JPH06257551A - 水力発電所の運転制御方法 - Google Patents
水力発電所の運転制御方法Info
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- JPH06257551A JPH06257551A JP5042853A JP4285393A JPH06257551A JP H06257551 A JPH06257551 A JP H06257551A JP 5042853 A JP5042853 A JP 5042853A JP 4285393 A JP4285393 A JP 4285393A JP H06257551 A JPH06257551 A JP H06257551A
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- pump
- turbines
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- inlet
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
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- Control Of Water Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数台運転中の水車またはポンプ水車に負荷
しゃ断指令があった場合、ガイドベーン閉口中に発生す
る水撃を、残りの運転中の水車またはポンプ水車に影響
を与えないようにする。 【構成】 複数台運転中の水車10またはポンプ水車11に
負荷しゃ断指令があった場合、残りの運転中の水車10ま
たはポンプ水車11の入口に設けたガイドベーン4または
入口弁3のうち、少なくとも一の弁に絞り開度を与え、
所与時間経過後、開口する。
しゃ断指令があった場合、ガイドベーン閉口中に発生す
る水撃を、残りの運転中の水車またはポンプ水車に影響
を与えないようにする。 【構成】 複数台運転中の水車10またはポンプ水車11に
負荷しゃ断指令があった場合、残りの運転中の水車10ま
たはポンプ水車11の入口に設けたガイドベーン4または
入口弁3のうち、少なくとも一の弁に絞り開度を与え、
所与時間経過後、開口する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上池と下池とを結ぶ
流水路の途中に設けた複数条の分岐流水路に配置した任
意組合せの水車またはポンプ水車のいずれか一つ以上
に、負荷しゃ断があった場合、残りの運転中の水車また
はポンプ水車を好ましく運転制御せしめるようにした水
力発電所の運転制御方法に関する。
流水路の途中に設けた複数条の分岐流水路に配置した任
意組合せの水車またはポンプ水車のいずれか一つ以上
に、負荷しゃ断があった場合、残りの運転中の水車また
はポンプ水車を好ましく運転制御せしめるようにした水
力発電所の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水力発電所は、上池および下池間を結ぶ
流水路の途中に水車またはポンプ水車などの水力機械を
設置して構成している。
流水路の途中に水車またはポンプ水車などの水力機械を
設置して構成している。
【0003】複数の水力機械を擁する水力発電所におい
ては、各水力機械毎に上池から下池まで一条づつの流水
路を設置する方式の他、上池あるいは下池から水力機械
までの一定の区間には、一条の流水路を設け、その端部
から分岐し、水力機械毎に一条づつの分岐流水路を設置
する分岐水路方式がある。この分岐水路方式は、流水路
の建設コストが少ない点で経済的であり、最近の水力発
電所の多くは分岐水路方式を採用している。なお、複数
の水力機械は、水車またはポンプ水車のみ、あるいは水
車とポンプ水車との任意の組合せである。
ては、各水力機械毎に上池から下池まで一条づつの流水
路を設置する方式の他、上池あるいは下池から水力機械
までの一定の区間には、一条の流水路を設け、その端部
から分岐し、水力機械毎に一条づつの分岐流水路を設置
する分岐水路方式がある。この分岐水路方式は、流水路
の建設コストが少ない点で経済的であり、最近の水力発
