JPH06253227A - デジタルアナログ共用受信装置 - Google Patents
デジタルアナログ共用受信装置Info
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- JPH06253227A JPH06253227A JP5033346A JP3334693A JPH06253227A JP H06253227 A JPH06253227 A JP H06253227A JP 5033346 A JP5033346 A JP 5033346A JP 3334693 A JP3334693 A JP 3334693A JP H06253227 A JPH06253227 A JP H06253227A
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- Japan
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- analog
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アナログ変調信号でもデジタル変調信号でも受
信でき、かつ共用部分が多く廉価なシステムを得る。 【構成】帯域通過フィルタ12から得られた信号は、位
相検波器13、14に供給され、この位相検波器13、
14には電圧制御発振器15からの発振出力が互いに9
0°の位相差を持って供給される。電圧制御発振器15
は、アナログ変調信号受信時は検波器15の出力を低域
通過フィルタ19で平滑した出力により発振周波数が制
御され、デジタル変調信号受信時は、発振出力を固定発
振器24に位相同期させる位相同期ループ用回路21の
出力により制御される。スイッチ17はデジタル変調信
号受信時は位相検波器13、14の出力をそれぞれQ軸
成分、I軸成分として導出する。アナログ変調信号受信
時は、スイッチ17の出力がビデオ信号出力となる。
信でき、かつ共用部分が多く廉価なシステムを得る。 【構成】帯域通過フィルタ12から得られた信号は、位
相検波器13、14に供給され、この位相検波器13、
14には電圧制御発振器15からの発振出力が互いに9
0°の位相差を持って供給される。電圧制御発振器15
は、アナログ変調信号受信時は検波器15の出力を低域
通過フィルタ19で平滑した出力により発振周波数が制
御され、デジタル変調信号受信時は、発振出力を固定発
振器24に位相同期させる位相同期ループ用回路21の
出力により制御される。スイッチ17はデジタル変調信
号受信時は位相検波器13、14の出力をそれぞれQ軸
成分、I軸成分として導出する。アナログ変調信号受信
時は、スイッチ17の出力がビデオ信号出力となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星放送やケーブル
テレビジョン(CATV)伝送において、デジタル画像
伝送が導入され、従来のアナログ伝送と混在して伝送さ
れた場合に有効なデジタルアナログ共用受信装置に関す
る。
テレビジョン(CATV)伝送において、デジタル画像
伝送が導入され、従来のアナログ伝送と混在して伝送さ
れた場合に有効なデジタルアナログ共用受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の受信システムは、アナログ受信装
置とデジタル受信装置とは独立している。図2(A)は
アナログ受信装置の例であり、図2(B)はデジタル受
信装置の例である。図2(A)のアナログ受信装置から
説明する。例えばNTSC方式の映像信号の伝送は、V
SBAM変調である。チューナ51で受信したチャンネ
ルの中間周波は、45.75MHzであり、帯域通過フ
ィルタ52を介して検波回路53に導入される。チュー
ナ51は、CATV伝送のように同時に複数の隣接チャ
ンネルを伝送している場合には、図2(C)に示すよう
にダブルスーパーヘテロダイン方式が用いられている。
即ち、入力周波(RF)は、第1の周波数変換器81に
より入力周波数の上限よりも高い第1の中間周波数信号
に変換され、第1の帯域通過フィルタ82を介して2の
周波数変換器83に導入される。第2の周波数変換器8
3では、所定の第2の中間周波信号に再度変換し、第2
の帯域通過フィルタ84に供給している。この例では、
入力周波数を50MHz〜1GHzとして、第1の中間
周波数を1.2GHz、第2の中間周波数を45.75
MHzとしている。
置とデジタル受信装置とは独立している。図2(A)は
アナログ受信装置の例であり、図2(B)はデジタル受
信装置の例である。図2(A)のアナログ受信装置から
説明する。例えばNTSC方式の映像信号の伝送は、V
SBAM変調である。チューナ51で受信したチャンネ
