JPH0626392A - 建設機械の原動機制御装置 - Google Patents

建設機械の原動機制御装置

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JPH0626392A
JPH0626392A JP4203025A JP20302592A JPH0626392A JP H0626392 A JPH0626392 A JP H0626392A JP 4203025 A JP4203025 A JP 4203025A JP 20302592 A JP20302592 A JP 20302592A JP H0626392 A JPH0626392 A JP H0626392A
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engine
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Yutaka Onoe
裕 尾上
Kazuhiro Sunamura
和弘 砂村
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械の作業環境や負荷状態等が頻繁に変
化する場合でも、原動機の目標回転数を容易に調節し、
操作性等を向上する。 【構成】 P,E,L,Iの4モードでエンジン9の目
標回転数Naを選択的に指令する指令装置31に加え
て、エンジン9の目標回転数Naを連続的に変化させて
指令する燃料レバー34を設け、指令装置31と燃料レ
バー34とを選択的に切換える切換スイッチ35を運転
室内に設ける構成とした。これにより、作業者は油圧シ
ョベルの作業内容等に応じて切換スイッチ35を切換操
作し、モード選択スイッチ32と燃料レバー34とを選
択的に切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル,
油圧クレーン等の建設機械に搭載された原動機の回転数
を制御するのに用いて好適な建設機械の原動機制御装置
に関し、特に、原動機の目標回転数を選択的に複数段で
指令する選択式指令手段を備えた建設機械の原動機制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5ないし図10に従来技術による建設
機械の原動機制御装置を油圧ショベルに用いた場合を例
に挙げて示す。
【0003】図において、1は走行用油圧モータ(図示
せず)等が設けられた下部走行体、2は該下部走行体1
上に設けられた旋回装置、3は該旋回装置2を介して下
部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体をそれ
ぞれ示し、該上部旋回体3は、旋回フレーム4と、該旋
回フレーム4上に設けられ、後述のエンジン9等を収容
した機械室5と、該機械室5の前部側に位置して旋回フ
レーム4上に設けられた運転室6と、機械室5の後部側
に位置して旋回フレーム4上に設けられたカウンタウェ
イト7とから大略構成され、前記運転室6内には後述の
指令装置14等が設けられている。
【0004】8は上部旋回体3の前部に設けられた作業
装置を示し、該作業装置8は、旋回フレーム4の前部に
回動可能に設けられたブーム8Aと、該ブーム8Aの先
端側に回動可能に設けられたアーム8Bと、該アーム8
Bの先端側に回動可能に設けられたバックホウ式のバケ
ット8Cとから構成され、これらのブーム8A,アーム
8B,バケット8Cは、ブームシリンダ8D,アームシ
リンダ8E,バケットシリンダ8Fによってそれぞれ作
動されるものである。
【0005】図6において、9は機械室5内に設けられ
た原動機としてのディーゼルエンジン(以下「エンジ
ン」という。)、10は該エンジン9に付設されたガバ
ナをそれぞれ示し、該ガバナ10には、ガバナレバー1
0Aと、該ガバナレバー10Aの回動範囲を規制する上
限ストッパ10Bおよび下限ストッパ10Cとが設けら
れている。そして、該ガバナ10は、後述のサーボモー
タ11によってガバナレバー10Aが増速A,減速B方
向に回動されることにより、エンジン9の回転数を増減
させるものである。
【0006】ここで、前記ガバナ10は、ガバナレバー
10Aが上限ストッパ10Bに当接したときにエンジン
9の回転数を2000rpm程度の最高回転数とし、下
限ストッパ10Cに当接したときにエンジン9の回転数
を800rpm程度のアイドル回転数とするように設定
されている。
【0007】11はエンジン9の近傍に設けられた電動