電所の多くは分岐水路方式を採用している。なお、複数
の水力機械は、水車またはポンプ水車のみ、あるいは水
車とポンプ水車との任意の組合せである。
【0004】図6は、分岐水路方式の代表的な従来の実
施例の一つで、上池と下池を結ぶ流水路1、放水管2
は、途中から分岐した複数条の分岐流水路1a,1b,
2a,2b中に水車10、ポンプ水車11の任意組み合わせ
の水力機械を設置している。
施例の一つで、上池と下池を結ぶ流水路1、放水管2
は、途中から分岐した複数条の分岐流水路1a,1b,
2a,2b中に水車10、ポンプ水車11の任意組み合わせ
の水力機械を設置している。
【0005】このような分岐水路方式に組込まれた水車
またはポンプ水車は、構成を同じくして図5に示される
ように、ランナ4bを囲う渦巻状のケーシング4aを有
し、その入口側に入口弁3を介装して分岐流水路1a
(1b)を備えている。また、ランナ4bの入口は流水
を調整する水口開度を自在にコントロールするガイドベ
ーン4を備えており、その出口はランナ4bで仕事後の
流水を下池に案内する分岐流水路2a(2b)を備えて
いる。
またはポンプ水車は、構成を同じくして図5に示される
ように、ランナ4bを囲う渦巻状のケーシング4aを有
し、その入口側に入口弁3を介装して分岐流水路1a
(1b)を備えている。また、ランナ4bの入口は流水
を調整する水口開度を自在にコントロールするガイドベ
ーン4を備えており、その出口はランナ4bで仕事後の
流水を下池に案内する分岐流水路2a(2b)を備えて
いる。
【0006】上記構成の水力発電所において、制御装置
7に負荷しゃ断指令が入ると、ここから演算部5を経て
演算された指令信号は閉口信号してガイドベーン4に与
えられる一方、演算部6にも与えられて入口弁3を閉口
させている。このように負荷しゃ断があった場合、水力
機械は入口弁3およびガイドベーン4を閉口させ、ラン
ナ4aの過回転暴走による危険を回避している。
7に負荷しゃ断指令が入ると、ここから演算部5を経て
演算された指令信号は閉口信号してガイドベーン4に与
えられる一方、演算部6にも与えられて入口弁3を閉口
させている。このように負荷しゃ断があった場合、水力
機械は入口弁3およびガイドベーン4を閉口させ、ラン
ナ4aの過回転暴走による危険を回避している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、複数台任意
に組合せた水車またはポンプ水車のうち、少なくとも一
つ以上の水力機械に負荷しゃ断指令があった場合、負荷
しゃ断指令対象の水車またはポンプ水車は、上述弁を閉
口させ、ランナ4bの過回転暴走を回避しているが、他
の水車またはポンプ水車は運転が続行されている。この
場合、図6中、例えば水車10、ポンプ水車11の両方が運
転中、水車10に負荷しゃ断指令が入ると、上述弁が閉口
するが、その際、弁閉口中に水撃現象が発生する。この
水撃は、分岐流水路1a,2aに伝わる。このため、分
岐流水路1b,2bを通る流水にも影響があらわれ、過
渡的ではあるが、いわゆる循環が発生し、放水管2の水
圧が極端に低下することがある。この水圧低下が絶対水
圧以下になると、放水管2内で水柱分離が起り、再結合
の際、過大な脈動となってあらわれ、最悪の場合、停止
途上の水車10は損壊を招来するおそれがある。このよう
な不具合、不都合から保護する技術として、例えば特許
第1530455 号があるが、この技術は、隣接する水力機械
との不干渉までは言及していない。
に組合せた水車またはポンプ水車のうち、少なくとも一
つ以上の水力機械に負荷しゃ断指令があった場合、負荷
しゃ断指令対象の水車またはポンプ水車は、上述弁を閉
口させ、ランナ4bの過回転暴走を回避しているが、他
の水車またはポンプ水車は運転が続行されている。この
場合、図6中、例えば水車10、ポンプ水車11の両方が運
転中、水車10に負荷しゃ断指令が入ると、上述弁が閉口
するが、その際、弁閉口中に水撃現象が発生する。この
水撃は、分岐流水路1a,2aに伝わる。このため、分
岐流水路1b,2bを通る流水にも影響があらわれ、過
渡的ではあるが、いわゆる循環が発生し、放水管2の水
圧が極端に低下することがある。この水圧低下が絶対水
圧以下になると、放水管2内で水柱分離が起り、再結合
の際、過大な脈動となってあらわれ、最悪の場合、停止
途上の水車10は損壊を招来するおそれがある。このよう
な不具合、不都合から保護する技術として、例えば特許
第1530455 号があるが、この技術は、隣接する水力機械
との不干渉までは言及していない。
【0008】また、水柱分離、再結合から招来する弊害
を回避する手段として、分岐流水路の口径の拡大化も考
えられるけれども土木工事の掘削作業コストの増加を考
えると、経済的制約を受け、必ずしも良策ではない。
を回避する手段として、分岐流水路の口径の拡大化も考
えられるけれども土木工事の掘削作業コストの増加を考
えると、経済的制約を受け、必ずしも良策ではない。
【0009】この発明は、かかる事情に鑑み、従来の分
岐流水路をそのまま保持しつつ、複数台設置の水力機械
のうち、一つ以上に負荷しゃ断指令が入っても、分岐流
水路系に水柱分離・再結合の現象を発生させないように
する水力発電所の運転制御方法を公表することを目的と
する。
岐流水路をそのまま保持しつつ、複数台設置の水力機械
のうち、一つ以上に負荷しゃ断指令が入っても、分岐流
水路系に水柱分離・再結合の現象を発生させないように
する水力発電所の運転制御方法を公表することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的達成のために、
請求項1に記載した発明は、上池と下池とを結ぶ流水路
の途中に複数条の分岐流水路を設け、各分岐流水路に水
車またはポンプ水車を組合せて配置してなる水力発電所
において、組合せて配置した水車またはポンプ水車のう
ち、いずれか一つ以上に負荷しゃ断があった場合、負荷
しゃ断のあった水車またはポンプ水車の入口に設けたガ
イドベーンを閉口させる一方、残りの運転中の水車また
はポンプ水車の入口に設けたガイドベーンおよび入口弁
のうち、少なくとも一の弁の開度を絞り、所与時間経過
後、前記一の弁を開口させるものである。
請求項1に記載した発明は、上池と下池とを結ぶ流水路
の途中に複数条の分岐流水路を設け、各分岐流水路に水
車またはポンプ水車を組合せて配置してなる水力発電所
において、組合せて配置した水車またはポンプ水車のう
ち、いずれか一つ以上に負荷しゃ断があった場合、負荷
しゃ断のあった水車またはポンプ水車の入口に設けたガ
イドベーンを閉口させる一方、残りの運転中の水車また
はポンプ水車の入口に設けたガイドベーンおよび入口弁
のうち、少なくとも一の弁の開度を絞り、所与時間経過
後、前記一の弁を開口させるものである。
【0011】また、請求項2に記載した発明は、上池と
下池とを結ぶ流水路の途中に複数条の分岐流水路を設
け、各分岐流水路に水車またはポンプ水車を組合せて配
置してなる水力発電所において、組合せて配置した水車
またはポンプ水車のうち、いずれか一つ以上に負荷しゃ
断があった場合、負荷しゃ断のあった水車またはポンプ
水車の入口に設けたガイドベーンを閉口させ、この間、
負荷しゃ断のあった水車またはポンプ水車の回転速度が
定格の10%を越えるとき、残りの運転中の水車またはポ
ンプ水車の入口に設けたガイドベーンおよび入口弁のう
ち、少なくとも一の弁の開度を絞り、所与時間経過後、
前記一の弁を開口させるものである。
下池とを結ぶ流水路の途中に複数条の分岐流水路を設
け、各分岐流水路に水車またはポンプ水車を組合せて配
置してなる水力発電所において、組合せて配置した水車
またはポンプ水車のうち、いずれか一つ以上に負荷しゃ
断があった場合、負荷しゃ断のあった水車またはポンプ
水車の入口に設けたガイドベーンを閉口させ、この間、
負荷しゃ断のあった水車またはポンプ水車の回転速度が
定格の10%を越えるとき、残りの運転中の水車またはポ
ンプ水車の入口に設けたガイドベーンおよび入口弁のう
ち、少なくとも一の弁の開度を絞り、所与時間経過後、
前記一の弁を開口させるものである。
【0012】さらにまた、請求項3に記載した発明は、
上池と下池とを結ぶ流水路の途中に複数条の分岐流水路
を設け、各分岐流水路に水車またはポンプ水車を組合せ
て配置してなる水力発電所において、組合せて配置した
水車またはポンプ水車のうち、いずれか一つ以上に負荷
しゃ断があった場合、負荷しゃ断のあった水車またはポ
ンプ水車の入口に設けたガイドベーンを閉口させる一
方、残りの運転中の水車またはポンプ水車の入口に設け
たガイドベーンおよび入口弁のうち、少なくとも一の弁
の開度を絞る間に負荷しゃ断があった場合、さらに残り
の運転中の水車またはポンプ水車の入口に設けたガイド
ベーンおよび入口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を
絞り、所与時間経過後、前記一の弁を開口させるもので
ある。
上池と下池とを結ぶ流水路の途中に複数条の分岐流水路
を設け、各分岐流水路に水車またはポンプ水車を組合せ
て配置してなる水力発電所において、組合せて配置した
水車またはポンプ水車のうち、いずれか一つ以上に負荷
しゃ断があった場合、負荷しゃ断のあった水車またはポ
ンプ水車の入口に設けたガイドベーンを閉口させる一
方、残りの運転中の水車またはポンプ水車の入口に設け
たガイドベーンおよび入口弁のうち、少なくとも一の弁
の開度を絞る間に負荷しゃ断があった場合、さらに残り
の運転中の水車またはポンプ水車の入口に設けたガイド
ベーンおよび入口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を
絞り、所与時間経過後、前記一の弁を開口させるもので
ある。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明において、負荷しゃ断指令
のあった水車またはポンプ水車のガイドベーンを閉口さ
せ、残りの運転中の水車またはポンプ水車のガイドベー
ンおよび入口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を絞
る。このため、運転中の水車またはポンプ水車を通過す
る流水は減少するから、停止途上の水車またはポンプ水
車のガイドベーン閉口中に生起する水撃によっては影響
を受けない。したがって、運転中の水車またはポンプ水
車から所与量の流水が放水管に与えられるから、水柱分
離、再結合の現象を避けることができる。
のあった水車またはポンプ水車のガイドベーンを閉口さ
せ、残りの運転中の水車またはポンプ水車のガイドベー
ンおよび入口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を絞
る。このため、運転中の水車またはポンプ水車を通過す
る流水は減少するから、停止途上の水車またはポンプ水
車のガイドベーン閉口中に生起する水撃によっては影響
を受けない。したがって、運転中の水車またはポンプ水
車から所与量の流水が放水管に与えられるから、水柱分
離、再結合の現象を避けることができる。
【0014】請求項2記載の発明において、水車または
ポンプ水車に負荷しゃ断指令が入り、この指令に基づい
て水車またはポンプ水車の入口に設けたガイドベーンを
閉口させても、慣性力のため水車またはポンプ水車は定
格回転数よりもオーバする場合がある。このオーバ回転
数を放置しておくと水車またはポンプ水車は危険状態に
なるが、オーバ回転数をどの程度に抑えるかは経験から
割り出されている。
ポンプ水車に負荷しゃ断指令が入り、この指令に基づい
て水車またはポンプ水車の入口に設けたガイドベーンを
閉口させても、慣性力のため水車またはポンプ水車は定
格回転数よりもオーバする場合がある。このオーバ回転
数を放置しておくと水車またはポンプ水車は危険状態に
なるが、オーバ回転数をどの程度に抑えるかは経験から
割り出されている。
【0015】この請求項は、経験から割り出された定格
回転数に対するオーバ値が10%になったとき、負荷しゃ
断指令を受けていない水車またはポンプ水車の入口に設
けたガイドベーンおよび入口弁のうち、少なくとも一の
弁の開度を絞るもので、このようにしても運転中の水車
またはポンプ水車から放水管に所与の流水が与えられ
る。したがって、放水管は一定圧の流水を確保すること
ができるので、水柱分離、再結合の心配はない。
回転数に対するオーバ値が10%になったとき、負荷しゃ
断指令を受けていない水車またはポンプ水車の入口に設
けたガイドベーンおよび入口弁のうち、少なくとも一の
弁の開度を絞るもので、このようにしても運転中の水車
またはポンプ水車から放水管に所与の流水が与えられ
る。したがって、放水管は一定圧の流水を確保すること
ができるので、水柱分離、再結合の心配はない。
【0016】請求項3記載の発明において、負荷しゃ断
指令のあった水車またはポンプ水車のガイドベーンおよ
び入口弁のうち、少なくとも一の弁を閉口させ、残りの
運転中の水車またはポンプ水車のガイドベーンおよび入
口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を絞るが、この
間、一の弁の開度を絞っている水車またはポンプ水車に
負荷しゃ断指令があった場合、さらに残りの運転中の水
車またはポンプ水車の入口に設けたガイドベーンおよび
入口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を絞るもので、
運転中の水車またはポンプ水車を通過する流水は少なく
なるものの、それでも放水管には所与の流水が与えられ
る。
指令のあった水車またはポンプ水車のガイドベーンおよ
び入口弁のうち、少なくとも一の弁を閉口させ、残りの
運転中の水車またはポンプ水車のガイドベーンおよび入
口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を絞るが、この
間、一の弁の開度を絞っている水車またはポンプ水車に
負荷しゃ断指令があった場合、さらに残りの運転中の水
車またはポンプ水車の入口に設けたガイドベーンおよび
入口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を絞るもので、
運転中の水車またはポンプ水車を通過する流水は少なく
なるものの、それでも放水管には所与の流水が与えられ
る。
【0017】したがって、運転中の水車またはポンプ水
車から放水管に流水が与えられるから放水管は一定の流
水を確保することができ、水柱分離、再結合の現象を避
けることができる。特に、負荷しゃ断指令が経済的につ
ぎつぎ水車またはポンプ水車に与えられた場合に放水管
が一定量の流水を確保する上で好ましい。
車から放水管に流水が与えられるから放水管は一定の流
水を確保することができ、水柱分離、再結合の現象を避
けることができる。特に、負荷しゃ断指令が経済的につ
ぎつぎ水車またはポンプ水車に与えられた場合に放水管
が一定量の流水を確保する上で好ましい。
【0018】
【実施例】以下、この発明にかかる水力発電所の運転制
御方法の一実施例について図面を参照して説明する。図
1は、負荷しゃ断指令のあった水車またはポンプ水車と
運転中の水車またはポンプ水車におけるガイドベーン開
度または入口弁開度を示すグラフである。
御方法の一実施例について図面を参照して説明する。図
1は、負荷しゃ断指令のあった水車またはポンプ水車と
運転中の水車またはポンプ水車におけるガイドベーン開
度または入口弁開度を示すグラフである。
【0019】今、複数台運転中の水車またはポンプ水車
のうち、一の水車またはポンプ水車に負荷しゃ断指令が
入ると、負荷しゃ断指令を受けた水車またはポンプ水車
のガイドベーンは閉口する。また、運転中の水車または
ポンプ水車のガイドベーンまたは入口弁のうち、少なく
とも一の弁の開度も絞られる。この一の弁の絞り経過
は、所与時間として与えられるが、この所与時間は経験
から割り出されている。すなわち、この所与時間は、負
荷しゃ断指令によりガイドベーンが閉口する際、水撃を
発生するが、この水撃は長時間継続するものではないの
で、水撃が終了することを経験的に割り出して定めたも
のである。そして、運転中の水車またはポンプ水車のガ
イドベーンまたは入口弁のうち、少なくとも一の弁の開
度を絞り、この間、負荷しゃ断により発生する水撃の影
響を受けないように分岐流水路に流水を流す。これによ
って、放水管は一定の流水が確保される。所与時間経過
後、絞り開度のガイドベーンまたは入口弁は開口させ、
以後、通常運転に移行する。
のうち、一の水車またはポンプ水車に負荷しゃ断指令が
入ると、負荷しゃ断指令を受けた水車またはポンプ水車
のガイドベーンは閉口する。また、運転中の水車または
ポンプ水車のガイドベーンまたは入口弁のうち、少なく
とも一の弁の開度も絞られる。この一の弁の絞り経過
は、所与時間として与えられるが、この所与時間は経験
から割り出されている。すなわち、この所与時間は、負
荷しゃ断指令によりガイドベーンが閉口する際、水撃を
発生するが、この水撃は長時間継続するものではないの
で、水撃が終了することを経験的に割り出して定めたも
のである。そして、運転中の水車またはポンプ水車のガ
イドベーンまたは入口弁のうち、少なくとも一の弁の開
度を絞り、この間、負荷しゃ断により発生する水撃の影
響を受けないように分岐流水路に流水を流す。これによ
って、放水管は一定の流水が確保される。所与時間経過
後、絞り開度のガイドベーンまたは入口弁は開口させ、
以後、通常運転に移行する。
【0020】この実施例は、複数台の水車またはポンプ
水車の運転中、一の水車またはポンプ水車が負荷しゃ断
指令を受けた場合の一例であるが、残りの運転中の水車
またはポンプ水車にも時間を置いて負荷しゃ断指令を受
けた場合、さらに残っている運転中の水車またはポンプ
水車のガイドベーンまたは入口弁のうち、少なくとも一
の弁に絞り開度を所与時間与えてやれば、上述水撃の影
響を受けずに放水管は一定の流水を確保することがで
き、水柱分離、再結合の心配はなくなる。
水車の運転中、一の水車またはポンプ水車が負荷しゃ断
指令を受けた場合の一例であるが、残りの運転中の水車
またはポンプ水車にも時間を置いて負荷しゃ断指令を受
けた場合、さらに残っている運転中の水車またはポンプ
水車のガイドベーンまたは入口弁のうち、少なくとも一
の弁に絞り開度を所与時間与えてやれば、上述水撃の影
響を受けずに放水管は一定の流水を確保することがで
き、水柱分離、再結合の心配はなくなる。
【0021】図4は、複数台の水車またはポンプ水車の
運転中、一の水車またはポンプ水車が負荷しゃ断指令を
受けた場合、残りの運転中の水車またはポンプ水車の運
転条件を示す指令フローであって、制御装置7には常
時、負荷しゃ断指令または負荷しゃ断指令を受けたラン
ナの回転上昇信号、負荷しゃ断指令を受けたときの水車
またはポンプ水車の運転負荷またはガイドベーン開度信
号、下池の水位信号、運転中の水車またはポンプ水車台
数の信号が与えられている。
運転中、一の水車またはポンプ水車が負荷しゃ断指令を
受けた場合、残りの運転中の水車またはポンプ水車の運
転条件を示す指令フローであって、制御装置7には常
時、負荷しゃ断指令または負荷しゃ断指令を受けたラン
ナの回転上昇信号、負荷しゃ断指令を受けたときの水車
またはポンプ水車の運転負荷またはガイドベーン開度信
号、下池の水位信号、運転中の水車またはポンプ水車台
数の信号が与えられている。
【0022】このような運転状況下、運転中の複数台の
水車またはポンプ水車のうち、少なくとも一つ以上に負
荷しゃ断指令がある場合、制御装置7から演算部5
(6)に指令が与えられ、ここで運転中の水車またはポ
ンプ水車のガイドベーンまたは入口弁に絞り開度信号が
作り出され、ガイドベーンまたは入口弁は上述所与時
間、開度が絞られる。このようにして、運転中の水車ま
たはポンプ水車は、負荷しゃ断指令のあった水車または
ポンプ水車から発生する水撃の影響を受けないようにし
ている。
水車またはポンプ水車のうち、少なくとも一つ以上に負
荷しゃ断指令がある場合、制御装置7から演算部5
(6)に指令が与えられ、ここで運転中の水車またはポ
ンプ水車のガイドベーンまたは入口弁に絞り開度信号が
作り出され、ガイドベーンまたは入口弁は上述所与時
間、開度が絞られる。このようにして、運転中の水車ま
たはポンプ水車は、負荷しゃ断指令のあった水車または
ポンプ水車から発生する水撃の影響を受けないようにし
ている。
【0023】図3は、運転中の水車またはポンプ水車の
ガイドベーンまたは入口弁の絞り開度許容範囲を斜線で
示したものであるが、この図から放水管には一定の流水
が与えられていることが理解される。図2は、この発明
にかかる水力発電所の運転制御方法の他の実施例を説明
するためのガイドベーンまたは入口弁の開度特性を示す
グラフである。
ガイドベーンまたは入口弁の絞り開度許容範囲を斜線で
示したものであるが、この図から放水管には一定の流水
が与えられていることが理解される。図2は、この発明
にかかる水力発電所の運転制御方法の他の実施例を説明
するためのガイドベーンまたは入口弁の開度特性を示す
グラフである。
【0024】複数台運転中の水車またはポンプ水車のう
ち、一つ以上の水車またはポンプ水車に負荷しゃ断指令
があり、ガイドベーンを閉口してもその水車またはポン
プ水車は慣性力をもっているため、ランナは定格回転速
度をオーバすることがある。ランナの過回転を放置して
おくと、危険域に入るが、定格回転速度の10%以内であ
れば実害がないと経験的に確認されている。
ち、一つ以上の水車またはポンプ水車に負荷しゃ断指令
があり、ガイドベーンを閉口してもその水車またはポン
プ水車は慣性力をもっているため、ランナは定格回転速
度をオーバすることがある。ランナの過回転を放置して
おくと、危険域に入るが、定格回転速度の10%以内であ
れば実害がないと経験的に確認されている。
【0025】この発明は、かかる経験的に確認した事実
に基づくもので、負荷しゃ断指令のあった水車またはポ
ンプ水車のガイドベーンを閉口する一方、ランナ回転速
度が定格回転数の10%になったとき、残りの運転中の水
車またはポンプ水車のガイドベーンおよび入口弁のう
ち、少なくとも一の弁に絞り開度指令を、図4に示す演
算部5(6)から与えられる。したがって、この場合
も、運転中の水車またはポンプ水車から放水管に一定の
流水が与えられるから水柱分離、再結合の心配はない。
に基づくもので、負荷しゃ断指令のあった水車またはポ
ンプ水車のガイドベーンを閉口する一方、ランナ回転速
度が定格回転数の10%になったとき、残りの運転中の水
車またはポンプ水車のガイドベーンおよび入口弁のう
ち、少なくとも一の弁に絞り開度指令を、図4に示す演
算部5(6)から与えられる。したがって、この場合
も、運転中の水車またはポンプ水車から放水管に一定の
流水が与えられるから水柱分離、再結合の心配はない。
【0026】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明にかかる水
力発電所の運転制御方法では、複数台運転中の水車また
はポンプ水車のうち、いずれかの水車またはポンプ水車
に負荷しゃ断指令があっても、残りの運転中の水車また
はポンプ水車のガイドベーンまたは入口弁のうち、少な
くとも一の弁に絞り開度を与えつつ、放水管に一定の流
水を送り出しているので、水撃による影響を受けること
なく、水力発電所は支障なく安全な運転を継続すること
ができる。
力発電所の運転制御方法では、複数台運転中の水車また
はポンプ水車のうち、いずれかの水車またはポンプ水車
に負荷しゃ断指令があっても、残りの運転中の水車また
はポンプ水車のガイドベーンまたは入口弁のうち、少な
くとも一の弁に絞り開度を与えつつ、放水管に一定の流
水を送り出しているので、水撃による影響を受けること
なく、水力発電所は支障なく安全な運転を継続すること
ができる。
【図1】複数台運転中の水車またはポンプ水車のうち、
負荷しゃ断指令があった場合、残りの運転中の水車また
はポンプ水車のガイドベーンまたは入口弁の開度特性を
示すグラフ。
負荷しゃ断指令があった場合、残りの運転中の水車また
はポンプ水車のガイドベーンまたは入口弁の開度特性を
示すグラフ。
【図2】この発明にかかる水力発電所の運転制御方法に
おいて、他の実施例を示す運転中の水車またはポンプ水
車のガイドベーンまたは入口弁の開度特性を示すグラ
フ。
おいて、他の実施例を示す運転中の水車またはポンプ水
車のガイドベーンまたは入口弁の開度特性を示すグラ
フ。
【図3】負荷しゃ断指令を受けた水車またはポンプ水車
に対し、残りの運転中の水車またはポンプ水車のガイド
ベーンまたは入口弁の開度を絞る範囲を示すグラフ。
に対し、残りの運転中の水車またはポンプ水車のガイド
ベーンまたは入口弁の開度を絞る範囲を示すグラフ。
【図4】負荷しゃ断指令を受けた水車またはポンプに対
し、残りの運転中の水車またはポンプ水車のガイドベー
ンまたは入口弁に絞り開度信号を与えるフローを示す
図。
し、残りの運転中の水車またはポンプ水車のガイドベー
ンまたは入口弁に絞り開度信号を与えるフローを示す
図。
【図5】水車またはポンプ水車の一般的構成例を示す概
略図。
略図。
【図6】水力発電所の一般的な実施例を示す系統概略
図。
図。
1 流水路 2 放水管 1a,1b,2a,2b 分岐流水路 3 入口弁 4 ガイドベーン 4a ケーシング 4b ランナ 7 制御装置 10 水車 11 ポンプ水車
Claims (3)
- 【請求項1】 上池と下池とを結ぶ流水路の途中に複数
条の分岐流水路を設け、各分岐流水路に水車またはポン
プ水車を組合せて配置してなる水力発電所において、組
合せて配置した水車またはポンプ水車のうち、いずれか
一つ以上に負荷しゃ断があった場合、負荷しゃ断のあっ
た水車またはポンプ水車の入口に設けたガイドベーンを
閉口させる一方、残りの運転中の水車またはポンプ水車
の入口に設けたガイドベーンおよび入口弁のうち、少な
くとも一の弁の開度を絞り、所与時間経過後、前記一の
弁を開口させることを特徴とする水力発電所の運転制御
方法。 - 【請求項2】 上池と下池とを結ぶ流水路の途中に複数
条の分岐流水路を設け、各分岐流水路に水車またはポン
プ水車を組合せて配置してなる水力発電所において、組
合せて配置した水車またはポンプ水車のうち、いずれか
一つ以上に負荷しゃ断があった場合、負荷しゃ断のあっ
た水車またはポンプ水車の入口に設けたガイドベーンを
閉口させ、この間、負荷しゃ断のあった水車またはポン
プ水車の回転速度が定格の10%を越えるとき、残りの運
転中の水車またはポンプ水車の入口に設けたガイドベー
ンおよび入口弁のうち、少なくとも一の弁の開度を絞
り、所与時間経過後、前記一の弁を開口させることを特
徴とする水力発電所の運転制御方法。 - 【請求項3】 上池と下池とを結ぶ流水路の途中に複数
条の分岐流水路を設け、各分岐流水路に水車またはポン
プ水車を組合せて配置してなる水力発電所において、組
合せて配置した水車またはポンプ水車のうち、いずれか
一つ以上に負荷しゃ断があった場合、負荷しゃ断のあっ
た水車またはポンプ水車の入口に設けたガイドベーンを
閉口させる一方、残りの運転中の水車またはポンプ水車
の入口に設けたガイドベーンおよび入口弁のうち、少な
くとも一の弁の開度を絞る間に負荷しゃ断があった場
合、さらに残りの運転中の水車またはポンプ水車の入口
に設けたガイドベーンおよび入口弁のうち、少なくとも
一の弁の開度を絞り、所与時間経過後、前記一の弁を開
口させることを特徴とする水力発電所の運転制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5042853A JPH06257551A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 水力発電所の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5042853A JPH06257551A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 水力発電所の運転制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257551A true JPH06257551A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12647581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5042853A Pending JPH06257551A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 水力発電所の運転制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257551A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU778383B2 (en) * | 1999-12-27 | 2004-12-02 | Uni-Charm Corporation | Flexible sheet used for disposable sanitary article |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP5042853A patent/JPH06257551A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU778383B2 (en) * | 1999-12-27 | 2004-12-02 | Uni-Charm Corporation | Flexible sheet used for disposable sanitary article |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |