JPH06250303A - X線撮影装置 - Google Patents
X線撮影装置Info
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- JPH06250303A JPH06250303A JP5038139A JP3813993A JPH06250303A JP H06250303 A JPH06250303 A JP H06250303A JP 5038139 A JP5038139 A JP 5038139A JP 3813993 A JP3813993 A JP 3813993A JP H06250303 A JPH06250303 A JP H06250303A
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- JP
- Japan
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- film
- imaging apparatus
- passage opening
- ray imaging
- subject
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- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動現像機に直結できると共に、被検者の体
型に合わせてX線フイルムの撮影姿勢を選択にでき、且
つその作業性が容易であって、充分な遮光を保ちつつコ
ンパクトなX線撮影装置を提供する。 【構成】 被検者に略対向する面に沿って撮影装置本体
を架台に対して回転可能に連結する連結手段32,3
3,34と、撮影済のフイルムFをフイルム処理装置へ
搬送する搬送手段36,37,40を有し、連結手段は
フイルムの短辺よりも大きな径を有するフイルム通過口
34aを備え、撮影装置本体の回転中心とフイルム通過
口の中心が略一致しており、搬送手段はフイルム通過口
の中心近傍でフイルムを通過させる。
型に合わせてX線フイルムの撮影姿勢を選択にでき、且
つその作業性が容易であって、充分な遮光を保ちつつコ
ンパクトなX線撮影装置を提供する。 【構成】 被検者に略対向する面に沿って撮影装置本体
を架台に対して回転可能に連結する連結手段32,3
3,34と、撮影済のフイルムFをフイルム処理装置へ
搬送する搬送手段36,37,40を有し、連結手段は
フイルムの短辺よりも大きな径を有するフイルム通過口
34aを備え、撮影装置本体の回転中心とフイルム通過
口の中心が略一致しており、搬送手段はフイルム通過口
の中心近傍でフイルムを通過させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートフイルムを撮影
部に供給または排出するシートフイルム給送手段を有す
ると共に、縦横比が異なるシートフイルムを用いて撮影
を行なう場合にシートフイルムの撮影方向を選択可能な
X線撮影装置に関するものである。
部に供給または排出するシートフイルム給送手段を有す
ると共に、縦横比が異なるシートフイルムを用いて撮影
を行なう場合にシートフイルムの撮影方向を選択可能な
X線撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、被検者の胸部や腹部等のX線撮
影を行うためのX線撮影システムの概要を示す図であ
り、この図において、101はX線管球を有するX線
源、102は被検者、103はX線撮影装置、104は
X線撮影装置103を支持する架台である。また、図6
は、X線撮影装置103の外観図であり、105は未撮
影のシートフイルムを収納するサプライマガジン、10
6は撮影の済んだシートフイルムを収納するレシーブマ
ガジン、120はシートフイルムを直接現像する場合
に、不図示の自動現像機へシートフイルムを搬送する自
現搬送路を表す。
影を行うためのX線撮影システムの概要を示す図であ
り、この図において、101はX線管球を有するX線
源、102は被検者、103はX線撮影装置、104は
X線撮影装置103を支持する架台である。また、図6
は、X線撮影装置103の外観図であり、105は未撮
影のシートフイルムを収納するサプライマガジン、10
6は撮影の済んだシートフイルムを収納するレシーブマ
ガジン、120はシートフイルムを直接現像する場合
に、不図示の自動現像機へシートフイルムを搬送する自
現搬送路を表す。
【0003】107は被検者が胸部または腹部等を密着
する胸当てであり、該胸当て107の内側には撮影する
シートフイルムをセットする撮影部が設けられ、撮影部
にはサプライマガジン105からシートフイルムが給送
される。該撮影部には増感紙が貼り付け等の方法により
固定的に取り付けられ、シートフイルムを増感紙に密着
した状態でX線を曝射することによって、シートフイル
ム上に被検者のX線像を写し込む。撮影の終了したシー
トフイルムは、撮影部からレシーブマガジン106、ま
たは不図示の自動現像処理装置等に排出される。
する胸当てであり、該胸当て107の内側には撮影する
シートフイルムをセットする撮影部が設けられ、撮影部
にはサプライマガジン105からシートフイルムが給送
される。該撮影部には増感紙が貼り付け等の方法により
固定的に取り付けられ、シートフイルムを増感紙に密着
した状態でX線を曝射することによって、シートフイル
ム上に被検者のX線像を写し込む。撮影の終了したシー
トフイルムは、撮影部からレシーブマガジン106、ま
たは不図示の自動現像処理装置等に排出される。
【0004】図7に、従来のX線撮影装置の内部の構成
例を断面図にて示す。図7に示す状態では、既に撮影部
にシートフイルムFを給送し、増感紙とシートフイルム
の密着を完了している。
例を断面図にて示す。図7に示す状態では、既に撮影部
にシートフイルムFを給送し、増感紙とシートフイルム
の密着を完了している。
【0005】X線源側から順に、107は被検者が体を
密着させる胸当て、108はX線が被検者を透過する際
に被検者から発生し、画質を劣化させる散乱線を除去す
る散乱線除去部材であるグリッドである。109はシー
トフイルムFの露光量を適正にするため、被検者を透過
してきたX線強度を検出し、その出力によりX線の曝射
時間等を制御する自動露出制御装置の検出器である。1
11は前側増感紙、112は後側増感紙であり、各増感
紙はX線に反応して可視光を発生する作用を有し、両者
の間にはシートフイルムFがはさまれている。
密着させる胸当て、108はX線が被検者を透過する際
に被検者から発生し、画質を劣化させる散乱線を除去す
る散乱線除去部材であるグリッドである。109はシー
トフイルムFの露光量を適正にするため、被検者を透過
してきたX線強度を検出し、その出力によりX線の曝射
時間等を制御する自動露出制御装置の検出器である。1
11は前側増感紙、112は後側増感紙であり、各増感
紙はX線に反応して可視光を発生する作用を有し、両者
の間にはシートフイルムFがはさまれている。
【0006】前側増感紙111は前側支持部材110に
貼り付け等の方法により固定的に取り付けられ、後側増
感紙112は後側支持部材113に同じく貼り付け等の
方法により固定的に取り付けられている。
貼り付け等の方法により固定的に取り付けられ、後側増
感紙112は後側支持部材113に同じく貼り付け等の
方法により固定的に取り付けられている。
【0007】105は未露光のシートフイルムを積層収
納するサプライマガジン、106は撮影済のシートフイ
ルムを収納するレシーブマガジンである。120はシー
トフイルムFを直接現像する場合に、不図示の自動現像
機へシートフイルムFを搬送する自現搬送路であり、光
密を保ちつつシートフイルムFを自現搬送路側へ排出す
る排出口119と、シートフイルムを搬送するローラー
対121,122と、シートフイルムを所望の方向へ変
向するガイド板123とを有している。サプライマガジ
ン105から図示しない分離機構により1枚だけ取り出
されたシートフイルムFは、ローラー対114,115
と、ガイド板117等の給送手段により撮影部に給送さ
れる。
納するサプライマガジン、106は撮影済のシートフイ
ルムを収納するレシーブマガジンである。120はシー
トフイルムFを直接現像する場合に、不図示の自動現像
機へシートフイルムFを搬送する自現搬送路であり、光
密を保ちつつシートフイルムFを自現搬送路側へ排出す
る排出口119と、シートフイルムを搬送するローラー
対121,122と、シートフイルムを所望の方向へ変
向するガイド板123とを有している。サプライマガジ
ン105から図示しない分離機構により1枚だけ取り出
されたシートフイルムFは、ローラー対114,115
と、ガイド板117等の給送手段により撮影部に給送さ
れる。
【0008】シートフイルムFを撮影部に給送する時
は、後側支持部材113と、後側増感紙112は図中2
点鎖線で示される位置にある。この状態でシートフイル
ムFを前側増感紙111と後側増感紙112の間に送り
込んだ後、後側増感紙112を取り付けた後側支持部材
113をカム118を回転させることにより矢印A方向
に移動し、後側支持部材113を前側支持部材110に
押圧し、前側増感紙111と後側増感紙112の間にシ
ートフイルムFを挟んで密着させる。
は、後側支持部材113と、後側増感紙112は図中2
点鎖線で示される位置にある。この状態でシートフイル
ムFを前側増感紙111と後側増感紙112の間に送り
込んだ後、後側増感紙112を取り付けた後側支持部材
113をカム118を回転させることにより矢印A方向
に移動し、後側支持部材113を前側支持部材110に
押圧し、前側増感紙111と後側増感紙112の間にシ
ートフイルムFを挟んで密着させる。
【0009】このようにして撮影部でシートフイルムF
と増感紙111、112が密着された状態でX線撮影を
行う。撮影終了後、後側支持部材113を矢印Aと反対
方向に移動させ、増感紙111,112とシートフイル
ムFの密着を解放した後、撮影済のシートフイルムF
は、撮影部からレシーブマガジン106、または排出口
119から不図示の自動現像処理装置等に排出される。
と増感紙111、112が密着された状態でX線撮影を
行う。撮影終了後、後側支持部材113を矢印Aと反対
方向に移動させ、増感紙111,112とシートフイル
ムFの密着を解放した後、撮影済のシートフイルムF
は、撮影部からレシーブマガジン106、または排出口
119から不図示の自動現像処理装置等に排出される。
【0010】ところで、胸部及び腹部のX線撮影に用い
られるフイルムのサイズは、通常、半切サイズ(14”
×17”)や、大角サイズ(14”×14”)が一般的
である。また、撮影時におけるフイルムの向きは、図8
(A)に示すように、半切サイズでは縦長(通称ポート
レイトと呼ばれる)に向けて撮影が行なわれるのが一般
的である。しかし、被検者の身長や体型によっては、撮
影画像がフイルム内に収まりきらない場合がある。
られるフイルムのサイズは、通常、半切サイズ(14”
×17”)や、大角サイズ(14”×14”)が一般的
である。また、撮影時におけるフイルムの向きは、図8
(A)に示すように、半切サイズでは縦長(通称ポート
レイトと呼ばれる)に向けて撮影が行なわれるのが一般
的である。しかし、被検者の身長や体型によっては、撮
影画像がフイルム内に収まりきらない場合がある。
【0011】図8において、上下方向で画像がフイルム
に収まりきらない場合には、架台104(図5参照)に
より、X線撮影装置103を上下方向へスライド移動さ
せることで対応は可能である。問題は左右方向である。
左右方向で画像がフイルムに収まりきらない場合には、
X線撮影装置103を左右方向へ移動させるか、被検者
に左右へ移動してもらい2枚に分けて撮影することにな
る。
に収まりきらない場合には、架台104(図5参照)に
より、X線撮影装置103を上下方向へスライド移動さ
せることで対応は可能である。問題は左右方向である。
左右方向で画像がフイルムに収まりきらない場合には、
X線撮影装置103を左右方向へ移動させるか、被検者
に左右へ移動してもらい2枚に分けて撮影することにな
る。
【0012】しかし、前者は上下方向移動よりは頻度が
少ない左右方向移動のために架台を大型化してしまう傾
向にある。また、後者は撮影の途中で被検者に適正な移
動量の指示を与え、移動してもらわなければならず、被
検者及び操作者に対して負担をかけることになる。そし
て、一番の問題は、2回撮影を行なうことによる被検者
への被曝量の増加である。
少ない左右方向移動のために架台を大型化してしまう傾
向にある。また、後者は撮影の途中で被検者に適正な移
動量の指示を与え、移動してもらわなければならず、被
検者及び操作者に対して負担をかけることになる。そし
