JPH0625536B2 - エンジンの排気ガス浄化装置 - Google Patents
エンジンの排気ガス浄化装置Info
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- JPH0625536B2 JPH0625536B2 JP566586A JP566586A JPH0625536B2 JP H0625536 B2 JPH0625536 B2 JP H0625536B2 JP 566586 A JP566586 A JP 566586A JP 566586 A JP566586 A JP 566586A JP H0625536 B2 JPH0625536 B2 JP H0625536B2
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- exhaust gas
- liquid
- engine
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの排気ガスを浄化する排気ガス浄化
装置に関し、特に、ディーゼルエンジン等の排気ガス中
に含まれるカーボン等の可燃性粒子(パティキュレー
ト)を捕集して燃焼除去するものに関する。
装置に関し、特に、ディーゼルエンジン等の排気ガス中
に含まれるカーボン等の可燃性粒子(パティキュレー
ト)を捕集して燃焼除去するものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の排気ガス浄化装置は種々のものが提案さ
れている。その一例として、例えば特開昭56−985
19号公報に開示されるように、エンジンの排気系に排
気ガス中の可燃性粒子などを捕集して酸化反応させる触
媒フィルタを配設するとともに、該触媒フィルタの上流
に液体、気体などの補助燃料を噴射する噴射装置を設
け、触媒フィルタでの触媒による酸化反応作用と補助燃
料による燃焼促進作用とによって排気ガス温度を可燃性
粒子の着火温度以上まで加熱することにより、触媒フィ
ルタに捕集された可燃性粒子を燃焼除去し、フィルタを
再生するようにしたものが知られている。
れている。その一例として、例えば特開昭56−985
19号公報に開示されるように、エンジンの排気系に排
気ガス中の可燃性粒子などを捕集して酸化反応させる触
媒フィルタを配設するとともに、該触媒フィルタの上流
に液体、気体などの補助燃料を噴射する噴射装置を設
け、触媒フィルタでの触媒による酸化反応作用と補助燃
料による燃焼促進作用とによって排気ガス温度を可燃性
粒子の着火温度以上まで加熱することにより、触媒フィ
ルタに捕集された可燃性粒子を燃焼除去し、フィルタを
再生するようにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この従来のものでは、エンジンが定常運転域に
あるときには、その排気ガス温度が比較的低いため(デ
ィーゼルエンジンにあっては200〜300℃)、補助
燃料の燃焼促進作用にも拘らず排気ガスが可燃性粒子の
着火温度にまで十分に加熱されない。その結果、可燃性
粒子の燃焼不良により触媒フィルタの再生が確実に行わ
れなくなり、触媒フィルタの目詰まりによりエンジンの
背圧が上昇してその正常な運転が妨げられる虞れがあっ
た。
あるときには、その排気ガス温度が比較的低いため(デ
ィーゼルエンジンにあっては200〜300℃)、補助
燃料の燃焼促進作用にも拘らず排気ガスが可燃性粒子の
着火温度にまで十分に加熱されない。その結果、可燃性
粒子の燃焼不良により触媒フィルタの再生が確実に行わ
れなくなり、触媒フィルタの目詰まりによりエンジンの
背圧が上昇してその正常な運転が妨げられる虞れがあっ
た。
そこで、本出願人は、先に特願昭59−64627号に
おいて、エンジンの排気系に触媒フィルタに代えて、可
燃性粒子の捕集機能のみを持つ通常のパティキュレート
フィルタを設け、該パティキュレートフィルタの上流の
排気通路に可燃性粒子の燃焼を促進させる液体として、
例えば、触媒成分と炭化水素成分とを混合エマルジョン
化した液体を噴射供給するようにすることにより、パテ
ィキュレートフィルタに捕集された可燃性粒子の表面に
触媒および炭化水素の各成分を均一に被着させて可燃性
粒子の着火温度を大幅に低下させるようにし、排気ガス
温度が低いエンジンの定常運転時でも可燃性粒子を確実
に燃焼除去させるようにした技術を提案している。
おいて、エンジンの排気系に触媒フィルタに代えて、可
燃性粒子の捕集機能のみを持つ通常のパティキュレート
フィルタを設け、該パティキュレートフィルタの上流の
排気通路に可燃性粒子の燃焼を促進させる液体として、
例えば、触媒成分と炭化水素成分とを混合エマルジョン
化した液体を噴射供給するようにすることにより、パテ
ィキュレートフィルタに捕集された可燃性粒子の表面に
触媒および炭化水素の各成分を均一に被着させて可燃性
粒子の着火温度を大幅に低下させるようにし、排気ガス
温度が低いエンジンの定常運転時でも可燃性粒子を確実
に燃焼除去させるようにした技術を提案している。
ところで、その場合、エンジンが例えば高速運転域にあ
ってその排気ガス量が多いときに、上記液体の噴射供給
を行うと、液体の噴射流が高速度で流れる排気ガス流の
影響を受けて乱れ、液体がフィルタ表面の一部に偏って
付着する現象が生じる。しかし、フィルタに捕集された
可燃性粒子などを上記液体によって均等に燃焼させるた
めには上記の現象を解消する必要がある。
ってその排気ガス量が多いときに、上記液体の噴射供給
を行うと、液体の噴射流が高速度で流れる排気ガス流の
影響を受けて乱れ、液体がフィルタ表面の一部に偏って
付着する現象が生じる。しかし、フィルタに捕集された
可燃性粒子などを上記液体によって均等に燃焼させるた
めには上記の現象を解消する必要がある。
また、上記排気ガスの大流量時はその温度も高いので、
上記液体の噴射供給に伴う可燃性粒子の燃焼により燃焼
温度が異常に上昇して、フィルタにクラックが発生する
虞れもあり、この点からも対策が望まれる。
上記液体の噴射供給に伴う可燃性粒子の燃焼により燃焼
温度が異常に上昇して、フィルタにクラックが発生する
虞れもあり、この点からも対策が望まれる。
(発明の目的) 本発明は以上の諸点に鑑みてなされたもので、その目的
は、可燃性粒子の燃焼を促進させる液体をフィルタ上流
の排気通路に噴射供給するときの該フィルタに流入する
排気ガス量を適切に制御することにより、フィルタ表面
に対する上記液体の付着の偏りを抑制するとともに、フ
ィルタでの可燃性粒子の燃焼を安定に確保して燃焼温度
の異常上昇を防止することにある。
は、可燃性粒子の燃焼を促進させる液体をフィルタ上流
の排気通路に噴射供給するときの該フィルタに流入する
排気ガス量を適切に制御することにより、フィルタ表面
に対する上記液体の付着の偏りを抑制するとともに、フ
ィルタでの可燃性粒子の燃焼を安定に確保して燃焼温度
の異常上昇を防止することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の解決手段は、排
気系に可燃性粒子などを捕集するパティキュレートフィ
ルタを備えた排気ガス浄化装置において、そのパティキ
ュレートフィルタ上流に上記可燃性粒子の燃焼を促進さ
せる液体を噴射供給する噴射器を配設する。さらに、排
気ガスを排気通路における上記噴射器およびパティキュ
レートフィルタをバイパスして流下させる排気バイパス
通路と、該排気バイパス通路を流下する排気ガス量を制
御する流量制御弁と、該流量制御弁を駆動する駆動手段
と、上記噴射器による液体噴射時に上記パティキュレー
トフィルタを通過する排気ガス量が設定値になるよう上
記駆動手段を制御する制御手段とを設けた構成としてい
る。
気系に可燃性粒子などを捕集するパティキュレートフィ
ルタを備えた排気ガス浄化装置において、そのパティキ
ュレートフィルタ上流に上記可燃性粒子の燃焼を促進さ
せる液体を噴射供給する噴射器を配設する。さらに、排
気ガスを排気通路における上記噴射器およびパティキュ
レートフィルタをバイパスして流下させる排気バイパス
通路と、該排気バイパス通路を流下する排気ガス量を制
御する流量制御弁と、該流量制御弁を駆動する駆動手段
と、上記噴射器による液体噴射時に上記パティキュレー
トフィルタを通過する排気ガス量が設定値になるよう上
記駆動手段を制御する制御手段とを設けた構成としてい
る。
(作用) 上記の構成により、本発明では、噴射器による液体噴射
時、制御手段の出力を受けた駆動手段により駆動される
流量制御弁により、排気バイパス通路を流下する排気ガ
ス量がエンジンからの排気ガス量に応じて制御される。
すなわち、エンジンが例えば高速運転域にあって排気ガ
ス量が多いときには、上記流量制御弁が開かれて排気バ
イパス通路での排気ガス量が増加する一方、エンジンが
低速運転域にあって排気ガス量が少ないときには、流量
制御弁が閉じられて排気バイパス通路での排気ガス量が
減少するように制御され、この排気バイパス通路での排
気ガス量の制御によりパティキュレートフィルタを通過
する排気ガス量が略一定に保たれる。そのため、噴射器
からの液体噴射流の排気ガス流による乱れ、偏りが抑制
され、液体はパティキュレートフィルタ表面に満遍なく
均一に付着するとともに、フィルタでの可燃性粒子の燃
焼が安定となり、燃焼温度の異常上昇によるフィルタの
クラックの発生が防止されることになる。
時、制御手段の出力を受けた駆動手段により駆動される
流量制御弁により、排気バイパス通路を流下する排気ガ
ス量がエンジンからの排気ガス量に応じて制御される。
すなわち、エンジンが例えば高速運転域にあって排気ガ
ス量が多いときには、上記流量制御弁が開かれて排気バ
イパス通路での排気ガス量が増加する一方、エンジンが
低速運転域にあって排気ガス量が少ないときには、流量
制御弁が閉じられて排気バイパス通路での排気ガス量が
減少するように制御され、この排気バイパス通路での排
気ガス量の制御によりパティキュレートフィルタを通過
する排気ガス量が略一定に保たれる。そのため、噴射器
からの液体噴射流の排気ガス流による乱れ、偏りが抑制
され、液体はパティキュレートフィルタ表面に満遍なく
均一に付着するとともに、フィルタでの可燃性粒子の燃
焼が安定となり、燃焼温度の異常上昇によるフィルタの
クラックの発生が防止されることになる。
(第1の実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の全体構成を示し、1は
燃焼室2および該燃焼室2に連通する渦流室3を備えた
車両用の渦流室式ディーゼルエンジン、4は該エンジン
1の渦流室3に燃料噴射ノズル5を通じて燃料を噴射供
給する燃料噴射ポンプであって、該燃料噴射ポンプ4は
エンジン1のクランクシャフト1aにより同期して駆動
される。
燃焼室2および該燃焼室2に連通する渦流室3を備えた
車両用の渦流室式ディーゼルエンジン、4は該エンジン
1の渦流室3に燃料噴射ノズル5を通じて燃料を噴射供
給する燃料噴射ポンプであって、該燃料噴射ポンプ4は
エンジン1のクランクシャフト1aにより同期して駆動
される。
また、6は上記エンジン1の燃焼室2内の排気ガスを排
出するための排気通路であって、該排気通路6の途中に
は排気ガス中のカーボンを主成分とする可燃性粒子など
を捕集するパティキュレートフィルタ7が配設されてい
る。該パティキュレートフィルタ7は、多孔質材料より
なるハニカム体における多数のハニカム孔の両端開口部
を1つ置きに交互に閉塞してなり、隣接するハニカム孔
間の隔壁を排気ガスが通過する際にそれを濾過してその
中の可燃性粒子などを捕集するものである。
出するための排気通路であって、該排気通路6の途中に
は排気ガス中のカーボンを主成分とする可燃性粒子など
を捕集するパティキュレートフィルタ7が配設されてい
る。該パティキュレートフィルタ7は、多孔質材料より
なるハニカム体における多数のハニカム孔の両端開口部
を1つ置きに交互に閉塞してなり、隣接するハニカム孔
間の隔壁を排気ガスが通過する際にそれを濾過してその
中の可燃性粒子などを捕集するものである。
また、8は上記パティキュレートフィルタ7上流の排気
通路6に上記可燃性粒子の燃焼を促進させる液体を噴射
供給するための噴射器であり、該噴射器8は、上記燃焼
促進用の液体を貯えるタンク9と、パティキュレートフ
ィルタ7上流の排気通路6に噴出口10aをフィルタ7
表面に向けて配設され、電磁開閉弁10bを有するイン
ジェクタ10と、該インジェクタ10を上記タンク9に
接続する連通管11と、該連通管11の途中に配設され
た電動式の液体供給ポンプ12とを備えてなり、液体供
給ポンプ12の作動およびインジェクタ10の電磁開閉
弁10bの開作動によりタンク9内の液体を所定量(例
えば10〜100cc)インジェクタ10の噴出口10a
からフィルタ7に向けて噴射させてその表面に付着させ
るようになされている。そして、上記可燃性粒子の燃焼
を促進させる液体は、例えば0.05〜0.5重量%の
1もしくは2以上の白金属(Pt,Pd,Rh,Ir)
の水溶性化合物、あるいは1〜10重量%の1もしくは
2以上の卑金属(V,Cu,Cr,Fe,Ni,Mo,
Ca,Ba)の水溶性塩よりなる触媒成分と、10〜5
0重量%の灯油、軽油、重油、アルコール、ケトン(含
酸素炭化水素)等の炭化水素と、該炭化水素を水に溶か
すための1〜10重量%界面活性剤と、残りが水とから
なり、それらの成分を混合してエマルジョン化したもの
である。
通路6に上記可燃性粒子の燃焼を促進させる液体を噴射
供給するための噴射器であり、該噴射器8は、上記燃焼
促進用の液体を貯えるタンク9と、パティキュレートフ
ィルタ7上流の排気通路6に噴出口10aをフィルタ7
表面に向けて配設され、電磁開閉弁10bを有するイン
ジェクタ10と、該インジェクタ10を上記タンク9に
接続する連通管11と、該連通管11の途中に配設され
た電動式の液体供給ポンプ12とを備えてなり、液体供
給ポンプ12の作動およびインジェクタ10の電磁開閉
弁10bの開作動によりタンク9内の液体を所定量(例
えば10〜100cc)インジェクタ10の噴出口10a
からフィルタ7に向けて噴射させてその表面に付着させ
るようになされている。そして、上記可燃性粒子の燃焼
を促進させる液体は、例えば0.05〜0.5重量%の
1もしくは2以上の白金属(Pt,Pd,Rh,Ir)
の水溶性化合物、あるいは1〜10重量%の1もしくは
2以上の卑金属(V,Cu,Cr,Fe,Ni,Mo,
Ca,Ba)の水溶性塩よりなる触媒成分と、10〜5
0重量%の灯油、軽油、重油、アルコール、ケトン(含
酸素炭化水素)等の炭化水素と、該炭化水素を水に溶か
すための1〜10重量%界面活性剤と、残りが水とから
なり、それらの成分を混合してエマルジョン化したもの
である。
さらに、上記噴射器8のインジェクタ10上流側の排気
通路6と、パティキュレートフィルタ7下流側の排気通
路6とは排気バイパス通路13によって連通されてお
り、この排気バイパス通路13によりエンジン1からの
排気ガスを噴射器8のインジェクタ10およびパティキ
ュレートフィルタ7をバイパスして流下させる。
通路6と、パティキュレートフィルタ7下流側の排気通
路6とは排気バイパス通路13によって連通されてお
り、この排気バイパス通路13によりエンジン1からの
排気ガスを噴射器8のインジェクタ10およびパティキ
ュレートフィルタ7をバイパスして流下させる。
また、上記排気バイパス通路13の上流端部、すなわち
そのインジェクタ10上流側の排気通路6との接続端部
には、排気バイパス通路13を流下する排気ガス量を制
御するバタフライ弁よりなる流量制御弁14が配設され
ている。該流量制御弁14はロッド15を介してダイヤ
フラム装置16に連結され、該ダイヤフラム装置16の
負圧室16aは負圧導入通路17を介してバキュームポ
ンプ18に連通されているとともに、上記負圧導入通路
17の途中には、上記ダイヤフラム装置16の負圧室1
6aのバキュームポンプ18または大気開放部19との
連通比率をリニアに切り換えるデューティソレノイドバ
ルブ20が配設されており、ダイヤフラム装置16の負
圧室16aに導入される負圧の大きさをデューティソレ
ノイドバルブ20によりリニア制御してダイヤフラム装
置16を作動させることにより、流量制御弁14を駆動
するようにした駆動手段21が構成されている。
そのインジェクタ10上流側の排気通路6との接続端部
には、排気バイパス通路13を流下する排気ガス量を制
御するバタフライ弁よりなる流量制御弁14が配設され
ている。該流量制御弁14はロッド15を介してダイヤ
フラム装置16に連結され、該ダイヤフラム装置16の
負圧室16aは負圧導入通路17を介してバキュームポ