ルの中間周波は、45.75MHzであり、帯域通過フ
ィルタ52を介して検波回路53に導入される。チュー
ナ51は、CATV伝送のように同時に複数の隣接チャ
ンネルを伝送している場合には、図2(C)に示すよう
にダブルスーパーヘテロダイン方式が用いられている。
即ち、入力周波(RF)は、第1の周波数変換器81に
より入力周波数の上限よりも高い第1の中間周波数信号
に変換され、第1の帯域通過フィルタ82を介して2の
周波数変換器83に導入される。第2の周波数変換器8
3では、所定の第2の中間周波信号に再度変換し、第2
の帯域通過フィルタ84に供給している。この例では、
入力周波数を50MHz〜1GHzとして、第1の中間
周波数を1.2GHz、第2の中間周波数を45.75
MHzとしている。
【0003】検波回路としてはいくつかの方式がある
が、その中の1つとしてPLL(位相ロックループ)回
路方式がある。図2(A)の検波回路53がその例であ
る。54は位相検波器であり、中間周波信号と電圧制御
発振器56からの発振出力とをπ/2の位相差で掛け算
し、の位相差を検出し、この位相差信号を低域通過フィ
ルタ(LPF)に通して高周波成分を除去し、低域成分
を取り出し、これを電圧制御発振器56の発振周波数制
御信号としている。電圧制御発振器5の発振出力は、上
記位相差π/2を設定するための移相器57に供給され
るとともに、位相検波器54に与えられている。位相検
波器54は、発振出力と中間周波信号との位相差を検出
しこれを検波出力(映像信号)として導出している。
が、その中の1つとしてPLL(位相ロックループ)回
路方式がある。図2(A)の検波回路53がその例であ
る。54は位相検波器であり、中間周波信号と電圧制御
発振器56からの発振出力とをπ/2の位相差で掛け算
し、の位相差を検出し、この位相差信号を低域通過フィ
ルタ(LPF)に通して高周波成分を除去し、低域成分
を取り出し、これを電圧制御発振器56の発振周波数制
御信号としている。電圧制御発振器5の発振出力は、上
記位相差π/2を設定するための移相器57に供給され
るとともに、位相検波器54に与えられている。位相検
波器54は、発振出力と中間周波信号との位相差を検出
しこれを検波出力(映像信号)として導出している。
【0004】図2(B)は、デジタル伝送により伝送さ
れる16QAM変調信号の受信装置であり、検波回路部
の例を詳しく示している。チューナ62で受信され、中
間周波とされた信号は、帯域通過フィルタ63を介して
位相検波器64、65に供給される。位相検波器64、
65には、局部発振器66からのキャリアが与えられる
もので、位相検波器64には直接、また位相検波器65
にはπ/2移相器67を介して与えられている。これに
より、位相検波器64、65からは、直交検波成分がそ
れぞれ得られ、それぞれの成分はデータ再生部としての
4値−2値変換器68a、68bに供給される。4値−
2値変換器68a、68bでは、それぞれ4値のAM信
号を2系列の2値パルスに変換し、再生データQ、Iと
して出力する。
れる16QAM変調信号の受信装置であり、検波回路部
の例を詳しく示している。チューナ62で受信され、中
間周波とされた信号は、帯域通過フィルタ63を介して
位相検波器64、65に供給される。位相検波器64、
65には、局部発振器66からのキャリアが与えられる
もので、位相検波器64には直接、また位相検波器65
にはπ/2移相器67を介して与えられている。これに
より、位相検波器64、65からは、直交検波成分がそ
れぞれ得られ、それぞれの成分はデータ再生部としての
4値−2値変換器68a、68bに供給される。4値−
2値変換器68a、68bでは、それぞれ4値のAM信
号を2系列の2値パルスに変換し、再生データQ、Iと
して出力する。
【0005】また、位相検波器64、65の出力は、ク
ロック同期回路70及び搬送波再生回路71に供給され
る。搬送波再生回路71は、検出したシンボルの位相と
特定の位相情報との差から誤差信号を検出し、これを局
部発振器66の発振周波数制御端子に供給している。ク
ロック同期回路70は、入力したシンボル位相に同期し
て内部クロックを作成し、4値−2値変換器68a、6
8bへデータ再生のために供給している。
ロック同期回路70及び搬送波再生回路71に供給され
る。搬送波再生回路71は、検出したシンボルの位相と
特定の位相情報との差から誤差信号を検出し、これを局
部発振器66の発振周波数制御端子に供給している。ク
ロック同期回路70は、入力したシンボル位相に同期し
て内部クロックを作成し、4値−2値変換器68a、6
8bへデータ再生のために供給している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では同一の伝送媒体の中でアナログとデジタルの伝送が
