JPH08170410A - 軒 樋 - Google Patents

軒 樋

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JPH08170410A
JPH08170410A JP31457594A JP31457594A JPH08170410A JP H08170410 A JPH08170410 A JP H08170410A JP 31457594 A JP31457594 A JP 31457594A JP 31457594 A JP31457594 A JP 31457594A JP H08170410 A JPH08170410 A JP H08170410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
bottom wall
eaves gutter
corners
thermoplastic resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP31457594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiine Takeda
美稲 竹田
Hitoshi Hayashi
仁司 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP31457594A priority Critical patent/JPH08170410A/ja
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板に熱可塑性樹脂が被覆されてなる角型
の軒樋において、成形時のみならず高温環境下で使用し
ても、底壁の中央部や両側壁の中央部にうねりやふくら
みが生じにくい軒樋を得る。 【構成】 金属板10a又は10bに熱可塑性樹脂20
が被覆されてなる角型の軒樋30において、(A)に示
すように、底壁31の両コーナー部34の金属板10a
の長手方向に多数の孔11aが形成されているか、或い
は(B)に示すように、底壁31の両コーナー部34の
金属板10bの厚みが他の部分の金属板の厚みよりも薄
く(薄肉部11b)形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属板に熱可塑性樹
脂が被覆されてなる角型の軒樋に関する。
【0002】
【従来の技術】角型の軒樋は、底壁と両側壁と耳部とか
らなり、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂で長尺に押出
成形され広く使用されている。しかし、この種の熱可塑
性樹脂製の軒樋は、熱伸縮が大きく剛性が小さいため、
四季や昼夜の気温変化により変形し、またひび割れが発
生し易いという欠点がある。
【0003】このような欠点を改良した軒樋として、金
属板を芯材とし、この金属板に塩化ビニル樹脂等の熱可
塑性樹脂を被覆してなる角型の軒樋が知られている。こ
の種の金属板で補強した軒樋において、金属板として
は、底壁、両側壁、耳部のいずれも一様な厚みの一枚の
金属板が用いられている。
【0004】しかし、このような従来の金属板で補強し
た軒樋にあっては、底壁の中央部や両側壁の中央部に、
所謂べこと称するうねりやふくらみが生じ、外観がよく
なかった。これを改善するために、波付き金属板を芯材
とし、この金属板に波付け形状に復元しようとする残留
応力を保持させた状態で熱可塑性樹脂を被覆してなる角
型の軒樋が提案されている(特公昭62−53662号
公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案の
角型の軒樋にあっては、成形時におけるうねりやふくら
みは改善されるが、このような軒樋を例えば高温環境下
で使用すると、熱可塑性樹脂が軟化した場合に波付き金
属板に残留応力を保持させておくことが困難で、そのた
め、底壁の中央部や両側壁の中央部にうねりやふくらみ
が生じる場合があった。
【0006】この発明は、上記の問題を解決するもので
あり、その目的とするところは、金属板に熱可塑性樹脂
が被覆されてなる角型の軒樋において、成形時のみなら
ず高温環境下で使用しても、底壁の中央部や両側壁の中
央部にうねりやふくらみが生じにくい軒樋を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、金属板に
熱可塑性樹脂が被覆されてなる角型の軒樋において、底
壁の両コーナー部の金属板の長手方向に多数の孔が形成
された軒樋によって達成することができる(請求項1の
発明)。
【0008】また、上記の目的は、金属板に熱可塑性樹
脂が被覆されてなる角型の軒樋において、底壁の両コー
ナー部の金属板の厚みが他の部分の金属板の厚みよりも
薄く形成された軒樋によって達成することができる(請
求項2の発明)。
【0009】以下、図面を参照しながら、この発明を説
明する。図1(A)は、請求項1の発明に係る軒樋の一
例を示す一部切欠斜視図である。図1(A)において、
10aは金属板、20は金属板10aに被覆されている
熱可塑性樹脂、30は角型の軒樋で、31は底壁、32
は両側壁、33は耳部、34は底壁31の両コーナー部
である。
