JPH05148454A - 自動車の塗膜用保護艶出し剤 - Google Patents

自動車の塗膜用保護艶出し剤

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JPH05148454A
JPH05148454A JP36085591A JP36085591A JPH05148454A JP H05148454 A JPH05148454 A JP H05148454A JP 36085591 A JP36085591 A JP 36085591A JP 36085591 A JP36085591 A JP 36085591A JP H05148454 A JPH05148454 A JP H05148454A
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JP
Japan
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wax
fluorine
coating film
water
powder
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JP36085591A
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English (en)
Inventor
Ryutaro Hidaka
隆太郎 日高
Hiroyoshi Murata
博義 村田
Norio Tani
紀夫 谷
Makoto Ishii
誠 石居
Motohiko Tachibana
元彦 立花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kagaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の塗膜の美観を自然汚染や劣化から保
護する艶出し剤。 【構成】 有効成分として、下記(a)、(b)、
(c)を含有することを特徴とする自動車の塗膜用保護
艶出し剤。 (a)弗素含有有機基を有する有機溶剤可溶性のワック
ス状炭化水素化合物、(b)液状のパーフルオロアルキ
ルポリエーテル、(c)平均粒径が10μ以下の粉末状
の弗化カーボン又はポリテトラフルオロエチレンあるい
はテトラフルオロエチレンヘキサフルオロプロピレン共
重合体を1種又は2種以上を混合した粉末。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の塗膜が雨水や
自然界の汚染物によつて劣化されることから、本来の塗
膜の美観を美しい状態に保護しようとする被膜を形成す
る撥水性艶出し剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
の塗膜は、通常自然界にあつては、ほこり、砂じん、土
や泥、排気ガス、タイヤの摩耗ミスト、アスファルトや
ピッチ、工場排煙、工事現場や農場からの飛散ミスト、
酸性雨の成分などによりたいへん汚れ易い状況にある。
そしてこれらは、水洗いや簡単な洗浄ではなかなか落ち
にくい程に強固に付着しているものである。やがてはこ
れらは、塗膜の美観を損うだけでなく雨水や太陽光線、
酸素などと共に塗膜の劣化を進める塗膜の大敵となるも
のである。
【0003】このように汚染化された塗膜状態を元に回
復するのに利用されていた従来の方法は、ラビングコン
パウンドやクリーナーワックス、強力洗剤によるクリー
ニング等で、かなりの重労働を要していた。塗膜保護被
膜を形成する機能をもつていないラビングコンパウンド
や強力洗剤にあつては、汚染や劣化の進行を止めること
はできず、一方、保護被膜を形成する機能をもつている
クリーナーワックスをはじめとするカーワックス類は、
美観的に一時期きれいな状態を保つことはできるが、い
つか汚染や劣化が発生して長期に美しさを保つことがで
きない。そして、このように汚染や劣化した状態の塗面
は、もう既に水をはじく機能は失われてしまつている。
【0004】このようになれば、再びクリーニングを行
つて回復せざるを得ない。この間は、約1週間から1カ
月が限度である。特にカーワックス類にあつては、形成
する艶出し被膜が天然や合成ろう成分、油脂類と高重合
度のシリコーンから成り立つため、却つて塗膜本来より
粘着性を与えて汚染の進行を促進してしまう逆効果も見
られる。
【0005】このような従来の欠点を解消するものとし
て四弗化エチレン樹脂パウダー含有被膜を形成しようと
する手段とか、高融点、硬質のポリオレフィン被膜を形
成しようとする手段、あるいは、弗素化樹脂被膜を形成
しようとする手段があるが、これらはかなり改善はされ
ているが、完全には至つていない。つまり、撥水性や防
汚性はある程度機能しても、油滴をはじく機能がないた
め、塗膜の保護性が満足されない。
【0006】本発明は、このような従来の艶出し剤に見
られるような汚染傾向を解消したものであり、且つ、撥
油機能を示し、撥水機能を長期に持続して、塗膜の美観
を自然汚染や劣化から保護しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題を解決したもので、有効成分として、下記(a)、
(b)、(c)を含有することを特徴とする自動車の塗
膜用保護艶出し剤である。 (a)弗素含有有機基を有する有機溶剤可溶性のワック
ス状炭化水素化合物(以後弗素変性ワックスという) (b)液状のパーフルオロアルキルポリエーテル(以後
弗素化ポリエーテルという) (c)平均粒径が10μ以下の粉末状の弗化カーボン又
はポリテトラフルオロエチレンあるいはテトラフルオロ
エチレンヘキサフルオロプロピレン共重合体を1種又は
2種以上を混合した粉末(以後フロロカーボン粉末とい
う)
【0008】本発明の(a)成分である弗素変性ワック
スとしては、炭化水素系ワックスと含弗素アルキル基を
有する弗素系化合物をラジカル重合により得られるグラ
フトおよび/またはブロック共重合体、あるいは、高級
アルコールと弗素含有有機基を有するカルボン酸をエス
テル化反応により結合させたもの、高級脂肪酸と弗素含
有有機基を有するアルコールをエステル化反応により結
合させたもの、α−オレフィンと弗素含有有機基及びS
i−H基を有する有機硅素化合物をヒドロシリル化反応
により結合させたもの等が上げられる。
【0009】本発明の成分の必須成分(a)である弗素
変性ワックスの原料である高級アルコール、高級脂肪
酸、α−オレフィン特に二重結合を有する炭化水素系ワ
ックスは、−OH、−COOH、二重結合等の極性基を
それぞれにもつため撥水性や防汚性の劣るものであつた
が、この極性基部分にフルオロカーボンを結合すること
により本来の官能性がなくなりパラフィン骨格と同様の
炭化水素の撥水性の性質を示すようになり、且つ、フル
オロカーボンの低表面張力によりより一層に撥水機能を
高めることができ、さらに、この成分だけを溶剤や水に
