JPH0625272Y2 - ミシンのワライ防止装置 - Google Patents
ミシンのワライ防止装置Info
- Publication number
- JPH0625272Y2 JPH0625272Y2 JP1988046833U JP4683388U JPH0625272Y2 JP H0625272 Y2 JPH0625272 Y2 JP H0625272Y2 JP 1988046833 U JP1988046833 U JP 1988046833U JP 4683388 U JP4683388 U JP 4683388U JP H0625272 Y2 JPH0625272 Y2 JP H0625272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- thread
- upper thread
- sewing machine
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はミシンによる縫製中に発生する縫い障害のワラ
イの防止装置に関する。
イの防止装置に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) ミシンによる縫製中に第12図に示す如く縫い目中の上
糸が糸タルミを生じて形成される現象即ち、ワライと呼
ばれる縫い障害を生じる。このワライは第11図aの如
く、上下動及び左右動する針17の最下降位置からの上
昇時に形成された上糸糸輪を針糸捕捉手段である釜28
の釜先28aが捕捉して第11図bの如く釜28が上糸
糸輪を引き込み拡大し、第11図cの如く釜28による
最大拡大位相を過ぎた直後より始まる天秤による上糸の
吸収作用により第11図cから第11図dに示す如く縫い
目側上糸5aが布の上に引き上げられる現象を生じるこ
とが基本的な原因であり、第11図eの如く上糸引き締
め位相(天秤上死点よりやや手前の位相から天秤上死点
位相までの間)において引き上げられた縫い目側上糸が
何らかの原因で上糸引締めに対して引き戻されなかった
時に発生する。
糸が糸タルミを生じて形成される現象即ち、ワライと呼
ばれる縫い障害を生じる。このワライは第11図aの如
く、上下動及び左右動する針17の最下降位置からの上
昇時に形成された上糸糸輪を針糸捕捉手段である釜28
の釜先28aが捕捉して第11図bの如く釜28が上糸
糸輪を引き込み拡大し、第11図cの如く釜28による
最大拡大位相を過ぎた直後より始まる天秤による上糸の
吸収作用により第11図cから第11図dに示す如く縫い
目側上糸5aが布の上に引き上げられる現象を生じるこ
とが基本的な原因であり、第11図eの如く上糸引き締
め位相(天秤上死点よりやや手前の位相から天秤上死点
位相までの間)において引き上げられた縫い目側上糸が
何らかの原因で上糸引締めに対して引き戻されなかった
時に発生する。
このワライの防止に対して従来技術としては釜に捕捉さ
れる上糸糸輪の縫い目側上糸経路上に弱い抵抗圧を付与
する弾性部材を配置し、上糸をこの弾性部材と接触させ
て抵抗を付与する等の方法による装置が提案されている
が、この弾性部材の接触箇所に上糸が入り難いことや、
天秤の上昇による上糸の吸収時にこの接触部抵抗が加わ
るため引上げのために上糸糸調子器による糸張力を付加
する必要があり、結果として弱い上糸張力では良好な縫
い調子を得ることが出来なかった。
れる上糸糸輪の縫い目側上糸経路上に弱い抵抗圧を付与
する弾性部材を配置し、上糸をこの弾性部材と接触させ
て抵抗を付与する等の方法による装置が提案されている
が、この弾性部材の接触箇所に上糸が入り難いことや、
天秤の上昇による上糸の吸収時にこの接触部抵抗が加わ
るため引上げのために上糸糸調子器による糸張力を付加
する必要があり、結果として弱い上糸張力では良好な縫
い調子を得ることが出来なかった。
本考案は弱い上糸調子のままでワライを防止する装置を
提供することを目的とする。
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案では釜に捕捉されている間の上糸糸輪の釜から縫
い目側の上糸経路上の常には接触しない位置に、上糸を
