JPH0625609A - 自動車の塗膜用保護撥水剤 - Google Patents

自動車の塗膜用保護撥水剤

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JPH0625609A
JPH0625609A JP21813392A JP21813392A JPH0625609A JP H0625609 A JPH0625609 A JP H0625609A JP 21813392 A JP21813392 A JP 21813392A JP 21813392 A JP21813392 A JP 21813392A JP H0625609 A JPH0625609 A JP H0625609A
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JP
Japan
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polytetrafluoroethylene
coating film
solvent
wax
water
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Application number
JP21813392A
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English (en)
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Ryutaro Hidaka
隆太郎 日高
Hiroyoshi Murata
博義 村田
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SOFUTO KIYUUKIYUU CORP KK
Original Assignee
SOFUTO KIYUUKIYUU CORP KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の塗膜の美観を自然汚染や劣化から保
護する保護撥水剤。 【構成】 ポリテトラフルオロエチレンを溶剤に0.1
〜20wt%の濃度で溶解又は膨潤させたことを特徴と
する自動車の塗膜用保護撥水剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の塗膜が雨水や
自然界の汚染物によつて劣化されることから、本来の塗
膜の美観を美しい状態に保護しようとする被膜を形成す
る撥水性艶出し剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
の塗膜は、通常自然界にあつては、ほこり、砂じん、土
や泥、排気ガス、タイヤの摩耗ミスト、アスファルトや
ピッチ、工場排煙、工事現場や農場からの飛散ミスト、
酸性雨の成分などによりたいへん汚れ易い状況にある。
そしてこれらは、水洗いや簡単な洗浄ではなかなか落ち
にくい程に強固に付着しているものである。やがてはこ
れらは、塗膜の美観を損うだけでなく雨水や太湯光線、
酸素などと共に塗膜の劣化を進める塗膜の大敵となるも
のである。
【0003】このように汚染化された塗膜状態を元に回
復するのに利用されていた従来の方法は、ラビングコン
パウンドやクリーナーワックス、強力洗剤によるクリー
ニング等で、かなりの重労働を要していた。塗膜保護被
膜を形成する機能をもつていないラビングコンパウンド
や強力洗剤にあつては、汚染や劣化の進行を止めること
はできず、一方、保護被膜を形成する機能をもつている
クリーナーワックスをはじめとするカーワックス類は、
美観的に一時期きれいな状態を保つことはできるが、い
つか汚染や劣化が発生して長期に美しさを保つことがで
きない。そして、このように汚染や劣化した状態の塗面
は、もう既に水をはじく機能は失われてしまつている。
【0004】このようになれば、再びクリーニングを行
つて回復せざるを得ない。この間は、約1週間から1カ
月が限度である。特にカーワックス類にあつては、形成
する艶出し被膜が天然や合成ろう成分、油脂類と高重合
度のシリコーンから成り立つため、却つて塗膜本来より
粘着性を与えて汚染の進行を促進してしまう逆効果も見
られる。
【0005】このような従来の欠点を解消するものとし
て四弗化エチレン樹脂パウダー含有被膜を形成しようと
する手段とか、高融点、硬質のポリオレフィン被膜を形
成しようとする手段、あるいは、弗素化樹脂被膜を形成
しようとする手段があるが、これらはかなり改善はされ
ているが、完全には至つていない。
【0006】本発明は、このような従来のカーワックス
に見られるような汚染傾向を解消したものであり、且
