JPH06252412A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH06252412A JPH06252412A JP5036528A JP3652893A JPH06252412A JP H06252412 A JPH06252412 A JP H06252412A JP 5036528 A JP5036528 A JP 5036528A JP 3652893 A JP3652893 A JP 3652893A JP H06252412 A JPH06252412 A JP H06252412A
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- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】キャパシタンス容量を十分に確保するとともに
微細化を可能とし、それによって高密度化・高速化を図
った半導体装置及びその製造方法を提供する。 【構成】第1のゲート絶縁膜(102)を表面に有する
p型シリコン半導体基板(101)上に、第1のゲート
電極(111)と素子分離絶縁膜(108)とが形成さ
れ、その上に第2のゲート絶縁膜(115)を介して第
2のゲート電極(116)が設けられた半導体装置であ
る。前記第1のゲート電極(111)は、第1の多結晶
シリコン膜の上にエッチングストッパー膜を介して第2
の多結晶シリコン膜を形成した後、エッチングストッパ
ー膜を残すようにこの第2の多結晶シリコン膜に異方性
エッチングを施すか、又は選択的にエッチングすること
によって形成される。
微細化を可能とし、それによって高密度化・高速化を図
った半導体装置及びその製造方法を提供する。 【構成】第1のゲート絶縁膜(102)を表面に有する
p型シリコン半導体基板(101)上に、第1のゲート
電極(111)と素子分離絶縁膜(108)とが形成さ
れ、その上に第2のゲート絶縁膜(115)を介して第
2のゲート電極(116)が設けられた半導体装置であ
る。前記第1のゲート電極(111)は、第1の多結晶
シリコン膜の上にエッチングストッパー膜を介して第2
の多結晶シリコン膜を形成した後、エッチングストッパ
ー膜を残すようにこの第2の多結晶シリコン膜に異方性
エッチングを施すか、又は選択的にエッチングすること
によって形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及びその製
造方法に係り、特に、2つのゲート電極に挟まれた絶縁
膜をキャパシタンスとして利用する、例えば、不揮発性
メモリーのような半導体装置及びその製造方法に関す
る。
造方法に係り、特に、2つのゲート電極に挟まれた絶縁
膜をキャパシタンスとして利用する、例えば、不揮発性
メモリーのような半導体装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリの大容量化・高速化の技術
の要求は、近年益々強くなっている。第1のゲート電極
と第2のゲート電極とに挟まれた絶縁膜をデータ保持用
のキャパシタとして利用するタイプのデバイス、すなわ
ち不揮発性メモリであるEPROMやEEPROMもま
た例外でない。
の要求は、近年益々強くなっている。第1のゲート電極
と第2のゲート電極とに挟まれた絶縁膜をデータ保持用
のキャパシタとして利用するタイプのデバイス、すなわ
ち不揮発性メモリであるEPROMやEEPROMもま
た例外でない。
【0003】従来から使用されているEPROMやEE
PROMのメモリセルは、2セル毎にビット線コンタク
トを必要とする構造を有する。加工の技術の進歩からメ
モリセルの有る部分についての微細化は進んできたが、
コンタクト周りについては、次に示すような理由から、
極度な微細化は一般には困難となっている。即ち、フォ
トリソグラフィ技術の進歩に従い横方向の微細化は進ん
できているが、縦方向の微細化は進んでいないため、コ
ンタクト孔の深さを浅くしたり、アスペクト比を小さく
することは困難である。むしろ、横方向の微細化が進ん
で下地形状の凹凸が激しくなることから、段差によるA
l配線の断線不良の対策のために、厚いパッシベーショ
ン膜を用いることが一般的となっており、このため、コ
ンタクト孔は益々深くなっている。
PROMのメモリセルは、2セル毎にビット線コンタク
トを必要とする構造を有する。加工の技術の進歩からメ
モリセルの有る部分についての微細化は進んできたが、
コンタクト周りについては、次に示すような理由から、
極度な微細化は一般には困難となっている。即ち、フォ
トリソグラフィ技術の進歩に従い横方向の微細化は進ん
できているが、縦方向の微細化は進んでいないため、コ
ンタクト孔の深さを浅くしたり、アスペクト比を小さく
することは困難である。むしろ、横方向の微細化が進ん
で下地形状の凹凸が激しくなることから、段差によるA
l配線の断線不良の対策のために、厚いパッシベーショ
ン膜を用いることが一般的となっており、このため、コ
ンタクト孔は益々深くなっている。
【0004】一方、コンタクト孔を小さくするとコンタ
クト抵抗が上昇したり、コンタクト孔での段差が激しく
なってAl配線の断線不良につながるため、ある程度大
きなコンタクト孔を確保して、より多くのAl配線材料
をその中に入れ込んで段差を軽減するといった方法がと
られている。このように、コンタクト孔の微細化は進ま
ず、メモリセルの微細化のためにはコンタクトの微細化
が必須である。また、基本的には2セル毎に1つという
多数のコンタクト孔が存在するので、コンタクト孔に起
因した歩留まりの低下や不良が発生しやすい。
クト抵抗が上昇したり、コンタクト孔での段差が激しく
なってAl配線の断線不良につながるため、ある程度大
きなコンタクト孔を確保して、より多くのAl配線材料
をその中に入れ込んで段差を軽減するといった方法がと
られている。このように、コンタクト孔の微細化は進ま
ず、メモリセルの微細化のためにはコンタクトの微細化
が必須である。また、基本的には2セル毎に1つという
多数のコンタクト孔が存在するので、コンタクト孔に起
因した歩留まりの低下や不良が発生しやすい。
【0005】このため、従来から、ビット線コンタクト
を必要としないタイプのメモリセルが提案されている
(1987,IDEM,pp548〜)。このタイプの
メモリセルの製造工程の概要を図6に示す。まず、図6
(a)に示すように、p型シリコン基板201上に、第
1のゲート絶縁膜202を介して複数の第1のゲート電
極(ここでは浮遊ゲート電極)210を形成し、第1の
ゲート電極210をマスクとして用いてp型シリコン基
板201の表面領域にn型不純物を導入し、ビット線配
線となるn+ 拡散層209を形成する。続いて、図6
(b)に示すように、複数の第1のゲート電極210に
挟まれた第1のゲート絶縁膜202の上に、シリコン酸
化膜208を埋め込む。
を必要としないタイプのメモリセルが提案されている
(1987,IDEM,pp548〜)。このタイプの
メモリセルの製造工程の概要を図6に示す。まず、図6
(a)に示すように、p型シリコン基板201上に、第
1のゲート絶縁膜202を介して複数の第1のゲート電
極(ここでは浮遊ゲート電極)210を形成し、第1の
ゲート電極210をマスクとして用いてp型シリコン基
板201の表面領域にn型不純物を導入し、ビット線配
線となるn+ 拡散層209を形成する。続いて、図6
(b)に示すように、複数の第1のゲート電極210に
挟まれた第1のゲート絶縁膜202の上に、シリコン酸
化膜208を埋め込む。
【0006】続いて、図6(c)に示すように、前記第
1のゲート電極210の上に、第2のゲート絶縁膜21
4を介して第2のゲート電極(ここでは、制御ゲート電
極)215を形成する。第2のゲート絶縁膜214とし
ては、多結晶シリコン酸化膜211、シリコン窒化膜2
12、及びシリコン酸化膜213からなる複合膜が使用
される。
1のゲート電極210の上に、第2のゲート絶縁膜21
4を介して第2のゲート電極(ここでは、制御ゲート電
極)215を形成する。第2のゲート絶縁膜214とし
ては、多結晶シリコン酸化膜211、シリコン窒化膜2
12、及びシリコン酸化膜213からなる複合膜が使用
される。
【0007】このように形成されたメモリセルは、微細
化が困難なビット線コンタクトを必要としないために、
メモリセルの寸法が1/2以下に縮小されることに加え
て、フォトリソグラフィー技術等の微細化技術の進歩と
ともに、単純にメモリセルを小さくすることが可能とな
り、大容量化の要求を満たすことができる。
化が困難なビット線コンタクトを必要としないために、
メモリセルの寸法が1/2以下に縮小されることに加え
て、フォトリソグラフィー技術等の微細化技術の進歩と
ともに、単純にメモリセルを小さくすることが可能とな
り、大容量化の要求を満たすことができる。
【0008】ところで、半導体メモリー装置を大容量化
する際に問題となるのは、出荷前のテスト時間が膨大に
なることと、コストが増加するということである。この
ため、微細加工技術により単純にメモリセルを小さくし
ながら高密度化することは現実的でない。また、大容量
化とともに高速化の要求は強いことから、素子を微細化
するとともに高性能化・高速化することも必須である。
図6に示すようなEPROM・EEPROM、すなわち
第1のゲート電極210と第2のゲート電極215とに
挟まれた絶縁膜をデータ保持用のキャパシタとして利用
するタイプのデバイスにおいては、第2のゲート絶縁膜
214のキャパシタンス容量を十分に確保することで、
高速書き込みによるテスト時間の短縮、及び高いチャネ
ル電流による高速化が達成されることが知られている。
する際に問題となるのは、出荷前のテスト時間が膨大に
なることと、コストが増加するということである。この
ため、微細加工技術により単純にメモリセルを小さくし
ながら高密度化することは現実的でない。また、大容量
化とともに高速化の要求は強いことから、素子を微細化
するとともに高性能化・高速化することも必須である。
図6に示すようなEPROM・EEPROM、すなわち
第1のゲート電極210と第2のゲート電極215とに
挟まれた絶縁膜をデータ保持用のキャパシタとして利用
するタイプのデバイスにおいては、第2のゲート絶縁膜
214のキャパシタンス容量を十分に確保することで、
高速書き込みによるテスト時間の短縮、及び高いチャネ
ル電流による高速化が達成されることが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような従来の不揮発性メモリセルにおいては、素子
の微細化の面では優れている反面、第1のゲート電極2
10と第2のゲート電極215に挟まれた面積(カップ
リング面積)がメモリセルのチャネル直上に限られるた
め、メモリセルとして要求される第1のゲート電極21
0と第2のゲート電極215との間のキャパシタンス容
量を十分に確保することは困難である。また、ビット線
コンタクトを必要とする従来からのメモリセルの場合で
も、カップリング面積を確保するためには、素子分離絶
縁膜上の第1のゲート電極と第2のゲート電極の挟まれ
た領域が十分広くなくてはならず、ビット線コンタクト
に加えて微細化を制限する要因になる。
示すような従来の不揮発性メモリセルにおいては、素子
の微細化の面では優れている反面、第1のゲート電極2
10と第2のゲート電極215に挟まれた面積(カップ
リング面積)がメモリセルのチャネル直上に限られるた
め、メモリセルとして要求される第1のゲート電極21
0と第2のゲート電極215との間のキャパシタンス容
量を十分に確保することは困難である。また、ビット線
コンタクトを必要とする従来からのメモリセルの場合で
も、カップリング面積を確保するためには、素子分離絶
縁膜上の第1のゲート電極と第2のゲート電極の挟まれ
た領域が十分広くなくてはならず、ビット線コンタクト
に加えて微細化を制限する要因になる。
【0010】キャパシタンス容量を高めるための手段と
して、第2のゲート絶縁膜214を薄膜化することも可
能であるが、薄膜化するとゲート絶縁耐圧・信頼性が低
下する。特にEPROM・EEPROMといったデバイ
スではデータの書き込みや消去時に、ゲート絶縁膜(2
02、及び214)に高電界が加えられるため、ゲート
絶縁耐圧・信頼性の低下がより顕著になる。
して、第2のゲート絶縁膜214を薄膜化することも可
能であるが、薄膜化するとゲート絶縁耐圧・信頼性が低
下する。特にEPROM・EEPROMといったデバイ
スではデータの書き込みや消去時に、ゲート絶縁膜(2
02、及び214)に高電界が加えられるため、ゲート
絶縁耐圧・信頼性の低下がより顕著になる。
【0011】一般に、第1のゲート電極材料として広く
多結晶シリコンが使用され、第2のゲート絶縁膜として
多結晶シリコンの酸化膜が用いられているが、多結晶シ
リコンの酸化膜は、ゲート破壊耐圧が低く、信頼性も乏
しい。このため、比較的厚い多結晶シリコンの酸化膜を
第2のゲート絶縁膜として使用することによって、高絶
縁耐圧と信頼性との要求に答えているが、第2のゲート
絶縁膜を厚くすると、所望のキャパシタンス容量を得る
ことができない。すなわち、第2のゲート絶縁膜のキャ
パシタンス容量不足により、長い書き込み時間からくる
コスト増と、トランジスタ電流不足からの高速化が儘な
らないのが現状である。特に図6に示した構造では、カ
ップリング面積が小さいため、より深刻である。
多結晶シリコンが使用され、第2のゲート絶縁膜として
多結晶シリコンの酸化膜が用いられているが、多結晶シ
リコンの酸化膜は、ゲート破壊耐圧が低く、信頼性も乏
しい。このため、比較的厚い多結晶シリコンの酸化膜を
第2のゲート絶縁膜として使用することによって、高絶
縁耐圧と信頼性との要求に答えているが、第2のゲート
絶縁膜を厚くすると、所望のキャパシタンス容量を得る
ことができない。すなわち、第2のゲート絶縁膜のキャ
パシタンス容量不足により、長い書き込み時間からくる
コスト増と、トランジスタ電流不足からの高速化が儘な
らないのが現状である。特に図6に示した構造では、カ
ップリング面積が小さいため、より深刻である。
【0012】そこで、本発明の目的は、キャパシタンス
容量を十分に確保するとともに微細化を可能とし、それ
によって、素子の高密度化と高速化を図った半導体装置
及びその製造方法を提供することにある。
容量を十分に確保するとともに微細化を可能とし、それ
によって、素子の高密度化と高速化を図った半導体装置
及びその製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、互いに電気的に分離して形成された第2
導電型のソース、ドレイン領域をその表面に有する第1
導電型の半導体基板と、このソース、ドレイン領域に挟
まれたチャネル領域上に形成された第1のゲート絶縁膜
と、この第1のゲート絶縁膜上に設けられた第1のゲー
ト電極と、第1のゲート電極に隣接して設けられた素子
分離絶縁膜と、第1のゲート電極上に形成された第2の
ゲート絶縁膜と、この第2のゲート絶縁膜上に形成され
た第2のゲート電極とを具備する半導体装置において、
前記第1のゲート電極は、前記第1のゲート絶縁膜上に
形成された第1の導電性膜と、この第1の導電性膜の素
子分離絶縁膜に隣接する部分の上にエッチングストッパ
ー薄膜を介して、かつ前記素子分離絶縁膜の側壁に沿っ
て設けられた第2の導電性膜とからなることを特徴とす
る半導体装置を提供する。
に、本発明は、互いに電気的に分離して形成された第2
導電型のソース、ドレイン領域をその表面に有する第1
導電型の半導体基板と、このソース、ドレイン領域に挟
まれたチャネル領域上に形成された第1のゲート絶縁膜
と、この第1のゲート絶縁膜上に設けられた第1のゲー
ト電極と、第1のゲート電極に隣接して設けられた素子
分離絶縁膜と、第1のゲート電極上に形成された第2の
ゲート絶縁膜と、この第2のゲート絶縁膜上に形成され
た第2のゲート電極とを具備する半導体装置において、
前記第1のゲート電極は、前記第1のゲート絶縁膜上に
形成された第1の導電性膜と、この第1の導電性膜の素
子分離絶縁膜に隣接する部分の上にエッチングストッパ
ー薄膜を介して、かつ前記素子分離絶縁膜の側壁に沿っ
て設けられた第2の導電性膜とからなることを特徴とす
る半導体装置を提供する。
【0014】また、本発明は、半導体基板上に第1のゲ
ート絶縁膜及び第1の導電性膜を順次形成する工程、前
記第1の導電性膜上にエッチングストッパー薄膜及び第
2の導電性膜を形成する工程、前記第2の導電性膜上の
第1のゲート電極形成予定領域に形成されたレジストパ
ターンをマスクとして、前記第1の導電性膜、エッチン
グストッパー薄膜、及び第2の導電性膜を選択的にエッ
チングする工程、前記レジストパターンを除去するとと
もに、エッチングにより除去された領域に素子分離絶縁
膜を形成する工程、前記エッチングストッパー薄膜が残
るように前記第2の導電性膜に異方性エッチングを施し
て、前記素子分離絶縁膜の側壁に沿って第2の導電性膜
を残し、第1のゲート電極を形成する工程、及び、前記
第1のゲート電極及び素子分離絶縁膜上に、第2のゲー
ト絶縁膜及び第2のゲート電極を順次形成する工程を具
備する半導体装置の製造方法を提供する。
ート絶縁膜及び第1の導電性膜を順次形成する工程、前
記第1の導電性膜上にエッチングストッパー薄膜及び第
2の導電性膜を形成する工程、前記第2の導電性膜上の
第1のゲート電極形成予定領域に形成されたレジストパ
ターンをマスクとして、前記第1の導電性膜、エッチン
グストッパー薄膜、及び第2の導電性膜を選択的にエッ
チングする工程、前記レジストパターンを除去するとと
もに、エッチングにより除去された領域に素子分離絶縁
膜を形成する工程、前記エッチングストッパー薄膜が残
るように前記第2の導電性膜に異方性エッチングを施し
て、前記素子分離絶縁膜の側壁に沿って第2の導電性膜
を残し、第1のゲート電極を形成する工程、及び、前記
第1のゲート電極及び素子分離絶縁膜上に、第2のゲー
ト絶縁膜及び第2のゲート電極を順次形成する工程を具
備する半導体装置の製造方法を提供する。
【0015】さらに本発明は、互いに電気的に分離して
形成された第2導電型のソース、ドレイン領域をその表
面に有する第1導電型の半導体基板と、このソース、ド
レイン領域に挟まれたチャネル領域上に形成された第1
のゲート絶縁膜と、この第1のゲート絶縁膜上に設けら
れた第1のゲート電極と、第1のゲート電極に隣接して
設けられた素子分離絶縁膜と、第1のゲート電極上に形
成された第2のゲート絶縁膜と、この第2のゲート絶縁
膜上に形成された第2のゲート電極とを具備する半導体
装置において、前記第1のゲート電極は、前記第1のゲ
ート絶縁膜上に形成された第1の導電性膜と、この第1
の導電性膜上にエッチングストッパー薄膜を介して設け
られた第2の導電性膜とからなり、この第2の導電性膜
は第1の導電性膜より幅が狭く、かつ、素子分離絶縁膜
に接する第1のゲート電極の一方の端部と他方の端部と
で高さが異なることを特徴とする半導体装置を提供す
る。
形成された第2導電型のソース、ドレイン領域をその表
面に有する第1導電型の半導体基板と、このソース、ド
レイン領域に挟まれたチャネル領域上に形成された第1
のゲート絶縁膜と、この第1のゲート絶縁膜上に設けら
れた第1のゲート電極と、第1のゲート電極に隣接して
設けられた素子分離絶縁膜と、第1のゲート電極上に形
成された第2のゲート絶縁膜と、この第2のゲート絶縁
膜上に形成された第2のゲート電極とを具備する半導体
装置において、前記第1のゲート電極は、前記第1のゲ
ート絶縁膜上に形成された第1の導電性膜と、この第1
の導電性膜上にエッチングストッパー薄膜を介して設け
られた第2の導電性膜とからなり、この第2の導電性膜
は第1の導電性膜より幅が狭く、かつ、素子分離絶縁膜
に接する第1のゲート電極の一方の端部と他方の端部と
で高さが異なることを特徴とする半導体装置を提供す
る。
【0016】またさらに、本発明は、半導体基板上に第
1のゲート絶縁膜及び第1の導電性膜を順次形成する工
程、前記第1の導電性膜上にエッチングストッパー薄膜
及び第2の導電性膜を形成する工程、前記第2の導電性
膜上の第1のゲート電極形成予定領域に形成された第1
のレジストパターンをマスクとして、前記第1の導電性
膜、エッチングストッパー薄膜、及び第2の導電性膜を
選択的にエッチングする工程、前記第1のレジストパタ
ーンを除去するとともに、エッチングにより除去された
領域に素子分離絶縁膜を形成する工程、前記素子分離絶
縁膜の一部から隣接する前記第2の導電性膜上の一部に
わたって形成された第2のレジストパターンをマスクと
して、前記エッチングストッパー薄膜が残るように第2
の導電性膜をエッチングして、第1のゲート電極を形成
する工程、前記レジストパターンを除去する工程、及
び、前記第1のゲート電極及び素子分離絶縁膜上に、第
2のゲート絶縁膜及び第2のゲート電極を順次形成する
工程を具備する半導体装置の製造方法を提供する。
1のゲート絶縁膜及び第1の導電性膜を順次形成する工
程、前記第1の導電性膜上にエッチングストッパー薄膜
及び第2の導電性膜を形成する工程、前記第2の導電性
膜上の第1のゲート電極形成予定領域に形成された第1
のレジストパターンをマスクとして、前記第1の導電性
膜、エッチングストッパー薄膜、及び第2の導電性膜を
選択的にエッチングする工程、前記第1のレジストパタ
ーンを除去するとともに、エッチングにより除去された
領域に素子分離絶縁膜を形成する工程、前記素子分離絶
縁膜の一部から隣接する前記第2の導電性膜上の一部に
わたって形成された第2のレジストパターンをマスクと
して、前記エッチングストッパー薄膜が残るように第2
の導電性膜をエッチングして、第1のゲート電極を形成
する工程、前記レジストパターンを除去する工程、及
び、前記第1のゲート電極及び素子分離絶縁膜上に、第
2のゲート絶縁膜及び第2のゲート電極を順次形成する
工程を具備する半導体装置の製造方法を提供する。
【0017】
【作用】本発明の半導体装置は、隣接する素子分離絶縁
膜の側壁に接するサイドウォールを有する形状、又は、
段差を有する形状の第1のゲート電極を有している。こ
のため、第1のゲート電極と第2のゲート電極とで挟ま
れたカップリング面積を大きく確保することができ、キ
ャパシタンス容量を十分に確保することが可能となっ
た。
膜の側壁に接するサイドウォールを有する形状、又は、
段差を有する形状の第1のゲート電極を有している。こ
のため、第1のゲート電極と第2のゲート電極とで挟ま
れたカップリング面積を大きく確保することができ、キ
ャパシタンス容量を十分に確保することが可能となっ
た。
【0018】また、本発明の製造方法では、第1のゲー
ト電極を形成するに当って、まず、第1の導電性膜を形
成し、その上にエッチングストッパー薄膜を形成してい
る。次いで、エッチングストッパー薄膜上に第2の導電
性膜を形成した後、エッチングストッパー薄膜が残るよ
うに、第2の導電性膜の一部を異方性エッチングにより
加工している。このため、第1のゲート電極の表面は、
エッチングストッパー薄膜の表面と、この表面につなが
る第2の導電性膜のエッチングにより残された面とから
構成されるので、カップリング面積を増大させることが
できる。
ト電極を形成するに当って、まず、第1の導電性膜を形
成し、その上にエッチングストッパー薄膜を形成してい
る。次いで、エッチングストッパー薄膜上に第2の導電
性膜を形成した後、エッチングストッパー薄膜が残るよ
うに、第2の導電性膜の一部を異方性エッチングにより
加工している。このため、第1のゲート電極の表面は、
エッチングストッパー薄膜の表面と、この表面につなが
る第2の導電性膜のエッチングにより残された面とから
構成されるので、カップリング面積を増大させることが
できる。
【0019】さらに、異方性エッチングによって形成さ
れる第1ゲート電極の表面積は、第2の導電性膜を形成
する際に、その膜厚を調整することによって、容易に制
御することができるので、所望のキャパシタンス容量を
制御よく得ることが可能である。
れる第1ゲート電極の表面積は、第2の導電性膜を形成
する際に、その膜厚を調整することによって、容易に制
御することができるので、所望のキャパシタンス容量を
制御よく得ることが可能である。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を示
し、本発明をより具体的に説明する。 (実施例1)
し、本発明をより具体的に説明する。 (実施例1)
【0021】図1〜3は、本発明の第一の実施例に係る
半導体装置の製造工程を示す断面図である。まず、図1
(a)に示すように、熱酸化法によって、P型シリコン
基板101上に20nmの膜厚の第1のゲート酸化膜1
02を形成する。続いて、しきい値電圧制御用の不純物
としてボロンを基板101にイオン注入した後、LPC
VD法によって200nmの膜厚の第1の多結晶シリコ
ン膜103を第1のゲート酸化膜102上に形成する。
半導体装置の製造工程を示す断面図である。まず、図1
(a)に示すように、熱酸化法によって、P型シリコン
基板101上に20nmの膜厚の第1のゲート酸化膜1
02を形成する。続いて、しきい値電圧制御用の不純物
としてボロンを基板101にイオン注入した後、LPC
VD法によって200nmの膜厚の第1の多結晶シリコ
ン膜103を第1のゲート酸化膜102上に形成する。
【0022】次いで、図1(b)に示すように、熱酸化
法によって、第1の多結晶シリコン膜103上に膜厚4
nmエッチングストッパー薄膜104を形成する。な
お、自然酸化により形成された酸化膜をエッチングスト
ッパー薄膜として使用することもできる。このエッチン
グストッパー薄膜104は、2〜7nm程度の厚さとす
ることが好ましい。2nm未満であると、ストッパーと
して作用することが困難となり、7nmを越えると、後
の工程で絶縁破壊を生じさせることが困難となる。なお
ここで、エッチングストッパー薄膜104として、酸化
膜の代わりに、本来導電性であって、かつ後に形成され
る第2の多結晶シリコン膜をエッチングする際にストッ
パーとして作用するW、Mo、Ti等の高融点金属を使
用することもできる。また、多結晶シリコン膜の表面を
軽く窒化したものでもよい。
法によって、第1の多結晶シリコン膜103上に膜厚4
nmエッチングストッパー薄膜104を形成する。な
お、自然酸化により形成された酸化膜をエッチングスト
ッパー薄膜として使用することもできる。このエッチン
グストッパー薄膜104は、2〜7nm程度の厚さとす
ることが好ましい。2nm未満であると、ストッパーと
して作用することが困難となり、7nmを越えると、後
の工程で絶縁破壊を生じさせることが困難となる。なお
ここで、エッチングストッパー薄膜104として、酸化
膜の代わりに、本来導電性であって、かつ後に形成され
る第2の多結晶シリコン膜をエッチングする際にストッ
パーとして作用するW、Mo、Ti等の高融点金属を使
用することもできる。また、多結晶シリコン膜の表面を
軽く窒化したものでもよい。
【0023】得られたエッチングストッパー薄膜104
上に、膜厚200nmの第2の多結晶シリコン膜105
を、前述の第1の多結晶シリコン膜103と同様の条件
でLPCVD法により形成する。この第2の多結晶シリ
コン膜105の厚さを調整することによって、後に形成
される浮遊ゲート電極(第1のゲート電極)のカップリ
ング面積を制御することが可能となる。第2の多結晶シ
リコン膜105の厚さは、少なくとも50nmであるこ
とが好ましく、この値であると十分なカップリング面積
が得られる。
上に、膜厚200nmの第2の多結晶シリコン膜105
を、前述の第1の多結晶シリコン膜103と同様の条件
でLPCVD法により形成する。この第2の多結晶シリ
コン膜105の厚さを調整することによって、後に形成
される浮遊ゲート電極(第1のゲート電極)のカップリ
ング面積を制御することが可能となる。第2の多結晶シ
リコン膜105の厚さは、少なくとも50nmであるこ
とが好ましく、この値であると十分なカップリング面積
が得られる。
【0024】さらに、第2の多結晶シリコン膜105上
の浮遊ゲート電極(第1のゲート電極)形成予定領域に
リソグラフィー技術を用いてレジストパターン106を
設ける。
の浮遊ゲート電極(第1のゲート電極)形成予定領域に
リソグラフィー技術を用いてレジストパターン106を
設ける。
【0025】続いて、前記レジストパターン106をマ
スクとして用い、RIEにより、図1(c)に示すよう
に、第2の多結晶シリコン膜105、エッチングストッ
パー薄膜104、及び第1の多結晶シリコン膜103を
エッチング処理する。次に、レジストパターン106を
マスクとして用いて、加速電圧40keV、ドーズ量5
×1015/cmでヒ素イオンをシリコン基板101にイ
オン注入し、基板101に欠陥層107を発生させる。
スクとして用い、RIEにより、図1(c)に示すよう
に、第2の多結晶シリコン膜105、エッチングストッ
パー薄膜104、及び第1の多結晶シリコン膜103を
エッチング処理する。次に、レジストパターン106を
マスクとして用いて、加速電圧40keV、ドーズ量5
×1015/cmでヒ素イオンをシリコン基板101にイ
オン注入し、基板101に欠陥層107を発生させる。
【0026】次いで、レジストパターン106を除去
し、CVD法によってSiO2 膜を堆積した後、エッチ
バックすることで、図2(a)に示すように、先にエッ
チング除去された領域に素子分離絶縁膜108を形成す
るSiO2 膜が埋め込まれる。このとき、欠陥層107
は、活性化されてn+ 配線層109となる。
し、CVD法によってSiO2 膜を堆積した後、エッチ
バックすることで、図2(a)に示すように、先にエッ
チング除去された領域に素子分離絶縁膜108を形成す
るSiO2 膜が埋め込まれる。このとき、欠陥層107
は、活性化されてn+ 配線層109となる。
【0027】続いて、RIEにより第2の多結晶シリコ
ン膜105をエッチング処理すると、図2(b)に示す
ようにサイドウォール110として第2の多結晶シリコ
ン膜の一部が残る。なお、エッチングストッパー薄膜1
04を除去しないような多結晶シリコンとSiO2 との
選択比の高い方法であって、かつ、異方性エッチングで
あれば、その他のエッチング方法を使用することもでき
る。
ン膜105をエッチング処理すると、図2(b)に示す
ようにサイドウォール110として第2の多結晶シリコ
ン膜の一部が残る。なお、エッチングストッパー薄膜1
04を除去しないような多結晶シリコンとSiO2 との
選択比の高い方法であって、かつ、異方性エッチングで
あれば、その他のエッチング方法を使用することもでき
る。
【0028】ここでのエッチングの際のサイドウォール
110の厚さは、第2の多結晶シリコン膜105の厚さ
に応じて決定されるものであるので、特に限定されな
い。ただし、後に絶縁膜を形成するため酸化しても、多
結晶シリコンが存在しているような厚さであることが必
要である。
110の厚さは、第2の多結晶シリコン膜105の厚さ
に応じて決定されるものであるので、特に限定されな
い。ただし、後に絶縁膜を形成するため酸化しても、多
結晶シリコンが存在しているような厚さであることが必
要である。
【0029】さらに、POCl3 法により前記サイドウ
ォール110と第1の多結晶シリコン膜103とにリン
をドーピングして、前記2つの多結晶シリコン膜の間に
介在する酸化膜104を絶縁破壊する。これによって、
サイドウォール(第2の多結晶シリコン膜)110と第
1の多結晶シリコン膜103とは電気的に接続され、図
2(c)に示すような段差を有する浮遊ゲート電極11
1が形成される。なお、絶縁破壊は、リンに限らず、A
s等の他の不純物をイオン注入することにより行なうこ
ともできる。また、エッチングストッパー薄膜104に
Ti等の高融点金属を使用した場合には、絶縁破壊は必
要ない。またここで、素子分離絶縁膜108をエッチバ
ックして、この素子分離絶縁膜に接する浮遊ゲート電極
111の側面の表面積を増加させることも可能である。
ォール110と第1の多結晶シリコン膜103とにリン
をドーピングして、前記2つの多結晶シリコン膜の間に
介在する酸化膜104を絶縁破壊する。これによって、
サイドウォール(第2の多結晶シリコン膜)110と第
1の多結晶シリコン膜103とは電気的に接続され、図
2(c)に示すような段差を有する浮遊ゲート電極11
1が形成される。なお、絶縁破壊は、リンに限らず、A
s等の他の不純物をイオン注入することにより行なうこ
ともできる。また、エッチングストッパー薄膜104に
Ti等の高融点金属を使用した場合には、絶縁破壊は必
要ない。またここで、素子分離絶縁膜108をエッチバ
ックして、この素子分離絶縁膜に接する浮遊ゲート電極
111の側面の表面積を増加させることも可能である。
【0030】次に、熱酸化することにより浮遊ゲート電
極111の上に酸化膜112を形成した後、更にその上
に、LPCVD法を用いてシリコン窒化膜113を形成
する。また、このシリコン窒化膜113の上を熱酸化す
ることによってシリコン酸化膜114を形成する。これ
らのシリコン酸化膜112、シリコン窒化膜113、及
びシリコン酸化膜114により第2のゲート絶縁膜11
5が構成される。
極111の上に酸化膜112を形成した後、更にその上
に、LPCVD法を用いてシリコン窒化膜113を形成
する。また、このシリコン窒化膜113の上を熱酸化す
ることによってシリコン酸化膜114を形成する。これ
らのシリコン酸化膜112、シリコン窒化膜113、及
びシリコン酸化膜114により第2のゲート絶縁膜11
5が構成される。
【0031】続いて、第2のゲート絶縁膜115上に第
3の多結晶シリコン膜をCVD法で堆積した後、リンを
ドーピングすることによって、図3に示すような制御ゲ
ート電極(第2ゲート電極)116が形成される。以
下、図示しないが、制御ゲート電極116をパターニン
グすることによって、NチャネルMOS型EPROMセ
ルトランジスタが得られる。 (実施例2)図4〜5は、本発明の他の実施例に係る半
導体装置の製造工程を示す断面図である。
3の多結晶シリコン膜をCVD法で堆積した後、リンを
ドーピングすることによって、図3に示すような制御ゲ
ート電極(第2ゲート電極)116が形成される。以
下、図示しないが、制御ゲート電極116をパターニン
グすることによって、NチャネルMOS型EPROMセ
ルトランジスタが得られる。 (実施例2)図4〜5は、本発明の他の実施例に係る半
導体装置の製造工程を示す断面図である。
【0032】まず、実施例1で説明した図1(a)〜図
1(c)と同様の工程にしたがって、図4(a)に示す
構造を形成する。すなわち、実施例1に示す例と同様に
p型シリコン基板101の上に20nmの酸化膜102
を形成し、第1の多結晶シリコン膜103を200nm
の厚さでデポジションして、4nmの酸化膜104を形
成した後、第2の多結晶シリコン膜105を200nm
の厚さでデポジションする。次に、実施例1と同様にレ
ジストパターン106をマスクとして用いてエッチング
処理し、ヒ素イオンを注入した後、実施例1と同様に素
子分離絶縁膜SiO2 膜108を埋め込み、n+ 配線層
109を形成する。
1(c)と同様の工程にしたがって、図4(a)に示す
構造を形成する。すなわち、実施例1に示す例と同様に
p型シリコン基板101の上に20nmの酸化膜102
を形成し、第1の多結晶シリコン膜103を200nm
の厚さでデポジションして、4nmの酸化膜104を形
成した後、第2の多結晶シリコン膜105を200nm
の厚さでデポジションする。次に、実施例1と同様にレ
ジストパターン106をマスクとして用いてエッチング
処理し、ヒ素イオンを注入した後、実施例1と同様に素
子分離絶縁膜SiO2 膜108を埋め込み、n+ 配線層
109を形成する。
【0033】次に、前記素子分離絶縁膜108のSiO
2 膜の一部と、この素子分離絶縁膜の一方に隣接する前
記第2の多結晶シリコン膜105の一部に跨がるように
レジストパターン120を形成する。このレジストパタ
ーン120をマスクとして用いて、RIEにより、前記
エッチングストッパー膜104まで第2の多結晶シリコ
ン膜105をエッチング処理して、図4(b)に示すよ
うな形状を得る。
2 膜の一部と、この素子分離絶縁膜の一方に隣接する前
記第2の多結晶シリコン膜105の一部に跨がるように
レジストパターン120を形成する。このレジストパタ
ーン120をマスクとして用いて、RIEにより、前記
エッチングストッパー膜104まで第2の多結晶シリコ
ン膜105をエッチング処理して、図4(b)に示すよ
うな形状を得る。
【0034】続いて、レジストパターン120を除去し
た後、POCl3 法を用いて、第2の多結晶シリコン膜
105と第1の多結晶シリコン膜103とにリンをドー
ピングして、前記2つの多結晶シリコン膜の間に介在す
る酸化膜からなるエッチングストッパー薄膜104を絶
縁破壊する。これにより、第2の多結晶シリコン膜10
5と第1の多結晶シリコン膜103とは電気的に接続さ
れ、図4(c)に示すような段差を有する浮遊ゲート電
極(第1のゲート電極)121が形成される。なお、絶
縁破壊は、実施例1と同様に、リンに限らず、As等の
他の不純物をイオン注入することにより行なうこともで
きる。また、Ti等の高融点金属を使用した場合は、絶
縁破壊は必要ない。またここで、素子分離絶縁膜108
をエッチバックして、この素子分離絶縁膜に接する浮遊
ゲート電極121の側面の表面積を増加させることも可
能である。
た後、POCl3 法を用いて、第2の多結晶シリコン膜
105と第1の多結晶シリコン膜103とにリンをドー
ピングして、前記2つの多結晶シリコン膜の間に介在す
る酸化膜からなるエッチングストッパー薄膜104を絶
縁破壊する。これにより、第2の多結晶シリコン膜10
5と第1の多結晶シリコン膜103とは電気的に接続さ
れ、図4(c)に示すような段差を有する浮遊ゲート電
極(第1のゲート電極)121が形成される。なお、絶
縁破壊は、実施例1と同様に、リンに限らず、As等の
他の不純物をイオン注入することにより行なうこともで
きる。また、Ti等の高融点金属を使用した場合は、絶
縁破壊は必要ない。またここで、素子分離絶縁膜108
をエッチバックして、この素子分離絶縁膜に接する浮遊
ゲート電極121の側面の表面積を増加させることも可
能である。
【0035】次に、浮遊ゲート電極121の上を熱酸化
することによって、第2ゲート絶縁膜122としてのシ
リコン酸化膜を形成する。なおここで、実施例1と同様
にSiO2 /Six Ny /SiO2 等の複合膜を使用し
てもよい。
することによって、第2ゲート絶縁膜122としてのシ
リコン酸化膜を形成する。なおここで、実施例1と同様
にSiO2 /Six Ny /SiO2 等の複合膜を使用し
てもよい。
【0036】続いて、第2のゲート絶縁膜122の上に
第3の多結晶シリコン膜をCVD法で堆積した後、リン
をドーピングすることによって、図5に示すような制御
ゲート電極(第2ゲート電極)122が形成される。以
下、図示しないが、制御ゲート電極122をパターニン
グすることによって、NチャネルMOS型EPROMセ
ルトランジスタが得られる。
第3の多結晶シリコン膜をCVD法で堆積した後、リン
をドーピングすることによって、図5に示すような制御
ゲート電極(第2ゲート電極)122が形成される。以
下、図示しないが、制御ゲート電極122をパターニン
グすることによって、NチャネルMOS型EPROMセ
ルトランジスタが得られる。
【0037】なお、本実施例の半導体装置の製造に当た
っては、第2の多結晶シリコン膜をエッチング加工する
際に、製造コスト増につながるような厳しいリソグラフ
技術を必要としない。このことは、たとえ、マスクの合
わせずれに加え、レジストパターンの細り若しくは太り
が仮に生じても、後に形成される浮遊ゲート電極110
のカップリング面積に変動がないことによる。
っては、第2の多結晶シリコン膜をエッチング加工する
際に、製造コスト増につながるような厳しいリソグラフ
技術を必要としない。このことは、たとえ、マスクの合
わせずれに加え、レジストパターンの細り若しくは太り
が仮に生じても、後に形成される浮遊ゲート電極110
のカップリング面積に変動がないことによる。
【0038】以上、本発明の実施例を説明したが、実施
例1においては、第2のゲート絶縁膜として、多結晶シ
リコンからなる比較的厚い熱酸化膜のみを用いることも
できる。多結晶シリコンの厚い酸化膜は、キャパシタン
ス容量を低下させるという理由から、通常は第2のゲー
ト絶縁膜として好ましくないが、本発明の半導体装置の
特徴によって可能となった。
例1においては、第2のゲート絶縁膜として、多結晶シ
リコンからなる比較的厚い熱酸化膜のみを用いることも
できる。多結晶シリコンの厚い酸化膜は、キャパシタン
ス容量を低下させるという理由から、通常は第2のゲー
ト絶縁膜として好ましくないが、本発明の半導体装置の
特徴によって可能となった。
【0039】また、実施例2において第2のゲート絶縁
膜を形成する多結晶シリコンの酸化膜としては、800
℃以下の熱工程で形成された比較的粗悪な厚い酸化膜を
用いることもできる。そのような比較的厚い多結晶シリ
コンの熱酸化膜は、キャパシタンス容量を低下させると
いう理由から通常は第2ゲート絶縁膜として好ましくな
い。したがって、一般には、1000℃以上の熱工程で
形成された高品質の薄い熱酸化膜が第2のゲート絶縁膜
として用いられているが、実施例1の場合と同様の理由
で可能となった。
膜を形成する多結晶シリコンの酸化膜としては、800
℃以下の熱工程で形成された比較的粗悪な厚い酸化膜を
用いることもできる。そのような比較的厚い多結晶シリ
コンの熱酸化膜は、キャパシタンス容量を低下させると
いう理由から通常は第2ゲート絶縁膜として好ましくな
い。したがって、一般には、1000℃以上の熱工程で
形成された高品質の薄い熱酸化膜が第2のゲート絶縁膜
として用いられているが、実施例1の場合と同様の理由
で可能となった。
【0040】すなわち、本実施例の製造方法によって得
られた半導体装置は、カップリング面積を増加させるこ
とにより所望のキャパシタンス容量を得ることが可能な
ので、前記の欠点を克服することができるのである。前
述のように第2のゲート絶縁膜を形成した場合は、製造
コストの低減化にもつながり、特に、第2の実施例の場
合には、熱工程の低減から不純物の拡散を最小限におさ
え、素子を微細化することができる。
られた半導体装置は、カップリング面積を増加させるこ
とにより所望のキャパシタンス容量を得ることが可能な
ので、前記の欠点を克服することができるのである。前
述のように第2のゲート絶縁膜を形成した場合は、製造
コストの低減化にもつながり、特に、第2の実施例の場
合には、熱工程の低減から不純物の拡散を最小限におさ
え、素子を微細化することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
第1のゲート電極に段差を設けた構造としているのでカ
ップリング面積の不足を解消でき、所望のキャパシタン
ス容量を制御よく確保することができる。また、この構
造に加えてビット線コンタクトを使用しない構造とした
場合には、微細化されたタイプのメモリセルの製造が可
能となる。したがって、データ書き込み時間が短縮され
た上、チャネル電流も同時に大幅に改善され、テスト時
間が非常に短縮されたことからコスト低減と、高性能・
高速化が実現可能となる。
第1のゲート電極に段差を設けた構造としているのでカ
ップリング面積の不足を解消でき、所望のキャパシタン
ス容量を制御よく確保することができる。また、この構
造に加えてビット線コンタクトを使用しない構造とした
場合には、微細化されたタイプのメモリセルの製造が可
能となる。したがって、データ書き込み時間が短縮され
た上、チャネル電流も同時に大幅に改善され、テスト時
間が非常に短縮されたことからコスト低減と、高性能・
高速化が実現可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造
工程を示す断面図。
工程を示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造
工程を示す断面図。
工程を示す断面図。
【図3】本発明の第1の実施例に係る半導体装置を示す
断面図。
断面図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の製造
工程を示す断面図。
工程を示す断面図。
【図5】本発明の第2の実施例に係る半導体装置を示す
断面図。
断面図。
【図6】従来から提案されているビット線コンタクトを
必要としないタイプのEPROMセルメモリの製造工程
を示す概略図。
必要としないタイプのEPROMセルメモリの製造工程
を示す概略図。
101…p型シリコン基板,102…第1のゲート酸化
膜 103…第1の多結晶シリコン膜,104…エッチング
ストッパー薄膜 105…第2の多結晶シリコン膜,106…レジストパ
ターン 107…欠陥層,108…素子分離絶縁膜,109…n
+ 配線層 110…サイドウォール,111…浮遊ゲート電極,1
12…シリコン酸化膜 113…シリコン窒化膜,114…シリコン酸化膜, 115…第2のゲート絶縁膜,116…制御ゲート電極 120…レジストパターン,121…浮遊ゲート電極 122…第2のゲート酸化膜,123…制御ゲート電極 201…p型シリコン基板,202…第1のゲート絶縁
膜 208…素子分離絶縁膜,209…n+ 配線層,210
…第1のゲート電極 211…シリコン酸化膜,212…シリコン窒化膜,2
13…シリコン酸化膜 214…第2のゲート絶縁膜,215…第2のゲート電
極。
膜 103…第1の多結晶シリコン膜,104…エッチング
ストッパー薄膜 105…第2の多結晶シリコン膜,106…レジストパ
ターン 107…欠陥層,108…素子分離絶縁膜,109…n
+ 配線層 110…サイドウォール,111…浮遊ゲート電極,1
12…シリコン酸化膜 113…シリコン窒化膜,114…シリコン酸化膜, 115…第2のゲート絶縁膜,116…制御ゲート電極 120…レジストパターン,121…浮遊ゲート電極 122…第2のゲート酸化膜,123…制御ゲート電極 201…p型シリコン基板,202…第1のゲート絶縁
膜 208…素子分離絶縁膜,209…n+ 配線層,210
…第1のゲート電極 211…シリコン酸化膜,212…シリコン窒化膜,2
13…シリコン酸化膜 214…第2のゲート絶縁膜,215…第2のゲート電
極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/115
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに電気的に分離して形成された第2
導電型のソース、ドレイン領域をその表面に有する第1
導電型の半導体基板と、このソース、ドレイン領域に挟
まれたチャネル領域上に形成された第1のゲート絶縁膜
と、この第1のゲート絶縁膜上に設けられた第1のゲー
ト電極と、第1のゲート電極に隣接して設けられた素子
分離絶縁膜と、第1のゲート電極上に形成された第2の
ゲート絶縁膜と、この第2のゲート絶縁膜上に形成され
た第2のゲート電極とを具備する半導体装置において、 前記第1のゲート電極は、前記第1のゲート絶縁膜上に
形成された第1の導電性膜と、この第1の導電性膜の素
子分離絶縁膜に隣接する部分の上にエッチングストッパ
ー薄膜を介して、かつ前記素子分離絶縁膜の側壁に沿っ
て設けられた第2の導電性膜とからなることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板上に第1のゲート絶縁膜及び
第1の導電性膜を順次形成する工程、 前記第1の導電性膜上にエッチングストッパー薄膜及び
第2の導電性膜を形成する工程、 前記第2の導電性膜上の第1のゲート電極形成予定領域
に形成されたレジストパターンをマスクとして、前記第
1の導電性膜、エッチングストッパー薄膜、及び第2の
導電性膜を選択的にエッチングする工程、 前記レジストパターンを除去するとともに、エッチング
により除去された領域に素子分離絶縁膜を形成する工
程、 前記エッチングストッパー薄膜が残るように前記第2の
導電性膜に異方性エッチングを施して、前記素子分離絶
縁膜の側壁に沿って第2の導電性膜を残し、第1のゲー
ト電極を形成する工程、及び前記第1のゲート電極及び
素子分離絶縁膜上に、第2のゲート絶縁膜及び第2のゲ
ート電極を順次形成する工程を具備する半導体装置の製
造方法。 - 【請求項3】 互いに電気的に分離して形成された第2
導電型のソース、ドレイン領域をその表面に有する第1
導電型の半導体基板と、このソース、ドレイン領域に挟
まれたチャネル領域上に形成された第1のゲート絶縁膜
と、この第1のゲート絶縁膜上に設けられた第1のゲー
ト電極と、第1のゲート電極に隣接して設けられた素子
分離絶縁膜と、第1のゲート電極上に形成された第2の
ゲート絶縁膜と、この第2のゲート絶縁膜上に形成され
た第2のゲート電極とを具備する半導体装置において、 前記第1のゲート電極は、前記第1のゲート絶縁膜上に
形成された第1の導電性膜と、この第1の導電性膜上に
エッチングストッパー薄膜を介して設けられた第2の導
電性膜とからなり、この第2の導電性膜は第1の導電性
膜より幅が狭く、かつ、素子分離絶縁膜に接する第1の
ゲート電極の一方の端部と他方の端部とで高さが異なる
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 半導体基板上に第1のゲート絶縁膜及び
第1の導電性膜を順次形成する工程、 前記第1の導電性膜上にエッチングストッパー薄膜及び
第2の導電性膜を形成する工程、 前記第2の導電性膜上の第1のゲート電極形成予定領域
に形成された第1のレジストパターンをマスクとして、
前記第1の導電性膜、エッチングストッパー薄膜、及び
第2の導電性膜を選択的にエッチングする工程、 前記第1のレジストパターンを除去するとともに、エッ
チングにより除去された領域に素子分離絶縁膜を形成す
る工程、 前記素子分離絶縁膜の一部から隣接する前記第2の導電
性膜上の一部にわたって形成された第2のレジストパタ
ーンをマスクとして、前記エッチングストッパー薄膜が
残るように第2の導電性膜をエッチングして、第1のゲ
ート電極を形成する工程、 前記レジストパターンを除去する工程、及び前記第1の
ゲート電極及び素子分離絶縁膜上に、第2のゲート絶縁
膜及び第2のゲート電極を順次形成する工程を具備する
半導体装置の製造方法。
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