JPH06264574A - 角樋及びその製造方法 - Google Patents
角樋及びその製造方法Info
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- JPH06264574A JPH06264574A JP5346193A JP5346193A JPH06264574A JP H06264574 A JPH06264574 A JP H06264574A JP 5346193 A JP5346193 A JP 5346193A JP 5346193 A JP5346193 A JP 5346193A JP H06264574 A JPH06264574 A JP H06264574A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 太陽熱等の影響により拡開変形される恐れは
なく、従って、軒樋の接続部や端部において、継手や止
まりとの間に間隙を生じることがなく、漏水の恐れのな
い継手及びその製造方法を提供するにある。 【構成】 平板状底部3の両端部から側壁4、5が立設
され、両側壁4、5は外側に膨出湾曲されており、両側
壁4、5の上端に耳部6、7が設けられた合成樹脂角樋
本体内の少なくとも底部3、両側壁4、5に芯材1が埋
設された角樋Aにおいて、平板状底部3の上面と両側壁
4、5の内面との境界部34、35から両側壁上端の耳
部の上端内面61に至る仮想平面P1、P2上において
平板状底部3の上面と両側壁4、5の内面との境界部3
4、35から両側壁上端の耳部の上端内面61、71に
至る長さをL1、L2とし、この仮想平面P1、P2か
ら両側壁4、5の内面までの最大膨出長さをTとしたと
きの比Rが次の不等式を満足するものである。 2.00≦R≦5.0 但し、R=T×100/L(%)
なく、従って、軒樋の接続部や端部において、継手や止
まりとの間に間隙を生じることがなく、漏水の恐れのな
い継手及びその製造方法を提供するにある。 【構成】 平板状底部3の両端部から側壁4、5が立設
され、両側壁4、5は外側に膨出湾曲されており、両側
壁4、5の上端に耳部6、7が設けられた合成樹脂角樋
本体内の少なくとも底部3、両側壁4、5に芯材1が埋
設された角樋Aにおいて、平板状底部3の上面と両側壁
4、5の内面との境界部34、35から両側壁上端の耳
部の上端内面61に至る仮想平面P1、P2上において
平板状底部3の上面と両側壁4、5の内面との境界部3
4、35から両側壁上端の耳部の上端内面61、71に
至る長さをL1、L2とし、この仮想平面P1、P2か
ら両側壁4、5の内面までの最大膨出長さをTとしたと
きの比Rが次の不等式を満足するものである。 2.00≦R≦5.0 但し、R=T×100/L(%)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、底部及び両側壁が設け
られ、両側壁の上端に耳部が設けられた合成樹脂角樋本
体内に芯材が埋設された角樋及びその製造方法に関す
る。
られ、両側壁の上端に耳部が設けられた合成樹脂角樋本
体内に芯材が埋設された角樋及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製の角樋は、太陽の直射
により高温となり、開口部が拡大される方向に変形した
り、長手方向に蛇行変形し、これらの変形により軒樋の
接続部や端部においては、継手や止まりとの間に間隙が
生じ、間隙から漏水する欠点があった。このような欠点
を解消するために、例えば、特公昭61−12067号
公報に記載されているように、合成樹脂角樋の底部と側
壁とのコーナー部に断面ほぼL字状に屈曲した弾性薄板
片を拡開させた状態で埋設したものが知られている。
又、実公昭63−49454号公報記載のように、両側
壁が外側方に膨出湾曲された角樋を継手内に挿入し、側
壁の弾性復元力により継手の内面に密接させるようにし
たものが知られている。
により高温となり、開口部が拡大される方向に変形した
り、長手方向に蛇行変形し、これらの変形により軒樋の
接続部や端部においては、継手や止まりとの間に間隙が
生じ、間隙から漏水する欠点があった。このような欠点
を解消するために、例えば、特公昭61−12067号
公報に記載されているように、合成樹脂角樋の底部と側
壁とのコーナー部に断面ほぼL字状に屈曲した弾性薄板
片を拡開させた状態で埋設したものが知られている。
又、実公昭63−49454号公報記載のように、両側
壁が外側方に膨出湾曲された角樋を継手内に挿入し、側
壁の弾性復元力により継手の内面に密接させるようにし
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
61−12067号公報に記載されているように、合成
樹脂角樋の底部と側壁とのコーナー部に断面ほぼL字状
に屈曲した弾性薄板片を拡開させた状態で埋設した角樋
においては、角樋の底部と側壁とのコーナー部において
は、断面ほぼL字状に屈曲した弾性薄板片を拡開させた
状態で埋設されているので、コーナー部においては、拡
開されないが、コーナー部の上方における側壁には何も
埋設されていないので、太陽熱等の影響により拡開変形
される欠点がある。
61−12067号公報に記載されているように、合成
樹脂角樋の底部と側壁とのコーナー部に断面ほぼL字状
に屈曲した弾性薄板片を拡開させた状態で埋設した角樋
においては、角樋の底部と側壁とのコーナー部において
は、断面ほぼL字状に屈曲した弾性薄板片を拡開させた
状態で埋設されているので、コーナー部においては、拡
開されないが、コーナー部の上方における側壁には何も
埋設されていないので、太陽熱等の影響により拡開変形
される欠点がある。
【0004】又、実公昭63−49454号公報記載の
ように、両側壁が外側方に膨出湾曲された角樋を継手内
に挿入し、側壁の弾性復元力により継手の内面に密接さ
せるようにしたものについては、多少の改善は見られる
ものの側壁の膨出の量が少ないと太陽熱等の影響により
拡開変形される欠点がある。
ように、両側壁が外側方に膨出湾曲された角樋を継手内
に挿入し、側壁の弾性復元力により継手の内面に密接さ
せるようにしたものについては、多少の改善は見られる
ものの側壁の膨出の量が少ないと太陽熱等の影響により
拡開変形される欠点がある。
【0005】本発明は、このような従来の角樋における
問題点に着目して鋭意研究の結果なされたものであり、
その目的とするところは、従来の問題点を解決し、太陽
熱等の影響により拡開変形される恐れはなく、従って、
軒樋の接続部や端部において、継手や止まりとの間に間
隙を生じることがなく、漏水の恐れのない継手及びその
製造方法を提供するにある。
問題点に着目して鋭意研究の結果なされたものであり、
その目的とするところは、従来の問題点を解決し、太陽
熱等の影響により拡開変形される恐れはなく、従って、
軒樋の接続部や端部において、継手や止まりとの間に間
隙を生じることがなく、漏水の恐れのない継手及びその
製造方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明角樋は、平板状底部の両端部
から側壁が立設され、両側壁は外側に膨出湾曲されてお
り、両側壁の上端に耳部が設けられた合成樹脂軒樋本体
内の少なくとも底部、両側壁に芯材が埋設された角樋に
おいて、平板状底部の上面と両側壁の内面との境界線か
ら両側壁上端の耳部の上端内面に至る仮想平面上におい
て平板状底部の上面と両側壁の内面との境界線から両側
壁上端の耳部の上端内面に至る長さをLとし、この仮想
平面から両側壁の内面までの最大膨出長さをTとしたと
きの比Rが次の不等式を満足するものであることを特徴
とするものである。 2.00≦R≦5.00 但し、R=T×100/L(%)
に、請求項1記載の本発明角樋は、平板状底部の両端部
から側壁が立設され、両側壁は外側に膨出湾曲されてお
り、両側壁の上端に耳部が設けられた合成樹脂軒樋本体
内の少なくとも底部、両側壁に芯材が埋設された角樋に
おいて、平板状底部の上面と両側壁の内面との境界線か
ら両側壁上端の耳部の上端内面に至る仮想平面上におい
て平板状底部の上面と両側壁の内面との境界線から両側
壁上端の耳部の上端内面に至る長さをLとし、この仮想
平面から両側壁の内面までの最大膨出長さをTとしたと
きの比Rが次の不等式を満足するものであることを特徴
とするものである。 2.00≦R≦5.00 但し、R=T×100/L(%)
【0007】又、請求項2記載の本発明の角樋の製造方
法は、請求項1記載の本発明角樋を製造する方法であっ
て、薄肉金属板を折り曲げ加工により形成された溝形の
芯材の内外面の全面を合成樹脂で被覆して底部及び両側
壁が設けられ、両側壁の上端に耳部が設けられた合成樹
脂角樋本体内の少なくとも底部、両側壁のに芯材が埋設
された軒樋の製造方法において、底部の内外面の合成樹
脂被覆層の厚さをほぼ等しくし、両側壁の内面側の合成
樹脂被覆層の厚さを外面側の合成樹脂被覆層の厚さより
も大とすることを特徴とするものである。
法は、請求項1記載の本発明角樋を製造する方法であっ
て、薄肉金属板を折り曲げ加工により形成された溝形の
芯材の内外面の全面を合成樹脂で被覆して底部及び両側
壁が設けられ、両側壁の上端に耳部が設けられた合成樹
脂角樋本体内の少なくとも底部、両側壁のに芯材が埋設
された軒樋の製造方法において、底部の内外面の合成樹
脂被覆層の厚さをほぼ等しくし、両側壁の内面側の合成
樹脂被覆層の厚さを外面側の合成樹脂被覆層の厚さより
も大とすることを特徴とするものである。
【0008】本発明において、角樋本体を構成する合成
樹脂としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、硬質塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト等が好適に
使用できる。
樹脂としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、硬質塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト等が好適に
使用できる。
【0009】本発明において、平板状底部の上面と両側
壁の内面との境界線から両側壁上端の耳部の上端内面に
至る仮想平面上において平板状底部の上面と両側壁の内
面との境界線から両側壁上端の耳部の上端内面に至る長
さをLとし、この仮想平面から両側壁の内面までの最大
膨出長さをTとしたときの比Rが2.00以上であって
5.00以下であるが、Rが2.00以上3.30以下
の範囲にあることが、一層好ましい。尚、Rが2未満の
場合には、膨出量が過少であって本発明の効果がなく、
Rが5を越えると膨出量が過大であって継手との間隙が
生じ易い上に外観を損ねるものとなる。
壁の内面との境界線から両側壁上端の耳部の上端内面に
至る仮想平面上において平板状底部の上面と両側壁の内
面との境界線から両側壁上端の耳部の上端内面に至る長
さをLとし、この仮想平面から両側壁の内面までの最大
膨出長さをTとしたときの比Rが2.00以上であって
5.00以下であるが、Rが2.00以上3.30以下
の範囲にあることが、一層好ましい。尚、Rが2未満の
場合には、膨出量が過少であって本発明の効果がなく、
Rが5を越えると膨出量が過大であって継手との間隙が
生じ易い上に外観を損ねるものとなる。
【0010】又、本発明角樋に使用する芯材としては、
特に限定されるものではないが、例えば、鋼板製のも
の、銅板製のもの、アルミニュウム製のもの等の金属製
のもの、或いは、FRP等が使用できる。
特に限定されるものではないが、例えば、鋼板製のも
の、銅板製のもの、アルミニュウム製のもの等の金属製
のもの、或いは、FRP等が使用できる。
【0011】又、本発明角樋の製造方法に使用される金
属板としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、鋼板製のもの、銅板製のもの、アルミニュウム製の
もの等が好適に使用できる。
属板としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、鋼板製のもの、銅板製のもの、アルミニュウム製の
もの等が好適に使用できる。
【0012】鋼板を使用する場合には、厚さ0.05〜
2.00ミリのものを使用するのが好ましく、特に、
0.12〜0.25ミリのものが、最も好ましい。厚さ
0.05ミリ未満のものでは、厚さが過少であって形状
保持が困難であり、又、厚さ0.05ミリを越えるもの
は、厚さが過大であって切断が容易でない等作業性が良
くない。又、鋼板を使用する場合には、予め亜鉛メッキ
等の防錆防食効果のある処理を施しておくのが好まし
い。
2.00ミリのものを使用するのが好ましく、特に、
0.12〜0.25ミリのものが、最も好ましい。厚さ
0.05ミリ未満のものでは、厚さが過少であって形状
保持が困難であり、又、厚さ0.05ミリを越えるもの
は、厚さが過大であって切断が容易でない等作業性が良
くない。又、鋼板を使用する場合には、予め亜鉛メッキ
等の防錆防食効果のある処理を施しておくのが好まし
い。
【0013】又、本発明角樋の製造方法に使用される金
属板には、合成樹脂を被覆する前に予め接着剤を塗布し
たりして、合成樹脂層との接着性向上の処理をしておく
ことが好ましい。
属板には、合成樹脂を被覆する前に予め接着剤を塗布し
たりして、合成樹脂層との接着性向上の処理をしておく
ことが好ましい。
【0014】
【作用】本発明角樋においては、平板状底部の上面と両
側壁の内面との境界部から両側壁上端の耳部の上端内面
に至る仮想平面上において平板状底部の上面と両側壁の
内面との境界線から両側壁上端の耳部の上端内面に至る
長さをLとし、この仮想平面から両側壁の内面までの最
大膨出長さをTとしたときの比R(%)が次の不等式を
満足するものであるから、接続部や端部において、継手
や止まりの内面とよく密接し、漏水する恐れはない。 2.00≦R≦5.00
側壁の内面との境界部から両側壁上端の耳部の上端内面
に至る仮想平面上において平板状底部の上面と両側壁の
内面との境界線から両側壁上端の耳部の上端内面に至る
長さをLとし、この仮想平面から両側壁の内面までの最
大膨出長さをTとしたときの比R(%)が次の不等式を
満足するものであるから、接続部や端部において、継手
や止まりの内面とよく密接し、漏水する恐れはない。 2.00≦R≦5.00
【0015】又、本発明角樋の製造方法においては、底
部の内外面の合成樹脂被覆層の厚さをほぼ等しくし、両
側壁の内面側の合成樹脂被覆層の厚さを内面側の合成樹
脂被覆層の厚さよりも大とすることにより、内面側の合
成樹脂被覆層の冷却時の収縮量が大きくなり、その結
果、側壁が外側方に膨出湾曲する形状となり、本発明の
角樋を容易に製造することができる。
部の内外面の合成樹脂被覆層の厚さをほぼ等しくし、両
側壁の内面側の合成樹脂被覆層の厚さを内面側の合成樹
脂被覆層の厚さよりも大とすることにより、内面側の合
成樹脂被覆層の冷却時の収縮量が大きくなり、その結
果、側壁が外側方に膨出湾曲する形状となり、本発明の
角樋を容易に製造することができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 〔請求項1記載の発明の実施例〕図1は本発明角樋の一
例を示す正面図である。
説明する。 〔請求項1記載の発明の実施例〕図1は本発明角樋の一
例を示す正面図である。
【0017】図1に示す本発明軒樋は亜鉛メッキ鋼板製
芯材1の表面に硬質塩化ビニル樹脂の被覆層2が形成さ
れて構成されている。
芯材1の表面に硬質塩化ビニル樹脂の被覆層2が形成さ
れて構成されている。
【0018】図1において、3は角樋の平板状底部、
4、5は底部3の両端部からやや斜め上方に向けて夫々
立設された側壁であり、双方の側壁4、5は外側方に膨
出湾曲されている。一方の側壁4は他方の側壁5よりも
高い。6、7は両側壁4、5の上端に設けられた耳部で
ある。尚、各部の肉の厚さは1.3ミリである。
4、5は底部3の両端部からやや斜め上方に向けて夫々
立設された側壁であり、双方の側壁4、5は外側方に膨
出湾曲されている。一方の側壁4は他方の側壁5よりも
高い。6、7は両側壁4、5の上端に設けられた耳部で
ある。尚、各部の肉の厚さは1.3ミリである。
【0019】芯材1は角樋の底部3、両側壁4、5及び
両耳部6、7のほぼ全体の内部に埋設されている。平板
状底部3の上面と一方の側壁4の内面との境界部34か
ら一方の側壁4の上端の耳部6の上端内面61に至る仮
想平面P1上において境界部34から耳部6の上端内面
61に至る長さL1は119.8ミリであり、この仮想
平面P1から側壁4の内面までの最大膨出長さT1は
3.7ミリであり、L1とT1との比率Rは3.09%
である。
両耳部6、7のほぼ全体の内部に埋設されている。平板
状底部3の上面と一方の側壁4の内面との境界部34か
ら一方の側壁4の上端の耳部6の上端内面61に至る仮
想平面P1上において境界部34から耳部6の上端内面
61に至る長さL1は119.8ミリであり、この仮想
平面P1から側壁4の内面までの最大膨出長さT1は
3.7ミリであり、L1とT1との比率Rは3.09%
である。
【0020】平板状底部3の上面と他方の側壁5の内面
との境界部35から他方の側壁5の上端の耳部7の上端
内面71に至る仮想平面P2上において境界部35から
耳部7の上端内面71に至る長さL2は89.9ミリで
あり、この仮想平面P2から側壁5の内面までの最大膨
出長さT2は2.8ミリであり、L2とT2との比率R
は3.11%である。
との境界部35から他方の側壁5の上端の耳部7の上端
内面71に至る仮想平面P2上において境界部35から
耳部7の上端内面71に至る長さL2は89.9ミリで
あり、この仮想平面P2から側壁5の内面までの最大膨
出長さT2は2.8ミリであり、L2とT2との比率R
は3.11%である。
【0021】尚、図1に示す本発明角樋の一方の側壁4
の高さH1は120ミリ、他方の側壁5の高さH2は9
0ミリ、一方の側壁4の上端耳部6の外面上端と他方の
側壁5の上端耳部7の外面上端との間の長さW1は14
0ミリ、底部3の幅の長さW2は120ミリである。
の高さH1は120ミリ、他方の側壁5の高さH2は9
0ミリ、一方の側壁4の上端耳部6の外面上端と他方の
側壁5の上端耳部7の外面上端との間の長さW1は14
0ミリ、底部3の幅の長さW2は120ミリである。
【0022】図2は底部3の拡大断面図であり、底部3
においては図2に示すように、芯材1の内側の被覆層2
31の厚さt31は0.505ミリ、芯材1の外側の被覆
層232の厚さt32は0.498ミリであって、内外被
覆層の厚さがほぼ等しくなされている。
においては図2に示すように、芯材1の内側の被覆層2
31の厚さt31は0.505ミリ、芯材1の外側の被覆
層232の厚さt32は0.498ミリであって、内外被
覆層の厚さがほぼ等しくなされている。
【0023】図3は一方の側壁4の拡大断面図であり、
一方の側壁4においては図3に示すように、芯材1の内
側の被覆層241の厚さt41は0.566ミリ、芯材1
の外側の被覆層242の厚さt42は0.462ミリであ
って、芯材1の内側の被覆層241の厚さt41は芯材1
の外側の被覆層242の厚さt42よりも大となってい
る。
一方の側壁4においては図3に示すように、芯材1の内
側の被覆層241の厚さt41は0.566ミリ、芯材1
の外側の被覆層242の厚さt42は0.462ミリであ
って、芯材1の内側の被覆層241の厚さt41は芯材1
の外側の被覆層242の厚さt42よりも大となってい
る。
【0024】図4は他方の側壁5の拡大断面図であり、
他方の側壁5においては図4に示すように、芯材1の内
側の被覆層251の厚さt51及び芯材1の外側の被覆層
252の厚さt52は一方の側壁4における内外の被覆層
の厚さt41、t42と同様の厚さを備え、芯材1の内側の
被覆層251の厚さt51は芯材1の外側の被覆層252
の厚さt52よりも大となっている。尚、芯材2の材料で
ある亜鉛メッキ鋼板は厚さ0.17ミリの鋼板の表裏両
面に厚さ0.015ミリの亜鉛メッキを施したものであ
り、全体の厚さは約0.2ミリである。
他方の側壁5においては図4に示すように、芯材1の内
側の被覆層251の厚さt51及び芯材1の外側の被覆層
252の厚さt52は一方の側壁4における内外の被覆層
の厚さt41、t42と同様の厚さを備え、芯材1の内側の
被覆層251の厚さt51は芯材1の外側の被覆層252
の厚さt52よりも大となっている。尚、芯材2の材料で
ある亜鉛メッキ鋼板は厚さ0.17ミリの鋼板の表裏両
面に厚さ0.015ミリの亜鉛メッキを施したものであ
り、全体の厚さは約0.2ミリである。
【0025】〔請求項1記載の発明の実施例の作用〕次
に、図1〜4に示す本発明角樋の作用について説明す
る。図5は、図1〜4に示す本発明角樋A同志を継手B
を使用して接続した接続部の説明図である。
に、図1〜4に示す本発明角樋の作用について説明す
る。図5は、図1〜4に示す本発明角樋A同志を継手B
を使用して接続した接続部の説明図である。
【0026】継手Bは硬質塩化ビニル樹脂製であり、図
6の斜視図、及び図7の正面図に示すように、平板状底
部イの両端から平板状の側壁ロ、ハが斜め上方に立設さ
れ、その上端に耳受けニ、ホが設けられ、耳受けニ、ホ
の上縁には爪ヘ、トが設けられている。尚、チは角樋A
との接合面に塗布された接着剤である。
6の斜視図、及び図7の正面図に示すように、平板状底
部イの両端から平板状の側壁ロ、ハが斜め上方に立設さ
れ、その上端に耳受けニ、ホが設けられ、耳受けニ、ホ
の上縁には爪ヘ、トが設けられている。尚、チは角樋A
との接合面に塗布された接着剤である。
【0027】継手Bは、図5に示すように、継手B内に
軒樋Aを挿入したときには、両者の底部同志、側壁同志
が密接するような寸法となされている。継手B内へのに
軒樋Aの挿入途中、即ち、図8に示すように、継手B内
に角樋Aの一方の側壁4を挿入した段階では、角樋Aの
一方の側壁4は膨出湾曲されているので角樋Aの一方の
側壁4と継手Bの側壁ロとは密接せず、両者の間に間隙
が存在するが、図5に示すように、角樋Aを継手B内に
完全に挿入したときは、図5に示すように、両者の底部
同志、側壁同志が密接し、角樋Aの耳部6の上端内面6
1が図9に拡大して示すように、継手Bの耳受けニの爪
ヘに係止されるようになっている。
軒樋Aを挿入したときには、両者の底部同志、側壁同志
が密接するような寸法となされている。継手B内へのに
軒樋Aの挿入途中、即ち、図8に示すように、継手B内
に角樋Aの一方の側壁4を挿入した段階では、角樋Aの
一方の側壁4は膨出湾曲されているので角樋Aの一方の
側壁4と継手Bの側壁ロとは密接せず、両者の間に間隙
が存在するが、図5に示すように、角樋Aを継手B内に
完全に挿入したときは、図5に示すように、両者の底部
同志、側壁同志が密接し、角樋Aの耳部6の上端内面6
1が図9に拡大して示すように、継手Bの耳受けニの爪
ヘに係止されるようになっている。
【0028】その結果、図5に示すように、角樋Aの両
側壁4、5は矢印a方向に、即ち継手Bの側壁ロ、ハに
密接する力が作用し、角樋Aの耳部6の上端内面61及
び耳部7の上端内面71が矢印b方向に、即ち爪ヘ、ト
を押す力が作用し、角樋Aと継手Bとの間には間隙が生
じないのであり、角樋Aと継手Bとの間からの漏水の恐
れはない。
側壁4、5は矢印a方向に、即ち継手Bの側壁ロ、ハに
密接する力が作用し、角樋Aの耳部6の上端内面61及
び耳部7の上端内面71が矢印b方向に、即ち爪ヘ、ト
を押す力が作用し、角樋Aと継手Bとの間には間隙が生
じないのであり、角樋Aと継手Bとの間からの漏水の恐
れはない。
【0029】尚、図9において、Cは角樋Aの耳部6の
下面と継手Bの耳受けニとの間に生じる間隙であり、こ
の間隙Cは、継手B内に角樋Aを挿入し易いように設け
られているものである。
下面と継手Bの耳受けニとの間に生じる間隙であり、こ
の間隙Cは、継手B内に角樋Aを挿入し易いように設け
られているものである。
【0030】図1〜4に示す本発明角樋Aについて、1
年間使用した後、評価したところ、継手、止まりとの接
続部から漏水はなかった。これに反し、比較例として、
Rが5.83%のものを本発明角樋Aと同一条件で使用
しようとしたところ、比較例の角樋の側壁の湾曲量が過
大であるため継手の底面との間に最大1.3ミリの間隙
が生じ、この間隙から漏水した。
年間使用した後、評価したところ、継手、止まりとの接
続部から漏水はなかった。これに反し、比較例として、
Rが5.83%のものを本発明角樋Aと同一条件で使用
しようとしたところ、比較例の角樋の側壁の湾曲量が過
大であるため継手の底面との間に最大1.3ミリの間隙
が生じ、この間隙から漏水した。
【0031】〔請求項2記載の発明の実施例〕次に、本
発明に係る角樋の製造方法実施の一態様について、図1
0を参照しながら説明する。図10は本発明に係る角樋
の製造方法の一態様を示す概要図である。
発明に係る角樋の製造方法実施の一態様について、図1
0を参照しながら説明する。図10は本発明に係る角樋
の製造方法の一態様を示す概要図である。
【0032】図10において、1は図示しないアンコイ
ラーから繰り出される薄肉亜鉛メッキ鋼板、81はフォ
ーミングロールからなる曲折成形装置であり、鋼板1は
曲折成形装置81に導入されることにより角樋形状に曲
折成形加工されるようになっている。尚、曲折成形装置
には、フォーミングロールの他にフォーミングシューを
使用することもできる。
ラーから繰り出される薄肉亜鉛メッキ鋼板、81はフォ
ーミングロールからなる曲折成形装置であり、鋼板1は
曲折成形装置81に導入されることにより角樋形状に曲
折成形加工されるようになっている。尚、曲折成形装置
には、フォーミングロールの他にフォーミングシューを
使用することもできる。
【0033】82は加熱装置であり、曲折成形機81に
より溝形に曲折成形加工された鋼板1は加熱装置82に
導入されることにより180℃の温度に予備加熱され、
次工程で合成樹脂による被覆が容易となるようになって
いる。
より溝形に曲折成形加工された鋼板1は加熱装置82に
導入されることにより180℃の温度に予備加熱され、
次工程で合成樹脂による被覆が容易となるようになって
いる。
【0034】83は190℃に温度調節されたクロスヘ
ッドダイであり、クロスヘッドダイ83に導入された鋼
板1の内外表面に押出機84から押し出された硬質塩化
ビニル樹脂が被覆されるようになっている。
ッドダイであり、クロスヘッドダイ83に導入された鋼
板1の内外表面に押出機84から押し出された硬質塩化
ビニル樹脂が被覆されるようになっている。
【0035】クロスヘッドダイ83を通過した鋼板1の
内外表面には、硬質塩化ビニル樹脂の被覆層2が形成さ
れて図1に示す角樋Aのように、底部においては芯材1
の内外表面にほぼ等しい厚さの被覆層2が形成され、両
側壁においては芯材1の内側の被覆層の厚さは芯材1の
外側の被覆層の厚さよりも大となるようになっている。
尚、硬質塩化ビニル樹脂は重合度1000のものであ
り、これに安定剤、可塑剤、滑剤、加工助剤、、改質
剤、つや消し剤、顔料等が混合されている。
内外表面には、硬質塩化ビニル樹脂の被覆層2が形成さ
れて図1に示す角樋Aのように、底部においては芯材1
の内外表面にほぼ等しい厚さの被覆層2が形成され、両
側壁においては芯材1の内側の被覆層の厚さは芯材1の
外側の被覆層の厚さよりも大となるようになっている。
尚、硬質塩化ビニル樹脂は重合度1000のものであ
り、これに安定剤、可塑剤、滑剤、加工助剤、、改質
剤、つや消し剤、顔料等が混合されている。
【0036】85は冷却装置であり、冷却装置85を通
過させることにより鋼板1の内外表面に被覆された被覆
層を冷却固化されるようになっている。86はサイジン
グ装置であり、サイジング装置86により最終的に所望
の製品形状となるように矯正されるようになっている。
過させることにより鋼板1の内外表面に被覆された被覆
層を冷却固化されるようになっている。86はサイジン
グ装置であり、サイジング装置86により最終的に所望
の製品形状となるように矯正されるようになっている。
【0037】次に、本発明に係る角樋の製造方法実施の
一態様を図10により順をおって説明する。図10に示
すように、図示しないアンコイラーから繰り出された薄
肉亜鉛メッキ鋼板1は曲折成形装置81に供給されるこ
とにより、角樋状に成形され、次いで加熱装置82に導
入されることにより180℃の温度に予備加熱され、ク
ロスヘッドダイ83を通過することにより内外表面に被
覆層が被覆され、冷却装置85を通過することにより角
樋状の鋼板1の内外表面に被覆された被覆層が冷却固化
され、最後にサイジング装置86により最終的に所望の
図1に示す軒樋Aが製造される。
一態様を図10により順をおって説明する。図10に示
すように、図示しないアンコイラーから繰り出された薄
肉亜鉛メッキ鋼板1は曲折成形装置81に供給されるこ
とにより、角樋状に成形され、次いで加熱装置82に導
入されることにより180℃の温度に予備加熱され、ク
ロスヘッドダイ83を通過することにより内外表面に被
覆層が被覆され、冷却装置85を通過することにより角
樋状の鋼板1の内外表面に被覆された被覆層が冷却固化
され、最後にサイジング装置86により最終的に所望の
図1に示す軒樋Aが製造される。
【0038】
【発明の効果】本発明角樋においては、平板状底部の上
面と両側壁の内面との境界部から両側壁上端の耳部の上
端内面に至る仮想平面上において平板状底部の上面と両
側壁の内面との境界線から両側壁上端の耳部の上端内面
に至る長さをLとし、この仮想平面から両側壁の内面ま
での最大膨出長さをTとしたときの比R(%)が次の不
等式を満足するものであるから、接続部や端部におい
て、継手や止まりの内面とよく密接し、漏水する恐れは
ない。 2.00≦R≦5.00
面と両側壁の内面との境界部から両側壁上端の耳部の上
端内面に至る仮想平面上において平板状底部の上面と両
側壁の内面との境界線から両側壁上端の耳部の上端内面
に至る長さをLとし、この仮想平面から両側壁の内面ま
での最大膨出長さをTとしたときの比R(%)が次の不
等式を満足するものであるから、接続部や端部におい
て、継手や止まりの内面とよく密接し、漏水する恐れは
ない。 2.00≦R≦5.00
【0039】又、本発明角樋の製造方法においては、底
部の内外面の合成樹脂被覆層の厚さをほぼ等しくし、両
側壁の内面側の合成樹脂被覆層の厚さを外面側の合成樹
脂被覆層の厚さよりも大とすることにより、内面側の合
成樹脂被覆層の冷却時の収縮量が大きくなり、その結
果、側壁が外側方に膨出湾曲する形状となり、本発明の
角樋を容易に製造することができる。
部の内外面の合成樹脂被覆層の厚さをほぼ等しくし、両
側壁の内面側の合成樹脂被覆層の厚さを外面側の合成樹
脂被覆層の厚さよりも大とすることにより、内面側の合
成樹脂被覆層の冷却時の収縮量が大きくなり、その結
果、側壁が外側方に膨出湾曲する形状となり、本発明の
角樋を容易に製造することができる。
【図1】本発明角樋の一例を示す正面図。
【図2】図1に示す本発明角樋の底部の拡大断面図。
【図3】図1に示す本発明角樋の一方の側壁の拡大断面
図。
図。
【図4】図1に示す本発明角樋の他方の側壁の拡大断面
図。
図。
【図5】図1に示す本発明角樋A同志を継手Bを使用し
て接続した接続部の説明図。
て接続した接続部の説明図。
【図6】図5に示す接続部に使用する継手の斜視図。
【図7】図6に示す継手の正面図。
【図8】図5に示す接続部に至る途中段階を示す説明
図。
図。
【図9】図5に示す接続部の要部拡大断面図。
【図10】本発明に係る角樋の製造方法の一実施態様を
示す説明図。
示す説明図。
A 本発明角樋 1 芯材、鋼板 2 合成樹脂被覆層 3 底部 4、5 側壁 6、7 耳部 81 曲折成形加工装置 82 加熱装置 83 クロスヘッドダイ 84 押出機 85 冷却装置 86 サイジング装置 B 継手
Claims (2)
- 【請求項1】 平板状底部の両端部から側壁が立設さ
れ、両側壁は外側に膨出湾曲されており、両側壁の上端
に耳部が設けられた合成樹脂角樋本体内の少なくとも底
部、両側壁に芯材が埋設された角樋において、平板状底
部の上面と両側壁の内面との境界部から両側壁上端の耳
部の上端内面に至る仮想平面上において平板状底部の上
面と両側壁の内面との境界部から両側壁上端の耳部の上
端内面に至る長さをLとし、この仮想平面から両側壁の
内面までの最大膨出長さをTとしたときの比Rが次の不
等式を満足するものであることを特徴とする角樋。 2.00≦R≦5.0 但し、R=T×100/L(%) - 【請求項2】 薄肉金属板を折り曲げ加工により形成さ
れた溝形の芯材の内外面の全面を合成樹脂で被覆して底
部及び両側壁が設けられ、両側壁の上端に耳部が設けら
れた合成樹脂角樋本体内の少なくとも底部、両側壁のに
芯材が埋設された角樋の製造方法において、底部の内外
面の合成樹脂被覆層の厚さをほぼ等しくし、両側壁の内
面側の合成樹脂被覆層の厚さを外面側の合成樹脂被覆層
の厚さよりも大とすることを特徴とする請求項1記載の
角樋の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5346193A JPH06264574A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 角樋及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5346193A JPH06264574A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 角樋及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264574A true JPH06264574A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12943503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5346193A Pending JPH06264574A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 角樋及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264574A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2026003086A (ja) * | 2017-06-22 | 2026-01-08 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋、雨樋、雨樋の組み立て方法、建物 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5346193A patent/JPH06264574A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2026003086A (ja) * | 2017-06-22 | 2026-01-08 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋、雨樋、雨樋の組み立て方法、建物 |
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