JPH0626012A - 斜張橋のケーブル緊張装置及び緊張装置を搭載した台車 - Google Patents
斜張橋のケーブル緊張装置及び緊張装置を搭載した台車Info
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- JPH0626012A JPH0626012A JP18266292A JP18266292A JPH0626012A JP H0626012 A JPH0626012 A JP H0626012A JP 18266292 A JP18266292 A JP 18266292A JP 18266292 A JP18266292 A JP 18266292A JP H0626012 A JPH0626012 A JP H0626012A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 斜張橋のケーブルの桁側の端部を牽引緊張す
ることでこのケーブルに所定の緊張力を与えた状態とし
て固定する緊張装置、及びこれを搭載した台車を提供す
る。 【構成】 斜長橋のケーブルを所定の緊張状態で桁に固
定するために該ケーブル下端に設けた定着用ブロックを
ケーブルの延長方向に牽引緊張し、この状態で、該定着
用ブロックの固定用螺子部に螺合したナット部材を桁の
固定部に突き当るまで螺進させてケーブル下端を固定す
るケーブル緊張装置であって、斜張橋のケーブル下端に
設けた定着ブロックに当接して一連に連続する牽引用螺
子部の設けられた牽引ロッドと、定着ブロックから牽引
ロッドに渡る該牽引用螺子部に螺合してこれらを一体化
させるカプラーと、ケーブルの下端延長線上に一定離間
距離を保って位置され上記牽引ロッドをケーブル緊張方
向に移動させる油圧機構とを備えた斜張橋のケーブル緊
張装置、及びこれを搭載した台車。
ることでこのケーブルに所定の緊張力を与えた状態とし
て固定する緊張装置、及びこれを搭載した台車を提供す
る。 【構成】 斜長橋のケーブルを所定の緊張状態で桁に固
定するために該ケーブル下端に設けた定着用ブロックを
ケーブルの延長方向に牽引緊張し、この状態で、該定着
用ブロックの固定用螺子部に螺合したナット部材を桁の
固定部に突き当るまで螺進させてケーブル下端を固定す
るケーブル緊張装置であって、斜張橋のケーブル下端に
設けた定着ブロックに当接して一連に連続する牽引用螺
子部の設けられた牽引ロッドと、定着ブロックから牽引
ロッドに渡る該牽引用螺子部に螺合してこれらを一体化
させるカプラーと、ケーブルの下端延長線上に一定離間
距離を保って位置され上記牽引ロッドをケーブル緊張方
向に移動させる油圧機構とを備えた斜張橋のケーブル緊
張装置、及びこれを搭載した台車。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、斜張橋におけるケーブ
ルを所定の張力状態に緊張させるために用いられる緊張
装置、これを搭載した台車に関するものである。
ルを所定の張力状態に緊張させるために用いられる緊張
装置、これを搭載した台車に関するものである。
【0002】
【発明の背景と従来の技術】斜張橋は桁橋に分類される
橋梁の一つであり、主塔と主桁の間に斜めに架設した多
数のケーブルによって桁(橋床)を支塔で支持した構造
をもつものである。近時においては、従来一種の補助材
であった素線を撚ったPC鋼材を更に多数束ねたケーブ
ルを主部材(引張材)として用いることで、主桁の断面
や重量を減らして長大な橋梁を建設するのに適した構造
をもったものとしての認識が高まっている。
橋梁の一つであり、主塔と主桁の間に斜めに架設した多
数のケーブルによって桁(橋床)を支塔で支持した構造
をもつものである。近時においては、従来一種の補助材
であった素線を撚ったPC鋼材を更に多数束ねたケーブ
ルを主部材(引張材)として用いることで、主桁の断面
や重量を減らして長大な橋梁を建設するのに適した構造
をもったものとしての認識が高まっている。
【0003】図16はこのような斜張橋の一例であるフ
ァン形式構造の斜張橋外観を示したものである。このよ
うな斜張橋は、主塔101と桁102の間に架設するケ
ーブルの配置によって大きく二つのタイプに大別され
る。その一つは、主塔101を桁の両サイド(幅方向両
側)に立設し、これらの主塔101と桁102の両サイ
ドの間に夫々ケーブル103を架設緊張させるようにし
た方式(所謂「二面吊り」の方式)であり、他は、桁1
02の幅方向の中央部に立設した主塔101と桁102
の幅方向中央部の間にケーブル103を架設緊張させる
ようにした方式(所謂「一面吊り」の方式)である。
ァン形式構造の斜張橋外観を示したものである。このよ
うな斜張橋は、主塔101と桁102の間に架設するケ
ーブルの配置によって大きく二つのタイプに大別され
る。その一つは、主塔101を桁の両サイド(幅方向両
側)に立設し、これらの主塔101と桁102の両サイ
ドの間に夫々ケーブル103を架設緊張させるようにし
た方式(所謂「二面吊り」の方式)であり、他は、桁1
02の幅方向の中央部に立設した主塔101と桁102
の幅方向中央部の間にケーブル103を架設緊張させる
ようにした方式(所謂「一面吊り」の方式)である。
【0004】斜張橋の建設は、一般的には主塔と主桁の
間に多数のPC鋼材を予備緊張して架設し、最終的には
このPC鋼材を束ねたケーブルの全体を所要の緊張力と
なるように緊張調整するのが普通である。なおケーブル
は通常複数の素線を撚ったPC鋼材を多数束ねて構成さ
れるものであり、そのPC鋼材の端部は多数の貫通孔を
有する定着ブロックの該貫通孔に1本1本嵌挿されて、
例えば3つ割りくさびで固定される。
間に多数のPC鋼材を予備緊張して架設し、最終的には
このPC鋼材を束ねたケーブルの全体を所要の緊張力と
なるように緊張調整するのが普通である。なおケーブル
は通常複数の素線を撚ったPC鋼材を多数束ねて構成さ
れるものであり、そのPC鋼材の端部は多数の貫通孔を
有する定着ブロックの該貫通孔に1本1本嵌挿されて、
例えば3つ割りくさびで固定される。
【0005】ところで斜張橋は近時においては上述の如
くその規模が極めて大掛かりなものも建設されるように
なってきており、そのため桁重量も大きなものとなるた
め主塔によって桁を吊持するためのケーブルに与える緊
張力も大きくなっている。その結果、ケーブル緊張に使
用する装置も大型で大重量なものとなり、かかるケーブ
ル緊張装置を容易に設置することが望まれている。
くその規模が極めて大掛かりなものも建設されるように
なってきており、そのため桁重量も大きなものとなるた
め主塔によって桁を吊持するためのケーブルに与える緊
張力も大きくなっている。その結果、ケーブル緊張に使
用する装置も大型で大重量なものとなり、かかるケーブ
ル緊張装置を容易に設置することが望まれている。
【0006】また、建設後の様々な要因によってケーブ
ル緊張力を調整して緊張力状態を望ましい状態に維持す
る作業が必要となる。
ル緊張力を調整して緊張力状態を望ましい状態に維持す
る作業が必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、斜張橋
は大型なものとなるにつれて様々な改善すべき問題が指
摘されている。
は大型なものとなるにつれて様々な改善すべき問題が指
摘されている。
【0008】本発明者はこれらの現状に鑑みて、特にケ
ーブルに大きな緊張力を与えるための装置等について以
下の課題を解決するために鋭意研究開発を進めた。
ーブルに大きな緊張力を与えるための装置等について以
下の課題を解決するために鋭意研究開発を進めた。
【0009】本発明は、従来から工期のかかる面倒で負
担の大きな作業とされており、これを簡易に行なうこと
は困難とされていた。本発明はこのような斜張橋のケー
ブル緊張の作業を改善するためになされたものであり、
その目的の一つは、多数のケーブルの緊張作業におい
て、短期間の工期で作業を行なうことができるケーブル
緊張装置、およびこの作業を多数のケーブルに渡って迅
速に行えるようにした装置を提供するところにある。
