JPH06250662A - 波形データ生成方法及び波形データメモリ - Google Patents
波形データ生成方法及び波形データメモリInfo
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- JPH06250662A JPH06250662A JP5057728A JP5772893A JPH06250662A JP H06250662 A JPH06250662 A JP H06250662A JP 5057728 A JP5057728 A JP 5057728A JP 5772893 A JP5772893 A JP 5772893A JP H06250662 A JPH06250662 A JP H06250662A
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- data
- waveform data
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリ容量の削減を図ること。
【構成】 波形メモリ30に記憶されている拍手、川の
せせらぎ、雨音等の相関性の周期をもった波形データ
を、たとえば200msec毎に3分割するとともに、
それぞれの波形データに対し窓関数を乗算して加算し、
この加算したデータを200msec分の記憶容量をも
つ合成波形メモリ45に記憶させる。データ再生の際に
は、これを繰り返して読み出す。データには不連続点が
ないので繰り返しのデータ再生時において音飛び等の発
生のない効果音を再生することができる。 【効果】 合成波形メモリ45の容量は、データブロッ
ク31〜33の1ブロック分の200msec分で足り
るため、トレモロ感を軽減しつつ合成波形メモリ45の
記憶容量が大幅に削減される。
せせらぎ、雨音等の相関性の周期をもった波形データ
を、たとえば200msec毎に3分割するとともに、
それぞれの波形データに対し窓関数を乗算して加算し、
この加算したデータを200msec分の記憶容量をも
つ合成波形メモリ45に記憶させる。データ再生の際に
は、これを繰り返して読み出す。データには不連続点が
ないので繰り返しのデータ再生時において音飛び等の発
生のない効果音を再生することができる。 【効果】 合成波形メモリ45の容量は、データブロッ
ク31〜33の1ブロック分の200msec分で足り
るため、トレモロ感を軽減しつつ合成波形メモリ45の
記憶容量が大幅に削減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拍手、川のせせらぎ、
雨音等の相関性の周期をもつ音を効果音として再現する
場合に適した波形データ生成方法及び波形データメモリ
に関する。
雨音等の相関性の周期をもつ音を効果音として再現する
場合に適した波形データ生成方法及び波形データメモリ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、楽音等の波形を生成するため
に様々な手法がとられている。その一つとして、たとえ
ば特開昭61−99193号公報には、複数周期の波形
を複数組予め記憶しておき、これを適当な順序で順次切
り換えて読み出すことにより、楽音信号を発生するよう
にした楽音信号発生装置が開示されている。
に様々な手法がとられている。その一つとして、たとえ
ば特開昭61−99193号公報には、複数周期の波形
を複数組予め記憶しておき、これを適当な順序で順次切
り換えて読み出すことにより、楽音信号を発生するよう
にした楽音信号発生装置が開示されている。
【0003】すなわち、図1に示すように、鍵盤1によ
って音高指定が行われると、押鍵検出回路2が押圧鍵を
検出し、この検出した押圧鍵に対応するキーコードKC
を出力する。また、押鍵検出回路2は、鍵の押圧の持続
を示すキーオン信号KONと鍵の押圧開始時を示すキー
オンパルスKONPとを併せて出力する。
って音高指定が行われると、押鍵検出回路2が押圧鍵を
検出し、この検出した押圧鍵に対応するキーコードKC
を出力する。また、押鍵検出回路2は、鍵の押圧の持続
を示すキーオン信号KONと鍵の押圧開始時を示すキー
オンパルスKONPとを併せて出力する。
【0004】ノートクロック発生回路3は、キーコード
KCに基づき押圧鍵の音高に対応した周波期のノートク
ロック信号NCKを発生し、アドレスカウンタ4は波形
メモリ5を読み出すためのアドレス信号ADを出力す
る。波形メモリ5には各音色種類毎にそれぞれ原楽音信
号からサンプル的に抜き出された複数の波形区間の波形
データが記憶されている。これら各波形区間のデータ長
は任意である。
KCに基づき押圧鍵の音高に対応した周波期のノートク
ロック信号NCKを発生し、アドレスカウンタ4は波形
メモリ5を読み出すためのアドレス信号ADを出力す
る。波形メモリ5には各音色種類毎にそれぞれ原楽音信
号からサンプル的に抜き出された複数の波形区間の波形
データが記憶されている。これら各波形区間のデータ長
は任意である。
【0005】読み出しシーケンス制御手段6は、波形メ
モリ5から読み出すべき波形区間を順次切り換えて指定
するものであり、読み出すべき1つの波形区間を指定す
るためにスタートアドレス指定信号SADを出力する。
スタートアドレス指定信号SADとアドレスカウンタ4
からのアドレス信号ADが加算器7で加算され、加算出
力が波形メモリ5のアドレス入力に与えられる。この加
算出力によって、読み出すべき1つの波形区間の個々の
サンプル点の絶対アドレスが特定され、特定されたアド
レスに記憶されているサンプル点の波形データが波形メ
モリ5から読み出される。
モリ5から読み出すべき波形区間を順次切り換えて指定
するものであり、読み出すべき1つの波形区間を指定す
るためにスタートアドレス指定信号SADを出力する。
スタートアドレス指定信号SADとアドレスカウンタ4
からのアドレス信号ADが加算器7で加算され、加算出
力が波形メモリ5のアドレス入力に与えられる。この加
算出力によって、読み出すべき1つの波形区間の個々の
サンプル点の絶対アドレスが特定され、特定されたアド
レスに記憶されているサンプル点の波形データが波形メ
モリ5から読み出される。
【0006】波形区間をランダムに選ぶためのランダム
数値発生器8から発生されたランダム数値信号RBNが
ラッチ回路9に入力されるが、ラッチ回路9のリセット
入力RにはキーオンパルスKONPが入力されるので、
鍵の押し始めではラッチ回路9のリセット値が、以後ラ
ッチ制御入力Lに入力があるごとにその時入力されてい
るランダム数値信号RBNがラッチされてバンク(記憶
領域)ナンバBNとして出力される。また、音色選択回
路12から与えられる音色選択情報TCに応じて1組の
波形データに対応するデータ長のデータが選択され、そ
の中からアドレス入力されたバンクナンバBNに対応す
る1波形区間のデータ長が選択的に読み出される。
数値発生器8から発生されたランダム数値信号RBNが
ラッチ回路9に入力されるが、ラッチ回路9のリセット
入力RにはキーオンパルスKONPが入力されるので、
鍵の押し始めではラッチ回路9のリセット値が、以後ラ
ッチ制御入力Lに入力があるごとにその時入力されてい
るランダム数値信号RBNがラッチされてバンク(記憶
領域)ナンバBNとして出力される。また、音色選択回
路12から与えられる音色選択情報TCに応じて1組の
波形データに対応するデータ長のデータが選択され、そ
の中からアドレス入力されたバンクナンバBNに対応す
る1波形区間のデータ長が選択的に読み出される。
【0007】読み出されたデータ長信号DLは比較器1
3の一方の入力に加わり、他方の入力に加わるアドレス
信号ADと比較され、両入力の数値が一致したとき、一
致出力EQから信号が出力され、ラッチ回路9のラッチ
制御入力Lに、及びオア回路14を介してアドレスカウ
ンタ4のリセット入力Rに与えられる。
3の一方の入力に加わり、他方の入力に加わるアドレス
信号ADと比較され、両入力の数値が一致したとき、一
致出力EQから信号が出力され、ラッチ回路9のラッチ
制御入力Lに、及びオア回路14を介してアドレスカウ
ンタ4のリセット入力Rに与えられる。
【0008】スタートアドレスメモリ11は各波形区間
のスタートアドレスを各音色種類毎に予め記憶してお
り、音色選択情報TCに応じて1組の波形データに対応
するスタートアドレスが選択され、その中からアドレス
入力されたバンクナンバBNに対応する1波形区間のス
タートアドレスが選択的に読み出される。
のスタートアドレスを各音色種類毎に予め記憶してお
り、音色選択情報TCに応じて1組の波形データに対応
するスタートアドレスが選択され、その中からアドレス
入力されたバンクナンバBNに対応する1波形区間のス
タートアドレスが選択的に読み出される。
【0009】読み出されたスタートアドレスは、スター
トアドレス指定信号SADとして加算器7に入力され
る。キーオンパルス信号KONPが発生したとき、ラッ
チ回路9がリセットされるため、最初はバンクナンバB
Nは零であり、楽音のアタック部の波形区間が指定され
る。
トアドレス指定信号SADとして加算器7に入力され
る。キーオンパルス信号KONPが発生したとき、ラッ
チ回路9がリセットされるため、最初はバンクナンバB
Nは零であり、楽音のアタック部の波形区間が指定され
る。
【0010】一方、アドレスカウンタ4はキーオンパル
ス信号KONPによってリセットされた後、ノートクロ
ック信号NCKのカウントを開始し、アドレス信号AD
を零から順次増加させる。1つの波形区間の読み出しが
終了するたびに次の波形区間がランダムに選択されて読
み出される。エンベロープ発生器16は、たとえば押鍵
中は一定レベルを維持し、離鍵後は所定のディケイ特性
で減衰するエンベロープ信号をキーオン信号KONに応
答して発生する。
ス信号KONPによってリセットされた後、ノートクロ
ック信号NCKのカウントを開始し、アドレス信号AD
を零から順次増加させる。1つの波形区間の読み出しが
終了するたびに次の波形区間がランダムに選択されて読
み出される。エンベロープ発生器16は、たとえば押鍵
中は一定レベルを維持し、離鍵後は所定のディケイ特性
で減衰するエンベロープ信号をキーオン信号KONに応
答して発生する。
【0011】このような構成の楽音信号発生装置によれ
ば、同一波形が繰り返し読み出されることがないので、
周期的ノイズの発生を解消することができるようになっ
ている。
ば、同一波形が繰り返し読み出されることがないので、
周期的ノイズの発生を解消することができるようになっ
ている。
【0012】また、たとえば特公昭63−67196号
公報には、複数波形の補間演算により、時間変化を自在
に作り出し、自然な感じの音声や楽音を作り出すように
した波形発生方法が開示されている。
公報には、複数波形の補間演算により、時間変化を自在
に作り出し、自然な感じの音声や楽音を作り出すように
した波形発生方法が開示されている。
【0013】すなわち、図2に示すように、波形発生器
20,21が複数種類の波形を記憶しているメモリ2
4,25からのサンプル波形に基づいて波形を発生し、
乗算器26,27に出力する。乗算器26,27には、
窓関数発生器22,23からの窓関数が供給されてお
り、波形発生器20,21からの波形と窓関数とを乗算
して加算器28に出力する。加算器28の出力は、乗算
器29aにてエンベロープ発生器29からのエンベロー
プが付加される。
20,21が複数種類の波形を記憶しているメモリ2
4,25からのサンプル波形に基づいて波形を発生し、
乗算器26,27に出力する。乗算器26,27には、
窓関数発生器22,23からの窓関数が供給されてお
り、波形発生器20,21からの波形と窓関数とを乗算
して加算器28に出力する。加算器28の出力は、乗算
器29aにてエンベロープ発生器29からのエンベロー
プが付加される。
【0014】このような波形発生方法では、窓関数が零
値又は実質的零値にて複数の波形の種類を切り換えるよ
うにしたものであるため、自然楽器の音を余分な雑音の
発生を伴わずに合成することができるようになってい
る。
値又は実質的零値にて複数の波形の種類を切り換えるよ
うにしたものであるため、自然楽器の音を余分な雑音の
発生を伴わずに合成することができるようになってい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の楽音信号発生装置では、波形データとして原波
形のデータがそのまま用いられる。したがって、たとえ
短区間の波形データを繰り返して読み出すようにして
も、メモリ容量の削減には限度があった。
た従来の楽音信号発生装置では、波形データとして原波
形のデータがそのまま用いられる。したがって、たとえ
短区間の波形データを繰り返して読み出すようにして
も、メモリ容量の削減には限度があった。
【0016】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、対象とする音の性格に鑑み、再生すべき波
形データを必要最小限とすることにより、メモリ容量の
削減を図ることができる波形データ生成方法及び波形デ
ータメモリを提供することを目的とする。
れたもので、対象とする音の性格に鑑み、再生すべき波
形データを必要最小限とすることにより、メモリ容量の
削減を図ることができる波形データ生成方法及び波形デ
ータメモリを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の波形データ生成
方法は、所定期間の原波形データを複数に等分し前記所
定期間の起点からフェードインし終点でフェードアウト
する窓関数を乗算し加算することによって波形データを
生成することを特徴とする。本発明の波形データメモリ
は、所定期間の原波形データを複数に等分し前記所定期
間の起点からフェードインし終点でフェードアウトする
窓関数を乗算し加算して得られた波形データが記録され
ていることを特徴とする。
方法は、所定期間の原波形データを複数に等分し前記所
定期間の起点からフェードインし終点でフェードアウト
する窓関数を乗算し加算することによって波形データを
生成することを特徴とする。本発明の波形データメモリ
は、所定期間の原波形データを複数に等分し前記所定期
間の起点からフェードインし終点でフェードアウトする
窓関数を乗算し加算して得られた波形データが記録され
ていることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明の波形データ生成方法及び波形データメ
モリでは、複数に等分した所定期間の原波形データに対
し、所定期間の起点からフェードインし終点でフェード
アウトする窓関数を乗算しかつ加算して得た波形データ
を繰り返し再生することにより、相関性の周期をもつ音
を生成する。
モリでは、複数に等分した所定期間の原波形データに対
し、所定期間の起点からフェードインし終点でフェード
アウトする窓関数を乗算しかつ加算して得た波形データ
を繰り返し再生することにより、相関性の周期をもつ音
を生成する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図3は、本発明の波形データ生成方法の一
実施例に係る波形データ生成装置を示すもので、拍手、
川のせせらぎ、雨音等の相関性の周期をもつ音のデータ
を記憶している波形メモリ30が備えられている。波形
メモリ30に記憶されている波形は、たとえば44.1
kHz のサンプリング周波数によってサンプリングが
なされ、且つ200msecに区切られることにより、
データブロック31〜33の3つのデータに分割されて
いる。なお、同図における波形メモリ30には、説明の
便宜上、ディジタル波形の代わりにアナログ波形が図示
されている。
て説明する。図3は、本発明の波形データ生成方法の一
実施例に係る波形データ生成装置を示すもので、拍手、
川のせせらぎ、雨音等の相関性の周期をもつ音のデータ
を記憶している波形メモリ30が備えられている。波形
メモリ30に記憶されている波形は、たとえば44.1
kHz のサンプリング周波数によってサンプリングが
なされ、且つ200msecに区切られることにより、
データブロック31〜33の3つのデータに分割されて
いる。なお、同図における波形メモリ30には、説明の
便宜上、ディジタル波形の代わりにアナログ波形が図示
されている。
【0020】コントローラ37によってコントロールさ
れているアドレスポインタ34,35,36は、波形メ
モリ30のデータブロック31〜33に対応して設けら
れており、これらアドレスポインタ34,35,36か
らのアドレスにより、波形メモリ30内の波形データが
読み出しタイミングをコントロールされた状態で順次読
み出される。
れているアドレスポインタ34,35,36は、波形メ
モリ30のデータブロック31〜33に対応して設けら
れており、これらアドレスポインタ34,35,36か
らのアドレスにより、波形メモリ30内の波形データが
読み出しタイミングをコントロールされた状態で順次読
み出される。
【0021】乗算器38,39,40は、波形メモリ3
0のデータブロック31〜33に対応して設けられてお
り、それぞれのデータブロック31〜33からの波形デ
ータに対し、エンベロープ発生器41,42,43が発
生する窓関数を乗算して出力する。
0のデータブロック31〜33に対応して設けられてお
り、それぞれのデータブロック31〜33からの波形デ
ータに対し、エンベロープ発生器41,42,43が発
生する窓関数を乗算して出力する。
【0022】乗算器38,39,40の出力は、加算器
44によって後述のように加算された後、リング状メモ
リの波形データメモリである合成波形メモリ45に記憶
される。合成波形メモリ45の記憶容量は、上記のデー
タブロック31〜33の区分期間である200msec
分とされている。合成波形メモリ45に記憶された波形
データの読み出しは、コントローラ37によってコント
ロールされているアドレスポインタ46のアドレスに従
って行われる。
44によって後述のように加算された後、リング状メモ
リの波形データメモリである合成波形メモリ45に記憶
される。合成波形メモリ45の記憶容量は、上記のデー
タブロック31〜33の区分期間である200msec
分とされている。合成波形メモリ45に記憶された波形
データの読み出しは、コントローラ37によってコント
ロールされているアドレスポインタ46のアドレスに従
って行われる。
【0023】続いて、このような構成の波形データ生成
装置による波形データの生成方法を、図4を用いて説明
する。まず、同図(a)に示すように、波形メモリ30
に記憶されている原波形を、200msec間隔で3つ
のデータブロック31〜33に分割する。
装置による波形データの生成方法を、図4を用いて説明
する。まず、同図(a)に示すように、波形メモリ30
に記憶されている原波形を、200msec間隔で3つ
のデータブロック31〜33に分割する。
【0024】次いで、アドレスポインタ34,35,3
6により、データブロック31〜33に記憶されている
波形データが順次アドレスと読み出しタイミングをコン
トロールされて読み取られる。順次読み取られた各デー
タブロック31〜33の波形データは、それぞれ対応す
る乗算器38,39,40に送られる。各乗算器38,
39,40には、それぞれ対応するエンベロープ発生器
41,42,43からの窓関数が与えられており、それ
ぞれの乗算器38,39,40はそれぞれの窓関数に基
づき、各データブロック31〜33からのデータに対し
て乗算を行う。
6により、データブロック31〜33に記憶されている
波形データが順次アドレスと読み出しタイミングをコン
トロールされて読み取られる。順次読み取られた各デー
タブロック31〜33の波形データは、それぞれ対応す
る乗算器38,39,40に送られる。各乗算器38,
39,40には、それぞれ対応するエンベロープ発生器
41,42,43からの窓関数が与えられており、それ
ぞれの乗算器38,39,40はそれぞれの窓関数に基
づき、各データブロック31〜33からのデータに対し
て乗算を行う。
【0025】ここでの窓関数は、図4(b)に示すよう
に、波形データの各サンプル点に対応して所定期間、最
初のデータブロック31の起点からフェードインし、最
終のデータブロック33の終点でフェードアウトする連
続関数である。このような窓関数が乗算されると、各デ