混在することはほとんど例がない。しかし、最近では、
デジタル画像圧縮技術の進歩により、CATVにおける
多チャンネル化の方法として、アナログ伝送に加えてデ
ジタル画像伝送を行うことが考えられる。しかし、既存
のシステムはアナログ伝送受信システムであるために、
受信側に問題が生じる。
では同一の伝送媒体の中でアナログとデジタルの伝送が
混在することはほとんど例がない。しかし、最近では、
デジタル画像圧縮技術の進歩により、CATVにおける
多チャンネル化の方法として、アナログ伝送に加えてデ
ジタル画像伝送を行うことが考えられる。しかし、既存
のシステムはアナログ伝送受信システムであるために、
受信側に問題が生じる。
【0007】そこでこの発明は、アナログ変調信号でも
デジタル変調信号でも受信できるようにし、しかも共用
部分を多くすることができるデジタルアナログ共用受信
装置を提供することを目的とする。
デジタル変調信号でも受信できるようにし、しかも共用
部分を多くすることができるデジタルアナログ共用受信
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、アナログ変
調またはデジタル変調の入力信号が選択的に供給される
第1、第2の位相検波器と、前記第1、第2の位相検波
器に対して互いに位相が異なるキャリアを供給する電圧
制御発振器と、前記第1の位相検波器の出力をデジタル
受信時は第1の出力端子に導出し、アナログ受信時は第
2の出力端子に導出する第1のスイッチ手段と、前記第
2の位相検波器の出力をデジタル受信時は第3の出力端
子に導出し、アナログ受信時は第4の出力端子に導出す
る第2のスイッチ手段と、前記第4の出力端子に導出さ
れた信号を平滑する低域通過フィルタと、前記電圧制御
発振器の出力と所定の周波数の発振出力とを比較して、
その誤差出力を得る位相同期ループ用回路と、アナログ
受信時は前記低域通過フィルタの出力を制御電圧として
前記電圧制御発振器に与え、デジタル受信時は前記位相
同期ループ用回路からの前記誤差電圧を前記電圧制御発
振器に与える第3のスイッチ手段とを備える。
調またはデジタル変調の入力信号が選択的に供給される
第1、第2の位相検波器と、前記第1、第2の位相検波
器に対して互いに位相が異なるキャリアを供給する電圧
制御発振器と、前記第1の位相検波器の出力をデジタル
受信時は第1の出力端子に導出し、アナログ受信時は第
2の出力端子に導出する第1のスイッチ手段と、前記第
2の位相検波器の出力をデジタル受信時は第3の出力端
子に導出し、アナログ受信時は第4の出力端子に導出す
る第2のスイッチ手段と、前記第4の出力端子に導出さ
れた信号を平滑する低域通過フィルタと、前記電圧制御
発振器の出力と所定の周波数の発振出力とを比較して、
その誤差出力を得る位相同期ループ用回路と、アナログ
受信時は前記低域通過フィルタの出力を制御電圧として
前記電圧制御発振器に与え、デジタル受信時は前記位相
同期ループ用回路からの前記誤差電圧を前記電圧制御発
振器に与える第3のスイッチ手段とを備える。
【0009】
【作用】上記の手段によると、アナログ受信時は、第1
の位相検波器の出力がビデオ信号として導出され、電圧
制御発振器、第2の位相検波器、第2のスイッチ手段、
低域通過フィルタ、第3のスイッチ手段のループがPL
Lキャリア再生ループとして動作する。デジタル受信時
は、第1、第2の位相検波器から直交検波成分Q、Iが
それぞれ得られ、位相同期ループ用回路と第3のスイッ
チ手段と電圧制御発振器がキャリア再生のためのPLL
回路として動作する。
の位相検波器の出力がビデオ信号として導出され、電圧
制御発振器、第2の位相検波器、第2のスイッチ手段、
低域通過フィルタ、第3のスイッチ手段のループがPL
Lキャリア再生ループとして動作する。デジタル受信時
は、第1、第2の位相検波器から直交検波成分Q、Iが
それぞれ得られ、位相同期ループ用回路と第3のスイッ
チ手段と電圧制御発振器がキャリア再生のためのPLL
回路として動作する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0011】図1(A)はこの発明の一実施例である。
図1(A)において、チューナ11で選択されたチャン
ネルの中間周波信号は、アナログのAM変調またはデジ
タル変調(例えば多相PSK変調、多値QAM)の映像
信号であり、帯域通過フィルタ12を通して取り出され
る。帯域通過フィルタ12の出力信号は、第1及び第2
の位相検波器13、14の各一方の入力端に供給され
る。第1及び第2の位相検波器13、他方の入力端に
は、電圧制御発振器15の出力が直接供給され、第2の
位相検波器13の他方の入力端には、電圧制御発振器1