て、一番の問題は、2回撮影を行なうことによる被検者
への被曝量の増加である。
【0013】そこで、図8Bに示すように、フイルムを
横長(通称ランドスケープと呼ばれる)に向けて撮影を
行なえることが望まれる。このようにフイルムの姿勢を
変更させ、横長(ランドスケープ)の状態で撮影を行う
場合、従来は、カセッテが利用されてきた。実開昭59
−79844号公報では、異なるサイズ及びその縦横い
ずれのサイズにも対応してカセッテをX線撮影装置に取
付可能なカセッテホルダーが提案されている。
横長(通称ランドスケープと呼ばれる)に向けて撮影を
行なえることが望まれる。このようにフイルムの姿勢を
変更させ、横長(ランドスケープ)の状態で撮影を行う
場合、従来は、カセッテが利用されてきた。実開昭59
−79844号公報では、異なるサイズ及びその縦横い
ずれのサイズにも対応してカセッテをX線撮影装置に取
付可能なカセッテホルダーが提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カセッテホルダーを利用したX線撮影装置では、カセッ
テは1枚のX線フイルムしか収納することができない。
そのため集団検診等で、連続的に撮影する時などは、そ
の都度カセッテを交換しなければならない。更に現像す
る際も、マガジンならばオートフィダー等で自動的に現
像処理が済むけれども、カセッテは1枚ずつ処理装置に
セットしなければならず、作業が非常に煩雑になってし
まう。
カセッテホルダーを利用したX線撮影装置では、カセッ
テは1枚のX線フイルムしか収納することができない。
そのため集団検診等で、連続的に撮影する時などは、そ
の都度カセッテを交換しなければならない。更に現像す
る際も、マガジンならばオートフィダー等で自動的に現
像処理が済むけれども、カセッテは1枚ずつ処理装置に
セットしなければならず、作業が非常に煩雑になってし
まう。
【0015】そこで、本発明は、X線撮影装置を水平軸
を中心に90度回転させることで、縦横比の違うシート
フイルムを縦長から横長へ転換可能なX線撮影装置を先
ず提案する。このようなX線撮影装置を示す図4
(A),(B)において、1はX線撮影装置であり、3
1はX線撮影装置1を支持する架台である。また、架台
31は不図示の電動機等によりX線撮影装置1を水平軸
を中心に回転可能なように構成されている。
を中心に90度回転させることで、縦横比の違うシート
フイルムを縦長から横長へ転換可能なX線撮影装置を先
ず提案する。このようなX線撮影装置を示す図4
(A),(B)において、1はX線撮影装置であり、3
1はX線撮影装置1を支持する架台である。また、架台
31は不図示の電動機等によりX線撮影装置1を水平軸
を中心に回転可能なように構成されている。
【0016】以上の構成によれば、通常、図4(A)の
状態でX線撮影を行い、X線画像が左右方向(幅方向)
で収まりきらない場合には、図4(B)のようにX線撮
影装置1を図示矢印方向に90度回転させ、シートフイ
ルムFを横長にしてX線撮影を引き続き行うことができ
る。
状態でX線撮影を行い、X線画像が左右方向(幅方向)
で収まりきらない場合には、図4(B)のようにX線撮
影装置1を図示矢印方向に90度回転させ、シートフイ
ルムFを横長にしてX線撮影を引き続き行うことができ
る。
【0017】ところで、このような装置では、撮影終了
後に撮影済のフイルムを自動現像機へ搬送する場合に問
題が生じてくる。一般的に、自動現像機は給水や廃液の
関係上、床等に固定して設置される。それにともない、
図7の自現搬送路120も固定に設置される。この例
で、X線撮影装置103を90度回転させると、X線撮
影装置103と自現搬送路120は排出口119を境と
して二つに分離することになる。
後に撮影済のフイルムを自動現像機へ搬送する場合に問
題が生じてくる。一般的に、自動現像機は給水や廃液の
関係上、床等に固定して設置される。それにともない、
図7の自現搬送路120も固定に設置される。この例
で、X線撮影装置103を90度回転させると、X線撮
影装置103と自現搬送路120は排出口119を境と
して二つに分離することになる。
【0018】この時、X線撮影装置内部と自現搬送路内
部はそれぞれ遮光を保たなければならないので、排出口
近傍にシャッター等の遮光手段を各々設ける必要があ
る。撮影終了後には撮影済のフイルムを自動現像機へ搬
送するために、再びX線撮影装置103を今度は逆方向
へ90度回転させ、元の姿勢に復帰させる。しかし、こ
の次にフイルムをX線撮影装置103側から自現搬送路
120側へ搬送するために、フイルムが通過するための
通路を確保しつつ、その周辺は遮光を保たなければなら
ない。そのため、X線撮影装置103と自現搬送路12
0との連結部分は非常に複雑な機構を要することにな
る。
部はそれぞれ遮光を保たなければならないので、排出口
近傍にシャッター等の遮光手段を各々設ける必要があ
る。撮影終了後には撮影済のフイルムを自動現像機へ搬
送するために、再びX線撮影装置103を今度は逆方向
へ90度回転させ、元の姿勢に復帰させる。しかし、こ
の次にフイルムをX線撮影装置103側から自現搬送路
120側へ搬送するために、フイルムが通過するための
通路を確保しつつ、その周辺は遮光を保たなければなら
ない。そのため、X線撮影装置103と自現搬送路12
0との連結部分は非常に複雑な機構を要することにな
る。
【0019】そこで、該連結部分、特に遮光に関してシ
ンプルな機構にするために図9に示す構成が考えられ
る。図中、130はX線撮影装置103が回転する際の
回転中心Pと同心である筒状のカバー部材である。外周
壁130aは排出口119よりも大きな径であって、カ
バー部材130の面130bにより排出口119の周囲
は覆われている。また、面130b上であって、排出口
119に相当する位置に排出口119と同形状またはそ
れより大きな排出口が設けられている。
ンプルな機構にするために図9に示す構成が考えられ
る。図中、130はX線撮影装置103が回転する際の
回転中心Pと同心である筒状のカバー部材である。外周
壁130aは排出口119よりも大きな径であって、カ
バー部材130の面130bにより排出口119の周囲
は覆われている。また、面130b上であって、排出口
119に相当する位置に排出口119と同形状またはそ
れより大きな排出口が設けられている。
【0020】131は自現搬送路であって、やはりカバ
ー部材130と同心である筒状の第2のカバー部材であ