押圧することにより上糸に引上げ抵抗を与える上糸押え
体を設け、該上糸押え体に対向して常には前記上糸に作
用して前記弾性体に押圧する上糸押えを配し、かつ該上
糸押えと前記弾性体との間に捕捉された縫い目側上糸の
侵入側にくさび状の案内部を設けて形成し前記上糸を特
定位相に解放する開放手段とにより構成する。
い目側の上糸経路上の常には接触しない位置に、上糸を
押圧することにより上糸に引上げ抵抗を与える上糸押え
体を設け、該上糸押え体に対向して常には前記上糸に作
用して前記弾性体に押圧する上糸押えを配し、かつ該上
糸押えと前記弾性体との間に捕捉された縫い目側上糸の
侵入側にくさび状の案内部を設けて形成し前記上糸を特
定位相に解放する開放手段とにより構成する。
(作用) 針の上下動により生じる上糸糸輪を釜の剣先により捕捉
した上糸糸輪の天秤による上糸の引上げ時に縫い目側上
糸を前記くさび状の案内部から前記上糸押え体と前記上
糸押えとの間に保持し布上に引き上げられる位相の間、
上糸押えにより上糸を弾性体の上糸押え体に押圧し、針
側の上糸が引き上げられた位相において前記上糸押えを
上方に移動して上糸糸輪の引き上げ糸の引き締めに対し
て抵抗を付与しない。
した上糸糸輪の天秤による上糸の引上げ時に縫い目側上
糸を前記くさび状の案内部から前記上糸押え体と前記上
糸押えとの間に保持し布上に引き上げられる位相の間、
上糸押えにより上糸を弾性体の上糸押え体に押圧し、針
側の上糸が引き上げられた位相において前記上糸押えを
上方に移動して上糸糸輪の引き上げ糸の引き締めに対し
て抵抗を付与しない。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面により詳細に説明する。
第7図は本発明のワライ防止装置を組込んだコンピュー
タミシンの外観図であり機構説明図である第8図とを参
照して説明する。ミシン機枠1に上下動可能に支承され
る針棒3の先端に針17が固着されており、該針の下方
の前記ミシン機枠1には前記針17に対向して針板18
が固着されており、前記針17が出没するための針穴1
8aが設けられている。該針板の下方には前記針17の
上下動に同期して駆動される針糸捕捉手段が配置されて
いる。
タミシンの外観図であり機構説明図である第8図とを参
照して説明する。ミシン機枠1に上下動可能に支承され
る針棒3の先端に針17が固着されており、該針の下方
の前記ミシン機枠1には前記針17に対向して針板18
が固着されており、前記針17が出没するための針穴1
8aが設けられている。該針板の下方には前記針17の
上下動に同期して駆動される針糸捕捉手段が配置されて
いる。
前記針板18には布押え20と協働して布を把持して送
るための送り歯19が出没するための送り歯溝18bが
設けられている。4は縫い模様の表示部であって縫い模
様と選択番号とが表示されている。5は選択パネルであ
って、該パネル上には番号で表される縫い模様の選択を
するためのテンキー6を備えており、選択操作された番
号を表示するための表示部72を備えている。
るための送り歯19が出没するための送り歯溝18bが
設けられている。4は縫い模様の表示部であって縫い模
様と選択番号とが表示されている。5は選択パネルであ
って、該パネル上には番号で表される縫い模様の選択を
するためのテンキー6を備えており、選択操作された番
号を表示するための表示部72を備えている。
構成図第8図によればミシン機枠1には駆動部(図示せ
ず)に連結して回転を伝達される上軸2に連結する針棒
3が上下動可能に支承されている。該針棒3は前記ミシ
ン機枠1に回転可能に支承される上軸2の軸端に設けた
クランク7の一端に固着の針棒クランク8の軸部に回転
可能に連結するクランクロッド9の他端に回転可能な軸
部を備える針棒抱き10に挿通固着されており該針棒抱
きの上部と下部で針棒支持体11に挿通し、上下動可能
に支持されている。該針棒支持体は前記ミシン機枠1に
固着の軸12に嵌装し上下動を規制されて回転のみ可能
に支持されている。
ず)に連結して回転を伝達される上軸2に連結する針棒
3が上下動可能に支承されている。該針棒3は前記ミシ
ン機枠1に回転可能に支承される上軸2の軸端に設けた
クランク7の一端に固着の針棒クランク8の軸部に回転
可能に連結するクランクロッド9の他端に回転可能な軸
部を備える針棒抱き10に挿通固着されており該針棒抱
きの上部と下部で針棒支持体11に挿通し、上下動可能
に支持されている。該針棒支持体は前記ミシン機枠1に
固着の軸12に嵌装し上下動を規制されて回転のみ可能
に支持されている。
前記針棒支持体11の他端は連結ロッド13の端に連結
されており、該連結ロッドの他端は前記ミシン機枠1に
固着の針棒振巾用ステッピングモータ14の出力軸14
aに固着の腕15とリンク16を介して連結している。
されており、該連結ロッドの他端は前記ミシン機枠1に
固着の針棒振巾用ステッピングモータ14の出力軸14
aに固着の腕15とリンク16を介して連結している。
前記送り歯19は前記駆動軸2により駆動される水平送
り腕21に固着されており、該水平送り腕の運動量の調
節は水平送り腕の揺動角を調節することで行なうが、送
り調節器22が調節軸23の軸端に固着され、送り調節
器の回動により前記水平送り腕21への伝達量を調節す
るものであって、前記調節軸23の他端に固着の腕24
と前記ミシン機枠1に固着の送り調節用ステッピングモ
ータ25の出力軸に固着のクランク26とがリンク27
を介して連結している。
り腕21に固着されており、該水平送り腕の運動量の調
節は水平送り腕の揺動角を調節することで行なうが、送
り調節器22が調節軸23の軸端に固着され、送り調節
器の回動により前記水平送り腕21への伝達量を調節す
るものであって、前記調節軸23の他端に固着の腕24
と前記ミシン機枠1に固着の送り調節用ステッピングモ
ータ25の出力軸に固着のクランク26とがリンク27
を介して連結している。
28は針糸捕捉手段たる釜であって前記針板18の下側
で前記ミシン機枠1に回転可能に支承され、前記上軸2
により前記針棒3と同期して回転せしめられる下軸29
に固着の下軸歯車30と前記釜28の下部に一体的に固
着の釜の歯車31とが噛合している。
で前記ミシン機枠1に回転可能に支承され、前記上軸2
により前記針棒3と同期して回転せしめられる下軸29
に固着の下軸歯車30と前記釜28の下部に一体的に固
着の釜の歯車31とが噛合している。
32は公知の天秤であって前記クランク7に連結され、
上下方向に運動する如く構成されている。
上下方向に運動する如く構成されている。
第9図に於て前記釜28内には内釜36が回転可能に支
持されている。該内釜は前記ミシン機枠1に固着される
回転止め60及び61に当接して回転を阻止されてい
る。
持されている。該内釜は前記ミシン機枠1に固着される
回転止め60及び61に当接して回転を阻止されてい
る。
62は下糸引出し枠であって、前記内釜36に設けたボ
ビン収納室36aの外周に固着されており、下糸引出し
口62aが設けられている。63は下糸調子バネであっ
て、薄板状のバネで形成されており一端を前記下糸引出
し枠62にネジ67により固着されている。
ビン収納室36aの外周に固着されており、下糸引出し
口62aが設けられている。63は下糸調子バネであっ
て、薄板状のバネで形成されており一端を前記下糸引出
し枠62にネジ67により固着されている。
前記下糸調子バネ63の先端63aは前記下糸引出し口
62aのスリット上に位置しており、その中間に外部か
ら調節可能な頭付きネジ64の軸部が挿通可能な開口部
が設けられている。
62aのスリット上に位置しており、その中間に外部か
ら調節可能な頭付きネジ64の軸部が挿通可能な開口部
が設けられている。
前記頭付きネジ64は前記下糸調子バネ63の開口部に
挿通し前記下糸引出し枠62のネジ穴に螺合して、頭部
により前記下糸調子バネ63を押圧して先端63aと前
記下糸引出し口62aとの間の押圧力を調節可能とし、
該下糸引出口から引出される下糸の張力を調節する。下
糸66を巻いたボビンであって、前記内釜36のボビン
収納室36aに回転可能に収納されている。
挿通し前記下糸引出し枠62のネジ穴に螺合して、頭部
により前記下糸調子バネ63を押圧して先端63aと前
記下糸引出し口62aとの間の押圧力を調節可能とし、
該下糸引出口から引出される下糸の張力を調節する。下
糸66を巻いたボビンであって、前記内釜36のボビン
収納室36aに回転可能に収納されている。
前記釜28は第2図の如く前記ミシン機枠1に固着の釜
取付板に固着される釜座(いずれも図示せず)に前記釜
28の端部を当接する形状であって、該釜の回転の中心
部に設けた軸穴に段部を有する釜軸34が挿通しており
該釜軸は釜座に段部を当接して止メネジにより固定され
ている。
取付板に固着される釜座(いずれも図示せず)に前記釜
28の端部を当接する形状であって、該釜の回転の中心
部に設けた軸穴に段部を有する釜軸34が挿通しており
該釜軸は釜座に段部を当接して止メネジにより固定され
ている。
前記釜28に支持される内釜36には壁36bと平行に
支持板37が固着されており、この間に上下動駆動され
る繰出しレバー38の糸係合部38aが前記針板18の
下面と前記内釜36の上面との間で且つ前記壁36aと
のスキマS,前記支持板37とのスキマS1を設定して
位置している。
支持板37が固着されており、この間に上下動駆動され
る繰出しレバー38の糸係合部38aが前記針板18の
下面と前記内釜36の上面との間で且つ前記壁36aと
のスキマS,前記支持板37とのスキマS1を設定して
位置している。
繰出しレバー38は第1図に示す如く前記糸係合部38
aの両端は折り曲げられ先端に設けた穴前記釜取付板に
固着の釜室カバー45の立上り部に固着の一対のピン4
0,41が嵌合しており、前記繰出しレバー38は前記
一対のピン40,41を回転の中心として回転可能に支
持されている。
aの両端は折り曲げられ先端に設けた穴前記釜取付板に
固着の釜室カバー45の立上り部に固着の一対のピン4
0,41が嵌合しており、前記繰出しレバー38は前記
一対のピン40,41を回転の中心として回転可能に支
持されている。
前記繰出しレバー38の作動による下糸繰出し作用につ
いては先に本出願人が出願した特願昭62−92987
と同一であるので詳細は省略する。
いては先に本出願人が出願した特願昭62−92987
と同一であるので詳細は省略する。
前記繰出しレバー38は前記上軸2に同期回転する前記
下軸29に嵌装固着する繰出しカム42に従動する繰出
しリンク43と、該繰出しリンクの揺動量を調節するス
テッピングモータ44とが連結されており、前記繰出し
カム42の回転により前記繰りしレバー38が上下動し
て前記内釜36から下糸66を引出すものである。
下軸29に嵌装固着する繰出しカム42に従動する繰出
しリンク43と、該繰出しリンクの揺動量を調節するス
テッピングモータ44とが連結されており、前記繰出し
カム42の回転により前記繰りしレバー38が上下動し
て前記内釜36から下糸66を引出すものである。
前記ステッピングモータ44は前記繰出しリンク43の
揺動量を調節して前記繰出しレバー38の作動量と作動
位相を調節する如く構成されている。
揺動量を調節して前記繰出しレバー38の作動量と作動
位相を調節する如く構成されている。
次にワライ防止装置の細部について説明する。第3図に
おいて45は釜室カバーであって前記ミシン機枠1に固
着の釜取付板に固着されており、前記釜室カバー45に
は上下方向に貫通する穴部45aが設けられており、該
穴部に作動ピン47が軸方向移動可能に挿通している。
おいて45は釜室カバーであって前記ミシン機枠1に固
着の釜取付板に固着されており、前記釜室カバー45に
は上下方向に貫通する穴部45aが設けられており、該
穴部に作動ピン47が軸方向移動可能に挿通している。
前記釜室カバー45の側面には開放腕支え48がネジ4
9により一体的に固着されている。該開放腕支えの下部
にピン50が一体的に形成されており、該ピンに開放腕
51の一端に形成の穴部が嵌装している。前記開放腕5
1の他端は延出されて前記下軸29と平行な平面部51
aが形成されており、前記下軸29に嵌装固着する開放
カム52上に位置し、バネ手段(図示せず)により当接
従動している。
9により一体的に固着されている。該開放腕支えの下部
にピン50が一体的に形成されており、該ピンに開放腕
51の一端に形成の穴部が嵌装している。前記開放腕5
1の他端は延出されて前記下軸29と平行な平面部51
aが形成されており、前記下軸29に嵌装固着する開放