5の出力がπ/2移相器16により90度移相されて供
給されている。これにより、今、帯域通過フィルタ12
の出力が、デジタル変調信号(例えばQPSK変調信
号)であるとすると、各々の位相検波器13、14から
は直交検波成分(Q軸成分、I軸成分)がそれぞれ得ら
れる。位相検波器13、14としては例えば複素乗算器
が用いられている。
図1(A)において、チューナ11で選択されたチャン
ネルの中間周波信号は、アナログのAM変調またはデジ
タル変調(例えば多相PSK変調、多値QAM)の映像
信号であり、帯域通過フィルタ12を通して取り出され
る。帯域通過フィルタ12の出力信号は、第1及び第2
の位相検波器13、14の各一方の入力端に供給され
る。第1及び第2の位相検波器13、他方の入力端に
は、電圧制御発振器15の出力が直接供給され、第2の
位相検波器13の他方の入力端には、電圧制御発振器1
5の出力がπ/2移相器16により90度移相されて供
給されている。これにより、今、帯域通過フィルタ12
の出力が、デジタル変調信号(例えばQPSK変調信
号)であるとすると、各々の位相検波器13、14から
は直交検波成分(Q軸成分、I軸成分)がそれぞれ得ら
れる。位相検波器13、14としては例えば複素乗算器
が用いられている。
【0012】位相検波器13、14の出力は、スイッチ
17、18の入力端子にそれぞれ供給される。スイッチ
17の一方の出力端子17aは、Q軸成分出力端子に接
続され、他方の出力端子17bはビデオ出力端子に接続
されている。またスイッチ18の一方の出力端子18a
は、I軸成分出力端子に接続され、他方出力端子18b
は低域通過フィルタ19に接続されている。
17、18の入力端子にそれぞれ供給される。スイッチ
17の一方の出力端子17aは、Q軸成分出力端子に接
続され、他方の出力端子17bはビデオ出力端子に接続
されている。またスイッチ18の一方の出力端子18a
は、I軸成分出力端子に接続され、他方出力端子18b
は低域通過フィルタ19に接続されている。
【0013】このシステムは、アナログ変調信号が入力
したときは、第1の位相検波器13において例えばAM
検波が行われる。このために、キャリアが必要である
が、そのキャリアは次のように作成される。電圧制御発
振器15の出力と帯域通過フィルタ12からの変調信号
とが第2の位相検波器14において掛け算され、位相検
波される。この相検波出力は、スイッチ18を介して低
域通過フィルタ19に導入される。低域通過フィルタ1
9では、キャリアの位相誤差に見合う成分が得られるの
で、この成分がスイッチ20を介して電圧制御発振器1
5の周波数及び位相制御端子に制御信号として与えられ
る。これにより、電圧制御発振器15からはキャリア成
分に位相同期した発振出力が得られるようになり、この
発振出力を位相検波器13に供給すると、位相検波器1
3においては、キャリア成分が抑圧され、AM成分を取
り出すことができる。キャリア成分は完全に除去されて
いないので、この成分は、ビデオ出力端子の後段に接続
された低域通過フィルタによりさらに除去されることに
なる。
したときは、第1の位相検波器13において例えばAM
検波が行われる。このために、キャリアが必要である
が、そのキャリアは次のように作成される。電圧制御発
振器15の出力と帯域通過フィルタ12からの変調信号
とが第2の位相検波器14において掛け算され、位相検
波される。この相検波出力は、スイッチ18を介して低
域通過フィルタ19に導入される。低域通過フィルタ1
9では、キャリアの位相誤差に見合う成分が得られるの
で、この成分がスイッチ20を介して電圧制御発振器1
5の周波数及び位相制御端子に制御信号として与えられ
る。これにより、電圧制御発振器15からはキャリア成
分に位相同期した発振出力が得られるようになり、この
発振出力を位相検波器13に供給すると、位相検波器1
3においては、キャリア成分が抑圧され、AM成分を取
り出すことができる。キャリア成分は完全に除去されて
いないので、この成分は、ビデオ出力端子の後段に接続
された低域通過フィルタによりさらに除去されることに
なる。
【0014】再度、デジタル変調信号が入力した場合の
キャリア再生について説明する。このときのキャリア
は、デジタル変調波に極めて近い周波数であり、このよ
うに直交検波することは準同期検波と称される。まず、
電圧制御発振器15の出力は、位相同期ループ用回路2
1の分周器22に供給され分周される。この分周器22
の出力は、位相検波器23に入力されて固定の安定した
発振周波数を得る固定発振器24からの発振出力と掛け
算され位相検波される。これにより得られた位相検波出
力は、低域通過フィルタ25により平滑化され、制御信
号となり、スイッチ20を介して電圧制御発振器15の
発振周波数及び位相制御端子に供給される。この構成に
おいて、固定発振器24の発振周波数及び分周器22の
分周比を選定することにより、電圧制御発振器15の発
振出力は、デジタル変調信号の変調波にほぼ等しいキャ
リアとなるように設定されている。この結果、第1及び
第2の位相検波器13、14で検波されたデジタル変調
信号は、ベースバンドのQ軸成分、I軸成分となる。こ
の後は、Q軸成分及びI軸成分を、デジタル変換し、デ
ータ再生を行うことができる。この場合、シンボル位相
に同期したクロック再生も必要である。クロック再生は
サンプリングしたデータとシンボルのあるべき位相との
誤差に基づいて、例えば数値制御発振器を制御すること
により作成されている。
キャリア再生について説明する。このときのキャリア
は、デジタル変調波に極めて近い周波数であり、このよ
うに直交検波することは準同期検波と称される。まず、
電圧制御発振器15の出力は、位相同期ループ用回路2
1の分周器22に供給され分周される。この分周器22
の出力は、位相検波器23に入力されて固定の安定した
発振周波数を得る固定発振器24からの発振出力と掛け
算され位相検波される。これにより得られた位相検波出
力は、低域通過フィルタ25により平滑化され、制御信
号となり、スイッチ20を介して電圧制御発振器15の
発振周波数及び位相制御端子に供給される。この構成に
おいて、固定発振器24の発振周波数及び分周器22の
分周比を選定することにより、電圧制御発振器15の発
振出力は、デジタル変調信号の変調波にほぼ等しいキャ
リアとなるように設定されている。この結果、第1及び
第2の位相検波器13、14で検波されたデジタル変調
信号は、ベースバンドのQ軸成分、I軸成分となる。こ
の後は、Q軸成分及びI軸成分を、デジタル変換し、デ
ータ再生を行うことができる。この場合、シンボル位相
に同期したクロック再生も必要である。クロック再生は
サンプリングしたデータとシンボルのあるべき位相との
誤差に基づいて、例えば数値制御発振器を制御すること
により作成されている。
【0015】図1(B)は、後段のデータ再生部に用い
られる同期検波ループであり、クロック再生を行ってい
る回路である。クロック位相検出器31で内部クロック
の位相と外部から到来したシンボル位相との誤差を検出
している。この誤差情報は、数値制御発振器32に供給
され、数値制御発振器32は位相誤差に応じて発振出力
が制御される。デジタルデータ再生部では、数値制御発
振器32の出力は、データ変換器33(cos、sin
データへの変換)を通して複素乗算器に与えられてい
る。複素乗算器は図示していないが、デジタル化された
Q軸成分とI軸成分を受けとり、それぞれの成分にデー
タ変換器33からのcosキャリアとsinキャリアを
乗算し複素数演算を施すことによりQ軸成分及びI軸成
分の検波を得ている。そして各検波出力はデータ再生部
に導かれ多位相復調される。このとき所定のシンボル位
相は決まっているので、復調データの位相を所定の位相
と比較することにより、位相誤差を求めることができ
る。この位相誤差を求める回路が先のクロック位相検出
器31である。
られる同期検波ループであり、クロック再生を行ってい
る回路である。クロック位相検出器31で内部クロック
の位相と外部から到来したシンボル位相との誤差を検出
している。この誤差情報は、数値制御発振器32に供給
され、数値制御発振器32は位相誤差に応じて発振出力
が制御される。デジタルデータ再生部では、数値制御発
振器32の出力は、データ変換器33(cos、sin
データへの変換)を通して複素乗算器に与えられてい
る。複素乗算器は図示していないが、デジタル化された
Q軸成分とI軸成分を受けとり、それぞれの成分にデー
タ変換器33からのcosキャリアとsinキャリアを
乗算し複素数演算を施すことによりQ軸成分及びI軸成
分の検波を得ている。そして各検波出力はデータ再生部
に導かれ多位相復調される。このとき所定のシンボル位
相は決まっているので、復調データの位相を所定の位相
と比較することにより、位相誤差を求めることができ
る。この位相誤差を求める回路が先のクロック位相検出
器31である。
【0016】ここで、上記図1(A)の実施例おいて、
デジタル変調信号を受信し検波する場合、位相同期ルー
プ用回路21内部では、固定発振器24を用いている
が、この固定発振器24を省略して、先のデータ再生部
において利用されている発振出力を利用しても良い。即
ち、数値制御発振器32の出力を、データ変換器33で
データ変換して、これをデジタルアナログ変換器34で
アナログ信号に変換し、これを固定発振器48の発振出
力と同じように用いるものである。この回路部分は、I
C化が可能であり、全体の構成を簡素にすることができ
る。
デジタル変調信号を受信し検波する場合、位相同期ルー
プ用回路21内部では、固定発振器24を用いている
が、この固定発振器24を省略して、先のデータ再生部
において利用されている発振出力を利用しても良い。即
ち、数値制御発振器32の出力を、データ変換器33で
データ変換して、これをデジタルアナログ変換器34で
アナログ信号に変換し、これを固定発振器48の発振出
力と同じように用いるものである。この回路部分は、I
C化が可能であり、全体の構成を簡素にすることができ
る。
【0017】上記した実施例によると、スイッチ17、
18、20を切り換えることにより、アナログ変調信号
受信の検波、デジタル変調信号受信時のベースバンド信
号への変換が可能である。
18、20を切り換えることにより、アナログ変調信号
受信の検波、デジタル変調信号受信時のベースバンド信
号への変換が可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、アナロ
グ変調信号でもデジタル変調信号でも受信でき、しかも
共用部分が多く廉価なシステムを得ることができる。
グ変調信号でもデジタル変調信号でも受信でき、しかも
共用部分が多く廉価なシステムを得ることができる。
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】従来のアナログ受信機、デジタル受信機、及び
ダウンコンバータの構成を示す図。
ダウンコンバータの構成を示す図。
11…チューナ、12…帯域通過フィルタ、13、14
…位相検波器、15…電圧制御発振器、16…π/2移
相器、17、18、20…スイッチ、19…低域通過フ
ィルタ、22…分周器、23…位相検波器、24…固定
発振器、25…低域通過フィルタ。
…位相検波器、15…電圧制御発振器、16…π/2移
相器、17、18、20…スイッチ、19…低域通過フ
ィルタ、22…分周器、23…位相検波器、24…固定
発振器、25…低域通過フィルタ。
Claims (1)
- 【請求項1】 アナログ変調またはデジタル変調の入力
信号が選択的に供給される第1、第2の位相検波器と、 前記第1、第2の位相検波器に対して互いに位相が異な
るキャリアを供給する電圧制御発振器と、 前記第1の位相検波器の出力をデジタル受信時は第1の
出力端子に導出し、アナログ受信時は第2の出力端子に
導出する第1のスイッチ手段と、 前記第2の位相検波器の出力をデジタル受信時は第3の
出力端子に導出し、アナログ受信時は第4の出力端子に
導出する第2のスイッチ手段と、 前記第4の出力端子に導出された信号を平滑する低域通
過フィルタと、 前記電圧制御発振器の出力と所定の周波数の発振出力と
を比較して、その誤差出力を得る位相同期ループ用回路
と、 アナログ受信時は前記低域通過フィルタの出力を制御電
圧として前記電圧制御発振器に与え、デジタル受信時は
前記位相同期ループ用回路からの前記誤差電圧を前記電
圧制御発振器に与える第3のスイッチ手段とを具備した
ことを特徴とするデジタルアナログ共用受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5033346A JPH06253227A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | デジタルアナログ共用受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5033346A JPH06253227A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | デジタルアナログ共用受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06253227A true JPH06253227A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12384013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5033346A Pending JPH06253227A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | デジタルアナログ共用受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06253227A (ja) |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5033346A patent/JPH06253227A/ja active Pending
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