溶解又は分散するだけでも均一な光沢性被膜を形成する
ことができるようになり、自動車の塗膜用に最適な保護
撥水剤を提供できるようになつたのである。
【0010】有機弗素基としてはポリフルオロアルキル
基、ポリフルオロエーテル基、ポリフルオロアルケニル
基等があげられる。この有機弗素基は炭素数3以上、好
ましくは炭素数3〜20の直鎖状あるいは分岐鎖状の有
機弗素基である。また、これらの有機弗素基はその中の
炭素原子すべてに弗素原子が結合していることは必須で
はないが、平均して炭素原子に結合する弗素原子は多い
程好ましい。特に炭素原子に結合する弗素原子と水素原
子の総数に対する弗素原子の割合は、少なくとも50
%、好ましくは少なくとも80%以上、より好ましくは
100%即ちパーフルオロアルキルエチル基、パーフル
オロアルキル基、パーフルオロエーテル基、パーフルオ
ロアルケニル基等である。本発明において好ましい有機
弗素基は公知のものを使用でき、具体的には例えば以下
の様なものがあるが、これらに限定されるものではな
い。
【0011】ポリフルオロアルキル基としては、直鎖状
のCF(CF−,CF(CF−,CF
(CF−,CF(CF−,CF(C
−,CF(CF11−,CF(C
CHCH−,分岐鎖状の(CFCF
−,(CFCF(CF−,(CF
F(CF−,2価の−(CFCF−,−
(CFCF−が例示される。ポリフルオロエー
テル基としては、CFCFCFOCF(CF
−,CFCFCFOCF(CF)CFOCF
(CF)−,CFCFCFO(CF(CF
CFO)CF(CF)−,(CFCFO
(CF−が例示される。ポリフルオロアルケニル
基としては(CFC=C(CFCF)−,
(CFCF−CF=C(CF)−,((C
CF)C=C(CF)−,CFCF
C(CF)=C(CF(CF)−が例示さ
れる。これらの有機弗素基はワックス状炭化水素化合物
へ、エステル結合、エーテル結合、アミド結合、シロキ
サン結合、シリルエステル結合等を介して或いはラジカ
ル重合によりグラフトおよび/またはブロック共重合を
介して結合される。
【0012】ここでワックス状炭化水素化合物とは、反
応性基として例えば水酸基、カルボキシル基、アミノ基
又は不飽和基等を有する、或いは有しない、融点が30
〜200℃の炭化水素化合物である。
【0013】弗素変性ワックスの製造に使用される炭化
水素系ワックスの一例としては、例えば非酸化型のポリ
エチレンワックス、非酸化型のポリプロピレンワックス
が挙げられる。分子量は通常300〜30000であ
る。かかる非酸化型のポリエチレンワックスとしては、
三洋化成工業(株)製造のサンワックス131−P、サ
ンワックス151−P、サンワックス161−P、サン
ワックス165−P、サンワックス171−P、サンワ
ックスLEL−250P、サンワックスLEL−400
P、サンワックスLEL−800、三井石油化学工業
(株)製造の三井ハイワックス800P、三井ハイワッ
クス400P、三井ハイワックス200P、三井ハイワ
ックス100P、三井ハイワックス720P、三井ハイ
ワックス410P、三井ハイワックス420P、三井ハ
イワックス4400G、三井ハイワックス320P、三
井ハイワックス210P、三井ハイワックス220P、
三井ハイワックス110P、三井ハイワックスNL10
0、三井ハイワックスNL200、三井ハイワックス
N.L500、三井ハイワックスNL800、バレコ社
製造のポリワックス500、ポリワックス655、ポリ
ワックス850、ポリワックス1000、ポリワックス
2000、ポリワックス3000、南ア・サゾール社製
造のサゾールワックスH1、サゾールワックスH2、サ
ゾールワックスH8、サゾールワックスC1、サゾール
ワックスC2、ヘキスト社製造のヘキストワックスPE
520、ヘキストワックスPE130、ヘキストワック
スPE190、BASF社製造のAワックス、AL3ワ
ックス、AM6ワックス、AL61ワックス、AH3ワ
ックス、AH6ワックス等を代表としてあげられる。
【0014】非酸化型のポリプロピレンワックスとして
は、三洋化成工業(株)製造のビスコール330−P、
ビスコール550−P、ビスコール660−P、三井石
油化学工業(株)製造の三井ハイワックスNP055、
三井ハイワックスNP105、三井ハイワックスNP8
05、ヘキスト社製造のヘキストワックスPP230等
を代表としてあげられる。
【0015】αオレフィンとしては、三菱化成工業
(株)のダイヤレン30等を代表としてあげられ、単独
又は併用して用いることができる。
【0016】これらの代表例の特性は表1−1、表1−
2、表1−3の通りである。以上代表的な炭化水素系の
ワックスの1例であり、これらに限定されるものではな
い。
【0017】
【表1−1】
【0018】
【表1−2】
【0019】
【表1−3】
【0020】原料としての水酸基を有するワックス状炭
化水素化合物の代表例としての高級アルコールは、融点
45℃以上の飽和脂肪一級アルコールが好ましい。かか
る高級アルコールとしては、セタノール、ステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール、ユニリンアルコール
(東洋ペトロライト(株)の合成高分子飽和一級アルコ
ール)等を代表としてあげられ、単独又は併用で用いる
ことができる。これらの代表例の特性は表2の通りであ
る。
【0021】
【表2】
【0022】又、この代用として−OH基を有するもの
で、一般に艶出し剤用として慣用されている下記のワッ
クス様物(1)ヒマシ油硬化物等のOH基含有の油脂の
水素添加物、(2)OH基を有する酸化タイプのワック
ス、例えばダイヤモンドワックスA(新日本理化製、融
点85℃以上、OH価155以上、酸価2以下、ケン化
価175−185)及びNPS−9210(日本精蝋
製、融点75℃、OH価80、酸価12、ケン化価3
0)をあげることができる。一方カルボキシル基を有す
るワックス状炭化水素化合物としての高級脂肪酸は、融
点50℃以上の飽和脂肪酸が好ましくあるいはエステル
又は酸化タイプワックスのもつ酸基を代用しても構わな
い。かかる高級脂肪酸としては、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘン酸、モンタン酸、ミリスチン酸、アラキ
ジン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、メリシン酸、ヘ
キストワックスS(ヘキスト社の酸ワックス、ケン化価
155−175、融点81−87℃、酸価135−15
5)、ヘキストワックスKFO(ヘキスト社のエステル
ワックス、ケン化価120−145、融点83−89
℃、酸価85−95)、ヘキストワックスKPS(ヘキ
スト社のエステルワックス、ケン化価135−150、
融点80−85℃、酸価30−40)、セラマー67
(バレコ社乳化性ワックス、ケン化価79、融点97
℃、酸価50)、サゾールワックスA1(南ア・サゾー
ル公社の酸化タイプのフィシャー・トロプシュワック
ス、ケン化価45−65、融点96.5℃、酸価25−
30)、ペトロライトC−9500(バレコ社の乳化性
ワックス、ケン化価52、融点95℃、酸価32)等を
代表としてあげられ、単独又は併用で用いることができ
る。弗素変性ワックスの製造に使用されるα−オレフィ
ンとしては、例えば三菱化成工業(株)のダイヤレン3
0を代表例としてあげることができ、融点50℃以上の
直鎖型が好ましい。ダイヤレン30は炭素数30以上で
融点80℃の特性を有する。
【0023】本発明の弗素変性ワックスの弗素含有率
(%)はワックス100g中に含まれる弗素原子当量数
×19で表わされる。この弗素含有率は5〜70%が好
ましく、より好ましくは10〜50%である。5%より
少ないと撥水性、防汚性等が不充分となる。逆に70%
より多くなると有機溶剤への溶解性、組成物中の他の成
分との相溶性が悪くなり、又高価な弗素成分が増える割
に特性の向上は少なくなるので不経済である。弗素変性
ワックスは、本発明品(溶液または分散液)中0.2〜
10.0wt%、好ましくは1.0〜6.0wt%あれ
ばよく、0.2wt%より少ないと均一な被膜が得られ
ず、撥水効果が劣るのである。10.0wt%を越える
と保護撥水効果においては何ら問題がないが、塗布作業
性を重くし、仕上りに困難が生じ無駄である。
【0024】成分(b)の弗素化ポリエーテルとして
は、例えば現在市販されているものと (n=10〜60)、モンテフルオス社(イタリア)の
ガルデン、フォンブリン は、熱的、化学的に極めて安定で不活性であり、広い温
度範囲で良好な潤滑性を示し、水に不溶で撥水性の優れ
たもので、透明なオイル状物である。弗素化ポリエーテ
ルは組成物中0.2〜15.0wt%好ましくは0.5
〜10.0wt%あればよく、0.2wt%より少ない
と均一な被膜が得られず、充分に撥水効果を高めること
ができない。15wt%を越えるとべたつきが感じられ
汚れが付着し易くなり、充分な効果を得ることができな
くなる。又、弗素化ポリエーテルの一部をワックス変性
用として用いる弗素含有有機基で変性して用いても構わ
ない。
【0025】成分(c)であるフロロカーボン粉末は、
粒径が10μm以下の弗化カーボン又は、ポリテトラフ
ルオロエチレン、テトラフルオロエチレンヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体を1種又は2種以上を混合したも
のである。弗化カーボンは別名弗化黒鉛で、一般には1
00〜700℃の温度で、炭素粉末に弗素ガスを直接接
触反応させることにより白色ないし灰色の粉末状で得ら
れることで知られており、(イ)低表面エネルギーで水
には全くぬれない、(ロ)接触角PTFE(ポリテトラ
フルオロエチレン)の約110度に対して約145度と
大きい、(ハ)固体状潤滑剤として摩擦係数が0.05
と極めて低い、(ニ)撥水、撥油性が高い、等の特性を
有しており潤滑剤、離型剤として極めてすぐれている。
これには、現在代表されるダイキン工業(株)の弗化カ
ーボン、GK及びGX(弗素含有量wt%夫々60以上
及び48〜52、平均粒径夫々1μm)、セントラル硝
子(株)のセフボン、CMA及びCMC(弗素含有量w
t%夫々62〜64及び62〜64、平均粒径夫々2及
び5μm)、日本カーボン(株)の弗化炭素、CF−1
00(弗素含有量wt%62〜64、平均粒径2μm)
等を上げることができる。本発明のフロロカーボン粉末
は、本発明品中0.1〜20.0wt%好ましくは0.
2〜10.0wt%あればよく、0.1wt%より少な
いと充分に性能を発揮することができない。つまり、本
発明の弗素変性ワックスと弗素化ポリエーテルの可塑性
をフロロカーボン粉末を充填することにより凝集作用に
より補強し、強化することにより性能アップするもので
ある。従つて0.1wt%より少ないと充填補強効果が
なく、十分な効果が得られない。又、20.0wt%よ
り多すぎると透明な艶が得られにくく、又、艶出し作業
が重くなり好ましくない。
【0026】本発明に用いるフロロカーボン粉末は、基
本的には弗化カーボンの性能であり、これに次いで同様
の性能を持つポリテトラフルオロエチレンあるいはポリ
テトラフルオロエチレンの一部変性体を弗化カーボンの
一部又は全部をこれら単品もしくは混合で代替しても効
果は従来の艶出し剤に比べて十分にすぐれるものであ
る。かかるものとして代表されるダイキン工業(株)の
ルブロンL−2及びL−5(PTFE、平均分子量夫々
31万及び15万、平均粒径夫々5及び7μm)及びL
−5F(PTFEの末端20%変性体、平均分子量15
万、平均粒径7μm)、ヘキスト社のHOSTAFLO
N TF9202(PTFE、平均分子量35,000
〜100,000、平均粒径2.5μm)及びHOST
AFLONTF9205(PTFE、平均分子量35,
000〜100,000、平均粒径5μm)等を上げる
ことができる。ポリテトラフルオロエチレンあるいはそ
の変性体は、弗化カーボンと全く同様に用いることがで
き、本発明中0.1〜20.0wt%好ましくは0.2
〜10.0wt%あればよい。又、フロロカーボン粉末
はここに上げるものだけに限られるものではなく、条件
に適合するものは全て用いることができる。
【0027】これらの弗素変性ワックスと弗素化ポリエ
ーテル、フロロカーボン粉末は、適当な分散媒中に分散
して用いるものである。かかる分散媒としては、通常艶
出し剤に使用される溶剤、水を用いることができる。か
かる溶剤としては、揮発性のもので一応塗膜に安全とさ
れている自動車の艶出し剤用として一般に慣用されてい
るものが好ましい。例えば、工業ガソリン、灯油、ミネ
ラルスピリット、ストダートソルベント、ノルマルパラ
フィン系、イソパラフィン系、ナフテン系、無臭系等の
脂肪族溶剤、塩素系溶剤、弗素系溶剤、芳香族系溶剤、
エステル系溶剤、エーテル系溶剤、ケトン系溶剤、アル
コール系溶剤、グリコールエーテル系溶剤、シリコーン
系溶剤、その他塗装面に悪影響を与えないような溶剤を
上げることができ、1又2以上の溶剤を混合して使用し
てもよく、又、水と併用してO/W型、W/O型のエマ
ルジョンにしても構わない。又、分散の助剤として、通
常の界面活性剤あるいは、グリセリン等の多価アルコー
ルに代表される湿潤剤、弗素系界面活性剤、パーフロロ
アルキル又は、パーフロロアルキルエーテル等の変性体
等を用いることができる。かかる分散助剤は本発明の保
護被膜を軟弱化させたり、撥水性や撥油性を低下させた
り、防汚性を悪化させたり、又、耐久性を弱めたりする
危険性があるため、極めて少なく用いることが大事であ
る。かかる分散助剤は本発明中5.0wt%以下特に
3.0wt%以下で用いることが望ましく、少ない程好
ましい。かかる分散助剤としては、例えば界面活性剤と
してオレイン酸やヘキストワックスSをはじめとする高
級脂肪酸、酸価を持つ天然又は合成のエステルワック
ス、アルキルベンゼンスルホン酸、アルキル硫酸エステ
ル、ポリオキシアルキル硫酸エステル、アルカンスルホ
ン酸などのNa、K、Li、アンモニア、モルホリン、
アルカノールアミン塩等で代表される陰イオン性界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテル、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレン・オキシプロピレンブロックポリマ
ー、脂肪酸アルカノールアミド、アミンオキシド、その
他ポリオキシエチレン誘導体等に代表される非イオン界
面活性剤、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩等
に代表される陽イオン性界面活性剤、アルキルベタイン
に代表される両性イオン界面活性剤をあげることがで
き、その他乳化や可溶化、分散性のあるもので一般に慣
用されている界面活性剤等をあげることができ、湿潤剤
としては、グリセリン、ジグリセリン、キシリトール、
糖、マンニトール、グルコース、サッカロース、その他
のポリオール等一般に慣用されるものがあげられ、弗素
系界面活性剤としては、ネオス(株)フタージェント、
チバガイギ社ロディン、旭硝子(株)サーフロン、ダイ
キン工業(株)ユニダイン、三菱金属(株)エフトッ
プ、デュポン社ゾニル、大日本インキ化学工業(株)メ
ガファック、住友スリーエム(株)フロラード等があげ
られ、パーフロロアルキルの変性体としては、パーフル
オロアクリレートと他の親油性共重合モノマーからなる
含弗素オリゴマーである旭硝子(株)サーフロンSC1
01、パーフルオロアルキル基と親油性基からなるオリ
ゴマーである大日本インキ化学工業(株)メガファック
F−178やディックガードF−750、パーフルオロ
アクリレートであるダイキン工業(株)テックスガード
TG620、パーフルオロアルキルエチレンであるヘキ
スト社Fluowet V3196−612、パーフル
オロアルキルメタクリレートである日本メクトロン社N
OXGUARD FAMAC−M、含弗素シランである
東芝シリコーン(株)フルオロアルキルシランや三菱金
属(株)MF−160等があげられ、パーフルオロアル
キルエーテルの変性体としては、デュポン社クライトッ
クス157FS等があげられるが、必ずしもこれらに限
定されるものではなく、又、弗素変性ワックスに用いる
ワックスの変性剤である弗素含有有機化合物でワックス
を変性するのと同様に変性物を作つて分散助剤としても
構わない。
【0028】本発明品は、その形態を固形状あるいは柔
らかいペースト状、液状又はエアゾールにすることもで
きる。本発明品を固形状あるいは柔らかいペースト状に
する場合、弗素変性ワックスだけでは十分安定な形態を
確保することが困難であることが多く、この際、下記の
艶出し剤用として慣用される天然又は合成のワックス類
を併用することができる。これらは例えば、カルナバワ
ックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、セ
レシン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、
オゾケライト等に代表される天然ワックス、α−オレフ
ィンワックス、フィッシャートロプシュワックスおよび
その誘導体、ポリオレフィンワックスおよびその誘導
体、酸化パラフィン、酸化マイクロクリスタリンワック
ス、カスターワックス、モンタンワックスをベースにし
た酸ワックス及びエステルワックス及びその誘導体、ラ
ノリン誘導体、石油系のオレフィンベースのオレフィン
と無水マレイン酸あるいはアクリル酸、又は酢酸ビニル
からなるワックス、合成脂肪酸エステル、合成グリセラ
イド等に代表される合成ワックス、金属セッケン、油
脂、高級脂肪酸、高級アルコール、硬化油、脂肪酸アマ
イド、ポリエーテル等に代表されるワックス様物があ
り、単品もしくは併用して用いることができる。かかる
ワックスは、本発明品中15.0wt%以下、特に1
0.0wt%以下が好ましい。かかるワックスが多すぎ
ると弗素変性ワックス被膜を不均一にして本来の撥水防
汚効果を害する危険性があり、できるだけ少なく用いる
ことが好ましい。又、かかるワックスは、液状あるいは
エアゾールにする際の液の安定性や粘度の調節用として
も用いることができる。又、本発明品をエアゾール化す
る際、キャリアーガスとして慣用されているLPG、フ
ロンガス、DME、炭酸ガス、液体チッ素等を本発明品
100重量部に対して1〜300重量部を用いてスプレ
ー状にすることができる。
【0029】その他に本発明品には、一般に艶出し剤用
として慣用される、無機あるいは有機の微粉体をクリー
ナー用又は均一な被膜づくりのためのふきとり作業用と
して用いることができる。かかる微粉体としては、例え
ば、カオリン、タルク、硅石、硅藻士、パーライト、炭
酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、水酸化アルミニ
ウム、含水硅酸、酸化クロム、酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、酸化セリウ
ム、酸化マグネシウム、弗化カルシウム、ベントナイ
ト、モンモリロナイト、シラスバルーン、マイカ、雲
母、硅酸カルシウム、硅酸ジルコニウム、ダイヤモン
ド、ガラス、セラミック、ポリオレフィンパウダー、セ
ルロースパウダー、四弗化エチレン樹脂パウダー、四弗
化エチレン六弗化プロピレン共重合樹脂パウダー、弗化
ビニリデン樹脂パウダー、高級脂肪酸ビスアマイド、高
級脂肪酸金属石けん、アミノ酸系パウダー、不溶性シリ
コン樹脂パウダー、その他ナイロン等合成樹脂パウダ
ー、合成球状シリカパウダー、これらに類似する天然又
は合成の無機又は有機のパウダーをあげることができ、
これらは単独又は併用で、本発明品中に25.0wt%
以下、特に20.0wt%以下で用いることができる。
又、その他に本発明品には、一般に艶出し剤用として慣
用される潤滑油を均一な被膜づくりのためのふきとり作
業用として用いることができる。かかる潤滑油として
は、三弗化塩化エチレン重合油、流動パラフィン、スピ
ンドル油、マシン油、脂肪酸とアルコールとのエステル
合成油、アクリル酸系重合油、ポリオキシオレフィンお
よびそれらの共重合体ならびにその誘導体、グリセリン
等多価アルコールおよびそれらの誘導体等の油性並びに
水性のものをあげることができ、これらは単独又は併用
で、本発明品中に5.0wt%以下、特に3.0wt%
以下で用いることができる。さらに、本発明品の乳化混
合品の場合の凍結防止用として、エチレングリコール、
プロピレングリコール等の多価アルコール類やエタノー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコール類、その他
不凍効果を有するもので慣用されているものを水の一部
に代えて、本発明品中20.0wt%以下、特に15.
