JPH062570A - ガスタービン - Google Patents
ガスタービンInfo
- Publication number
- JPH062570A JPH062570A JP16104892A JP16104892A JPH062570A JP H062570 A JPH062570 A JP H062570A JP 16104892 A JP16104892 A JP 16104892A JP 16104892 A JP16104892 A JP 16104892A JP H062570 A JPH062570 A JP H062570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- gas turbine
- casing
- turning operation
- temperature difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスタービンの運転後に行われるロータのタ
ーニング運転中にキャットバックと称する現象が防止さ
れることを目的とする。 【構成】 運転後に行われるロータのターニング運転中
に検出されるケーシングの上部と下部との温度差に基づ
きロータのターニング運転が中止されてスピン運転が行
われるように構成する。
ーニング運転中にキャットバックと称する現象が防止さ
れることを目的とする。 【構成】 運転後に行われるロータのターニング運転中
に検出されるケーシングの上部と下部との温度差に基づ
きロータのターニング運転が中止されてスピン運転が行
われるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電などに適用さ
れるガスタービンに関する。
れるガスタービンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスタービンを運転した後そのま
ま停止させると、ケーシング内の空気が対流によって上
層部が下層部に比べて高温になる。このため、ロータの
上半部の温度が下半部に比べて高くなって熱膨張量の差
でロータが湾曲し塑性変形を起こす。これを防止するた
め、ガスタービンを運転した後はロータを暫時ターニン
グ用モータによって2〜3rpm程度の微速で回転させ
るターニング運転を行う。
ま停止させると、ケーシング内の空気が対流によって上
層部が下層部に比べて高温になる。このため、ロータの
上半部の温度が下半部に比べて高くなって熱膨張量の差
でロータが湾曲し塑性変形を起こす。これを防止するた
め、ガスタービンを運転した後はロータを暫時ターニン
グ用モータによって2〜3rpm程度の微速で回転させ
るターニング運転を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなロータのターニング運転中にケーシングにも温度差
が発生する。図3は火力発電などに使用されている従来
のガスタービンの説明図である。図において、或る実測
例では停止後12時間でケーシングの上部と下部とのメ
タル温度差が約100℃に達したことがあり、このよう
にケーシングCの上半部の熱膨張量が下半部よりも大き
いと、実線で示すケーシングCが点線で示すようにバラ
状に湾曲する。この現象はキヤットバック(cat back)
と称され、甚だしいときはターニング運転中のロータと
静止しているケーシングとが接触してロータがターニン
グ不能となる場合がある。このようにロータがターニン
グ不能の状態のままガスタービンを放置すれば、前述の
ようにロータが湾曲して塑性変形を起こし、ガスタービ
ンの再運転が不可能となる。
うなロータのターニング運転中にケーシングにも温度差
が発生する。図3は火力発電などに使用されている従来
のガスタービンの説明図である。図において、或る実測
例では停止後12時間でケーシングの上部と下部とのメ
タル温度差が約100℃に達したことがあり、このよう
にケーシングCの上半部の熱膨張量が下半部よりも大き
いと、実線で示すケーシングCが点線で示すようにバラ
状に湾曲する。この現象はキヤットバック(cat back)
と称され、甚だしいときはターニング運転中のロータと
静止しているケーシングとが接触してロータがターニン
グ不能となる場合がある。このようにロータがターニン
グ不能の状態のままガスタービンを放置すれば、前述の
ようにロータが湾曲して塑性変形を起こし、ガスタービ
ンの再運転が不可能となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ンは上記課題の解決を目的にしており、運転後に行われ
るロータのターニング運転中にケーシングの上部と下部
との温度差を検出する手段と、検出された上記温度差に
基づき上記ロータのターニング運転を中止してスピン運
転を行う手段とを備えた構成を特徴とする。
ンは上記課題の解決を目的にしており、運転後に行われ
るロータのターニング運転中にケーシングの上部と下部
との温度差を検出する手段と、検出された上記温度差に
基づき上記ロータのターニング運転を中止してスピン運
転を行う手段とを備えた構成を特徴とする。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係るガスタービンにおいては、
運転後に行われるロータのターニング運転中に検出され
るケーシングの上部と下部との温度差に基づきロータの
ターニング運転が中止されてスピン運転が行われるよう
になっており、ガスタービンの運転後に行われるロータ
のターニング運転中にケーシングの上部と下部との温度
差が所定値に達するとターニング運転が自動的に中止さ
れてスピン運転が行われケーシングの温度が均一となっ
てキヤットバックと称する現象が防止される。
運転後に行われるロータのターニング運転中に検出され
るケーシングの上部と下部との温度差に基づきロータの
ターニング運転が中止されてスピン運転が行われるよう
になっており、ガスタービンの運転後に行われるロータ
のターニング運転中にケーシングの上部と下部との温度
差が所定値に達するとターニング運転が自動的に中止さ
れてスピン運転が行われケーシングの温度が均一となっ
てキヤットバックと称する現象が防止される。
【0006】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係るガ
スタービンの説明図である。図において、本実施例に係
るガスタービンは火力発電などに使用されるもので、ガ
スタービンを運転した後そのまま停止させると、ケーシ
ング内の空気が対流によって上層部が下層部に比べて高
温になる。このため、ロータの上半部の温度が下半部に
比べて高くなって熱膨張量の差でロータが湾曲し塑性変
形を起こす。これを防止するため、ロータを暫時ターニ
ング用モータによって2〜3rpm程度の微速で回転さ
せるターニング運転を行う。
スタービンの説明図である。図において、本実施例に係
るガスタービンは火力発電などに使用されるもので、ガ
スタービンを運転した後そのまま停止させると、ケーシ
ング内の空気が対流によって上層部が下層部に比べて高
温になる。このため、ロータの上半部の温度が下半部に
比べて高くなって熱膨張量の差でロータが湾曲し塑性変
形を起こす。これを防止するため、ロータを暫時ターニ
ング用モータによって2〜3rpm程度の微速で回転さ
せるターニング運転を行う。
【0007】しかしながら、このようなロータのターニ
ング運転中にケーシングにも温度差が発生する。或る実
測例では停止後12時間でケーシングの上部と下部との
メタル温度差が約100℃に達したことがあり、このよ
うにケーシングの上半部の熱膨張量が下半部よりも大き
いと、ケーシングがバラ状に湾曲する。この現象はキヤ
ットバック(cat back)と称され、甚だしいときはター
ニング運転中のロータと静止しているケーシングとが接
触してロータがターニング不能となる場合があるため、
本ガスタービンにおいては保安装置が設けられており、
この保安装置によりキヤットバックと称する現象が防止
されるようになっている。保安装置は図1に示すように
本ガスタービンのケーシング頂部におけるメタル温度を
検出する温度検出器3、ケーシング底部におけるメタル
温度を検出する温度検出器4、両者の温度差を計算する
減算器2、この温度差が設定値に達したときにターニン
グ用モータの開閉器6及びそのクラッチ7を切、起動用
モータの開閉器8及びそのクラッチ9を入の信号を発信
する発信器1、上記起動用モータの運転時間を設定する
タイマ5などによって構成されている。
ング運転中にケーシングにも温度差が発生する。或る実
測例では停止後12時間でケーシングの上部と下部との
メタル温度差が約100℃に達したことがあり、このよ
うにケーシングの上半部の熱膨張量が下半部よりも大き
いと、ケーシングがバラ状に湾曲する。この現象はキヤ
ットバック(cat back)と称され、甚だしいときはター
ニング運転中のロータと静止しているケーシングとが接
触してロータがターニング不能となる場合があるため、
本ガスタービンにおいては保安装置が設けられており、
この保安装置によりキヤットバックと称する現象が防止
されるようになっている。保安装置は図1に示すように
本ガスタービンのケーシング頂部におけるメタル温度を
検出する温度検出器3、ケーシング底部におけるメタル
温度を検出する温度検出器4、両者の温度差を計算する
減算器2、この温度差が設定値に達したときにターニン
グ用モータの開閉器6及びそのクラッチ7を切、起動用
モータの開閉器8及びそのクラッチ9を入の信号を発信
する発信器1、上記起動用モータの運転時間を設定する
タイマ5などによって構成されている。
【0008】ガスタービンの運転後に行われるロータの
ターニング運転中に、ケーシングの頂部、底部の温度差
が逐次増大する。図2に示すようにこの温度差が設定値
に達すると、ターニング用モータは発信器1が発信する
信号により自動的に停止してクラッチ7も外れる。そし
て、起動モータの開閉器8およびクラッチ9が自動的に
入ってガスタービンの起動用モータが回転し、ガスター
ビンが起動時と同様のスピン運転される。ガスタービン
のスピン運転時におけるロータの回転数は、ガスタービ
ンの仕様によっても異なるが通常は600rpm程度で
ある。このスピン運転中にはケーシングの給排気口が開
放されており、ケーシング内の給排気が十分に行われ
る。また、このスピン運転とともに図示しない空気圧縮
機により送風が行われ、その送風がケーシング内に停滞
している空気を排出する。このようにしてケーシングの
温度が均一となり、キヤットバックと称する現象が防止
される。ケーシングの温度が均一になった後、タイマ5
が作動して上記のプロセスとは逆に自動的にスピン運転
からロータのターニング運転へ移行する。
ターニング運転中に、ケーシングの頂部、底部の温度差
が逐次増大する。図2に示すようにこの温度差が設定値
に達すると、ターニング用モータは発信器1が発信する
信号により自動的に停止してクラッチ7も外れる。そし
て、起動モータの開閉器8およびクラッチ9が自動的に
入ってガスタービンの起動用モータが回転し、ガスター
ビンが起動時と同様のスピン運転される。ガスタービン
のスピン運転時におけるロータの回転数は、ガスタービ
ンの仕様によっても異なるが通常は600rpm程度で
ある。このスピン運転中にはケーシングの給排気口が開
放されており、ケーシング内の給排気が十分に行われ
る。また、このスピン運転とともに図示しない空気圧縮
機により送風が行われ、その送風がケーシング内に停滞
している空気を排出する。このようにしてケーシングの
温度が均一となり、キヤットバックと称する現象が防止
される。ケーシングの温度が均一になった後、タイマ5
が作動して上記のプロセスとは逆に自動的にスピン運転
からロータのターニング運転へ移行する。
【0009】なお、ガスタービンがターニング運転から
スピン運転へ移行するケーシングにおける温度差の設定
値は、ガスタービンの仕様によって変わるが通常は10
0℃でよい。また、減算器2に代えて熱電対温度計の熱
電対素線の一端をケーシング頂部に、他端をケーシング
底部に接続して熱電対による熱起電力差によってケーシ
ングにおける温度差を検出してもよい。この場合は、減
算器2、温度検出器3,4を省略することができる。ま
た、タイマ5を使わずにケーシング頂部、底部における
温度差の均一化を検出し、この温度差に基づいてスピン
運転からロータのターニング運転に移行させるようにし
てもよい。このようにキヤットバックと称する現象が防
止されることにより、ガスタービンの運転後に行われる
ロータのターニング運転中に回転するロータと静止して
いるケーシングとの接触が防止され、ターニング不調に
よるロータの湾曲が防止されるので、ガスタービンに対
する信頼性が向上する。
スピン運転へ移行するケーシングにおける温度差の設定
値は、ガスタービンの仕様によって変わるが通常は10
0℃でよい。また、減算器2に代えて熱電対温度計の熱
電対素線の一端をケーシング頂部に、他端をケーシング
底部に接続して熱電対による熱起電力差によってケーシ
ングにおける温度差を検出してもよい。この場合は、減
算器2、温度検出器3,4を省略することができる。ま
た、タイマ5を使わずにケーシング頂部、底部における
温度差の均一化を検出し、この温度差に基づいてスピン
運転からロータのターニング運転に移行させるようにし
てもよい。このようにキヤットバックと称する現象が防
止されることにより、ガスタービンの運転後に行われる
ロータのターニング運転中に回転するロータと静止して
いるケーシングとの接触が防止され、ターニング不調に
よるロータの湾曲が防止されるので、ガスタービンに対
する信頼性が向上する。
【0010】
【発明の効果】本発明に係るガスタービンは前記のよう
に構成されており、ガスタービンの運転後に行われるロ
ータのターニング運転中にキヤットバックと称する現象
が防止されるので、ターニング運転中のロータと静止し
ているケーシングとが接触することがなくなる。
に構成されており、ガスタービンの運転後に行われるロ
ータのターニング運転中にキヤットバックと称する現象
が防止されるので、ターニング運転中のロータと静止し
ているケーシングとが接触することがなくなる。
【図1】図1は本発明の一実施例に係るガスタービンの
保安装置のブロック図である。
保安装置のブロック図である。
【図2】図2はその作用説明図である。
【図3】図3は従来のガスタービンの外観図である。
1 発信器 2 減算器 3 温度検出器 4 温度検出器 5 タイマ 6 開閉器 7 クラッチ 8 開閉器 9 クラッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 運転後に行われるロータのターニング運
転中にケーシングの上部と下部との温度差を検出する手
段と、検出された上記温度差に基づき上記ロータのター
ニング運転を中止してスピン運転を行う手段とを備えた
ことを特徴とするガスタービン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16104892A JPH062570A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16104892A JPH062570A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ガスタービン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062570A true JPH062570A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15727617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16104892A Withdrawn JPH062570A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ガスタービン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062570A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5716245A (en) * | 1995-07-28 | 1998-02-10 | Yazaki Corporation | Female terminal |
| JP2009185779A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービンおよびガスタービンの運転停止方法 |
| US7798767B2 (en) | 2004-07-28 | 2010-09-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd | Casing and gas turbine |
| CN102627922A (zh) * | 2012-03-21 | 2012-08-08 | 南京理工大学常熟研究院有限公司 | 车用漆面保护膜及其制备方法 |
| EP4170148A1 (en) * | 2021-10-21 | 2023-04-26 | Raytheon Technologies Corporation | System and method for gas turbine engine rotor bow mitigation |
| US20230141059A1 (en) * | 2021-11-11 | 2023-05-11 | General Electric Company | Thermal bias control in turbomachines |
| WO2025120997A1 (ja) * | 2023-12-08 | 2025-06-12 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービン、及び、ガスタービン制御方法 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16104892A patent/JPH062570A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5716245A (en) * | 1995-07-28 | 1998-02-10 | Yazaki Corporation | Female terminal |
| US7798767B2 (en) | 2004-07-28 | 2010-09-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd | Casing and gas turbine |
| JP2009185779A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービンおよびガスタービンの運転停止方法 |
| CN102627922A (zh) * | 2012-03-21 | 2012-08-08 | 南京理工大学常熟研究院有限公司 | 车用漆面保护膜及其制备方法 |
| EP4170148A1 (en) * | 2021-10-21 | 2023-04-26 | Raytheon Technologies Corporation | System and method for gas turbine engine rotor bow mitigation |
| US20230141059A1 (en) * | 2021-11-11 | 2023-05-11 | General Electric Company | Thermal bias control in turbomachines |
| US11702952B2 (en) * | 2021-11-11 | 2023-07-18 | General Electric Company | Thermal bias control in turbomachines |
| US12305518B2 (en) | 2021-11-11 | 2025-05-20 | General Electric Company | Thermal bias control in turbomachines |
| WO2025120997A1 (ja) * | 2023-12-08 | 2025-06-12 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービン、及び、ガスタービン制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |