JPH06255108A - インクジェットプリンタのインク噴射ヘッド - Google Patents
インクジェットプリンタのインク噴射ヘッドInfo
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- JPH06255108A JPH06255108A JP4504093A JP4504093A JPH06255108A JP H06255108 A JPH06255108 A JP H06255108A JP 4504093 A JP4504093 A JP 4504093A JP 4504093 A JP4504093 A JP 4504093A JP H06255108 A JPH06255108 A JP H06255108A
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- JP
- Japan
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- ink
- piezoelectric element
- thin tubular
- rod
- ink jet
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- Pending
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インクジェットプリンタのインク噴射ヘッドに
つき、構造の簡素化・コストダウンとともに、高速印
字,高密度印字を可能にする。 【構成】ヘッド本体部21の前面に複数個のインク噴射
ノズル25が開口形成されている。各インク噴射ノズル
25ごとにヘッド本体部21内に細管状インク室26を
形成する。細管状インク室26はインク噴射ノズル25
の噴射軸線と同軸である。細管状インク室26内に圧電
素子取付板29を設け、それにロッド状圧電素子31を
細管状インク室26と同軸状に取り付ける。細管状イン
ク室26内はインク50で充満しており、そのインク5
0の中に直にロッド状圧電素子31が浸っている。電圧
印加によりロッド状圧電素子31を延伸させ、その先端
側端面31aを突出移動させてインク50を押し出し、
インク噴射ノズル25よりインク粒子50aとしてドッ
ト噴射させる。
つき、構造の簡素化・コストダウンとともに、高速印
字,高密度印字を可能にする。 【構成】ヘッド本体部21の前面に複数個のインク噴射
ノズル25が開口形成されている。各インク噴射ノズル
25ごとにヘッド本体部21内に細管状インク室26を
形成する。細管状インク室26はインク噴射ノズル25
の噴射軸線と同軸である。細管状インク室26内に圧電
素子取付板29を設け、それにロッド状圧電素子31を
細管状インク室26と同軸状に取り付ける。細管状イン
ク室26内はインク50で充満しており、そのインク5
0の中に直にロッド状圧電素子31が浸っている。電圧
印加によりロッド状圧電素子31を延伸させ、その先端
側端面31aを突出移動させてインク50を押し出し、
インク噴射ノズル25よりインク粒子50aとしてドッ
ト噴射させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字が静粛なプリンタ
の一種であるインクジェットプリンタに搭載されるもの
で、極微細なインク粒子をドット噴射するインク噴射ヘ
ッドの改良に関する。
の一種であるインクジェットプリンタに搭載されるもの
で、極微細なインク粒子をドット噴射するインク噴射ヘ
ッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のインク噴射ヘッドの断面
構造を図6に示す。これは16個あるノズル(インク噴
射口)のうちの1つのノズル部分の断面を示したもので
ある。
構造を図6に示す。これは16個あるノズル(インク噴
射口)のうちの1つのノズル部分の断面を示したもので
ある。
【0003】図6において、1はヘッド本体部、2はヘ
ッド本体部1の表面側に積層されたステンレス板、3は
ステンレス板2の積層によって形成された毛細管、4は
毛細管3の上端に設けられた毛細管ノズルである。ヘッ
ド本体部1の裏面側には毛細管3の下端に連通するイン
ク吸入口5を形成する状態で圧力室板6、振動板7、位
置決め板8が積層されている。インク吸入口5の上方箇
所には、圧力室板6をディスタントピースとし振動板7
を隔壁とする状態で毛細管ノズル4に連通する圧力室9
が形成され、圧力室9の背面の振動板7の部分に振動子
(ピエゾ)10が取り付けられている。毛細管3の内部
および圧力室9の内部には常にインク11が充満してい
る。すなわち、インク吸入口5は図示しないインクタン
クに連通しており、インクタンクから流入したインクが
インク吸入口5を介して毛細管3に至り、毛細管3で毛
細管現象により上方に吸い上げられて毛細管ノズル4に
至り、さらにそこから圧力室9に至って充満しているの
である。振動子10には図示しないキャラクタジェネレ
ータからの文字や記号などを表すキャラクタパルス信号
の電圧+VHが印加されるようになっている。
ッド本体部1の表面側に積層されたステンレス板、3は
ステンレス板2の積層によって形成された毛細管、4は
毛細管3の上端に設けられた毛細管ノズルである。ヘッ
ド本体部1の裏面側には毛細管3の下端に連通するイン
ク吸入口5を形成する状態で圧力室板6、振動板7、位
置決め板8が積層されている。インク吸入口5の上方箇
所には、圧力室板6をディスタントピースとし振動板7
を隔壁とする状態で毛細管ノズル4に連通する圧力室9
が形成され、圧力室9の背面の振動板7の部分に振動子
(ピエゾ)10が取り付けられている。毛細管3の内部
および圧力室9の内部には常にインク11が充満してい
る。すなわち、インク吸入口5は図示しないインクタン
クに連通しており、インクタンクから流入したインクが
インク吸入口5を介して毛細管3に至り、毛細管3で毛
細管現象により上方に吸い上げられて毛細管ノズル4に
至り、さらにそこから圧力室9に至って充満しているの
である。振動子10には図示しないキャラクタジェネレ
ータからの文字や記号などを表すキャラクタパルス信号
の電圧+VHが印加されるようになっている。
【0004】次に、動作を説明する。
【0005】振動子10にキャラクタパルス信号の電圧
を印加していないときは、図7に示すように毛細管ノズ
ル4の先端においてインク11は空気圧と平衡してお
り、極微細なインク粒子の外部飛び出しはなく、表面張
力によりわずかに湾曲して凹入している。
を印加していないときは、図7に示すように毛細管ノズ
ル4の先端においてインク11は空気圧と平衡してお
り、極微細なインク粒子の外部飛び出しはなく、表面張
力によりわずかに湾曲して凹入している。
【0006】図8に示すように、キャラクタパルス信号
の電圧+VHを振動子(ピエゾ)10に印加すると、圧
電効果により振動子10に歪みが発生し、振動板7を圧
力室9側に凹入湾曲させる。すると、圧力室9の容積が
減少し、その減少した分だけのインク11が毛細管ノズ
ル4より押し出され、極微細なインク粒子11aとなっ
てドット噴射される。インク粒子11aの大きさは、振
動子10に印加する電圧+VHの大きさにほぼ比例して
いる。
の電圧+VHを振動子(ピエゾ)10に印加すると、圧
電効果により振動子10に歪みが発生し、振動板7を圧
力室9側に凹入湾曲させる。すると、圧力室9の容積が
減少し、その減少した分だけのインク11が毛細管ノズ
ル4より押し出され、極微細なインク粒子11aとなっ
てドット噴射される。インク粒子11aの大きさは、振
動子10に印加する電圧+VHの大きさにほぼ比例して
いる。
【0007】電圧+VHの印加がなくなると、振動板7
は自己復元力により元の平坦な状態に戻る。このとき圧
力室9内に負圧が生じ、毛細管ノズル4の前面を満たし
ているインク11を圧力室9内に吸引する。毛細管ノズ
ル4の部分で減った分だけ毛細管3がインク吸入口5よ
り新たなインクを吸い上げる。以上によって1ドットの
印字が完了する。
は自己復元力により元の平坦な状態に戻る。このとき圧
力室9内に負圧が生じ、毛細管ノズル4の前面を満たし
ているインク11を圧力室9内に吸引する。毛細管ノズ
ル4の部分で減った分だけ毛細管3がインク吸入口5よ
り新たなインクを吸い上げる。以上によって1ドットの
印字が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のインク
噴射ヘッドの場合には、構造がかなり複雑であり、その
ためにコストアップを招いていた。また、動作も相当に
複雑なものであり、エネルギー効率があまり良くなく、
高速印字,高密度印字の点で問題があった。
噴射ヘッドの場合には、構造がかなり複雑であり、その
ためにコストアップを招いていた。また、動作も相当に
複雑なものであり、エネルギー効率があまり良くなく、
高速印字,高密度印字の点で問題があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、構造を簡素化するとともに高速印
字,高密度印字を可能にすることを目的とする。
れたものであって、構造を簡素化するとともに高速印
字,高密度印字を可能にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクジェ
ットプリンタのインク噴射ヘッドは、インク供給導管が
接続されているヘッド本体部の一側面にインク噴射ノズ
ルが形成され、前記ヘッド本体部の内部に前記インク噴
射ノズルの噴射軸線と同軸状の細管状インク室が形成さ
れ、前記インク供給導管より流入したインクが前記細管
状インク室内に充満されており、前記細管状インク室の
内径よりも小さい外径をもつロッド状圧電素子が細管状
インク室内のインクの中に同軸状に挿入されて前記イン
ク噴射ノズルとは反対側の軸方向端面で圧電素子取付板
を介して固定されていることを特徴とするものである。
ットプリンタのインク噴射ヘッドは、インク供給導管が
接続されているヘッド本体部の一側面にインク噴射ノズ
ルが形成され、前記ヘッド本体部の内部に前記インク噴
射ノズルの噴射軸線と同軸状の細管状インク室が形成さ
れ、前記インク供給導管より流入したインクが前記細管
状インク室内に充満されており、前記細管状インク室の
内径よりも小さい外径をもつロッド状圧電素子が細管状
インク室内のインクの中に同軸状に挿入されて前記イン
ク噴射ノズルとは反対側の軸方向端面で圧電素子取付板
を介して固定されていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】ロッド状圧電素子にキャラクタパルス信号の電
圧を印加すると、ロッド状圧電素子がその軸方向に延伸
し、そのとき生じる伸圧によって細管状インク室内のイ
ンクをインク噴射ノズルより押し出し、極微細なインク
粒子としてドット噴射する。
圧を印加すると、ロッド状圧電素子がその軸方向に延伸
し、そのとき生じる伸圧によって細管状インク室内のイ
ンクをインク噴射ノズルより押し出し、極微細なインク
粒子としてドット噴射する。
【0012】ロッド状圧電素子は細管状インク室に対し
て同軸状に挿入され、かつ、細管状インク室内に充満し
ているインク内に直接に挿入されている。さらに、イン
ク噴射ノズルはその噴射軸線が細管状インク室と同軸状
となっており、ロッド状圧電素子の遊端側端面に対して
インク噴射ノズルが同軸状に対向している。したがっ
て、ロッド状圧電素子の延伸によってインクがインク噴
射ノズルに向けて直線的に押し出されることになる。し
たがって、インクのドット噴射はきわめて高速に行われ
る。
て同軸状に挿入され、かつ、細管状インク室内に充満し
ているインク内に直接に挿入されている。さらに、イン
ク噴射ノズルはその噴射軸線が細管状インク室と同軸状
となっており、ロッド状圧電素子の遊端側端面に対して
インク噴射ノズルが同軸状に対向している。したがっ
て、ロッド状圧電素子の延伸によってインクがインク噴
射ノズルに向けて直線的に押し出されることになる。し
たがって、インクのドット噴射はきわめて高速に行われ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るインクジェットプリンタ
のインク噴射ヘッドの一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
のインク噴射ヘッドの一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0014】図1はインク噴射ヘッドAの外観を示す斜
視図である。インク噴射ヘッドAは、ほぼ直方体状のヘ
ッド本体部21と、このヘッド本体部21の下端部から
左右に一体的に突設された一対のガイド筒22,22と
から構成されている。ヘッド本体部21の上面の後端部
にはインク供給導管23が接続されている。一対のガイ
ド筒22,22はスライドシャフト24に対して摺動自
在に外嵌されている。
視図である。インク噴射ヘッドAは、ほぼ直方体状のヘ
ッド本体部21と、このヘッド本体部21の下端部から
左右に一体的に突設された一対のガイド筒22,22と
から構成されている。ヘッド本体部21の上面の後端部
にはインク供給導管23が接続されている。一対のガイ
ド筒22,22はスライドシャフト24に対して摺動自
在に外嵌されている。
【0015】ヘッド本体部21の一側面(前面)には縦
方向に複数個のインク噴射ノズル25が一定間隔で開口
形成されている。インク噴射ノズル25の大きさは直径
が10〜50μmである。
方向に複数個のインク噴射ノズル25が一定間隔で開口
形成されている。インク噴射ノズル25の大きさは直径
が10〜50μmである。
【0016】図2は図1におけるb−b線矢視のよう
に、1つのインク噴射ノズル25を通る状態で水平に切
った断面図である。ヘッド本体部21の内部にインク噴
射ノズル25の噴射軸線と同軸状に細管状インク室26
が形成されている。細管状インク室26の最も奥側の部
分はインク供給導管23に連通する縦流路27に連通し
ている。縦流路27よりも少し前方において細管状イン
ク室26内にフィルター28が配設され、さらにフィル
ター28よりも少し前方において細管状インク室26内
に圧電素子取付板29が配設されている。この圧電素子
取付板29にはインク吸入孔30が形成されている。