る。第2のカバー部材131の周辺には溝部131aが
設けられており、前記外周壁130aと入れ子の状態を
形成することでX線撮影装置103の内部から自現搬送
路120にかけて遮光を保ちつつ、X線撮影装置103
の90度回転に干渉しないよう構成されている。
ー部材130と同心である筒状の第2のカバー部材であ
る。第2のカバー部材131の周辺には溝部131aが
設けられており、前記外周壁130aと入れ子の状態を
形成することでX線撮影装置103の内部から自現搬送
路120にかけて遮光を保ちつつ、X線撮影装置103
の90度回転に干渉しないよう構成されている。
【0021】しかし、図10に示すように、X線撮影装
置103の回転中心Pから排出口119までの距離hが
長ければ、カバー部材130の外周壁130aやカバー
部材131の溝部131aの径が大きくなってしまう。
図のように回転中心Pが撮影時におけるフイルムFの中
心であって、被検者側から見て排出口119の位置が撮
影時におけるフイルムの位置よりも上方に離れている
と、カバー部材130,131はX線撮影装置103よ
りも大型化してしまう。
置103の回転中心Pから排出口119までの距離hが
長ければ、カバー部材130の外周壁130aやカバー
部材131の溝部131aの径が大きくなってしまう。
図のように回転中心Pが撮影時におけるフイルムFの中
心であって、被検者側から見て排出口119の位置が撮
影時におけるフイルムの位置よりも上方に離れている
と、カバー部材130,131はX線撮影装置103よ
りも大型化してしまう。
【0022】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、その目的は、自動現像機に直結できると共に、
被検者の体型に合わせてX線フイルムの撮影姿勢を選択
自在にでき、且つその作業性が容易であって、充分な遮
光を保ちつつコンパクトなX線撮影装置を提供すること
にある。
もので、その目的は、自動現像機に直結できると共に、
被検者の体型に合わせてX線フイルムの撮影姿勢を選択
自在にでき、且つその作業性が容易であって、充分な遮
光を保ちつつコンパクトなX線撮影装置を提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のX線撮影装置は、被検者に略対向する面に
沿って撮影装置本体を架台に対して回転可能に連結する
連結手段と、撮影済のフイルムをフイルム処理装置へ搬
送する搬送手段を有し、前記連結手段は前記フイルムの
短辺よりも大きな径を有するフイルム通過口を備え、前
記撮影装置本体の回転中心と前記フイルム通過口の中心
が略一致しており、前記搬送手段は前記フイルム通過口
の中心近傍で前記フイルムを通過させることを特徴とし
ている。
に、本発明のX線撮影装置は、被検者に略対向する面に
沿って撮影装置本体を架台に対して回転可能に連結する
連結手段と、撮影済のフイルムをフイルム処理装置へ搬
送する搬送手段を有し、前記連結手段は前記フイルムの
短辺よりも大きな径を有するフイルム通過口を備え、前
記撮影装置本体の回転中心と前記フイルム通過口の中心
が略一致しており、前記搬送手段は前記フイルム通過口
の中心近傍で前記フイルムを通過させることを特徴とし
ている。
【0024】更には、前記搬送手段が前記フイルム通過
口に対して前記フイルムを略斜行搬送させることを特徴
としている。
口に対して前記フイルムを略斜行搬送させることを特徴
としている。
【0025】
【実施例】以下、本発明のX線撮影装置の一実施例を図
面を用いて詳細に説明する。図1は、X線撮影装置の内
部の構成を示す断面図である。
面を用いて詳細に説明する。図1は、X線撮影装置の内
部の構成を示す断面図である。
【0026】X線撮影装置内は、筐体1と板状の前側支
持部材2によって光密に保たれている。本実施例では、
被検者とフイルムとの距離を可能な限り近付けて鮮明な
画像が得られるようにするために、前側支持部材2は被
検者から発生する散乱線を除去する作用を有する散乱線
除去部材で構成されている。本実施例では、グリッドを
使用した。更に、前側支持部材2は胸当てとしても作用
する。この構成は画質の向上と共に装置の薄型化にも貢
献する。
持部材2によって光密に保たれている。本実施例では、
被検者とフイルムとの距離を可能な限り近付けて鮮明な
画像が得られるようにするために、前側支持部材2は被
検者から発生する散乱線を除去する作用を有する散乱線
除去部材で構成されている。本実施例では、グリッドを
使用した。更に、前側支持部材2は胸当てとしても作用
する。この構成は画質の向上と共に装置の薄型化にも貢
献する。
【0027】3は未撮影のシートフイルムを積層収納し
ておくためのサプライマガジンであり、この内部には縦
横比の違う未撮影のシートフイルムが縦長(ポートレー
ト)の姿勢で積層されている。4は撮影済のシートフイ
ルムが積層収納されるレシーブマガジン、31はX線撮
影装置を支持し、被検者の身長に合わせてX線撮影装置
1を上下動可能な架台である。
ておくためのサプライマガジンであり、この内部には縦
横比の違う未撮影のシートフイルムが縦長(ポートレー
ト)の姿勢で積層されている。4は撮影済のシートフイ
ルムが積層収納されるレシーブマガジン、31はX線撮
影装置を支持し、被検者の身長に合わせてX線撮影装置
1を上下動可能な架台である。
【0028】図中、5,6,7はローラ対であり、撮影
ステージにフイルムを搬入または搬出するための搬送手
段として設けられている。このうちローラ対5,6はそ
れぞれレバー5a、6aを介して軸5b、6bの廻りに
揺動可能であり、フイルムを挾んだまま揺動すること
で、フイルムを所望の方向へ方向転換するよう制御され
る。
ステージにフイルムを搬入または搬出するための搬送手
段として設けられている。このうちローラ対5,6はそ
れぞれレバー5a、6aを介して軸5b、6bの廻りに
揺動可能であり、フイルムを挾んだまま揺動すること
で、フイルムを所望の方向へ方向転換するよう制御され
る。
【0029】前側支持部材2には、接着などの方法で気
密性と柔軟性を兼ね備えたパッキン8と前側増感紙9が
取り付けられている。また、後側増感紙10は可撓性を
有する板状の後側支持部材11に取り付けられ、後側支
持部材11は枠体12に取り付けられている。なお、増
感紙は必ずしも前側後側の各支持部材の両方に設ける必
要はなく、いずれか一方に設ければフイルム上に画像が
得られる。後側支持部材11は肉薄でX線吸収の少ない
均一な組織のもの(例えば厚さ0.3mmのクロロプレ
ンゴム)が望ましい。
密性と柔軟性を兼ね備えたパッキン8と前側増感紙9が
取り付けられている。また、後側増感紙10は可撓性を
有する板状の後側支持部材11に取り付けられ、後側支
持部材11は枠体12に取り付けられている。なお、増
感紙は必ずしも前側後側の各支持部材の両方に設ける必
要はなく、いずれか一方に設ければフイルム上に画像が
得られる。後側支持部材11は肉薄でX線吸収の少ない
均一な組織のもの(例えば厚さ0.3mmのクロロプレ
ンゴム)が望ましい。
【0030】後側支持部材11の後方にはX線検出手段
であるホトタイマ14が設置されている。ホトタイマ1
4は被検者を透過してきたX線強度を検出してフイルム
濃度を適正に制御する自動露出制御装置のX線検出器で
ある。ホトタイマ14は所定形状の複数または単数の採
光野を有している。本実施例では被検者とフイルムの距
離を短くして幾何学的なボケを小さくするため、また検
出器からの散乱線によるかぶりを防ぐ目的で、自動露出
制御装置のX線検出器を後側支持部材11の後方に配置
している。
であるホトタイマ14が設置されている。ホトタイマ1
4は被検者を透過してきたX線強度を検出してフイルム
濃度を適正に制御する自動露出制御装置のX線検出器で
ある。ホトタイマ14は所定形状の複数または単数の採
光野を有している。本実施例では被検者とフイルムの距
離を短くして幾何学的なボケを小さくするため、また検
出器からの散乱線によるかぶりを防ぐ目的で、自動露出
制御装置のX線検出器を後側支持部材11の後方に配置
している。
【0031】自動露出制御装置は、該X線検出器の出力
を基に露出時間を制御してフイルム露出を適正に行な
う。更に、ホトタイマ14の後方には、後方散乱光遮蔽
部材である鉛板15が配置され、鉛板15によってホト
タイマ14を透過したX線が後方の部材に当たって発生
する後方散乱線を遮蔽し、サプライ及びレシーブマガジ
ン3,4内にあるフイルムのX線によるかぶりを防止す
るようになっている。鉛板15はフイルム全面をカバー
するサイズを有する。
を基に露出時間を制御してフイルム露出を適正に行な
う。更に、ホトタイマ14の後方には、後方散乱光遮蔽
部材である鉛板15が配置され、鉛板15によってホト
タイマ14を透過したX線が後方の部材に当たって発生
する後方散乱線を遮蔽し、サプライ及びレシーブマガジ
ン3,4内にあるフイルムのX線によるかぶりを防止す
るようになっている。鉛板15はフイルム全面をカバー
するサイズを有する。
【0032】31は架台であり、不図示の電動機等によ
り上下動する本体取付板32が設けられている。本体取
付板32には少なくともフイルムの一辺または短辺より
も大きな径の開口が形成されている。また、開口の外周
に沿って溝部が形成されており、溝内部であって、対向
する位置にコロ群33が適正な間隔を置いて配置されて
いる。前記開口の中心は、縦横比の違うフイルムを撮影
ステージに搬入させ撮影する時の該フイルムの対角線の
交点に相当している。
り上下動する本体取付板32が設けられている。本体取
付板32には少なくともフイルムの一辺または短辺より
も大きな径の開口が形成されている。また、開口の外周
に沿って溝部が形成されており、溝内部であって、対向
する位置にコロ群33が適正な間隔を置いて配置されて
いる。前記開口の中心は、縦横比の違うフイルムを撮影
ステージに搬入させ撮影する時の該フイルムの対角線の
交点に相当している。
【0033】34は補助フレームであり、自現用排出口
を備えつつ、筐体1と光密に連結されている。その対向
側は本体取付板32の溝部に嵌まり込んでおり、コロ群
33に支持されることで本体取付板32の廻りに回転自
在に取り付いている。そして不図示の電動機等により補
助フレーム34(結局は撮影装置本体)は回転制御さ
れ、操作者が撮影姿勢(縦長または横長)を選択可能に
なっている。また、前記開口の中心と同軸であって、撮
影済のフイルムを自動現像機等へ搬出する際、該フイル
ムが該開口の中心近傍を通過出来るだけの空間を有す筒
状のフイルム通過口34aが設けられている。
を備えつつ、筐体1と光密に連結されている。その対向
側は本体取付板32の溝部に嵌まり込んでおり、コロ群
33に支持されることで本体取付板32の廻りに回転自
在に取り付いている。そして不図示の電動機等により補
助フレーム34(結局は撮影装置本体)は回転制御さ
れ、操作者が撮影姿勢(縦長または横長)を選択可能に
なっている。また、前記開口の中心と同軸であって、撮
影済のフイルムを自動現像機等へ搬出する際、該フイル
ムが該開口の中心近傍を通過出来るだけの空間を有す筒
状のフイルム通過口34aが設けられている。
【0034】35は自現用搬送路であり本体取付板32
に取り付いている。更に、前記筒状のフイルム通過口と
入れ子のかたちでかみ合っており遮光を保っている。一
方、出口側は不図示の自現搬送ユニット等と連結してお
り、フイルムは自動的に現像機へ送り込まれる。
に取り付いている。更に、前記筒状のフイルム通過口と
入れ子のかたちでかみ合っており遮光を保っている。一
方、出口側は不図示の自現搬送ユニット等と連結してお
り、フイルムは自動的に現像機へ送り込まれる。
【0035】自動現像機側へフイルムを排出する手段と
して、ローラ対36,37,38とガイド板39,4
0,41,42が設けられている。このうちローラ対3
6,37及びガイド板39,40は補助フレーム34に
取付けられており、補助フレーム34(結局は撮影装置
本体)が、架台31の本体取付板32に対して回転して
もガイド板41等に干渉しない位置に配置されている。
して、ローラ対36,37,38とガイド板39,4
0,41,42が設けられている。このうちローラ対3
6,37及びガイド板39,40は補助フレーム34に
取付けられており、補助フレーム34(結局は撮影装置
本体)が、架台31の本体取付板32に対して回転して
もガイド板41等に干渉しない位置に配置されている。
【0036】また、フイルムFはローラ対36,37,
38とガイド板39,40,41,42によりフイルム
通過口34aの中心近傍を、図2に示すように該フイル
ム通過口34aに対して略斜めに搬送されるよう構成さ
れている。
38とガイド板39,40,41,42によりフイルム
通過口34aの中心近傍を、図2に示すように該フイル
ム通過口34aに対して略斜めに搬送されるよう構成さ
れている。
【0037】以上の構成によれば、補助フレーム34と
自現用搬送路35の連結部分はフイルムの一辺または短
辺よりも略大きな径のフイルム通過口34aと、その周
辺に設けられた実質的に撮影装置本体の回転軸受部とな
るコロ群33と、本体取付板32から形成されているこ
とになる。更に、撮影装置本体の回転中心とフイルム通
過口34aの中心が略一致しているため、該連結部分は
X線撮影装置本体より小さいまたは同程度の大きさで済
むことになり、X線撮影装置システム全体のコンパクト
化に貢献する。
自現用搬送路35の連結部分はフイルムの一辺または短
辺よりも略大きな径のフイルム通過口34aと、その周
辺に設けられた実質的に撮影装置本体の回転軸受部とな
るコロ群33と、本体取付板32から形成されているこ
とになる。更に、撮影装置本体の回転中心とフイルム通
過口34aの中心が略一致しているため、該連結部分は
X線撮影装置本体より小さいまたは同程度の大きさで済
むことになり、X線撮影装置システム全体のコンパクト
化に貢献する。
【0038】以下に、この実施例の動作を説明する。図
1において、吸盤等の取出機構によりサプライマガジン
3内に積層収納される多数枚の中から1枚のフイルムF
が取り出され、フイルムFはローラ対5,7の駆動によ
り上方から後側増感紙10の前面に送り込まれる。送り
込まれたフイルムFは、下方にずれ落ちないように不図
示の保持機構で規定位置に保持される。これはフイルム
を鉛直方向に立てた状態で保持撮影が行なわれるため、
フイルムを撮影部に出し入れする際にフイルムが重力で
下方にずれ落ちるのを防ぐために設けられる。保持機構
の具体例としては、例えば特願平3−3254号に記載
されるような吸引によって保持する方式が好適である。
1において、吸盤等の取出機構によりサプライマガジン
3内に積層収納される多数枚の中から1枚のフイルムF
が取り出され、フイルムFはローラ対5,7の駆動によ
り上方から後側増感紙10の前面に送り込まれる。送り
込まれたフイルムFは、下方にずれ落ちないように不図
示の保持機構で規定位置に保持される。これはフイルム
を鉛直方向に立てた状態で保持撮影が行なわれるため、
フイルムを撮影部に出し入れする際にフイルムが重力で
下方にずれ落ちるのを防ぐために設けられる。保持機構
の具体例としては、例えば特願平3−3254号に記載
されるような吸引によって保持する方式が好適である。
【0039】この状態で枠体12を図1の矢印B方向に
回動させると、後側支持部材11はパッキン8に密着
し、前側支持部材2、パッキン8、後側支持部材11で
囲まれた空間は密閉され、フイルムFを内包した密閉空
間を形成する。ここで、この密閉空間を吸引ポンプ16
等の減圧手段で減圧すると、大気圧によって可撓性を有
する後側支持部材11が撓んで前側支持部材2の方向に
押し付けられ、前側増感紙9、フイルムF、後側増感紙
10が密着し保持される。
回動させると、後側支持部材11はパッキン8に密着
し、前側支持部材2、パッキン8、後側支持部材11で
囲まれた空間は密閉され、フイルムFを内包した密閉空
間を形成する。ここで、この密閉空間を吸引ポンプ16
等の減圧手段で減圧すると、大気圧によって可撓性を有
する後側支持部材11が撓んで前側支持部材2の方向に
押し付けられ、前側増感紙9、フイルムF、後側増感紙
10が密着し保持される。
【0040】これは、所謂真空密着方式と呼ばれる方式
である。この時、前側支持部材2も同一の大気圧によっ
て後側支持部材11の方向に押し付けられるため両者は
同一の力で押し合って均衡な状態を保ち、前側支持部材
2すなわちグリッドが変形したりして無理な力が働くこ
とはない。
である。この時、前側支持部材2も同一の大気圧によっ
て後側支持部材11の方向に押し付けられるため両者は
同一の力で押し合って均衡な状態を保ち、前側支持部材
2すなわちグリッドが変形したりして無理な力が働くこ
とはない。
【0041】続いてX線撮影が行なわれることになる
が、今、フイルムFは被検者に対して縦長(ポートレイ
ト)の方向でセットされている。もしここで被検者の体
型により、図8(A)に示すように、幅方向でフイルム
Fに収まらない場合が生じたとする。この時、X線撮影
装置本体を本体取付板32に対して不図示の電動手段で
90度回転させると、フイルムFは被検者に対して図8
(B)の横長(ランドスケープ)の方向にセットされる
ことになる。
が、今、フイルムFは被検者に対して縦長(ポートレイ
ト)の方向でセットされている。もしここで被検者の体
型により、図8(A)に示すように、幅方向でフイルム
Fに収まらない場合が生じたとする。この時、X線撮影
装置本体を本体取付板32に対して不図示の電動手段で
90度回転させると、フイルムFは被検者に対して図8
(B)の横長(ランドスケープ)の方向にセットされる
ことになる。
【0042】この時の回転方向は、図4(B)に示すよ
うに、マガジン3,4が上方に来るようにすれば、マガ
ジン3,4の落下を防止することができる。また、装置
本体をロックさせる位置は、通常、フイルムFの縦長と
横長に対応した2か所で不図示のロックピン等により位
置決めを行なえばよいが、電磁ブレーキ等を用いれば任
意の位置で固定させることも可能である。また、装置本
体の回転中心は縦横比の違うフイルムの対角線の交点に
相当しているため、中心の位置は変化せず、被検者およ
びX線源の位置を変更させる必要がない。
うに、マガジン3,4が上方に来るようにすれば、マガ
ジン3,4の落下を防止することができる。また、装置
本体をロックさせる位置は、通常、フイルムFの縦長と
横長に対応した2か所で不図示のロックピン等により位
置決めを行なえばよいが、電磁ブレーキ等を用いれば任
意の位置で固定させることも可能である。また、装置本
体の回転中心は縦横比の違うフイルムの対角線の交点に
相当しているため、中心の位置は変化せず、被検者およ
びX線源の位置を変更させる必要がない。
【0043】以上、フイルムFの撮影方向が選択された
後、X線撮影が行なわれる。X線源から被検者に照射さ
れたX線は、被検者の体内の各部の組織により選択的に
吸収または透過して、散乱線除去作用を有する前側支持
部材2の表面に入射する。被検者にX線が当たると画質
を劣化させる散乱X線が発生するが、この散乱線は前側
支持部材2の散乱線除去作用で選択的に吸収される。よ
って増感紙9および10にはフイルム上にX線像を形成
するのに有効なX線いわゆる1次X線が選択的に到達
し、これに応じて増感紙9,10が可視光を発光して、
フイルム上に被検者の胸部X線像を形成する。
後、X線撮影が行なわれる。X線源から被検者に照射さ
れたX線は、被検者の体内の各部の組織により選択的に
吸収または透過して、散乱線除去作用を有する前側支持
部材2の表面に入射する。被検者にX線が当たると画質
を劣化させる散乱X線が発生するが、この散乱線は前側
支持部材2の散乱線除去作用で選択的に吸収される。よ
って増感紙9および10にはフイルム上にX線像を形成
するのに有効なX線いわゆる1次X線が選択的に到達
し、これに応じて増感紙9,10が可視光を発光して、
フイルム上に被検者の胸部X線像を形成する。
【0044】この時、一部のX線は後側増感紙10およ
び後側支持部材11を透過しホトタイマ14に到達す
る。ホトタイマ14の出力を基に適正露光量に達したら
X線の発光を遮断するように制御してX線撮影が終了す
る。撮影終了後、撮影装置本体を再び回転させ元の縦長
の状態に戻す。続いて撮影済のフイルムを搬送手段であ
るローラ対5,6,7により、レシーブマガジン4内も
しくは自動現像機側へと送り込む。
び後側支持部材11を透過しホトタイマ14に到達す
る。ホトタイマ14の出力を基に適正露光量に達したら
X線の発光を遮断するように制御してX線撮影が終了す
る。撮影終了後、撮影装置本体を再び回転させ元の縦長
の状態に戻す。続いて撮影済のフイルムを搬送手段であ
るローラ対5,6,7により、レシーブマガジン4内も
しくは自動現像機側へと送り込む。
【0045】自動現像機側へ送る場合、ローラ対36,
37,38およびガイド板39,40,41,42等で
搬送する。ここで、フイルムはローラ対とガイド板でフ
イルム通過口34aの中心近傍を、フイルム通過口34
aに対して略斜めに搬送される。このフイルム斜行搬送
により更なるX線撮影装置システム全体のコンパクト化
と搬送機構の簡素化がはかれる。
37,38およびガイド板39,40,41,42等で
搬送する。ここで、フイルムはローラ対とガイド板でフ
イルム通過口34aの中心近傍を、フイルム通過口34
aに対して略斜めに搬送される。このフイルム斜行搬送
により更なるX線撮影装置システム全体のコンパクト化
と搬送機構の簡素化がはかれる。
【0046】例えば、被検者側から搬送されるフイルム
を見るとする。もし仮に水平方向へ直線的にX線撮影装
置から送り出されたとすると、自現用搬送路は少なくと
もフイルム一枚分の奥行き寸法が必要となる。しかしフ
イルムが傾いてくると奥行き寸法が短くなってくること
は明らかである。このフイルムの傾き角度が大きくなれ
ば、それだけ自現用搬送路は薄型化される。
を見るとする。もし仮に水平方向へ直線的にX線撮影装
置から送り出されたとすると、自現用搬送路は少なくと
もフイルム一枚分の奥行き寸法が必要となる。しかしフ
イルムが傾いてくると奥行き寸法が短くなってくること
は明らかである。このフイルムの傾き角度が大きくなれ
ば、それだけ自現用搬送路は薄型化される。
【0047】ところで、この奥行き寸法を小さくする別
の方策として図3のような搬送経路も考えられる。フイ
ルムを一旦通過口34aの回転中心軸まで搬送し、該回
転中心軸に沿うようベルト51等の手段により方向転換
した後、平行に送り出す。フイルムが通過口34aを通
過した後に、再び方向転換して所望の方向(自動現像
機)へと受け渡す。もし、自動現像機の入口が通過口の
回転中心軸の延長線上にあれば、再度方向転換する必要
はなく直線的にフイルムを送り出せばよいが、X線撮影
装置は被検者の身長に合わせて上下動するため、フイル
ム通過口と自動現像機の入口が一直線状に存在すること
はまれである。故にフイルムが通過口を通過した後、再
度方向転換する必要がある。
の方策として図3のような搬送経路も考えられる。フイ
ルムを一旦通過口34aの回転中心軸まで搬送し、該回
転中心軸に沿うようベルト51等の手段により方向転換
した後、平行に送り出す。フイルムが通過口34aを通
過した後に、再び方向転換して所望の方向(自動現像
機)へと受け渡す。もし、自動現像機の入口が通過口の
回転中心軸の延長線上にあれば、再度方向転換する必要
はなく直線的にフイルムを送り出せばよいが、X線撮影
装置は被検者の身長に合わせて上下動するため、フイル
ム通過口と自動現像機の入口が一直線状に存在すること
はまれである。故にフイルムが通過口を通過した後、再
度方向転換する必要がある。
【0048】以上により自現用搬送路は薄型化される
が、搬送機構は方向転換手段が加わるため、図1の例よ
り多少複雑化してしまう。また、搬送されるフイルムは
方向転換の際に短いスパンで曲げられるため、フイルム
に対し過大な負荷を掛けることになる。自現用搬送路の
薄型化を図ればそれだけ負荷の程度も大きくなる。その
ためにフイルムが圧着カブリを生ずる可能性もあるの
で、図1の例の方がより好ましい。即ち、図1の実施例
のように、フイルムを斜行搬送すれば、フイルムに対す
る負荷も少なく、搬送機構も比較的簡素化でき、自現用
搬送路の薄型化が図れることになる。
が、搬送機構は方向転換手段が加わるため、図1の例よ
り多少複雑化してしまう。また、搬送されるフイルムは
方向転換の際に短いスパンで曲げられるため、フイルム
に対し過大な負荷を掛けることになる。自現用搬送路の
薄型化を図ればそれだけ負荷の程度も大きくなる。その
ためにフイルムが圧着カブリを生ずる可能性もあるの
で、図1の例の方がより好ましい。即ち、図1の実施例
のように、フイルムを斜行搬送すれば、フイルムに対す
る負荷も少なく、搬送機構も比較的簡素化でき、自現用
搬送路の薄型化が図れることになる。
【0049】そして、補助フレーム34および自現用搬
送路35により形成される筒状の通過口34aは、フイ
ルムの一辺または短辺よりも大きな径を有しているため
搬送に支障をきたすことなく、また遮光も保たれるため
安全に搬送が行なわれる。
送路35により形成される筒状の通過口34aは、フイ
ルムの一辺または短辺よりも大きな径を有しているため
搬送に支障をきたすことなく、また遮光も保たれるため
安全に搬送が行なわれる。
【0050】(他の実施例)本実施例では、撮影済のフ
イルムを自現用搬送路35へ送り込む際、ローラ36,
37,38により搬送を行ったが、実施例のようにフイ
ルムをフイルム通過口の中心よりも上方から下方へ斜行
搬送するケースでは、フイルムの自重を利用して搬送し
てもよい。ガイド板を適切な位置に配置すれば、より簡
便な機構で搬送が可能となる。
イルムを自現用搬送路35へ送り込む際、ローラ36,
37,38により搬送を行ったが、実施例のようにフイ
ルムをフイルム通過口の中心よりも上方から下方へ斜行
搬送するケースでは、フイルムの自重を利用して搬送し
てもよい。ガイド板を適切な位置に配置すれば、より簡
便な機構で搬送が可能となる。
【0051】また、X線撮影装置側から自現用搬送路へ
向けてフイルムを排出する位置が、フイルム通過口の中
心よりも下方または同じ高さの場合でも、同様に一旦フ
イルム通過口の中心まで搬送した後、所望の方向へ方向
転換して搬送してもよい。つまりフイルム通過口の通過
前後、または通過後でフイルムを斜行搬送させることで
本実施例と同様の効果が得られる。また、フイルム通過
口は円形だけでなく、フイルムが通過出来るだけの幅を
有している方形の窓でもよい。
向けてフイルムを排出する位置が、フイルム通過口の中
心よりも下方または同じ高さの場合でも、同様に一旦フ
イルム通過口の中心まで搬送した後、所望の方向へ方向
転換して搬送してもよい。つまりフイルム通過口の通過
前後、または通過後でフイルムを斜行搬送させることで
本実施例と同様の効果が得られる。また、フイルム通過
口は円形だけでなく、フイルムが通過出来るだけの幅を
有している方形の窓でもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
X線撮影装置を回転させることで横長や縦長撮影を選択
可能にしたことにより、カセッテホルダを用いる必要性
がなくなり、X線撮影装置の作業性を向上することがで
きる。また、撮影済のフイルムを自動現像機等のフイル
ム処理手段へ搬送する際、遮光が保たれた安全な状態で
フイルムを搬送することが可能になり、更にこのような
X線撮影装置システムの大型化を防ぐことが可能とな
る。
X線撮影装置を回転させることで横長や縦長撮影を選択
可能にしたことにより、カセッテホルダを用いる必要性
がなくなり、X線撮影装置の作業性を向上することがで
きる。また、撮影済のフイルムを自動現像機等のフイル
ム処理手段へ搬送する際、遮光が保たれた安全な状態で
フイルムを搬送することが可能になり、更にこのような
X線撮影装置システムの大型化を防ぐことが可能とな
る。
【0053】また、フイルム通過口に対してフイルムを
斜行搬送させれば、比較的シンプルな搬送機構で、フイ
ルムに与える搬送中の負荷も小さく、装置の薄型化を可
能にする。
斜行搬送させれば、比較的シンプルな搬送機構で、フイ
ルムに与える搬送中の負荷も小さく、装置の薄型化を可
能にする。
【図1】本発明に係るX線撮影装置の一実施例の内部構
成を示す図。
成を示す図。
【図2】図1の実施例の自現搬送部を詳細に示す斜視
図。
図。
【図3】本発明の他の実施例の内部構成を示す図。
【図4】本発明に係るX線撮影装置の外観を示す斜視
図。
図。
【図5】X線撮影システムの概要を示す図。
【図6】従来のX線撮影装置の外観を示す図。
【図7】従来のX線撮影装置の内部構成を示す図。
【図8】胸部と撮影フイルムとの関係を示す図。
【図9】本発明が解決しようとしている課題を説明する
ための図。
ための図。
【図10】本発明が解決しようとしている課題を説明す
るための図。
るための図。
1 筺体 2 前側支持部材 3 サプライマガジン 4 レシーブマガジン 8 パッキン 9 前側増感紙 10 後側増感紙 11 後側支持部材 12 枠体 14 ホトタイマ 15 鉛板 31 架台 32 本体取付板 33 コロ群 34 補助フレーム 34a フイルム通過口 35 自現用搬走路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 正明 神奈川県川崎市中原区今井上町53番地キヤ ノン株式会社小杉事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 被検者に略対向する面に沿って撮影装置
本体を架台に対して回転可能に連結する連結手段と、撮
影済のフイルムをフイルム処理装置へ搬送する搬送手段
を有し、前記連結手段は前記フイルムの短辺よりも大き
な径を有するフイルム通過口を備え、前記撮影装置本体
の回転中心と前記フイルム通過口の中心が略一致してお
り、前記搬送手段は前記フイルム通過口の中心近傍で前
記フイルムを通過させることを特徴とするX線撮影装
置。 - 【請求項2】 前記搬送手段は前記フイルム通過口に対
して前記フイルムを略斜行搬送させることを特徴とする
請求項1に記載のX線撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038139A JPH06250303A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | X線撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038139A JPH06250303A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | X線撮影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06250303A true JPH06250303A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12517092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5038139A Pending JPH06250303A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | X線撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06250303A (ja) |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5038139A patent/JPH06250303A/ja active Pending
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