モータとしてのサーボモータで、該サーボモータ11の
出力軸にはレバー11Aが取付けられ、該レバー11A
はリンク12を介してガバナ10のガバナレバー10A
に連結されている。そして、該サーボモータ11は、後
述のコントローラ18からの制御信号に基づいて正転
F,逆転R方向に回動し、リンク12を介してガバナレ
バー10Aを増速A,減速B方向に回動させると共に、
コントローラ18から停止信号が入力されて回転が停止
した場合でも、ガバナレバー10Aを現在の回動角に維
持し、エンジン9を現在の回転数で回転させるものであ
る。
【0008】13は回動角検出手段としてのポテンショ
メ−タを示し、該ポテンショメ−タ13の回動軸にはレ
バー13Aが取付けられ、該レバー13Aはリンク12
に連結されている。そして、該ポテンショメ−タ13
は、レバー13A,リンク12を介してガバナレバー1
0Aの回動角を電圧信号として検出し、この電圧信号を
エンジン9の回転数としてコントローラ18に出力する
ものである。
【0009】14は運転室6内に設けられた選択式指令
手段としての指令装置を示し、該指令装置14は、エン
ジン9の目標回転数NaをP(パワー),E(エコノミ
ー),L(ロウ),I(アイドル)の4段階のモードで
選択的に変化させるモード選択スイッチ15と、エンジ
ン9の目標回転数Naを加減算式に増減させるアップス
イッチ16Aおよびダウンスイッチ16Bからなるアッ
プダウンスイッチ16とから大略構成され、前記モード
選択スイッチ15は、P,E,L,Iの各モードに対応
するPスイッチ15A,Eスイッチ15B,Lスイッチ
15C,Iスイッチ15Dとから構成されている。ま
た、モード選択スイッチ15の各スイッチ15A〜15
Dおよびアップダウンスイッチ16の各スイッチ16
A,16Bはa接点(常開接点)より構成され、図7に
示す如く、その一端側がアースされ、その他端側がコン
トローラ18に接続されると共に電流制限抵抗17,1
7,…を介してそれぞれ電圧が印加されている。
【0010】そして、前記指令装置14は、作業者によ
ってモード選択スイッチ15の各スイッチ15A〜15
Dが選択的に操作されると、該各スイッチ15A〜15
Dからオンオフ信号をコントローラ18に出力し、エン
ジン9の目標回転数Naを4段階で指令するようになっ
ている。また、アップダウンスイッチ16が操作される
と、各スイッチ16A,16Bからオンオフ信号が出力
され、該各スイッチ16A,16Bの押圧時間に対応し
てエンジン1の目標回転数Naを加減算式に増減するよ
うになっている。
【0011】18は運転室6内等に設けられたコントロ
ーラを示し、該コントローラ18は図8に示す如く、後
述のモード選択スイッチ入力部19,アップダウンスイ
ッチ入力部21,演算部25等からマイクロコンピュー
タとして構成されている。
【0012】19はコントローラ18内に設けられたモ
ード選択スイッチ入力部を示し、該モード選択スイッチ
入力部19は、その入力側にモード選択スイッチ15の
各スイッチ15A〜15Dがそれぞれ接続され、その出
力側は信号接続点20を介して後述する第1の%−N変
換部23に接続されている。そして、該モード選択スイ
ッチ入力部19は、モード選択スイッチ15の各スイッ
チ15A〜15Dが選択的に操作されてオンオフ信号が
出力されると、前記各P〜Iモードに応じて数値化され
た%出力を出力するものである。
【0013】即ち、前記モード選択スイッチ入力部19
は、モード選択スイッチ15のPスイッチ15A,Eス
イッチ15B,Lスイッチ15C,Iスイッチ15Dが
オン操作されると、例えば100%,80%,40%,
0%の数値化信号をそれぞれ出力するものである。
【0014】21はコントローラ18内に設けられたア
ップダウンスイッチ入力部を示し、該アップダウンスイ
ッチ入力部21は、その入力側にアップダウンスイッチ
16の各スイッチ16A,16Bがそれぞれ接続され、
その出力側は信号接続点20に接続されている。そし
て、該アップダウンスイッチ入力部21は、アップダウ
ンスイッチ16の各スイッチ16A,16Bが選択的に
オン操作されると、該各スイッチ16A,16Bがオン
操作されている時間中、1%ずつの数値化信号を出力す
るものである。
【0015】ここで、アップダウンスイッチ16のアッ
プスイッチ16Aがオン操作された場合は、アップダウ
ンスイッチ入力部21から出力された1%ずつの数値化
信号は信号接続点20を介してモード選択スイッチ入力
部19からの数値化信号に加算される。一方、ダウンス
イッチ16Bがオン操作された場合は、モード選択スイ
ッチ入力部19からの数値化信号から信号接続点20を
介してアップダウンスイッチ入力部21の数値化信号が
減算されるようになっている。
【0016】22はコントローラ18内に設けられたV
−%変換部を示し、該V−%変換部22は、その入力側
がポテンショメ−タ13に接続され、その出力側が後述
する第2の%−N変換部24に接続されている。そし
て、該V−%変換部22は、図9に示す如く、ポテンシ
ョメ−タ13から入力されたガバナレバー10Aの回動
角に対応する電圧信号を0〜100%の数値化信号に変
換して出力するものである。
【0017】23は信号接続点20と演算部25との間
に設けられた第1の%−N変換部を示し、該第1の%−
N変換部23は、図10に示す如く、信号接続点20を
介して入力された指令装置14からの数値化信号をエン
ジン回転数に変換し、この信号を指令値としてのエンジ
ン9の目標回転数Naとして演算部25に出力するもの
である。
【0018】24はV−%変換部22と演算部25との
間に設けられた第2の%−N変換部を示し、該第2の%
−N変換部24は、前記第1の%−N変換部23とほぼ
同様に、図10に示す如く、V−%変換部22から入力
された数値化信号をエンジン回転数に変換し、この信号
を検出値としてのエンジン9の実回転数Nbとして演算
部25に出力するものである。
【0019】25はCPU等から構成された演算部を示
し、該演算部25は、その入力側に各%−N変換部2
3,24がそれぞれ接続され、その出力側にはサーボモ
ータ11への制御信号を出力する出力部26が接続され
ている。そして、該演算部25は、第1の%−N変換部
23から出力されたエンジン9の目標回転数Naと第2
の%−N変換部24から出力されたエンジン9の実回転
数Nbとを比較演算し、両者の偏差に応じた制御信号を
出力部26からサーボモータ11に出力することによ
り、該サーボモータ11を介してガバナ10のガバナレ
バー10Aを回動操作せしめ、エンジン9の実回転数N
bを目標回転数Naに一致させるようになっている。
【0020】従来技術による油圧ショベルの原動機制御
装置は上述の如き構成を有するもので、作業内容や作業
負荷の状態等に応じてエンジン9の回転数を変更すべ
く、作業者がモード選択スイッチ15により各P〜Iモ
ードからいずれか一のモードを選択すると、モード選択
スイッチ入力部19は当該モードに応じた数値化信号を
出力し、この数値化信号は第1の%−N変換部23によ
り目標回転数Naに変換された後、演算部25に出力さ
れる。
【0021】また、ガバナ10のガバナレバー10Aの
回動角はポテンショメ−タ13によって常時検出されて
おり、該ポテンショメ−タ13からの電圧信号はV−%
変換部22,第2の%−N変換部24を介して実回転数
Nbに変換された後、演算部25に出力される。
【0022】これにより、演算部25は、第1の%−N
変換部23からの目標回転数Naと第2の%−N変換部
24からの実回転数Nbとを比較し、両者の差分に応じ
た制御信号を出力部26を介してサーボモータ11に出
力し、該サーボモータ11を回転させてガバナ10のガ
バナレバー10Aを回動操作し、エンジン9の回転数を
目標回転数Naに調節する。
【0023】一方、選択したモードによるエンジン9の
目標回転数Naと作業者の希望するエンジン回転数とが
一致しない場合には、作業者はアップダウンスイッチ1
6のアップスイッチ16A,ダウンスイッチ16Bを選
択的にオン操作する。これにより、モード選択スイッチ
入力部19からの数値化信号にアップダウンスイッチ入
力部21からの数値化信号が加減算され、目標回転数N
aが変更される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による油圧ショベルの原動機制御装置では、モー
ド選択スイッチ15によって、予め設定されたP〜Iモ
ードの中から目標回転数Naを選択的に指令できるもの
の、該モード選択スイッチ15による目標回転数Naの
設定は固定的だから、作業者の希望するエンジン回転数
と一致しない場合があり、この場合には、アップダウン
スイッチ16によって目標回転数Naを微調整しなけれ
ばならない。
【0025】しかし、アップダウンスイッチ16のアッ
プスイッチ16A,ダウンスイッチ16Bをオン操作し
ている時間だけ、アップダウンスイッチ入力部21から
1%ずつの数値化信号が出力され、モード選択スイッチ
入力部19からの数値化信号が加減算式に調整されるよ
うになっているから、作業者が希望するエンジン回転数
とモード選択スイッチ15による目標回転数Naとの差
が大きい場合には、作業者はアップダウンスイッチ16
の各スイッチ16A,16Bを長時間オン操作する必要
がある。
【0026】このため、上述した従来技術によるもので
は、油圧ショベルの作業環境,作業内容,負荷状態等が
頻繁に変化する場合等に、エンジン9の回転数を希望す
る回転数に一致させるのに手間がかかり、目標回転数N
aの調整が煩雑で、操作性や作業効率等が大幅に低下す
るという問題がある。
【0027】一方、上述した問題を解決すべく、アップ
ダウンスイッチ16の操作性、即ちアップダウンスイッ
チ入力部21のスキャン速度を高め、数値化信号を1%
変化させるのに要する操作時間を短縮する方法も考えら
れるが、この場合には、希望する数値に合せるのが困難
で、操作性が低下するという問題がある。
【0028】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、建設機械の作業環境や負荷状態等が頻繁
に変化する場合でも、原動機の目標回転数を容易に調節
することができ、操作性等を向上できるようにした建設
機械の原動機制御装置に関する。
【0029】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する構成の特徴は、原動機の目標
回転数を連続的に変化させて指令する連続式指令手段
と、該連続式指令手段と選択式指令手段とを切換える切
換手段とを設けたことにある。
【0030】
【作用】選択式指令手段によって原動機の目標回転数を
選択的に複数段で指令すると共に、切換手段によって該
選択式指令手段から連続式指令手段に切換えることによ
り、該連続式指令手段によって原動機の目標回転数を連
続的に指令することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図5ないし
図10に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
【0032】図中、31は従来技術で述べた指令装置1
4に代えて本実施例に適用される選択式指令手段として
の指令装置を示し、該指令装置31は、従来技術で述べ
た指令装置14とほぼ同様に、Pスイッチ32A,Eス
イッチ32B,Lスイッチ32C,Iスイッチ32Dか
らなるモード選択スイッチ32と、アップスイッチ33
Aおよびダウンスイッチ33Bからなるアップダウンス
イッチ33とから構成されている。しかし、本実施例に
よる指令装置31は、後述の切換スイッチ35に接続さ
れている。
【0033】ここで、前記モード選択スイッチ32は図
2に示す如く、a接点からなる各スイッチ32A,32
B,32C,32Dの一端側が抵抗R1 ,R2 ,R3 ,
R4を介して後述のコントローラ36内に延びる信号線
Sに接続され、その他端側がコントローラ36より電圧
が供給される電源線Vに接続され、さらに各スイッチ3
2A〜32Dの一端側は分圧抵抗R5 を介してコントロ
ーラ36内に延びるグランド線Gに接続されている。
【0034】また、前記各抵抗R1 ,R2 ,R3 ,R4
は、R4 >R3 >R2 >R1 となるように抵抗値が設定
され、これにより、Pスイッチ32A,Eスイッチ32
B,Lスイッチ32C,Iスイッチ32Dをオン操作す
ると、それぞれ例えば5V,4V,3V,2.5Vの互
いに異なる電圧信号が発生するようになっている。
【0035】さらに、前記アップダウンスイッチ33の
各スイッチ33A,33Bは、従来技術で述べたアップ
ダウンスイッチ16とほぼ同様に、切換スイッチ35を
介してコントローラ36に接続され、該コントローラ3
6内で電流制限抵抗17を介して電圧が印加されてい
る。
【0036】34は切換スイッチ35に接続された連続
式指令手段としての燃料レバーを示し、該燃料レバー3
4は図2に示す如く、抵抗34Aと該抵抗34Aに摺接
可能に設けられた摺動子34Bとから可変抵抗器として
構成されている。また、該燃料レバー34は、切換スイ
ッチ35により、抵抗34Aの一端側がグランド線Gに
接続され、抵抗34Aの他端側が電源線Vに接続され、
摺動子34Bが信号線Sに接続されるようになってい
る。
【0037】さらに、前記燃料レバー34は、その出力
電圧の最大値がモード選択スイッチ32のPスイッチ3
2Aをオン操作したときの出力電圧(5V)と一致し、
出力電圧の最小値がモード選択スイッチ32のIスイッ
チ32Dをオン操作したときの出力電圧(2.5V)と
一致するように構成されている。
【0038】そして、前記燃料レバー34は、摺動子3
4Bを図2中の左,右方向に移動させることにより、信
号線Sへの出力電圧を可変に減少,増大せしめ、エンジ
ン9の目標回転数Naを連続的に指令するものである。
【0039】35は指令装置31および燃料レバー34
とコントローラ36との間に位置して運転室6内に設け
られた切換手段としての切換スイッチを示し、該切換ス
イッチ35は、図2に示す如く、信号線S,電源線V,
グランド線Gに対応してモード選択スイッチ32および
燃料レバー34に接続された3個のc接点35A,35
A,…と、アップダウンスイッチ33の各スイッチ33
A,33Bに接続された2個のb接点35B,35B
と、該各接点35A,35Bを連動して切換操作する操
作部35Cとから構成されている。また、該切換スイッ
チ35は、各接点35A,35Bを介して常時は指令装
置31とコントローラ36とを接続している。
【0040】そして、前記切換スイッチ35は、作業者
によって操作部35Cが切換操作されると、各c接点3
5Aを切換えてモード選択スイッチ32と燃料レバー3
4とを選択的に切換えると共に、各b接点35Bを開
成,閉成してアップダウンスイッチ33とコントローラ
36との間を遮断,連通させるものである。
【0041】36は本実施例に適用されるコントローラ
を示し、該コントローラ36は、従来技術で述べたコン
トローラ18とほぼ同様に、図3に示す如く、アップダ
ウンスイッチ入力部21,V−%変換部22,第1の%
−N変換部23,第2の%−N変換部24,演算部2
5,出力部26等からマイクロコンピュータとして構成
されている。しかし、本実施例によるコントローラ36
には、従来技術で述べたモード選択スイッチ入力部19
に代えて、図9に示す如く電圧信号を数値化信号に変換
する他のV−%変換部37が設けられている点で異な
る。
【0042】そして、前記コントローラ36は、指令装
置31,燃料レバー34のいずれかを介して入力された
電圧信号を他のV−%変換部37,第1の%−N変換部
23を介して目標回転数Naに変換し、この目標回転数
Naと第2の%−N変換部24から出力されたエンジン
9の実回転数Nbとを比較演算して、両者の偏差に応じ
た制御信号を出力部26からサーボモータ11に出力す
ることにより、該サーボモータ11を介してガバナ10
のガバナレバー10Aを回動操作せしめ、エンジン9の
実回転数Nbを目標回転数Naに一致させるものであ
る。
【0043】本実施例による油圧ショベルの原動機制御
装置は上述の如き構成を有するもので、その基本的動作
については従来技術によるものと格別差異はない。
【0044】然るに本実施例では、モード選択スイッチ
32の各スイッチ32A〜32Dに抵抗R1 〜R4 を設
けて該各スイッチ32A〜32Dから信号線Sにそれぞ
れ異なる値の出力電圧を出力させると共に、指令装置3
1と燃料レバー34とを選択的に切換える切換スイッチ
35を運転室6内に設ける構成としたから、切換スイッ
チ35の操作部35Cを切換操作することにより、モー
ド選択スイッチ32と燃料レバー34とを選択的に切換
えることができる。
【0045】この結果、例えば油圧ショベルの作業内容
や作業環境等が殆ど変化せず、エンジン回転数の変更回
数が少ない場合には、エンジン9の目標回転数Naをモ
ード選択スイッチ32によってP,E,L,Iの4モー
ドから選択し、アップダウンスイッチ33により微調整
することができる。
【0046】また、例えば油圧ショベルの作業内容等が
頻繁に変化し、エンジン回転数の変更回数が多い場合に
は、切換スイッチ35の操作部35Cを操作して各接点
35A,35Bを切換え、モード選択スイッチ32から
燃料レバー34へ接続を切換えることにより、該燃料レ
バー34を操作してエンジン9の目標回転数Naを連続
的に変化させることができる。
【0047】従って、本実施例によれば、作業者は切換
スイッチ35を切換操作することにより、エンジン回転
数の変更頻度等に応じて、モード選択スイッチ32によ
る段階的,固定的(デジタル的)な目標回転数Naの設
定と、燃料レバー34による連続的(アナログ的)な目
標回転数Naの設定のいずれか一方を任意に選択するこ
とができ、操作性や作業効率等を大幅に向上することが
できる。
【0048】なお、前記実施例では、切換手段として切
換スイッチ35を用い、該切換スイッチ35の操作部3
5Cを切換操作することにより、指令装置31と燃料レ
バー34とを切換えるものとして述べたが、本発明はこ
れに限らず、図4に示す変形例の如く、指令装置31,
燃料レバー34に一のコネクタ41,41を設け、コン
トローラ36に他のコネクタ42を設け、該他のコネク
タ42と前記各一のコネクタ41とを選択的に接続する
ことにより、指令装置31と燃料レバー34とを切換え
る構成としてもよい。
【0049】また、前記実施例では、電動モータとして
サーボモータ11を用い、回動角検出手段としてポテン
ショメ−タ13を用いることにより、フィードバック制
御を行う場合を例示したが、これに替えて、例えば電動
モータとしてステッピングモータを用い、該ステッピン
グモータへの駆動パルス数を計数するカウンタを回動角
検出手段として用いることにより、オープンループ制御
を行う構成としてもよい。
【0050】さらに、前記実施例では、建設機械として
油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限らず、油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、原
動機の目標回転数を連続的に変化させて指令する連続式
指令手段と、該連続式指令手段と選択式指令手段とを切
換える切換手段とを設ける構成としたから、選択式指令
手段によって原動機の目標回転数を選択的に複数段で指
令すると共に、切換手段によって該選択式指令手段から
連続式指令手段に切換えることにより、該連続式指令手
段によって原動機の目標回転数を連続的に指令すること
ができる。この結果、作業者は切換手段により、建設機
械の作業内容等に応じて、選択式指令手段による段階的
な目標回転数の設定と、連続式切換手段による連続的な
目標回転数の設定のいずれか一方を任意に選択すること
ができ、操作性や作業効率等を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による油圧ショベルの原動機制
御装置の全体構成図である。
【図2】図1中の指令装置および燃料レバーとコントロ
ーラとの接続を示す電気回路図である。
【図3】図1中のコントローラの構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の変形例による油圧ショベルの原動機制
御装置の全体構成図である。
【図5】従来技術による油圧ショベルの原動機制御装置
が適用される油圧ショベルを示す正面図である。
【図6】従来技術による油圧ショベルの原動機制御装置
の全体構成図である。
【図7】図6中の指令装置とコントローラとの接続を示
す電気回路図である。
【図8】図6中のコントローラの構成を示すブロック図
である。
【図9】V−%変換部による電圧信号から数値化信号へ
の変換を示す説明図である。
【図10】%−N変換部による数値化信号を回転数信号
へ変換する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
9 エンジン(原動機) 10 ガバナ 10A ガバナレバー 11 サーボモータ(電動モータ) 13 ポテンショメ−タ(回動角検出手段) 31 指令装置(選択式指令手段) 34 燃料レバー(連続式指令手段) 35 切換スイッチ(切換手段) 36 コントローラ 41,42 コネクタ(切換手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械に設けられた原動機と、該原動
    機に付設され、ガバナレバーの回動角に応じて該原動機
    の回転数を増減させるガバナと、該ガバナのガバナレバ
    ーを制御信号に基づいて回動する電動モータと、前記原
    動機の回転数をガバナレバーの回動角として検出する回
    動角検出手段と、前記原動機の目標回転数を選択的に複
    数段で指令する選択式指令手段と、該選択式指令手段に
    よる指令値と前記回動角検出手段からの検出値とに基づ
    いて前記電動モータに制御信号を出力するコントローラ
    とからなる建設機械の原動機制御装置において、前記原
    動機の目標回転数を連続的に変化させて指令する連続式
    指令手段と、該連続式指令手段と前記選択式指令手段と
    を切換える切換手段とを設けたことを特徴とする建設機
    械の原動機制御装置。
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