JPH0625535B2 - エンジンの排気ガス浄化装置 - Google Patents

エンジンの排気ガス浄化装置

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JPH0625535B2
JPH0625535B2 JP566486A JP566486A JPH0625535B2 JP H0625535 B2 JPH0625535 B2 JP H0625535B2 JP 566486 A JP566486 A JP 566486A JP 566486 A JP566486 A JP 566486A JP H0625535 B2 JPH0625535 B2 JP H0625535B2
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filter
exhaust gas
engine
particulate filter
catalyst solution
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博文 山内
茂 櫻井
健治 大久保
英昭 栗田
邦博 八木
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの排気ガスを浄化する排気ガス浄化
装置に関し、特に、ディーゼルエンジン等の排気ガス中
に含まれるカーボン等の可燃性粒子(パティキュレー
ト)を捕集して燃焼除去するものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の排気ガス浄化装置は種々のものが提案さ
れている。その一例として、例えば特開昭56−985
19号公報に開示されるように、エンジンの排気系に排
気ガス中の可燃性粒子などを捕集して酸化反応させる触
媒フィルタを配設するとともに、該触媒フィルタの上流
に液体、気体などの補助燃料を噴射する噴射装置を設
け、触媒フィルタでの触媒による酸化反応作用と補助燃
料による燃焼促進作用とによって排気ガス温度を可燃性
粒子の着火温度以上まで加熱することにより、触媒フィ
ルタに捕集された可燃性粒子を燃焼除去し、フィルタを
再生するようにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この従来のものでは、エンジンが定常運転域に
あるときには、その排気ガス温度が比較的低いため(デ
ィーゼルエンジンにあっては200〜300℃)、補助
燃料の燃焼促進作用にも拘らず排気ガスが可燃性粒子の
着火温度にまで十分に加熱されない。その結果、可燃性
粒子の燃焼不良により触媒フィルタの再生が確実に行わ
れなくなり、触媒フィルタの目詰まりによりエンジンの
背圧が上昇してその正常な運転が妨げられる虞れがあっ
た。
そこで、本出願人は、先に特願昭59−64627号に
おいて、エンジンの排気系に触媒フィルタに代えて、可
燃性粒子の捕集機能のみを持つ通常のパティキュレート
フィルタを設け、該パティキュレートフィルタの上流の
排気通路に可燃性粒子の燃焼を促進させる触媒溶液とし
て、例えば、触媒成分と炭化水素成分とを混合エマルジ
ョン化した液体を噴射供給するようにすることにより、
パティキュレートフィルタに捕集された可燃性粒子の表
面に触媒および炭化水素の各成分を均一に被着させて可
燃性粒子の着火温度を大幅に低下させるようにし、排気
ガス温度が低いエンジンの定常運転時でも可燃性粒子を
確実に燃焼除去させるようにした技術を提案している。
ところで、その場合、エンジンが例えば高負荷運転状態
にあってパティキュレートフィルタ上流の排気通路内の
雰囲気温度が高いときに上記液体の噴射供給を行うと、
排気ガス熱により溶媒のみが途中で気化し、触媒成分は
その結晶が大きくなってフィルタ表面に付着するように
なる。また、エンジンが例えば高速運転域にあって、そ
の排気ガス量が多いときに噴射供給を行うと、その噴射
流は高速度で流れる排気ガス流の影響を受けて乱れ、フ
ィルタ表面の一部に偏って付着するようになる。これら
の現象は、フィルタに捕集された可燃性粒子に上記液体
を均等に分散させて該可燃性粒子を安定して燃焼除去
し、フィルタの再生を効率良く行わせるためには解消す
る必要がある。
(発明の目的) 本発明は以上の諸点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、可燃性粒子の燃焼を促進させる触媒溶液のフィ
ルタ上流への噴射供給を該フィルタへの排気ガスの流れ
をなくした状態で、かつフィルタ上流の雰囲気温度が低
いときに行うようにすることにより、低温の雰囲気温度
のもとで溶媒の気化を抑制するとともに、触媒溶液の噴
射流が排気ガス流によって影響を受けるのをなくするよ
うにし、よってフィルタに堆積した可燃性粒子に均一に
触媒成分を被着せしめ、可燃性粒子を安定的に燃焼除去
してフィルタの再生を効率的に行うことにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の解決手段は、排
気系に可燃性粒子などを捕集するパティキュレートフィ
ルタを備えたエンジンの排気ガス浄化装置において、上
記パティキュレートフィルタの上流に上記可燃性粒子の
燃焼を促進させる触媒溶液を噴射供給する噴射器を設け
る。また、上記噴射器および上記パティキュレートフィ
ルタをバイパスして排気ガスを流下させる排気バイパス
通路と、排気ガスを上記パティキュレートフィルタまた
は上記排気バイパス通路へ選択的に切換えて流通さる切
換弁と、該切換弁を駆動する駆動手段とを設ける。さら
に、上記パティキュレートフィルタ上流の雰囲気温度な
いしそれに関連する信号を検出する温度検出器を設け、
上記噴射器による触媒溶液の噴射時に上記切換弁により
パティキュレートフィルタへの排気ガスの流れを遮断す
るように駆動手段を制御するとともに、上記温度検出器
からの出力信号を受け、上記パティキュレートフィルタ
上流の雰囲気温度が設定値以下になった段階で噴射器を
作動させるように制御する制御手段を設けた構成とす
る。
(作用) 上記の構成により、本発明では、パティキュレートフィ
ルタに目詰まりが生じて触媒溶液を噴射するとき、制御
手段により、駆動手段が制御されて切換弁が切換り、フ
ィルタを通過する排気ガスの流れが遮断されて、排気ガ
スは排気バイパス通路を介して流下する。さらに、この
フィルタへの排気ガス流が遮断された状態で、温度検出
器によってフィルタ上流の雰囲気温度ないしはそれに関
連する信号が検出され、このフィルタ上流の雰囲気温度
が設定値(例えば溶媒気化温度)以下のときには直ちに
触媒溶液が噴射される一方、設定値よりも高いときに
は、設定値以下になるのを待ち設定値以下に低下した段
階で噴射が行われる。そのため、噴射された触媒溶液
は、温度の低下した雰囲気の下で溶媒の気化が抑制さ
れ、かつ噴射流が排気ガス流の影響を受けて乱れること
もなくなって、パティキュレートフィルタ表面に満遍な
く均一に付着し、よって、フィルタに堆積した可燃性粒
子の燃焼除去が安定して行われ、フィルタの再生が効率
よく行われることになる。
(第1の実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の全体構成を示し、1は
燃焼室2および該燃焼室2に連通する渦流室3を備えた
車両用の渦流室式ディーゼルエンジン、4は該エンジン
1の渦流室3に燃料噴射ノズル5を通じて燃料を噴射供
給する燃料噴射ポンプであって、該燃料噴射ポンプ4は
エンジン1により同期して駆動される。
また、6は上記エンジン1の燃焼室2内の排気ガスを排
出するための排気通路であって、該排気通路6の途中に
は排気ガス中のカーボンを主成分とする可燃性粒子など
を捕集するパティキュレートフィルタ7が配設されてい
る。該パティキュレートフィルタ7は、多孔質材料より
なるハニカム体における多数のハニカム孔の両端開口部
を1つ置きに交互に閉塞してなり、隣接するハニカム孔
間の隔壁を排気ガスが通過する際にそれを濾過してその
中の可燃性粒子などを捕集するものである。
また、8は上記パティキュレートフィルタ7上流の排気
通路6に上記可燃性粒子の燃焼を促進させる触媒溶液を
噴射供給するための噴射器であり、該噴射器8は、上記
燃焼促進用の触媒溶液を貯えるタンク9と、パティキュ
レートフィルタ7上流の排気通路6に噴出口10aをフ
ィルタ7表面に向けて配設され、電磁開閉弁10bを有
する噴射ノズル10と、該噴射ノズル10を上記タンク
9に接続する連通管11と、該連通管11の途中に配設
された電動式の触媒溶液供給ポンプ12とを備えてな
り、触媒溶液供給ポンプ12の作動および噴射ノズル1
0の電磁開閉弁10bの開作動によりタンク9内の触媒
溶液を所定量(例えば10〜100cc)噴射ノズル10
の噴出口10aからフィルタ7に向けて噴射させてその
表面に付着させるようになされている。尚、上記可燃性
粒子の燃焼を促進させる触媒溶液は、例えば0.05〜
0.5重量%の1もしくは2以上の白金属(Pt,P
d,Rh,Ir)の水溶性化合物、あるいは1〜10重
量%の1もしくは2以上の卑金属(V,Cu,Cr,F
e,Ni,Mo,Ca,Ba)の水溶性塩よりなる触媒
成分と、10〜50重量%の灯油、軽油、重油、アルコ
ール、ケトン(含酸素炭化水素)等の炭化水素と、該炭
化水素を水に溶かすための1〜10重量%界面活性剤
と、残りが水とからなり、それらの成分を混合してエマ
ルジョン化したものである。
さらに、上記噴射器8の噴射ノズル10上流側の排気通
路6と、パティキュレートフィルタ7下流側の排気通路
6とは排気バイパス通路13によって連通されており、
この排気バイパス通路13によりエンジン1からの排気
ガスを噴射器8の噴射ノズル10およびパティキュレー
トフィルタ7をバイパスして流下させる。
また、上記排気バイパス通路13の上流端部、すなわち
その噴射ノズル10上流側の排気通路6との接続端部に
は、排気ガスを上記パティキュレートフィルタ7と上記
排気バイパス通路13とに選択的に切換えて流通させる
切換弁14が配設されている。該切換弁14はロッド1
5を介してダイヤフラム装置16に連結され、該ダイヤ
フラム装置16の負圧室16aは負圧導入通路17を介
してバキュームポンプ18に連通されているとともに、
上記負圧導入通路17の途中には、上記ダイヤフラム装
置16の負圧室16aのバキュームポンプ18または大
気開放部19との連通を択一的に切り換える三方ソレノ
イドバルブ20が配設されており、該三方ソレノイドバ
ルブ20によりダイヤフラム装置16の負圧室16aへ
の負圧の導入または負圧室16aの大気への開放を切換
制御してダイヤフラム装置16を作動させることによ
り、切換弁14を駆動するようにした駆動手段21が構
成されている。
さらに、22は上記噴射器8における噴射ノズル10の
電磁開閉弁10b、触媒溶液供給ポンプ12および三方
ソレノイドバルブ20を作動制御するための制御手段と
しての制御回路であって、該制御回路22にはエンジン
回転数に対応する上記燃料噴射ポンプ4のポンプシャフ
ト回転数の信号と、エンジン負荷に対応する同コントロ
ールスリーブ位置の信号がとが入力されている。また、
23は上記パティキュレートフィルタ7上流の排気通路
6内における雰囲気温度すなわち排気ガス温度Tを検
出する温度検出器としての第1排気ガス温度センサ、2
4はパティキュレートフィルタ7直上流の排気通路6内
の排気ガス圧つまりエンジン1の背圧を検出する背圧セ
ンサ、25はパティキュレートフィルタ7直下流の排気
通路6内における排気ガス温度Tに基づいてパティキ
ュレートフィルタ7での捕集可燃性粒子の燃焼状態を間
接的に検出する第2排気ガス温度センサであって、これ
らセンサ23〜25の各出力は上記制御回路22に入力
されている。而して、制御回路22により、燃料噴射ポ
ンプ4の出力信号に基づいてエンジン1の運転領域を検
出し、その運転領域においてフィルタ7が目詰まり状態
にないときの予め設定記憶された適正背圧を検索し、そ
の適正背圧に対し背圧センサ24で検出された実際の背
圧を照合比較してフィルタ7の目詰まり状態の有無を判
定し、実際の背圧が適正背圧よりも高くてフィルタ7が
目詰まり状態にあるときには、噴射器8による触媒溶液
の噴射状態とし、その触媒溶液の噴射時に三方ソレノイ
ドバルブ20の制御により、切換弁14を切換え、パテ
ィキュレートフィルタ7への排気ガスの流れを遮断し、
排気ガスを排気バイパス通路13を介してバイパス流下
させるとともに、第1排気ガス温度センサ23の出力信
号に基づいてフィルタ7上流の排気ガス温度Tを設定
値としての溶媒気化温度Tと比較し、排気ガス温度T
が溶媒気化温度T以下のときには、触媒溶液を噴射
するように構成されている。
次に、上記制御回路22における制御手順を具体的に第
2図に示すフローチャートによって説明する。
先ず、スタート後のステップSで切換弁14の操作に
より排気バイパス通路13を閉鎖する等のイニシャライ
ズを行い、その後、ステップS,Sでそれぞれ燃料
噴射ポンプ4のシャフト回転数およびコントロールスリ
ーブ位置に基づいてエンジン回転数およびエンジン負荷
を検出する。次のステップSで背圧センサ24の出力
信号に基づいてエンジン1の背圧を検出した後、ステッ
プSでその背圧が上記ステップS,Sで検出され
たエンジン1の各運転領域毎に予め適正に設定されてい
る所定背圧に1度低下したか否か、つまりパティキュレ
ートフィルタ7に捕集された可燃性粒子が1度燃焼除去
されたか否かの判断を行い、この判断がNOであるとき
には上記ステップSに戻る。上記ステップSでの判
断が背圧の所定背圧までの低下によってYESであると
きにはステップSに移り、上記ステップSで検出さ
れた背圧が所定背圧よりも高いか否か、すなわちパティ
キュレートフィルタ7が可燃性粒子の捕集量増大によっ
て目詰まり状態にあるか否かを判断し、この判断がNO
であるときには上記ステップSに戻ってそれ以後のス
テップS,S,…を繰り返す。
一方、上記ステップSでの判断がYESであるときに
はステップSに移行して、三方ソレノイドバルブ20
を駆動し、切換弁14を切換えて排気バイパス通路13
を開くとともに、噴射器8およびパティキュレートフィ
ルタ7への排気ガスの流れを遮断する。そして、次のス
テップSでは、噴射器8による触媒溶液の今回噴射回
数Nをカウントし、次にステップSでその今回噴射回
数Nを、予め第3図に示すように設定記憶されている触
媒溶液の噴射回数に対する噴射量特性のマップに照合し
て触媒溶液の今回噴射量Qを決定する。
その際、上記第3図に示す噴射量特性では、触媒溶液の
噴射回数Nが増加する程、噴射量Qが減少するように設
定されているため、触媒溶液の噴射回数Nの増加に伴っ
てパティキュレートフィルタ7への触媒溶液内触媒成分
の堆積量が増大するのを利用し、その堆積触媒成分によ
り可燃性粒子の燃焼促進効果をある程度確保しつつ、触
媒溶液の使用量を低減してコストダウンを図ることがで
きる。
以上の如き触媒溶液噴射量Qの決定の後、ステップS10
において第1排気ガス温度センサ23の出力信号に基づ
いてエンジン1の排気ガス温度Tを検出し、次のステ
ップS11でその排気ガス温度Tが、触媒溶液噴射に伴
って溶媒が気化する溶媒気化温度Tよりも低いか否か
の判断を行い、この判断がT>TのNOのときに
は、ステップS10に戻り、排気ガス温度Tの低下を待
つ。
一方、上記ステップS11の判断がT≦TのYESで
あるときには、ステップS12で、噴射器8の触媒溶液供
給ポンプ12を駆動し、次のステップS13で噴射ノズル
10の電磁開閉弁10bを開いて、該噴射ノズル10か
ら触媒溶液をフィルタ7の表面に噴射する。その状態を
ステップS14でフラグFに「1」を立てて記憶した後、
ステップS15に移ってタイマをセットし、次のステップ
16でそのタイマによりフィルタ7の可燃性粒子が触媒
溶液を噴射開始してから十分に燃焼するまでの時間の経
過を判断する。そして、上記タイマがタイムアウトする
と、ステップS17でタイマのリセットを行った後、ステ
ップS18で第2排気ガス温度センサ25の出力信号に基
づいてフィルタ7下流の排気ガス温度T、つまりフィ
ルタ7に捕集された可燃性粒子の燃焼により上昇する排
気ガス温度を検出し、次のステップS19でその排気ガス
温度Tがフィルタ7にクラックを発生させる限界値T
よりも高いか否かを判断する。この判断がT≦T
のNOであるときには、ステップS20に移って触媒溶液
供給ポンプ12の駆動時間が上記ステップSで決定さ
れた触媒溶液の噴射量Qに対応する所定時間経過したか
否かを判断し、この判断が決定噴射量Qの未噴射を示す
NOであるときには上記ステップS18に戻って触媒溶液
噴射を継続させる。一方、上記ステップS20での判断が
YESであるときにはステップS21に移って、上記噴射
ノズル10の電磁開閉弁10bを閉じるとともに、ステ
ップS22で触媒溶液供給ポンプ12の運転を停止させて
噴射器8による触媒溶液噴射を終了し、次いでステップ
23に移って上記ステップS14で立てられたフラグFを
「0」にするとともに、ステップS24で上記三方ソレノ
イドバルブ20の駆動を停止した後、最初のステップS
に戻る。また、上記ステップS19での判断がT>T
のYESであるときには、可燃性粒子の燃焼温度が異
常上昇した状態とみなして直ちに上記ステップS21〜S
24を実行して触媒溶液噴射を終了する。
したがって、この実施例では、上記の如き制御動作によ
り、噴射器8からの触媒溶液を噴射する際、先ず、三方
ソレノイドバルブ14が駆動制御されて噴射器8および
パティキュレートフィルタ7への排気ガスの流れが遮断
されるので、エンジンの運転状態が変化しても触媒溶液
の噴射流は排気ガス流の影響を受けて乱れることがな
く、触媒溶液はフィルタ7表面に分散して付着して、フ
ィルタ7に捕集された可燃性粒子を安定して燃焼除去で
き、よって、フィルタ7の再生を効率よく行うことがで
きる。
また、上記噴射器8は、パティキュレートフィルタ7上
流の排気ガス温度Tが溶媒気化温度T以下の低温に
保たれた状態のときにのみ触媒溶液を噴射するように制
御されるので、噴射された触媒溶液は、その溶媒の気化
が抑制され、触媒成分の結晶が大きくなってフィルタ7
表面に付着することがなく、よってフィルタ7の表面全
体に亘って触媒溶液を均一に付着させることができ、フ
ィルタ7での可燃性粒子を確実かつ均一に燃焼除去する
ことができ、フィルタ7の再生をより一層効率よく行う
ことができる。
なお、上記実施例では可燃性粒子の燃焼を促進させる触
媒溶液として、炭化水素成分を含有した触媒溶液を噴射
供給するようにしたものを示したが、上記触媒溶液とし
ては上記炭化水素成分を含有しないものであってもよ
い。
また、上記実施例では、フィルタ7に目詰まり状態が発
生した時期、つまりフィルタ7へ溶液を噴射する時期を
間接的にエンジン1の背圧によって検出するようにした
が、この他、種々の検出方法が考えられる。以下、その
各々について実施例として分説する。尚、第1図および
第2図と同じ部分については同じ符号を付してその詳細
な説明は省略する。
(第2の実施例) 第4図および第5図は本発明の第2の実施例を示してお
り、車両の走行距離に基づいて溶液噴射時期を検出する
ようにしたものである。
すなわち、本実施例では、第4図に示すように、上記第
1の実施例の構成において、背圧センサ24の替りに、
車両の走行距離を積算する走行距離積算計26が用いら
れる。尚、図中、1aはエンジン1のクランクシャフト
である。
また、制御回路22で信号処理を行う場合には、第5図
に示すように、ステップSでエンジン負荷を検出した
後、ステップSで上記走行距離積算計26の出力に基
づいて車両走行距離の積算値を検出するとともに、次の
ステップSでその走行距離の積算値と所定値との大小
関係を判断し、走行距離>所定値のYESのときにフィ
ルタ7への溶液噴射を実行することとする。その他は上
記第1の実施例と同様の構成である。
したがって、この実施例では、車両の走行距離を積算
し、その積算値が所定値に達すると、フィルタ7の目詰
まり状態と判定して触媒溶液の噴射供給を開始するた
め、溶液噴射開始時期を決定する信号を容易に得ること
ができ、構成の簡単化を図ることができる。
尚、この場合、車両の走行距離を積算する積算計26を
用い、この積算計26によって積算された車両走行距離
と所定値との大小関係を制御回路22におて判定するよ
うにしたが、車両走行距離の積算値が所定値に達すると
その都度信号を出力する走行距離センサを使用して、該
センサの出力信号が制御回路22に入力されると、フィ
ルタ7への溶液噴射を開始するようにしてもよい。
(第3の実施例) 第6図は第3の実施例を示し、エンジン1の燃料消費量
に基づいて溶液噴射時期を検出するようにしている。
この実施例では、上記第2の実施例の構成における走行
距離積算計26の替りに、燃料タンクからエンジン1に
供給される燃料供給量の信号や燃料計に連係されている
燃料タンク内のフロートの位置信号を基にエンジン1の
燃料消費量を積算する燃料消費量積算計が用いられてい
る。
また、制御回路22では、第6図に示すように、ステッ
プSでエンジン負荷を検出した後、ステップSで上
記燃料消費量積算計の出力に基づいて燃料消費量の積算
値を検出し、次のステップSでその燃料消費量の積算
値と所定値との大小関係が燃料消費量>所定値のYES
と判定されたきにフィルタ7への溶液噴射を実行する。
したがって、この実施例では、可燃性粒子の発生源であ
る燃料の消費量を検出するため、その検出された燃料消
費量とフィルタ7に捕集された可燃性粒子の捕集量との
相関性が極めて高く、フィルタ7の目詰まり状態を高精
度に検知できる利点がある。
(第4の実施例) 第7図および第8図は第4の実施例を示し、パティキュ
レートフィルタ7に対する溶液噴射時期をエンジン1の
運転時間を基に検出するようにしたものである。
すなわち、第7図に示すように、制御回路22にはイグ
ニッションキースイッチ28のON操作状態で時間を積
算する運転時間積算計27の出力信号が入力されてお
り、このイグニッションキースイッチ28のON操作状
態により間接的にエンジン1の運転時間が積算される。
尚、このイグニッションキースイッチ28のON操作状
態に替えて、同図で破線にて示すようにオルタネータ2
9の作動状態(発電状態)で運転時間を積算するように
してもよい。
また、制御回路22の信号処理では、第8図に示すよう
に、ステップSにおいて上記運転時間積算計27の出
力信号によりエンジン1の運転時間の積算値を検出する
とともに、次のステップSでその積算時間が所定値に
達したか否かを判定し、所定値に達したときにはフィル
タ7が目詰まりしたと見做してフィルタ7への溶液噴射
を実行する。
したがって、この実施例の場合、エンジン1のアイドル
運転状態をも含めた運転時間を検出できるので、溶液噴
射時期を高精度に判定できる利点がある。
(第5の実施例) 第9図および第10図は第5の実施例を示し、エンジン
回転数に基づいてフィルタ7への溶液噴射時期を決定す
るようにしたものである。
本実施例では、第9図に示すようにエンジン1のクラン
クシャフト1aに近接配置されてエンジン回転数を検出
する電磁式、電磁誘導式等の回転数センサ30と、該回
転数センサ30の出力に基づいてエンジン回転数の積算
値を算出する回転数積算計31とが設けられている。
また、制御回路22のメインルーチンでは、第10図に
示すように、ステップSでのイニシャルライズの後、
ステップSでエンジン負荷を検出するとともに、次の
ステップSで上記回転数積算計31の出力に基づいて
エンジン回転数の積算値を検出し、しかる後、ステップ
でその積算値が所定値よりも大きいか否かを判定す
る。そして、判定が積算値>所定値のYESになると、
フィルタ7に対する溶液噴射を行う。
したがって、この実施例では、フィルタ7における可燃
性粒子捕集量をそれと相関性の高いエンジン回転数の積
算値に基づいて検出するので、フィルタ7に対する溶液
噴射時期を高い精度で決定することができる。
(第6の実施例) 第11図ないし第13図は第6の実施例を示し、パティ
キュレートフィルタ7に捕集される可燃性粒子の主成分
が導電性を有するカーボンであることに着目して、その
捕集量を電気抵抗値として検出するようにしたものであ
る。
つまり、本実施例の場合、第11図に示すように、パテ
ィキュレートフィルタ7の各端部に対向して1対の電極
32,32が埋設されているとともに、その電極32,
32間の電気抵抗値を測定する抵抗値測定器33が設け
られ、この測定器33の出力が制御回路22に入力され
る。
そして、該制御回路22では、第12図に示すように、
メインルーチンにおけるステップSで上記抵抗値測定
器33の出力に基づいて電極32,32間の電気抵抗値
を検出し、次のステップSでその抵抗値が所定値より
も小さいか否かを判定する。そして、導電性を持つ可燃
性粒子のフィルタ7での捕集量が増大するほど電極3
2,32間の電気抵抗値が減少するので、その電気抵抗
値が所定値より小さくなったときをフィルタ7の目詰ま
り状態と判定してフィルタ7に対する溶液噴射を行うこ
ととする。
よって、この実施例では、フィルタ7での粒子捕集量を
直接的に検出しているのでフィルタ7への溶液噴射時期
をより一層精度良く判定することができる利点がある。
尚、この場合、第13図に示すように、触媒溶液の噴射
回数の増加によって導電性のある触媒成分のフィルタ7
への堆積量が増大すると、それに伴って電極32,32
間の抵抗値が減少するので、可燃性粒子が一掃された状
態であるパティキュレートフィルタ7の再生直後に該両
電極32,32間の初期抵抗値を計測記憶しておき、フ
ィルタ7の再生時期の判定基準として該初期抵抗値をキ
ャンセルする必要がある。
(第7の実施例) 第14図および第15図は本発明の第7の実施例を示
し、予めエンジン回転数およびエンジン負荷を変数とし
て設定された所定の関数式に基づいてフィルタ7への溶
液噴射時期を判定するようにしたものである。
すなわち、本実施例では、第14図に示すように、フィ
ルタ7の目詰まり状態を検出するための特別のセンサ類
は設けられておらず、燃料噴射ポンプ4の作動状態に基
づくエンジン回転数およびエンジン負荷の各信号を基準
にする。
そして、制御回路22のメインルーチンにおいて、第1
5図に示すように、ステップS,Sでそれぞれエン
ジン回転数xおよびエンジン負荷xを検出した後、
ステップSで上記のエンジン回転数xおよびエンジ
ン負荷xを変数とする所定の関数式C=∫f(x
)dxに基づいてC値を計算し、次のステップS
そのC値と所定値との大小関係を判定して、C値が所定
値よりも大きいときにフィルタ7に対する溶液噴射を行
う。
したがって、この実施例の場合、エンジン回転数x
エンジン負荷xとの双方でもってフィルタ7での粒子
捕集量を検出しているため、その粒子捕集量の検出を正
確にかつ簡便に行うことができ、フィルタ7への溶液噴
射時期を精度良く検出することができる。
そして、この実施例の変形例として、エンジン回転数お
よびエンジン負荷以外に、上記第1ないし第6の各実施
例で用いたエンジン背圧,車両の走行距離,燃料消費
量、エンジン運転時間や電気抵抗値の変数を2つ以上含
む所定の関数式によって関数を算出し、その関数と所定
値との大小を判別して粒子捕集量を検出するようにする
こともできる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明によれば、エンジンの排気系に配設
されたパティキュレートフィルタ上流の排気通路に、該
フィルタに捕集された可燃性粒子の燃焼を促進させるた
めの触媒液体を噴射器によって噴射供給する際、噴射器
およびパティキュレートフィルタへの排気ガスの流れを
遮断するとともに、フィルタ上流の雰囲気温度が設定値
以下の状態でのみ触媒溶液を噴射するようにしたもので
あるので、雰囲気温度の低下した状態の下で触媒溶液の
溶媒の気化が抑制されるとともに、その噴射流が排気ガ
ス流の影響を受けることもなくなって、触媒成分をフィ
ルタ表面の全体に亘って均一に付着させることができ、
よってフィルタに堆積した可燃性粒子を安定して燃焼除
去させてフィルタの再生を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は全体概略構成図、第2図は制御回路の制御手順を
示す説明図、第3図は触媒溶液の噴射回数に対する噴射
量を決定するための特性図である。第4図および第5図
は第2の実施例を示し、第4図は第1図相当図、第5図
は第2図相当図である。第6図は第3の実施例を示す第
2図相当図である。第7図および第8図は第4の実施例
を示し、第7図は第1図相当図、第8図は第2図相当図
である。第9図および第10図は第5の実施例を示し、
第9図は第1図相当図、第10図は第2図相当図であ
る。第11図ないし第13図は第6の実施例を示し、第
11図は第1図相当図、第12図は第2図相当図、第1
3図は2電極間の電気抵抗値変化によりフィルタへの触
媒成分堆積量を判定するための特性図である。第14図
および第15図は第7の実施例を示し、第14図は第1
図相当図、第15図は第2図相当図である。 1……エンジン、6……排気通路、7……パティキュレ
ートフィルタ、8……噴射器、13……排気バイパス通
路、14……切換弁、21……駆動手段、22……制御
回路、23……第1排気ガス温度センサ、24……背圧
センサ、26……走行距離積算計、27……運転時間積
算計、28……イグニッションキースイッチ、29……
オルタネータ、30……回転数センサ、31……回転数
積算計、32……電極、33……抵抗値測定器。
フロントページの続き (72)発明者 大久保 健治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 栗田 英昭 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 八木 邦博 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−54914(JP,A) 特開 昭59−155527(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気系に可燃性粒子などを捕集するパティ
    キュレートフィルタを備えたエンジンの排気ガス浄化装
    置において、上記パティキュレートフィルタの上流に上
    記可燃性粒子の燃焼を促進させる触媒溶液を噴射供給す
    る噴射器と、該噴射器および上記パティキュレートフィ
    ルタをバイパスして排気ガスを流下させる排気バイパス
    通路と、排気ガスを上記パティキュレートフィルタまた
    は上記排気バイパス通路へ選択的に切換えて流通させる
    切換弁と、該切換弁を駆動する駆動手段と、上記パティ
    キュレートフィルタ上流の雰囲気温度ないしそれに関連
    する信号を検出する温度検出器と、上記噴射器による触
    媒溶液の噴射時に上記切換弁によりパティキュレートフ
    ィルタへの排気ガスの流れを遮断するように上記駆動手
    段を制御するとともに、上記温度検出器からの出力信号
    を受け、上記パティキュレートフィルタ上流の雰囲気温
    度が設定値以下になった段階で噴射器を作動させるよう
    に制御する制御手段とを設けたことを特徴とするエンジ
    ンの排気ガス浄化装置。
JP566486A 1985-01-14 1986-01-14 エンジンの排気ガス浄化装置 Expired - Lifetime JPH0625535B2 (ja)

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JP470585 1985-01-14

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