド機構、昇降駆動機37なども、他の形式のものと
してもよい。さらに支台15は、炉体2を支持する基礎
11を基台として、この上に、図示しない支脚および昇
降駆動機等を介して支持させてもよい。
【0021】また上記実施例では、炉蓋5を天井壁2b
よりも小直径のものとしたので、支柱13にかかる重量
が小さくてすむが、小型の炉など、場合によつては天井
壁2bを有しない炉体2の上面を覆う1枚の炉蓋として
もよい。また炉蓋と炉体間のシ−ル装置は、可撓性石綿
シ−ル材や水封装置など、サンドシ−ル式以外のものと
してもよいし、炉蓋の上昇距離や炉内圧等によつてはシ
−ル装置を省略してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
電極を炉蓋とともに旋回してその位置を変えることがで
きるので、ホツトスポツトによる炉壁の局部損傷を低減
化でき、炉補修回数の低減化とそれに伴う炉稼動率の向
上、および炉寿命の延長をはかることができる。
【0023】また請求項3に記載の発明によれば、支柱
は材料投入用のシユ−トとしても機能し、材料を炉内中
央部へ投入してア−ク熱により効率よく加熱できるの
で、炉の熱効率向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すア−ク炉の縦断面図
(図2のB−B線断面図)である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1…ア−ク炉、2…炉体、5…炉蓋、7…電極、8…電
極貫通穴、9…装入口、10…シ−ル装置、13…支
柱、13a…中心軸線、13c…投入路、14…軸受、
15…支台、16…旋回駆動機、17…電動機、18…
ピニオン、19…大歯車、21…基台、22…油圧シリ
ンダ、26…材料供給シユ−ト、31…電極把持器、3
4…ガイドシユ−、36…ガイドレ−ル、37…昇降駆
動機、38…台、39…電動機、40…ワイヤロ−プ、
41…巻胴。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部が炉蓋に取付けられて上下方向に
    延びる炉体と同心の支柱を、昇降自在かつ中心軸線のま
    わりに旋回自在に基台に支持するとともに、前記炉蓋を
    貫通する電極を把持する電極把持器を、前記支柱に昇降
    自在に支持し、前記支柱を昇降および旋回駆動する支柱
    駆動装置と、前記電極把持器を昇降駆動する昇降駆動機
    とを具備したことを特徴とするア−ク炉。
  2. 【請求項2】 炉蓋と炉体間をシ−ルするシ−ル装置を
    具備した請求項1記載のア−ク炉。
  3. 【請求項3】 支柱が、内部に投入路をそなえた管体か
    ら成り、この投入路の上端部を材料供給装置に、下端部
    を炉蓋に設けた装入口に、それぞれ接続した請求項1ま
    たは2記載のア−ク炉。
JP6089493A 1993-02-25 1993-02-25 ア−ク炉 Pending JPH06249584A (ja)

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JP6089493A JPH06249584A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ア−ク炉

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JP6089493A JPH06249584A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ア−ク炉

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110701912A (zh) * 2019-11-15 2020-01-17 中冶南方工程技术有限公司 电弧炉及其炉盖

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110701912A (zh) * 2019-11-15 2020-01-17 中冶南方工程技术有限公司 电弧炉及其炉盖

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