JPH0625745Y2 - タテ軸用シングルメカニカルシール - Google Patents
タテ軸用シングルメカニカルシールInfo
- Publication number
- JPH0625745Y2 JPH0625745Y2 JP5022389U JP5022389U JPH0625745Y2 JP H0625745 Y2 JPH0625745 Y2 JP H0625745Y2 JP 5022389 U JP5022389 U JP 5022389U JP 5022389 U JP5022389 U JP 5022389U JP H0625745 Y2 JPH0625745 Y2 JP H0625745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- mechanical seal
- sliding portion
- baffle
- single mechanical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はメカニカルシールの構造、特に摺動部の潤滑や
冷却等をおこなう流体を供給する構造に関する。
冷却等をおこなう流体を供給する構造に関する。
(従来の技術) 第2図に従来のタテ軸用シングルメカニカルシールの一
例を示す。この例は、例えば紙パルププラントにおける
タテ型スクリーン等に用いられるものであり、軸方向に
配置されて回転する回転軸101に対し回転環102が
固設されており、この回転環102が、フレーム側に設
けられた固定環103に対して水密に摺動自在に接触
し、この摺動部105によって密封対象となる系A内部
を密封している。
例を示す。この例は、例えば紙パルププラントにおける
タテ型スクリーン等に用いられるものであり、軸方向に
配置されて回転する回転軸101に対し回転環102が
固設されており、この回転環102が、フレーム側に設
けられた固定環103に対して水密に摺動自在に接触
し、この摺動部105によって密封対象となる系A内部
を密封している。
一方、この摺動部105に対し、系A外部から水等の流
体104が供給され(エキスターナルフラッシング)、
この流体104によって、摺動部105の潤滑、冷却、
保温、洗浄、あるいはシール部外の気体との遮断等をお
こなっている。
体104が供給され(エキスターナルフラッシング)、
この流体104によって、摺動部105の潤滑、冷却、
保温、洗浄、あるいはシール部外の気体との遮断等をお
こなっている。
この例では回転環102と固定環103は1対のみが設
けられており、外部から注水(エキスターナルフラッシ
ング)がおこなわれ、系A内部を介して摺動部105に
流体104が供給されることが特徴的である。
けられており、外部から注水(エキスターナルフラッシ
ング)がおこなわれ、系A内部を介して摺動部105に
流体104が供給されることが特徴的である。
第3図に従来のタテ軸用ダブル(タンデム)メカニカル
シールの一例を示す。この場合は、回転環102と固定
環103が軸方向に2組設けられ、各組の回転環102
と固定環103とが接触する摺動部105,105間
に、密閉された環状の空間Bが形成され、この空間Bに
系A外部から注水を行って各摺動部105,105に対
して流体104を供給していた。
シールの一例を示す。この場合は、回転環102と固定
環103が軸方向に2組設けられ、各組の回転環102
と固定環103とが接触する摺動部105,105間
に、密閉された環状の空間Bが形成され、この空間Bに
系A外部から注水を行って各摺動部105,105に対
して流体104を供給していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記した従来技術の場合に、第2図のタテ
軸用シングルメカニカルシールは、系A内を介して摺動
部105に注水がおこなわれるために、系A内の流体が
希釈され濃度や温度等のコントロールをおこなう上で不
合理であった。
軸用シングルメカニカルシールは、系A内を介して摺動
部105に注水がおこなわれるために、系A内の流体が
希釈され濃度や温度等のコントロールをおこなう上で不
合理であった。
また第3図のタテ軸用ダブルメカニカルシールは、密閉
空間Bを介して流体104を供給するために、前記希釈
等の問題は生じないものの、前記シングルメカニカルシ
ールに比べシール部分が長くなり構造が複雑であって取
扱いが不便であった。
空間Bを介して流体104を供給するために、前記希釈
等の問題は生じないものの、前記シングルメカニカルシ
ールに比べシール部分が長くなり構造が複雑であって取
扱いが不便であった。
本考案は以上の問題点を鑑みて成されたもので、従来の
ダブルメカニカルシールに比べシール部分を短くでき、
しかも系内の希釈化を防止し得るタテ軸用シングルメカ
ニカルシールを得ることを目的とする。
ダブルメカニカルシールに比べシール部分を短くでき、
しかも系内の希釈化を防止し得るタテ軸用シングルメカ
ニカルシールを得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案にあっては、縦方向
に配置された回転軸に取付けられる回転環が、フレーム
側に設けられた固定環に対して、摺動自在に接触して密
封対象となる系内を密封するもので、この摺動部に系の
外部から流体を供給するタテ軸用メカニカルシールにお
いて、 前記摺動部の内側に2つの円筒状のバッフルを同心的に
設け、内側の第1のバッフルの頂部、外側の第2のバッ
フルの頂部、前記摺動部の順に高さを低くし、これら3
者の間に流体を流して摺動部に流体を供給することを特
徴とする。
に配置された回転軸に取付けられる回転環が、フレーム
側に設けられた固定環に対して、摺動自在に接触して密
封対象となる系内を密封するもので、この摺動部に系の
外部から流体を供給するタテ軸用メカニカルシールにお
いて、 前記摺動部の内側に2つの円筒状のバッフルを同心的に