に、1つのインク噴射ノズル25を通る状態で水平に切
った断面図である。ヘッド本体部21の内部にインク噴
射ノズル25の噴射軸線と同軸状に細管状インク室26
が形成されている。細管状インク室26の最も奥側の部
分はインク供給導管23に連通する縦流路27に連通し
ている。縦流路27よりも少し前方において細管状イン
ク室26内にフィルター28が配設され、さらにフィル
ター28よりも少し前方において細管状インク室26内
に圧電素子取付板29が配設されている。この圧電素子
取付板29にはインク吸入孔30が形成されている。
【0017】インク供給導管23から縦流路27および
インク吸入孔30を介して細管状インク室26内に流入
したインク50は細管状インク室26内に充満すること
になる。その細管状インク室26内にロッド状圧電素子
31が同軸状に挿入され、インク噴射ノズル25とは反
対側の軸方向端面において圧電素子取付板29に固定さ
れている。ロッド状圧電素子31の外径は細管状インク
室26の内径よりも少し小さくなっている。ロッド状圧
電素子31は、細管状インク室26内に充満しているイ
ンク50の中に直接に浸った状態となっている。
インク吸入孔30を介して細管状インク室26内に流入
したインク50は細管状インク室26内に充満すること
になる。その細管状インク室26内にロッド状圧電素子
31が同軸状に挿入され、インク噴射ノズル25とは反
対側の軸方向端面において圧電素子取付板29に固定さ
れている。ロッド状圧電素子31の外径は細管状インク
室26の内径よりも少し小さくなっている。ロッド状圧
電素子31は、細管状インク室26内に充満しているイ
ンク50の中に直接に浸った状態となっている。
【0018】複数個あるインク噴射ノズル25のすべて
について上記と同様の構造が採用されている。しかし、
各インク噴射ノズル25についての細管状インク室26
やロッド状圧電素子31などは互いに独立したものとな
っている。なお、縦流路27は共通である。
について上記と同様の構造が採用されている。しかし、
各インク噴射ノズル25についての細管状インク室26
やロッド状圧電素子31などは互いに独立したものとな
っている。なお、縦流路27は共通である。
【0019】図3はロッド状圧電素子31を示す。この
ロッド状圧電素子31は、大きな変位量が得られるPZ
T(チタン酸ジルコン酸鉛)系の圧電セラミックスの積
層体32と、その積層方向に直角な対向2側面に接合さ
せた一対の電極33,33とからなり、両電極33,3
3間が駆動回路34に接続されている。
ロッド状圧電素子31は、大きな変位量が得られるPZ
T(チタン酸ジルコン酸鉛)系の圧電セラミックスの積
層体32と、その積層方向に直角な対向2側面に接合さ
せた一対の電極33,33とからなり、両電極33,3
3間が駆動回路34に接続されている。
【0020】図4は駆動回路34の具体的な回路構成を
示す。入力トランジスタQ1と、コンプリメンタリに接
続されたNPN型のトランジスタQ2およびPNP型の
トランジスタQ3を有している。入力トランジスタQ1
のベースにはキャラクタパルス信号の制御入力電圧VIN
の入力端子35が接続されている。トランジスタQ2と
トランジスタQ3のエミッタ共通接続点はロッド状圧電
素子31の一方の電極33に駆動出力電圧VOUT を供給
する出力端子36に接続されている。
示す。入力トランジスタQ1と、コンプリメンタリに接
続されたNPN型のトランジスタQ2およびPNP型の
トランジスタQ3を有している。入力トランジスタQ1
のベースにはキャラクタパルス信号の制御入力電圧VIN
の入力端子35が接続されている。トランジスタQ2と
トランジスタQ3のエミッタ共通接続点はロッド状圧電
素子31の一方の電極33に駆動出力電圧VOUT を供給
する出力端子36に接続されている。
【0021】この駆動回路34の動作は、図5のタイミ
ングチャートに示すとおりである。
ングチャートに示すとおりである。
【0022】入力端子35に“H”レベルの制御入力電
圧VINが印加されているとき、入力トランジスタQ1は
ONとなり、両トランジスタQ2,Q3のベースが入力
トランジスタQ1を介して“L”レベルとなるため、上
側のトランジスタQ2はOFFとなり、下側のトランジ
スタQ3はONとなる。したがって、出力端子36に現
れる駆動出力電圧VOUT は“L”レベルであり、ロッド
状圧電素子31は延伸しないで初期の長さ状態に保たれ
ることになる。
圧VINが印加されているとき、入力トランジスタQ1は
ONとなり、両トランジスタQ2,Q3のベースが入力
トランジスタQ1を介して“L”レベルとなるため、上
側のトランジスタQ2はOFFとなり、下側のトランジ
スタQ3はONとなる。したがって、出力端子36に現
れる駆動出力電圧VOUT は“L”レベルであり、ロッド
状圧電素子31は延伸しないで初期の長さ状態に保たれ
ることになる。
【0023】次に、入力端子35に“L”レベルの制御
入力電圧VINが印加されたときは、入力トランジスタQ
1がOFFに反転し、両トランジスタQ2,Q3のベー
スが抵抗R3を介して“H”レベルとなり、上側のトラ
ンジスタQ2はONとなり、下側のトランジスタQ3は
OFFとなる。したがって、出力端子36に現れる駆動
出力電圧VOUT は“H”レベルとなり、それがロッド状
圧電素子31の電極33,33に印加されるため、ロッ
ド状圧電素子31は図3で矢印Y1 で示すように延伸す
る。すなわち、図2に示すように、ロッド状圧電素子3
1の先端側端面31aが矢印Y1 方向に向けて微小寸法
εだけ瞬時に突出移動する。これにより、細管状インク
室26内のインク50に対して先端側端面31aが伸圧
を与えることになり、インク50をインク噴射ノズル2
5より押し出し、1つの極微細なインク粒子50aとし
てドット噴射し、正面に位置している印字用紙60に1
ドット分だけ吹き付ける。
入力電圧VINが印加されたときは、入力トランジスタQ
1がOFFに反転し、両トランジスタQ2,Q3のベー
スが抵抗R3を介して“H”レベルとなり、上側のトラ
ンジスタQ2はONとなり、下側のトランジスタQ3は
OFFとなる。したがって、出力端子36に現れる駆動
出力電圧VOUT は“H”レベルとなり、それがロッド状
圧電素子31の電極33,33に印加されるため、ロッ
ド状圧電素子31は図3で矢印Y1 で示すように延伸す
る。すなわち、図2に示すように、ロッド状圧電素子3
1の先端側端面31aが矢印Y1 方向に向けて微小寸法
εだけ瞬時に突出移動する。これにより、細管状インク
室26内のインク50に対して先端側端面31aが伸圧
を与えることになり、インク50をインク噴射ノズル2
5より押し出し、1つの極微細なインク粒子50aとし
てドット噴射し、正面に位置している印字用紙60に1
ドット分だけ吹き付ける。
【0024】なお、電極33,33に印加する駆動出力
電圧VOUT の大きさをコントロールすることにより、ロ
ッド状圧電素子31の先端側端面31aが突出移動する
微小寸法εを微調整して、インク粒子50aの大きさ、
すなわち、印字濃度(階調)を調整することができる。
電圧VOUT の大きさをコントロールすることにより、ロ
ッド状圧電素子31の先端側端面31aが突出移動する
微小寸法εを微調整して、インク粒子50aの大きさ、
すなわち、印字濃度(階調)を調整することができる。
【0025】再び、入力端子35に“H”レベルの制御
入力電圧VINが印加されたときは、入力トランジスタQ
1がONに反転し、上側のトランジスタQ2はOFFに
戻り、下側のトランジスタQ3はONに戻る。出力端子
36に現れる駆動出力電圧VOUT は“L”レベルとな
り、両電極33,33への電圧印加が解除されるので、
ロッド状圧電素子31は図3で矢印Y2 に向けてホーム
ポジションまで収縮する。すると、細管状インク室26
の内部が負圧となるため、図示しないインクタンクより
インク供給導管23を介して縦流路27にインクが流入
し、フィルター28を通過するときに不純物が除去さ
れ、圧電素子取付板29のインク吸入孔30を介して細
管状インク室26にインクが流入される。つまり、ドッ
ト噴射した量の分だけインク50が補充され、細管状イ
ンク室26内は常にインク50で充満している。その充
満したインク50の中にロッド状圧電素子31が浸って
おり、その延伸によってインク粒子50aをダイレクト
にドット噴射するのである。
入力電圧VINが印加されたときは、入力トランジスタQ
1がONに反転し、上側のトランジスタQ2はOFFに
戻り、下側のトランジスタQ3はONに戻る。出力端子
36に現れる駆動出力電圧VOUT は“L”レベルとな
り、両電極33,33への電圧印加が解除されるので、
ロッド状圧電素子31は図3で矢印Y2 に向けてホーム
ポジションまで収縮する。すると、細管状インク室26
の内部が負圧となるため、図示しないインクタンクより
インク供給導管23を介して縦流路27にインクが流入
し、フィルター28を通過するときに不純物が除去さ
れ、圧電素子取付板29のインク吸入孔30を介して細
管状インク室26にインクが流入される。つまり、ドッ
ト噴射した量の分だけインク50が補充され、細管状イ
ンク室26内は常にインク50で充満している。その充
満したインク50の中にロッド状圧電素子31が浸って
おり、その延伸によってインク粒子50aをダイレクト
にドット噴射するのである。
【0026】複数個あるインク噴射ノズル25は互いに
独立してドット噴射の制御がなされる。そのように制御
されながら、インク噴射ヘッドAがスライドシャフト2
4に沿って連続移動し、印字用紙60に文字や記号が印
字されていく。
独立してドット噴射の制御がなされる。そのように制御
されながら、インク噴射ヘッドAがスライドシャフト2
4に沿って連続移動し、印字用紙60に文字や記号が印
字されていく。
【0027】ドット噴射の様子をさらに詳しく説明する
と次のとおりである。細管状インク室26内は常にイン
ク50が充満している。そのインク50の中に直にロッ
ド状圧電素子31が挿入されている。ロッド状圧電素子
31は細管状インク室26と同軸状である。インク噴射
ノズル25も細管状インク室26と同軸状である。した
がって、ロッド状圧電素子31はインク噴射ノズル25
と同軸状であり、ロッド状圧電素子31の先端側端面3
1aの中心はインク噴射ノズル25の噴射軸線上に位置
していることになる。したがって、ロッド状圧電素子3
1がその軸方向に延伸すると、突出移動する先端側端面
31aが細管状インク室26内のインク50をインク噴
射ノズル25に向けてピストンのようにダイレクトかつ
直線的に押し出していくことになる。それゆえ、インク
50の流れに乱れが生じず、ドット噴射されるインク粒
子50aの大きさはロッド状圧電素子31の延伸寸法ε
に正確に比例することになる。また、そのダイレクトか
つ直線的なドット噴射ゆえにインク粒子50aのドット
噴射は高速に行われる。ドット噴射後のインク50の補
給も速やかに行われる。電圧印加や解除に対する応答性
が高いのである。以上により、高速印字,高密度印字が
可能となるのである。
と次のとおりである。細管状インク室26内は常にイン
ク50が充満している。そのインク50の中に直にロッ
ド状圧電素子31が挿入されている。ロッド状圧電素子
31は細管状インク室26と同軸状である。インク噴射
ノズル25も細管状インク室26と同軸状である。した
がって、ロッド状圧電素子31はインク噴射ノズル25
と同軸状であり、ロッド状圧電素子31の先端側端面3
1aの中心はインク噴射ノズル25の噴射軸線上に位置
していることになる。したがって、ロッド状圧電素子3
1がその軸方向に延伸すると、突出移動する先端側端面
31aが細管状インク室26内のインク50をインク噴
射ノズル25に向けてピストンのようにダイレクトかつ
直線的に押し出していくことになる。それゆえ、インク
50の流れに乱れが生じず、ドット噴射されるインク粒
子50aの大きさはロッド状圧電素子31の延伸寸法ε
に正確に比例することになる。また、そのダイレクトか
つ直線的なドット噴射ゆえにインク粒子50aのドット
噴射は高速に行われる。ドット噴射後のインク50の補
給も速やかに行われる。電圧印加や解除に対する応答性
が高いのである。以上により、高速印字,高密度印字が
可能となるのである。
【0028】構造的には、細管状インク室26,フィル
ター28,圧電素子取付板29,ロッド状圧電素子31
などでシンプルなものとなっている。それゆえ、小型化
・軽量化とともにコストダウンを図れ、また、インク5
0の漏れや気泡停滞による噴射ミスは非常に生じにく
く、信頼性の高いドット噴射が可能となっている。
ター28,圧電素子取付板29,ロッド状圧電素子31
などでシンプルなものとなっている。それゆえ、小型化
・軽量化とともにコストダウンを図れ、また、インク5
0の漏れや気泡停滞による噴射ミスは非常に生じにく
く、信頼性の高いドット噴射が可能となっている。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ロッド
状圧電素子を細管状インク室に対して同軸状にしかも細
管状インク室内に充満しているインクに直接に浸るよう
に挿入し、かつ、細管状インク室からのインクの出口で
あるインク噴射ノズルを細管状インク室と同軸状となし
てロッド状圧電素子の遊端側端面に対して同軸状に対向
させた構造としている。すなわち、インク噴射ヘッドの
構造がシンプルなものとなっており、コストダウンを図
ることができるとともに、極微細なインク粒子をドット
噴射する動作もロッド状圧電素子がその軸方向に延伸す
るだけという非常に単純なものであり、エネルギー効率
が充分に高く、高速印字,高密度印字を可能にすること
ができる。
状圧電素子を細管状インク室に対して同軸状にしかも細
管状インク室内に充満しているインクに直接に浸るよう
に挿入し、かつ、細管状インク室からのインクの出口で
あるインク噴射ノズルを細管状インク室と同軸状となし
てロッド状圧電素子の遊端側端面に対して同軸状に対向
させた構造としている。すなわち、インク噴射ヘッドの
構造がシンプルなものとなっており、コストダウンを図
ることができるとともに、極微細なインク粒子をドット
噴射する動作もロッド状圧電素子がその軸方向に延伸す
るだけという非常に単純なものであり、エネルギー効率
が充分に高く、高速印字,高密度印字を可能にすること
ができる。
【図1】本発明の一実施例に係るインクジェットプリン
タのインク噴射ヘッドの外観を示す斜視図である。
タのインク噴射ヘッドの外観を示す斜視図である。
【図2】図1におけるb−b線矢視でのインク噴射ヘッ
ドの水平断面図である。
ドの水平断面図である。
【図3】実施例におけるロッド状圧電素子の詳細図であ
る。
る。
【図4】実施例におけるロッド状圧電素子の駆動回路の
具体的な回路図である。
具体的な回路図である。
【図5】実施例の動作説明に供する波形図である。
【図6】従来例におけるインク噴射ヘッドの垂直断面図
である。
である。
【図7】従来例において電圧非印加時の圧力室まわりの
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図8】従来例において電圧印加時の圧力室まわりの拡
大断面図である。
大断面図である。
A……インク噴射ヘッド 21……ヘッド本体部 23……インク供給導管 25……インク噴射ノズル 26……細管状インク室 28……フィルター 29……圧電素子取付板 30……インク吸入孔 31……ロッド状圧電素子 31a……ロッド状圧電素子の先端側端面 32……PZT系圧電セラミックス積層体 33……電極 34……駆動回路
Claims (1)
- 【請求項1】 インク供給導管が接続されているヘッド
本体部の一側面にインク噴射ノズルが形成され、前記ヘ
ッド本体部の内部に前記インク噴射ノズルの噴射軸線と
同軸状の細管状インク室が形成され、前記インク供給導
管より流入したインクが前記細管状インク室内に充満さ
れており、前記細管状インク室の内径よりも小さい外径
をもつロッド状圧電素子が細管状インク室内のインクの
中に同軸状に挿入されて前記インク噴射ノズルとは反対
側の軸方向端面で圧電素子取付板を介して固定されてい
ることを特徴とするインクジェットプリンタのインク噴
射ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4504093A JPH06255108A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | インクジェットプリンタのインク噴射ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4504093A JPH06255108A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | インクジェットプリンタのインク噴射ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06255108A true JPH06255108A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12708253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4504093A Pending JPH06255108A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | インクジェットプリンタのインク噴射ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06255108A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014520689A (ja) * | 2011-07-22 | 2014-08-25 | デュルスト フォトテクニク−アクチェンゲゼルシャフト | インクジェットプリンタ用のプリントヘッド |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP4504093A patent/JPH06255108A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014520689A (ja) * | 2011-07-22 | 2014-08-25 | デュルスト フォトテクニク−アクチェンゲゼルシャフト | インクジェットプリンタ用のプリントヘッド |
| US9751313B2 (en) | 2011-07-22 | 2017-09-05 | Durst Phototechnik—A.G. | Print head for an ink jet printer |
| US9994029B2 (en) | 2011-07-22 | 2018-06-12 | Durst Phototechnik—A.G. | Print head for an ink jet printer |
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