JPH0625438Y2 - 小型滑走艇の燃料タンク取付構造 - Google Patents
小型滑走艇の燃料タンク取付構造Info
- Publication number
- JPH0625438Y2 JPH0625438Y2 JP1988095499U JP9549988U JPH0625438Y2 JP H0625438 Y2 JPH0625438 Y2 JP H0625438Y2 JP 1988095499 U JP1988095499 U JP 1988095499U JP 9549988 U JP9549988 U JP 9549988U JP H0625438 Y2 JPH0625438 Y2 JP H0625438Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- hull
- fuel
- opening
- tank
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は主としてウォータジェット推進式やスクリュ
ー推進式の小型滑走艇に用いられる燃料タンクの取付構
造に関するものである。
ー推進式の小型滑走艇に用いられる燃料タンクの取付構
造に関するものである。
[従来の技術] この種の燃料タンクの取付構造は、例えば特開昭60−15
7918号公報に記載されているように、船体内のハル上に
クッション材を敷設し、そのクッション材上に燃料タン
クを載置したのち、ゴムバンドで固定したり、あるいは
タンク本体の一部を係止するとともにその燃料注入口の
ねじ部を船体の上壁から突出させ、そのねじ部にナット
を螺着することにより固定したりするものである。ま
た、その燃料タンクには、タンク内のエアを抜くための
機構が施されていない。
7918号公報に記載されているように、船体内のハル上に
クッション材を敷設し、そのクッション材上に燃料タン
クを載置したのち、ゴムバンドで固定したり、あるいは
タンク本体の一部を係止するとともにその燃料注入口の
ねじ部を船体の上壁から突出させ、そのねじ部にナット
を螺着することにより固定したりするものである。ま
た、その燃料タンクには、タンク内のエアを抜くための
機構が施されていない。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来の燃料タンクの取付構造では、クッション
材上に単に載置した状態で固定するため、とくにゴムバ
ンドで固定する場合に燃料タンクの位置決めが難しい。
また、燃料タンクの給油口は、一般にタンクの上端壁
(最も高い位置)に設けられるが、小型滑走艇では、通
常、燃料タンクを船体内の限られた空間に挿入して取り
付けるので、タンク容量をできるだけ大きくしようとす
ると、その挿入口や船体の形状などに関連して燃料タン
クの給油口を、タンクの上端壁よりも低い位置にしか設
けられないことがある。
材上に単に載置した状態で固定するため、とくにゴムバ
ンドで固定する場合に燃料タンクの位置決めが難しい。
また、燃料タンクの給油口は、一般にタンクの上端壁
(最も高い位置)に設けられるが、小型滑走艇では、通
常、燃料タンクを船体内の限られた空間に挿入して取り
付けるので、タンク容量をできるだけ大きくしようとす
ると、その挿入口や船体の形状などに関連して燃料タン
クの給油口を、タンクの上端壁よりも低い位置にしか設
けられないことがある。
上記のような燃料タンクの場合、給油口より上方のタン
ク内に空気が溜まって空間が生じ、タンク内の容積より
少ない量しか給油できないことがある。また、そのよう
なタンクではとくに起こり易いが、給油口がタンクの上
端壁に設けられている燃料タンクの場合にも、給油の際
にタンク内の空気が燃料注入口からスムーズに逃げず
に、燃料の吹き返しが起こることがある。
ク内に空気が溜まって空間が生じ、タンク内の容積より
少ない量しか給油できないことがある。また、そのよう
なタンクではとくに起こり易いが、給油口がタンクの上
端壁に設けられている燃料タンクの場合にも、給油の際
にタンク内の空気が燃料注入口からスムーズに逃げず
に、燃料の吹き返しが起こることがある。
この考案は上述の点に鑑みなされたもので、燃料タンク
の取り付けの際の位置決めが容易で、所定位置に燃料タ
ンクを固定でき、しかも燃料タンクを緩衝材としても働
く浮力体上に搭載した燃料タンクの取付構造を提供する
ことを目的としている。併せて、給油の際に燃料の吹き
返しが起こらず、円滑に給油でき、しかも、燃料タンク
内に無駄なく満杯状態に燃料を給油できる燃料タンクを
提供することも目的としている。
の取り付けの際の位置決めが容易で、所定位置に燃料タ
ンクを固定でき、しかも燃料タンクを緩衝材としても働
く浮力体上に搭載した燃料タンクの取付構造を提供する
ことを目的としている。併せて、給油の際に燃料の吹き
返しが起こらず、円滑に給油でき、しかも、燃料タンク
内に無駄なく満杯状態に燃料を給油できる燃料タンクを
提供することも目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記した第1の目的を達成するためにこの考案では、燃
料タンクの底部形状に対応した凹所を上面に形成した、
発泡合成樹脂などからなる非吸水性で比重の小さい浮力
体を、船体内のハル上に突設した複数個のボスに対応さ
せて前記浮力体に設けた切欠き部にて位置決めして固着
し、前記凹所内に燃料タンクの底部を嵌入するととも
に、前記ハル上の前記各ボスの上端に設けた掛止具間
に、前記燃料タンク上よりゴムバンドを掛け渡して燃料
タンクを固定するように構成し、前記燃料タンクを挿入
可能な開口を開設し、該開口より前記燃料タンクを船体
内に挿入して前記ゴムバンドで固定し、前記開口を物品
収納ケースを兼用した蓋材により閉鎖している。
料タンクの底部形状に対応した凹所を上面に形成した、
発泡合成樹脂などからなる非吸水性で比重の小さい浮力
体を、船体内のハル上に突設した複数個のボスに対応さ
せて前記浮力体に設けた切欠き部にて位置決めして固着
し、前記凹所内に燃料タンクの底部を嵌入するととも
に、前記ハル上の前記各ボスの上端に設けた掛止具間
に、前記燃料タンク上よりゴムバンドを掛け渡して燃料
タンクを固定するように構成し、前記燃料タンクを挿入
可能な開口を開設し、該開口より前記燃料タンクを船体
内に挿入して前記ゴムバンドで固定し、前記開口を物品
収納ケースを兼用した蓋材により閉鎖している。
上記した第2の目的を達成するために請求項2の考案で
は、前記燃料タンクは、タンク壁に開設した給油口と、
その上方の船体の壁面に配設した燃料注入口とを給油チ
ューブで接続し、前記燃料タンクの上端壁にエア抜き口
を開設して該エア抜き口と前記燃料注入口とをバイパス
チューブで接続している。
は、前記燃料タンクは、タンク壁に開設した給油口と、
その上方の船体の壁面に配設した燃料注入口とを給油チ
ューブで接続し、前記燃料タンクの上端壁にエア抜き口
を開設して該エア抜き口と前記燃料注入口とをバイパス
チューブで接続している。
[作用] この考案の燃料タンクの取付構造によれば、浮力体の凹
所に燃料タンクの底部を嵌入することにより、タンクが
位置決めされるので、あとはゴムバンドを掛止具に掛け
るだけで、タンクが所定位置に固定される。したがっ
て、船体壁の一部に設け開口より燃料タンクを挿入して
も容易に燃料タンクの取り付けができるうえに、燃料タ
ンクの取り外しも開口を通して容易に行える。しかも、
燃料タンクはクッション性のある浮力体と弾力性のある
ゴムバンドとで固定されているから、仮に船体に衝撃が
作用した時には、燃料タンクの若干の動きが許容されて
燃料タンクへの衝撃が効果的に緩和される。また、浮力
体の船体への固着もボスと切欠き部により容易に行える
ことになり、製作が簡単になる。しかも、開口を物品収
納ケースを兼用した蓋材で閉鎖するので、体裁が良い上
に、物品を収納できて便利である。また、船体内に水な
どが浸水した場合、浮力体の体積分の浸水量が抑えられ
る。
所に燃料タンクの底部を嵌入することにより、タンクが
位置決めされるので、あとはゴムバンドを掛止具に掛け
るだけで、タンクが所定位置に固定される。したがっ
て、船体壁の一部に設け開口より燃料タンクを挿入して
も容易に燃料タンクの取り付けができるうえに、燃料タ
ンクの取り外しも開口を通して容易に行える。しかも、
燃料タンクはクッション性のある浮力体と弾力性のある
ゴムバンドとで固定されているから、仮に船体に衝撃が
作用した時には、燃料タンクの若干の動きが許容されて
燃料タンクへの衝撃が効果的に緩和される。また、浮力
体の船体への固着もボスと切欠き部により容易に行える
ことになり、製作が簡単になる。しかも、開口を物品収
納ケースを兼用した蓋材で閉鎖するので、体裁が良い上
に、物品を収納できて便利である。また、船体内に水な
どが浸水した場合、浮力体の体積分の浸水量が抑えられ
る。
請求項2記載のように、前記燃料タンクの上端部に開設
したエア抜き口と船体上壁に配設した燃料注入口とをバ
イパスチューブで接続しておけば、給油の際にタンク内
の空気がスムーズに外部へ逃げるので、給油作業が円滑
に行われるとともに、給油口がタンクの上端壁より低い
位置あっても、タンク内に燃料を満杯できる。
したエア抜き口と船体上壁に配設した燃料注入口とをバ
イパスチューブで接続しておけば、給油の際にタンク内
の空気がスムーズに外部へ逃げるので、給油作業が円滑
に行われるとともに、給油口がタンクの上端壁より低い
位置あっても、タンク内に燃料を満杯できる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、小型滑走艇1は、船体下半部を形成す
るハル2と船体上半部を形成するデッキ3とを一体に接
合した構造からなっている。前記ハル2の船尾部には、
ウォータージェット推進装置(図示せず)およびステア
リングノズル(図示せず)が配備されている。前記デッ
キ3の後部の中央部分は、上方へ突出してシート部4に
形成され、また、このシート部4の下方がエンジンルー
ム(図示せず)に形成されており、そこにエンジン(図
示せず)が搭載されている。一方、前記デッキ3の前部
は、その前端より後方にかけて上方に膨らませてフード
5に形成され、またフード5の後端が立面壁6によって
ふさがれている。前記立面壁6の下端は、その下方のハ
ル2に配設されたバルクヘッド7に連設されている。
るハル2と船体上半部を形成するデッキ3とを一体に接
合した構造からなっている。前記ハル2の船尾部には、
ウォータージェット推進装置(図示せず)およびステア
リングノズル(図示せず)が配備されている。前記デッ
キ3の後部の中央部分は、上方へ突出してシート部4に
形成され、また、このシート部4の下方がエンジンルー
ム(図示せず)に形成されており、そこにエンジン(図
示せず)が搭載されている。一方、前記デッキ3の前部
は、その前端より後方にかけて上方に膨らませてフード
5に形成され、またフード5の後端が立面壁6によって
ふさがれている。前記立面壁6の下端は、その下方のハ
ル2に配設されたバルクヘッド7に連設されている。
また、立面壁6の中央部には、後述の燃料タンクなどを
挿入するための開口部8が開設されており、その開口部
8はそこに蓋材としての物品収納ケース9を嵌着し、そ
の周囲のフランジ9aを開口部8の周縁の立面壁6に当接
することにより閉鎖されている。なお、物品収納ケース
9は開閉蓋9bを具備している。さらに、前記フード5の
内部は燃料タンク11および備品の収納室10に形成され、
そこに後述の浮力体15を介して燃料タンク11および消化
器12が設置される。また、フード5のやや前部寄りに開
口部13が開設され、この開口部13にはハッチカバー14
が、図のように開閉可能に取着されている。
挿入するための開口部8が開設されており、その開口部
8はそこに蓋材としての物品収納ケース9を嵌着し、そ
の周囲のフランジ9aを開口部8の周縁の立面壁6に当接
することにより閉鎖されている。なお、物品収納ケース
9は開閉蓋9bを具備している。さらに、前記フード5の
内部は燃料タンク11および備品の収納室10に形成され、
そこに後述の浮力体15を介して燃料タンク11および消化
器12が設置される。また、フード5のやや前部寄りに開
口部13が開設され、この開口部13にはハッチカバー14
が、図のように開閉可能に取着されている。
浮力体15は、一定の厚みをもち、第2図に示すように上
方より見て略台形をなし、非吸水性で比重の小さい材
料、例えば発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレンなどの
発泡合成樹脂などから形成している。浮力体15の上面の
後部と前部には、第1図および第2図のように燃料タン
ク11の底部形状に対応した凹所16と消化器12の形状に対
応した凹所17とを、それぞれ形成している。また、前記
浮力体15の凹所16と17との間に、上下に貫通した狭幅の
長孔18を開設している。さらに、浮力体15の前後両端に
は、第2図のように切欠き部15aおよび15bをそれぞれ設
けている。
方より見て略台形をなし、非吸水性で比重の小さい材
料、例えば発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレンなどの
発泡合成樹脂などから形成している。浮力体15の上面の
後部と前部には、第1図および第2図のように燃料タン
ク11の底部形状に対応した凹所16と消化器12の形状に対
応した凹所17とを、それぞれ形成している。また、前記
浮力体15の凹所16と17との間に、上下に貫通した狭幅の
長孔18を開設している。さらに、浮力体15の前後両端に
は、第2図のように切欠き部15aおよび15bをそれぞれ設
けている。
そして、前記浮力体15は、第1図のように前記収納室10
内において、前記ハル2上に接着剤で固着されるが、ハ
ル2上の所定位置には、複数個(ここでは、6個)のボ
ス20を一体に突設しておき、これらのボス20が浮力体15
をハル2上に固着する際に第2図のように切欠き部15
a、15bおよび長孔18から全て露呈するようにすることに
よって、浮力体15が位置決めされる。なお、前記浮力体
15のハル2上への固着は、通常、ハル2と前記デッキ3
の接合前に行われる。
内において、前記ハル2上に接着剤で固着されるが、ハ
ル2上の所定位置には、複数個(ここでは、6個)のボ
ス20を一体に突設しておき、これらのボス20が浮力体15
をハル2上に固着する際に第2図のように切欠き部15
a、15bおよび長孔18から全て露呈するようにすることに
よって、浮力体15が位置決めされる。なお、前記浮力体
15のハル2上への固着は、通常、ハル2と前記デッキ3
の接合前に行われる。
また、第3図および第4図に示すように、各ボス20上に
は、燃料タンク11(第1図)および消化器12(第1図)
の固定用ゴムバンド30、31を掛け止めるための掛止具21
を、止ネジ22により取り付けている。また、各ゴムバン
ド30、31の両端には、矩形状のリング状金具32が取り付
けられており、前記掛止具21の屈曲端21aに各金具32が
掛け止められる。なお、前記長孔18(第2図)より露呈
する左右の掛止具21の屈曲端21aは、通常、第4図のよ
うに金具32を掛け止めた状態で屈曲端21aを閉じて金具3
2が外れないようにしておく。
は、燃料タンク11(第1図)および消化器12(第1図)
の固定用ゴムバンド30、31を掛け止めるための掛止具21
を、止ネジ22により取り付けている。また、各ゴムバン
ド30、31の両端には、矩形状のリング状金具32が取り付
けられており、前記掛止具21の屈曲端21aに各金具32が
掛け止められる。なお、前記長孔18(第2図)より露呈
する左右の掛止具21の屈曲端21aは、通常、第4図のよ
うに金具32を掛け止めた状態で屈曲端21aを閉じて金具3
2が外れないようにしておく。
こうして、各ゴムバンド30、31の一端を共通する中央の
掛止具21に取り付けた状態で、前記凹所16に燃料タンク
11の底部を、また凹所17に横向きにした消化器12を、そ
れぞれ嵌入している。そして、第1図のように燃料タン
ク11上および消化器12上の両側より、それぞれゴムバン
ド30、31を掛け渡して、他端側の金具32を前後の掛止具2
1(の屈曲端21a)に掛け止めて、燃料タンク11および消
化器12がそれぞれ固定される。
掛止具21に取り付けた状態で、前記凹所16に燃料タンク
11の底部を、また凹所17に横向きにした消化器12を、そ
れぞれ嵌入している。そして、第1図のように燃料タン
ク11上および消化器12上の両側より、それぞれゴムバン
ド30、31を掛け渡して、他端側の金具32を前後の掛止具2
1(の屈曲端21a)に掛け止めて、燃料タンク11および消
化器12がそれぞれ固定される。
本実施例では、前記燃料タンク11の収納室10内への挿入
を、前記立面壁6に設けた開口部8から行なうようにし
ている。なお、前記フード5側にも開口部13があるが、
この開口部13は、小型滑走艇1の走航時に水しぶきが最
もかかりやすい位置にあり、開口面積を小さくする方が
望ましいので、燃料タンク11を挿入可能な大きさにはし
ていない。
を、前記立面壁6に設けた開口部8から行なうようにし
ている。なお、前記フード5側にも開口部13があるが、
この開口部13は、小型滑走艇1の走航時に水しぶきが最
もかかりやすい位置にあり、開口面積を小さくする方が
望ましいので、燃料タンク11を挿入可能な大きさにはし
ていない。
そして、前記開口部8から挿入した燃料タンク11は、上
記の要領でゴムバンド30で固定されたのち、開口部8に
前記物品収納ケース(蓋材)9が嵌着されて、閉鎖され
る。
記の要領でゴムバンド30で固定されたのち、開口部8に
前記物品収納ケース(蓋材)9が嵌着されて、閉鎖され
る。
ところで、燃料タンク11を挿入するための前記開口部8
も無制限に大きくできないので、前記燃料タンク11の形
状は、開口部8の大きさや形状に基づいて決定されるこ
とになる。第5図に示した燃料タンク11は、開口部8に
基づいて最大高さHが制限された場合の燃料タンクの一
実施例である。図に示すように、給油チューブ42のジョ
イント43が給油口41より上方に突出するため、タンク11
の上端壁44の一部(図の右側)をやや低く形成し、その
低くした上壁44aに給油口41を開設して、ジョイント43
を突設している。そして、前記給油口41の上方のデッキ
3に配設した燃料注入口としてのフィラ48と前記ジョイ
ント43とを、給油チユーブ42によって接続している。
も無制限に大きくできないので、前記燃料タンク11の形
状は、開口部8の大きさや形状に基づいて決定されるこ
とになる。第5図に示した燃料タンク11は、開口部8に
基づいて最大高さHが制限された場合の燃料タンクの一
実施例である。図に示すように、給油チューブ42のジョ
イント43が給油口41より上方に突出するため、タンク11
の上端壁44の一部(図の右側)をやや低く形成し、その
低くした上壁44aに給油口41を開設して、ジョイント43
を突設している。そして、前記給油口41の上方のデッキ
3に配設した燃料注入口としてのフィラ48と前記ジョイ
ント43とを、給油チユーブ42によって接続している。
したがって、本来なら、給油口41の下端と前記上端壁44
との落差Sの部分に空気が溜まり、その部分が給油でき
ない無駄な空間になる。そこで、前記上端壁44にエア抜
き口45を設けて、バイパスチューブ47のジョイント46を
突設するとともに、前記フィラ48にもバイパスチューブ
47のジョイント49を設けて、そのジョイント49と前記ジ
ョイント46とをバイパスチューブ47により接続してい
る。
との落差Sの部分に空気が溜まり、その部分が給油でき
ない無駄な空間になる。そこで、前記上端壁44にエア抜
き口45を設けて、バイパスチューブ47のジョイント46を
突設するとともに、前記フィラ48にもバイパスチューブ
47のジョイント49を設けて、そのジョイント49と前記ジ
ョイント46とをバイパスチューブ47により接続してい
る。
このため、上記構成の燃料タンク11では、フィラ48から
燃料を注入する際、タンク11内の空気がエア抜き口45よ
りバイパスチューブ47を通ってスムーズに外部に逃げる
ので、燃料の注入が円滑に行われる。また、タンク11内
には、空気が溜まらないので、燃料を上端壁44の付近ま
で注入でき、タンク11内が有効に利用される。
燃料を注入する際、タンク11内の空気がエア抜き口45よ
りバイパスチューブ47を通ってスムーズに外部に逃げる
ので、燃料の注入が円滑に行われる。また、タンク11内
には、空気が溜まらないので、燃料を上端壁44の付近ま
で注入でき、タンク11内が有効に利用される。
[考案の効果] この考案の燃料タンク取付構造は、上記した構成からな
るので、下記の効果を奏する。
るので、下記の効果を奏する。
(1)浮力体の凹所に燃料タンクを嵌入することにより、
タンクが位置決めされるので、位置決めが容易であり、
船体壁に設けた開口より燃料タンクを挿入しても容易に
燃料タンクの取り付けができるように、燃料タンクの取
り外しも開口を通して容易に行える。またタンクは、そ
の底部が浮力体の凹所内に嵌入した状態でタンク上から
ゴムバンドにより固定することにより、燃料タンクはク
ッション性のある浮力体と弾力性のあるゴムバンドとで
固定されているから、仮に船体に衝撃が作用した時で
も、燃料タンクへの衝撃が効果的に緩和される。しか
も、浮力体を比較的均等に配置でき、かつ浮力体の容積
の増加に有効であると共に、船体内に浸水した場合に浮
力体の体積分の浸水量が抑えられる。また、浮力体の船
体への固着もボスと切欠き部により容易に行えることに
なり、製作が簡単になる。
タンクが位置決めされるので、位置決めが容易であり、
船体壁に設けた開口より燃料タンクを挿入しても容易に
燃料タンクの取り付けができるように、燃料タンクの取
り外しも開口を通して容易に行える。またタンクは、そ
の底部が浮力体の凹所内に嵌入した状態でタンク上から
ゴムバンドにより固定することにより、燃料タンクはク
ッション性のある浮力体と弾力性のあるゴムバンドとで
固定されているから、仮に船体に衝撃が作用した時で
も、燃料タンクへの衝撃が効果的に緩和される。しか
も、浮力体を比較的均等に配置でき、かつ浮力体の容積
の増加に有効であると共に、船体内に浸水した場合に浮
力体の体積分の浸水量が抑えられる。また、浮力体の船
体への固着もボスと切欠き部により容易に行えることに
なり、製作が簡単になる。
さらに、燃料タンクを開口部より船体内へ容易に挿入で
き、しかもその開口部からタンクの取り付け作業を行え
るので、作業能率が高く、さらに、開口部を物品収納ケ
ースを兼用した蓋材で閉鎖するので、体裁が良い上に、
物品を収納できて便利である。
き、しかもその開口部からタンクの取り付け作業を行え
るので、作業能率が高く、さらに、開口部を物品収納ケ
ースを兼用した蓋材で閉鎖するので、体裁が良い上に、
物品を収納できて便利である。
(2)請求項2記載の取付構造によれば、給油の際に燃料
の吹き返しが起こらず、円滑に給油でき、しかも、給油
口の位置に拘わらず、燃料タンク内に燃料を満杯状態に
給油できる。
の吹き返しが起こらず、円滑に給油でき、しかも、給油
口の位置に拘わらず、燃料タンク内に燃料を満杯状態に
給油できる。
第1図はこの考案の燃料タンクの取付構造をもつ、一部
を切り欠いた小型滑走艇の右側面図、第2図は第1図の
A方向矢視図、第3図はボス部の拡大側面図、第4図は
第3図の平面図、第5図は燃料タンクの一実施例を示す
縦断面図である。 1…小型滑走艇、3…デッキ、5…フード、6…立面
壁、8…開口部、9…物品収納ケース(蓋材)、10…収
納室、11…燃料タンク、15…浮力体、15a、15b)…切欠き
部、16…凹所、21…掛止具、30…ゴムバンド、41…給油
口、42…給油チューブ、45…エア抜き口、47…バイパス
チューブ、48…フィラ(燃料注入口)。
を切り欠いた小型滑走艇の右側面図、第2図は第1図の
A方向矢視図、第3図はボス部の拡大側面図、第4図は
第3図の平面図、第5図は燃料タンクの一実施例を示す
縦断面図である。 1…小型滑走艇、3…デッキ、5…フード、6…立面
壁、8…開口部、9…物品収納ケース(蓋材)、10…収
納室、11…燃料タンク、15…浮力体、15a、15b)…切欠き
部、16…凹所、21…掛止具、30…ゴムバンド、41…給油
口、42…給油チューブ、45…エア抜き口、47…バイパス
チューブ、48…フィラ(燃料注入口)。
Claims (2)
- 【請求項1】燃料タンクの底部形状に対応した凹所を上
面に形成した、発泡合成樹脂などからなる非吸水性で比
重の小さい浮力体を、船体内のハル上に突設した複数個
のボスに対応させて前記浮力体に設けた切欠き部にて位
置決めして固着し、 前記凹所内に燃料タンクの底部を嵌入するとともに、前
記ハル上の前記各ボスの上端に設けた掛止具間に、前記
燃料タンク上よりゴムバンドを掛け渡して燃料タンクを
固定するように構成し、 前記燃料タンクを挿入可能な開口を開設し、該開口より
前記燃料タンクを船体内に挿入して前記ゴムバンドで固
定し、前記開口を物品収納ケースを兼用した蓋材により
閉鎖したことを特徴とする小型滑走艇の燃料タンク取付
構造。 - 【請求項2】前記燃料タンク壁に開設した給油口と、そ
の上方の船体壁面に配設した燃料注入口とを給油チュー
ブで接続し、前記燃料タンクの上端壁にエア抜き口を開
設して該エア抜き口と前記燃料注入口とをバイパスチュ
ーブで接続した請求項1記載の小型滑走艇の燃料タンク
取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988095499U JPH0625438Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 小型滑走艇の燃料タンク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988095499U JPH0625438Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 小型滑走艇の燃料タンク取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0216394U JPH0216394U (ja) | 1990-02-01 |
| JPH0625438Y2 true JPH0625438Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31320166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988095499U Expired - Lifetime JPH0625438Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 小型滑走艇の燃料タンク取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625438Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596597U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-17 | 日産自動車株式会社 | 船外機用燃料タンクの固定構造 |
| JPH0741873B2 (ja) * | 1985-11-26 | 1995-05-10 | ヤマハ発動機株式会社 | 小型ジエツト推進艇 |
| JPH0712839B2 (ja) * | 1985-11-26 | 1995-02-15 | ヤマハ発動機株式会社 | 小型ジエツト推進艇 |
| JPH0655596B2 (ja) * | 1985-12-14 | 1994-07-27 | 日産自動車株式会社 | 小型船舶のフイラ−ホ−スおよびドラフタホ−ス取付部構造 |
| JPH06104476B2 (ja) * | 1986-03-26 | 1994-12-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 小型船舶の燃料タンク室の構造 |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP1988095499U patent/JPH0625438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0216394U (ja) | 1990-02-01 |
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