ータブロック31〜33の波形データは、図4(c)に
示すように、起点からフェードインし、終点でフェード
アウトする波形とされる。
に、波形データの各サンプル点に対応して所定期間、最
初のデータブロック31の起点からフェードインし、最
終のデータブロック33の終点でフェードアウトする連
続関数である。このような窓関数が乗算されると、各デ
ータブロック31〜33の波形データは、図4(c)に
示すように、起点からフェードインし、終点でフェード
アウトする波形とされる。
【0026】それぞれの乗算器38,39,40にて乗
算されたデータは、加算器44によって加算される。す
なわち、図5に示すように、それぞれのデータブロック
に対する200msec期間である時刻t1 から時刻t
2 内の(a)〜(c)のそれぞれのデータが時刻t1 と
時刻t2 とを一致させた状態で加算される。この加算の
際には、図4(a)における波高値a1 と図4(b)に
おける波高値a2 とが連続し、更に図4(b)における
波高値b1 と図4(c)における波高値b2 とが連続し
ているため、加算後の読み出し開始時刻t1 と読み出し
終了時刻t2 とのデータレベルが連続する。このように
して加算された200msecのデータは、リング状の
合成波形メモリ45にアドレスポインタ46のアドレス
指示に従った記憶される。
算されたデータは、加算器44によって加算される。す
なわち、図5に示すように、それぞれのデータブロック
に対する200msec期間である時刻t1 から時刻t
2 内の(a)〜(c)のそれぞれのデータが時刻t1 と
時刻t2 とを一致させた状態で加算される。この加算の
際には、図4(a)における波高値a1 と図4(b)に
おける波高値a2 とが連続し、更に図4(b)における
波高値b1 と図4(c)における波高値b2 とが連続し
ているため、加算後の読み出し開始時刻t1 と読み出し
終了時刻t2 とのデータレベルが連続する。このように
して加算された200msecのデータは、リング状の
合成波形メモリ45にアドレスポインタ46のアドレス
指示に従った記憶される。
【0027】データ再生の際には、合成波形メモリ45
から200msec分の加算されたデータが繰り返し読
み取られる。このとき、上述したように、加算後の読み
出し開始時間t1 と読み出し終了時間t2 とのデータレ
ベルが連続しているので、繰り返しのデータ再生時にお
いては音飛び等の発生もなく、効果音が自然な状態で再
生される。また、一般的に短時間にフェードイン,フェ
ードアウトする音、たとえば図4(c)に示す波形を単
に繰り返すと完全なトレモロとして聞こえてしまうが、
本発明では等価的に波形を時間差をもって重ね合わせる
ことになり、トレモロ感が軽減される。
から200msec分の加算されたデータが繰り返し読
み取られる。このとき、上述したように、加算後の読み
出し開始時間t1 と読み出し終了時間t2 とのデータレ
ベルが連続しているので、繰り返しのデータ再生時にお
いては音飛び等の発生もなく、効果音が自然な状態で再
生される。また、一般的に短時間にフェードイン,フェ
ードアウトする音、たとえば図4(c)に示す波形を単
に繰り返すと完全なトレモロとして聞こえてしまうが、
本発明では等価的に波形を時間差をもって重ね合わせる
ことになり、トレモロ感が軽減される。
【0028】以上のように、合成波形メモリ45の容量
は、データブロック31〜33の1ブロック分の200
msec分で足りるため、合成波形メモリ45の記憶容
量が大幅に削減される。
は、データブロック31〜33の1ブロック分の200
msec分で足りるため、合成波形メモリ45の記憶容
量が大幅に削減される。
【0029】図6は、図3の波形データ生成装置の構成
を変えた場合の他の実施例を示すものである。同図に示
すように、波形データ生成装置には、2個の波形データ
メモリである合成波形メモリ45,45Aが設けられて
いる。合成波形メモリ45の記憶容量は、上記同様に、
200msec分とされている。また、合成波形メモリ
45Aは、177msec分とされている。
を変えた場合の他の実施例を示すものである。同図に示
すように、波形データ生成装置には、2個の波形データ
メモリである合成波形メモリ45,45Aが設けられて
いる。合成波形メモリ45の記憶容量は、上記同様に、
200msec分とされている。また、合成波形メモリ
45Aは、177msec分とされている。
【0030】すなわち、図7(a)に示すように、合成
波形メモリ45には、波形メモリ30の3分割された2
00msec毎の波形データに対して上記の各エンベロ
ープ発生器41,42,43が発生する窓関数を乗算
し、更に加算器44によりこれら乗算した波形データの
加算されたものが200msec分記憶されている。一
方、合成波形メモリ45Aには、図7(b)に示すよう
に、波形メモリ30の4分割された177msec毎の
波形データに対して上記同様に4個のエンベロープ発生
器が発生する窓関数を乗算し、更に加算器44によりこ
れら乗算した波形データの加算されたものが177ms
ec分記憶されている。
波形メモリ45には、波形メモリ30の3分割された2
00msec毎の波形データに対して上記の各エンベロ
ープ発生器41,42,43が発生する窓関数を乗算
し、更に加算器44によりこれら乗算した波形データの
加算されたものが200msec分記憶されている。一
方、合成波形メモリ45Aには、図7(b)に示すよう
に、波形メモリ30の4分割された177msec毎の
波形データに対して上記同様に4個のエンベロープ発生
器が発生する窓関数を乗算し、更に加算器44によりこ
れら乗算した波形データの加算されたものが177ms
ec分記憶されている。
【0031】また、これら合成波形メモリ45,45A
に記憶されているデータは、コントローラ37によって
コントロールされているアドレスポインタ46,46A
のアドレスに従ってそれぞれ循環して読み出され、更に
加算器47により加算されて出力される。
に記憶されているデータは、コントローラ37によって
コントロールされているアドレスポインタ46,46A
のアドレスに従ってそれぞれ循環して読み出され、更に
加算器47により加算されて出力される。
【0032】このような構成の波形データ生成装置で
は、それぞれの合成波形メモリ45,45Aの記憶容量
が相違しているため、トレモロ現象の周期に相違がで
る。記憶容量の比を単純な整数比にならないようにすれ
ば両合成波形メモリのデータの読み出し位置が複雑にず
れてくるため、周期的なトレモロ感が上記実施例に比べ
て更に軽減される。
は、それぞれの合成波形メモリ45,45Aの記憶容量
が相違しているため、トレモロ現象の周期に相違がで
る。記憶容量の比を単純な整数比にならないようにすれ
ば両合成波形メモリのデータの読み出し位置が複雑にず
れてくるため、周期的なトレモロ感が上記実施例に比べ
て更に軽減される。
【0033】なお、以上の各実施例では、合成波形メモ
リ45,45Aの波形データをそれぞれ200msec
期間での3分割及び177msec期間での4分割とし
た場合について説明したが、これに限定されない。但
し、分割数を多くしすぎたり、波形データの期間を短く
しすぎると合成波形メモリ45,45Aに記憶されるべ
き波形から原音の特徴が失われホワイトノイズに近づい
てしまうので、試聴により、聴感上遜色なく再現され、
且つ記憶容量の増大を招かない範囲に設定することが好
ましい。
リ45,45Aの波形データをそれぞれ200msec
期間での3分割及び177msec期間での4分割とし
た場合について説明したが、これに限定されない。但
し、分割数を多くしすぎたり、波形データの期間を短く
しすぎると合成波形メモリ45,45Aに記憶されるべ
き波形から原音の特徴が失われホワイトノイズに近づい
てしまうので、試聴により、聴感上遜色なく再現され、
且つ記憶容量の増大を招かない範囲に設定することが好
ましい。
【0034】本発明の波形データ生成方法はDSPによ
り実施することができ、その場合、各データブロックか
らのデータの読み出し及び窓関数との乗算を時分割によ
り行うようにすることができる。また本発明の波形デー
タ生成方法により生成した波形データはRAM,ROM
やその他の記録媒体に記録し、利用することができる。
り実施することができ、その場合、各データブロックか
らのデータの読み出し及び窓関数との乗算を時分割によ
り行うようにすることができる。また本発明の波形デー
タ生成方法により生成した波形データはRAM,ROM
やその他の記録媒体に記録し、利用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の波形デー
タ生成方法及び波形データメモリによれば、複数に等分
した所定期間の原波形データに対し、所定期間の起点か
らフェードインし終点でフェードアウトする窓関数を乗
算し、加算して得た波形データを繰り返し再生するよう
にしたので、必要最小限の波形データによって拍手等の
相関性を持った音声データを再生することができ、トレ
モロ感を軽減しつつメモリ容量の削減を図ることができ
る。
タ生成方法及び波形データメモリによれば、複数に等分
した所定期間の原波形データに対し、所定期間の起点か
らフェードインし終点でフェードアウトする窓関数を乗
算し、加算して得た波形データを繰り返し再生するよう
にしたので、必要最小限の波形データによって拍手等の
相関性を持った音声データを再生することができ、トレ
モロ感を軽減しつつメモリ容量の削減を図ることができ
る。
【図1】従来の楽音信号発生装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】従来の波形発生方法を示すブロック図である。
【図3】本発明の波形データ生成方法の一実施例に係る
波形データ生成装置を示すブロック図である。
波形データ生成装置を示すブロック図である。
【図4】図3の波形データ生成装置による波形データ生
成方法を示す図である。
成方法を示す図である。
【図5】図3の波形データ生成装置によるデータの加算
方法を示す図である。
方法を示す図である。
【図6】図3の波形データ生成装置の構成を変えた場合
の他の実施例を示す図である。
の他の実施例を示す図である。
【図7】図6の記憶容量の異なる2個の合成波形メモリ
を示す図である。
を示す図である。
30 波形メモリ 31〜33 データブロック 34,35,36,46,46A アドレスポインタ 37 コントローラ 38,39,40 乗算器 41,42,43 エンベロープ発生器 45,45A 合成波形メモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 所定期間の原波形データを複数に等分し
前記所定期間の起点からフェードインし終点でフェード
アウトする窓関数を乗算し加算することによって波形デ
ータを生成することを特徴とする波形データ生成方法。 - 【請求項2】 所定期間の原波形データを複数に等分し
前記所定期間の起点からフェードインし終点でフェード
アウトする窓関数を乗算し加算して得られた波形データ
が記録されていることを特徴とする波形データメモリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057728A JPH06250662A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 波形データ生成方法及び波形データメモリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057728A JPH06250662A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 波形データ生成方法及び波形データメモリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06250662A true JPH06250662A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=13063992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5057728A Pending JPH06250662A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 波形データ生成方法及び波形データメモリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06250662A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997000514A1 (fr) * | 1995-06-16 | 1997-01-03 | Sony Corporation | Procede et appareil de generation de son |
| JP2005197805A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Yamaha Corp | 音響信号処理装置及びプログラム |
| US11094307B2 (en) | 2018-10-04 | 2021-08-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic musical instrument and method of causing electronic musical instrument to perform processing |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5057728A patent/JPH06250662A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997000514A1 (fr) * | 1995-06-16 | 1997-01-03 | Sony Corporation | Procede et appareil de generation de son |
| US5831518A (en) * | 1995-06-16 | 1998-11-03 | Sony Corporation | Sound producing method and sound producing apparatus |
| JP2005197805A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Yamaha Corp | 音響信号処理装置及びプログラム |
| US11094307B2 (en) | 2018-10-04 | 2021-08-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic musical instrument and method of causing electronic musical instrument to perform processing |
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