JPH06252573A - 回路基板の筐体取付構造、および回路基板 - Google Patents
回路基板の筐体取付構造、および回路基板Info
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- JPH06252573A JPH06252573A JP5036970A JP3697093A JPH06252573A JP H06252573 A JPH06252573 A JP H06252573A JP 5036970 A JP5036970 A JP 5036970A JP 3697093 A JP3697093 A JP 3697093A JP H06252573 A JPH06252573 A JP H06252573A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路基板をその放熱を兼ねて筐体に固定する
回路基板の筐体取付構造に関し、効率的で、回路パター
ンや部品の配置に対する制約が小さく、必要な部品点数
が少なく、組立ても容易な回路基板の筐体取付構造を提
供することを目的とする。 【構成】 発熱部品11の発熱が回路基板12の裏面に
及ぶ範囲を占める平面状の頂部を裏面の高さに形成し、
筐体13から持ち上げた状態で筐体13に固定したヒー
トシンク部材14を設け、ヒートシンク部材14の頂部
と回路基板12の裏面とを相互に接着した構成とする。
回路基板の筐体取付構造に関し、効率的で、回路パター
ンや部品の配置に対する制約が小さく、必要な部品点数
が少なく、組立ても容易な回路基板の筐体取付構造を提
供することを目的とする。 【構成】 発熱部品11の発熱が回路基板12の裏面に
及ぶ範囲を占める平面状の頂部を裏面の高さに形成し、
筐体13から持ち上げた状態で筐体13に固定したヒー
トシンク部材14を設け、ヒートシンク部材14の頂部
と回路基板12の裏面とを相互に接着した構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板をその放熱を
兼ねて筐体に固定する回路基板の筐体取付構造に関す
る。
兼ねて筐体に固定する回路基板の筐体取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】種々の電気回路において低消費電力化が
図られ、プリント基板上で費やされる電力の削減が検討
されているが、いくつかの電気回路では、プリント基板
上のトランジスタ、抵抗、ドライバ等の素子の発熱が許
容範囲を越える。このとき、素子表面からの自然放熱だ
けでは、素子の温度上昇を引き起こして正常な性能を損
なわせ、極端な場合にはプリント基板の焼損に至ること
もある。
図られ、プリント基板上で費やされる電力の削減が検討
されているが、いくつかの電気回路では、プリント基板
上のトランジスタ、抵抗、ドライバ等の素子の発熱が許
容範囲を越える。このとき、素子表面からの自然放熱だ
けでは、素子の温度上昇を引き起こして正常な性能を損
なわせ、極端な場合にはプリント基板の焼損に至ること
もある。
【0003】発熱が許容範囲を越える素子を省略できな
い電気回路では、従来、(1) 発熱が許容範囲を越える素
子をプリント基板から切り離して筐体等に固定する、
(2) プリント基板上の発熱が許容範囲を越える素子に放
熱板を設け、別途にファンを設けて放熱板に強制送風す
る、(3) プリント基板上の発熱が許容範囲を越える素子
の相互間隔を拡大して発熱を累積させない、等の手法を
採用して、素子の温度上昇を抑制していた。
い電気回路では、従来、(1) 発熱が許容範囲を越える素
子をプリント基板から切り離して筐体等に固定する、
(2) プリント基板上の発熱が許容範囲を越える素子に放
熱板を設け、別途にファンを設けて放熱板に強制送風す
る、(3) プリント基板上の発熱が許容範囲を越える素子
の相互間隔を拡大して発熱を累積させない、等の手法を
採用して、素子の温度上昇を抑制していた。
【0004】しかし、(1) では、プリント基板と外付け
素子を結ぶ配線が必要で、プリント基板と外付け素子を
同時に取り付け取り外しできない不利があり、(2) で
は、プリント基板の干渉体積が拡大し、放熱板やファン
が高価につき、プリント基板上にほこりが蓄積し易く、
機器の小型化を妨げる不利があり、(3) では、プリント
基板の面積が拡大し、1枚の基板に搭載できる素子の数
や配線の自由度が制限される不利がある。
素子を結ぶ配線が必要で、プリント基板と外付け素子を
同時に取り付け取り外しできない不利があり、(2) で
は、プリント基板の干渉体積が拡大し、放熱板やファン
が高価につき、プリント基板上にほこりが蓄積し易く、
機器の小型化を妨げる不利があり、(3) では、プリント
基板の面積が拡大し、1枚の基板に搭載できる素子の数
や配線の自由度が制限される不利がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プリント基板上の素子
配置の高密度化や素子自身の小型化に伴って、同じ消費
電力でも温度上昇は強まる。従って、機器の小型軽量化
は、プリント基板サイズの縮小と、素子の高密度な実装
を引き起こし、放熱経路の確保を困難にする一方でプリ
ント基板上の発熱密度を高めて、素子の除熱の問題を深
刻にしている。
配置の高密度化や素子自身の小型化に伴って、同じ消費
電力でも温度上昇は強まる。従って、機器の小型軽量化
は、プリント基板サイズの縮小と、素子の高密度な実装
を引き起こし、放熱経路の確保を困難にする一方でプリ
ント基板上の発熱密度を高めて、素子の除熱の問題を深
刻にしている。
【0006】換言すれば、素子の除熱の問題が機器の小
型化を妨げており、機器内における電気回路の実装の自
由度を狭めて、組立て工程、検査工程、修理点検に対す
る制約を強め、これらを満足できる設計を困難にしてい
る。
型化を妨げており、機器内における電気回路の実装の自
由度を狭めて、組立て工程、検査工程、修理点検に対す
る制約を強め、これらを満足できる設計を困難にしてい
る。
【0007】ところで、紙エポキシ等のような熱伝導が
悪く耐燃焼性にも欠けるプリント基板を、高価だが比較
的に熱伝導の良いアルミナ等の焼結セラミック基板に置