つ、撥水機能を長期に持続して、塗膜の美観を自然汚染
や劣化から保護しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題を解決したもので、ポリテトラフルオロエチレンを溶
剤に0.1〜20wt%の濃度で溶解又は膨潤させたこ
とを特徴とする自動車の塗膜用保護撥水剤である。特に
溶剤成分が一般式CnF2n+2(式中nは5〜15の
整数を示す。)で示される揮発性のフルオロカーボンで
ある自動車の塗膜用保護撥水剤である。
【0008】本発明の成分の必須成分であるポリテトラ
フルオロエチレンは、溶剤に溶解又は膨潤することが必
要であり、溶解又は膨潤しないポリテトラフルオロエチ
レンは、一般に粒子状で分散された状態になつて、塗装
面への付着性がなく、単独では被膜を形成しないという
問題がある。
【0009】溶剤に溶解するポリテトラフルオロエチレ
ンや、加熱時に溶解して冷却後に膨潤するポリテトラフ
ルオロエチレンは、塗面に密着して均一な光沢性被膜を
形成することができるようになり、自動車の塗膜用に最
適な保護撥水剤を提供できるようになつたのである。
【0010】本発明に用いるポリテトラフルオロエチレ
ンは、従来公知の方法で重合することにより容易に製造
することができ、ポリテトラフルオロエチレンの低表面
張力により、塗装面に撥水性、潤滑性、粘着防止性能、
離型性能を発揮し、塗膜の汚染防止性の向上に寄与す
る。
【0011】本発明のポリテトラフルオロエチレンは、
本発明品中0.1〜20wt%、好ましくは0.2〜1
5wt%あればよく、0.1wt%より少ないと均一な
被膜が得られず、撥水効果が劣るのである。20wt%
を越えると保護撥水効果においては何ら問題がないが、
塗布作業を重くし、仕上りに困難が生じ無駄である。
【0012】本発明に用いる溶剤は、ポリテトラフルオ
ロエチレンを溶解又は膨潤できるものであれば何でも構
わないが、弗素系溶剤が好ましく、中でも特に、一般式
CnF2n+2で示される完全に弗素化された揮発性の
フルオロカーボンを用いることが最も好ましい。
【0013】フルオロカーボンはポリテトラフルオロエ
チレンを溶解又は膨潤させることができ、この溶剤を用
いたものは塗膜への密着性が強く、艶出し効果も一段と
高くなり、美観や耐久性に優れた被膜が得られる。
【0014】このフルオロカーボンは塗面に使用した後
で自然に乾燥して蒸発する揮発性の溶剤を用いることが
最も好ましい。揮発性が殆どない溶剤を用いた場合は、
塗面に形成される被膜の中に残存した状態になり、その
被膜は軟弱で撥水性や防汚性を悪くするので好ましくな
い。
【0015】又、本発明品中に塗膜に安全とされている
自動車の艶出し剤用として一般に慣用されている揮発性
の溶剤を一部用いることもできる。例えば、工業ガソリ
ン、灯油、ミネラルスピリット、ストダートソルベン
ト、ノルマルパラフィン系、イソパラフィン系、ナフテ
ン系、無臭系等の脂肪族溶剤、塩素系溶剤、弗素系溶
剤、芳香族系溶剤、エステル系溶剤、エーテル系溶剤、
ケトン系溶剤、アルコール系溶剤、シリコーン系溶剤、
その他塗装面に悪影響を与えないような溶剤並びに水を
あげることができ、1又は2以上の溶剤を混合して使用
してもよい。
【0016】本発明品は、溶剤に溶解又は膨潤した状態
のものを用いるのが最も好ましいが、ポリテトラフルオ
ロエチレンを溶解又は膨潤したものの中へ水を添加使用
して、O/W型エマルジョンあるいはW/O型エマルジ
ョンのいずれの乳化状態ででも用いることができる。
【0017】又、本発明品はポリテトラフルオロエチレ
ンを溶解又は膨潤したものを、溶解又は膨潤できない溶
剤の中へ分散した状態ででも用いることができる。
【0018】水を添加してエマルジョンにする場合や溶
剤の中へ分散する場合の界面活性剤としてオレイン酸や
ヘキストワックスSをはじめとする高級脂肪酸、酸価を
持つ天然又は合成のエステルワックス、アルキルベンゼ
ンスルホン酸、アルキル硫酸エステル、ポリオキシアル
キル硫酸エステル、アルカンスルホン酸などのNa、
K、Li、アンモニア、モルホリン、アルカノールアミ
ン塩等で代表される陰イオン性界面活性剤、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、多価アルコ
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、オキシエチレ
ン・オキシプロピレンブロックポリマー、脂肪酸アルカ
ノールアミド、アミンオキシド、その他ポリオキシエチ
レン誘導体等に代表される非イオン界面活性剤、アルキ
ルアミン塩、第4級アンモニウム塩等に代表される陽イ
オン性界面活性剤、アルキルベタインに代表される両性
イオン界面活性剤、以上の炭化水素系界面活性剤の油性
部分となる炭化水素の代わりにフルオロアルキル基を含
有している弗素系界面活性剤や、弗化炭素系化合物、以
上の炭化水素の代わりにジメチルポリシロキサンを含有
しているシリコーン系界面活性剤、その他乳化や可溶
化、分散性のあるもので一般に慣用されている界面活性
剤等をあげることができる。これらは本発明品中10w
t%以下、特に7wt%以下、0.1wt%以上、特に
0.2wt%以上が好ましい。10wt%を越えると、
車の塗装面に悪影響を与えたり、被膜の中に残存してこ
の被膜を軟弱にして撥水性や防汚性を悪くしたり、塗布
作業を重くしたりする危険性がある。又、0.1wt%
より少なくなると、本発明品を均一に乳化混合すること
が難しくなる。
【0019】又、本発明品に融点60〜160℃のワッ
クス状脂肪族炭化水素を添加して用いることができる。
かかる炭化水素として例えば、オゾケライト、マイクロ
クリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワック
ス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス等
の極性基を持たない天然又は合成の炭化水素ワックスを
あげることができる。これらの炭化水素は、希釈増量剤
として用いることができ、且つ、塗布作業時の作業性を
調節することができ、又形態の調整を図ることができる
ものであるが、出来るだけ少なく用いることが好まし
く、本発明品100重量部に対して0.2〜40重量
部、好ましくは0.5〜30重量部を用いることができ
る。
【0020】本発明品は、その形態を固形状あるいは柔
らかいペースト状、液状又はエアゾールにすることもで
き、又、スポンジ、不織布、紙、布等に含浸して用いる
こともできる。本発明品を固形状あるいは柔らかいペー
スト状にする場合、艶出し剤用として慣用される天然又
は合成のワックス類を併用することができる。これらは
例えば、カルナバワックス、キャンデリラワックス、モ
ンタンワックス、セレシン、パラフィン、マイクロクリ
スタリンワックス等に代表される天然ワックス、α−オ
レフィンワックス、フィッシャートロプシュワックスお
よびその誘導体、ポリオレフィンワックスおよびその誘
導体、酸化パラフィン、酸化マイクロクリスタリンワッ
クス、カスターワックス、モンタンワックスをベースに
した酸ワックス及びエステルワックス及びその誘導体、
ラノリン誘導体、石油系のオレフィンベースのオレフィ
ンと無水マレイン酸あるいはアクリル酸、又は酢酸ビニ
ルからなるワックス、合成脂肪酸エステル、合成グリセ
ライド等に代表される合成ワックス、金属セッケン、油
脂、高級脂肪酸、高級アルコール、硬化油、脂肪酸アマ
イド、ポリエーテル等に代表されるワックス様物があ
り、単品もしくは併用して用いることができる。かかる
ワックスは、本発明品中15wt%以下、特に10wt
%以下が好ましい。かかるワックスが多すぎると塗膜に
形成される被膜を不均一にして本来の撥水防汚効果を害
する危険性があり、できるだけ少なく用いることが好ま
しい。又、かかるワックスは、液状あるいはエアゾール
にする際の液の安定性や粘度の調節用としても用いるこ
とができる。又、本発明品をエアゾール化する際、キャ
リアーガスとして慣用されているLPG、フロンガス、
DME、炭酸ガス、液体チッ素等を本発明品100重量
部に対して1〜300重量部を用いてスプレー状にする
ことができる。
【0021】その他に本発明品には、一般に艶出し剤用
として慣用される、無機あるいは有機の微粉体をクリー
ナー用又は均一な被膜づくりのためのふきとり作業用と
して用いることができる。かかる微粉体としては、例え
ば、カオリン、タルク、硅石、硅藻土、パーライト、炭
酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、水酸化アルミニ
ウム、含水硅酸、酸化クロム、酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、酸化セリウ
ム、酸化マグネシウム、弗化カルシウム、ベントナイ
ト、モンモリロナイト、シラスバルーン、マイカ、雲
母、硅酸カルシウム、硅酸ジルコニウム、ダイヤモン
ド、ガラス、セラミック、ポリオレフィンパウダー、セ
ルロースパウダー、四弗化エチレン樹脂パウダー、四弗
化エチレン六弗化プロピレン共重合樹脂パウダー、弗化
ビニリデン樹脂パウダー、高級脂肪酸ビスアマイド、高
級脂肪酸金属石けん、アミノ酸系パウダー、シリコーン
パウダー、その他ナイロン等合成樹脂パウダー、これら
に類似する天然又は合成の無機又は有機のパウダーをあ
げることができ、これらは単独又は併用で、出来るだけ
少なく用いるのが好ましく、本発明品中に25wt%以
下、特に20wt%以下で用いることができる。又、そ
の他に本発明品には、一般に艶出し剤用として慣用され
る潤滑油を均一な被膜づくりのためのふきとり作業用と
して用いることができる。かかる潤滑油としては、ジメ
チルポリシロキサンおよびその変性体、パーフルオロア
ルキルポリエーテル、三弗化塩化エチレン重合油、流動
パラフィン、スピンドル油、マシン油、脂肪酸とアルコ
ールとのエステル合成油、アクリル酸系重合油、ポリオ
キシオレフィンおよびそれらの共重合体ならびにその誘
導体、グリセリン等多価アルコールおよびそれらの誘導
体等の油性並びに水性のものをあげることができ、これ
らは単独又は併用で、出来るだけ少なく用いるのが好ま
しく、本発明品中に15wt%以下、特に10wt%以
下で用いることができる。さらに、本発明品の乳化混合
品の場合の凍結防止用として、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール等の多価アルコール類やエタノー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコール類、その他
不凍効果を有するもので慣用されているものを水の一部
に代えて、本発明品中10wt%以下、特に5wt%以
下で用いることができる。その他に、艶出し剤用として
一般に慣用されている粘度調整剤、pH調整剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、防腐剤、防錆剤、香料、着色剤等
の成分を必要に応じて配合しても差し支えない。
【0022】本発明品を自動車の塗膜に塗布することに
より塗膜の光沢性、撥水性及び防汚性を長期に持続し
て、車の美観を長期に保持できるものである。即ちポリ
テトラフルオロエチレンの弗素部分による撥水性の持続
効果及び非汚染性の向上作用、並びに形成被膜の緻密構
造による艶出し効果と光沢の持続性という作用が得られ
るのである。本発明品は塗膜を損傷させるような成分を
含んでいないので、何回でも新しくした塗膜に塗布して
も、塗膜に何ら損傷を与えることがないのである。
【0023】以上のように本発明品は、光沢性と撥水性
と汚れ防止性が極めて優れるものであり、塗膜の美観を
長期に保持できるという従来の艶出し剤にはみられない
優れた作用を有するものである。
【0024】
【実施例、比較例】以下実施例、比較例により本発明品
を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
【0025】使用成分は次にあげるものである。 ・バイダックスAR(デュポン社)、ポリテトラフルオ
ロエチレン20wt%の固形成分をトリクロロトリフル
オロエタンに分散させたものである。固形成分のポリテ
トラフルオロエチレンは融点300℃、平均分子量37
00である。 ・ルブロンLD−1(ダイキン工業)、ポリテトラフル
オロエチレン6wt%の固形成分をトリクロロトリフル
オロエタンに分散させたものである。固形成分のポリテ
トラフルオロエチレンは融点約320℃、平均分子量8
000である。 ・AG Lub−G(旭硝子)、ポリテトラフルオロエ
チレン10wt%の固形成分をトリクロロトリフルオロ
エタンに分散させたものである。固形成分のポリテトラ
フルオロエチレンは融点300℃、平均分子量3500
である。 ・HOSTAFLON TF−9202(ヘキスト
社)、融点324〜327℃、平均粒子径約2.5μm
のポリテトラフルオロエチレン白色微粉末である。 ・メガファックF178(大日本インキ化学)、有効成
分30wt%のノニオン性弗素系界面活性剤である。 ・PF5070(住友スリーエム)、分子式C
7F16、沸点80℃、比重1.73(25℃)のフロ
ロカーボン溶剤である。 ・PF5080(住友スリーエム)、分子式C
8F18、沸点102℃、比重1.76(25℃)のフ
ロロカーボン溶剤である。 ・ペガゾール3040(モービル石油)、蒸留範囲15
5〜197℃、アニリン点56℃の脂肪族溶剤である。 ・シェルソル71(シェル化学)、蒸留範囲174〜2
07℃、アニリン点84℃のイソパラフィン系溶剤であ
る。 ・カルナバワックス(加藤洋行)、融点83℃の天然植
物系エステルワックスである。 ・ポリワックス655(バレコ社)、融点102℃、平
均分子量700、エチレンのホモポリマーで、硬質の脂
肪族炭化水素である。 ・ポリワックス1000(バレコ社)、融点112℃、
平均分子量1000、エチレンのホモポリマーで、硬質
の脂肪族炭化水素である。 ・PWパウダー2010(東洋ペトロライト)、平均粒
径5.9μm、融点125℃、平均分子量2000のポ
リエチレン微粉末である。 ・トスパール120(東芝シリコーン)、平均粒径2.