担の大きな作業とされており、これを簡易に行なうこと
は困難とされていた。本発明はこのような斜張橋のケー
ブル緊張の作業を改善するためになされたものであり、
その目的の一つは、多数のケーブルの緊張作業におい
て、短期間の工期で作業を行なうことができるケーブル
緊張装置、およびこの作業を多数のケーブルに渡って迅
速に行えるようにした装置を提供するところにある。
【0010】また本発明の別の目的の一つは、ケーブル
緊張、調整の作業を容易になし得るように工夫され、例
えば道路橋において、道路の使用状況にあまり影響され
ずにケーブル緊張力の調整作業を行なうことができる斜
張橋のケーブル緊張装置を提供するところにある。
緊張、調整の作業を容易になし得るように工夫され、例
えば道路橋において、道路の使用状況にあまり影響され
ずにケーブル緊張力の調整作業を行なうことができる斜
張橋のケーブル緊張装置を提供するところにある。
【0011】本発明の更に別の目的は、例えば箱形構造
を有する斜張橋に対して、ケーブル緊張装置を移動台車
に搭載することで都合よく利用できるようにした台車を
提供するところにある。
を有する斜張橋に対して、ケーブル緊張装置を移動台車
に搭載することで都合よく利用できるようにした台車を
提供するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために本発明者は上記特許請求の範囲の各請求項
に記載した本発明を完成した。
成するために本発明者は上記特許請求の範囲の各請求項
に記載した本発明を完成した。
【0013】このような本発明の斜張橋ケーブルの緊張
装置の特徴の一つは、斜張橋の塔と桁の間に斜張したケ
ーブルを所定の緊張状態に緊張するために、該ケーブル
のいずれか一方の端に設けたケーブル緊張用の定着ブロ
ックを、塔又は桁のケーブル固定部に対してケーブルの
延長方向に牽引緊張し、この状態で、該定着ブロックに
設けた固定用螺子部に螺合したナット部材を、当該塔又
は桁のケーブル固定部に突き当るまで螺進当合させて該
ケーブル端を固定するケーブル緊張装置であって、上記
定着ブロックの端部に当接できるように設けられた牽引
ロッドと、定着ブロックの端部に設けたケーブル側の第
1の牽引用螺子部と、この第1の牽引用螺子部と一連に
連続するようにロッド側に設けられた第2の牽引用螺子
部と、これらの第1,第2の牽引用螺子部に渡り螺合す
ることで該定着ブロックと牽引ロッドを軸方向に一体移
動可能に連係させる螺子付きカプラーと、上記ナット部
材が突き当たる塔又は桁の固定部に当合されるチエア
と、塔又は桁の固定部に対して上記チエアの長さ分だけ
ケーブルの延長線上で離間して位置される緊張装置本体
と、この緊張装置本体に設けられていて、上記牽引ロッ
ドをケーブル緊張方向に強制的に移動させる油圧機構と
を備えた構成をなすところにある。
装置の特徴の一つは、斜張橋の塔と桁の間に斜張したケ
ーブルを所定の緊張状態に緊張するために、該ケーブル
のいずれか一方の端に設けたケーブル緊張用の定着ブロ
ックを、塔又は桁のケーブル固定部に対してケーブルの
延長方向に牽引緊張し、この状態で、該定着ブロックに
設けた固定用螺子部に螺合したナット部材を、当該塔又
は桁のケーブル固定部に突き当るまで螺進当合させて該
ケーブル端を固定するケーブル緊張装置であって、上記
定着ブロックの端部に当接できるように設けられた牽引
ロッドと、定着ブロックの端部に設けたケーブル側の第
1の牽引用螺子部と、この第1の牽引用螺子部と一連に
連続するようにロッド側に設けられた第2の牽引用螺子
部と、これらの第1,第2の牽引用螺子部に渡り螺合す
ることで該定着ブロックと牽引ロッドを軸方向に一体移
動可能に連係させる螺子付きカプラーと、上記ナット部
材が突き当たる塔又は桁の固定部に当合されるチエア
と、塔又は桁の固定部に対して上記チエアの長さ分だけ
ケーブルの延長線上で離間して位置される緊張装置本体
と、この緊張装置本体に設けられていて、上記牽引ロッ
ドをケーブル緊張方向に強制的に移動させる油圧機構と
を備えた構成をなすところにある。
【0014】本発明のケーブル緊張装置は、従来と同様
に、主塔側でケーブル端部を緊張する作業を行なう場
合、あるいは桁側でケーブル端部を緊張する作業を行な
う場合のいずれにおいても適用でき、その適用態様を特
に制限されるものではないが、以下において述べるよう
に箱桁構造を有する斜張橋に使用する場合には、緊張装
置を台車に搭載することで、作業をより一層容易化する
ことができる。
に、主塔側でケーブル端部を緊張する作業を行なう場
合、あるいは桁側でケーブル端部を緊張する作業を行な
う場合のいずれにおいても適用でき、その適用態様を特
に制限されるものではないが、以下において述べるよう
に箱桁構造を有する斜張橋に使用する場合には、緊張装
置を台車に搭載することで、作業をより一層容易化する
ことができる。
【0015】上記の牽引ロッドと油圧機構は装置本体に
同軸となるように設けることがよい。
同軸となるように設けることがよい。
【0016】上記ナット部材が突き当たる塔又は桁のケ
ーブル固定部は、通常、該塔又は桁に固定的に組み付け
た支圧板によって設けられる。
ーブル固定部は、通常、該塔又は桁に固定的に組み付け
た支圧板によって設けられる。
【0017】上記のように同軸をなすように設けられて
いる牽引ロッドと油圧機構を有する緊張装置本体は、こ
れを上下動させる機構及び傾動させる機構を介して、牽
引ロッドの軸方向と平行な方向に移動可能な台車上に搭
載させることが好ましい。またこの台車には、牽引ロッ
ドの軸方向とは直角な水平方向(横方向)への移動を容
易にする車輪を着脱可能に設けることが特に好ましい。
このような横方向移動用の車輪を着脱可能に設けた台車
によれば、主桁を箱桁構造に設けた場合に、この箱桁構
造の主桁内部を長尺方向に仕切った内部壁を台車が通過
するために設けた開口を、必要十分な範囲で十分に小さ
くできるからである。
いる牽引ロッドと油圧機構を有する緊張装置本体は、こ
れを上下動させる機構及び傾動させる機構を介して、牽
引ロッドの軸方向と平行な方向に移動可能な台車上に搭
載させることが好ましい。またこの台車には、牽引ロッ
ドの軸方向とは直角な水平方向(横方向)への移動を容
易にする車輪を着脱可能に設けることが特に好ましい。
このような横方向移動用の車輪を着脱可能に設けた台車
によれば、主桁を箱桁構造に設けた場合に、この箱桁構
造の主桁内部を長尺方向に仕切った内部壁を台車が通過
するために設けた開口を、必要十分な範囲で十分に小さ
くできるからである。
【0018】また上記の構成において、緊張装置本体を
桁等の固定部から一定長離して位置させるためのチエア
等には、牽引ロッドとケーブル端の定着ブロックの中心
軸を一致させてこれらに夫々設けた第1,第2の牽引用
螺子部の連続性を精度よく確保する手段を設けることが
よい。例えば、桁の固定部とチエアに、その周方向の複
数ケ所の位置に凹凸嵌合部を対応して設けることや、ケ
ーブル端の定着ブロックとこれに係合する牽引ロッドの
対向面の中心位置に、第2の凹凸遊嵌部を設けること、
更には、定着ブロックとこれに係合する牽引ロッドの対
向面に、これらの中心軸の位置と方向を密に一致させる
ための凹凸嵌合部を複数設けることなどが好ましいもの
として推奨される。
桁等の固定部から一定長離して位置させるためのチエア
等には、牽引ロッドとケーブル端の定着ブロックの中心
軸を一致させてこれらに夫々設けた第1,第2の牽引用
螺子部の連続性を精度よく確保する手段を設けることが
よい。例えば、桁の固定部とチエアに、その周方向の複
数ケ所の位置に凹凸嵌合部を対応して設けることや、ケ
ーブル端の定着ブロックとこれに係合する牽引ロッドの
対向面の中心位置に、第2の凹凸遊嵌部を設けること、
更には、定着ブロックとこれに係合する牽引ロッドの対
向面に、これらの中心軸の位置と方向を密に一致させる
ための凹凸嵌合部を複数設けることなどが好ましいもの
として推奨される。
【0019】本発明において、カプラーは、ケーブル端
の定着ブロック、あるいは牽引ロッドのいずれかに予め
所属させておくことができるが、後者牽引ロッドの牽引
用螺子部に螺合させておくようにすれば、複数のケーブ
ルに対してこのカプラーを共通に使用することができ
る。
の定着ブロック、あるいは牽引ロッドのいずれかに予め
所属させておくことができるが、後者牽引ロッドの牽引
用螺子部に螺合させておくようにすれば、複数のケーブ
ルに対してこのカプラーを共通に使用することができ
る。
【0020】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明するが、本発明がこの例に限定されないことは勿論で
ある。なお本実施例を示す図1〜図16は、桁の幅方向
中央の位置において主塔101と桁102の間にケーブ
ル103を架設した「一面吊り」形式の道路橋としての
斜張橋に本発明を適用した例を示している。
明するが、本発明がこの例に限定されないことは勿論で
ある。なお本実施例を示す図1〜図16は、桁の幅方向
中央の位置において主塔101と桁102の間にケーブ
ル103を架設した「一面吊り」形式の道路橋としての
斜張橋に本発明を適用した例を示している。
【0021】図15は本例の斜張橋の箱桁構造の桁10
2を幅方向に断面した一部、図14は同部分を長尺方向
に断面した一部を示しており、主桁102には幅方向中
央部分の空洞部104、及びその両側部分の空洞部10
5が形成されていて、所定の強度をもつ箱桁構造として
形成されている。
2を幅方向に断面した一部、図14は同部分を長尺方向
に断面した一部を示しており、主桁102には幅方向中
央部分の空洞部104、及びその両側部分の空洞部10
5が形成されていて、所定の強度をもつ箱桁構造として
形成されている。
【0022】この空洞部104,105は主桁の長尺方
向に関しては一定の間隔で隔壁106により仕切られて
いる。
向に関しては一定の間隔で隔壁106により仕切られて
いる。
【0023】そして本例のケーブル緊張装置を適用する
ために、この主桁102の特徴的な構成として、上記幅
方向中央部分の空洞部104を桁長尺方向に仕切ってい
る隔壁106には、後述するように、ケーブル緊張装置
を搭載した台車が通れるように、略矩形の開口107が
設けられて通路を形成している。なお108は主桁10
2の底部スラブ、109は上部スラブである。
ために、この主桁102の特徴的な構成として、上記幅
方向中央部分の空洞部104を桁長尺方向に仕切ってい
る隔壁106には、後述するように、ケーブル緊張装置
を搭載した台車が通れるように、略矩形の開口107が
設けられて通路を形成している。なお108は主桁10
2の底部スラブ、109は上部スラブである。
【0024】また110は上部スラブ109の幅方向中
央部に設けられた中央分離帯であり、この中央分離帯1
10には、長尺方向に間欠して、図14に示すように、
ケーブル103の下端を固定する突起部111が設けら
れており、112はこの突起部111の定着具嵌合穴で
ある。この突起部111は、その形成前にケーブル下端
の定着具を所定の位置にセットし、その後、コンクリー
トを打設することで設けられる。なお定着具の設置角度
が、図16の各ケーブル103の架設角度が異なること
に適合されることは言うまでもない。112aは、定着
具嵌合穴112の下端開口部に設けられた段付ざぐり部
であり、後述するように支圧板が嵌合され、ケーブル下
端に固定の定着ブロックを固定用ナット部材を介して支
持するようになっている。
央部に設けられた中央分離帯であり、この中央分離帯1
10には、長尺方向に間欠して、図14に示すように、
ケーブル103の下端を固定する突起部111が設けら
れており、112はこの突起部111の定着具嵌合穴で
ある。この突起部111は、その形成前にケーブル下端
の定着具を所定の位置にセットし、その後、コンクリー
トを打設することで設けられる。なお定着具の設置角度
が、図16の各ケーブル103の架設角度が異なること
に適合されることは言うまでもない。112aは、定着
具嵌合穴112の下端開口部に設けられた段付ざぐり部
であり、後述するように支圧板が嵌合され、ケーブル下
端に固定の定着ブロックを固定用ナット部材を介して支
持するようになっている。
【0025】図1及び図2は、本例において架設された
斜張橋のケーブル103の上端部の固定構造(図2参
照)、及び下端部の固定構造(図1参照)を説明するも
のである。ケーブルの主塔側端部では、図2に示すよう
に、筒状の塔上定着具113が主塔101の嵌合穴11
4で固定され、その嵌合穴114の上側段付ざぐり部1
14aに組み付けた支圧板115に対応して、筒状の上
記定着具113内を通ったケーブルの上端に設けた定着
ブロック113aが係合することで、該ケーブル上端が
主塔101に固定される。
斜張橋のケーブル103の上端部の固定構造(図2参
照)、及び下端部の固定構造(図1参照)を説明するも
のである。ケーブルの主塔側端部では、図2に示すよう
に、筒状の塔上定着具113が主塔101の嵌合穴11
4で固定され、その嵌合穴114の上側段付ざぐり部1
14aに組み付けた支圧板115に対応して、筒状の上
記定着具113内を通ったケーブルの上端に設けた定着
ブロック113aが係合することで、該ケーブル上端が
主塔101に固定される。
【0026】また、図1に示したケーブル下端の桁側の
固定構造においては、上述の如くコンクリート打設で形
成する主桁102の突起部111に筒状定着具119を
固定し、この定着具119内を通したケーブルの下端を
定着ブロック116に連結し、この定着ブロックの外周
に設けたケーブル固定用螺子部116aに螺合した固定
用ナット部材117を支圧板118に係合させて、該定
着ブロック116を介してケーブル下端を固定するよう
にしている。
固定構造においては、上述の如くコンクリート打設で形
成する主桁102の突起部111に筒状定着具119を
固定し、この定着具119内を通したケーブルの下端を
定着ブロック116に連結し、この定着ブロックの外周
に設けたケーブル固定用螺子部116aに螺合した固定
用ナット部材117を支圧板118に係合させて、該定
着ブロック116を介してケーブル下端を固定するよう
にしている。
【0027】ケーブル下端の構造は一例を図3に示し
た。すなわち、定着具119の筒内に内装したトランペ
ット管内において、ケーブル103を構成する多数のP
C鋼材(図示せず)を、互いの間隔を広げるように張設
させて定着ブロック116の各貫通孔(図3参照)11
6bに1本1本嵌挿し、くさびで個々に固定する。この
ようなケーブルの構成等は既存のものと同様であるため
詳細な説明は省略する。なおこの図3において、116
bは定着ブロック116に設けられた多数の貫通孔、1
20はトランペット管、121は、ケーブル管内にセメ
ントミルクを充填注入する際に利用されるグラウトキャ
ップである。なお主塔側のケーブル上端には、上記セメ
ントミルク充填作業の際の排気,セメントミルク充填確
認用の排出口をもつグラウトキャップ(図示せず)が設
けられる。また上記ケーブル下端のグラウトキャップ1
21は、後述するようにケーブル緊張作業の際のロッド
と定着ブロックの芯合わせにも利用される。
た。すなわち、定着具119の筒内に内装したトランペ
ット管内において、ケーブル103を構成する多数のP
C鋼材(図示せず)を、互いの間隔を広げるように張設
させて定着ブロック116の各貫通孔(図3参照)11
6bに1本1本嵌挿し、くさびで個々に固定する。この
ようなケーブルの構成等は既存のものと同様であるため
詳細な説明は省略する。なおこの図3において、116
bは定着ブロック116に設けられた多数の貫通孔、1
20はトランペット管、121は、ケーブル管内にセメ
ントミルクを充填注入する際に利用されるグラウトキャ
ップである。なお主塔側のケーブル上端には、上記セメ
ントミルク充填作業の際の排気,セメントミルク充填確
認用の排出口をもつグラウトキャップ(図示せず)が設
けられる。また上記ケーブル下端のグラウトキャップ1
21は、後述するようにケーブル緊張作業の際のロッド
と定着ブロックの芯合わせにも利用される。
【0028】次ぎに本例の特徴、すなわち、上述した箱
桁構造の主桁を有する斜張橋において、図1に示した各
ケーブルの下端の定着ブロック116を所定の力で該ケ
ーブル延長方向に牽引緊張させ、そのことで生じた隙間
を固定用ナット部材117が支圧板118に当接係合す
るまで螺進させることで埋めてその緊張力を永久的に確
保するようにしたケーブル緊張装置、及びこれを搭載し
た台車の一例を具体的に説明する。
桁構造の主桁を有する斜張橋において、図1に示した各
ケーブルの下端の定着ブロック116を所定の力で該ケ
ーブル延長方向に牽引緊張させ、そのことで生じた隙間
を固定用ナット部材117が支圧板118に当接係合す
るまで螺進させることで埋めてその緊張力を永久的に確
保するようにしたケーブル緊張装置、及びこれを搭載し
た台車の一例を具体的に説明する。
【0029】図4〜図13は、本実施例のケーブル緊張
装置、及びこれを搭載した台車の具体的な構造と、その
使用状態の一例を示している。
装置、及びこれを搭載した台車の具体的な構造と、その
使用状態の一例を示している。
【0030】以下これを詳述する。これらの図におい
て、1は台車であり、この台車1は平面略矩形状の枠辺
をなす台枠1aと底板1bから構成されていて、その四
隅の下部には夫々車輪2が組み付けられていると共に、
ウインチのワイヤーが引っ掛けられるフック3が車輪近
傍の前後側面に設けられている。また台枠1aの四隅に
は、図7に示す如く横方向移動用車輪31付きのアウト
リガー30が着脱可能に設けられており、このアウトリ
ガーにより、台枠四隅の高さを独立に手動調節すること
で該台車1の姿勢を調整可能とすると共に、横方向移動
用車輪31によって横方向に移動できるように設けてい
る。なお上記のアウトリガー30を台枠1aに対して着
脱可能に設けているのは、該台車1が通過する上述した
主桁の隔壁106の開口107の大きさを出来るだけ小
さくするためであり、開口107を大きく設けることが
できる場合には、アウトリガーを台枠に固定としてもよ
い。
て、1は台車であり、この台車1は平面略矩形状の枠辺
をなす台枠1aと底板1bから構成されていて、その四
隅の下部には夫々車輪2が組み付けられていると共に、
ウインチのワイヤーが引っ掛けられるフック3が車輪近
傍の前後側面に設けられている。また台枠1aの四隅に
は、図7に示す如く横方向移動用車輪31付きのアウト
リガー30が着脱可能に設けられており、このアウトリ
ガーにより、台枠四隅の高さを独立に手動調節すること
で該台車1の姿勢を調整可能とすると共に、横方向移動
用車輪31によって横方向に移動できるように設けてい
る。なお上記のアウトリガー30を台枠1aに対して着
脱可能に設けているのは、該台車1が通過する上述した
主桁の隔壁106の開口107の大きさを出来るだけ小
さくするためであり、開口107を大きく設けることが
できる場合には、アウトリガーを台枠に固定としてもよ
い。
【0031】このアウトリガー30の着脱可能の組付け
構造を更に説明すると、台枠1aの四隅夫々の側部には
図4に示す如く上下方向に長い突起1cが2列設けられ
ていて、図7に示すように、この突起1cに嵌合したア
ウトリガーの固定本体30aが該突起1cのねじ穴1d
に螺着するネジ32で固定される。そしてこの固定本体
30aと組み合わせられている移動ブラケット30b
が、上記突起1cに上下方向に遊度をもって遊嵌するよ
うになっている。上記横方向移動用の車輪31はこの移
動ブラケット30bの下部に組み付けられている。そし
て固定本体30aと移動ブラケット30bには、上下方
向に対向するフランジ301a,301bが設けられて
いて、このフランジの間に図7(a)に示す如く手動操
作型のジャッキ33が組み込まれる。したがってこのジ
ャッキ33を伸長操作することで、移動ブラケット30
bは固定本体30aに対して下方に移動され、車輪31
が接地し、更にジャッキを伸長させることで台車を浮き
上がらせることができる。この操作を台車四隅について
各別に行なえば、台車1を3次元的に姿勢調整すること
ができ、桁の底スラブ102が傾斜していても台車1を
簡単な操作で水平姿勢とすることができる。なお、34
は移動ブラケット30bに設けた突起1cに遊嵌する上
下方向の長穴、35は車輪31の位置を図7(b)の左
右方向に関して調整するための調整ボルト、36は車輪
31の車軸である。またアウトリガー30の取付け位置
を、図6中に破線Aで示した。
構造を更に説明すると、台枠1aの四隅夫々の側部には
図4に示す如く上下方向に長い突起1cが2列設けられ
ていて、図7に示すように、この突起1cに嵌合したア
ウトリガーの固定本体30aが該突起1cのねじ穴1d
に螺着するネジ32で固定される。そしてこの固定本体
30aと組み合わせられている移動ブラケット30b
が、上記突起1cに上下方向に遊度をもって遊嵌するよ
うになっている。上記横方向移動用の車輪31はこの移
動ブラケット30bの下部に組み付けられている。そし
て固定本体30aと移動ブラケット30bには、上下方
向に対向するフランジ301a,301bが設けられて
いて、このフランジの間に図7(a)に示す如く手動操
作型のジャッキ33が組み込まれる。したがってこのジ
ャッキ33を伸長操作することで、移動ブラケット30
bは固定本体30aに対して下方に移動され、車輪31
が接地し、更にジャッキを伸長させることで台車を浮き
上がらせることができる。この操作を台車四隅について
各別に行なえば、台車1を3次元的に姿勢調整すること
ができ、桁の底スラブ102が傾斜していても台車1を
簡単な操作で水平姿勢とすることができる。なお、34
は移動ブラケット30bに設けた突起1cに遊嵌する上
下方向の長穴、35は車輪31の位置を図7(b)の左
右方向に関して調整するための調整ボルト、36は車輪
31の車軸である。またアウトリガー30の取付け位置
を、図6中に破線Aで示した。
【0032】なお台車の横移動が必要ない場合には、上
記のアウトリガー30に代えて、図12の符号22で示
しているようなジャッキを台車の四隅下部に設けるよう
にしてもよい。
記のアウトリガー30に代えて、図12の符号22で示
しているようなジャッキを台車の四隅下部に設けるよう
にしてもよい。
【0033】以上が、台枠1aと底板1b及びその周辺
の足回りの構造の詳細である。
の足回りの構造の詳細である。
【0034】次ぎにこのような台車の足回りの構造の上
に搭載されている緊張装置本体の構造、及びその支持機
構について説明する。
に搭載されている緊張装置本体の構造、及びその支持機
構について説明する。
【0035】本例の緊張装置本体は、油圧ジャッキ装置
9を丸胴型の収納筒9a内にその軸方向に前進後退可能
に収納させると共に、この油圧ジャッキ装置9を収納し
た収納筒9aを、台車の台枠1aに対して上下動及び傾
動させる動きを案内するリンク機構、更に該収納筒9a
を上下動及び傾動させる駆動装置としての油圧シリンダ
装置、収納筒9aから油圧ジャッキ装置9を前進後退さ
せる駆動装置としての前進後退用油圧シリンダ装置とか
ら構成されている。
9を丸胴型の収納筒9a内にその軸方向に前進後退可能
に収納させると共に、この油圧ジャッキ装置9を収納し
た収納筒9aを、台車の台枠1aに対して上下動及び傾
動させる動きを案内するリンク機構、更に該収納筒9a
を上下動及び傾動させる駆動装置としての油圧シリンダ
装置、収納筒9aから油圧ジャッキ装置9を前進後退さ
せる駆動装置としての前進後退用油圧シリンダ装置とか
ら構成されている。
【0036】以上の構成のうちまず油圧ジャッキ装置9
を収納した収納筒9aを上下動及び傾動させる機構につ
いて説明すると、この収納筒9aは、図9に詳しく示し
たように、台車1に対して常に平行な姿勢を維持するよ
うに設けられている左右一対の縦型側板7,7に、夫々
トラニオン8により軸支されて支持されている。そして
このトラニオン8は、収納筒9aには固着でありかつ縦
型側板7には回転自在とされていると共に、このトラニ
オン8と一体回転するように設けられたトラニオン連結
アーム8aが傾動用油圧シリンダ装置10により回転さ
れることで、収納筒9aの全体を傾動させるようになっ
ている。なお、傾動用油圧シリンダ装置10の一端は縦
型側板7にピン10aで枢支され、他端は上記トラニオ
ン連結アーム8aの先端にピン10bで枢支されてい
る。
を収納した収納筒9aを上下動及び傾動させる機構につ
いて説明すると、この収納筒9aは、図9に詳しく示し
たように、台車1に対して常に平行な姿勢を維持するよ
うに設けられている左右一対の縦型側板7,7に、夫々
トラニオン8により軸支されて支持されている。そして
このトラニオン8は、収納筒9aには固着でありかつ縦
型側板7には回転自在とされていると共に、このトラニ
オン8と一体回転するように設けられたトラニオン連結
アーム8aが傾動用油圧シリンダ装置10により回転さ
れることで、収納筒9aの全体を傾動させるようになっ
ている。なお、傾動用油圧シリンダ装置10の一端は縦
型側板7にピン10aで枢支され、他端は上記トラニオ
ン連結アーム8aの先端にピン10bで枢支されてい
る。
【0037】また上記の縦型側板7は、図4及び図9に
示したように、台枠1aの両側側部と夫々リンク4,5
で連結されることで平行四辺形リンク機構を構成し、該
台車1に対し平行な姿勢を維持したまま上下動できるよ
うになっている。そしてこのリンク機構の一方のリンク
5の中間部に上下動用油圧シリンダ装置6が連結され、
これの伸縮により縦型側板7を適宜の位置に上動あるい
は下動させることができるように設けられている。な
お、上下動用油圧シリンダ装置6の一端は台枠1aにピ
ン6aで枢支され、他端は上記リンク5の中間部にピン
6bで枢支されている。またリンク4及びリンク5は、
それぞれ下端部がピン4a,5aにより台枠1aに枢支
され、かつ上端部がピン4b,5bにより縦型側板7に
枢支されている。
示したように、台枠1aの両側側部と夫々リンク4,5
で連結されることで平行四辺形リンク機構を構成し、該
台車1に対し平行な姿勢を維持したまま上下動できるよ
うになっている。そしてこのリンク機構の一方のリンク
5の中間部に上下動用油圧シリンダ装置6が連結され、
これの伸縮により縦型側板7を適宜の位置に上動あるい
は下動させることができるように設けられている。な
お、上下動用油圧シリンダ装置6の一端は台枠1aにピ
ン6aで枢支され、他端は上記リンク5の中間部にピン
6bで枢支されている。またリンク4及びリンク5は、
それぞれ下端部がピン4a,5aにより台枠1aに枢支
され、かつ上端部がピン4b,5bにより縦型側板7に
枢支されている。
【0038】なお上記左右一対の縦型側板7は、図6で
示すようにその両者の前端部が架橋連結板7aで連結さ
れることでその剛性の補強がされているが、この架橋連
結板7aは、後述する油圧ジャッキ装置に干渉しないよ
うに略U字形に設けられている。
示すようにその両者の前端部が架橋連結板7aで連結さ
れることでその剛性の補強がされているが、この架橋連
結板7aは、後述する油圧ジャッキ装置に干渉しないよ
うに略U字形に設けられている。
【0039】次ぎに収納筒9aに収納されている油圧ジ
ャッキ装置9について説明すると、本例のこの油圧ジャ
ッキ装置9は、図8に示しているように、収納筒9aに
固定して設けた前進後退用油圧シリンダ装置9bのピス
トンロッド9dの先端が係合されていて、この油圧シリ
ンダ装置9bの伸縮により油圧ジャッキ装置9の全体が
収納筒9aから前進し、あるいは後退されるようになっ
ている。
ャッキ装置9について説明すると、本例のこの油圧ジャ
ッキ装置9は、図8に示しているように、収納筒9aに
固定して設けた前進後退用油圧シリンダ装置9bのピス
トンロッド9dの先端が係合されていて、この油圧シリ
ンダ装置9bの伸縮により油圧ジャッキ装置9の全体が
収納筒9aから前進し、あるいは後退されるようになっ
ている。
【0040】図10はこの油圧ジャッキ装置9の詳細構
造を示したものである。すなわち、この油圧ジャッキ装
置9は、収納筒9aに収納されているジャッキ本体J
と、このジャッキ本体の前端部に組み付けられたチエア
11と、ジャッキ本体J内から前方に突出するように設
けられた牽引ロッド13とで構成されている。
造を示したものである。すなわち、この油圧ジャッキ装
置9は、収納筒9aに収納されているジャッキ本体J
と、このジャッキ本体の前端部に組み付けられたチエア
11と、ジャッキ本体J内から前方に突出するように設
けられた牽引ロッド13とで構成されている。
【0041】上記においてチエア11は、図11に示し
た構造をなしていて、二つ割の胴部11a,11aと、
この胴部11aの後端に設けられて油圧ジャッキ本体J
の前端部に固着される固着用の後端フランジ11c,1
1cと、胴部11aの先端に設けられて、後述するよう
に斜張橋の桁固定部である四角形の支圧板118に係合
される円環状の先端フランジ11bからなり、本例で
は、先端フランジ11bの周方向の4ケ所に設けた径方
向突起11dに軸方向の貫通穴11eを設けてこれに支
圧板側に立てたロッドを遊嵌させることでチエア11の
支圧板118への係合操作を案内させるようになってい
る。なお本例においてチエア11の胴部を二つ割にして
いるのは、この二つ割の隙間から、カプラー16の回転
操作や固定用ナット部材117の回転操作を行なう際の
作業を容易とするためである。なおこのチエア11は、
収納筒9aから延出された吊腕90に長穴にブラケット
91のピンが遊嵌して支持されている。
た構造をなしていて、二つ割の胴部11a,11aと、
この胴部11aの後端に設けられて油圧ジャッキ本体J
の前端部に固着される固着用の後端フランジ11c,1
1cと、胴部11aの先端に設けられて、後述するよう
に斜張橋の桁固定部である四角形の支圧板118に係合
される円環状の先端フランジ11bからなり、本例で
は、先端フランジ11bの周方向の4ケ所に設けた径方
向突起11dに軸方向の貫通穴11eを設けてこれに支
圧板側に立てたロッドを遊嵌させることでチエア11の
支圧板118への係合操作を案内させるようになってい
る。なお本例においてチエア11の胴部を二つ割にして
いるのは、この二つ割の隙間から、カプラー16の回転
操作や固定用ナット部材117の回転操作を行なう際の
作業を容易とするためである。なおこのチエア11は、
収納筒9aから延出された吊腕90に長穴にブラケット
91のピンが遊嵌して支持されている。
【0042】20は、ジャッキボディJbに固定された
ピストンガイドであり、これとピストン21の間に形成
した第1油室17に油路17aから油圧を供給すること
により該ピストン21を後方に押し出すことができるよ
うに設けられている。そしてこのピストン21の後端部
は、軸心部の牽引ロッド13の後端部の雄ねじ部13a
に螺合固着されているロッドナット21aに係合するこ
とで、上記第1油室17の油圧による後退時に該牽引ロ
ッド13を後退連行させるようになっている。12はピ
ストン21を前進させるための第2の油室であり、油路
12aからの油圧供給で、後退したピストン21を初期
位置側に戻す。
ピストンガイドであり、これとピストン21の間に形成
した第1油室17に油路17aから油圧を供給すること
により該ピストン21を後方に押し出すことができるよ
うに設けられている。そしてこのピストン21の後端部
は、軸心部の牽引ロッド13の後端部の雄ねじ部13a
に螺合固着されているロッドナット21aに係合するこ
とで、上記第1油室17の油圧による後退時に該牽引ロ
ッド13を後退連行させるようになっている。12はピ
ストン21を前進させるための第2の油室であり、油路
12aからの油圧供給で、後退したピストン21を初期
位置側に戻す。
【0043】13の牽引ロッドはロッド内部に第3油室
14を有していて、ピストン21に固定のフレーム21
bに支持されているガイドロッド21cに沿ってこの牽
引ロッド13のみが前進できるようになっている。この
第3油室の油圧を開放すればピストン21は自重で元に
戻る。この第3油室14を設けているのは、該牽引ロッ
ド13の先端とケーブル下端の定着ブロック116の係
合を調整するためである。
14を有していて、ピストン21に固定のフレーム21
bに支持されているガイドロッド21cに沿ってこの牽
引ロッド13のみが前進できるようになっている。この
第3油室の油圧を開放すればピストン21は自重で元に
戻る。この第3油室14を設けているのは、該牽引ロッ
ド13の先端とケーブル下端の定着ブロック116の係
合を調整するためである。
【0044】この牽引ロッド13の先端部には、上記定
着ブロック116の後端面に係合するように設けられ、
かつ外周に第1の牽引用ネジ部15aが形成されている
環状ブロック15が固着されている。この第1の牽引用
ネジ部15aは、定着ブロック116の外周に設けられ
た第2の牽引用螺子部116cと一連に連続した螺子部
を形成するものであり、これらに渡って、内螺子16a
を有するカプラーを螺合することでこれら環状ブロック
15と定着ブロック116が一体化される。
着ブロック116の後端面に係合するように設けられ、
かつ外周に第1の牽引用ネジ部15aが形成されている
環状ブロック15が固着されている。この第1の牽引用
ネジ部15aは、定着ブロック116の外周に設けられ
た第2の牽引用螺子部116cと一連に連続した螺子部
を形成するものであり、これらに渡って、内螺子16a
を有するカプラーを螺合することでこれら環状ブロック
15と定着ブロック116が一体化される。
【0045】なお本例では、牽引ロッド13の先端中央
と定着ブロック(この例では定着ブロックに組み付けた
グラウトキャップ)の後端中央に凹凸遊嵌部30を設け
てこれらの係合を案内させるようにしている。
と定着ブロック(この例では定着ブロックに組み付けた
グラウトキャップ)の後端中央に凹凸遊嵌部30を設け
てこれらの係合を案内させるようにしている。
【0046】以上の油圧ジャッキ装置を定着ブロックに
組み付けて、ケーブルの牽引を行なう作業の一例を説明
すると、まず、牽引ロッド13の先端の環状ブロック1
5と定着ブロック116を係合させるに際して、各部の
凹凸嵌合により牽引ロッド13と定着ブロック116の
軸芯を精度よく一致させる。次ぎにカプラー16を螺進
させてこれら牽引ロッド13と定着ブロック116を一
体化する。
組み付けて、ケーブルの牽引を行なう作業の一例を説明
すると、まず、牽引ロッド13の先端の環状ブロック1
5と定着ブロック116を係合させるに際して、各部の
凹凸嵌合により牽引ロッド13と定着ブロック116の
軸芯を精度よく一致させる。次ぎにカプラー16を螺進
させてこれら牽引ロッド13と定着ブロック116を一
体化する。
【0047】その後、油圧ジャッキ装置9の第1油室1
7に油圧を供給してピストン21を後退させ、これによ
ってロッドナット21a、したがって牽引ロッド13を
後退させる。
7に油圧を供給してピストン21を後退させ、これによ
ってロッドナット21a、したがって牽引ロッド13を
後退させる。
【0048】この牽引ロッド13の後退により、該牽引
ロッド13にカプラー16で一体化されている定着ブロ
ック116、したがってケーブル下端が牽引移動して緊
張される。そしてこの定着ブロック116の移動により
生じた固定用ナット部材117と支圧板118の間の隙
間を埋めるように該固定用ナット部材117を支圧板1
18に突き当たるまで螺進させ、以上の一連の操作と反
対の操作で油圧ジャッキ装置を外すことにより作業を終
了する。なお以上の操作を行ない易くするために、カプ
ラー16や固定用ナット部材117の外周面に角軸穴を
設けておいて適当な治具の嵌合が出来るようにしておく
ことがよい。
ロッド13にカプラー16で一体化されている定着ブロ
ック116、したがってケーブル下端が牽引移動して緊
張される。そしてこの定着ブロック116の移動により
生じた固定用ナット部材117と支圧板118の間の隙
間を埋めるように該固定用ナット部材117を支圧板1
18に突き当たるまで螺進させ、以上の一連の操作と反
対の操作で油圧ジャッキ装置を外すことにより作業を終
了する。なお以上の操作を行ない易くするために、カプ
ラー16や固定用ナット部材117の外周面に角軸穴を
設けておいて適当な治具の嵌合が出来るようにしておく
ことがよい。
【0049】図12及び図13は、以上のようなケーブ
ル103の牽引緊張を行なう作業状態を示したものであ
り、図1の状態で架設されたケーブル下端の定着ブロッ
ク116と軸芯が一致するように、油圧ジャッキ装置9
の位置・姿勢を与え、この状態で上記のように、(チエ
ア11の支圧板への係合)−(牽引ロッド先端と定着ブ
ロック116のカプラー16による螺合一体化)−(牽
引ロッドによるケーブルの牽引緊張)−(固定用ナット
部材の螺進)の作業を行なうことができる。
ル103の牽引緊張を行なう作業状態を示したものであ
り、図1の状態で架設されたケーブル下端の定着ブロッ
ク116と軸芯が一致するように、油圧ジャッキ装置9
の位置・姿勢を与え、この状態で上記のように、(チエ
ア11の支圧板への係合)−(牽引ロッド先端と定着ブ
ロック116のカプラー16による螺合一体化)−(牽
引ロッドによるケーブルの牽引緊張)−(固定用ナット
部材の螺進)の作業を行なうことができる。
【0050】そしてこの作業においては、一般に数10
0tという極めて大きな力で牽引を行なうものであり、
また油圧ジャッキ装置9も数tにもなる重量をもつ装置
であるから、定着ブロック116と牽引ロッド先端の環
状ブロックの牽引用螺子部の連続性が十分に確保できな
いとカプラー17の螺合作業も容易でないが、本例の台
車によれば、4つの各車輪2の近傍に各々配置した手動
式ジャッキ22や、リンク機構,シリンダ装置等を操作
することで、これらの軸心合わせが容易に確保できると
いう利点がある。
0tという極めて大きな力で牽引を行なうものであり、
また油圧ジャッキ装置9も数tにもなる重量をもつ装置
であるから、定着ブロック116と牽引ロッド先端の環
状ブロックの牽引用螺子部の連続性が十分に確保できな
いとカプラー17の螺合作業も容易でないが、本例の台
車によれば、4つの各車輪2の近傍に各々配置した手動
式ジャッキ22や、リンク機構,シリンダ装置等を操作
することで、これらの軸心合わせが容易に確保できると
いう利点がある。
【0051】なお、カプラー16を定着ブロック116
に螺合させる作業を容易化するためには、例えば該カプ
ラーに径方向から棒状の治具を装着する嵌合穴を設ける
ことも好ましい。
に螺合させる作業を容易化するためには、例えば該カプ
ラーに径方向から棒状の治具を装着する嵌合穴を設ける
ことも好ましい。
【0052】更にまた、箱桁の内部通路を該油圧ジャッ
キ装置を走行させるために、適当なウインチ装置を用い
て、そのワイヤー(図示せず)を台車のフック3に引っ
掛けて移動させることや、該内部通路から図4の作業を
行なう位置に台車を移動させるために上述したような横
方向移動用車輪付きのアウトリガーを用いることも好ま
しい。そしてこのような台車を桁の横方向に移動させる
方式を採用する場合には、油圧ジャッキ装置9を例えば
図12,図13の状態に概ねセットし、この状態で該台
車を横方向に移動させるようにすれば、油圧ジャッキ装
置9を上動させる際に、チエア11の二つ割りの胴部の
隙間を適当な大きさに開けて設けておくようにすれば、
定着ブロックに干渉するような虞れがないため好まし
い。そして本例の装置は特にこのような作業を容易に行
なうことができるように、油圧ジャッキ装置9のチエア
11を二つ割りとして側面部には十分な間隔を開けた構
造を採用しているのである。
キ装置を走行させるために、適当なウインチ装置を用い
て、そのワイヤー(図示せず)を台車のフック3に引っ
掛けて移動させることや、該内部通路から図4の作業を
行なう位置に台車を移動させるために上述したような横
方向移動用車輪付きのアウトリガーを用いることも好ま
しい。そしてこのような台車を桁の横方向に移動させる
方式を採用する場合には、油圧ジャッキ装置9を例えば
図12,図13の状態に概ねセットし、この状態で該台
車を横方向に移動させるようにすれば、油圧ジャッキ装
置9を上動させる際に、チエア11の二つ割りの胴部の
隙間を適当な大きさに開けて設けておくようにすれば、
定着ブロックに干渉するような虞れがないため好まし
い。そして本例の装置は特にこのような作業を容易に行
なうことができるように、油圧ジャッキ装置9のチエア
11を二つ割りとして側面部には十分な間隔を開けた構
造を採用しているのである。
【0053】図13は、ケーブル103の架設角度が異
なる場合の油圧ジャッキ装置の姿勢を示したものであ
る。
なる場合の油圧ジャッキ装置の姿勢を示したものであ
る。
【0054】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の斜張橋ケーブ
ルの緊張装置によれば、箱桁構造の内部において、ある
いは吊り足場上の限られた空間内で斜張橋のケーブルを
緊張させる作業、あるいは緊張力を調整する作業が、容
易となり、特に、箱桁の外部からケーブル緊張装置を組
み付けることが極めて困難である一面吊り方式の斜張橋
においては、橋の使用状況と無関係に上記作業を実現で
きるためその効果は極めて大なるものがある。
ルの緊張装置によれば、箱桁構造の内部において、ある
いは吊り足場上の限られた空間内で斜張橋のケーブルを
緊張させる作業、あるいは緊張力を調整する作業が、容
易となり、特に、箱桁の外部からケーブル緊張装置を組
み付けることが極めて困難である一面吊り方式の斜張橋
においては、橋の使用状況と無関係に上記作業を実現で
きるためその効果は極めて大なるものがある。
【0055】また、本発明のケーブル緊張装置と、この
緊張装置を使用するのに適した箱桁構造を有する斜張橋
においては、斜張橋の建設時や建設後のケーブルの緊張
状態を設定する作業が、桁外部に足場等を設けることも
なく行うことができ、従って足場等の組み立て,解体の
作業や、危険を伴う高所作業を必要としないため、工事
期間の大幅な短縮、作業の安全性の確保が実現できると
いう、この種の作業においての極めて重要な課題が解決
できるという効果がある。
緊張装置を使用するのに適した箱桁構造を有する斜張橋
においては、斜張橋の建設時や建設後のケーブルの緊張
状態を設定する作業が、桁外部に足場等を設けることも
なく行うことができ、従って足場等の組み立て,解体の
作業や、危険を伴う高所作業を必要としないため、工事
期間の大幅な短縮、作業の安全性の確保が実現できると
いう、この種の作業においての極めて重要な課題が解決
できるという効果がある。
【0056】また更に、建設後においてケーブルの緊張
力を調整する必要がある場合には一般に、斜張橋の使用
状況(例えば道路橋においての自動車の通行の状況)、
作業者の安全確保、通行車両の安全確保等のために、工
事期間中の通行禁止等の措置をとるが、本発明の緊張装
置が適用できる斜張橋では、主桁内部のみで必要な作業
を行うことができるため、上記のような高所作業を行な
う必要がないという安全面での利点のみならず、実際上
の効果は多大なるものがある。
力を調整する必要がある場合には一般に、斜張橋の使用
状況(例えば道路橋においての自動車の通行の状況)、
作業者の安全確保、通行車両の安全確保等のために、工
事期間中の通行禁止等の措置をとるが、本発明の緊張装
置が適用できる斜張橋では、主桁内部のみで必要な作業
を行うことができるため、上記のような高所作業を行な
う必要がないという安全面での利点のみならず、実際上
の効果は多大なるものがある。
【図1】本発明のケーブル緊張装置により緊張されるケ
ーブルの桁側の定着構造を説明するための図である。
ーブルの桁側の定着構造を説明するための図である。
【図2】同ケーブルの主塔側の定着構造を説明するため
の図である。
の図である。
【図3】同ケーブルの図1で示されるケーブル桁側の定
着構造のうちでケーブル定着に用いられる構成を一例的
に図示した説明図である。
着構造のうちでケーブル定着に用いられる構成を一例的
に図示した説明図である。
【図4】本発明の台車型のケーブル緊張装置の一例を、
リンク機構を折畳んだ状態の側面図として示した図であ
る。
リンク機構を折畳んだ状態の側面図として示した図であ
る。
【図5】図4の台車型ケーブル緊張装置の左側面図、及
びこの台車と箱桁の内部通路との関係を示した図であ
る。
びこの台車と箱桁の内部通路との関係を示した図であ
る。
【図6】図4の台車型ケーブル緊張装置の平面図であ
る。
る。
【図7】本例における台車に組み付けるアウトリガーを
説明するものであり、(a)はその側面図、(b)は正
面図である。
説明するものであり、(a)はその側面図、(b)は正
面図である。
【図8】本例における油圧ジャッキ装置と収納筒の関係
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図9】本例における収納筒の上下動機構及び傾動機構
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図10】本例の油圧ジャッキ装置の内部構造を示した
図である。
図である。
【図11】本例のチエアの構造を示した斜視図である。
【図12】本例のケーブル緊張装置によりケーブルを緊
張させる際の状態の一例を示した図である。
張させる際の状態の一例を示した図である。
【図13】図12とは異なった角度に架設されているケ
ーブルを緊張させる場合の適用状態を示した図である。
ーブルを緊張させる場合の適用状態を示した図である。
【図14】本発明が適用される斜張橋の桁を長尺方向に
断面して示した図である。
断面して示した図である。
【図15】本発明が適用される斜張橋の桁を、横断面
(長尺方向に直交する断面)で示した図である。
(長尺方向に直交する断面)で示した図である。
【図16】本発明が適用される斜張橋の全体概要一例を
示した図である。
示した図である。
1・・・・台車、2・・・・車輪、3・・・・フック、5,6,7・・
・・リンク、8・・・・トラニオン、9・・・・油圧ジャッキ装
置、10・・・・全身後退用油圧シリンダ装置、11・・・・チ
エア、12・・・・第1の油室、13・・・・牽引ロッド、14
・・・・第2の油室、15・・・・環状ロッド、15a・・・・牽引
用螺子部、16・・・・カプラー、17・・・・第3の油室、2
0・・・・第1ピストン、21・・・・第2ピストン、22・・・・
手動式ジャッキ、ー23・・・・ガイドロッド、101・・・・
主塔、102・・・・桁、103・・・・ケーブル、112・・・・
貫通穴、116・・・・定着ブロック、116a・・・・牽引用
螺子部、117・・・・固定用ナット部材、118・・・・支圧
板。
・・リンク、8・・・・トラニオン、9・・・・油圧ジャッキ装
置、10・・・・全身後退用油圧シリンダ装置、11・・・・チ
エア、12・・・・第1の油室、13・・・・牽引ロッド、14
・・・・第2の油室、15・・・・環状ロッド、15a・・・・牽引
用螺子部、16・・・・カプラー、17・・・・第3の油室、2
0・・・・第1ピストン、21・・・・第2ピストン、22・・・・
手動式ジャッキ、ー23・・・・ガイドロッド、101・・・・
主塔、102・・・・桁、103・・・・ケーブル、112・・・・
貫通穴、116・・・・定着ブロック、116a・・・・牽引用
螺子部、117・・・・固定用ナット部材、118・・・・支圧
板。
Claims (9)
- 【請求項1】 斜張橋の塔と桁の間に斜張したケーブル
を所定の緊張状態に緊張するために、該ケーブルのいず
れか一方の端に設けたケーブル緊張用の定着ブロックを
塔又は桁のケーブル定着部に対してケーブルの延長方向
に牽引緊張し、この状態で、該定着ブロックに設けた固
定用螺子部に螺合したナット部材を、当該塔又は桁のケ
ーブル定着部に突き当るまで螺進当合させて該ケーブル
端を固定するケーブル緊張装置であって、 上記定着ブロックの端部に当接できるように設けられた
牽引ロッドと、定着ブロックの端部に設けたケーブル側
の第1の牽引用螺子部と、この第1の牽引用螺子部と一
連に連続するように牽引ロッド側に設けられた第2の牽
引用螺子部と、これらの第1,第2の牽引用螺子部に渡
り螺合することで該定着ブロックと牽引ロッドを軸方向
に一体移動可能に連係させる螺子付きカプラーと、上記
ナット部材が突き当たる塔又は桁の固定部に当接するチ
エアと、塔又は桁の固定部に対してケーブルの延長線上
で該チエアの長さ分だけ離間して位置される緊張装置本
体と、この緊張装置本体に設けられていて、上記牽引ロ
ッドをケーブル緊張方向に強制的に移動させる油圧機構
とを備えたことを特徴とする斜張橋のケーブル緊張装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、定着ブロックに設け
た固定用螺子部に螺合したナット部材が螺進当合して突
き当たる塔又は桁のケーブル固定部は、該塔又は桁に固
定的に組み付けた支圧板であることを特徴とする斜張橋
のケーブル緊張装置。 - 【請求項3】 請求項2において、ケーブルを緊張状態
にして固定するための塔又は桁に組み付けた支圧板と、
この支圧板に当合することで緊張装置本体を所定の位置
・姿勢にさせるチエアの係合面には、牽引ロッドとケー
ブル端の定着ブロックの各中心軸を略一致した状態とさ
せる第1の凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする斜張橋
のケーブル緊張装置。 - 【請求項4】 請求項3において、ケーブル端の定着ブ
ロックと牽引ロッドの対向面の中心位置には、これらの
中心軸を略一致した状態にさせる第2の凹凸嵌合部を設
けたことを特徴とする斜張橋のケーブル緊張装置。 - 【請求項5】 請求項4において、定着ブロックと牽引
ロッドの対向面には、これらの各中心軸を密に一致させ
る複数の凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする斜張橋の
ケーブル緊張装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
カプラーが、牽引ロッド側の牽引用螺子部に予め螺合さ
れているか、あるいはケーブルの定着ブロック側に予め
螺合されていることを特徴とする斜張橋のケーブル緊張
装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
緊張装置本体は、牽引ロッド及び油圧機構を同軸上に備
えていることを特徴とする斜張橋のケーブル緊張装置。 - 【請求項8】 請求項7において、上下動機構及び傾動
機構を介して緊張装置本体を搭載したことを特徴とする
ケーブル緊張装置を搭載した台車。 - 【請求項9】 請求項8において、台車には、該台車の
走行方向の左右への移動を容易にするための車輪が、該
台車の四隅に夫々着脱可能に設けられていることを特徴
とするケーブル緊張装置を搭載した台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18266292A JPH0626012A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 斜張橋のケーブル緊張装置及び緊張装置を搭載した台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18266292A JPH0626012A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 斜張橋のケーブル緊張装置及び緊張装置を搭載した台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626012A true JPH0626012A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16122246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18266292A Pending JPH0626012A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 斜張橋のケーブル緊張装置及び緊張装置を搭載した台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626012A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2230968A1 (es) * | 2002-12-03 | 2005-05-01 | Fcc Construccion, S.A. | Brazo telescopico sobre plataforma autopropulsada, para tensado de cables. |
| CN103643635A (zh) * | 2013-11-27 | 2014-03-19 | 中铁大桥局股份有限公司 | 用于中央索面斜拉桥混凝土箱梁的斜拉索梁端固定装置 |
| CN104109998A (zh) * | 2013-04-19 | 2014-10-22 | 重庆长江预应力有限公司 | 斜拉索整束智能张拉设备 |
| JP2018145607A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 株式会社大林組 | 作業装置及び張出架設工法 |
| JP2019031781A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 大成建設株式会社 | 片持ち張り出し作業車の撤去工法 |
| CN111101448A (zh) * | 2020-01-08 | 2020-05-05 | 中铁大桥(郑州)缆索有限公司 | 一种斜拉索梁端卷扬机快速牵引装备及其牵引方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0316444A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Seiko Epson Corp | ネットワークサーバー装置 |
| JPH03126506A (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-29 | Higashi Nippon Riyokaku Tetsudo Kk | テンションロッド連結方法 |
| JPH04550U (ja) * | 1990-04-16 | 1992-01-06 | ||
| JPH041310A (ja) * | 1990-04-18 | 1992-01-06 | Taisei Corp | Pcケーブル緊張用ジャッキの据付方法 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP18266292A patent/JPH0626012A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| JPH0316444A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Seiko Epson Corp | ネットワークサーバー装置 |
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| CN104109998B (zh) * | 2013-04-19 | 2016-12-28 | 重庆长江预应力有限公司 | 斜拉索整束智能张拉设备 |
| CN103643635A (zh) * | 2013-11-27 | 2014-03-19 | 中铁大桥局股份有限公司 | 用于中央索面斜拉桥混凝土箱梁的斜拉索梁端固定装置 |
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| CN111101448A (zh) * | 2020-01-08 | 2020-05-05 | 中铁大桥(郑州)缆索有限公司 | 一种斜拉索梁端卷扬机快速牵引装备及其牵引方法 |
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