JPH062535Y2 - 連棟型ビニールハウスの谷樋における結露水の排水構造 - Google Patents

連棟型ビニールハウスの谷樋における結露水の排水構造

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JPH062535Y2
JPH062535Y2 JP1988111467U JP11146788U JPH062535Y2 JP H062535 Y2 JPH062535 Y2 JP H062535Y2 JP 1988111467 U JP1988111467 U JP 1988111467U JP 11146788 U JP11146788 U JP 11146788U JP H062535 Y2 JPH062535 Y2 JP H062535Y2
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JPH0234148U (ja
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武之介 直木
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東都興業株式会社
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、連棟型ビニールハウスのシート内面に発生
して谷樋部分へ流下してくる結露水を谷樋の一部で受止
め、かつ速やかに谷樋の谷内へ導き流して結露の滴下あ
るいは溜りによる弊害を未然に防止するために実施され
る結露水の排水構造に関する。
従来の技術 連棟型ビニールハウスは、谷樋を介して各棟の屋根が連
設されている(実公昭56-50753号、実開昭62-202150号
公報)。ビニールハウスでは室内の気温が高く、作物へ
の撒水量が多いため、シートの内面には全面にわたり多
量の結露がびっしりと発生し、その結露は漸次大きな水
滴に成長しシートの内面を伝って谷樋のところへ降下し
てくる。したがって、谷樋のところには多量の結露水が
集中的に降下してくるのであるが、従来、こうした結露
水の集中的な降下に対して積極的な排水処理の手段は別
段講ぜられていないので実情である。
本考案が解決しようとする課題 上述のようにシートの内面に発生し同シートを伝って谷
樋のところへ集中的に降下してくる結露水は、これをそ
のまま放置しておくと、谷樋のところから結露水がポタ
ポタと滴下し、室内の作業者は雨カッパの着用を余儀な
くされるほか、結露水の滴下位置の作物は根腐れを起す
とか、病気を発生しやすいので、結露水の滴下を防ぐ処
置が早急に解決すべき課題となっている。
課題を解決するための手段 上記従来技術の課題を解決するための手段として、この
考案に係る連棟型ビニールハウスの谷樋における結露水
の排水構造は、図面に好適な実施例を示したとおり、 谷樋1の側壁上端部であってシート張設位置の背後側部
位に、シート2の内面に結露した結露水3の流下を受け
止める結露水受部4を形成した。そして、この谷樋1に
おける結露水受部4の最深部に落水孔5を設け、前記落
水孔5の下側に結露水3の流下を受ける溝型の樋ピース
6を取付け、該樋ピース6の下部は谷樋1の谷内へ連絡
せしめことを特徴とする。
なお、上記連棟型ビニールハウスの谷樋における結露水
の排水構造において、落水孔5は谷樋1の継目端部に切
欠き5として形成され、樋ピース6はその上端部の引掛
片6aが結露水受部4の外側に起立された受水壁7へ弾
力的に係止されるものとした。また、樋ピース6の下部
は谷樋1のシート張設位置の下部であって継目端部に切
欠き8として形成された連絡口8′へ差込み、もって谷
樋1の谷内へ連絡せしめたことも特徴とする。
作用 ビニールハウスのシート2の内面に発生し同シート2を
伝い降りた結露水3は、谷樋1の結露水受部4へ到達す
ると、同結露水受部4へと伝い移る。かくして結露水受
部4上で漸次水量を増した結露水3は、同結露水受部4
上を谷樋1の長手方向へと流れ、落水孔5に到達するに
至りそこから流れ落ちる。落水孔5を流れ落ちた結露水
3は、その直下位置で待ち受ける樋ピース6に達し、同
樋ピース6に導かれて谷樋1の谷内へと流下する。
実施例 次に、図示した本考案の実施例を説明する。
第1図は、連棟型ビニールハウスにおける谷樋部分の構
成を具体的に示している。上向きにおよそ倒立台形状に
溝幅が拡大する溝形をなす谷樋1の両側壁1a,1aの
上部に、内方へ屈曲された屈曲面部1bを形成し、つづ
いてその上部に開口部が幅狭で断面があり溝形状のシー
ト定着溝1cを形成し、ここがシート張設位置とされて
いる。さらにその上方側には前記屈曲面部1bと略平行
に外方へ屈曲され、かつ水平線に対して外方へ下る流水
勾配の結露水受部4が形成されている。結露水受部4の
先端部には、受止めた結露水3があふれ出ない程度の高
さで受水壁7が起立せしめられている。
谷樋1は、第2図と第3図に示したように、谷樋接続位
置に配置した継手兼用の受具28の上で隣り合うもの同
士が突合せ接続される。受具28と谷樋1とはボルト9
で強固に結合されている(第4図)。受具28は支柱1
0の上端へボルト11,11で取付け固定し(第2
図)、もって谷樋1は地上一定の高さ位置に高架に支持
されている。また、受具28の左右の腕部28a,28
aに梁材12をボルト13で結合し、もって隣り合う谷
樋間の骨格が構造的安定性の高い構成とされている。
谷樋1の前記結露水受部4及びその直下に位置する屈曲
面部1bにはパイプ孔22を設け、これにビニールハウ
スの各棟の屋根骨組を形成するアーチパイプ14の端部
を差し込み保持せしめている。同アーチパイプ14の端
部は、谷樋1の屈曲面部1bへフック15aを引掛けて
取付けた継手15のパイプ受け15bの上へ当接させて
支持せしめ、かつ継手15へくさび16を打込んでアー
チパイプ14が抜けないように固定されている。
各棟の屋根被覆材たるシート2は、上記のように設置し
たアーチパイプ14…の外側へ張設されている。但し、
シート2の谷裾部はシート定着溝1cへは止着しないで
巻取りパイプ17へ巻込まれただけとされている。それ
は屋根内側にこもる熱気を抜いて室温を下げる通風換気
の手段、即ち、谷樋部分においてシート2の谷裾部を捲
り上げて開口を形成し、又はそれを閉じる必要のためで
ある。巻取りパイプ17を手又は回転装置(例えば実開
昭62-202150号公報記載の回転装置など参照)で正逆方
向に回転して通風換気の操作が行なわれる。
前記のように巻取りパイプ17を回転してシート2の谷
裾部を開閉することを容易ならしめるために、同シート
2をアーチパイプ14へ押えつける押え紐18は、第2
図のように、谷樋1の反対側の側壁部分へ上記の継手1
5により支持された固定パイプ19へ結束し、もってシ
ート2の谷裾部に巻取りパイプ17が上下するための隙
間25が大きく形成されている。
さて、上述のように張設されたシート2の内面の発生
し、同シート2を伝い降りた結露水3は、第2図のよう
に谷樋1においてシート2の谷裾部が当接し実質的にシ
ート張設位置となるシート定着溝1cの直上位置におい
て、水滴の表面張力の故に結露水受部4の方へ伝い移
り、同結露水受部4の底部に溜る。この結露水3を速や
かに積極的に排除する排水構造は次のように構成されて
いる。
即ち、第3図に示したように、谷樋1の継目端部におけ
る結露水受部4の最深部から受水壁7にかけて結露水の
落水に適度な大きさの切欠き5aを設け、隣接する谷樋
1,1の2個の切欠き5a,5aを合わせて1個の落水
孔5が形成されている(第4図)。この落水孔5の下側
に、同落水孔5の口幅よりやや広い溝幅の溝形をなす樋
ピース6が取付けられている(第4,5図)。樋ピース
6の両側壁の上方部には、谷樋1の結露水受部4の最深
部から受水壁7にかかる部分の横断面形状と略同一の凹
欠部6b,6bを形成すると共に、受水壁7の上縁へ弾
力的に圧接する引掛片6aが突設されている。この引掛
片6aを若干弾性変形をさせるようにして凹欠部6b,
6bを結露水受部4の最深部から受水壁7にかけてその
外面側へはめ込むと、引掛片6aの弾力的な復元力によ
り樋ピース6は第5図のようにがっちりと安定な状態に
谷樋1へ取付けることができる。
また、この樋ピース6の下部を谷樋1の谷内へ連絡させ
るために、谷樋1の継目端部における屈曲面部1bに樋
ピース6の横断面形状(溝形)の片側約半分に相当する
L形の切欠き8を通水の余裕がある口幅で形成し(第3
図)、隣接する谷樋1,1の2個の切欠き8,8を合せ
て形成される1個の溝形をなす連絡口8′へ樋ピース6
の下部が差込まれている(第3図)。
したがって、シート2内の内面を伝って結露水受部4に
流下した結露水3は、速やかに落水孔5から落水して樋
ピース6に受けられ、谷樋1の谷内へと導き流されるの
である。
ちなみに谷樋1の谷内へ導かれた結露水3は、同谷内へ
流れ込んだ雨水などと一緒に同谷樋1のところどころに
設けてある落水孔20から縦樋21を通じて地上へ導き
降すのである。
なお、上記落水孔5の位置は、谷樋1の継目位置に設け
た構成に限らない。例えば結露水受部4の長手方向の任
意位置に設けて実施することができ、当然樋ピース6も
落水孔5の位置へ付設される。
本考案が奏する効果 以上に実施例と併せて詳述したとおりであってこの考案
に係る連棟型ビニールハウスの谷樋における結露水の排
水構造によれば、ビニールハウスのシート2の内面に多
量に発生し同シート2を伝って降下した結露水3は、谷
樋1の結露水受部4にて積極的に受止めて排除され、他
の思いがけない場所へ流下したり滴下するおそれがな
く、同結露水3の流下又は滴下による各種の弊害を一掃
できる。
しかも谷樋1の結露水受部4へ流下した結露水3は、速
やかに落水孔5から樋ピース6を通じて谷樋1の谷内に
導き流されるので、結露水受部4の結露水3が多く溜り
すぎて溢れ流れたり、又は長期間の溜水によって結露水
受部4の発錆が促進される等の弊害も未然に防止される
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の結露水排水構造が実施されたビニール
ハウス谷樋部分の斜視図、第2図は谷樋部分を支柱部分
で切断して示した断面図、第3図は谷樋と排水構造を分
解状態で示した斜視図、第4図は同前の組立状態を示し
た斜視図、第5図は樋ピース取付け部分の断面図であ
る。 1…谷樋、2…シート、3…結露水 4…結露水受部、5…落水孔、6…樋ピース 5a…切欠き、6a…引掛片、7…受水壁 8…切欠き、8′…連絡口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】谷樋の側壁上端部であってシート張設位置
    の背後側部位に、シート内面に結露した結露水の流下を
    受け止める結露水受部を形成してあり、この谷樋におけ
    る結露水受部の最深部に落水孔を設け、前記落水孔の下
    側に結露水の流下を受ける溝形の樋ピースを取付け、該
    樋ピースの下部は谷樋の谷内へ連絡せしめていることを
    特徴とする連棟型ビニールハウスの谷樋における結露水
    の排水構造。
  2. 【請求項2】落水孔は、谷樋の継目端部に切欠きとして
    形成され、樋ピースは、その上端部の引掛片が結露水受
    部の外側に起立された受水壁へ弾力的に係止されてお
    り、また、樋ピースの下部は谷樋のシート張設位置の下
    部であって継目端部に切欠きとして形成された連絡口へ
    差込み谷樋の谷内へ連絡せしめられていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項に記載した連棟型ビ
    ニールハウスの谷樋における結露水の排水構造。
JP1988111467U 1988-08-25 1988-08-25 連棟型ビニールハウスの谷樋における結露水の排水構造 Expired - Lifetime JPH062535Y2 (ja)

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