き換えて、素子の温度上昇を抑制する試みが提案されて
いる。しかし、素子の発熱がセラミック基板に速やかに
吸収されたとしても、セラミック基板から外界への熱伝
達が確保されていなければ、セラミック基板全体の温度
が上昇して結局は素子温度が上昇する。また、高い熱伝
導性がセラミック基板上の他の非発熱素子の温度を上昇
させて、その機能に悪影響を及ぼす可能性もある。
悪く耐燃焼性にも欠けるプリント基板を、高価だが比較
的に熱伝導の良いアルミナ等の焼結セラミック基板に置
き換えて、素子の温度上昇を抑制する試みが提案されて
いる。しかし、素子の発熱がセラミック基板に速やかに
吸収されたとしても、セラミック基板から外界への熱伝
達が確保されていなければ、セラミック基板全体の温度
が上昇して結局は素子温度が上昇する。また、高い熱伝
導性がセラミック基板上の他の非発熱素子の温度を上昇
させて、その機能に悪影響を及ぼす可能性もある。
【0008】本発明は、高価なセラミック基板を使用し
なくても素子の除熱が効率的に実現でき、回路パターン
や部品の配置に対する制約が小さく、必要な部品点数が
少なくて組立ても容易な回路基板の筐体取付構造を提供
することを目的とする。
なくても素子の除熱が効率的に実現でき、回路パターン
や部品の配置に対する制約が小さく、必要な部品点数が
少なくて組立ても容易な回路基板の筐体取付構造を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の発明
の基本的な構成の説明図である。図1において、請求項
1の回路基板の筐体取付構造は、発熱部品11を表面に
搭載した回路基板12を筐体13に対して固定する、放
熱を兼ねた回路基板の筐体取付構造において、前記発熱
部品11の発熱が及ぶ前記回路基板12の裏面に対し、
その頂部が相互接着された凸状のヒートシンク部材14
を設けたものである。
の基本的な構成の説明図である。図1において、請求項
1の回路基板の筐体取付構造は、発熱部品11を表面に
搭載した回路基板12を筐体13に対して固定する、放
熱を兼ねた回路基板の筐体取付構造において、前記発熱
部品11の発熱が及ぶ前記回路基板12の裏面に対し、
その頂部が相互接着された凸状のヒートシンク部材14
を設けたものである。
【0010】図2は、請求項2の発明の基本的な構成の
説明図である。図2において、請求項2の回路基板の筐
体取付構造は、請求項1の回路基板の筐体取付構造にお
いて、前記ヒートシンク部材24は、前記筐体23の一
部を曲げて持ち上げて形成されるものである。
説明図である。図2において、請求項2の回路基板の筐
体取付構造は、請求項1の回路基板の筐体取付構造にお
いて、前記ヒートシンク部材24は、前記筐体23の一
部を曲げて持ち上げて形成されるものである。
【0011】図3は、請求項3の発明の基本的な構成の
説明図である。図3において、請求項3の回路基板の筐
体取付構造は、回路基板31を筐体面32に対して固定
する、放熱を兼ねた回路基板の筐体取付構造において、
前記回路基板31の裏面に対し、その頂部33が相互連
絡する凸状のヒートシンク部材34を有し、該ヒートシ
ンク部材34は、前記頂部33から起立させた鉤状の起
立部35を有し、該起立部35の鉤状部分が前記回路基
板31に交差する線36で折り曲げられ、前記回路基板
31を前記頂部33に向かって付勢しているものであ
る。
説明図である。図3において、請求項3の回路基板の筐
体取付構造は、回路基板31を筐体面32に対して固定
する、放熱を兼ねた回路基板の筐体取付構造において、
前記回路基板31の裏面に対し、その頂部33が相互連
絡する凸状のヒートシンク部材34を有し、該ヒートシ
ンク部材34は、前記頂部33から起立させた鉤状の起
立部35を有し、該起立部35の鉤状部分が前記回路基
板31に交差する線36で折り曲げられ、前記回路基板
31を前記頂部33に向かって付勢しているものであ
る。
【0012】請求項4の回路基板の筐体取付構造は、請
求項3の回路基板の筐体取付構造において、前記起立部
から折り曲げた部分の接触位置まで前記回路基板上の発
熱部分から放熱用の金属パターンが延長され、該金属パ
ターンと前記起立部との接触部分が接続されているもの
である。
求項3の回路基板の筐体取付構造において、前記起立部
から折り曲げた部分の接触位置まで前記回路基板上の発
熱部分から放熱用の金属パターンが延長され、該金属パ
ターンと前記起立部との接触部分が接続されているもの
である。
【0013】図4は、請求項5の発明の基本的な構成の
説明図である。図4において、請求項5の回路基板は、
表面に発熱部品41を配置し、裏面に放熱用のヒートシ
ンク部材に対する接触面42を設けた回路基板におい
て、前記発熱部品41から延長した金属パターン43が
前記表面に配置され、前記ヒートシンク部材に対する接
触面42の少なくとも一部を占める金属パターン44が
前記裏面に配置され、前記両方の金属パターン43、4
4の重なり部分で前記発熱部品の近傍位置に複数の金属
性スルーホール45が配置され、該金属性スルーホール
45が前記両方の金属パターン43、44を連絡するも
のである。
説明図である。図4において、請求項5の回路基板は、
表面に発熱部品41を配置し、裏面に放熱用のヒートシ
ンク部材に対する接触面42を設けた回路基板におい
て、前記発熱部品41から延長した金属パターン43が
前記表面に配置され、前記ヒートシンク部材に対する接
触面42の少なくとも一部を占める金属パターン44が
前記裏面に配置され、前記両方の金属パターン43、4
4の重なり部分で前記発熱部品の近傍位置に複数の金属
性スルーホール45が配置され、該金属性スルーホール
45が前記両方の金属パターン43、44を連絡するも
のである。
【0014】図5は、請求項6の発明の基本的な構成の
説明図である。図5において、請求項6の回路基板は、
表面に発熱部品51を配置し、裏面に放熱用のヒートシ
ンク部材に対する接触面52を設けた回路基板におい
て、前記発熱部品51の発熱が前記回路基板の裏面に及
ぶ範囲を含む面状の金属パターン53が、前記ヒートシ
ンク部材に対する接触面52を越えた範囲にまで拡張し
て配置されたものである。
説明図である。図5において、請求項6の回路基板は、
表面に発熱部品51を配置し、裏面に放熱用のヒートシ
ンク部材に対する接触面52を設けた回路基板におい
て、前記発熱部品51の発熱が前記回路基板の裏面に及
ぶ範囲を含む面状の金属パターン53が、前記ヒートシ
ンク部材に対する接触面52を越えた範囲にまで拡張し
て配置されたものである。
【0015】
【作用】図1において、請求項1の回路基板の筐体取付
構造では、発熱部品11の発熱が回路基板12を貫通し
て裏面に達し、接着層からヒートシンク部材14を経て
筐体13に流出する。発熱部品11は、回路基板12に
面接触、接着、または、面実装されて片面の少なくとも
1部がハンダ付けされる。発熱の一部は、ヒートシンク
部材14の表面から周囲の空気中に放散される。
構造では、発熱部品11の発熱が回路基板12を貫通し
て裏面に達し、接着層からヒートシンク部材14を経て
筐体13に流出する。発熱部品11は、回路基板12に
面接触、接着、または、面実装されて片面の少なくとも
1部がハンダ付けされる。発熱の一部は、ヒートシンク
部材14の表面から周囲の空気中に放散される。
【0016】ヒートシンク部材14は、筐体13を折り
曲げ加工して部分的に持ち上げて、実質的に図1と同等
なものとして形成できる。接着層はシリコン樹脂等、比
較的に熱伝導度の高い材料で、薄く形成されることが望
ましい。
曲げ加工して部分的に持ち上げて、実質的に図1と同等
なものとして形成できる。接着層はシリコン樹脂等、比
較的に熱伝導度の高い材料で、薄く形成されることが望
ましい。
【0017】回路基板12は、ガラスエポキシ、紙ベー
クライト等、ナイロン等、比較的に熱伝導の悪い材料を
用いて、その表面に回路パターンを形成したもので、い
わゆるプリント基板を含む。また、回路基板12から外
界への熱伝達を改善する目的に関しては、セラミック基
板でもよい。
クライト等、ナイロン等、比較的に熱伝導の悪い材料を
用いて、その表面に回路パターンを形成したもので、い
わゆるプリント基板を含む。また、回路基板12から外
界への熱伝達を改善する目的に関しては、セラミック基
板でもよい。
【0018】回路基板12を薄く形成して熱の貫流抵抗
を低くすれば、回路基板12を通じた発熱部品11の除
熱が効率的となる。また、放熱用の金属パターンを発熱
部品11に接触させて回路基板11の表面に形成し、熱
拡散用の金属パターン(請求項6)を回路基板11の裏
面に形成し、両方の金属パターンの重なり部分に金属性
のスルーホールを配置(請求項5)すれば、発熱部品1
1の発熱がヒートシンク部材に直接バイパスされること
になり、発熱部品11の除熱はさらに効率的に遂行され
る。
を低くすれば、回路基板12を通じた発熱部品11の除
熱が効率的となる。また、放熱用の金属パターンを発熱
部品11に接触させて回路基板11の表面に形成し、熱
拡散用の金属パターン(請求項6)を回路基板11の裏
面に形成し、両方の金属パターンの重なり部分に金属性
のスルーホールを配置(請求項5)すれば、発熱部品1
1の発熱がヒートシンク部材に直接バイパスされること
になり、発熱部品11の除熱はさらに効率的に遂行され
る。
【0019】図2において、請求項2の回路基板の筐体
取付構造では、筐体23の一部を折り曲げ加工してヒー
トシンク部材24が形成される。従って、発熱部品21
の発熱は、回路基板22を貫通して裏面に達し、接着層
を経て直接筐体23に伝達される。発熱部品21のう
ち、リード付き部品は、リード線を通じても放熱が遂行
される。面実装部品は、その片面を通じた効率的な放熱
を確保している。
取付構造では、筐体23の一部を折り曲げ加工してヒー
トシンク部材24が形成される。従って、発熱部品21
の発熱は、回路基板22を貫通して裏面に達し、接着層
を経て直接筐体23に伝達される。発熱部品21のう
ち、リード付き部品は、リード線を通じても放熱が遂行
される。面実装部品は、その片面を通じた効率的な放熱
を確保している。
【0020】図3において、請求項3の回路基板の筐体
取付構造では、起立部35の鉤状部分を折り線36で折
り曲げて、鉤状部分と回路基板31のエッジとの接触点
を鉤状部分の斜面に沿って移動させて、回路基板31の
エッジをヒートシンク部材33の頂部33に向かって押
圧する。鉤状部分の斜面は、先端では回路基板31の表
面より高く、根本では回路基板31の表面より低い。
取付構造では、起立部35の鉤状部分を折り線36で折
り曲げて、鉤状部分と回路基板31のエッジとの接触点
を鉤状部分の斜面に沿って移動させて、回路基板31の
エッジをヒートシンク部材33の頂部33に向かって押
圧する。鉤状部分の斜面は、先端では回路基板31の表
面より高く、根本では回路基板31の表面より低い。
【0021】押圧に伴って必要な回路基板31の沈み込
み量は、頂部33および起立部35(鉤状部分を含む)
の変形やたわみで相殺される。回路基板31と垂直に定
めたこのような折り線36は、例えば、回路基板31と
平行または浅い角度で交差する折り線で起立部35を折
り曲げた場合に比較すると、沈み込ませた回路基板31
の反発力が折り線36を解除する方向に作用しないか
ら、薄い材料でも強いクランプ力を実現でき、折り線3
6の折り曲げ後の戻り(キックバック)が回路基板31
のクランプ力を弱める心配もない。
み量は、頂部33および起立部35(鉤状部分を含む)
の変形やたわみで相殺される。回路基板31と垂直に定
めたこのような折り線36は、例えば、回路基板31と
平行または浅い角度で交差する折り線で起立部35を折
り曲げた場合に比較すると、沈み込ませた回路基板31
の反発力が折り線36を解除する方向に作用しないか
ら、薄い材料でも強いクランプ力を実現でき、折り線3
6の折り曲げ後の戻り(キックバック)が回路基板31
のクランプ力を弱める心配もない。
【0022】鉤状部分の斜面で増幅された圧縮力が回路
基板31を頂部33に向かって圧縮し、回路基板31と
頂部33の密着度および摩擦力を増加させる。回路基板
31と頂部33を相互に接着してもよいが、好ましく
は、シリコングリス等を塗布して接触面の熱伝導を改善
しつつ着脱可能な状態にしておく。
基板31を頂部33に向かって圧縮し、回路基板31と
頂部33の密着度および摩擦力を増加させる。回路基板
