JPH06262442A - 板状物搬送具および板状物搬送設備 - Google Patents

板状物搬送具および板状物搬送設備

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Publication number
JPH06262442A
JPH06262442A JP5054468A JP5446893A JPH06262442A JP H06262442 A JPH06262442 A JP H06262442A JP 5054468 A JP5054468 A JP 5054468A JP 5446893 A JP5446893 A JP 5446893A JP H06262442 A JPH06262442 A JP H06262442A
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JP
Japan
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plate
pallet
shaped object
door
supporting
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Application number
JP5054468A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Matsunoo
良正 松ノ尾
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 板状物1は、板状物支持部材11とともにパレ
ット25に対し載置したり卸したりし得、パレット25は、
板状物支持部材11を介して多数の板状物1を支持し得
る。搬送装置48は、板状物支持部材11を介して板状物1
を複数並列させたパレット25を、並列方向を搬送方向と
して搬送し得る。 【効果】 板状物は取り扱い作業を簡素化でき、パレッ
トは板状物支持構造が不要になって簡単かつ安価に提供
できる。板状物はパレットに複数並列して載置でき、パ
レットを搬送することで多数枚の板状物を同時に効率よ
く取り扱えて、全体として、パレット数を少なくでき、
制御を簡素化でき、安価に提供できる。搬送装置でのス
トレージは、板状物を搬送方向に並列した状態で密状に
行え、ストレージ効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車の製造
においてドアを搬送するときなどに利用される板状物搬
送具および板状物搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば自動車の製造においては、車体
に組み付けられているドアを車体から取り外し、そして
ドアに対して種々な加工を行ったのち、この加工済みの
ドアを再び車体に組み付けるという工程がある。従来、
この種の構成としては、たとえば特開昭53−8884号公報
に見られる自動車の組立方法およびその装置が提供され
ている。この従来構成は、ドアを組み付けているボデー
を塗装ラインからストレージラインに入れ、そしてスト
レージラインから出てきたボデーに対してドア取り外し
工程においてドアが取り外しされる。
【0003】このドアは、パワーアンドフリーコンベヤ
に受け取られてドア艤装ラインへと搬送され、その後に
ドア本体移送手段によりストレージタワーに移される。
そしてストレージタワーのドアは、台車使用のコンベヤ
によってドア取り付け工程へと搬送される。またボデー
は、ボデー艤装ラインからシヤシー組立ラインと搬送さ
れたのちドア取り付け工程へと搬送され、このドア取り
付け工程において、前述した台車から卸したドアが取り
付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、ボデーから取り外されたドアは、ドア艤
装ラインの前後において、パワーアンドフリーコンベヤ
のドアハンガーや台車などにより一枚ずつ搬送されるこ
とから、これらドアハンガーや台車などはそれぞれ多数
が必要になり、制御が複雑になるとともに、全体が高価
になる。
【0005】またドアは、ドアハンガーや台車などに対
して取り付けたり取り外したりすることから、これらド
アハンガーや台車などはそれぞれドア支持構造が必要に
なって複雑かつ高価になり、そして作業者がドア支持構
造を操作しての取り付け取り外し作業は面倒なものにな
る。さらに図5に示すように、ボデーから取り外された
ドア70は、ドア艤装ラインの前後においてパワーアンド
フリーコンベヤやドア本体移送手段などにより、その長
さ方向70aを搬送方向71に沿わせて搬送されることか
ら、ドア艤装ラインの前後に形成されるストレージ部72
では、そのストレージラインの長さの割りにはドア70の
ストレージ量が少なく、ストレージ効率が悪いものにな
る。
【0006】本発明の目的とするところは、ドアを含む
板状物の複数枚をパレット側に効率よくセットして搬送
し得るとともに、板状物は支持構造体とともに取り扱え
る板状物搬送具、ならびに板状物を効率よくストレージ
し得るとともに、ドア加工部でのドアの搬送を円滑に行
える板状物搬送設備を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明の板状物搬送具は、板状物を縦向きで支持する
板状物支持部材を設け、この板状物支持部材を複数並列
して載置自在なパレットに、載置した板状物支持部材の
位置決め装置を設けている。また本第2発明の板状物搬
送具は、板状物支持部材を複数並列して載置自在なパレ
ットに、載置した板状物支持部材の位置決め装置を設
け、前記板状物支持部材は、前記位置決め装置が作用自
在な縦部材と、この縦部材に対して縦軸心の周りに回動
自在に連結されかつ板状物を縦向きで支持自在な支持体
とからなり、この支持体に対して係脱自在な回動阻止体
をパレット側に設けている。
【0008】さらに本第3発明の板状物搬送具は、板状
物支持部材が自動車のドアを支持するように構成してい
る。そして本第4発明の板状物搬送設備は、板状物を縦
向きで支持する板状物支持部材を設け、この板状物支持
部材を複数並列して載置自在なパレットを設け、このパ
レットを、前記板状物支持部材の並列方向に沿って搬送
する搬送装置を設けている。
【0009】さらに本第5発明の板状物搬送設備は、ド
アを縦向きで支持する板状物支持部材を複数並列して載
置自在なパレットを用い、車体搬送ラインの上手側に対
向して車体からドアを取り外してパレットの板状物支持
部材に移す積み付け部を設けるとともに、下手側に対向
してパレットの板状物支持部材から卸したドアを車体に
組み付ける組み立て部を設け、これら積み付け部と組み
立て部との間に、作業部搬送装置と空パレット返送装置
とを設け、前記作業部搬送装置を、前記積み付け部から
の実のパレットを板状物支持部材の並列方向に沿って密
状に搬送するストレージ部と、このストレージ部の下手
において実のパレットから板状物支持部材とともにドア
を卸して加工ラインに渡す降ろし部と、前記加工ライン
で加工したドアを板状物支持部材とともにパレットに戻
す戻し部と、この戻し部と前記積み付け部を結ぶ搬送部
とにより構成している。
【0010】
【作用】上記した本第1発明の板状物搬送具によると、
板状物は、板状物支持部材とともに、パレットに載置し
たり、パレットから卸したりし得、またパレットは、そ
れぞれ板状物支持部材を介して多数の板状物を支持し得
る。そして本第2発明の板状物搬送具によると、パレッ
トに板状物支持部材を介して載置した板状物は、縦部材
に対して支持体を回動させることで、その向きを任意に
変更し得、また回動阻止体を支持体に作用させること
で、板状物の複数並列状態を固定化し得る。
【0011】さらに本第3発明の板状物搬送具による
と、自動車のドアを、板状物支持部材とともにパレット
に載置したり、パレットから卸したりし得、そして板状
物支持部材に支持させた状態で向きを任意に変更し得
る。また本第4発明の板状物搬送設備によると、搬送装
置では、板状物支持部材を介して板状物を複数並列させ
たパレットを、その並列方向を搬送方向として搬送し得
る。
【0012】そして本第5発明の板状物搬送設備による
と、ドアを取り付けている車体を積み付け部に停止し、
そして積み付け部に空パレット返送装置からの空パレッ
トを停止することで、車体から外したドアを空パレット
の板状物支持部材に積み付け得る。これによりドアが外
された車体は、車体搬送ラインを搬送して所期の作業を
遂行し得る。
【0013】また積み付け部のパレットは、複数の板状
物支持部材の全てにドアを積み付けることで、実のパレ
ットに形成し得る。この実のパレットは、作業部搬送装
置におけるストレージ部において、板状物支持部材の並
列方向、すなわちドア群を並列方向に沿わせて密状に搬
送し得る。ストレージ部の終端から出てくる実のパレッ
トは卸し部に搬送されてのち、板状物支持部材を一つず
つ卸して、加工ラインに渡し得る。このとき各板状物支
持部材はそれぞれドアを支持しており、したがって板状
物支持部材を加工ラインで搬送することで、ドアに対し
て所期の作業を遂行し得る。卸し部において空になった
パレットは戻し部に搬送し得、そして戻し部において、
加工ラインで加工済みのドアを板状物支持部材とともに
パレットに戻し得る。
【0014】このようにして加工済みのドアを多数支持
した実のパレットは、搬送部を介して組み立て部に搬送
し得る。そして実のパレットから、板状物支持部材を残
してドアのみを卸し、このドアを、所期の作業を終えて
車体搬送ラインを搬送されてきた車体に組み付け得る。
全てのドアを卸したパレットは、空の板状物支持部材群
を載置して空パレット返送装置により返送し得、積み付
け部へ戻し得る。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。図1、図2において板状物搬送具10は、
板状物の一例であるドア1を縦向きで支持する板状物支
持部材11と、この板状物支持部材11の複数を並列して載
置自在なパレット25と、このパレット25に載置した板状
物支持部材11の位置決め装置27などにより構成される。
【0016】前記板状物支持部材11は、横断面が方形状
の縦部材12と、この縦部材12の一面に取り付けた上下一
対のブラケット13と、これらブラケット13間に縦軸14を
介して連結され縦部材12に対して縦軸心15の周りに回動
自在な支持体16とにより構成される。そして縦部材12の
下面側に、前記位置決め装置27が作用自在な被位置決め
部17を凹入部により形成している。
【0017】前記支持体16は、縦軸14を介してブラケッ
ト13間に連結される縦杆部18と、この縦杆部18の下端か
ら外方に向けて連設された横杆部19とによりL字状に形
成されている。前記縦杆部18に、ドア1の基側縁が係合
自在な定置係合具20を設け、そして横杆部19の上に、ド
ア1の下縁を支持しかつ横杆部19の長さ方向に移動案内
する複数のローラ21を設けるとともに、この横杆部19の
遊端に、起立横到自在でかつ起立によりドア1の遊側縁
に係合自在な可動係合具22を設けている。
【0018】前記位置決め装置27はたとえばピン状であ
って、前記パレット25の一側部においてその長さ方向L
で所定ピッチP置きに複数並設してある。そしてパレッ
ト25には、前記支持体16に対して係脱自在な回動阻止体
30が設けられる。この回動阻止体30は、パレット25の幅
方向の中間部において前記位置決め装置27の所定ピッチ
Pと同様なピッチで複数並設されるもので、前記パレッ
ト25上に固定されたブラケット31と、このブラケット31
に、前記長さ方向Lに沿ったピン32を介して回動自在に
取り付けたリンク状の阻止体33とにより構成されてい
る。
【0019】そして阻止体33は、縦部材12側に回動させ
たときに傾斜した起立姿勢となって前記横杆部19に側方
から対向し、また可動係合具22側に回動させたときにパ
レット25上に当接した水平状の横倒姿勢となって前記横
杆部19の側方から下方に外れるように構成してある。図
3に示す板状物搬送設備40には、上述したパレット25が
使用される。そして車体(被組み立て本体の一例)2を
搬送する車体搬送ライン35が、車体支持パレットを搬送
するスラットコンベヤなどによって直線状に形成されて
いる。
【0020】この車体搬送ライン35の上手側に対向し
て、車体2からドア1を取り外して空のパレット25の板
状物支持部材11に移すことで実のパレット25を形成する
積み付け部41を設けるとともに、下手側に対向して実の
パレット25の板状物支持部材11から卸したドア1を車体
2に組み付ける組み立て部42を設けている。前記積み付
け部41におけるドア1の取り外し作業や、前記組み立て
部42におけるドア1の組み付け作業は人手作業により行
われる。
【0021】前記車体搬送ライン35は、たとえば下階に
設けられるもので、その搬送中に車体2に対して各種の
作業が遂行される。そして前記積み付け部41と組み立て
部42との間に、殆どが上階側に位置する作業部搬送装置
45と、全てが下階に位置する空パレット返送装置60とが
設けられる。前記作業部搬送装置45の前半部分は、前記
積み付け部41で生じた実のパレット25を下階から上階に
上昇させる上昇装置(リフト装置)46と、この上昇装置
46からの実のパレット25を搬送する上手搬送部47と、こ
の上手搬送部47からの実のパレット25を板状物支持部材
11の並列方向(長さ方向L)に沿って密状に搬送するス
トレージ部(搬送装置の一例)48と、このストレージ部
48からの実のパレット25を搬送する中間搬送部49とによ
り構成される。
【0022】また作業部搬送装置45の後半部分は、前記
中間搬送部49からの実のパレット25を受け取り、そして
実のパレット25から板状物支持部材11とともにドア1を
卸して加工ライン39に渡す降ろし部50と、前記加工ライ
ン39で加工したドア1を板状物支持部材11とともにパレ
ット25に戻す戻し部51と、前記降ろし部50から戻し部51
の間に設けたパレット搬送部52と、前記戻し部51からの
実のパレット25を搬送する下手搬送部(搬送部の一例)
53と、この下手搬送部53からの実のパレット25を下階の
前記組み立て部42に下降させる下降装置(リフト装置)
54とにより構成される。
【0023】前記空パレット返送装置60は、前記加工ラ
イン39を避けて下階に配設され、前記組み立て部42で生
じた空のパレット25を前記積み付け部41まで返送させ
る。前記加工ライン39では、ドア1を支持している板状
物支持部材11を搬送しながら、このドア1に対して所定
の加工作業を遂行するものであり、その際に、縦部材12
に対して支持体16を縦軸心15の回りに回動させること
で、ドア1を加工し易い方向に向け得る。
【0024】前記作業部搬送装置45では、図1、図2に
示すように、主としてローラコンベヤ55によりパレット
25の搬送を行う。これらローラコンベヤ55は駆動式であ
って、その多くはローラ駆動形式が採用される。しか
し、たとえばストレージ部48では図2〜図4に示すよう
に、そのストレージラインを一つまたは複数に区画し、
この区画部において、その上手にパレット25の側面に作
用する送り装置56を設けるとともに、下手にパレット25
の側面に作用する制動装置57を設けた駆動形式が採用さ
れる。
【0025】この駆動形式によると、送り装置56によっ
てパレット25群の上手のものに大きな送り力を作用させ
得、そして制動装置57によってパレット25群の下手のも
のに逆方向の小さな制動力を作用させ得、以て実のパレ
ット25を板状物支持部材11の並列方向に沿って密状に搬
送し得る。その際に図1、図2に示すように、パレット
25の下面側に設けた被ガイド26を床側に設けたガイドロ
ーラ58により案内することで、パレット25を横ずれする
ことなく搬送し得る。
【0026】以下に、上記実施例における搬送作業を説
明する。ドア1を取り付けている車体2は、たとえば塗
装ラインなどの前工程から車体搬送ライン35を搬送さ
れ、積み付け部41にて停止される。ここで積み付け部41
には、空パレット返送装置60からの一台の空パレット25
が停止している。すなわち空パレット25群は、図1の実
線に示すように、位置決め装置27に被位置決め部17を外
嵌させることで、その縦部材12をパレット25上に載置し
て位置決めされており、そして阻止体33を傾斜状に起立
させて横杆部19の側面に対向させることで、縦部材12に
対して支持体16が回動することを阻止している。
【0027】この状態で積み付け部41の作業者は、まず
図1の仮想線に示すように、可動係合具22を前方に横到
させてローラ21群の前方を開放させるとともに、阻止体
33を横到させて縦部材12に対し支持体16が回動し得る状
態にする。そして作業者は、車体2からドア1を外した
のち、このドア1を空パレット25の板状物支持部材11に
積み付ける。
【0028】すなわち車体2から外したドア1を、その
下縁をローラ21に載置した状態で縦杆部18側に移動さ
せ、基側縁を定置係合具20に係合させる。このドア1の
移動を行う際に、縦部材12に対して支持体16を回動させ
ることで、この支持体16を受け入れ易い向きにし得る。
次いで可動係合具22を起立させてローラ21群の前方を閉
塞させるとともに、可動係合具22をドア1の遊側縁に係
合させる。そして阻止体33を傾斜状に起立させて横杆部
19の側面に対向させることで、図1に示すように搬送形
態にし得る。
【0029】前述したようにドア1が外された車体2
は、車体搬送ライン35での搬送中に所期の作業が遂行さ
れる。また積み付け部41のパレット25は、複数の板状物
支持部材11を有している関係上、複数台の車体2に対応
する多数枚のドア1が積み付けられ、以て全ての板状物
支持部材11にドア1を積み付けることで、図2に示すよ
うな搬送可能な実のパレット25に形成される。この実の
パレット25は、上昇装置46により上階に上昇されたのち
上手搬送部47に渡される。
【0030】次いで実のパレット25は、上手搬送部47に
より搬送されてストレージ部48の始端に供給される。こ
のストレージ部48において実のパレット25は、送り装置
56による大きな送り力によって搬送され、その際に先行
しているパレット25群の先頭に制動装置57によって逆方
向の小さな制動力が作用していることから、送り装置56
から制動装置57の間では後押しにより密状に搬送される
ことになる。さらに密状の搬送は、板状物支持部材11の
並列方向、すなわちドア1群を並列方向に沿わせて行わ
れる。
【0031】ストレージ部48の終端から押し出される実
のパレット25は、中間搬送部49を介して卸し部50に搬送
される。この卸し部50に停止した実のパレット25から、
たとえば移載装置を使用して板状物支持部材11が一つず
つ卸され、加工ライン39に渡される。これは位置決め装
置27から板状物支持部材11を外し、そして板状物支持部
材11を加工ライン39の搬送手段に固定化することで行わ
れる。
【0032】このとき各板状物支持部材11はそれぞれド
ア1を支持しており、したがって板状物支持部材11を加
工ライン39で搬送することで、ドア1に対して所期の作
業が遂行される。その際に、縦部材12に対して支持体16
を縦軸心15の回りに回動させることで、ドア1を加工し
易い方向に向け得る。前述したように卸し部50において
板状物支持部材11を卸すことで空になったパレット25
は、パレット搬送部52により戻し部51に搬送される。そ
して戻し部51において、加工ライン39で加工済みのドア
1が、板状物支持部材11とともにパレット25に戻され
(積み込まれ)る。その際に、前述したように阻止体33
を傾斜状に起立させて横杆部19の側面に対向させる。
【0033】このようにして加工済みのドア1を多数支
持した実のパレット25は、下手搬送部53において搬送さ
れたのち、下降装置54により下階に下降されて組み立て
部42に供給される。そして実のパレット25から、板状物
支持部材11を残してドア1のみを卸し、このドア1を、
所期の作業を終えて車体搬送ライン35を搬送されてきた
車体2に組み付ける。なおドア1の組み付けは、積み付
け部41で取り外しされた車体2に対して同じものが行わ
れるように設定してある。
【0034】このようにして全てのドア1を卸したパレ
ット25は、空の板状物支持部材11群を載置した状態で空
パレット返送装置60により返送され、積み付け部41へ供
給される。上記実施例においては、板状物としてドア1
を示したが、本第1、第2、第4発明においては、たと
えば扉体や窓枠体などを取り扱う板状物搬送具や板状物
搬送設備であってもよい。また上記実施例では位置決め
装置27としてピン嵌合形式を示したが、本発明では蟻溝
嵌合形式など他の位置決め形式であってもよい。
【0035】上記実施例においてはL字形の支持体16を
示したが、これは板状物の形状より任意に変更されるも
のであり、また係合具20,22の有無、形状も任意であ
る。上記実施例においては搬送装置としてストレージ部
48を示したが本第4発明では、ストレージライン以外の
搬送装置であってもよい。
【0036】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、板状物
は、パレットに対して板状物支持部材とともに載置した
り卸したりできて、その取り扱い作業を簡素化できると
ともに、パレットは板状物支持構造が不要になって簡単
かつ安価に提供できる。また板状物は、板状物支持部材
を介してパレットに複数並列して載置でき、このパレッ
トを搬送することで多数枚の板状物を同時に効率よく取
り扱うことができて、全体として、パレット数を少なく
できるとともに制御を簡素化でき、かつ安価に提供でき
る。
【0037】また上記構成の本第2発明によると、支持
体の向きを変更することで、この支持体に対する板状物
の積み卸しを容易に無理なく行うことができるととも
に、載置した板状物に対する各種の加工作業を容易に正
確に行うことができる。さらに回動阻止具を作用させる
ことで、ガタ付きなど生じることなく所期のパレット搬
送を行うことができる。
【0038】そして上記構成の本第3発明によると、自
動車用のドアの加工ラインでの搬送や各種の加工を、容
易に円滑に行うことができる。さらに上記構成の本第4
発明によると、搬送装置の部分でストレージを行う場
合、板状物を搬送方向に並列した状態でストレージを行
うことができ、そのストレージラインに密状にストレー
ジできて、ストレージ効率を向上できる。
【0039】そして上記構成の本第5発明によると、分
離した車体とドアとをそれぞれの加工部で円滑に搬送で
きるとともに、車体とドアとの一体化も容易に行うこと
ができ、さらにパレットの循環移動も円滑に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、板状物搬送具の正面
図である。
【図2】同板状物搬送設備におけるストレージ部の斜視
面図である。
【図3】同板状物搬送設備の概略平面図である。
【図4】同板状物搬送設備におけるストレージ部の概略
平面図である。
【図5】従来例を示し、ストレージ部の概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ドア(板状物) 2 車体(被組み立て本体) 10 板状物搬送具 11 板状物支持部材 12 縦部材 14 縦軸 15 縦軸心 16 支持体 17 被位置決め部 20 定置係合具 21 ローラ 22 可動係合具 25 パレット 27 位置決め装置 30 回動阻止体 33 阻止体 35 車体搬送ライン 39 加工ライン 40 板状物搬送設備 41 積み付け部 42 組み立て部 45 作業部搬送装置 46 上昇装置 47 上手搬送部 48 ストレージ部(搬送装置) 49 中間搬送部 50 卸し部 51 戻し部 52 パレット搬送部 53 下手搬送部(搬送部) 54 下降装置 60 空パレット返送装置 L パレットの長さ方向 P 位置決め装置の所定ピッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状物を縦向きで支持する板状物支持部
    材を設け、この板状物支持部材を複数並列して載置自在
    なパレットに、載置した板状物支持部材の位置決め装置
    を設けたことを特徴とする板状物搬送具。
  2. 【請求項2】 板状物支持部材を複数並列して載置自在
    なパレットに、載置した板状物支持部材の位置決め装置
    を設け、前記板状物支持部材は、前記位置決め装置が作
    用自在な縦部材と、この縦部材に対して縦軸心の周りに
    回動自在に連結されかつ板状物を縦向きで支持自在な支
    持体とからなり、この支持体に対して係脱自在な回動阻
    止体をパレット側に設けたことを特徴とする板状物搬送
    具。
  3. 【請求項3】 板状物支持部材が自動車のドアを支持す
    ることを特徴とする請求項1および2記載の板状物搬送
    具。
  4. 【請求項4】 板状物を縦向きで支持する板状物支持部
    材を設け、この板状物支持部材を複数並列して載置自在
    なパレットを設け、このパレットを、前記板状物支持部
    材の並列方向に沿って搬送する搬送装置を設けたことを
    特徴とする板状物搬送設備。
  5. 【請求項5】 ドアを縦向きで支持する板状物支持部材
    を複数並列して載置自在なパレットを用い、車体搬送ラ
    インの上手側に対向して車体からドアを取り外してパレ
    ットの板状物支持部材に移す積み付け部を設けるととも
    に、下手側に対向してパレットの板状物支持部材から卸
    したドアを車体に組み付ける組み立て部を設け、これら
    積み付け部と組み立て部との間に、作業部搬送装置と空
    パレット返送装置とを設け、前記作業部搬送装置を、前
    記積み付け部からの実のパレットを板状物支持部材の並
    列方向に沿って密状に搬送するストレージ部と、このス
    トレージ部の下手において実のパレットから板状物支持
    部材とともにドアを卸して加工ラインに渡す降ろし部
    と、前記加工ラインで加工したドアを板状物支持部材と
    ともにパレットに戻す戻し部と、この戻し部と前記積み
    付け部を結ぶ搬送部とにより構成したことを特徴とする
    板状物搬送設備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200014609A (ko) * 2018-08-01 2020-02-11 현대자동차주식회사 자동화 팔레트
KR102101753B1 (ko) * 2018-10-31 2020-04-20 주식회사 서연이화 도어트림용 선반
KR20230049835A (ko) * 2021-10-07 2023-04-14 주식회사 서연이화 너비 조정 및 후방 스토퍼의 위치 조정이 가능한 도어트림 적재용 팔레트

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