設け、内側の第1のバッフルの頂部、外側の第2のバッ
フルの頂部、前記摺動部の順に高さを低くし、これら3
者の間に流体を流して摺動部に流体を供給することを特
徴とする。
(作 用) 上記構成のタテ軸用シングルメカニカルシールは、たと
えば第1と第2のバッフルの間に流体を流すと、流体は
第2のバッフルの頂部からオーバーフローして摺動部に
供給され、潤滑(冷却、保温、洗浄等)が行なわれる。
また流体の流れを逆にして摺動部と第2のバッフルの間
に流体を流した場合は流体は摺動部に供給された後に第
2のバッフルの頂部からオーバーフローして第1と第2
のバッフルの間から流出する。
えば第1と第2のバッフルの間に流体を流すと、流体は
第2のバッフルの頂部からオーバーフローして摺動部に
供給され、潤滑(冷却、保温、洗浄等)が行なわれる。
また流体の流れを逆にして摺動部と第2のバッフルの間
に流体を流した場合は流体は摺動部に供給された後に第
2のバッフルの頂部からオーバーフローして第1と第2
のバッフルの間から流出する。
このように、流体の供給が摺動部の内側から行なわれる
ので、従来のように密封対象系内に流体が混入しない。
ので、従来のように密封対象系内に流体が混入しない。
また、第1および第2のバッフルを摺動部の内側の空間
を利用して設けられるので、メカニカルシールの軸方向
の長さを短くすることができる。
を利用して設けられるので、メカニカルシールの軸方向
の長さを短くすることができる。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。第1
図には本考案の一実施例に係るタテ軸用シングルメカニ
カルシールを示している。図において、15はプラント
の系A内の一部を構成するフレームであり、系A内には
液体やガス等の密封対象となる流体が満たされている。
そして、フレーム15には、回転軸1が縦方向に配置さ
れ貫通している。この貫通部に本実施例のタテ軸用シン
グルメカニカルシールが設けられる。
図には本考案の一実施例に係るタテ軸用シングルメカニ
カルシールを示している。図において、15はプラント
の系A内の一部を構成するフレームであり、系A内には
液体やガス等の密封対象となる流体が満たされている。
そして、フレーム15には、回転軸1が縦方向に配置さ
れ貫通している。この貫通部に本実施例のタテ軸用シン
グルメカニカルシールが設けられる。
このメカニカルシールは回転環2と固定環3とから成
り、回転軸1の上方の周囲にはOリング11を介して回
転環2がロックナット等の固定部材25によって固設さ
れている。この回転環2の下側の端面が、固定環3上側
の端面に回転摺動する状態で設けられる。この固定環3
は回転軸1と同軸状態であり、下方からのバネ13の付
勢力により回転環2に押圧しており、固定環3及びバネ
13を収納する凹部14がフレーム15側にボルト21
により固定された部材16に形成されている。そして、
回転環2と固定環3の端面が接触する環状の摺動部12
によって系A内が密封される。
り、回転軸1の上方の周囲にはOリング11を介して回
転環2がロックナット等の固定部材25によって固設さ
れている。この回転環2の下側の端面が、固定環3上側
の端面に回転摺動する状態で設けられる。この固定環3
は回転軸1と同軸状態であり、下方からのバネ13の付
勢力により回転環2に押圧しており、固定環3及びバネ
13を収納する凹部14がフレーム15側にボルト21
により固定された部材16に形成されている。そして、
回転環2と固定環3の端面が接触する環状の摺動部12
によって系A内が密封される。
このフレーム15側の部材16には、前記摺動部12の
内側まで延びる2つのバッフル17,18が設けられて
いる。各バッフル17,18は円筒状を成し回転軸1に
対して同心的に形成しており、固定環3内周と回転軸1
外周との間の環状の空間に介在させてある。このうち内
側の第1のバッフル17の頂部より、外側の第2のバッ
フル18の頂部が低い位置に設けられていて、この第2
のバッフル18が前記凹部14の小径側内壁を形成して
いる。さらに、この第2のバッフル18の頂部より前記
摺動部12の位置は低い位置となっている。
内側まで延びる2つのバッフル17,18が設けられて
いる。各バッフル17,18は円筒状を成し回転軸1に
対して同心的に形成しており、固定環3内周と回転軸1
外周との間の環状の空間に介在させてある。このうち内
側の第1のバッフル17の頂部より、外側の第2のバッ
フル18の頂部が低い位置に設けられていて、この第2
のバッフル18が前記凹部14の小径側内壁を形成して
いる。さらに、この第2のバッフル18の頂部より前記
摺動部12の位置は低い位置となっている。
尚、前記固定環3は前記凹部14の大径側内壁に対しス
リップリング19を介して接触し水密状態で上下動でき
るようになっている。
リップリング19を介して接触し水密状態で上下動でき
るようになっている。
この部材16にはフラッシング流体4である水を供給す
る通路22,23が内部に形成されている。一方の通路
22は前記第1及び第2のバッフル17,18の間に形
成される環状の空間Lにつながっている。また、他方の
通路23は前記凹部14の底部に開口しており、前記第
2のバッフル18と摺動部12の間に流体を流せるよう
になっている。
る通路22,23が内部に形成されている。一方の通路
22は前記第1及び第2のバッフル17,18の間に形
成される環状の空間Lにつながっている。また、他方の
通路23は前記凹部14の底部に開口しており、前記第
2のバッフル18と摺動部12の間に流体を流せるよう
になっている。
尚、回転軸1は図中略示する軸受24によって保持され
ている。
ている。
次に本実施例の作用について説明する。回転環2と固定
環3の摺動により容器の系A内部がシールされる。摺動
部12に供給される流体4である水は、例えば一方の通
路22を通って第1と第2のバッフル17,18間の空
間Lに流れ込み、第2のバッフル18の頂部をオーバー
フローして摺動部12に供給される。その後、凹部14
の底部を通って他の通路23を介して外部に排出され
る。このため、従来のように容器の内部すなわち系A内
を介して摺動部12に流体が供給されるようなことがな
い。これにより従来の外部注水により生じていた系内の
希釈の問題を避けることができる。
環3の摺動により容器の系A内部がシールされる。摺動
部12に供給される流体4である水は、例えば一方の通
路22を通って第1と第2のバッフル17,18間の空
間Lに流れ込み、第2のバッフル18の頂部をオーバー
フローして摺動部12に供給される。その後、凹部14
の底部を通って他の通路23を介して外部に排出され
る。このため、従来のように容器の内部すなわち系A内
を介して摺動部12に流体が供給されるようなことがな
い。これにより従来の外部注水により生じていた系内の
希釈の問題を避けることができる。
また、以上の実施例において流体4は第2のバッフル1
8の頂部をオーバーフローして摺動部12へ供給される
ものとして説明したが、他の実施例においては、流体4
の流れを逆にして凹部14の底部から摺動部12へ向っ
て供給することも可能である。この場合には供給された
流体4が摺動部12を越え第2のバッフル18の頂部を
オーバーフローすると、第1及び第2のバッフル17,
18の間へ流れ込み、排出されることになる。
8の頂部をオーバーフローして摺動部12へ供給される
ものとして説明したが、他の実施例においては、流体4
の流れを逆にして凹部14の底部から摺動部12へ向っ
て供給することも可能である。この場合には供給された
流体4が摺動部12を越え第2のバッフル18の頂部を
オーバーフローすると、第1及び第2のバッフル17,
18の間へ流れ込み、排出されることになる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、従来のシングルメ
カニカルシールのように密封対象となる系内に流体が供
給されるようなことがないので、系内が希釈されるとい
う問題を避けることができる。
カニカルシールのように密封対象となる系内に流体が供
給されるようなことがないので、系内が希釈されるとい
う問題を避けることができる。
また、摺動部の内側の空間を利用してバッフルを設けた
ので、従来のダブルメカニカルシールに比べてシール部
分を短くでき取扱い等も簡便となる。
ので、従来のダブルメカニカルシールに比べてシール部
分を短くでき取扱い等も簡便となる。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図及び
第3図は従来例を示す断面図である。 符号の説明 1…回転軸、2…回転環 3…固定環、17…第1のバッフル 18…第2のバッフル、22,23…通路
第3図は従来例を示す断面図である。 符号の説明 1…回転軸、2…回転環 3…固定環、17…第1のバッフル 18…第2のバッフル、22,23…通路
Claims (1)
- 【請求項1】縦方向に配置された回転軸に取付けられる
回転環が、フレーム側に設けられた固定環に対して、摺
動自在に接触して密封対象となる系内を密封するもの
で、この摺動部に系の外部から流体を供給するタテ軸用
シングルメカニカルシールにおいて、 前記摺動部の内側に2つの円筒状のバッフルを同心的に
設け、内側の第1のバッフルの頂部、外側の第2のバッ
フルの頂部、前記摺動部の順に高さを低くし、これら3
者の間に流体を流して摺動部に流体を供給することを特
徴とするタテ軸用シングルメカニカルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022389U JPH0625745Y2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | タテ軸用シングルメカニカルシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022389U JPH0625745Y2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | タテ軸用シングルメカニカルシール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02141769U JPH02141769U (ja) | 1990-11-29 |
| JPH0625745Y2 true JPH0625745Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31568590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5022389U Expired - Lifetime JPH0625745Y2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | タテ軸用シングルメカニカルシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625745Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6855353B2 (ja) * | 2017-08-31 | 2021-04-07 | イーグルブルグマンジャパン株式会社 | メカニカルシール及び密封構造 |
| CN108662144A (zh) * | 2018-07-03 | 2018-10-16 | 西安昊佳林环保有限公司 | 一种新型有色金属萃取用密封组件 |
-
1989
- 1989-05-01 JP JP5022389U patent/JPH0625745Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02141769U (ja) | 1990-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |