JPH06253673A - 生茶葉管理工程における生茶葉投入位置管理方法並びに装置 - Google Patents

生茶葉管理工程における生茶葉投入位置管理方法並びに装置

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JPH06253673A
JPH06253673A JP5067446A JP6744693A JPH06253673A JP H06253673 A JPH06253673 A JP H06253673A JP 5067446 A JP5067446 A JP 5067446A JP 6744693 A JP6744693 A JP 6744693A JP H06253673 A JPH06253673 A JP H06253673A
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正行 鈴木
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喜久郎 横田川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は摘採後に茶工場に搬入されてくる生
茶葉Aをストックするとともに、次の加工工程へ生茶葉
を供給するにあたって、特に生茶葉を追投入する際にも
品目の異なる生茶葉同士が混ざり合わさることなく、確
実に区分けした状態で生茶葉コンテナ装置1にストック
できる生茶葉管理工程における生茶葉投入位置管理方法
並びに装置を提供することを目的とする。 【構成】 生茶葉コンテナ装置1における収容コンベヤ
10の移動状態と生茶葉投入装置2の移動状態とを共に
検出し、この検出値に基づき制御装置3により追投入の
際、生茶葉Aが品目ごとに混じり合わない地点を決定し
た上で生茶葉の投入を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は摘採後に茶工場に搬入さ
れてくる生茶葉をストックするとともに、次の加工工程
へ生茶葉を供給するにあたっての生茶葉の管理を行う手
法に関するものであって、特に生茶葉を追投入する際に
も品目の異なる生茶葉同士が混ざり合わさることなく、
確実に区分けした状態で生茶葉コンテナ装置にストック
できるようにした生茶葉管理工程における生茶葉投入位
置管理方法並びに装置に係るものである。
【0002】
【発明の背景】従来から茶工場では、摘採された生茶葉
を管理するための装置として収容コンベヤの側端から側
板を立ち上げ、樋状の生茶葉収容部を形成し、収容コン
ベヤの端部から生茶葉を次工程に送り出すようにした生
茶葉コンテナ装置が用いられている。このものはこれに
併せ設けられる生茶葉投入装置からの生茶葉の投入を受
けた後、前記収容コンベヤを走行させて次工程へ生茶葉
を供給するようにしている。
【0003】ところで一般にこのような生茶葉コンテナ
装置を用いる場合、常に同一品目の生茶葉のみがストッ
クされるとは限らず、しばしば異種品目のものが生茶葉
コンテナ装置の長手方向に別々にストックされることが
ある。このストック態様の従来手法を図8(b)につい
て説明すると、生茶葉コンテナ装置1′の長手方向に例
えば仮想仕切線Dを挟んで前側ゾーンZ1 に品目1の生
茶葉A1 を、後側ゾーンZ2 に品目2の生茶葉A2 をス
トックする場合がある。この場合はあらかじめ生茶葉投
入装置の制御プログラムとして品目1の生茶葉A1 は前
側ゾーンZ1 に、品目2の生茶葉A2 は後側ゾーンZ2
に投入することを固定的に決定しておくのである。
【0004】そしてこのような手法をとる場合すでに投
入した生茶葉を完全に供給し切って、生茶葉コンテナ装
置1′の収容コンベヤ10′上に生茶葉が存在しなけれ
ば、未投入状態となって再度生茶葉を追投入した場合で
も問題なく前後に品目1の生茶葉A1 と品目2の生茶葉
2 がそれぞれ分かれるように収容されて全く問題は生
じない。しかしながら図8(b)(i)〜(iv)に示す
ように生茶葉の取出工程中に生茶葉の追投入を行った場
合には、従来は収容コンベヤ10′の移動情報について
は考慮されていなかったから、前側ゾーンZ1 に品目1
の生茶葉A1 が投入され、後側ゾーンZ2 に品目2の生
茶葉A2 が機械的に投入されるだけであって、結果的に
は例えば品目1の生茶葉A1 は図8(b)(iv)のよう
に先投入された品目1の生茶葉A1 の後端から更に境界
部を経て、品目2の生茶葉A2 の前端部にかかるような
状態で収容されてしまい、少なくとも前側ゾーンZ2
入った位置にまで移動してきていた品目2の生茶葉A2
の範囲においては、品目2の生茶葉A2 に対し品目1の
生茶葉A1 が混じり合ってしまう状態となってしまうの
である。
【0005】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、すでに投入された生茶葉が取
り出しのために移動している際、あるいは移動した後に
停止している場合にあっても、生茶葉Aの品目ごとに正
確に分けて追投入が行えるようにした新規な生茶葉管理
工程における生茶葉投入位置管理方法並びに装置の開発
を試みたものである。
【0006】
【発明の構成】
【目的達成の手段】本出願に係る第一の発明たる生茶葉
管理工程における生茶葉投入位置管理方法は、収容コン
ベヤの側端から側板を立ち上げ、樋状の生茶葉収容部を
形成するとともに、収容コンベヤの端部から生茶葉を次
工程へ送り出す生茶葉コンテナ装置と、この生茶葉コン
テナ装置上方に位置して生茶葉コンテナ装置の適宜位置
を選択して生茶葉を投入する生茶葉投入装置とを具えた
装置を用いて生茶葉の貯留、供給管理を行う方法におい
て、前記収容コンベヤの移動状態を検出するとともに、
生茶葉投入装置の位置検出を行い、これら検出した出力
値を記憶演算して生茶葉の品目ごとに混在しないように
生茶葉投入位置を決定するようにしたことを特徴として
成るものである。
【0007】また本出願に係る第二の発明たる生茶葉管
理工程における生茶葉投入位置管理装置は、収容コンベ
ヤの搬送面の側端から側板を立ち上げ、樋状の生茶葉収
容部を形成するとともに、収容コンベヤの端部から生茶
葉を次工程へ送り出す生茶葉コンテナ装置と、この生茶
葉コンテナ装置上方に位置して生茶葉コンテナ装置の適
宜位置を選択して生茶葉を投入する生茶葉投入装置とを
具えた装置において、前記生茶葉コンテナ装置には収容
コンベヤの移動状態検出装置が具えられ、一方、生茶葉
投入装置には投入装置位置検出装置が設けられ、更にこ
れら移動状態検出値の出力値と、投入装置位置検出装置
の出力値とを記憶するとともに、投入生茶葉の品目ごと
の現在位置を演算し、異種品目の生茶葉相互が混在しな
い投入位置を決定する制御装置が設けられていることを
特徴として成るものである。これら発明により前記目的
を達成しようとするものである。
【0008】
【発明の作用】本発明によれば、生茶葉を収容する生茶
葉コンテナ装置における収容コンベヤの移動状態が常に
検出される。この検出した出力値と投入装置位置検出装
置の出力値とを制御装置によって演算することにより、
収容コンベヤ上の生茶葉の存在位置が判明し、生茶葉投
入装置が作動すべき位置を決定づける。その結果異種品
目の生茶葉が混じり合うことのない状態で管理が行われ
る。
【0009】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。以下の説明にあっては、まず本発明の装置
を含む生茶葉管理装置Mについて説明し、次いでその作
動状態を説明しながら併せ本発明の方法について説明す
る。本発明の基礎となる生茶葉管理装置Mは大別する
と、生茶葉コンテナ装置1と生茶葉投入装置2とから成
り、更にこれらの作動状態を制御する制御装置3を具え
る。そして生茶葉管理装置Mは補機的装置として生茶葉
コンテナ装置1の供給側先端部近くに積層した生茶葉A
(以下生茶葉を説明するときには総称して生茶葉Aと、
更に品目を分けて説明するときには品目1を生茶葉
1 、品目2を生茶葉A2 とする。また本明細書でいう
品目の概念は、品種、茶葉ランク(等級、品質)、水分
量等、生茶葉Aの性状に応じた区分とする)の掻き落と
し装置4を設ける。このものは従来から公知のものであ
って、例えば回転する掻き落とし杆等により生茶葉Aを
ほぐしながら、更にその下方の取出コンベヤ5に落とし
込むようにしたものである。更に生茶葉投入装置2に対
しては、収穫された茶葉を供給するための供給コンベヤ
6と、更にこの供給コンベヤ6と生茶葉投入装置2との
間に設けられる中継コンベヤ7とを具える。なおこれら
の機械装置そのものは、すでに公知のあるいは更に今後
開発される種々の同様目的の装置を適用し得る。
【0010】まず生茶葉コンテナ装置1について説明す
る。符号10は生茶葉コンテナ装置1の主要部材の一つ
である収容コンベヤであって、この収容コンベヤ10は
ほぼ水平方向に数mから十数m程度の長さにわたって敷
設されるとともに、取出コンベヤ5側の先端を幾分か上
昇させるような形態をとる。勿論、全体が一定レベルの
フラットなもの、あるいは幾分か上昇あるいは下降する
方向に傾斜したもの等適宜のものが適用できる。そして
収容コンベヤ10の側端縁からは側板11を左右に一対
立ち上げるように設けるもとともに、収容コンベヤ10
の一端、すなわち取出コンベヤ5と反対側の端部に端面
板12を立ち上げる。このような構成により生茶葉コン
テナ装置1は収容コンベヤ10と側板11とにより全体
を樋状に構成し、その内側を収容部13とする。
【0011】そして前記収容コンベヤ10は全体として
通気性を具えるものであって、その具体的構成を述べる
と、まずそれぞれの構成要素であるスラット14がその
両端部においてチェーン15に支持されるような構成を
とり、このチェーン15は収容コンベヤ10の前後両端
部に設けられたスプロケット16の間に懸張され、少な
くとも一方のスプロケット16が駆動されることにより
チェーンの走行が図られる。そしてスラット14はその
表面に図3に拡大して示すように通気孔14aを多数設
ける。一方、チェーン15はローラ15aを具え、この
ものが生茶葉コンテナ装置1の適宜のガイドレール状の
フレーム上を転動して移動するように構成されている。
【0012】そして収容コンベヤ10はその搬送作用面
直下に、収容した生茶葉Aの冷却のための送風胴17を
複数区画設ける。図示の実施例では六区画設けるもので
ある。勿論この区画は適宜必要に応じて増減してもよい
し、あるいは必要に応じて各区画間の仕切りを取り外し
あるいは開閉自在としておき、隣接する送風胴17を一
体化するような用い方ができるようにすることももとよ
り差し支えない。そして送風胴17に対しては一基ごと
の送風機ユニット18を設ける。送風機ユニット18は
詳細な説明は省略するが、モータ18Mによって送風用
のブロワ18Aを駆動して送風ダクト18Bから送風胴
17に冷却風を送り込む。勿論、一基の送風機ユニット
18が二区画の送風胴17を受け持ち一挙に送風するほ
か、適宜ダンパ等を付設することによりいずれか一方の
送風胴17を選択して送風できるようにするなど、適宜
の送風手法がとり得る。なお送風のみではなく、適宜生
茶葉Aに対して湿り気を与えるために加湿機の吹出孔を
併設して湿風を送り込むようにする等の機構を併設して
ももとより差し支えない。なおこれら送風機ユニット1
8の作用を説明するにあたり、それぞれを区別して説明
する必要がある場合には順に送風機ユニット18i・・
18nと表示する。
【0013】更にこのような生茶葉コンテナ装置1には
収容コンベヤ10の移動状態検出装置19を設けるもの
であって、具体的には一例として移動を検出し得るよう
に前記スプロケット16の山部(歯部)にきたチェーン
15のローラ15aと当接して、一回のON、OFF信
号を出すリミットスイッチ19aと、それをカウントし
て適宜二値化した出力を出すエンコーダ19bとを具え
て成る。
【0014】次にこのような生茶葉コンテナ装置1に対
し生茶葉Aを投入するための生茶葉投入装置2について
説明する。このものは一例として二基併設された生茶葉
コンテナ装置1に対し一基の生茶葉投入装置2が生茶葉
の投入を行うべく設けられたものであって、従って生茶
葉投入装置2における投入作用部位や生茶葉コンテナ装
置1の長手方向及び幅方向にそれぞれ適宜の位置を選択
して移動できるように構成されている。
【0015】まず生茶葉コンテナ装置1の長手方向に沿
って縦行案内レール20を設けるものであって、一例と
してこのものは二基併設された生茶葉コンテナ装置1の
それぞれ最も外側寄りの側板11の上面を利用して設け
られているものである。そしてこの縦行案内レール20
に対してはこれに乗って縦行できるような縦行台車21
を設ける。この縦行台車21は台車フレーム22に対し
縦行車輪23を設けるものであって、具体的には縦行車
輪23が車軸23aによって連結され、更に車軸23a
に動力を受ける従動スプロケット23bを固定し、更に
そこに適宜のモータ等から動力を供給されるチェーン2
3cが巻回した状態となっている。
【0016】この台車フレーム22には横行レール24
を設け、この横行レール24上を走行するように投入コ
ンベヤユニット25を設ける。この投入コンベヤユニッ
ト25は横行車輪26をその下方に具え、このものが前
記横行レール24上を転動するものであり、この横行車
輪26はその車軸26aに対し従動スプロケット26b
を具え、ここにチェーン26cから適宜の動力が伝達さ
れる。更にこの投入コンベヤユニット25は上面に投入
コンベヤベルト27を張設するものであって、このもの
を囲むようにガイドパネル28が設けられ、更にその両
端部は下方に開口させたホッパ部28aを構成し、ここ
が実質的に投入作用位置となる。
【0017】更に生茶葉投入装置2にはこのような投入
装置位置検出装置29を設けるものであって、具体的に
は前記縦行車輪23の移動を検出するための近接センサ
29a1 、横行車輪26の移動を検出するために設けら
れた近接センサ29a2 とより成る。この近接センサ
は、例えば従動スプロケット23bまたは従動スプロケ
ット26bの近傍に設けられ、そのスプロケットの歯が
接近したときに一カウントずつの出力を出し、結果的に
横行車輪26の回転数をチェック検出する。そしてこれ
ら近接センサ29a1 、29a2 はそれぞれエンコーダ
29bにその出力が入力され、それぞれの移動検出値が
二値化情報として制御装置3に読み込まれる。
【0018】このような移動状態検出装置19及び投入
装置位置検出装置29からの出力信号を入力され、更に
適宜の制御信号を出力する制御装置3は、マイクロプロ
セッサユニット30を主要部材をして入力インターフェ
ース31及び出力インターフェース32により構成さ
れ、更にこれら周辺機器と入力データバス33及び出力
データバス34とによって回路接続される。
【0019】本発明の装置は以上述べたような具体的な
構成部材を有するものであり、次のように動作して生茶
葉Aの投入制御を行う。 i)生茶葉投入制御 この制御手法は図11に示すフローチャート並びに投入
範囲の移動を示した投入位置移動ダイヤグラム等を参照
しながら説明する。まずこの場合において最も説明を単
純化するために、生茶葉Aについては品目1の生茶葉A
1 と、品目2の生茶葉A2 を図8に示した仮想仕切線D
1 との間で、前側ゾーンZ1 と後側ゾーンZ2 とに分け
て当初投入し、更にそれに従って追投入する場合につい
て説明する。
【0020】始発投入 まず制御装置3において初期化を行う場合には、投入終
了位置あるいは全く未投入の場合等の原点位置を記憶す
る。例えば図8(a)(i)に示すように生茶葉コンテ
ナ装置1に対し全く生茶葉Aが投入されていない状態か
ら、図8(a)(ii)に示すように仮想仕切線Dを挟ん
で前側ゾーンZ1 に品目1の生茶葉A1を、後側ゾーン
2 に品目2の生茶葉A2 を収容する場合について説明
する。この段階においてはそれぞれ生茶葉投入装置2は
適宜の投入開始位置に待機し、供給コンベヤ6及び中継
コンベヤ7からの生茶葉の供給を待つ。そして複数の品
目が分割して投入されるか否かの判断を制御ステップ1
02において行う。勿論この判断自体はマニュアル操作
によって決定されることもあり、そして分割投入の範囲
が当初未投入の場合であれば、それぞれ投入範囲に従っ
てこれを確定する。勿論、分割投入でなく例えば一同一
品目のものを全域投入する場合であればその全域投入範
囲を確定する。
【0021】そして制御ステップ103、104におい
て投入範囲が確定された後には記憶された投入位置から
投入を開始する。そして制御ステップ106において投
入が終了したことを確認し、その投入位置を記憶するの
である。これは生茶葉投入装置2がそれぞれ縦行方向及
び横行方向に移動する量を投入装置位置検出装置29に
おける近接センサ29a1 、29a2 の動きとして制御
装置3に記憶される。そして制御ステップ108におい
て収容コンベヤ10の移動が開始されるか否かを判別
し、このものが移動して逐次品目1の生茶葉A1 から取
り出しを開始した後には始発位置から収容コンベヤ10
の移動量を検出する。これは具体的には移動状態検出装
置19におけるリミットスイッチ19aがスプロケット
16と接することにより発するパルス信号の数をカウン
トしてその算出を行う。このような状態となると、例え
ば図8(a)(iii) に示すように品目1の生茶葉A1
幾分か取り出しが開始されるとともに、品目2の生茶葉
2 もその移動量分、取出口側に移動した状態をしてい
る。この状態を制御ステップ109、110において処
理するものであって、収容コンベヤ10の移動量分を補
正して生茶葉Aの存在エリアを確認しておくのである。
【0022】追投入 このような状態で移動を継続し、あるいは移動が一旦停
止した際に更に生茶葉投入装置2から生茶葉Aの追投入
が行われる。このような追投入にあたっては、先の投入
終了位置と、すでに記憶された収容コンベヤ10の移動
量とを勘案補正されて既投入エリアが割り出されている
から次に投入すべき品目に応じてその投入位置を確定す
る。すなわち先の例において更に品目1の生茶葉A1
追投入する場合には、このものは図8(a)(iv)に示
すように品目1の生茶葉A1 が存在している位置に投入
しなければならないから、その位置を前記収容コンベヤ
10の移動量を勘案して算出した目標地点として決定
し、その位置に生茶葉投入装置2を移動させ、そこから
品目1の茶葉A1 を追投入する。更に品目2の茶葉A2
が供給されたときには同様に品目2の生茶葉A2 の移動
位置を割り出してその位置に投入を開始する。このよう
に生茶葉Aを初期投入あるいは追投入する場合におい
て、生茶葉Aの生茶葉コンテナ装置1内における移動量
を制御要素として検出し、これを勘案した制御を行うこ
とにより生茶葉Aが異品目ごとに混じり合うことなく正
確な投入が図り得る。
【0023】ii) 生茶葉投入装置の移動制御 更に本装置にあっては、生茶葉コンテナ装置1の収容コ
ンベヤ10が移動した場合であってもそれを移動状態検
出装置19によって検出し得ることから、これらによっ
て生茶葉投入装置2を移動させるにあたり、より効率的
な移動ができるような制御が行い得る。この制御態様の
一例を図12に示すフローチャートに基づいて説明す
る。まず制御装置3の運転を開始し、初期化ステップ2
01においてデータの初期化を行い、更に制御ステップ
202において生茶葉投入装置2の現在の位置、すなわ
ち原点位置を読み込む。この原点位置を図9に示すよう
にP1 とするものであり、横行方向をX軸、縦行方向を
Y軸としたときに、XYの座標をa1 、b1 とする。そ
してその時点における生茶葉コンテナ装置1における見
かけ目標地点P2 (a2 、b2 の地点)まで移動させる
必要がある場合であって、且つその収容コンテナ10が
移動しており、実質的にそれを補正した場合、実目標地
点P3 の地点(a3 、b3 の地点)に到達するような場
合を例にとって以下説明する。
【0024】この原点位置P1 を先に述べたように制御
ステップ202において座標a1 、b1 として読み込
む。そして次の制御ステップ203において投入位置は
固定中か変動中かを判別する。これは移動状態検出装置
19からの出力が存在するか否かによって判別する。そ
して収容コンベヤ10が運転中で投入位置に変動がある
場合には、収容コンベヤ10の移動量の読み込みを制御
ステップ204において行う。そして制御ステップ20
5においてコンベヤ移動量を勘案した補正値により実目
標地点P3 の割り出しを行う。因みに収容コンベヤ10
の運転がされていない場合、すなわち投入位置は固定中
である場合には制御ステップ205で割り出される投入
位置は見かけ目標地点P2 のままである。
【0025】そして投入位置の決定がなされたとき、例
えば実目標地点P3 を投入位置としたときには、まず制
御ステップ206において移動量の算出を行う。具体的
にはX成分、Y成分を座標a1 、b1 と座標a3 、b3
の差の絶対値によって決定する。そして更に制御ステッ
プ207において原点位置P1 より実目標地点P3 に至
る際の移動速度の算出を行う。これは例えば横行する速
度、縦行する速度のそれぞれ速度の最高値をV0 とした
ときには、例えば横行するX成分の距離がY成分の距離
より長い場合には、例えば長い方を最高速度に設定し、
距離が短い方を(Y/X)V0 の速度に設定する。この
ような移動速度の算出を行った後、移動開始が可能かど
うか最終的に判断する。移動可能な場合には制御ステッ
プ209において移動の指示がなされる。そしてその途
中で随時目的値補正があるか否かを制御ステップ210
において判別し、目的値補正がない場合には実目標地点
3 到達後、生茶葉Aの投入を行うのである。勿論、投
入時において生茶葉Aを収容コンベヤ10の幅方向に均
一に投入するために生茶葉投入装置における投入コンベ
ヤベルト27の位置を横行方向に往復動させるような運
転操作を行う。勿論このとき収容コンベヤ10が移動し
続けている場合には同時にY方向成分の補正も行う。そ
して投入した後、制御ステップ213において投入位置
を次工程の原点位置として記憶する。
【0026】更に次工程が継続するか否かを制御ステッ
プ214において判断し、次工程が存在しない場合には
一連の制御プログラムを終了する。また継続する場合に
は制御ステップ202に戻って原点位置の読み込みを行
い、すでに述べた制御を行う。また目的値補正がある場
合には制御ステップ210において目的値補正の有無を
判別し、目的値補正があるか否か、例えば収容コンベヤ
10が途中で停止したり、あるいは更に速度を上げたよ
うな場合にはそれに基づいて補正が発生した時点を原点
として読み込み、制御ステップ202に戻って再度同様
のプログラムを繰り返す。また制御ステップ208にお
いて生茶葉投入装置2の移動が承認されない場合、例え
ば投入すべき生茶葉Aが充分に供給されてこない場合に
は再度制御ステップ204のコンベヤ移動量の読み込み
等の補正が必要となるので当該制御ステップに戻り再度
移動位置の検出を行う。
【0027】なお以上述べた実施例は、生茶葉投入装置
2を横行移動、縦行移動させるモータについてはこれら
が可変速の場合について述べたが、速度が一定に設定さ
れている場合は、必ずしも一挙に直線的に実目標地点P
3 に向かわないこともある。例えば生茶葉投入装置2が
横行方向、縦行方向の速度の合成ベクトル方向にとりあ
えず斜行状に移動して横行方向、縦行方向いずれか一方
の目標座標に到達したならば、他の一方の目標座標に横
行ないしは縦行して最終的に実目標地点P3 (a3 、b
3 )に至るような動きをしてもよいのである。この場合
は移動経路が途中で、く字状に屈曲したものとなるが、
要は機械仕様に応じた最短時間の移動がされればよいの
である。
【0028】iii)生茶葉の冷却風制御 更に本発明において、生茶葉コンテナ装置1における収
容コンベヤ10の移動状態を移動状態検出装置19によ
って検出できることを利用して、生茶葉コンテナ装置1
における収容生茶葉Aの冷却風制御も行い得る。すなわ
ち従来は送風胴17からの送風をその送風胴17のエリ
アに生茶葉Aが存在する場合にのみ送風機ユニット18
を作動させて冷却風を供給していたものであるが、マニ
ュアル操作のため、例えば収容コンベヤ10が運転され
て生茶葉Aが移動した場合などにおいて送風がされてい
ないエリアに至ったときに冷却がされなくなり、生茶葉
品質を著しく劣化させてしまうような問題があった。ま
た生茶葉Aが存在しなくなった場合であっても送風を停
止させない状態で無駄な運転がされていたという実状も
あった。しかしながら本発明のように収容コンベヤ10
の移動量を検出するという手法を利用してこのような場
合においても確実に生茶葉が存在する場所にのみ送風が
されるようなコントロールがなし得る。
【0029】具体的には図13に示すようなフローチャ
ートによりその制御がなされるものであって、まず制御
装置3を初期化することにより収容コンベヤ10上には
生茶葉Aが存在しない状態に設定する。このようにした
後、制御ステップ302において送風胴17の対応エリ
アに生茶葉Aが存在するか否かを検出する。そして図1
0に示すように生茶葉の存在が確認された該当する送風
胴17に対応する送風機ユニット18のみを駆動し集中
的に冷却を行う。また生茶葉Aが存在しないエリアにつ
いては同様に該当する送風胴17の送風機ユニット18
の運転を停止する。その後、更に生茶葉コンテナ装置1
に対して生茶葉なしのエリアに生茶葉が存在することに
なったか否かを再度制御ステップ305において確認す
る。これは事実上すでに投入されていた生茶葉Aが収容
コンベヤ10の移動に伴って移動してくる場合か、生茶
葉投入装置2から新たに投入がされた場合かの二通りで
ある。そして制御ステップ306において該当する送風
胴17に対応した送風機ユニット18を運転し、集中的
に送風を行う。更にその運転状態を続けた後、収容コン
ベヤ10の運転が継続され、投入済みの生茶葉Aが移動
してしまったか否かを制御ステップ307において検出
する。移動完了した場合には該当するエリアの送風を停
止する。移動していない場合にはそのまま運転を継続
し、更に上記制御ステップ302に戻して前記フローを
ループ状に継続する。
【0030】なおこの生茶葉Aに対する冷却風の供給制
御は、要は収容された生茶葉Aがそれ自体の活性で発熱
し、変質を防ぐことであるから、送風位置の制御に併
せ、送風量の制御を行うこともできる。このような場合
においては、例えば光電管、その他のセンサにより収容
コンベヤ10上の生茶葉Aの積み上げ高さ等を検出し
て、その量に応じた制御を行うのである。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構成を有する
ものであり、生茶葉投入装置2における収容コンベヤ1
0の移動量を検出するようにしたから、生茶葉投入装置
2の投入装置位置の検出と併せ、制御装置3により既投
入の生茶葉Aの品目ごとにその存在エリアが制御装置3
において記憶できる。従って次に生茶葉Aを追投入する
場合においても同じ品目の生茶葉Aが在る位置に投入す
ることが可能であり、品目の異なる生茶葉Aが生茶葉コ
ンテナ装置1において混じり合ってしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される生茶葉管理装置と制御装置
との関係を骨格的に示す説明図である。
【図2】本発明の装置を適用した生茶葉管理装置を示す
正面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上側面図である。
【図5】生茶葉投入装置の駆動部を拡大して示す側面図
である。
【図6】同上駆動部に付設される投入装置位置検出装置
を模式的に示す説明図である。
【図7】生茶葉コンテナ装置に付設される移動状態検出
装置を模式的に示す説明図である。
【図8】本発明の方法による生茶葉の投入制御の様子を
従来手法と比較して段階的に示す模式図である。
【図9】生茶葉投入装置の移動制御の様子を示す模式図
である。
【図10】生茶葉が存在する送風胴のみを冷却するよう
にした実施例を収容コンベヤが停止している状態と移送
中の状態とに分けて示す骨格的説明図である。
【図11】生茶葉投入制御の態様の一例を示すフローチ
ャートである。
【図12】生茶葉投入装置の移動制御の態様の一例を示
すフローチャートである。
【図13】生茶葉の冷却風制御の態様の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 生茶葉コンテナ装置 2 生茶葉投入装置 3 制御装置 4 掻き落とし装置 5 取出コンベヤ 6 供給コンベヤ 7 中継コンベヤ 10 収容コンベヤ 11 側板 12 端面板 13 収容部 14 スラット 14a 通気孔 15 チェーン 15a ローラ 16 スプロケット 17 送風胴 18(18i・・18n) 送風機ユニット 18A ブロワ 18B 送風機ダクト 18M モータ 19 移動状態検出装置 19a リミットスイッチ 19b エンコーダ 20 縦行案内レール 21 縦行台車 22 台車フレーム 23 縦行車輪 23a 車軸 23b 従動スプロケット 23c チェーン 24 横行レール 25 投入コンベヤユニット 26 横行車輪 26a 車軸 26b 従動スプロケット 26c チェーン 27 投入コンベヤベルト 28 ガイドパネル 28a ホッパ部 29 投入装置位置検出装置 29a1 近接センサ 29a2 近接センサ 29b エンコーダ 30 マイクロプロセッサユニット 31 入力インターフェース 32 出力インターフェース 33 入力データバス 34 出力データバス A 生茶葉 A1 品目1の生茶葉 A2 品目2の生茶葉 D 仮想仕切線 D1 仮想仕切線 M 生茶葉管理装置 P1 原点位置 P2 見かけ目標地点 P3 実目標地点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容コンベヤの側端から側板を立ち上
    げ、樋状の生茶葉収容部を形成するとともに、収容コン
    ベヤの端部から生茶葉を次工程へ送り出す生茶葉コンテ
    ナ装置と、この生茶葉コンテナ装置上方に位置して生茶
    葉コンテナ装置の適宜位置を選択して生茶葉を投入する
    生茶葉投入装置とを具えた装置を用いて生茶葉の貯留、
    供給管理を行う方法において、前記収容コンベヤの移動
    状態を検出するとともに、生茶葉投入装置の位置検出を
    行い、これら検出した出力値を記憶演算して生茶葉の品
    目ごとに混在しないように生茶葉投入位置を決定するよ
    うにしたことを特徴とする生茶葉管理工程における生茶
    葉投入位置管理方法。
  2. 【請求項2】 収容コンベヤの搬送面の側端から側板を
    立ち上げ、樋状の生茶葉収容部を形成するとともに、収
    容コンベヤの端部から生茶葉を次工程へ送り出す生茶葉
    コンテナ装置と、この生茶葉コンテナ装置上方に位置し
    て生茶葉コンテナ装置の適宜位置を選択して生茶葉を投
    入する生茶葉投入装置とを具えた装置において、前記生
    茶葉コンテナ装置には収容コンベヤの移動状態検出装置
    が具えられ、一方、生茶葉投入装置には投入装置位置検
    出装置が設けられ、更にこれら移動状態検出値の出力値
    と、投入装置位置検出装置の出力値とを記憶するととも
    に、投入生茶葉の品目ごとの現在位置を演算し、異種品
    目の生茶葉相互が混在しない投入位置を決定する制御装
    置が設けられていることを特徴とする生茶葉管理工程に
    おける生茶葉投入位置管理装置。
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