カム52上に位置し、バネ手段(図示せず)により当接
従動している。
前記作動ピン47は自重により前記開放腕51上に当接
している。なお前記作動ピン47をバネ手段により下方
に押圧して前記開放腕51を前記開放カム52に当接従
動させる如くにすることでも良い。
している。なお前記作動ピン47をバネ手段により下方
に押圧して前記開放腕51を前記開放カム52に当接従
動させる如くにすることでも良い。
第1図及び第3図において53は上糸押えであって弾性
材でコの字状に折り曲げた形で形成され、その下側の基
端部は前記ミシン機枠1にネジ54により固着されてい
る。該上糸押えの上側に設けたネジ穴部53bには調節
ネジ55が螺合しており、前記上糸押え53の上方の前
記調節ネジ55にはナット56が装着され、前記調節ネ
ジ55の調節後のユルミ止めを構成している。
材でコの字状に折り曲げた形で形成され、その下側の基
端部は前記ミシン機枠1にネジ54により固着されてい
る。該上糸押えの上側に設けたネジ穴部53bには調節
ネジ55が螺合しており、前記上糸押え53の上方の前
記調節ネジ55にはナット56が装着され、前記調節ネ
ジ55の調節後のユルミ止めを構成している。
前記調節ネジ55の下方は前記作動ピン47の上端に対
向する位置に配設されている。
向する位置に配設されている。
該調節ネジを装着する前記上糸押え53の上側の自由端
53aは前記内釜36の上面より下側に形成された前記
支持板37の取付部37a上に固着する弾性部材でなる
上糸押え体57上に左方から延出され、前記作動ピン4
7の上端47aが前記調節ネジ55の先端に当接しない
状態においては前記上糸押え体57と前記上糸押え53
とは当接する如く位置している。
53aは前記内釜36の上面より下側に形成された前記
支持板37の取付部37a上に固着する弾性部材でなる
上糸押え体57上に左方から延出され、前記作動ピン4
7の上端47aが前記調節ネジ55の先端に当接しない
状態においては前記上糸押え体57と前記上糸押え53
とは当接する如く位置している。
前記上糸押え体57の上面位置は第4図に示す如く前記
釜28の上端より上方に位置しており、該釜の剣先28
aは釜の上端より下方に形成されている。
釜28の上端より上方に位置しており、該釜の剣先28
aは釜の上端より下方に形成されている。
次に本考案のワライ防止装置の動作について第10図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第10図中aは前記針17が針下死点からの上昇中であ
って、該針が保持する上糸ループを前記釜28の剣先2
8aが捕捉する位相である。この位相では第3図及び第
4図に示す如く、前記開放腕51の平面部51bは前記
開放カム52の小径部52aに当接しており、前記開放
腕51は反時計方向に回転した位置であって前記作動ピ
ン47が下方に位置して該作動ピンの先端47aと前記
調節ネジ55との間にはスキマaが設定されている。
って、該針が保持する上糸ループを前記釜28の剣先2
8aが捕捉する位相である。この位相では第3図及び第
4図に示す如く、前記開放腕51の平面部51bは前記
開放カム52の小径部52aに当接しており、前記開放
腕51は反時計方向に回転した位置であって前記作動ピ
ン47が下方に位置して該作動ピンの先端47aと前記
調節ネジ55との間にはスキマaが設定されている。
このため前記上糸押え53の先端53aは前記上糸押え
体57に当接した状態である。
体57に当接した状態である。
第10図中bは前記針17が上昇して、前記釜28の剣
先28aが前記針糸ループを拡大する位相であり、前記
剣先28aの回転により上糸を引き出し、拡大された上
糸ループの縫い目側上糸は図の如く前記内釜36の上側
へ引き出され、針側の上糸は前記内釜36の下側へ引き
出される前記内釜36の上側へ引き出された縫い目側の
針糸は前記上糸押え53の下側に当接し、前記釜の剣先
28aの回動により前記上糸押え体57と上糸押え53
との間に案内される。
先28aが前記針糸ループを拡大する位相であり、前記
剣先28aの回転により上糸を引き出し、拡大された上
糸ループの縫い目側上糸は図の如く前記内釜36の上側
へ引き出され、針側の上糸は前記内釜36の下側へ引き
出される前記内釜36の上側へ引き出された縫い目側の
針糸は前記上糸押え53の下側に当接し、前記釜の剣先
28aの回動により前記上糸押え体57と上糸押え53
との間に案内される。
前記上糸押え体57の入口部57aは第4図の如く入口
側は傾斜状態の案内部57bが形成されており、前記上
糸押え53は第10図aと同じく前記上糸押え体57に
当接した状態であって入口はくさび状空間が形成されて
いて、縫い目側上糸を導く。
側は傾斜状態の案内部57bが形成されており、前記上
糸押え53は第10図aと同じく前記上糸押え体57に
当接した状態であって入口はくさび状空間が形成されて
いて、縫い目側上糸を導く。
次に第10図中cは更に前記釜28が回転して前記上糸
ループが最大引出しの後の位相であって上糸ループがタ
ルミを発生し、前記天秤32による上糸引上げ作用が行
なわれる位相である。
ループが最大引出しの後の位相であって上糸ループがタ
ルミを発生し、前記天秤32による上糸引上げ作用が行
なわれる位相である。
該上糸引上げにより図中点線で示す前記内釜36の下側
を通った針側の上糸を引上げて前記上糸ループのタルミ
を吸収し、更に縫い目側上糸に緊張を与える。該緊張の
張力により、前記上糸押え53と前記上糸押え体57と
の間が第4図の当接状態のまま縫い目側上糸はその間に
侵入して前記上糸押え53の弾性による抵抗を与えられ
る。
を通った針側の上糸を引上げて前記上糸ループのタルミ
を吸収し、更に縫い目側上糸に緊張を与える。該緊張の
張力により、前記上糸押え53と前記上糸押え体57と
の間が第4図の当接状態のまま縫い目側上糸はその間に
侵入して前記上糸押え53の弾性による抵抗を与えられ
る。
このため次の第10図中dの開放位相までの間前記天秤
32の上昇による針側上糸の上昇に対して縫い目側上糸
を保持しており、針側上糸の上昇に伴って縫い目側上糸
を引上げることはなく前記針側上糸を吸収する。
32の上昇による針側上糸の上昇に対して縫い目側上糸
を保持しており、針側上糸の上昇に伴って縫い目側上糸
を引上げることはなく前記針側上糸を吸収する。
第10図中dは天秤上死点の少し前の位相であり、前記
天秤32の吸収作用により針側の上糸が前記内釜36の
下側から吸収されて上方に残った位相である。この位相
において第5図の如く前記開放腕51の平面部51bは
前記開放カム52の大径部52bに当接しており、前記
開放腕51を前記ピン50を中心に時計方向に回転す
る。該開放腕の平面部51bに当接する前記作動ピン4
7を軸方向上方に押し上げて、該作動ピンの上端47a
が前記上糸押え53に固着の前記調節ネジ55に当接し
て前記上糸押え53を押し上げる。
天秤32の吸収作用により針側の上糸が前記内釜36の
下側から吸収されて上方に残った位相である。この位相
において第5図の如く前記開放腕51の平面部51bは
前記開放カム52の大径部52bに当接しており、前記
開放腕51を前記ピン50を中心に時計方向に回転す
る。該開放腕の平面部51bに当接する前記作動ピン4
7を軸方向上方に押し上げて、該作動ピンの上端47a
が前記上糸押え53に固着の前記調節ネジ55に当接し
て前記上糸押え53を押し上げる。
これにより第5図及び第6図に示す如く前記上糸押え体
57と前記上糸押え53の先端53aとの間にスキマbが
発生する。
57と前記上糸押え53の先端53aとの間にスキマbが
発生する。
この位相は前記天秤32の上死点位相の少し手前の位相
であることから大10図eの如く天秤上死点位相におい
て、前記針板18の下側に残る上糸タルミを更に引き上
げて吸収する。
であることから大10図eの如く天秤上死点位相におい
て、前記針板18の下側に残る上糸タルミを更に引き上
げて吸収する。
更に第10図fの如く前記針17の下降により縫い目を
引き締めて縫い目が形成される。
引き締めて縫い目が形成される。
(効果) 以上の如く本考案によればミシンによる縫製中に発生す
るワライの防止を針糸捕捉手段である釜の上糸引出し時
の縫い目側の上糸を釜の引出し作用によりくさび状に形
成した抵抗付与部に案内し、更に天秤による上糸引上げ
作用により抵抗付与部に保持させ、針側の上糸が略引上
げられる位相に抵抗付与部を開放して天秤による上糸引
上げ縫い目の引き締めを行なう如くしたことにより釜の
引出し作用により自動的に縫い目側の糸を保持させ、開
放位相に開放させることのみでワライの発生を防止する
ことができる。
るワライの防止を針糸捕捉手段である釜の上糸引出し時
の縫い目側の上糸を釜の引出し作用によりくさび状に形
成した抵抗付与部に案内し、更に天秤による上糸引上げ
作用により抵抗付与部に保持させ、針側の上糸が略引上
げられる位相に抵抗付与部を開放して天秤による上糸引
上げ縫い目の引き締めを行なう如くしたことにより釜の
引出し作用により自動的に縫い目側の糸を保持させ、開
放位相に開放させることのみでワライの発生を防止する
ことができる。
第1図から第10図は本考案の実施例に係り、第1図は
ワライ防止装置の説明図、第2図はその一部断面図第3
図から第6図はワライ防止装置の作動説明図、第7図は
ミシンの外観図、第8図はミシン機構説明図、第9図は
下糸調節部の説明図、第10図はワライ防止装置を作動
させた場合の縫い目形成説明図、第11図は従来の縫い
目形成説明図、第12図はワライの縫い目の説明図であ
り、17は針、18は針板、28は針糸捕捉手段である
釜、36は内釜、52は開放カム、53は上糸押え、5
7は上糸押え体である。
ワライ防止装置の説明図、第2図はその一部断面図第3
図から第6図はワライ防止装置の作動説明図、第7図は
ミシンの外観図、第8図はミシン機構説明図、第9図は
下糸調節部の説明図、第10図はワライ防止装置を作動
させた場合の縫い目形成説明図、第11図は従来の縫い
目形成説明図、第12図はワライの縫い目の説明図であ
り、17は針、18は針板、28は針糸捕捉手段である
釜、36は内釜、52は開放カム、53は上糸押え、5
7は上糸押え体である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−151088(JP,A) 実開 平1−14380(JP,U) 実開 昭56−168067(JP,U) 実公 昭61−10630(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】ミシン機枠に上下動可能に支承される針棒
の先端に固着される針と該針と協働する針糸捕捉手段と
でなる縫い目形成手段と、針糸捕捉手段に保持される内
釜に装着される下糸張力調節装置と、前記ミシン機枠に
固着され前記針が出没する針穴が設けられた針板と、前
記針棒の上下動に同期して回転する開放カムと、該開放
カムの回転により往復運動する作動ピンと、前記内釜の
上面に設けられ前記針糸捕捉手段の上端より上方に配置
される上糸押え体と、前記ミシン機枠に一端が支持され
ると共に前記作動ピンの上端の上下動により他端が前記
上糸押え体に対して接離運動して接合時に上糸を保持す
る上糸押えとでなることを特徴とするミシンの上糸ワラ
イ防止装置。 - 【請求項2】前記上糸押さえと前記上糸押え体のうちい
ずれか一方が弾性部材で形成されていることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のミシンの上糸
ワライ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988046833U JPH0625272Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | ミシンのワライ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988046833U JPH0625272Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | ミシンのワライ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01149783U JPH01149783U (ja) | 1989-10-17 |
| JPH0625272Y2 true JPH0625272Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31273080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988046833U Expired - Lifetime JPH0625272Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | ミシンのワライ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625272Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56151088A (en) * | 1980-04-24 | 1981-11-21 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Regulator for tension of lower cotton of sewing machine |
| JPS6110629Y2 (ja) * | 1980-05-17 | 1986-04-04 | ||
| JPS6110630U (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-22 | 株式会社クボタ | 脱穀機の穀粒漏洩防止構造 |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP1988046833U patent/JPH0625272Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01149783U (ja) | 1989-10-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3106472B2 (ja) | ミシンの糸切装置 | |
| US4364319A (en) | Controlled thread clamp device for needle threads | |
| JP4310144B2 (ja) | 加工品の上面から下面に上糸の自由端を引っ張る方法と、当該方法を実施するためのミシン | |
| JPS636033B2 (ja) | ||
| JPS649879B2 (ja) | ||
| US4658752A (en) | Method and apparatus for drawing a needle thread through a workpiece | |
| JP5086730B2 (ja) | 1本糸錠縫化ハンドステッチミシン | |
| JPH0295398A (ja) | ミシンの上糸縫糸量確保装置 | |
| JPH0236277B2 (ja) | ||
| JP2767924B2 (ja) | 糸切りミシン | |
| CN113005661B (zh) | 一种缝纫机机针中线头长度稳定性控制方法 | |
| JPH0515915Y2 (ja) | ||
| JPS596679B2 (ja) | 環縫いミシンにおける針糸制御機構 | |
| JP2009195382A (ja) | ミシンの糸切り装置 | |
| US4320712A (en) | Thread handling | |
| US4757776A (en) | Thread pull-out mechanism for a sewing machine | |
| JPH0333339Y2 (ja) | ||
| JPS6037105Y2 (ja) | ミシンにおける下糸制御装置 | |
| JPH0870Y2 (ja) | ミシンの自動糸調子器 | |
| US3099236A (en) | Thread control mechanism for chainstitch blindstitch machines | |
| JPS61100291A (ja) | サイクルミシンにおける糸保持機構 | |
| JPH0521600B2 (ja) | ||
| JPH0314145Y2 (ja) | ||
| JPH0133009Y2 (ja) | ||
| JP2904539B2 (ja) | ミシンの天秤機構 |