31と頂部33を相互に接着してもよいが、好ましく
は、シリコングリス等を塗布して接触面の熱伝導を改善
しつつ着脱可能な状態にしておく。
【0023】ヒートシンク部材34は、筐体の一部を折
り曲げ加工して形成してもよい。鉤状の起立部35は、
図3では、ヒートシンク部材34からその一部を折り曲
げ加工して起立させて形成されるが、鉤状の起立部35
は、機能上は、ヒートシンク部材34に対して起立した
位置関係にあればよく、鉤状部分の斜面で増幅された圧
縮力に耐え得る厚めのヒートシンク部材34とは独立し
た部材、例えば、図8(b) のように、筐体を構成する直
立した壁面の一部を切り欠いて折り曲げ可能に形成して
もよい。
り曲げ加工して形成してもよい。鉤状の起立部35は、
図3では、ヒートシンク部材34からその一部を折り曲
げ加工して起立させて形成されるが、鉤状の起立部35
は、機能上は、ヒートシンク部材34に対して起立した
位置関係にあればよく、鉤状部分の斜面で増幅された圧
縮力に耐え得る厚めのヒートシンク部材34とは独立し
た部材、例えば、図8(b) のように、筐体を構成する直
立した壁面の一部を切り欠いて折り曲げ可能に形成して
もよい。
【0024】回路基板31の表面側の熱は、鉤状の起立
部35の折り曲げられた部分の接触点を通じても回路基
板31から流出する。従って、好ましくは、回路基板材
料に比較して熱伝導の優れた金属パターンを、回路基板
31における発熱部品の接触点から鉤状の起立部35の
折り曲げられた部分の接触点まで延長しておく。この金
属パターンは、専ら放熱経路として作用するが、表面に
絶縁層を形成する等して鉤状の起立部35に対する絶縁
が確保できれば、導電経路と兼用してもよく、回路基板
の接地を筐体に一致させる場合であれば、接地電極と兼
用してもよい。いずれにせよ、回路基板31を貫通して
発熱部品の除熱を行う場合に問題となる回路基板の熱伝
導の悪さが起立部35を通じて補完される。
部35の折り曲げられた部分の接触点を通じても回路基
板31から流出する。従って、好ましくは、回路基板材
料に比較して熱伝導の優れた金属パターンを、回路基板
31における発熱部品の接触点から鉤状の起立部35の
折り曲げられた部分の接触点まで延長しておく。この金
属パターンは、専ら放熱経路として作用するが、表面に
絶縁層を形成する等して鉤状の起立部35に対する絶縁
が確保できれば、導電経路と兼用してもよく、回路基板
の接地を筐体に一致させる場合であれば、接地電極と兼
用してもよい。いずれにせよ、回路基板31を貫通して
発熱部品の除熱を行う場合に問題となる回路基板の熱伝
導の悪さが起立部35を通じて補完される。
【0025】鉤状の起立部35の折り曲げ線36は、図
3のように回路基板31に対して垂直とせず、折り曲げ
面が幾分斜め上を向くような回路基板31に対する深い
交差角度に設定してもよい。このとき、折り曲げられた
部分の先端は、線36を中心にして回転しながら斜め下
方に移動し、回路基板31のエッジよりも内側の表面を
強く押圧した状態で、回路基板31の表面に摩擦ロック
される。
3のように回路基板31に対して垂直とせず、折り曲げ
面が幾分斜め上を向くような回路基板31に対する深い
交差角度に設定してもよい。このとき、折り曲げられた
部分の先端は、線36を中心にして回転しながら斜め下
方に移動し、回路基板31のエッジよりも内側の表面を
強く押圧した状態で、回路基板31の表面に摩擦ロック
される。
【0026】請求項4の回路基板の筐体取付構造では、
起立部35の折り曲げられた部分を通じて、放熱用の金
属パターンの熱が流出する。放熱用の金属パターンは、
回路基板上の発熱点またはその近傍から熱を流出させ、
その部分の温度を下げる。起立部から折り曲げた部分は
金属パターンにハンダ付けされ、金属パターンから効率
的に熱を除去する。放熱用の金属パターンは、回路基板
の接地を筐体に一致させる場合であれば、接地電極と兼
用してもよい。
起立部35の折り曲げられた部分を通じて、放熱用の金
属パターンの熱が流出する。放熱用の金属パターンは、
回路基板上の発熱点またはその近傍から熱を流出させ、
その部分の温度を下げる。起立部から折り曲げた部分は
金属パターンにハンダ付けされ、金属パターンから効率
的に熱を除去する。放熱用の金属パターンは、回路基板
の接地を筐体に一致させる場合であれば、接地電極と兼
用してもよい。
【0027】図4において、請求項5の回路基板は、裏
面の接触面42の少なくとも金属パターン44の部分を
放熱用のヒートシンク部材に面状に接触させる。発熱部
品41の発熱は、金属パターン43からスルーホール4
5を通じて金属パターン44に伝達されて、さらには、
放熱用のヒートシンク部材へと流出する。
面の接触面42の少なくとも金属パターン44の部分を
放熱用のヒートシンク部材に面状に接触させる。発熱部
品41の発熱は、金属パターン43からスルーホール4
5を通じて金属パターン44に伝達されて、さらには、
放熱用のヒートシンク部材へと流出する。
【0028】金属パターン44とスルーホール45は、
専ら放熱経路として作用するが、金属パターン44の表
面に絶縁層を形成する等して、放熱用のヒートシンク部
材に対する絶縁が確保できれば、導電経路と兼用しても
よく、回路基板の接地を筐体に一致させる場合であれ
ば、接地電極と兼用してもよい。いずれにせよ、回路基
板を貫通して発熱部品の除熱を行う場合に問題となる回
路基板の熱伝導の悪さがスルーホール45を通じて補完
される。
専ら放熱経路として作用するが、金属パターン44の表
面に絶縁層を形成する等して、放熱用のヒートシンク部
材に対する絶縁が確保できれば、導電経路と兼用しても
よく、回路基板の接地を筐体に一致させる場合であれ
ば、接地電極と兼用してもよい。いずれにせよ、回路基
板を貫通して発熱部品の除熱を行う場合に問題となる回
路基板の熱伝導の悪さがスルーホール45を通じて補完
される。
【0029】スルーホール45は、発熱部品41の発熱
の供給点に近い、従って、温度の高い位置に配置され
る。しかし、部品の実装効率の観点から、回路基板上の
他の部品や回路パターンの邪魔にならない位置に小口径
のものを多数配置するのが好ましい。
の供給点に近い、従って、温度の高い位置に配置され
る。しかし、部品の実装効率の観点から、回路基板上の
他の部品や回路パターンの邪魔にならない位置に小口径
のものを多数配置するのが好ましい。
【0030】回路基板の表裏の回路パターンの導通を確
保する従来のスルーホールは、表裏の回路パターンの重
なり部分に1箇所設ければ十分であるから、発熱部品4
1の近傍に並列に複数個が配置される放熱用のスルーホ
ール45とは、明白に識別され得る。
保する従来のスルーホールは、表裏の回路パターンの重
なり部分に1箇所設ければ十分であるから、発熱部品4
1の近傍に並列に複数個が配置される放熱用のスルーホ
ール45とは、明白に識別され得る。
【0031】また、このような回路基板における好まし
い態様は、ヒートシンクがモールドパッケージボデー
(41)の下面に配置され、ヒートシンクの下面の全体
が回路基板の銅箔パターン43にはんだ付けされている
態様である。
い態様は、ヒートシンクがモールドパッケージボデー
(41)の下面に配置され、ヒートシンクの下面の全体
が回路基板の銅箔パターン43にはんだ付けされている
態様である。
【0032】図5において、請求項6の回路基板では、
回路基板の材料やスルーホールを通じて回路基板の裏面
に達した熱を面的に拡散して、発熱部品51の直下等に
おける局所的な温度上昇を抑制する。発熱部品51は、
好ましくは、回路基板の表側に面実装され、さらに好ま
しくは、発熱部品51の腹部分に放熱材料を充填して面
接触を確保する。
回路基板の材料やスルーホールを通じて回路基板の裏面
に達した熱を面的に拡散して、発熱部品51の直下等に
おける局所的な温度上昇を抑制する。発熱部品51は、
好ましくは、回路基板の表側に面実装され、さらに好ま
しくは、発熱部品51の腹部分に放熱材料を充填して面
接触を確保する。
【0033】発熱部品51における温度上昇とは、供給
される(発生する)熱量が流出する熱量を上まわる状態
であり、流出する熱量は、流出経路上の二点間の温度差
の拡大により増加するから、回路基板の材料やスルーホ
ールを通じて裏面に達した熱を裏面側で面的に拡散すれ
ば、結局、発熱部品51からの流出熱量を増大すること
になる。面状の金属パターン53は、発熱部品51で発
生して裏面にまで達した熱を速やかに拡散させて、回路
基板全体の温度上昇を平均化する。
される(発生する)熱量が流出する熱量を上まわる状態
であり、流出する熱量は、流出経路上の二点間の温度差
の拡大により増加するから、回路基板の材料やスルーホ
ールを通じて裏面に達した熱を裏面側で面的に拡散すれ
ば、結局、発熱部品51からの流出熱量を増大すること
になる。面状の金属パターン53は、発熱部品51で発
生して裏面にまで達した熱を速やかに拡散させて、回路
基板全体の温度上昇を平均化する。
【0034】表裏の放熱用の金属パターンをスルーホー
ルで接続した場合、発熱部品51の近傍で回路基板を貫
通する熱と、スルーホールを通じて裏面に達する熱と、
を考慮して、金属パターン53上の温度差がなるべく小
さくなるように、面状の金属パターン53の形状とヒー
トシンク部材の配置が決定される。
ルで接続した場合、発熱部品51の近傍で回路基板を貫
通する熱と、スルーホールを通じて裏面に達する熱と、
を考慮して、金属パターン53上の温度差がなるべく小
さくなるように、面状の金属パターン53の形状とヒー
トシンク部材の配置が決定される。
【0035】
【実施例】図6は、実施例のプリント基板取付構造の説
明図である。ここでは、(1) プリント基板の裏面にヒー
トシンク部材を面状に接触させ、(2) プリント基板はヒ
ートシンク部材から起立させた鉤状の部分に押圧されて
ヒートシンク部材に密着固定され、(3) プリント基板の
表裏に放熱用の金属パターンを形成し、(4) 鉤状の部分
が放熱用の金属パターンにハンダ付けされ、(5) 表裏の
放熱用の金属パターン板はスルーホールで熱連絡され
る。
明図である。ここでは、(1) プリント基板の裏面にヒー
トシンク部材を面状に接触させ、(2) プリント基板はヒ
ートシンク部材から起立させた鉤状の部分に押圧されて
ヒートシンク部材に密着固定され、(3) プリント基板の
表裏に放熱用の金属パターンを形成し、(4) 鉤状の部分
が放熱用の金属パターンにハンダ付けされ、(5) 表裏の
放熱用の金属パターン板はスルーホールで熱連絡され
る。
【0036】図6において、パワー素子61が搭載され
たプリント基板62の表面には、パワー素子61の外装
に接触させて、放熱専用の金属パターン64、65が形
成される。プリント基板62の表面には、その他にも、
パワー素子61以外の多数の素子とこれらを相互に結線
する電気回路パターンが配置されている。プリント基板
62の裏面の全体を覆って放熱専用の金属パターン63
が面状に形成され、金属パターン63の表面は厚さ40
μm の薄いレジスト膜層で覆われる。レジスト膜層は、
リード付き部品を搭載してフローハンダを実施した際
に、不要なハンダの付着を防止するためのもので、表面
側の金属パターン64、65の表面も同様に覆ってい
る。
たプリント基板62の表面には、パワー素子61の外装
に接触させて、放熱専用の金属パターン64、65が形
成される。プリント基板62の表面には、その他にも、
パワー素子61以外の多数の素子とこれらを相互に結線
する電気回路パターンが配置されている。プリント基板
62の裏面の全体を覆って放熱専用の金属パターン63
が面状に形成され、金属パターン63の表面は厚さ40
μm の薄いレジスト膜層で覆われる。レジスト膜層は、
リード付き部品を搭載してフローハンダを実施した際
に、不要なハンダの付着を防止するためのもので、表面
側の金属パターン64、65の表面も同様に覆ってい
る。
【0037】プリント基板62の表面側の一方の金属パ
ターン64は、部分的にレジスト膜層を剥離してあり、
鉤状の起立部57の折り曲げ部分58に対するハンダ付
けを容易にしている。また、プリント基板62は、従来
の1.6mm厚さのものに替えて1.2mmの厚さのものを
採用し、プリント基板62を貫流する熱抵抗を低減して
いる。
ターン64は、部分的にレジスト膜層を剥離してあり、
鉤状の起立部57の折り曲げ部分58に対するハンダ付