ンプ18に連通されているとともに、上記負圧導入通路
17の途中には、上記ダイヤフラム装置16の負圧室1
6aのバキュームポンプ18または大気開放部19との
連通比率をリニアに切り換えるデューティソレノイドバ
ルブ20が配設されており、ダイヤフラム装置16の負
圧室16aに導入される負圧の大きさをデューティソレ
ノイドバルブ20によりリニア制御してダイヤフラム装
置16を作動させることにより、流量制御弁14を駆動
するようにした駆動手段21が構成されている。
さらに、22は上記噴射器8におけるインジェクタ10
の電磁開閉弁10b、液体供給ポンプ12およびデュー
ティソレノイドバルブ20を作動制御するための制御回
路であって、該制御回路22にはエンジン回転数に対応
する上記燃料噴射ポンプ4のポンプシャフト回転数の信
号と、エンジン負荷に対応する同コントロールスリーブ
位置の信号とが入力されている。また、23は上記パテ
ィキュレートフィルタ7上流の排気通路6内における排
気ガス温度T1を検出する第1排気ガス温度センサ、2
4はパティキュレートフィルタ7直上流の排気通路6内
の排気ガス圧つまりエンジン1の背圧を検出する背圧セ
ンサ、25はパティキュレートフィルタ7直下流の排気
通路6内における排気ガス温度T2に基づいてパティキ
ュレートフィルタ7での捕集可燃性粒子の燃焼状態を間
接的に検出する第2排気ガス温度センサであって、これ
らセンサ23〜25の各出力は上記制御回路22に入力
されている。而して、制御回路22により、燃料噴射ポ
ンプ4の出力信号に基づいてエンジン1の運転領域を検
出し、その運転領域においてフィルタ7が目詰まり状態
にないときの予め設定記憶された適正背圧を検索し、そ
の適正背圧に対し背圧センサ24で検出された実際の背
圧を照合比較してフィルタ7の目詰まり状態の有無を判
定し、実際の背圧が適正背圧よりも高くてフィルタ7が
目詰まり状態にあるときには、噴射器8の液体供給ポン
プ12およびインジェクタ10の電磁開閉弁10bに作
動信号を出力して、インジェクタ10から液体を噴射さ
せるとともに、その噴射器8にる液体噴射時、フィルタ
7を通過する排気ガス量が設定値になるよう、つまり背
圧センサ24で検出される背圧が略一定になるよう駆動
手段21のデューティソレノイドバルブ20を制御して
流量制御弁14を開閉させるように構成されている。
の電磁開閉弁10b、液体供給ポンプ12およびデュー
ティソレノイドバルブ20を作動制御するための制御回
路であって、該制御回路22にはエンジン回転数に対応
する上記燃料噴射ポンプ4のポンプシャフト回転数の信
号と、エンジン負荷に対応する同コントロールスリーブ
位置の信号とが入力されている。また、23は上記パテ
ィキュレートフィルタ7上流の排気通路6内における排
気ガス温度T1を検出する第1排気ガス温度センサ、2
4はパティキュレートフィルタ7直上流の排気通路6内
の排気ガス圧つまりエンジン1の背圧を検出する背圧セ
ンサ、25はパティキュレートフィルタ7直下流の排気
通路6内における排気ガス温度T2に基づいてパティキ
ュレートフィルタ7での捕集可燃性粒子の燃焼状態を間
接的に検出する第2排気ガス温度センサであって、これ
らセンサ23〜25の各出力は上記制御回路22に入力
されている。而して、制御回路22により、燃料噴射ポ
ンプ4の出力信号に基づいてエンジン1の運転領域を検
出し、その運転領域においてフィルタ7が目詰まり状態
にないときの予め設定記憶された適正背圧を検索し、そ
の適正背圧に対し背圧センサ24で検出された実際の背
圧を照合比較してフィルタ7の目詰まり状態の有無を判
定し、実際の背圧が適正背圧よりも高くてフィルタ7が
目詰まり状態にあるときには、噴射器8の液体供給ポン
プ12およびインジェクタ10の電磁開閉弁10bに作
動信号を出力して、インジェクタ10から液体を噴射さ
せるとともに、その噴射器8にる液体噴射時、フィルタ
7を通過する排気ガス量が設定値になるよう、つまり背
圧センサ24で検出される背圧が略一定になるよう駆動
手段21のデューティソレノイドバルブ20を制御して
流量制御弁14を開閉させるように構成されている。
次に、上記制御回路22における制御手順を具体的に第
2図および第3図に示すフローチャートによって説明す
る。
2図および第3図に示すフローチャートによって説明す
る。
第2図に示すメインルーチンでは、先ず、スタート後の
ステップS1で流量制御弁14を閉じて排気バイパス通
路13を閉鎖する等のイニシャライズを行い、その後、
ステップS2,S3でそれぞれ燃料噴射ポンプ4のシャ
フト回転数およびコントロールスリーブ位置に基づいて
エンジン回転数およびエンジン負荷を検出する。次のス
テップS4で背圧センサ24の出力信号に基づいてエン
ジン1の背圧を検出した後、ステップS5においてその
背圧が上記ステップS2,S3で検出されたエンジン1
の各運転領域毎に予め適正に設定されている所定背圧に
1度低下したか否か、つまりパティキュレートフィルタ
7に捕集された可燃性粒子が1度燃焼除去されたか否か
の判断を行い、この判断がNOであるときには上記ステ
ップS4に戻る。上記ステップS5での判断が背圧の所
定背圧までの低下によってYESであるときにはステッ
プS6に移り、上記ステップS4で検出された背圧が所
定値よりも高いか否か、すなわちパティキュレートフィ
ルタ7が可燃性粒子の捕集量増大によって目詰まり状態
にあるか否かを判断し、この判断がNOであるときには
上記ステップS2に戻ってそれ以後のステップS3,S
4,…を繰り返す。
ステップS1で流量制御弁14を閉じて排気バイパス通
路13を閉鎖する等のイニシャライズを行い、その後、
ステップS2,S3でそれぞれ燃料噴射ポンプ4のシャ
フト回転数およびコントロールスリーブ位置に基づいて
エンジン回転数およびエンジン負荷を検出する。次のス
テップS4で背圧センサ24の出力信号に基づいてエン
ジン1の背圧を検出した後、ステップS5においてその
背圧が上記ステップS2,S3で検出されたエンジン1
の各運転領域毎に予め適正に設定されている所定背圧に
1度低下したか否か、つまりパティキュレートフィルタ
7に捕集された可燃性粒子が1度燃焼除去されたか否か
の判断を行い、この判断がNOであるときには上記ステ
ップS4に戻る。上記ステップS5での判断が背圧の所
定背圧までの低下によってYESであるときにはステッ
プS6に移り、上記ステップS4で検出された背圧が所
定値よりも高いか否か、すなわちパティキュレートフィ
ルタ7が可燃性粒子の捕集量増大によって目詰まり状態
にあるか否かを判断し、この判断がNOであるときには
上記ステップS2に戻ってそれ以後のステップS3,S
4,…を繰り返す。
一方、上記ステップS6での判断がYESであるときに
はステップS7に移行して、噴射器8による液体の今回
噴射回数Nをカウントし、次のステップS8でその今回
噴射回数Nを、予め第4図に示すように設定記憶されて
いる液体の噴射回数に対する噴射量特性のマップに照合
して液体の今回噴射量Qを決定する。
はステップS7に移行して、噴射器8による液体の今回
噴射回数Nをカウントし、次のステップS8でその今回
噴射回数Nを、予め第4図に示すように設定記憶されて
いる液体の噴射回数に対する噴射量特性のマップに照合
して液体の今回噴射量Qを決定する。
その際、上記第4図に示す噴射量特性では、液体の噴射
回数Nが増加する程、噴射量Qが減少するように設定さ
れているため、液体の噴射回数Nの増加に伴ってパティ
キュレートフィルタ7への液体内触媒成分の堆積量が増
大するのを利用し、その堆積触媒成分により可燃性粒子
の燃焼促進効果をある程度確保しつつ、液体(触媒成
分)の使用量を低減してコストダウンを図ることができ
る。尚、このような噴射量特性のマップの記憶に代え
て、パティキュレートフィルタ7の各端部に対向して電
極を埋設し、フィルタ7の再生後に該両電極間の電気抵
抗値を計測することにより、導電性のある触媒成分のフ
ィルタ7への堆積量を直接的に検出して液体噴射量を決
定することもできる。すなわち、第5図に示すように触
媒成分の堆積量の増加に伴って電極間の抵抗値が減少す
るので、その特性を利用すればよい。
回数Nが増加する程、噴射量Qが減少するように設定さ
れているため、液体の噴射回数Nの増加に伴ってパティ
キュレートフィルタ7への液体内触媒成分の堆積量が増
大するのを利用し、その堆積触媒成分により可燃性粒子
の燃焼促進効果をある程度確保しつつ、液体(触媒成
分)の使用量を低減してコストダウンを図ることができ
る。尚、このような噴射量特性のマップの記憶に代え
て、パティキュレートフィルタ7の各端部に対向して電
極を埋設し、フィルタ7の再生後に該両電極間の電気抵
抗値を計測することにより、導電性のある触媒成分のフ
ィルタ7への堆積量を直接的に検出して液体噴射量を決
定することもできる。すなわち、第5図に示すように触
媒成分の堆積量の増加に伴って電極間の抵抗値が減少す
るので、その特性を利用すればよい。
以上の如き液体噴射量Qの決定の後、ステップS9にお
いて第1排気ガス温度センサ23の出力信号に基づいて
エンジン1の排気ガス温度T1を検出し、次のステップ
S10でその排気ガス温度T1が、液体噴射に伴う可燃性
粒子の燃焼によりフイルタ7にクラックが発生する異常
温度範囲下限値としての耐クラック許容限界排気ガス温
度TAよりも低いか否かの判断を行い、この判断がT1
≧TAのNOのときには、液体噴射によりフィルタ7に
クラックが発生する状態とみてステップS9に戻り、排
気ガス温度T1の低下を待つ。
いて第1排気ガス温度センサ23の出力信号に基づいて
エンジン1の排気ガス温度T1を検出し、次のステップ
S10でその排気ガス温度T1が、液体噴射に伴う可燃性
粒子の燃焼によりフイルタ7にクラックが発生する異常
温度範囲下限値としての耐クラック許容限界排気ガス温
度TAよりも低いか否かの判断を行い、この判断がT1
≧TAのNOのときには、液体噴射によりフィルタ7に
クラックが発生する状態とみてステップS9に戻り、排
気ガス温度T1の低下を待つ。
一方、上記ステップS10の判断がT1<TAのYESで
あるときには、ステップS11〜S22の液体噴射制御ルー
チンが処理されるとともに、第3図に示すようにステッ
プS51〜S56の排気ガス量制御サブルーチンが並行処理
される。上記液体噴射ルーチンの最初のステップS11で
は噴射器8の液体供給ポンプ12を駆動し、次のステッ
プS12でインジェクタ10の電磁開閉弁10bを開い
て、該インジェクタ10から液体をフィルタ7の表面に
噴射する。その状態をステップS13でフラグFに「1」
を立てて記憶した後、ステップS14に移ってタイマをセ
ットし、次のステップS15でそのタイマによりフィルタ
7の可燃性粒子が液体を噴射開始してから十分に燃焼す
るまでの時間の経過を判断する。そして、上記タイマが
タイムアウトすると、ステップS16でタイマのリセット
を行った後、ステップS17で第2排気ガス温度センサ2
5の出力信号に基づいてフィルタ7下流の排気ガス温度
T2、つまりフィルタ7に捕集された可燃性粒子の燃焼
により上昇する排気ガス温度を検出し、次のステップS
18でその排気ガス温度T2がフィルタ7にクラックを発
生させる限界値TBよりも高いか否かを判断する。この
判断がT2≦TBのNOであるときには、ステップS19
に移って液体供給ポンプ12の駆動時間が上記ステップ
S8で決定された液体の噴射量Qに対応する所定時間経
過したか否かを判断し、この判断が決定噴射量Qの未噴
射を示すNOであるときには上記ステップS17に戻って
液体噴射を継続させる。一方、上記ステップS19での判
断がYESであるときにはステップS20に移って、上記
インジェクタ10の電磁開閉弁10bを閉じるととも
に、ステップS21で液体供給ポンプ12の運転を停止さ
せて噴射器8による液体噴射を終了し、次いでステップ
S22に移って上記ステップS13で立てられたフラグFを
「0」にした後、最初のステップに戻る。また、上記ス
テップS18での判断がT2>TBのYESであるときに
は、可燃性粒子の燃焼温度が異常上昇した状態とみなし
て直ちに上記ステップS20〜S22に移り液体噴射を終了
する。
あるときには、ステップS11〜S22の液体噴射制御ルー
チンが処理されるとともに、第3図に示すようにステッ
プS51〜S56の排気ガス量制御サブルーチンが並行処理
される。上記液体噴射ルーチンの最初のステップS11で
は噴射器8の液体供給ポンプ12を駆動し、次のステッ
プS12でインジェクタ10の電磁開閉弁10bを開い
て、該インジェクタ10から液体をフィルタ7の表面に
噴射する。その状態をステップS13でフラグFに「1」
を立てて記憶した後、ステップS14に移ってタイマをセ
ットし、次のステップS15でそのタイマによりフィルタ
7の可燃性粒子が液体を噴射開始してから十分に燃焼す
るまでの時間の経過を判断する。そして、上記タイマが
タイムアウトすると、ステップS16でタイマのリセット
を行った後、ステップS17で第2排気ガス温度センサ2
5の出力信号に基づいてフィルタ7下流の排気ガス温度
T2、つまりフィルタ7に捕集された可燃性粒子の燃焼
により上昇する排気ガス温度を検出し、次のステップS
18でその排気ガス温度T2がフィルタ7にクラックを発
生させる限界値TBよりも高いか否かを判断する。この
判断がT2≦TBのNOであるときには、ステップS19
に移って液体供給ポンプ12の駆動時間が上記ステップ
S8で決定された液体の噴射量Qに対応する所定時間経
過したか否かを判断し、この判断が決定噴射量Qの未噴
射を示すNOであるときには上記ステップS17に戻って
液体噴射を継続させる。一方、上記ステップS19での判
断がYESであるときにはステップS20に移って、上記
インジェクタ10の電磁開閉弁10bを閉じるととも
に、ステップS21で液体供給ポンプ12の運転を停止さ
せて噴射器8による液体噴射を終了し、次いでステップ
S22に移って上記ステップS13で立てられたフラグFを
「0」にした後、最初のステップに戻る。また、上記ス
テップS18での判断がT2>TBのYESであるときに
は、可燃性粒子の燃焼温度が異常上昇した状態とみなし
て直ちに上記ステップS20〜S22に移り液体噴射を終了
する。
これに対し、上記排気ガス量制御サブルーチンではその
最初のステップS51で上記背圧センサ24によりフィル
タ7上流の背圧を検出して、フィルタ7を通過する排気
ガス量を間接的に検出する。そして、その後のステップ
S52で上記検出された背圧が排気ガスのフィルタ7への
適正通過量に対応する所定値よりも低いか否かを判断
し、この判断がYESであるときにはステップS53にお
いて、フィルタ7への排気ガス量を増加すべく、流量制
御弁14の弁開度を小さくして排気バイパス通路13を
閉じる方向のデューティ信号を駆動手段21のデューテ
ィソレノイドバルブ20に発信する一方、NOであると
きにはステップS54に移って、フィルタ7への排気ガス
量を減少すべく、流量制御弁14の弁開度を大きくして
排気バイパス通路13を開く方向のデューティ信号をデ
ューティソレノイドバルブ20に発信し、これらのステ
ップS51〜S54によりフィルタ7を通過する排気ガス量
を設定値に保つように調整する。この後、ステップS55
において上記液体噴射ルーチンのフラグFがF=1であ
るか否かの判断を行い、この判断がNOになるまで上記
ステップS51〜S54を繰り返す。そして、上記判断が液
体噴射の終了に伴うF=0のNOになると、ステップS
56で上記流量制御弁14の開度を零にして排気バイパス
通路13を閉鎖し排気ガス量制御を終了する。
最初のステップS51で上記背圧センサ24によりフィル
タ7上流の背圧を検出して、フィルタ7を通過する排気
ガス量を間接的に検出する。そして、その後のステップ
S52で上記検出された背圧が排気ガスのフィルタ7への
適正通過量に対応する所定値よりも低いか否かを判断
し、この判断がYESであるときにはステップS53にお
いて、フィルタ7への排気ガス量を増加すべく、流量制
御弁14の弁開度を小さくして排気バイパス通路13を
閉じる方向のデューティ信号を駆動手段21のデューテ
ィソレノイドバルブ20に発信する一方、NOであると
きにはステップS54に移って、フィルタ7への排気ガス
量を減少すべく、流量制御弁14の弁開度を大きくして
排気バイパス通路13を開く方向のデューティ信号をデ
ューティソレノイドバルブ20に発信し、これらのステ
ップS51〜S54によりフィルタ7を通過する排気ガス量
を設定値に保つように調整する。この後、ステップS55
において上記液体噴射ルーチンのフラグFがF=1であ
るか否かの判断を行い、この判断がNOになるまで上記
ステップS51〜S54を繰り返す。そして、上記判断が液
体噴射の終了に伴うF=0のNOになると、ステップS
56で上記流量制御弁14の開度を零にして排気バイパス
通路13を閉鎖し排気ガス量制御を終了する。
したがって、この実施例では、上記の如き制御動作によ
り、噴射器8のインジェクタ10からフィルタ7の表面
に向けて液体が噴射供給されている間、流量制御弁14
の制御により排気バイパス通路13が開閉制御され、フ
ィルタ7を通過する排気ガス量が設定値に保たれるの
で、噴射器8のインジェクタ10から噴射された液体噴
射流が高流量の排気ガス流の影響を受けて乱れることは
なく、液体をフィルタ7の表面全体に亘って均一に付着
させることができ、よってフィルタ7で可燃性粒子を均
等に燃焼させ、その再生を良好に行うことができる。
り、噴射器8のインジェクタ10からフィルタ7の表面
に向けて液体が噴射供給されている間、流量制御弁14
の制御により排気バイパス通路13が開閉制御され、フ
ィルタ7を通過する排気ガス量が設定値に保たれるの
で、噴射器8のインジェクタ10から噴射された液体噴
射流が高流量の排気ガス流の影響を受けて乱れることは
なく、液体をフィルタ7の表面全体に亘って均一に付着
させることができ、よってフィルタ7で可燃性粒子を均
等に燃焼させ、その再生を良好に行うことができる。
また、このようにフィルタ7への液体の噴射時にはフィ
ルタ7への排気ガス量が常に略一定に保たれるので、エ
ンジン1の高速運転時のように排気ガス量が多いときで
あってもフィルタ7の可燃性粒子を安定して燃焼させる
ことができ、可燃性粒子燃焼時の異常な温度上昇を抑制
してフィルタ7のクラックの発生を防止し、その耐久性
を高めることができる。
ルタ7への排気ガス量が常に略一定に保たれるので、エ
ンジン1の高速運転時のように排気ガス量が多いときで
あってもフィルタ7の可燃性粒子を安定して燃焼させる
ことができ、可燃性粒子燃焼時の異常な温度上昇を抑制
してフィルタ7のクラックの発生を防止し、その耐久性
を高めることができる。
尚、第6図に示すように、パティキュレートフィルタ7
のハニカム孔内にその下流側端部から多数の電極26,
26,…をフィルタ7の中心部のものが周辺部のものよ
りも長くなるように嵌装し、該電極26,26,…と噴
射器8のインジェクタ10との間に昇圧コイル27によ
り同種の電圧を印加することにより、インジェクタ10
から噴射された液体の噴射流を静電誘導による反撥力に
よりフィルタ7周辺部に拡散させるようにしてもよい。
のハニカム孔内にその下流側端部から多数の電極26,
26,…をフィルタ7の中心部のものが周辺部のものよ
りも長くなるように嵌装し、該電極26,26,…と噴
射器8のインジェクタ10との間に昇圧コイル27によ
り同種の電圧を印加することにより、インジェクタ10
から噴射された液体の噴射流を静電誘導による反撥力に
よりフィルタ7周辺部に拡散させるようにしてもよい。
すなわち、その場合、フィルタ7への液体噴射時、噴射
以前の段階で多量の排気ガスの通過により高温となって
いるフィルタ7中心部の可燃性粒子が比較的低温度の周
辺部に先立って燃焼し始め、それに伴い、そのフィルタ
7中心部の通路抵抗が部分的に低下して排気ガスが該中
心部を集中して通過するようになったときに、液体の噴
射流がその排気ガス流の変動の影響を受けて液体の噴射
流がフィルタ7中心部に偏ろうとするのを上記静電誘導
によるフィルタ7周辺部への拡散付勢によって抑制する
ことができ、上記したフィルタ7での可燃性粒子の均等
な燃焼効果をより一層確実に得ることができる利点があ
る。
以前の段階で多量の排気ガスの通過により高温となって
いるフィルタ7中心部の可燃性粒子が比較的低温度の周
辺部に先立って燃焼し始め、それに伴い、そのフィルタ
7中心部の通路抵抗が部分的に低下して排気ガスが該中
心部を集中して通過するようになったときに、液体の噴
射流がその排気ガス流の変動の影響を受けて液体の噴射
流がフィルタ7中心部に偏ろうとするのを上記静電誘導
によるフィルタ7周辺部への拡散付勢によって抑制する
ことができ、上記したフィルタ7での可燃性粒子の均等
な燃焼効果をより一層確実に得ることができる利点があ
る。
また、液体中の触媒成分が磁化可能であるときには、イ
ンジェクタ10とフィルタ7との間に磁場を作って液体
噴射流を誘導してもよく、上記変形例と同様の作用効果
を奏することができる。
ンジェクタ10とフィルタ7との間に磁場を作って液体
噴射流を誘導してもよく、上記変形例と同様の作用効果
を奏することができる。
加えて、上記実施例では可燃性粒子の燃焼を促進させる
液体として、触媒成分と炭化水素成分との混合液を用い
たものを示したが、上記液体としては上記触媒成分およ
び炭化水素成分のどちらか一方のみを含有する液体を用
いてもよい。
液体として、触媒成分と炭化水素成分との混合液を用い
たものを示したが、上記液体としては上記触媒成分およ
び炭化水素成分のどちらか一方のみを含有する液体を用
いてもよい。
さらに、上記実施例では、フィルタ7に目詰まり状態が
発生した時期、つまりフィルタ7へ液体を噴射する時期
を間接的にエンジン1の背圧によって検出するようにし
たが、この他、種々の検出方法が考えられる。以下、そ
の各々について実施例として分説する。尚、第1図ない
し第3図と同じ部分については同じ符号を付してその詳
細な説明は省略する。
発生した時期、つまりフィルタ7へ液体を噴射する時期
を間接的にエンジン1の背圧によって検出するようにし
たが、この他、種々の検出方法が考えられる。以下、そ
の各々について実施例として分説する。尚、第1図ない
し第3図と同じ部分については同じ符号を付してその詳
細な説明は省略する。
(第2の実施例) 第7図ないし第9図は本発明の第2の実施例を示してお
り、車両の走行距離に基づいて液体噴射時期を検出する
ようにしたものである。
り、車両の走行距離に基づいて液体噴射時期を検出する
ようにしたものである。
すなわち、本実施例では、第7図に示すように、上記第
1の実施例の構成において、背圧センサ24の替りに、
車両の走行距離を積算する走行距離積算計28が用いら
れる。
1の実施例の構成において、背圧センサ24の替りに、
車両の走行距離を積算する走行距離積算計28が用いら
れる。
また、制御回路22で信号処理を行う場合には、第8図
に示すように、ステップS3でエンジン負荷を検出した
後、ステップS4で上記走行距離積算計28の出力に基
づいて車両走行距離の積算値を検出するとともに、次の
ステップS6でその走行距離の積算値と所定値との大小
関係を判断し、走行距離>所定値のYESのときにフィ
ルタ7への液体噴射を実行することとする。
に示すように、ステップS3でエンジン負荷を検出した
後、ステップS4で上記走行距離積算計28の出力に基
づいて車両走行距離の積算値を検出するとともに、次の
ステップS6でその走行距離の積算値と所定値との大小
関係を判断し、走行距離>所定値のYESのときにフィ
ルタ7への液体噴射を実行することとする。
そして、このフィルタ7への液体噴射を実行するに当た
り、排気ガス量制御サブルーチンでは、第9図に示すよ
うに最初のステップS51で上記ステップS4と同様に車
両走行距離の積算値を検出し、次のステップS52でその
積算値が所定量(上記液体噴射を実行するための判断基
準とは異なる)よりも大きいか否かを判定した後、この
判定結果に基づいてフィルタ7への排気ガス量を適正値
になるように調整する構成とする。その他は上記第1の
実施例と同様の構成である。
り、排気ガス量制御サブルーチンでは、第9図に示すよ
うに最初のステップS51で上記ステップS4と同様に車
両走行距離の積算値を検出し、次のステップS52でその
積算値が所定量(上記液体噴射を実行するための判断基
準とは異なる)よりも大きいか否かを判定した後、この
判定結果に基づいてフィルタ7への排気ガス量を適正値
になるように調整する構成とする。その他は上記第1の
実施例と同様の構成である。
したがって、この実施例では、車両の走行距離を積算
し、その積算値が所定値に達すると、フィルタ7の目詰
まり状態と判定して液体の噴射供給を開始するため、液
体噴射開始時期を決定する信号を容易に得ることがで
き、構成の簡単化を図ることができる。
し、その積算値が所定値に達すると、フィルタ7の目詰
まり状態と判定して液体の噴射供給を開始するため、液
体噴射開始時期を決定する信号を容易に得ることがで
き、構成の簡単化を図ることができる。
尚、この場合、車両の走行距離を積算する積算計28を
用い、この積算計28によって積算された車両走行距離
と所定値との大小関係を制御回路22において判定する
ようにしたが、車両走行距離の積算値が所定値に達する
とその都度信号を出力する走行距離センサを使用して、
該センサの出力信号が制御回路22に入力されると、フ
ィルタ7への液体噴射を開始するようにしてもよい。
用い、この積算計28によって積算された車両走行距離
と所定値との大小関係を制御回路22において判定する
ようにしたが、車両走行距離の積算値が所定値に達する
とその都度信号を出力する走行距離センサを使用して、
該センサの出力信号が制御回路22に入力されると、フ
ィルタ7への液体噴射を開始するようにしてもよい。
(第3の実施例) 第10図および第11図は第3の実施例を示し、エンジ
ン1の燃料消費量に基づいて液体噴射時期を検出するよ
うにしている。
ン1の燃料消費量に基づいて液体噴射時期を検出するよ
うにしている。
この実施例では、上記第2の実施例の構成における走行
距離積算計28の替りに、燃料タンクからエンジン1に
供給される燃料供給量の信号や燃料計に連係されている
燃料タンク内のフロートの位置信号を基にエンジン1の
燃料消費量を積算する燃料消費量積算計が用いられてい
る。
距離積算計28の替りに、燃料タンクからエンジン1に
供給される燃料供給量の信号や燃料計に連係されている
燃料タンク内のフロートの位置信号を基にエンジン1の
燃料消費量を積算する燃料消費量積算計が用いられてい
る。
また、制御回路22では、第11図に示すように、ステ
ップS3でエンジン負荷を検出した後、ステップS4で
上記燃料消費量積算計の出力に基づいて燃料消費量の積
算値を検出し、次のステップS6でその燃料消費量の積
算値と所定値との大小関係が燃料消費量>所定値のYE
Sと判定されたときにフィルタ7への液体噴射を実行す
る。
ップS3でエンジン負荷を検出した後、ステップS4で
上記燃料消費量積算計の出力に基づいて燃料消費量の積
算値を検出し、次のステップS6でその燃料消費量の積
算値と所定値との大小関係が燃料消費量>所定値のYE
Sと判定されたときにフィルタ7への液体噴射を実行す
る。
そして、排気ガス量制御サブルーチンでは、第11図に
示すようにステップS51で燃料消費量の積算値を検出
し、次のステップS52でその燃料消費量が所定値よりも
大きいか否かを判定して、この判定結果に基づいてフィ
ルタ7への排気ガス量を調整する。
示すようにステップS51で燃料消費量の積算値を検出
し、次のステップS52でその燃料消費量が所定値よりも
大きいか否かを判定して、この判定結果に基づいてフィ
ルタ7への排気ガス量を調整する。
したがって、この実施例では、可燃性粒子の発生源であ
る燃料の消費量を検出するため、その検出された燃料消
費量とフィルタ7に捕集された可燃性粒子の捕集量との
相関性が極めて高く、フィルタ7の目詰まり状態を高精
度に検知できる利点がある。
る燃料の消費量を検出するため、その検出された燃料消
費量とフィルタ7に捕集された可燃性粒子の捕集量との
相関性が極めて高く、フィルタ7の目詰まり状態を高精
度に検知できる利点がある。
(第4の実施例) 第12図ないし第14図は第4の実施例を示し、パティ
キュレートフィルタ7に対する液体噴射時期をエンジン
1の運転時間を基に検出するようにしたものである。
キュレートフィルタ7に対する液体噴射時期をエンジン
1の運転時間を基に検出するようにしたものである。
すなわち、第12図に示すように、制御回路22にはイ
グニッションキースイッチ30のON操作状態で時間を
積算する運転時間積算計29の出力信号が入力されてお
り、このイグニッションキースイッチ30のON操作状
態により間接的にエンジン1の運転時間が積算される。
尚、このイグニッションキースイッチ30のON操作状
態に替えて、同図で破線にて示すようにオルタネータ3
1の作動状態(発電状態)で運転時間を積算するように
してもよい。
グニッションキースイッチ30のON操作状態で時間を
積算する運転時間積算計29の出力信号が入力されてお
り、このイグニッションキースイッチ30のON操作状
態により間接的にエンジン1の運転時間が積算される。
尚、このイグニッションキースイッチ30のON操作状
態に替えて、同図で破線にて示すようにオルタネータ3
1の作動状態(発電状態)で運転時間を積算するように
してもよい。
また、制御回路22の信号処理では、第13図に示すよ
うに、ステップS4において上記運転時間積算計29の
出力信号によりエンジン1の運転時間の積算値を検出す
るとともに、次のステップS6でその積算時間が所定値
に達したか否かを判定し、所定値に達したときにはフィ
ルタ7が目詰まりしたと見做してフィルタ7への液体噴
射を実行する。
うに、ステップS4において上記運転時間積算計29の
出力信号によりエンジン1の運転時間の積算値を検出す
るとともに、次のステップS6でその積算時間が所定値
に達したか否かを判定し、所定値に達したときにはフィ
ルタ7が目詰まりしたと見做してフィルタ7への液体噴
射を実行する。
さらに、第14図に示すように、排気ガス量制御サブル
ーチンにおける最初のステップS51で上記積算運転時間
を検出するとともに、次のステップS52でその積算運転
時間が所定値よりも長いか否かを検出することにより、
フィルタ7への排気ガス量の調整を行うこととする。
ーチンにおける最初のステップS51で上記積算運転時間
を検出するとともに、次のステップS52でその積算運転
時間が所定値よりも長いか否かを検出することにより、
フィルタ7への排気ガス量の調整を行うこととする。
したがって、この実施例の場合、エンジン1のアイドル
運転状態をも含めた運転時間を検出できるので、液体噴
射時期を高精度に判定できる利点がある。
運転状態をも含めた運転時間を検出できるので、液体噴
射時期を高精度に判定できる利点がある。
(第5の実施例) 第15図ないし第17図は第5の実施例を示し、エンジ
ン回転数に基づいてフィルタ7への液体噴射時期を決定
するようにしたものである。
ン回転数に基づいてフィルタ7への液体噴射時期を決定
するようにしたものである。
本実施例では、第15図に示すようにエンジン1のクラ
ンクシャフト1aに近接配置されてエンジン回転数を検
出する電磁式、電磁誘導式等の回転数センサ32と、該
回転数センサ32の出力に基づいてエンジン回転数の積
算値を算出する回転数積算計33とが設けられている。
ンクシャフト1aに近接配置されてエンジン回転数を検
出する電磁式、電磁誘導式等の回転数センサ32と、該
回転数センサ32の出力に基づいてエンジン回転数の積
算値を算出する回転数積算計33とが設けられている。
また、制御回路22のメインルーチンでは、第16図に
示すように、ステップS1でのイニシャライズの後、ス
テップS3でエンジン負荷を検出するとともに、次のス
テップS4で上記回転数積算計33の出力に基づいてエ
ンジン回転数の積算値を検出し、しかる後、ステップS
6でその積算値が所定値よりも大きいか否かを判定す
る。そして、判定が積算値>所定値のYESになると、
フィルタ7に対する液体噴射を行う。
示すように、ステップS1でのイニシャライズの後、ス
テップS3でエンジン負荷を検出するとともに、次のス
テップS4で上記回転数積算計33の出力に基づいてエ
ンジン回転数の積算値を検出し、しかる後、ステップS
6でその積算値が所定値よりも大きいか否かを判定す
る。そして、判定が積算値>所定値のYESになると、
フィルタ7に対する液体噴射を行う。
さらに、排気ガス量制御サブルーチンでは、第17図に
示すように、最初のステップS51で上記エンジン回転数
の積算値を検出するとともに、次のステップS52でその
積算値が所定値よりも大か否かを判断し、この判断結果
に基づいてフィルタ7への排気ガス量を制御する。
示すように、最初のステップS51で上記エンジン回転数
の積算値を検出するとともに、次のステップS52でその
積算値が所定値よりも大か否かを判断し、この判断結果
に基づいてフィルタ7への排気ガス量を制御する。
したがって、この実施例では、フィルタ7における可燃
性粒子捕集量をそれと相関性の高いエンジン回転数の積
算値に基づいて検出するので、フィルタ7に対する液体
噴射時期を高い精度で決定することができる。
性粒子捕集量をそれと相関性の高いエンジン回転数の積
算値に基づいて検出するので、フィルタ7に対する液体
噴射時期を高い精度で決定することができる。
(第6の実施例) 第18図ないし第20図は第6の実施例を示し、パティ
キュレートフィルタ7に捕集される可燃性粒子の主成分
が導電性を有するカーボンであることに着目して、その
捕集量を電気抵抗値として検出するようにしたものであ
る。
キュレートフィルタ7に捕集される可燃性粒子の主成分
が導電性を有するカーボンであることに着目して、その
捕集量を電気抵抗値として検出するようにしたものであ
る。
つまり、本実施例の場合、第18図に示すように、パテ
ィキュレートフィルタ7の各端部に対向して1対の電極
34,34が埋設されているとともに、その電極34,
34間の電気抵抗値を測定する抵抗値測定器35が設け
られ、この測定器35の出力が制御回路22に入力され
る。
ィキュレートフィルタ7の各端部に対向して1対の電極
34,34が埋設されているとともに、その電極34,
34間の電気抵抗値を測定する抵抗値測定器35が設け
られ、この測定器35の出力が制御回路22に入力され
る。
そして、該制御回路22では、第19図に示すように、
メインルーチンにおけるステップS4で上記抵抗値測定
器35の出力に基づいて電極34,34間の電気抵抗値
を検出し、次のステップS6でその抵抗値が所定値より
も小さいか否かを判定する。そして、導電性を持つ可燃
性粒子のフィルタ7での捕集量が増大するほど電極3
4,34間の電気抵抗値が減少するので、その電気抵抗
値が所定値より小さくなったときをフィルタ7の目詰ま
り状態と判定してフィルタ7に対する液体噴射を行うこ
ととする。
メインルーチンにおけるステップS4で上記抵抗値測定
器35の出力に基づいて電極34,34間の電気抵抗値
を検出し、次のステップS6でその抵抗値が所定値より
も小さいか否かを判定する。そして、導電性を持つ可燃
性粒子のフィルタ7での捕集量が増大するほど電極3
4,34間の電気抵抗値が減少するので、その電気抵抗
値が所定値より小さくなったときをフィルタ7の目詰ま
り状態と判定してフィルタ7に対する液体噴射を行うこ
ととする。
また、排気ガス量制御サブルーチンでは、第20図に示
すように、最初のステップS51で上記電極34,34間
の電気抵抗値を検出し、次のステップS52でその抵抗値
が所定値よりも小さいか否かを判定することにより、フ
ィルタ7へ流れる排気ガス量を設定値にコントロールす
る。
すように、最初のステップS51で上記電極34,34間
の電気抵抗値を検出し、次のステップS52でその抵抗値
が所定値よりも小さいか否かを判定することにより、フ
ィルタ7へ流れる排気ガス量を設定値にコントロールす
る。
よって、この実施例では、フィルタ7での粒子捕集量を
直接的に検出しているので、フィルタ7への液体噴射時
期をより一層精度良く判定することができる利点があ
る。
直接的に検出しているので、フィルタ7への液体噴射時
期をより一層精度良く判定することができる利点があ
る。
尚、この場合、液体の噴射回数の増加によって導電性の
ある触媒成分のフィルタ7への堆積量が増大すると、そ
れに伴って電極34,34間の抵抗値が減少するので、
可燃性粒子が一掃された状態であるパティキュレートフ
ィルタ7の再生直後に該両電極34,34間の初期抵抗
値を計測記憶しておき、フィルタ7の再生時期の判定基
準として該初期抵抗値をキャンセルする必要がある。
ある触媒成分のフィルタ7への堆積量が増大すると、そ
れに伴って電極34,34間の抵抗値が減少するので、
可燃性粒子が一掃された状態であるパティキュレートフ
ィルタ7の再生直後に該両電極34,34間の初期抵抗
値を計測記憶しておき、フィルタ7の再生時期の判定基
準として該初期抵抗値をキャンセルする必要がある。
(第7の実施例) 第21図ないし第23図は本発明の第7の実施例を示
し、予めエンジン回転数およびエンジン負荷を変数とし
て設定された所定の関数式に基づいてフィルタ7への液
体噴射時期を判定するようにしたものである。
し、予めエンジン回転数およびエンジン負荷を変数とし
て設定された所定の関数式に基づいてフィルタ7への液
体噴射時期を判定するようにしたものである。
すなわち、本実施例では、第21図に示すように、フィ
ルタ7の目詰まり状態を検出するための特別のセンサ類
は設けられておらず、燃料噴射ポンプ4の作動状態に基
づくエンジン回転数およびエンジン負荷の各信号を基準
にする。
ルタ7の目詰まり状態を検出するための特別のセンサ類
は設けられておらず、燃料噴射ポンプ4の作動状態に基
づくエンジン回転数およびエンジン負荷の各信号を基準
にする。
そして、制御回路22のメインルーチンにおいて、第2
2図に示すように、ステップS2,S3でそれぞれエン
ジン回転数x1およびエンジン負荷x2を検出した後、
ステップS4で上記のエンジン回転数x1およびエンジ
ン負荷x2を変数とする所定の関数式C=∫f(x1,
x2)dxに基づいてC値を計算し、次のステップS6で
そのC値と所定値との大小関係を判定して、C値が所定
値よりも大きいときにフィルタ7に対する液体噴射を行
う。
2図に示すように、ステップS2,S3でそれぞれエン
ジン回転数x1およびエンジン負荷x2を検出した後、
ステップS4で上記のエンジン回転数x1およびエンジ
ン負荷x2を変数とする所定の関数式C=∫f(x1,
x2)dxに基づいてC値を計算し、次のステップS6で
そのC値と所定値との大小関係を判定して、C値が所定
値よりも大きいときにフィルタ7に対する液体噴射を行
う。
また、排気ガス流量制御ルーチンでは、第23図に示す
ように、最初のステップS51で上記メインルーチンのス
テップS4と同様にC値を計算し、次のステップS52で
その算出されたC値が所定値よりも大きいか否かを判定
することにより、フィルタ7への排気ガス量を制御す
る。
ように、最初のステップS51で上記メインルーチンのス
テップS4と同様にC値を計算し、次のステップS52で
その算出されたC値が所定値よりも大きいか否かを判定
することにより、フィルタ7への排気ガス量を制御す
る。
したがって、この実施例の場合、エンジン回転数x1と
エンジン負荷x2との双方でもってフィルタ7での粒子
捕集量を検出しているため、その粒子捕集量の検出を正
確にかつ簡便に行うことができ、フィルタ7への液体噴
射時期を精度良く検出することができる。
エンジン負荷x2との双方でもってフィルタ7での粒子
捕集量を検出しているため、その粒子捕集量の検出を正
確にかつ簡便に行うことができ、フィルタ7への液体噴
射時期を精度良く検出することができる。
そして、この実施例の変形例として、エンジン回転数お
よびエンジン負荷以外に、上記第1ないし第6の各実施
例で用いたエンジン背圧,車両の走行距離,燃料消費
量、エンジン運転時間や電気抵抗値の変数を2つ以上含
む所定の関数式によって関数を算出し、その関数と所定
値との大小を判別して粒子捕集量を検出するようにする
こともできる。
よびエンジン負荷以外に、上記第1ないし第6の各実施
例で用いたエンジン背圧,車両の走行距離,燃料消費
量、エンジン運転時間や電気抵抗値の変数を2つ以上含
む所定の関数式によって関数を算出し、その関数と所定
値との大小を判別して粒子捕集量を検出するようにする
こともできる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明によれば、エンジンの排気系に配設
されたパティキュレートフィルタ上流の排気通路に、該
フィルタに捕集された可燃性粒子の燃焼を促進させるた
めの液体を噴射器によって噴射供給する際、エンジンか
らの排気ガスを、そのフィルタへの流量が略一定となる
よう噴射器およびフィルタをバイパスして流下させるよ
うにしたことにより、液体噴射流の排気ガス流による乱
れ、偏りを抑制して液体をフィルタ表面に均一に付着さ
せ得、フィルタでの可燃性粒子を均等に燃焼させること
ができるとともに、可燃性粒子の燃焼を安定にし、その
燃焼温度の異常上昇を抑制してフィルタのクラックの発
生を防止することができ、よって燃焼促進用の液体噴射
による可燃性粒子の確実な燃焼除去の実現に寄与するこ
とができるものである。
されたパティキュレートフィルタ上流の排気通路に、該
フィルタに捕集された可燃性粒子の燃焼を促進させるた
めの液体を噴射器によって噴射供給する際、エンジンか
らの排気ガスを、そのフィルタへの流量が略一定となる
よう噴射器およびフィルタをバイパスして流下させるよ
うにしたことにより、液体噴射流の排気ガス流による乱
れ、偏りを抑制して液体をフィルタ表面に均一に付着さ
せ得、フィルタでの可燃性粒子を均等に燃焼させること
ができるとともに、可燃性粒子の燃焼を安定にし、その
燃焼温度の異常上昇を抑制してフィルタのクラックの発
生を防止することができ、よって燃焼促進用の液体噴射
による可燃性粒子の確実な燃焼除去の実現に寄与するこ
とができるものである。
第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は全体概略構成図、第2図は制御回路におけるメイ
ンルーチンのフローチャートを示す説明図、第3図は同
排気ガス量制御サブルーチンのフローチャートを示す説
明図、第4図は液体の噴射回数に対する噴射量を決定す
るための特性図、第5図および第6図は変形例を示し、
第5図は2電極間の電気抵抗値変化によりパティキュレ
ートフィルタへの触媒成分堆積量を検出するための特性
図、第6図は静電誘導により液体成分の噴射流を制御す
る場合の要部説明図である。第7図ないし第9図は第2
の実施例を示し、第7図は第1図相当図、第8図は第2
図相当図、第9図は第3図相当図である。第10図およ
び第11図は第3の実施例を示し、第10図は第2図相
当図、第11図は第3図相当図である。第12図ないし
第14図は第4の実施例を示し、第12図は第1図相当
図、第13図は第2図相当図、第14図は第3図相当図
である。第15図ないし第17図は第5の実施例を示
し、第15図は第1図相当図、第16図は第2図相当
図、第17図は第3図相当図である。第18図ないし第
20図は第6の実施例を示し、第18図は第1図相当
図、第19図は第2図相当図、第20図は第3図相当図
である。第21図ないし第23図は第7の実施例を示
し、第21図は第1図相当図、第22図は第2図相当
図、第23図は第3図相当図である。 1……エンジン、6……排気通路、7……パティキュレ
ートフィルタ、8……噴射器、13……排気バイパス通
路、14……流量制御弁、21……駆動手段、22……
制御回路、23,25……排気ガス温度センサ、24…
…背圧センサ、28……走行距離積算計、29……運転
時間積算計、30……イグニッションキースイッチ、3
1……オルタネータ、32……回転数センサ、33……
回転数積算計、34……電極、35……抵抗値測定器。
1図は全体概略構成図、第2図は制御回路におけるメイ
ンルーチンのフローチャートを示す説明図、第3図は同
排気ガス量制御サブルーチンのフローチャートを示す説
明図、第4図は液体の噴射回数に対する噴射量を決定す
るための特性図、第5図および第6図は変形例を示し、
第5図は2電極間の電気抵抗値変化によりパティキュレ
ートフィルタへの触媒成分堆積量を検出するための特性
図、第6図は静電誘導により液体成分の噴射流を制御す
る場合の要部説明図である。第7図ないし第9図は第2
の実施例を示し、第7図は第1図相当図、第8図は第2
図相当図、第9図は第3図相当図である。第10図およ
び第11図は第3の実施例を示し、第10図は第2図相
当図、第11図は第3図相当図である。第12図ないし
第14図は第4の実施例を示し、第12図は第1図相当
図、第13図は第2図相当図、第14図は第3図相当図
である。第15図ないし第17図は第5の実施例を示
し、第15図は第1図相当図、第16図は第2図相当
図、第17図は第3図相当図である。第18図ないし第
20図は第6の実施例を示し、第18図は第1図相当
図、第19図は第2図相当図、第20図は第3図相当図
である。第21図ないし第23図は第7の実施例を示
し、第21図は第1図相当図、第22図は第2図相当
図、第23図は第3図相当図である。 1……エンジン、6……排気通路、7……パティキュレ
ートフィルタ、8……噴射器、13……排気バイパス通
路、14……流量制御弁、21……駆動手段、22……
制御回路、23,25……排気ガス温度センサ、24…
…背圧センサ、28……走行距離積算計、29……運転
時間積算計、30……イグニッションキースイッチ、3
1……オルタネータ、32……回転数センサ、33……
回転数積算計、34……電極、35……抵抗値測定器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗田 英昭 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 八木 邦博 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 大久保 健治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−54914(JP,A) 特開 昭59−155527(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】排気系に可燃性粒子などを捕集するパティ
キュレートフィルタを備えたエンジンの排気ガス浄化装
置において、上記パティキュレートフィルタの上流に上
記可燃性粒子の燃焼を促進させる液体を噴射供給する噴
射器を備えるとともに、排気ガスを排気通路の上記噴射
器およびパティキュレートフィルタをバイパスして流下
させる排気バイパス通路と、該排気バイパス通路を流下
する排気ガス量を制御する流量制御弁と、該流量制御弁
を駆動する駆動手段と、上記噴射器による液体噴射時、
上記パティキュレートフィルタを通過する排気ガス量が
設定値になるよう上記駆動手段を制御する制御手段とを
備えたことを特徴とするエンジンの排気ガス浄化装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60-4706 | 1985-01-14 | ||
| JP470685 | 1985-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61268812A JPS61268812A (ja) | 1986-11-28 |
| JPH0625536B2 true JPH0625536B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=11591322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP566586A Expired - Lifetime JPH0625536B2 (ja) | 1985-01-14 | 1986-01-14 | エンジンの排気ガス浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625536B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3546950B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2004-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
| JP4513785B2 (ja) * | 2006-06-21 | 2010-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
| US8061128B2 (en) | 2008-05-15 | 2011-11-22 | Ford Global Technologies, Llc | Diesel particulate filter overstress mitigation |
| JP5227742B2 (ja) * | 2008-10-28 | 2013-07-03 | ヤンマー株式会社 | エンジン発電機 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP566586A patent/JPH0625536B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61268812A (ja) | 1986-11-28 |
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