【0010】金属板10aとしては、鉄鋼板をはじめ、
錫や亜鉛をメッキした鉄鋼板、アルミ板等が用いられ
る。また、熱可塑性樹脂20としては、塩化ビニル樹
脂、アクリル樹脂、ナイロン樹脂等の耐候性の良い熱可
塑性樹脂が用いられる。
【0011】そして、上記底壁31の両コーナー部の金
属板10aの長手方向に多数の孔11a,11a・・が
形成されている。この多数の孔11aは、特に、金属板
10aの長手方向に等間隔で且つ長く形成された長孔が
好適で、その長孔の長さは1〜3mm、幅はできるだけ細
く、間隔は40〜60mmが好ましい。
【0012】長孔の長さが長すぎると、熱可塑性樹脂2
0を押出被覆する際に樹脂圧力により長孔が幅方向に開
き、この部分の被覆樹脂に凹凸が生じて外観が悪くな
り、逆に長孔の長さが短かすぎると、この発明の効果が
得られない。また、長孔の間隔が広すぎると、この発明
の効果が得られず、逆に長孔の間隔が狭すぎると、孔を
加工する際にコーナー部の金属板が長さ方向に縮んで支
障をきたす。
【0013】図1(B)は、請求項2の発明に係る軒樋
の一例を示す一部切欠斜視図である。図1(B)に示す
軒樋は、図1(A)に示す軒樋において金属板が異なる
のみでその他の部分は同じなので、便宜上、金属板以外
の部分は図1(A)と同じ符号を付し、その説明を省略
する。
【0014】図1(B)において、10bは金属板、1
1bは前記底壁31の両コーナー部34の金属板10b
に形成された薄肉部であり、この薄肉部11bの金属板
10bの厚みが他の部分の金属板10bの厚みよりも薄
く形成されている。
【0015】特に、上記薄肉部11bは溝状に形成され
るのが好適で、その溝幅が2〜3mm、薄肉部11bの厚
みは他の部分の金属板10bの厚みの約2/3以下、特
に約2/3程度が好ましい。なお、薄肉部11bは表裏
のどちら側から溝状に形成してもよく、両側から溝状に
形成してもよい。
【0016】薄肉部11bの厚みが厚くなりすぎると、
この発明の効果が得られず、逆に薄肉部11bの厚みが
薄くなりすぎると、高温環境下での使用時に軒樋の両側
壁が開いて変形し、また成形時に割れる恐れがある。ま
た、溝幅が広くなりすぎると、熱可塑性樹脂20を押出
被覆する際に樹脂圧力が変動して被覆される樹脂の外観
が悪くなり、一方溝幅を狭くするのは溝を加工するのが
難しくなる。
【0017】この発明の軒樋を製造するには、例えば、
次のような公知の押出被覆法が採用される。先ず、平た
い金属板10aをロールフォーミング装置に移送して耳
部を連続的に折曲げ加工し、その後両コーナー部の折目
筋をロールで付ける。そして、打抜式の孔加工機により
上記折目筋に沿って長手方向に多数の孔11aを形成す
る。
【0018】なお、この孔加工機による多数の孔11a
の加工は、ロールフォーミング装置に移送する前の平た
い金属板10aに加工し、その後で曲げ加工を行うよう
にしてもよい。
【0019】そして、この金属板10aを、ロールフォ
ーミング装置により、図1(A)に示すような角型形状
に連続的に折曲げ加工し、これを押出機のクロスヘッド
金型に通し、この角型形状の金属板を芯材とし、その全
面に熱可塑性樹脂を連続的に溶融押出して被覆する。こ
うして、請求項1の発明に係る軒樋が得られる。
【0020】請求項2の発明に係る軒樋を得る場合は、
両コーナー部の金属板の厚み(薄肉部11b)が他の部
分の金属板の厚みよりも薄く形成れた平たい金属板10
bを用意し、この平たい金属板10bをロールフォーミ
ング装置に移送して耳部を連続的に折曲げ加工し、その
後両コーナー部の折目筋をロールで付ける。
【0021】そして、この金属板10bを、ロールフォ
ーミング装置により、図1(B)に示すような角型形状
に連続的に折曲げ加工し、これを押出機のクロスヘッド
金型に通し、この角型形状の金属板を芯材とし、その全
面に熱可塑性樹脂を連続的に溶融押出して被覆する。こ
うして、請求項2の発明に係る軒樋が得られる。
【0022】
【作用】金属板で補強した軒樋の底壁の中央部や両側壁
の中央部に、所謂べこと称するうねりやふくらみが生じ
る原因は、金属板を底壁の両コーナー部に相当する位置
で角型に折曲げ加工する際に、折曲げ部の幅方向の伸び
に伴いこの部分が長手方向に縮み、この縮み応力のため
と推察される。
【0023】そこで、請求項1の発明のように、金属板
に熱可塑性樹脂が被覆されてなる角型の軒樋において、
底壁の両コーナー部の金属板の長手方向に多数の孔が形
成されていると、この多数の孔によって、底壁の両コー
ナー部の折曲げ加工時に生じる長手方向への縮み応力が
吸収される。
【0024】また、請求項2の発明のように、金属板に
熱可塑性樹脂が被覆されてなる角型の軒樋において、底
壁の両コーナー部の金属板の厚みは他の部分の金属板の
厚みよりも薄く形成されていると、この薄肉部によっ
て、底壁の両コーナー部の折曲げ加工時に生じる長手方
向への縮み応力が吸収される。
【0025】
【実施例】以下、本考案の実施例及び比較例を示す。実施例1 先ず、平たい亜鉛メッキ鋼板(厚さ0.17mm、幅34
2mm)10aの両面に熱硬化型プライマーを薄く施し、
これをロールフォーミング装置に移送して耳部を連続的
に折曲げ加工し、その後両コーナー部の折目筋をロール
で付ける。そして、打抜き式の孔加工機により上記折目
筋に沿って長手方向に50mm間隔で多数の長孔(長さ2
mm、幅0.1mm)11aを形成した。
【0026】そして、この亜鉛メッキ鋼板10aを、ロ
ールフォーミング装置により、図1(A)に示すような
角型形状に連続的に折曲げ加工し、これを押出機のクロ
スヘッド金型に通し、この角型形状の亜鉛メッキ鋼板1
0aを芯材とし、その全面に硬質塩化ビニル樹脂20を
溶融押出して厚さ0.5mmに被覆し、冷却後に引取り、
一定長さに切断して角型の軒樋30を得た。
【0027】実施例2 先ず、両コーナー部に相当する部分に溝状の薄肉部(薄
肉部の厚さ0.10mm、幅2mm)11bが形成された平
たい亜鉛メッキ鋼板(厚さ0.17mm、幅342mm)1
0bを用意し、その両面に熱硬化型プライマーを薄く施
した。
【0028】そして、この亜鉛メッキ鋼板10bを、ロ
ールフォーミング装置により、図1(B)に示すような
角型形状に連続的に折曲げ加工し、これを押出機のクロ
スヘッド金型に通し、この角型形状の亜鉛メッキ鋼板1
0bを芯材とし、その全面に硬質塩化ビニル樹脂20を
溶融押出して厚さ0.5mmに被覆し、冷却後に引取り、
一定長さに切断して角型の軒樋30を得た。
【0029】比較例1 実施例1において、孔加工機による長孔を全く形成しな
かった。それ以外は実施例1と同様に行って角型の軒樋
を得た。
【0030】各実施例及び比較例で得られた軒樋につい
て、成形後の変形状態を観察した。また、これ等の軒樋
を長さ2mに裁断して試験片とし、この試験片を板材に
取付け金具(取付け金具の間隔は60cm)を用いて取付
けた。これを80℃の乾燥炉で2時間放置し、加熱後の
変形状態を観察した。その結果を表1に示す。
【0031】また、各実施例及び比較例で得られた軒樋
を長さ60cmに裁断して試験片とし、この試験片を80
℃の乾燥炉で60分間放置し、両耳部間の開き率(加熱
後の両耳部間の距離/加熱前の両耳部間の距離)を測定
した。その結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】上述の通り、請求項1の発明は、金属板
に熱可塑性樹脂が被覆されてなる角型の軒樋において、
底壁の両コーナー部の金属板の長手方向に多数の孔が形
成されており、この多数の孔によって、底壁の両コーナ
ー部の折曲げ加工時に生じる長手方向への縮み応力が吸
収され、それにより、軒樋の成形時のみならず、高温環
境下で使用した場合でも、底壁や両側壁の中央部にうね
りやふくらみが殆ど生じない軒樋を得ることができる。
【0034】また、請求項2の発明は、金属板に熱可塑
性樹脂が被覆されてなる角型の軒樋において、底壁の両
コーナー部の金属板の厚みは他の部分の金属板の厚みよ
りも薄く形成されており、この薄肉部によって、底壁の
両コーナー部の折曲げ加工時に生じる長手方向への縮み
応力が吸収され、それにより、軒樋の成形時のみなら
ず、高温環境下で使用した場合でも、底壁や両側壁の中
央部にうねりやふくらみが殆ど生じない軒樋を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は請求項1の発明に係る軒樋の一例を示
す一部切欠斜視図、(B)は請求項2の発明に係る軒樋
の一例を示す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
10a 金属板 11a 孔 10b 金属板 11b 薄肉部 20 熱可塑性樹脂 30 軒樋 31 底壁 32 両側壁 33 耳部 34 両コーナー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板に熱可塑性樹脂が被覆されてなる
    角型の軒樋において、底壁の両コーナー部の金属板の長
    手方向に多数の孔が形成されていることを特徴とする軒
    樋。
  2. 【請求項2】 金属板に熱可塑性樹脂が被覆されてなる
    角型の軒樋において、底壁の両コーナー部の金属板の厚
    みが他の部分の金属板の厚みよりも薄く形成されている
    ことを特徴とする軒樋。
JP31457594A 1994-12-19 1994-12-19 軒 樋 Pending JPH08170410A (ja)

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JP31457594A JPH08170410A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 軒 樋

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JP31457594A JPH08170410A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 軒 樋

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JP31457594A Pending JPH08170410A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 軒 樋

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