けを容易にしている。また、プリント基板62は、従来
の1.6mm厚さのものに替えて1.2mmの厚さのものを
採用し、プリント基板62を貫流する熱抵抗を低減して
いる。
【0038】鉤状の起立部57は、筐体55の一部を折
り曲げ加工して持ち上げた頂部56の一方のエッジから
折り曲げて立ち上げられ、鉤状の起立部57の鉤状の部
分が根本から折り曲げられて折り曲げ部分58を構成す
る。折り曲げ部分58は、プリント基板62を頂部56
に向かって付勢しつつ、金属パターン64のレジスト膜
層を剥離した表面に摩擦ロックされている。そして、折
り曲げ部分58と金属パターン64はハンダ付け59に
よって固定されている。従って、パワー素子61の発熱
の一部は、金属パターン64から鉤状の起立部57を通
じて筐体55に直接バイパスされる。
り曲げ加工して持ち上げた頂部56の一方のエッジから
折り曲げて立ち上げられ、鉤状の起立部57の鉤状の部
分が根本から折り曲げられて折り曲げ部分58を構成す
る。折り曲げ部分58は、プリント基板62を頂部56
に向かって付勢しつつ、金属パターン64のレジスト膜
層を剥離した表面に摩擦ロックされている。そして、折
り曲げ部分58と金属パターン64はハンダ付け59に
よって固定されている。従って、パワー素子61の発熱
の一部は、金属パターン64から鉤状の起立部57を通
じて筐体55に直接バイパスされる。
【0039】プリント基板62の表面側の他方の金属パ
ターン65は、スルーホール66によって裏面側の金属
パターン63に導通し、熱的な接続を確保している。裏
面側の金属パターン63の中央部分は、鉤状の起立部5
7がプリント基板62を頂部56に向かって付勢した状
態で、頂部56に密着している。従って、パワー素子6
1の発熱の他の一部は、金属パターン65からスルーホ
ール66を通じて裏面の金属パターン63に達して裏面
全体に面状に拡散し、同時に、頂部56との接触を通じ
て筐体筐体55に流出する。
ターン65は、スルーホール66によって裏面側の金属
パターン63に導通し、熱的な接続を確保している。裏
面側の金属パターン63の中央部分は、鉤状の起立部5
7がプリント基板62を頂部56に向かって付勢した状
態で、頂部56に密着している。従って、パワー素子6
1の発熱の他の一部は、金属パターン65からスルーホ
ール66を通じて裏面の金属パターン63に達して裏面
全体に面状に拡散し、同時に、頂部56との接触を通じ
て筐体筐体55に流出する。
【0040】これらの放熱に関する対策によって、パワ
ー素子61の温度上昇は40度以下に抑制された。一
方、これらの対策なしに、プリント基板62単体の状態
でパワー素子61を動作させると、温度上昇は80度に
も達する。また、取付構造を構成する部品点数と組立て
工数の両方が削減されたため、放熱構造を含む取付構造
全体のローコスト化が実現された。
ー素子61の温度上昇は40度以下に抑制された。一
方、これらの対策なしに、プリント基板62単体の状態
でパワー素子61を動作させると、温度上昇は80度に
も達する。また、取付構造を構成する部品点数と組立て
工数の両方が削減されたため、放熱構造を含む取付構造
全体のローコスト化が実現された。
【0041】図7は、別の実施例のプリント基板取付構
造の説明図である。図中、(a) は平面図、(b) は(a) の
X−X断面図である。ここでは、スルーホールをヒート
シンク部材の外側に配置している。
造の説明図である。図中、(a) は平面図、(b) は(a) の
X−X断面図である。ここでは、スルーホールをヒート
シンク部材の外側に配置している。
【0042】図7において、パワー素子71が搭載され
たプリント基板72の表面には、パワー素子71の外装
およびヒートシンクにハンダ付けさせて、接地配線を兼
ねた金属パターン73が形成される。プリント基板72
の裏面の全体を覆って接地配線を兼ねた金属パターン7
4が面状に形成され、金属パターン73、74の表面は
薄いレジスト膜層で覆われる。プリント基板72の表面
側の金属パターン73は、起立部78の折り曲げ部分に
対するハンダ付けのために、部分的にレジスト膜層を剥
離してある。
たプリント基板72の表面には、パワー素子71の外装
およびヒートシンクにハンダ付けさせて、接地配線を兼
ねた金属パターン73が形成される。プリント基板72
の裏面の全体を覆って接地配線を兼ねた金属パターン7
4が面状に形成され、金属パターン73、74の表面は
薄いレジスト膜層で覆われる。プリント基板72の表面
側の金属パターン73は、起立部78の折り曲げ部分に
対するハンダ付けのために、部分的にレジスト膜層を剥
離してある。
【0043】起立部78は、放熱部77の一部を折り曲
げて立ち上げられ、放熱部77の一部を1/4円状に切
り欠いて立ち上げた突き当たり部79と協働して、プリ
ント基板72を前後方向に固定する。また、起立部78
は、放熱部77と協働してプリント基板72を上下方向
に挟み込む。プリント基板72を挟み込んだ状態の起立
部78の金属パターン73に対する接触部分は、金属パ
ターン73にハンダ付けされる。
げて立ち上げられ、放熱部77の一部を1/4円状に切
り欠いて立ち上げた突き当たり部79と協働して、プリ
ント基板72を前後方向に固定する。また、起立部78
は、放熱部77と協働してプリント基板72を上下方向
に挟み込む。プリント基板72を挟み込んだ状態の起立
部78の金属パターン73に対する接触部分は、金属パ
ターン73にハンダ付けされる。
【0044】プリント基板72の表面側の金属パターン
73は、スルーホール76によって裏面側の金属パター
ン64に対して熱的にバイパスされる。スルーホール7
6にはハンダリフローを通じてハンダが充填され、熱伝
導を高めている。しかし、ハンダリフローを実施した際
に、スルーホール76の裏面側にハンダの盛り上がりが
形成されるため、放熱部77にスルーホール76を重ね
ると、放熱部77とプリント基板72の接触が確保でき
なくなる。そこで、スルーホール76を放熱部77の外
側に位置させた。
73は、スルーホール76によって裏面側の金属パター
ン64に対して熱的にバイパスされる。スルーホール7
6にはハンダリフローを通じてハンダが充填され、熱伝
導を高めている。しかし、ハンダリフローを実施した際
に、スルーホール76の裏面側にハンダの盛り上がりが
形成されるため、放熱部77にスルーホール76を重ね
ると、放熱部77とプリント基板72の接触が確保でき
なくなる。そこで、スルーホール76を放熱部77の外
側に位置させた。
【0045】図8は、起立部の別の態様の説明図であ
る。図中、(a) は挟み込み型、(b) は側板から立ち上げ
る形式である。
る。図中、(a) は挟み込み型、(b) は側板から立ち上げ
る形式である。
【0046】図8(a) において、筐体85の一部を折り
曲げ加工して持ち上げて形成した平面状の頂部86の両
方のエッジから起立部83、87が立ち上げられる。鉤
状に形成された起立部83、87に対して、図示しない
プリント基板は、図6の実施例のように取り付けられ
る。そして、起立部83、87のそれぞれの折り曲げ部
84、88がプリント基板を頂部86に向かって付勢す
る。
曲げ加工して持ち上げて形成した平面状の頂部86の両
方のエッジから起立部83、87が立ち上げられる。鉤
状に形成された起立部83、87に対して、図示しない
プリント基板は、図6の実施例のように取り付けられ
る。そして、起立部83、87のそれぞれの折り曲げ部
84、88がプリント基板を頂部86に向かって付勢す
る。
【0047】このような態様によれば、プリント基板の
裏面に対する頂部86の密着力が倍増されて熱伝導が改
善される。同時に、プリント基板の頂部86と平行な面
内での保持力が高まり、また、起立部83、87の折り
曲げ部84、88によって、プリント基板上の表面側の
2箇所から、頂部86に熱が直接バイパスされる。
裏面に対する頂部86の密着力が倍増されて熱伝導が改
善される。同時に、プリント基板の頂部86と平行な面
内での保持力が高まり、また、起立部83、87の折り
曲げ部84、88によって、プリント基板上の表面側の
2箇所から、頂部86に熱が直接バイパスされる。
【0048】図8(b) において、上下に分割可能な薄板
円筒状の筐体91の底部に、厚いアルミニウム製の支持
部93が配置される。支持部93は、筐体91とは別の
部材に構成され、複数の押圧部95による上方からの強
い圧力によく耐え、熱伝導度および熱容量が大きい。
円筒状の筐体91の底部に、厚いアルミニウム製の支持
部93が配置される。支持部93は、筐体91とは別の
部材に構成され、複数の押圧部95による上方からの強
い圧力によく耐え、熱伝導度および熱容量が大きい。
【0049】筐体91の側面には複数の切欠き窓94が
形成され、それぞれの切欠き窓94は、折り曲げ線96
で折り曲げ可能な押圧部95を備える。
形成され、それぞれの切欠き窓94は、折り曲げ線96
で折り曲げ可能な押圧部95を備える。
【0050】プリント基板92は、支持部93上に載置
され、折り曲げ線96で折り曲げられた押圧部95によ
って、支持部93に押し付けられる。
され、折り曲げ線96で折り曲げられた押圧部95によ
って、支持部93に押し付けられる。
【0051】このような態様によれば、プリント基板の
裏面に対する支持部93の密着力が高まり、プリント基
板上の表面側で押圧部95によって熱を直接バイパスす
る位置もかなり自由に設定できる。
裏面に対する支持部93の密着力が高まり、プリント基
板上の表面側で押圧部95によって熱を直接バイパスす
る位置もかなり自由に設定できる。
【0052】
【発明の効果】請求項1の回路基板の筐体取付構造によ
れば、回路基板の裏面とヒートシンク部材の大面積の接
着を通じて、両者が確実に固定されるとともに、発熱部
品の発熱が効率的に伝達されるから、発熱部品の温度上
昇が抑制される。また、ヒートシンク部材は、表面側の
部品実装に影響を与えることなく、発熱部品の大きさや
配置に適合した任意の大きさと形状のものを利用でき、
組立てに要する部品数や手間も少なくて済む。
れば、回路基板の裏面とヒートシンク部材の大面積の接
着を通じて、両者が確実に固定されるとともに、発熱部
品の発熱が効率的に伝達されるから、発熱部品の温度上
昇が抑制される。また、ヒートシンク部材は、表面側の
部品実装に影響を与えることなく、発熱部品の大きさや
配置に適合した任意の大きさと形状のものを利用でき、
組立てに要する部品数や手間も少なくて済む。
【0053】従って、回路基板上の素子配置の高密度化
や素子自身の小型化をさらに促進でき、機器の小型軽量
化が容易になる。さらに、機器内における電気回路の実
装の自由度が高まり、組立て工程、検査工程、修理点検
の都合を十分に満足させた機器設計が可能となる。
や素子自身の小型化をさらに促進でき、機器の小型軽量
化が容易になる。さらに、機器内における電気回路の実
装の自由度が高まり、組立て工程、検査工程、修理点検
の都合を十分に満足させた機器設計が可能となる。
【0054】また、従来は搭載不可能であった強い発熱
素子を、おおげさな冷却機構なしに回路基板上にそのま
ま搭載でき、発熱素子に関する配線を回路基板上で完結
できるため、機器内の配線が簡略化され、機器全体の組
立工数が削減される。
素子を、おおげさな冷却機構なしに回路基板上にそのま
ま搭載でき、発熱素子に関する配線を回路基板上で完結
できるため、機器内の配線が簡略化され、機器全体の組
立工数が削減される。
【0055】請求項2の回路基板の筐体取付構造によれ
ば、ヒートシンク部材が筐体と一体化されるから、回路
基板の熱が筐体に直接伝達され、発熱部品から筐体に至
るまでの熱伝導が効率的になる。また、ヒートシンク部
材を構成するための必要な部品点数も削減される。
ば、ヒートシンク部材が筐体と一体化されるから、回路
基板の熱が筐体に直接伝達され、発熱部品から筐体に至
るまでの熱伝導が効率的になる。また、ヒートシンク部
材を構成するための必要な部品点数も削減される。
【0056】請求項3の回路基板の筐体取付構造によれ
ば、請求項1のような接着を行わなくても、回路基板の
裏面がヒートシンク部材の頂部に密着され、効率的な熱
伝導が可能である。また、この強い固定を得るために必
要な加工や部品点数も最小限でよい。
ば、請求項1のような接着を行わなくても、回路基板の
裏面がヒートシンク部材の頂部に密着され、効率的な熱
伝導が可能である。また、この強い固定を得るために必
要な加工や部品点数も最小限でよい。
【0057】請求項4の回路基板の筐体取付構造によれ
ば、回路基板と起立部分がハンダ付けによって強固に固
定されるから、両者の固定が確実になる。
ば、回路基板と起立部分がハンダ付けによって強固に固
定されるから、両者の固定が確実になる。
【0058】請求項5の回路基板によれば、回路基板が
厚い場合でも、金属性スルーホールを通じて発熱部品の
熱が裏面にバイパスされるから、発熱部品の温度上昇が
抑制される。
厚い場合でも、金属性スルーホールを通じて発熱部品の
熱が裏面にバイパスされるから、発熱部品の温度上昇が
抑制される。
【0059】請求項6の回路基板によれば、回路基板の
材料やスルーホールを通じて裏面に達した熱が速やかに
裏面の広い面積に拡散するから、局所的な温度上昇が無
くなり、発熱部品の温度上昇が抑制される。
材料やスルーホールを通じて裏面に達した熱が速やかに
裏面の広い面積に拡散するから、局所的な温度上昇が無
くなり、発熱部品の温度上昇が抑制される。
【図1】請求項1の発明の基本的な構成の説明図であ
る。
る。
【図2】請求項2の発明の基本的な構成の説明図であ
る。
る。
【図3】請求項3の発明の基本的な構成の説明図であ
る。
る。
【図4】請求項5の発明の基本的な構成の説明図であ
る。
る。
【図5】請求項6の発明の基本的な構成の説明図であ
る。
る。
【図6】実施例のプリント基板取付構造の説明図であ
る。
る。
【図7】別の実施例のプリント基板取付構造の説明図で
ある。
ある。
【図8】起立部の別の態様の説明図である。
11 発熱部品 12 回路基板 13 筐体 14 ヒートシンク部材
Claims (6)
- 【請求項1】 発熱部品(11)を表面に搭載した回路
基板(12)を筐体(13)に対して固定する、放熱を
兼ねた回路基板の筐体取付構造において、 前記発熱部品(11)の発熱が及ぶ前記回路基板(1
2)の裏面に対し、その頂部が相互接着された凸状のヒ
ートシンク部材(14)を設けたことを特徴とする回路
基板の筐体取付構造。 - 【請求項2】 請求項1の回路基板の筐体取付構造にお
いて、前記ヒートシンク部材(24)は、 前記筐体(23)の一部を曲げて持ち上げて形成される
ことを特徴とする回路基板の筐体取付構造。 - 【請求項3】 回路基板(31)を筐体面(32)に対
して固定する、放熱を兼ねた回路基板の筐体取付構造に
おいて、 前記回路基板(31)の裏面に対し、その頂部(33)
が相互連絡する凸状のヒートシンク部材(34)を有
し、 該ヒートシンク部材(34)は、前記頂部(33)から
起立させた鉤状の起立部(35)を有し、 該起立部(35)の鉤状部分が前記回路基板(31)に
交差する線(36)で折り曲げられ、前記回路基板(3
1)を前記頂部(33)に向かって付勢していることを
特徴とする回路基板の筐体取付構造。 - 【請求項4】 請求項3の回路基板の筐体取付構造にお
いて、 前記起立部から折り曲げた部分の接触位置まで前記回路
基板上の発熱部分から放熱用の金属パターンが延長さ
れ、該金属パターンと前記起立部との接触部分が接続さ
れていることを特徴とする回路基板の筐体取付構造。 - 【請求項5】 表面に発熱部品(41)を配置し、裏面
に放熱用のヒートシンク部材に対する接触面(42)を
設けた回路基板において、 前記発熱部品(41)から延長した金属パターン(4
3)が前記表面に配置され、 前記ヒートシンク部材に対する接触面(42)の少なく
とも一部を占める金属パターン(44)が前記裏面に配
置され、 前記両方の金属パターン(43、44)の重なり部分で
前記発熱部品の近傍位置に複数の金属性スルーホール
(45)が配置され、 該金属性スルーホール(45)が前記両方の金属パター
ン(43、44)を連絡することを特徴とする回路基
板。 - 【請求項6】 表面に発熱部品(51)を配置し、裏面
に放熱用のヒートシンク部材に対する接触面(52)を
設けた回路基板において、 前記発熱部品(51)の発熱が前記回路基板の裏面に及
ぶ範囲を含む面状の金属パターン(53)が、前記ヒー
トシンク部材に対する接触面(52)を越えた範囲にま
で拡張して配置されたことを特徴とする回路基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5036970A JPH06252573A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 回路基板の筐体取付構造、および回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5036970A JPH06252573A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 回路基板の筐体取付構造、および回路基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06252573A true JPH06252573A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12484604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5036970A Pending JPH06252573A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 回路基板の筐体取付構造、および回路基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06252573A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5789703A (en) * | 1995-10-13 | 1998-08-04 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Device for coupling focus unit of fly back transformer |
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