0μm、真球状のシリコーン樹脂白色微粉末である。 ・シリコーンKF96−350cs(信越化学工業)、
粘度350±17cs(25℃)、比重0.965〜
0.975(25℃)のジメチルポリシロキサン構造を
もつたシリコーンオイルである。 ・シリコーンKF96−1000cs(信越化学工
業)、粘度1000±50cs(25℃)、比重0.9
65〜0.975(25℃)のジメチルポリシロキサン
構造をもつたシリコーンオイルである。 ・アルミナAM−22(住友アルミニウム製錬)、平均
粒径4.5μmの不溶性アルミナ微粉末である。 ・ヘキストワックスS(ヘキスト社)、滴点81〜87
℃、酸価130〜150の高級脂肪酸である。 ・エマゾールS−10(花王)、ソルビタンモノステア
レートで、HLB4.7のノニオン系界面活性剤であ
る。
【0026】実施例1 バイダックスAR 25.0 PF5080 75.0 100.0wt% PF5080にバイダックスARを加えて、約70℃に
加熱してバイダックスARの中のトリクロロトリフルオ
ロエタンを蒸発させてポリテトラフルオロエチレンをP
F5080に溶解させ、室温まで冷却して液状物を得
る。
【0027】実施例2 ルブロンLD−1 40.0 PF5070 40.0 メガファックF178 2.0 ペガゾール3040 18.0 100.0wt% PF5070にルブロンLD−1を加えて、約70℃に
加熱してルブロンLD−1の中のトリクロロトリフルオ
ロエタンを蒸発させてポリテトラフルオロエチレンをP
F5070に溶解させ、室温まで冷却した後、メガファ
ックF178とペガゾール3040を加えて液状物を得
る。
【0028】実施例3 AG Lub−G 30.0 PF5070 15.0 PF5080 20.0 メガファックF178 2.0 ペガゾール3040 33.0 100.0wt% PF5070、PF5080にAG Lub−Gを加え
て、約70℃に加熱してAG Lub−Gの中のトリク
ロロトリフルオロエタンを蒸発させてポリテトラフルオ
ロエチレンをPF5070、PF5080に溶解させ、
室温まで冷却した後、メガファックF178とペガゾー
ル3040を加えて液状物を得る。
【0029】実施例4 バイダックスAR 25.0 PF5080 30.0 ポリワックス1000 3.0 ペガゾール3040 25.0 メガファックF178 2.0 HOSTAFLON TF−9202 5.0 PWパウダー2010 5.0 トスパール120 5.0 100.0wt% PF5080にバイダックスARを加えて、約70℃に
加熱してバイダックスARの中のトリクロロトリフロロ
エタンを蒸発させてポリテトラフルオロエチレンをPF
5080に溶解させ、室温まで冷却し、この中へペガゾ
ール3040にポリワックス1000を120℃に加熱
溶解して冷却したワックス液状物とメガファックF17
8を加え、最後にHOSTAFLON TF−9202
とPWパウダー2010とトスパール120を分散させ
て液状物を得る。
【0030】比較例1 (ポリテトラフルオロエチレン微粉末の分散タイプ) ルブロンLD−1 15.0 シェルソル71 85.0 100.0wt% シェルソル71にルブロンLD−1を加えて分散させ液
状物を得る。
【0031】比較例2 (ポリテトラフルオロエチレン微粉末の分散タイプ) HOSTAFLON TF−9202 20.0ペガゾール3040 80.0 ペガゾール3040にHOSTAFLON TF−92
02を加えて分散させ液状物を得る。
【0032】比較例3 (ワックスの中へポリテトラフルオロエチレン微粉末を
分散させたタイプ) AG Lub−G 10.0 ポリワックス1000 10.0 ペガゾール3040 75.0 シリコーンKF96−350cs 5.0 100.0wt% ペガゾール3040にポリワックス1000を加えて、
120℃に加熱溶解し室温まで冷却後、AG Lub−
GとシリコーンKF96−350csを加えて液状物を
得る。
【0033】比較例4 (JIS K2236自動車用つや出しワックスの固形
ワックスタイプ) カルナバワックス 15.0 ポリワックス655 5.0 シリコーンKF96−1000cs 10.0 ペガゾール3040 70.0 100.0wt% ペガゾール3040にカルナバワックスとポリワックス
655とシリコーンKF96−1000csを加えて、
100℃に加熱溶解し室温まで冷却して、固形状のペー
スト物を得る。
【0034】比較例5 (JIS K2236自動車用つや出しワックスのねり
ワックスタイプ) ヘキストワックスS 2.5 シリコーンKF96−350cs 7.0 ポリワックス655 3.0 ペガゾール3040 50.0 アルミナAM−22 10.0 水 27.0 モルホリン 0.5 100.0wt% ペガゾール3040に、ヘキストワックスSとポリワッ
クス655とシリコーンKF96−350csを加え
て、約90℃に加熱溶解して溶かす。これをモルホリン
を加えた約80℃の温水中に、撹拌下注入してO/W型
のエマルジョンを作る。この中にアルミナAM−22を
分散して室温まで静置冷却して、軟らかいペースト物を
得る。
【0035】比較例6 (JIS K2236自動車用つや出しワックスの液状
ワックスタイプ) ポリワックス655 5.0 シリコーンKF96−350cs 3.0 ペガゾール3040 36.0 PWパウダー2010 5.0 アルミナAM−22 5.0 エマゾールS−10 1.0 エチレングリコール 5.0 水 40.0 100.0wt% ペガゾール3040にポリワックス655とシリコーン
KF96−350csとエマゾールS−10を加えて、
約90℃に加熱溶解して溶かす。この中へ、撹拌下で水
とエチレングリコールを注入してW/O型のエマルジョ
ンを作る。最後にPWパウダー2010とアルミナAM
−22を分散して室温まで冷却し液状物を得る。
【0036】試験方法 平成元年型三菱ギャラン白色塗装車の屋根部分を試験用
として用いる。先ず洗車をし、次にクリーナーワックス
を掛けて汚れを除去し、さらに残つているワックスの被
膜成分を脂肪族系溶剤で除去して試験面として用意す
る。この試験面を11区分に分け、各区分に各試料を塗
布する。1区分だけ空試験用として無塗布で残す。先
ず、試料の適量をウレタンスポンジに採取し、これを1
つの試験区分に塗り拡げる。約15分間自然乾燥さした
後、きれいな綿タオルでみがき上げ作業を行い、試験用
の被膜を形成させる。試験車は屋外に駐車させる。1週
間を単位とし、その間約100km以上を路上走行す
る。この単位に1回の割合で水洗いを行う。この試験要
領で以下の試験項目について試験を行う。試験期間は3
カ月間継続して行い、1カ月後と3ヵ月後の光沢性、撥
水性、防汚性について評価を行う。試験結果は表1に示
す。
【0037】光沢性の持続効果 光沢性の持続について:光沢性を目視で空試験と比較判
定する。 光沢性評価 ◎:光沢が非常に良い。 ○:光沢がある。 △:光沢が少しある。 ×:光沢が殆どない。
【0038】撥水性の持続効果 撥水性の持続について:水洗いを行なつた後、塗膜に水
をかけ、塗膜表面の水玉の状態を目視で判定する。 撥水性評価 ◎:細かい径の水滴ができ、撥水性が良好
である。 ○:水滴の径がやや大きいが、十分撥水性がある。 △:所々に水をはじかない部分があり、撥水性が劣る。 ×:殆ど水をはじかず、撥水性がない。
【0039】防汚性の持続効果 防汚性の持続について:水洗いを行なつた後、水分を拭
き取つた後の汚染状態を目視で判定する。 防汚性評価 ◎:殆ど汚れが付着していない。 ○:少し汚れが付着している。 △:かなり汚れが付着している。 ×:全面に汚れが付着している。
【0040】
【表1】 表1に示す通り、実施例は全て、1カ月、3カ月経過し
ても初期の性能を殆ど維持しており、自動車用保護艶出
し剤として非常に優れていた。
【0041】
【発明の効果】本発明組成物は、前記の如き構成からな
るものであり、特に、自動車の塗装面に使用することに
よつて、光沢性と溌水性と防汚性が長期にわたつて持続
するため、自動車の塗膜用保護撥水剤として好適であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリテトラフルオロエチレンを溶剤に
    0.1〜20wt%の濃度で溶解又は膨潤させたことを
    特徴とする自動車の塗膜用保護撥水剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の溶剤成分が一般式CnF
    2n+2(式中nは5〜15の整数を示す。)で示され
    る揮発性のフルオロカーボンである請求項1記載の自動
    車の塗膜用保護撥水剤。
JP21813392A 1992-07-06 1992-07-06 自動車の塗膜用保護撥水剤 Pending JPH0625609A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US10723861B2 (en) 2016-05-20 2020-07-28 Sumitomo Chemical Company, Limited Injection molded body

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