0wt%以下で用いることができる。その他に、艶出し
剤用として一般に慣用されている粘度調整剤、pH調整
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防腐剤、防錆剤、香
料、着色剤、樹脂系の塗膜への被膜定着強化剤等の成分
を必要に応じて配合しても差し支えない。
【0030】本発明品を自動車の塗膜に塗布することに
より塗膜に撥油性を与え塗膜の撥水性及び防汚性を長期
に持続して、車の美観を長期に保持できるものである。
即ちフロロカーボン粉末の凝集作用により強化された弗
素変性ワックスの弗素部分による撥水性の持続効果及び
非汚染性の向上作用、並びにフロロカーボン粉末の凝集
作用により強化された弗素化ポリエーテルによる撥油効
果と艶出し効果とその持続、さらに、弗素変性ワックス
の炭化水素部分による塗膜への固定により、表面に弗素
化合物による保護被膜を形成されるのである。本発明品
は、保護被膜成分に、極めて汚染され易いジメチルポリ
シロキサン並びにその誘導体を一切含まないことが特徴
であり、又、塗膜を損傷させるような成分を含んでいな
いので、何回でも新しくした塗膜に塗布しても、塗膜に
何ら損傷を与えることがないのである。以上のように本
発明品は、撥油性と撥水性と汚れ防止性が極めて優れる
艶出し剤であり、塗膜の美観を長期に保持できるという
従来の自動車用艶出し剤にはみられない優れた作用を有
するものである。
【0031】
【実施例、比較例】以下実施例により本発明を更に具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。使用した弗素変性ワックスは次にあげる
ものである。
【0032】(1)232−2F 非酸化型低分子ポリエチレン(サンワックスLEL−4
00P、三洋化成工業株式会社製)50部とパーフルオ
ロアルキルエチレン〔CH=CHC2n+1(n
は6、8、10、12の混合物)、Fluowet V
3196−612、ヘキスト製〕50部をジ−t−ブチ
ルパーオキシドの触媒を用いてラジカル重合させ、淡黄
色固型物の弗素変性ワックスが得られた。軟化点は12
4〜126℃であつた。
【0033】(2)240−6F 非酸化型低分子ポリエチレン(サンワックス151P、
三洋化成工業株式会社製)85部とパーフルオロアルキ
ルメタクリレート〔CH=CCHCOOCHCH
2n+1 (nは6、8、10、12の混合
物)、NOXGUARD FAMAC−M、日本メクト
ロン製〕15部をジ−t−ブチルパーオキシドの触媒を
用いてラジカル重合させ、淡黄色固型物の弗素変性ワッ
クスが得られた。軟化点は103〜105℃であつた。
【0034】(3)108P 200mlの四ツ口フラスコに撹拌機、温度計、窒素ガ
ス導入管、エステルアダプターをセットし、パーフルオ
ロノナン酸50g、ユニリンアルコール700(東洋ペ
トロライト社製)90g、トルエン60gを仕込み11
0℃に加熱した。均一に溶解した後ジブチル錫ジラウレ
ートを0.2g添加し更に昇温し、トルエン還流下で反
応させた。縮合水の発生がみられなくなつた後更に1時
間加熱した。次にトルエン及び余剰のパーフルオロノナ
ン酸を除去する為100℃、10mmHgで3時間減圧
ストリップした。残留液を室温まで冷却し砕いて薄片化
したところ淡黄色の固型物が得られた。融点は93〜9
5℃であつた。
【0035】(4)130F 200ml四ツ口フラスコに撹拌機、温度計、窒素ガス
導入管、エステルアダプターをセットし、パーフルオロ
オクチルエタノール46g、モンタン酸ワックス(BA
SF社製)38g、トルエン50gを仕込み110℃に
加熱した。均一に溶解した後パラトルエンスルホン酸を
2g添加し更に昇温し、トルエン還流下で反応させた。
縮合水の発生がみられなくなつた後更に1時間加熱し
た。次にトルエン及び余剰のC17CHCH
H を除去する為100℃、10mmHgで3時間減圧
ストリップした。残留液を室温まで冷却し砕いて薄片化
したところ淡灰緑色の固型物が得られた。融点は67〜
68℃であつた。
【0036】(5)108N 200ml四ツ口フラスコに撹拌機、温度計、滴下ロー
ト、ジムロート冷却管をセットし、フラスコにダイヤレ
ン30(三菱化成工業社製)65g、脱水トルエン30
gを仕込み、滴下ロートに下式の弗素変性シリコーン化
合物35gを仕込み、105℃に加熱した。C17
CHCHSi(OSiH(CH 均一に
溶解した後白金触媒(白金錯体のトルエン溶液、Pt含
有率0.5重量%)を0.3g添加し、上記の弗素変性
シリコーン化合物を30分間で滴下した。更に2時間加
熱した後、トルエンと未反応物を除去するため100
℃、3mmHgで2時間減圧ストリップした。残留液を
室温まで冷却したところ白色の固型物が得られた。融点
は58〜60℃であつた。
【0037】(6)294−3F ポリエチレンワックス(ポリワックス1000、バレコ
社製)80部と(1)と同じパーフルオロアルキルエチ
レン20部をジ−t−ブチルパーオキシドの触媒を用い
てラジカル重合させ、淡黄色固型物の弗素変性ワックス
が得られた。軟化点は110〜112℃であつた。
【0038】(7)297−5F ポリエチレンワックス(ポリワックス655、バレコ社
製)80部と(2)と同じパーフルオロアルキルメタク
リレート20部をジ−t−ブチルパーオキシドの触媒を
用いてラジカル重合させ、白色固型物の弗素変性ワック
スが得られた。軟化点は100〜102℃であつた。
【0039】使用した弗素化ポリエーテルは次にあげる
ものである。 (1)フォンブリンY04(モンテフルオス社)、平均
分子量1500、粘度35cst(20℃)のパーフル
オロアルキルエーテルである。 (2)デムナムS−65(ダイキン工業)、平均分子量
4500、粘度150cst(20℃)のパーフルオロ
アルキルエーテルである。 (3)クライトックス1506(デュポン社)、粘度6
0cst(20℃)、流動点−45℃のパーフルオロア
ルキルエーテルである。
【0040】使用したフロロカーボン粉末は次にあげる
ものである。 (1)セフボンCMA(セントラル硝子、特性は前に記
載済み) (2)CF−100(日本カーボン、特性は前に記載済
み) (3)ルブロンL−2(ダイキン工業、特性は前に記載
済み) (4)ルブロンL−5F(ダイキン工業、特性は前に記
載済み) (5)HOSTAFLON TF9202(ヘキスト
社、特性は前に記載済み)
【0041】その他の使用成分は以下の通りである。 ・ペガソール3040(モービル石油)、蒸留範囲15
5〜197℃、アニリン点56℃の一部芳香族を含んだ
脂肪族溶剤である。 ・シェルソル71L(シェル化学)、蒸留範囲170〜
215℃、アニリン点81〜87℃のイソパラフィン系
溶剤である。 ・ダウアノールPM(ダウケミカル社)、沸点124.
6℃、引火点41℃のプロピレングリコールメチルエー
テルである。 ・エマゾールS−20(花王アトラス)、ソルビタンジ
ステアレートで、HLB4.4のノニオン性界面活性剤
である。 ・サーフロンS−141(旭硝子)、フルオロアルキル
基を含有している非イオン性界面活性剤の30%濃度の
イソプロパノール水溶液である。 ・グリセリンRG(日本油脂)、純度98.5%以上の
グリセリンである。 ・ディックガードF−750(大日本インキ化学)、パ
ーフルオロアルキル基と親油性基からなるオリゴマーの
25%を1,1,1−トリクロルエタンに溶解したもの
である。 ・Fluowet V3196−612(ヘキスト
社)、パーフルオロアルキルエチレンである。 ・カルナバワックス(加藤洋行)、融点83℃の天然植
物系エステルワックスである。 ・ポリワックス2000(バレコ社)、融点125℃、
平均分子量2000、エチレンのホモポリマーで硬質の
脂肪族炭化水素ワックスである。 ・ポリワックス655(バレコ社)、融点102℃、平
均分子量700、エチレンのホモポリマーで硬質の脂肪
族炭化水素ワックスである。 ・ヘキストワックスSモルホリン塩、滴点81〜87
℃、酸価135〜155の高級脂肪酸であるヘキストワ
ックスS(ヘキスト社)1重量部に対してモルホリン
0.25重量部の割合で完全に中和した石けんで、試料
の調合時に同時に中和反応して得る。 ・ペトロライトC−9500のモルホリン塩、融点9
5.6℃、酸価32、ケン化価52の合成酸化炭化水素
ワックスであるペトロライトC−9500(バレコ社)
1重量部に対してモルホリン0.1重量部の割合で完全
に中和したもので、試料の調合時に同時に中和反応して
得る。 ・アルミナAM−22(住友アルミニウム製錬)、平均
粒径4.5μの不溶性アルミナ微粉末である。 ・アルミナA33F(日本軽金属)、平均粒径0.7μ
の不溶性アルミナ微粉末である。 ・PWパウダー2010(東洋ペトロライト)、融点1
25℃、平均分子量2000のポリエチレンワックスで
あるポリワックス2000の平均粒径5.9μの微粉末
である。 ・トスパール120(東芝シリコーン)、平均粒径2μ
の不溶性シリコーン樹脂球状微粉末である。 ・流動パラフィン70(中央化成)、粘度70±5RW
(30℃)、比重0.854±0.01のパラフィン油
である。 ・エチレングリコール(日曹油化工業)テクニカルグレ
ード、沸点197.6℃のエチレングリコールである。 ・KF96−350cs(信越化学工業)、粘度350
±17cs(25℃)、比重0.965〜0.975
(25℃)のジメチルポリシロキサン構造をもつたシリ
コーンオイルである。
【0042】実施例1 108P 4 クライトックス1506 3 セフボンCFA 7 シェルソル71L 86 計 100wt% 製法 108P 4wt%とセフボンCFA 7wt%
をシェルソル71L 36wt%に120℃に加熱して
溶解、分散し、これに残りのシェルソル71L50wt
%を入れて、108Pをゲル化させ、その後、クライト
ックス15063wt%を撹拌下分散して、液状物を得
る。
【0043】実施例2 108N 4 クライトックス1506 3 セフボンCFA 3 CF−100 4 ディックガードF−750 1 シェルソル71L 80 ポリワックス2000 2 PWパウダー2010 計 100wt% 製法 予め、シェルソル71L 5wt%にディックガ
ードF−750 1wt%とクライトックス1506
3wt%を撹拌下分散させ、この中に、セフボンCFA
3wt%とCF−100 4wt%を撹拌下分散させ
る。次に108N4wt%とポリワックス2000 2
wt%をシェルソル71L 20wt%に120℃で溶
解し、これに残りのシェルソル71L 55wt%を加
えてゲル化させ、撹拌下、PWパウダー2010 3w
t%と先の分散液を順次分散して液状物を得る。
【0044】実施例3 232−2F 2 240−6F 2 フォンブリンY−04 8 ルブロンL−2 2 ルブロンL−5F 5 ディックガードF−750 3 ペガソール3040 62 カルナバワックス 8 ポリワックス655 2 トスパール120 4 流動パラフィン70 計 100wt% 製法 予め、ペガソール3040 2wt%に撹拌下デ
ィックガードF−7503wt%とフォンブリンY−0
4 8wt%を分散させ、この中にルブロンL−2 2
wt%、ルブロンL−5F 5wt%を撹拌下分散させ
る。次に、ペガソール3040 25wt%にカルナバ
ワックス8wt%と240−6F 2wt%、232−
2F 2wt%、ポリワックス655 2wt%、トス
パール120 4wt%、流動パラフィン70 2wt
%を120℃に加熱して、溶解、分散し、残りのペガソ
ール3040 35wt%を加えて、先の分散液を添加
して、約65℃で容器に充填し、そのまま室温に静置し
て冷却し固形状物を得る。
【0045】実施例4 108P 2 デムナムS−65 6 HOSTAFLON TF9202 6 サーフロンS−141 0.5 グリセリンRG 2 ペガソール3040 30 ヘキストワックスS 2 モルホリン 0.5 トスパール120 8 エチレングリコール 5 水 38 計 100wt% 製法 ペガソール3040 30wt%に、108P
2wt%、ヘキストワックスS 2wt%、HOSTA
FLON TF9202 6wt%、トスパール120
8wt%を85℃に加熱して溶解、分散し、これをモ
ルホリン0.5wt%を加えた70℃の温水38wt%
の中に撹拌下加えてO/Wに乳化し、この中に、予めグ
リセリンRG 2wt%にサーフロンS−141 0.
5wt%を分散し、この中にデムナムS−65 6wt
%を分散したものを分散し、最後にエチレングリコール
5wt%を添加して、室温まで冷却し液状の乳化物を得
る。
【0046】実施例5 240−6F 2 108P 1 108N 1 フォンブリンY−04 2 デムナムS−65 3 ルブロンL−5F 3 サーフロンS−141 1 ペガソール3040 20 シェルソル71L 20 ポリワックス655 2 ヘキストワックスS 3 モルホリン 0.75 PWパウダー2010 5 トスパール120 5 流動パラフィン70 2 エチレングリコール 3.25 水 26 計 100wt% 製法 ペガソール3040 20wt%とシェルソル7
1L 20wt%に240−6F 2wt%と108P
1wt%、108N 1wt%、ポリワックス655
2wt%、ヘキストワックスS 3wt%、ルブロン
L−5F 3wt%、流動パラフィン70 2wt%、
トスパール120 5wt%を80℃に加熱して溶解、
分散し、これをモルホリン0.75wt%を加えた70
℃の温水25wt%の中に攪拌下加えてO/Wに乳化す
る。この乳化物の中にPWパウダー2010 5wt%
と予め水1wt%とサーフロンS−141 1wt%に
フォンブリンY−04 2wt%とデムナムS−65
3wt%を分散したものを加え、最後にエチレングリコ
ール3.25wt%を加え、約65℃で容器に充填し
て、室温に静置して冷却しペースト状物を得る。
【0047】実施例6 232−2F 1 240−6F 1 フォンブリンY−04 1 デムナムS−65 1 クライトックス1506 1 CF−100 1 ルブロンL−5F 1 エマゾールS−20 0.3 サーフロンS−141 0.5 Fluowet V3196−612 0.2 シェルソル71L 43 ダウアノールPM 4 ポリワックス2000 1 アルミナA33F 5 PWパウダー2010 3 流動パラフィン70 1 水 35 小計 100wt% LPG 25wt% 計 125wt% 製法 シェルソル71L 43wt%に、232−2F
1wt%、240−6F 1wt%、ポリワックス2
000 1wt%、CF−100 0.5wt%、ルブ
ロンL−5F 0.5wt%、エマゾールS−20
0.3wt%、Fluowet V3196−612
0.2wt%、流動パラフィン70 1wt%を120
℃に加熱して溶解、分散し、この中に、ダウアノールP
M 3wt%とアルミナA33F 4wt%を水33w
t%に分散したものを撹拌下加えてW/Oに乳化する。
この中に、予め水2wt%とサーフロンS−141
0.5wt%、ダウアノールPM 1.0wt%の混合
物の中にフォンブリンY−041wt%、デムナムS−
65 1wt%、クライトックス1506 1wt%、
ルブロンL−5F 0.5wt%、CF−100 0.
5wt%、アルミナA33F 1wt%を分散したもの
を加え、最後にPWパウダー2010 3wt%を加え
て撹拌し、液状の乳化物を得る。この100wt%にL
PG 25wt%を混合してエアゾール化する。
【0048】実施例7 240−6F 3 130F 1 デムナムS−65 3 クライトックス1506 2 ルブロンL−2 1 ルブロンL−5F 12 エマゾールS−20 0.2 サーフロンS−141 0.2 ディックガードF−750 0.6 シェルソル71L 40 ダウアノールPM 3 アルミナAM−22 2 アルミナA33F 5 トスパール120 3 流動パラフィン70 0.8 水 23.2 計 100.0wt% 製法 シェルソル71L 40wt%に、240−6F
3wt%と130F1wt%、ルブロンL−5F 1
2wt%、エマゾールS−20 0.2wt%、ディッ
クガードF−750 0.6wt%、流動パラフィン7
0 0.8wt%、トスパール120 3wt%を10
0℃に加熱して溶解、分散し、この中に、水20wt%
にアルミナA33F 5wt%とダウアノールPM 2
wt%を分散したものを、撹拌下加えてW/Oに乳化す
る。この中に、予め水3.2wt%とサーフロンS−1
41 0.2wt%、ダウアノールPM 1wt%の混
合物にアルミナAM−22 2wt%とデムナムS−6
5 3wt%、クライトックス1506 2wt%、ル
ブロンL−2 1wt%を分散したものを加えて、液状
の乳化物を得る。
【0049】実施例8 240−6F 3 フォンブリンY−04 3 クライトックス1506 3 セフボンCFA 2 ルブロンL−2 2 ルブロンL−5F 2 エマゾールS−20 0.5 サーフロンS−141 0.5 ペガソール3040 20 シェルソル71L 20 ダウアノールPM 1 ポリワックスP−2000 3 ペトロライトC−9500 3 モルホリン 0.3 アルミナA−33F 5 トスパール120 5 流動パラフィン70 1.7 水 25 計 100wt% 製法 ペガソール3040 20wt%に、240−6
F 3wt%とポリワックス2000 3wt%、ペト
ロライトC−9500 3wt%、エマゾールS−20
0.5wt%、流動パラフィン70 1.7wt%を
115℃に加熱して溶解、分散する。この中にトスパー
ル120 5wt%、セフボンCFA 2wt%、ルブ
ロンL−2 2wt%、ルブロンL−5F 2wt%、
シェルソル71L 20wt%を撹拌下順次加える。こ
の中に、モルホリン0.3wt%とアルミナA−33F
5wt%を加えた70℃の温水24wt%を撹拌下加
えてW/Oに乳化する。この中に、予め水1wt%とサ
ーフロンS−141 0.5wt%、ダウアノールPM
1wt%の混合物にフォンブリンY−04 3wt%
とクライトックス1506 3wt%を分散したものを
分散し、約65℃で容器に充填し、室温にそのまま静置
して冷却しペースト状物を得る。
【0050】実施例9 294−3F 2 297−5F 2 フォンブリンY−04 8 ルブロンL−2 2 ルブロンL−5F 5 ディックガードF−750 3 ペガソール3040 62 カルナバワックス 8 ポリワックス2000 2 トスパール120 4 流動パラフィン70 計 100wt% 製法 予め、ペガソール3040 2wt%に撹拌下デ
ィックガードF−7503wt%とフォンブリンY−0
4 8wt%を分散させ、この中にルブロンL−2 2
wt%、ルブロンL−5F 5wt%を撹拌下分散させ
る。次に、ペガソール3040 25wt%にカルナバ
ワックス8wt%と294−3F 2wt%、297−
5F 2wt%、ポリワックス2000 2wt%、ト
スパール120 4wt%、流動パラフィン70 2w
t%を120℃に加熱して、溶解、分散し、残りのペガ
ソール3040 35wt%を加えて、先の分散液を添
加して、約65℃で容器に充填し、そのまま室温に静置
して冷却し固形状物を得る。
【0051】実施例10 297−5F 3 130F 1 デムナムS−65 3 クライトックス1506 2 ルブロンL−2 1 ルブロンL−5F 12 エマゾールS−20 0.2 サーフロンS−141 0.2 ディックガードF−750 0.6 シェルソル71L 40 ダウアノールPM 3 アルミナAM−22 2 アルミナA33F 5 トスパール120 3 流動パラフィン70 0.8 水 23.2 計 100.0wt% 製法 シェルソル71L 40wt%に、297−5F
3wt%と130F1wt%、ルブロンL−5F 1
2wt%、エマゾールS−20 0.2wt%、ディッ
クガードF−750 0.6wt%、流動パラフィン7
0 0.8wt%、トスパール120 3wt%を10
0℃に加熱して溶解、分散し、この中に、水20wt%
にアルミナA33F 5wt%とダウアノールPM 2
wt%を分散したものを、撹拌下加えてW/Oに乳化す
る。この中に、予め水3.2wt%とサーフロンS−1
41 0.2wt%、ダウアノールPM 1wt%の混
合物にアルミナAM−22 2wt%とデムナムS−6
5 3wt%、クライトックス1506 2wt%、ル
ブロンL−2 1wt%を分散したものを加えて、液状
の乳化物を得る。
【0052】比較例1 108P 4 クライトックス1506 3 シェルソル71L 93 計 100wt% 製法 108P 4wt%をシェルソル71L 33w
t%に120℃に加熱して溶解し、これに残りのシェル
ソル71L 60wt%を加えてゲル化させ、その中に
クライトックス1506 3wt%を撹拌下分散して液
状物を得る。
【0053】比較例2 108P 4 セフボンCFA 7 シェルソル71L 89 計 100wt% 製法 108P 4wt%とセフボンCFA 7wt%
をシェルソル71L 34wt%に120℃に加熱して
溶解、分散し、これに残りのシェルソル71L55wt
%を加えて液状物を得る。
【0054】比較例3 クライトックス1506 3 セフボンCFA 7 シェルソル71L 90 計 100wt% 製法 シェルソル71Lにクライトックス1506 3
wt%とセフボンCFA7wt%を分散するが、均一な
状態にはならない。
【0055】比較例4 108P 4 クライトックス1506 3 セフボンCFA 7 シェルソル71L 80 KF96−350cs 計 100wt% 製法 実施例1と同じ。但し、シェルソル71L 50
wt%を加える時、シェルソル71Lを44wt%とK
F96−350cs 6wt%にして加える。
【0056】比較例5 JIS K2236自動車用艶出しワックスの1種に該
当するもので、カルナバワックスとシリコーンオイルを
有効成分とする固形状艶出しワックスである。(市販品
ソフト99ブラック)
【0057】比較例6 JIS K2236自動車用艶出しワックスの2種に該
当するもので、ヘキストワックスSとシリコーンオイル
を有効成分とするネリ状の水性エマルジョンペーストの
艶出しワックスである。(市販品ソフト99ハンネリ)
【0058】比較例7 JIS K2236自動車用艶出しワックスの3種に該
当するもので、合成酸化ワックスとシリコーンオイルを
有効成分とする液状の水性エマルジョンの艶出しワック
スである。(市販品ソフト99ラスター)
【0059】比較例8 実施例2で、108Nを15wt%と多量に用いた場
合。増量になつた分シェルソル71Lを減量する。製法
は実施例2と同様である。
【0060】比較例9 実施例4で、デムナムS−65を20wt%と多量に用
いた場合。増量になつた分ペガソール3040を減量す
る。製法は実施例4と同様である。
【0061】比較例10 実施例6で、CF−100を10wt%とルブロンL−
5Fを20wt%と多量に用いた場合。増量なつた分シ
ェルソル71Lを減量する。製法は実施例6と同様であ
る。
【0062】比較例11 実施例7で、エマゾールS−20を7wt%と多量に用
いた場合。増量になつた分シェルソル71Lを減量す
る。製法は実施例7と同様である。
【0063】比較例12 実施例3で、カルナバワックスを20wt%と多量に用
いた場合。増量になつた分ペガソール3040を減量す
る。製法は実施例3と同様である。
【0064】比較例13 実施例8で、アルミナA−33Fを30wt%と多量に
用いた場合。増量になつた分ペガソール3040を減量
する。製法は実施例8と同様である。
【0065】比較例14 実施例5で流動パラフィン70を7wt%と多量に用い
た場合。増量になつた分シェルソル71Lを減量する。
製法は実施例5と同様である。
【0066】試験方法 57年型トヨタカローラ白色塗装車の屋根部分を試験用
として用いる。先ず洗車をし、次にクリーナーワックス
を掛けて汚れを除去し、さらに残つているワックスの被
膜成分を脂肪族溶剤で除去して試験面として用意する。
この試験面を25区分に分け、各区分に各試料を塗布す
る。1区分だけ空試験用として無塗布で残す。先ず、試
料の適量をウレタンスポンジに採取し、これを1つの試
験区分に塗り拡げる。約15分間自然乾燥さした後、き
れいな綿タオルでみがき上げ作業を行い、試験用のワッ
クス被膜を形成させる。試験車は屋外に駐車させる。1
週間を単位とし、その間約100km以上を路上走行す
る。この1単位に1回の割合で水洗いを行う。この試験
要領で以下の試験項目について試験を行う。試験期間は
4カ月間継続して行う。
【0067】撥油性の効果 撥油性の効果について、各試験面にペガソール3040
を滴下し、液滴がはじかれるかどうかを肉眼判定する。 ◎ 極めてよくはじき、液滴が小さくなる。 ○ かなりよくはじき、液滴が小さくなる。 △ 液滴の変化が殆んどない。 × 液滴が拡がる。
【0068】光沢性の持続効果 光沢性の持続について、肉眼で空試験と比較判定し、光
沢性のなくなるまでの期間を週を単位として評価する。
×は光沢面が得られない場合を示す。
【0069】撥水性の持続効果 撥水性の持続について、水洗いを行なつた後、屋根部分
にシャワーした時の撥水性を肉眼で空試験と比較判定
し、撥水性がなくなるまでの期間を週を単位として評価
する。
【0070】防汚性の持続効果 防汚性の持続について、水洗いを行なつた後、撥水性の
テストを終えて水分を拭き取つた後の汚染状態を空試験
並びにクリーナーワックスで汚れの一部を除去した面と
に比較しながら肉眼判定で、明らかに汚染されるまでの
期間を週を単位として評価する。試験結果は表3に示
す。
【0071】
【表3】
【0072】
【発明の効果】本発明組成物は、前記の如き構成からな
るものであり、特に、自動車の塗装面に使用することに
よつて、撥油性の効果を与え、光沢性と撥水性と防汚性
が長期にわたつて持続するため、自動車の塗膜用保護艶
出し剤として好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/18 102 8318−4H (72)発明者 立花 元彦 兵庫県伊丹市山田宮西10−4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効成分として、下記(a)、(b)、
    (c)を含有することを特徴とする自動車の塗膜用保護
    艶出し剤。 (a)弗素含有有機基を有する有機溶剤可溶性のワック
    ス状炭化水素化合物、(b)液状のパーフルオロアルキ
    ルポリエーテル、(c)平均粒径が10μ以下の粉末状
    の弗化カーボン又はポリテトラフルオロエチレンあるい
    はテトラフルオロエチレンヘキサフルオロプロピレン共
    重合体を1種又は2種以上を混合した粉末。
JP36085591A 1991-04-02 1991-12-10 自動車の塗膜用保護艶出し剤 Pending JPH05148454A (ja)

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JP3-150841 1991-04-02

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