JPH0625639B2 - 吸収液 - Google Patents
吸収液Info
- Publication number
- JPH0625639B2 JPH0625639B2 JP62017257A JP1725787A JPH0625639B2 JP H0625639 B2 JPH0625639 B2 JP H0625639B2 JP 62017257 A JP62017257 A JP 62017257A JP 1725787 A JP1725787 A JP 1725787A JP H0625639 B2 JPH0625639 B2 JP H0625639B2
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- JP
- Japan
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- group
- absorption
- present
- water
- absorbing liquid
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は吸収液に関し、詳しくは水を冷媒として用いる
吸収式ヒートポンプ、吸収式冷凍機および吸収式冷温水
機などのシステムにおいて用いられる冷媒蒸気を吸収す
る吸収液(以下吸収液という。)に関する。
吸収式ヒートポンプ、吸収式冷凍機および吸収式冷温水
機などのシステムにおいて用いられる冷媒蒸気を吸収す
る吸収液(以下吸収液という。)に関する。
水を冷媒として用いる吸収式ヒートポンプ、吸収式冷凍
機および吸収式冷温水機などのシステムでは、冷媒蒸気
(水蒸気)を吸収液に吸収させ、その際に生ずる潜熱お
よび吸収液の濃度変化によって生ずるケミカルポテンシ
ヤルの差を利用してエネルギーを発生させている。これ
までのようなシステムの吸収液として種々の物質が使用
されてきたが、現在最も広く用いられているのは臭化リ
チウムなどの無機塩水溶液である。
機および吸収式冷温水機などのシステムでは、冷媒蒸気
(水蒸気)を吸収液に吸収させ、その際に生ずる潜熱お
よび吸収液の濃度変化によって生ずるケミカルポテンシ
ヤルの差を利用してエネルギーを発生させている。これ
までのようなシステムの吸収液として種々の物質が使用
されてきたが、現在最も広く用いられているのは臭化リ
チウムなどの無機塩水溶液である。
この臭化リチウム水溶液は水に対する吸収能力が大き
く、また大きな希釈熱を有するなど優れた吸収液である
が、かなり激しい腐食性を有するため、システムの装置
の使用金属に対する防食について考慮しなければならな
いという大きな欠点があった。
く、また大きな希釈熱を有するなど優れた吸収液である
が、かなり激しい腐食性を有するため、システムの装置
の使用金属に対する防食について考慮しなければならな
いという大きな欠点があった。
本発明は、従来公知の臭化リチウムなど無機塩の水溶液
からなる吸収液が持つ金属に対する強い腐食性という欠
点を克服した、防食性に優れた新規な吸収液を提供する
ことを目的とする。
からなる吸収液が持つ金属に対する強い腐食性という欠
点を克服した、防食性に優れた新規な吸収液を提供する
ことを目的とする。
本発明者らは上記の目的を達成するために研究を重ねた
結果、特定の構造を有するスルホキシドを主成分とする
液を吸収液として用いた場合、水との混合性に全く問題
を生ぜず、水との混合発熱も大きく、しかも金属に対す
る防食性に優れることを見い出し、本発明を完成するに
至った。
結果、特定の構造を有するスルホキシドを主成分とする
液を吸収液として用いた場合、水との混合性に全く問題
を生ぜず、水との混合発熱も大きく、しかも金属に対す
る防食性に優れることを見い出し、本発明を完成するに
至った。
すなわち本発明は、一般式 〔式中、RおよびR′は同一でも異なっていてもよく、
それぞれ炭素数10以下のアルキル基またはアルケニル基
を示す〕で表わされるスルホキシドを主成分とすること
を特徴とする級数液を提供するものである。
それぞれ炭素数10以下のアルキル基またはアルケニル基
を示す〕で表わされるスルホキシドを主成分とすること
を特徴とする級数液を提供するものである。
以下、本発明の内容をさらに詳細に説明する。
本発明の吸収液の主成分は、一般式 表わされるスルホキシドである。式中、RおよびR′は
同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素数10以下の
アルキル基またはアルケニル基を示している。式中のR
およびR′としては、具体的には例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ビ
ニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘ
キセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル
基、デセニル基などがあげられるが、それらの中でも、
炭素数1〜7のアルキル基、具体的にはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基が好ましい。本発明の成分として特に好
ましいのは、具体的にはジメチルスルホキシド、ジエチ
ルスルホキシド、メチルエチルスルホキシド、メチルプ
ロピルスルホキシド、ジヘプチルスルホキシドおよびこ
れらの混合物である。
同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素数10以下の
アルキル基またはアルケニル基を示している。式中のR
およびR′としては、具体的には例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ビ
ニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘ
キセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル
基、デセニル基などがあげられるが、それらの中でも、
炭素数1〜7のアルキル基、具体的にはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基が好ましい。本発明の成分として特に好
ましいのは、具体的にはジメチルスルホキシド、ジエチ
ルスルホキシド、メチルエチルスルホキシド、メチルプ
ロピルスルホキシド、ジヘプチルスルホキシドおよびこ
れらの混合物である。
本発明の吸収液は上記スルホキシドを主成分とするが、
その含有量は吸収液全量を基準として50〜100 重量%、
好ましくは70〜100 重量%含有するものである。スルホ
キシドの含有量が50重量%未満の場合は、吸収液の吸水
性能が低下するため好ましくない。
その含有量は吸収液全量を基準として50〜100 重量%、
好ましくは70〜100 重量%含有するものである。スルホ
キシドの含有量が50重量%未満の場合は、吸収液の吸水
性能が低下するため好ましくない。
本発明の吸収液は、上記のスルホキシドを単独で用いて
も優れた性能を示すものであるが、必要に応じて水を50
重量%未満含有してもよい。さらにその防食性能をより
向上させるため、必要に応じてクロム酸塩、チオシアン
酸塩、亜硝酸塩、モリブデン酸塩、タングステン酸塩、
リン酸塩、ポリリン酸塩、ケイ酸塩、塩素酸塩、ホウ酸
塩、炭酸塩、重炭酸塩などの無機系防食剤、安息香酸、
ステアリン酸、アルキルコハク酸、アルケニルコハケ
酸、フタル酸、ヒドロキシ脂肪酸、メルカプト脂肪酸、
ザルコシン誘導体およびカルボン酸およびその塩、石油
スルホン酸塩、ジノニルナフタレンスルホン酸塩などの
スルホン酸塩、ソルビタンモノオレエート、ペンタエリ
スリツトモノオレエートなどの多価アルコールのカルボ
ン酸部分エステル、炭素数20以下の低級脂肪族アミン、
ジエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、モルホリ
ンなどのアミン、リン酸モノエステル、リン酸ジエステ
ル、亜リン酸モノエステル、亜リン酸ジエステルなどの
リン酸、亜リン酸エステルおよびその塩、ベンゾトリア
ゾール、メチルベンゾトリアゾールなどのアゾール類お
よびその塩、メルカプトベンゾチアゾールなどのチアゾ
ール類およびその塩などの有機系防食剤を配合してもよ
く、その他消泡剤、殺菌剤、キレート剤などを配合して
もよい。これら各種添加剤の配合量は任意であるが、通
常、吸収液全量を基準としてその合計含有量が10重量%
以下となる量を配合するのが好ましい。
も優れた性能を示すものであるが、必要に応じて水を50
重量%未満含有してもよい。さらにその防食性能をより
向上させるため、必要に応じてクロム酸塩、チオシアン
酸塩、亜硝酸塩、モリブデン酸塩、タングステン酸塩、
リン酸塩、ポリリン酸塩、ケイ酸塩、塩素酸塩、ホウ酸
塩、炭酸塩、重炭酸塩などの無機系防食剤、安息香酸、
ステアリン酸、アルキルコハク酸、アルケニルコハケ
酸、フタル酸、ヒドロキシ脂肪酸、メルカプト脂肪酸、
ザルコシン誘導体およびカルボン酸およびその塩、石油
スルホン酸塩、ジノニルナフタレンスルホン酸塩などの
スルホン酸塩、ソルビタンモノオレエート、ペンタエリ
スリツトモノオレエートなどの多価アルコールのカルボ
ン酸部分エステル、炭素数20以下の低級脂肪族アミン、
ジエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、モルホリ
ンなどのアミン、リン酸モノエステル、リン酸ジエステ
ル、亜リン酸モノエステル、亜リン酸ジエステルなどの
リン酸、亜リン酸エステルおよびその塩、ベンゾトリア
ゾール、メチルベンゾトリアゾールなどのアゾール類お
よびその塩、メルカプトベンゾチアゾールなどのチアゾ
ール類およびその塩などの有機系防食剤を配合してもよ
く、その他消泡剤、殺菌剤、キレート剤などを配合して
もよい。これら各種添加剤の配合量は任意であるが、通
常、吸収液全量を基準としてその合計含有量が10重量%
以下となる量を配合するのが好ましい。
本発明の吸収液は、水を冷媒として用いる吸収式ヒート
ポンプ、吸収式冷凍機および吸収式冷温水機などのシス
テムにおいて好ましく使用される。
ポンプ、吸収式冷凍機および吸収式冷温水機などのシス
テムにおいて好ましく使用される。
以下、本発明の内容を実施例により、さらに具体的に説
明する。
明する。
実施例1および比較例1 50℃の熱源水を得て10℃の冷水(5,000kcal/hr)と80℃
の温水(8,000kcal/hr)を同時に得る吸収式冷温水機に
おいて、吸収液として400kgのジメチルスルホキシドを
単独で用いた場合(実施例1)と50重量%の臭化リチウ
ム水溶液400kgを用いた場合(比較例1)について、そ
の成績係数COPを測定し、以下に示した。なお、成績係
数COPとは次の式で表わされる値であり、そのシステム
のエネルギー効率を示すものである。
の温水(8,000kcal/hr)を同時に得る吸収式冷温水機に
おいて、吸収液として400kgのジメチルスルホキシドを
単独で用いた場合(実施例1)と50重量%の臭化リチウ
ム水溶液400kgを用いた場合(比較例1)について、そ
の成績係数COPを測定し、以下に示した。なお、成績係
数COPとは次の式で表わされる値であり、そのシステム
のエネルギー効率を示すものである。
また、実施例1と比較例1の吸収液の腐食性を調べるた
め、次の腐食試験を行った。すなわち、JIS G 3141に規
定される冷間圧延鋼板(縦8cm×横6cm×厚さ1mm)を
両液に7日間浸せきさせた後、その液をグラスフイルタ
ー(GB100R)でろ過し、グラスフイルターに捕捉された
発生サビの質量を比較した。その結果を以下に示す。
め、次の腐食試験を行った。すなわち、JIS G 3141に規
定される冷間圧延鋼板(縦8cm×横6cm×厚さ1mm)を
両液に7日間浸せきさせた後、その液をグラスフイルタ
ー(GB100R)でろ過し、グラスフイルターに捕捉された
発生サビの質量を比較した。その結果を以下に示す。
〔発明の効果〕 実施例および比較例の結果から明らかなとおり、本発明
の吸収液は従来公知の臭化リチウム水溶液と同等もしく
はそれ以上のエネルギー効率を示すとともに、臭化リチ
ウム水溶液にくらべて金属に対する腐食性が非常に少な
いという優れた性能を兼ね備えるものである。
の吸収液は従来公知の臭化リチウム水溶液と同等もしく
はそれ以上のエネルギー効率を示すとともに、臭化リチ
ウム水溶液にくらべて金属に対する腐食性が非常に少な
いという優れた性能を兼ね備えるものである。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 で表わされるスルホキシドを主成分とすることを特徴と
する吸収液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62017257A JPH0625639B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 吸収液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62017257A JPH0625639B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 吸収液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63187072A JPS63187072A (ja) | 1988-08-02 |
| JPH0625639B2 true JPH0625639B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=11938908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62017257A Expired - Fee Related JPH0625639B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 吸収液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625639B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6083416A (en) * | 1996-07-18 | 2000-07-04 | Fmc Corporation | Corrosion inhibiting processes for refrigeration systems |
| JP4850525B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2012-01-11 | 富士通株式会社 | 多層回路基板およびその製造方法 |
-
1987
- 1987-01-29 JP JP62017257A patent/JPH0625639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63187072A (ja) | 1988-08-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |