JPH0626135U - 接地装置 - Google Patents

接地装置

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JPH0626135U
JPH0626135U JP4814292U JP4814292U JPH0626135U JP H0626135 U JPH0626135 U JP H0626135U JP 4814292 U JP4814292 U JP 4814292U JP 4814292 U JP4814292 U JP 4814292U JP H0626135 U JPH0626135 U JP H0626135U
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースの出入口付近に多湿の雪が大量に積も
った場合でも、可動接触子の小さな上下駆動力で、開閉
蓋を支障なく開閉する。 【構成】 ケース10の内頂部に、可動接触子19のた
めのに出入口16を内側から覆う開閉蓋29を設ける。
開閉蓋29と可動接触子19との間に、可動接触子19
の昇降に伴って開閉蓋29を開閉させるための開閉機構
31を設ける。可動接触子19がケース10内から上方
に突出移動されたとき、開閉機構31を介して開閉蓋2
9がケース10内部で開放され、可動接触子19が出入
口16から上方に突出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、断路器等に付設される接地装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、発電所や変電所の設備の一つである断路器には、ベースと固定電極と の間に接地装置が配設されている。そして、線路の点検あるいは所内の母線や機 器の点検等を行う場合には、この接地装置により母線や機器の充電電流あるいは 他回路からの誘導電流を接地して、点検作業を安全に遂行できるようになってい る。
【0003】 すなわち、この接地装置は、断路器のベースに取り付けられたケースと、その ケース内に上方へ突出可能に収容された可動接触子と、ケースの上方に対向して 断路器の固定電極に接続取着された接地用固定接触子とから構成されている。そ して、可動接触子がケースの上端の出入口から上方に突出して、固定接触子に接 触することにより、断路器の固定電極が両接触子及びベース等を介して接地され るようになっている。
【0004】 ところで、この種の接地装置を降雪地域で使用した場合には、ケースの上端の 出入口付近に雪が積もったり、出入口からケース内に雪が進入したりして、動作 不良に陥るおそれがある。これを防止するため、例えば図6及び図7に示すよう に、ケースの上端の出入口をカバーにより覆った構成のものが従来から提案され ている。
【0005】 すなわち、この従来装置においては、ケース50の出入口51の一側に固定カ バー52が取り付けられている。また、ケース50の出入口51の他側には開閉 蓋53がヒンジピン54を介して回動可能に取り付けられ、バネ55の付勢力に より通常は図6に示す閉成位置に保持されている。開閉蓋53の内面には一対の 係合ローラ56が取付板57を介して取り付けられ、可動接触子58に係合可能 に対向配置されている。
【0006】 そして、可動接触子58がケース50内から上方に移動されたときには、図7 に示すように、可動接触子58と係合ローラ56との係合により開閉蓋53が開 放回動されて、可動接触子58が開閉蓋53の透孔59を介して上方に突出され る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この従来の接地装置においては、開閉蓋53がケース50の上端の 出入口51に外側上方へ開放可能に取着されている。このため、ベタ雪の降る上 信越等の重冠雪地域で使用した場合には、図6に鎖線で示すように、開閉蓋53 上に多湿の雪が積もって成長し、開閉蓋53の開放動作が不能になるという問題 があった。
【0008】 また、この大量の冠雪を破って開閉蓋53を強力に開放させるように構成する ことも考えられる。しかしながら、このように構成した場合には、可動接触子5 8の上下駆動力を増大する必要があって、その駆動機構を大型にしたり、可動接 触子58の強度アップを図ったりする必要があるという新たな問題が生じた。
【0009】 この考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもの であって、その目的とするところは、ケースの出入口付近に多湿の雪が大量に積 もった場合でも、可動接触子の小さな上下駆動力により、開閉蓋を支障なく容易 に開閉することができる接地装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案では、可動接触子がケース内から上方 へ突出して、ケースの上方に対向配置された固定接触子に接触するようにした接 地装置において、前記ケースの内頂部には可動接触子の出入口を内側から覆う開 閉蓋を設け、その開閉蓋と可動接触子との間には、可動接触子の昇降に伴って開 閉蓋を開閉させるための開閉機構を設けたものである。
【0011】
【作用】
上記のように構成された接地装置において、可動接触子がケース内から上方に 移動されると、開閉機構を介して開閉蓋がケース内部で開放され、可動接触子が 出入口から上方に突出されて固定接触子に接触される。従って、ケースの出入口 付近に多湿の雪が大量に積もった場合でも、開閉蓋の開閉動作に支障を来すおそ れはなく、可動接触子の小さな上下駆動力にて、開閉蓋を容易に開閉することが できる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案を断路器の接地装置に具体化した一実施例を、図1〜図5に基 づいて詳細に説明する。
【0013】 図2及び図3に示すように、断路器の架台1は基礎2上に立設され、その上端 にはベース3が固定支持されている。一対の固定支持碍子4はベース3の両端上 面に立設され、それらの上端にはクリップ状の固定電極5が取り付けられている 。可動支持碍子6はベース3の中央上面に回動可能に立設され、その上端には水 平棒状の可動電極7が両固定電極5に対し接離可能に取り付けられている。操作 レバー8は可動支持碍子6の下端に固定され、この操作レバー8により可動電極 7を回動させて、断路器を開閉路することができる。
【0014】 図1〜図4に示すように、接地装置のケース10は取付金具11を介して前記 ベース3の一側に取り付けられ、四角筒状のケース本体12と、そのケース本体 12の上端に固定された有蓋筒状の上部カバー13と、ケース本体12の下端に 固定された有底筒状の下部カバー14とから構成されている。傾斜頂部15は雪 を滑り落とすように上部カバー13の上端に設けられ、その一部には小径の出入 口16が形成されている。
【0015】 逆チューリップ状の上部固定接触子17は前記ケース10の上方に所定間隔を おいて対向するように、一方の固定支持碍子4の上端側部に取付金具18を介し て取り付けられ、一方の固定電極5に対して電気的に接続されている。垂直棒状 の可動接触子19はケース10内にガイドローラ20を介して上下動可能に支持 され、ケース10内から突出して上部固定接触子17と接触するようになってい る。下部固定接触子21は取付金具22を介してケース本体12内に取り付けら れ、可動接触子19の下端の接触板23に接離可能に対応している。
【0016】 駆動機構24は前記可動接触子19を昇降させるためにケース本体12内に設 けられている。すなわち、操作軸25は前記ケース本体12に回転可能に貫設さ れ、その中央にはピニオン26が固定されている。ラック27は可動接触子19 の一側に形成され、ピニオン26に噛合されている。そして、この操作軸25を 回転させることにより、ピニオン26及びラック27を介して可動接触子19を 昇降させることができる。
【0017】 図1、図4及び図5に示すように、平面形ほぼU字状の支持板28は前記上部 カバー13の内側面に固定されている。開閉蓋29は上部カバー13の出入口1 6を内側から開閉可能に覆うように、支軸30により支持板28に回動可能に取 り付けられている。開閉機構31は開閉蓋29と可動接触子19との間に設けら れ、可動接触子19が昇降されるとき、この開閉機構31を介して開閉蓋29が 開閉される。
【0018】 すなわち、ロッド32は上端にて支持ピン33により前記開閉蓋29に回動可 能に支持され、その下端には支持板28上の係止ピン34に摺動可能に係合する 溝部35が設けられている。圧縮バネ36はロッド32に嵌挿され、その両端が 止め板37を介して支持ピン33及び係止ピン34に係止されている。そして、 図1に示すように、支持ピン33が支軸30と係止ピン34とを結ぶ死線Lより も出入口16側に位置するときには、圧縮バネ36の付勢力が開閉蓋29に対し て閉成方向に作用する。また、図5に示すように、支持ピン33が前記死線Lを 越えて出入口16と反対側に移動されたときには、圧縮バネ36の付勢力が開閉 蓋29に対して開放方向に反転される。
【0019】 側面形ほぼV字状の作動レバー38はその中央部分において、取付板39及び 支持軸40を介して前記ケース本体12内に回動可能に支持され、連結リンク4 1を介して開閉蓋29に連結されている。作動ピン42は可動接触子19の上部 外周に突設され、作動レバー38に係合可能に対応している。そして、可動接触 子19が図1に示すケース10内の没入状態から上方に突出移動されるときには 、この作動ピン42が作動レバー38の上方アーム部に係合して、作動レバー3 8が同図の時計方向に回動され、連結リンク41を介して開閉蓋29が閉成状態 から開放回動される。
【0020】 また、可動接触子19が突出状態から下方に没入移動されるときには、作動ピ ン42が作動レバー38の下方アーム部に係合して、作動レバー38が図5の反 時計方向に回動され、連結リンク41を介して開閉蓋29が開放状態から閉成回 動される。
【0021】 次に、前記のように構成された接地装置について動作を説明する。 さて、図1〜図4は可動電極7が固定電極5に投入された断路器の閉路状態を 示すと共に、可動接触子19がケース10内に没入されて、上部及び下部固定接 触子17,21から離間された接地装置の非接地状態を示すものである。この状 態で、図示しない断路器側の開閉操作機構により操作レバー8が開路方向に回動 されると、可動支持碍子6を介して可動電極7が同方向に回動され、その可動電 極7が固定電極5から離間されて、断路器の電路が開放される。
【0022】 次に、図示しない接地装置側の開閉操作機構により操作軸25が図2の時計方 向に回転されると、ピニオン26及びラック27を介して可動接触子19がケー ス10内から上方に突出移動される。このとき、可動接触子19上の作動ピン4 2が作動レバー38の上方アーム部に係合して、作動レバー38が図1の時計方 向に回動され、連結リンク41を介して開閉蓋29が閉成状態から反時計方向に 開放回動される。そして、図5に示すように、支持ピン33が死線Lを越えて出 入口16と反対側に移動されたとき、圧縮バネ36の付勢力が開閉蓋29に対す る閉成方向から開放方向に反転されて、その付勢力により開閉蓋29が開放位置 に回動される。
【0023】 その後、可動接触子19が出入口16を通してケース10の上方に突出移動さ れ、可動接触子19の上端が上部固定接触子17に接触されると共に、下端の接 触板23が下部固定接触子21に接触されて、接地装置が接地状態になる。この 状態で充電電流が図示しない送電線から、固定電極5、上部固定接触子17、可 動接触子19、接触板23、下部固定接触子21、ケース10、ベース3及び架 台1を経てアースされる。従って、この状態で線路の点検あるいは変電所内の母 線や機器の点検等を、安全に遂行することができる。
【0024】 一方、この接地装置の接地状態において、接地装置側の開閉操作機構により操 作軸25が図2の反時計方向に回転されると、ピニオン26及びラック27を介 して可動接触子19がケース10上の突出位置から下方に没入移動される。それ により、可動接触子19の上端が上部固定接触子17から離間されると共に、下 端の接触板23が下部固定接触子21から離間されて、接地装置が非接地状態に なる。
【0025】 また、この可動接触子19の下降に伴い、作動ピン42が作動レバー38の下 方アーム部に係合して、作動レバー38が図5の反時計方向に回動され、連結リ ンク41を介して開閉蓋29が開放状態から時計方向に閉成回動される。そして 、図1に示すように、支持ピン33が死線Lを越えて出入口16側に移動された とき、圧縮バネ36の付勢力が開閉蓋29に対する開放方向から閉成方向に反転 されて、その付勢力により開閉蓋29が閉成位置に回動される。
【0026】 前記のように、この実施例の接地装置においては、開閉蓋29がケース10の 内頂部に出入口16を内側から覆うように配設され、可動接触子19がケース1 0内から上方に突出移動されるとき、開閉蓋29がケース10の内側へ開放回動 されるようになっている。従って、図5に鎖線で示すように、ケース10の出入 口16付近に多湿の雪Sが大量に積もっている場合でも、開閉蓋29の開閉動作 に支障を来すおそれはなく、可動接触子19の小さな上下駆動力にて、開閉蓋2 9を容易に開閉することができる。
【0027】 このため、従来の接地装置のように、ケース10の出入口16付近に積もった 大量の冠雪を破って開閉蓋29を強力に開放させるために、可動接触子19の上 下駆動力を増大する必要は全くない。従って、駆動機構24を大型にしたり、可 動接触子19の強度アップを図ったりする必要はなく、装置全体を小型且つ簡素 化することができる。
【0028】 なお、開閉蓋29の閉成状態において雪Sの重みが開閉蓋29に加えられた場 合、開閉蓋29が受ける力は連結リンク41を介して作動レバー38に伝えられ る。しかし、この場合、作動レバー38の一端が作動ピン42に当たって作動レ バー38の回動が阻止されるため、雪Sの重みで開閉蓋29が開くことはない。
【0029】 また、この実施例の接地装置では、ケース10の出入口16付近に大量の冠雪 が存在する場合でも、開閉蓋29が開放された後に、可動接触子19が冠雪内部 に小径の穴をあけるようにして上方に突出移動される。このため、出入口16付 近に付着した冠雪の破雪効果を期待することもできる。
【0030】 なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、この考案の趣 旨から逸脱しない範囲で、次のように変更して具体化することも可能である。 (1)開閉蓋29の回動支点を傾斜頂部15の内側において出入口16の下方ま たは側方に配置し、開閉蓋29をケース10内で出入口16の下方または側方へ 開放回動させるように構成すること。 (2)開閉蓋29を傾斜頂部15の内面に沿って上下方向または横方向へ摺動可 能に配設し、この開閉蓋29の上下方向または横方向への摺動により、出入口1 6を開閉するように構成すること。
【0031】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているため、ケースの出入口付近に 多湿の雪Sが大量に積もった場合でも、可動接触子の小さな上下駆動力により、 開閉蓋を支障なく容易に開閉することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を具体化した接地装置の一実施例を示
すもので、図2のA−A線における部分拡大断面図であ
る。
【図2】接地装置を備えた断路器の構成全体を示す正面
図である。
【図3】その断路器の側面図である。
【図4】図1のB−B線における部分断面図である。
【図5】図1の動作状態を示す部分断面図である。
【図6】従来の接地装置を示す部分断面図である。
【図7】図6の動作状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10…ケース、13…上部カバー、16…出入口、17
…上部固定接触子、19…可動接触子、29…開閉蓋、
31…開閉機構、36…圧縮バネ、38…作動レバー、
41…連結リンク、42…作動ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動接触子がケース内から上方へ突出し
    て、ケースの上方に対向配置された固定接触子に接触す
    るようにした接地装置において、 前記ケースの内頂部には可動接触子の出入口を内側から
    覆う開閉蓋を設け、その開閉蓋と可動接触子との間に
    は、可動接触子の昇降に伴って開閉蓋を開閉させるため
    の開閉機構を設けたことを特徴とする接地装置。
JP4814292U 1992-07-09 1992-07-09 接地装置 Expired - Lifetime JP2502107Y2 (ja)

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JPH0626135U true JPH0626135U (ja) 1994-04-08
JP2502107Y2 JP2502107Y2 (ja) 1996-06-19

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