JPH06264877A - スクロ−ル形圧縮機 - Google Patents
スクロ−ル形圧縮機Info
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- JPH06264877A JPH06264877A JP5365093A JP5365093A JPH06264877A JP H06264877 A JPH06264877 A JP H06264877A JP 5365093 A JP5365093 A JP 5365093A JP 5365093 A JP5365093 A JP 5365093A JP H06264877 A JPH06264877 A JP H06264877A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンプライアンス機能を正常に作動させ、よ
り信頼性の高い運転を行えるスクロ−ル形圧縮機を提供
することを目的とするものである。 【構成】 密閉ケ−ス1内に設けられたフレ−ム3に設
けられた固定スクロ−ル13と、この固定スクロ−ル1
3に圧縮空間10を介して組み合わされ、旋回駆動され
ることで上記圧縮空間10に吸い込んだ流体を圧縮する
旋回スクロ−ル7と、上記固定スクロ−ル13の背面側
に配設され、上記圧縮空間10から吐出された圧縮流体
の圧力によりこの固定スクロ−ル13を上記旋回スクロ
−ル7に押し付ける背圧板15とを具備するスクロ−ル
圧縮機であって、上記フレ−ム2と背圧板15は上記固
定スクロ−ル13の軸方向に沿って延出された支持ピン
11によって互いに連結固定され、この支持ピン11の
長さ方向中途部には、上記固定スクロ−ル13を軸方向
移動自在に設けるようにしたものである。
り信頼性の高い運転を行えるスクロ−ル形圧縮機を提供
することを目的とするものである。 【構成】 密閉ケ−ス1内に設けられたフレ−ム3に設
けられた固定スクロ−ル13と、この固定スクロ−ル1
3に圧縮空間10を介して組み合わされ、旋回駆動され
ることで上記圧縮空間10に吸い込んだ流体を圧縮する
旋回スクロ−ル7と、上記固定スクロ−ル13の背面側
に配設され、上記圧縮空間10から吐出された圧縮流体
の圧力によりこの固定スクロ−ル13を上記旋回スクロ
−ル7に押し付ける背圧板15とを具備するスクロ−ル
圧縮機であって、上記フレ−ム2と背圧板15は上記固
定スクロ−ル13の軸方向に沿って延出された支持ピン
11によって互いに連結固定され、この支持ピン11の
長さ方向中途部には、上記固定スクロ−ル13を軸方向
移動自在に設けるようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、渦巻状に加工された
2つの翼を持つ旋回体を組み合わせ、これらの相対旋回
運動により気体(流体)の圧縮を行うスクロ−ル形圧縮
機に関するものである。
2つの翼を持つ旋回体を組み合わせ、これらの相対旋回
運動により気体(流体)の圧縮を行うスクロ−ル形圧縮
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクロ−ル形圧縮機は、渦巻状に加工さ
れた2つの翼すなわち、固定スクロ−ル翼と旋回スクロ
−ル翼とを組み合わせ、これらの相対運動により気体の
圧縮を行うものである。
れた2つの翼すなわち、固定スクロ−ル翼と旋回スクロ
−ル翼とを組み合わせ、これらの相対運動により気体の
圧縮を行うものである。
【0003】すなわち、スクロ−ル圧縮機は、上記旋回
スクロ−ル翼を具備する旋回スクロ−ルを固定スクロ−
ル翼を具備する固定スクロ−ルに対して旋回駆動するこ
とで、上記固定スクロ−ル翼と旋回スクロ−ル翼とによ
って区画された圧縮空間を旋回させながら上記固定スク
ロ−ルの径方向外側から中央部に移動させ気体を圧縮す
る。圧縮された気体は、上記固定スクロ−ルの中心部に
穿設された吐出口から外部に吐出されるようになってい
る。
スクロ−ル翼を具備する旋回スクロ−ルを固定スクロ−
ル翼を具備する固定スクロ−ルに対して旋回駆動するこ
とで、上記固定スクロ−ル翼と旋回スクロ−ル翼とによ
って区画された圧縮空間を旋回させながら上記固定スク
ロ−ルの径方向外側から中央部に移動させ気体を圧縮す
る。圧縮された気体は、上記固定スクロ−ルの中心部に
穿設された吐出口から外部に吐出されるようになってい
る。
【0004】ところで、上記固定スクロ−ル翼と旋回ス
クロ−ル翼とで区画される圧縮空間の気密状態を保つた
めに、いわゆるコンプライアンス機構を具備するスクロ
−ル形圧縮機がある。
クロ−ル翼とで区画される圧縮空間の気密状態を保つた
めに、いわゆるコンプライアンス機構を具備するスクロ
−ル形圧縮機がある。
【0005】このコンプライアンス機構は、上記固定ス
クロ−ルを軸方向に若干量移動可能に保持すると共に、
この固定スクロ−ルの背面側に背圧板を配設し、上記吐
出口から吐出される圧縮気体を一旦充満させる充満空間
を設ける。そして、この充満空間に充満される圧縮気体
の圧力によって固定スクロ−ルを旋回スクロ−ルに押し
付けて上記圧縮空間の気密を保持するようになってい
る。
クロ−ルを軸方向に若干量移動可能に保持すると共に、
この固定スクロ−ルの背面側に背圧板を配設し、上記吐
出口から吐出される圧縮気体を一旦充満させる充満空間
を設ける。そして、この充満空間に充満される圧縮気体
の圧力によって固定スクロ−ルを旋回スクロ−ルに押し
付けて上記圧縮空間の気密を保持するようになってい
る。
【0006】また、このコンプライアンス機構によれ
ば、いわゆる液バック運転等により圧縮空間の圧力が異
常に上昇し上記吐出圧力以上になった場合には、圧縮空
間内の圧力により上記固定スクロ−ルが上記充満空間内
の圧力に抗して上昇駆動される。このことによって上記
固定スクロ−ル翼と旋回スクロ−ル翼との間隔が拡大す
るから、上記圧縮空間内の気体が逃げ、上記固定スクロ
−ル翼およひ旋回スクロ−ル翼にかかるストレスを解消
し破損を未然に防止することができる。
ば、いわゆる液バック運転等により圧縮空間の圧力が異
常に上昇し上記吐出圧力以上になった場合には、圧縮空
間内の圧力により上記固定スクロ−ルが上記充満空間内
の圧力に抗して上昇駆動される。このことによって上記
固定スクロ−ル翼と旋回スクロ−ル翼との間隔が拡大す
るから、上記圧縮空間内の気体が逃げ、上記固定スクロ
−ル翼およひ旋回スクロ−ル翼にかかるストレスを解消
し破損を未然に防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスク
ロ−ル形圧縮機は、上記背圧板を密閉ケ−スに溶接し、
また、上記固定スクロ−ルを保持するフレ−ムも上記密
閉ケ−スに溶接することで両者を別々に固定している。
ロ−ル形圧縮機は、上記背圧板を密閉ケ−スに溶接し、
また、上記固定スクロ−ルを保持するフレ−ムも上記密
閉ケ−スに溶接することで両者を別々に固定している。
【0008】しかし、上記背圧板やフレ−ムを溶接する
際に、上記密閉ケ−スに熱による変形が生じる場合があ
る。密閉ケ−スに変形が生じると、上記フレ−ムに取着
された固定スクロ−ルと上記背圧板との位置関係にずれ
が生じて、この固定スクロ−ルの上面と上記背圧板とを
気密に接続し上記充満空間を区画するシ−ル部のシ−ル
性が低下するという問題が生じる。
際に、上記密閉ケ−スに熱による変形が生じる場合があ
る。密閉ケ−スに変形が生じると、上記フレ−ムに取着
された固定スクロ−ルと上記背圧板との位置関係にずれ
が生じて、この固定スクロ−ルの上面と上記背圧板とを
気密に接続し上記充満空間を区画するシ−ル部のシ−ル
性が低下するという問題が生じる。
【0009】この結果、上記コンプライアンス機構が正
常に働かないという問題がある。この発明は、このよう
な事情に鑑みてなされたもので、コンプライアンス機構
を正常に作動させることができ、より信頼性の高い運転
を行えるスクロ−ル形圧縮機を提供することを目的とす
るものである。
常に働かないという問題がある。この発明は、このよう
な事情に鑑みてなされたもので、コンプライアンス機構
を正常に作動させることができ、より信頼性の高い運転
を行えるスクロ−ル形圧縮機を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、ケ−ス内に設けられたフレ−ムに回転不能かつ軸方
向に移動可能に設けられた固定スクロ−ルと、この固定
スクロ−ルに圧縮空間を介して組み合わされ、上記固定
スクロ−ルに対して旋回駆動されることで上記圧縮空間
に吸い込んだ流体を圧縮する旋回スクロ−ルと、上記固
定スクロ−ルの背面側に上記フレ−ムに固定されて配設
され、この固定スクロ−ルの背面との間に上記圧縮空間
から吐出された圧縮流体を充満させることで、この圧縮
流体の圧力によりこの固定スクロ−ルを上記旋回スクロ
−ルに対して押し付ける背圧板とを具備することを特徴
とするものである。
は、ケ−ス内に設けられたフレ−ムに回転不能かつ軸方
向に移動可能に設けられた固定スクロ−ルと、この固定
スクロ−ルに圧縮空間を介して組み合わされ、上記固定
スクロ−ルに対して旋回駆動されることで上記圧縮空間
に吸い込んだ流体を圧縮する旋回スクロ−ルと、上記固
定スクロ−ルの背面側に上記フレ−ムに固定されて配設
され、この固定スクロ−ルの背面との間に上記圧縮空間
から吐出された圧縮流体を充満させることで、この圧縮
流体の圧力によりこの固定スクロ−ルを上記旋回スクロ
−ルに対して押し付ける背圧板とを具備することを特徴
とするものである。
【0011】第2の手段は、上記第1の手段において、
上記フレ−ムと背圧板は上記固定スクロ−ルの軸方向に
沿って延出された支持ピンによって互いに連結固定さ
れ、この支持ピンの長さ方向中途部には、上記固定スク
ロ−ルが軸方向移動自在に設けられていることを特徴と
するものである。
上記フレ−ムと背圧板は上記固定スクロ−ルの軸方向に
沿って延出された支持ピンによって互いに連結固定さ
れ、この支持ピンの長さ方向中途部には、上記固定スク
ロ−ルが軸方向移動自在に設けられていることを特徴と
するものである。
【0012】
【作用】このような構成によれば、上記フレ−ムと背圧
板との位置ずれを防止でき、この結果、上記フレ−ムに
取着された固定スクロ−ルと上記背圧板との位置ずれを
防止できるので、上記固定スクロ−ルの背面と背圧板と
の間に上記圧縮空間から吐出された圧縮流体を良好に充
満させることができる。
板との位置ずれを防止でき、この結果、上記フレ−ムに
取着された固定スクロ−ルと上記背圧板との位置ずれを
防止できるので、上記固定スクロ−ルの背面と背圧板と
の間に上記圧縮空間から吐出された圧縮流体を良好に充
満させることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1を参照して
説明する。
説明する。
【0014】図1は、この発明のスクロ−ル形圧縮機を
示すものである。
示すものである。
【0015】図中1は、密閉ケ−ス(ケ−ス)である。
この密閉ケ−ス1内には、支持フレ−ム2が固定されて
いる。この支持フレ−ム2は、上端部3aが偏心して形
成されたクランクシャフト3を回転自在に支持してい
る。
この密閉ケ−ス1内には、支持フレ−ム2が固定されて
いる。この支持フレ−ム2は、上端部3aが偏心して形
成されたクランクシャフト3を回転自在に支持してい
る。
【0016】このクランクシャフト3の下部は、上記フ
レ−ム2の下方(密閉ケ−ス1内)に設けられた図示し
ないモ−タに連結され、このモ−タによって回転駆動さ
れるようになっている。
レ−ム2の下方(密閉ケ−ス1内)に設けられた図示し
ないモ−タに連結され、このモ−タによって回転駆動さ
れるようになっている。
【0017】また、上記フレ−ム2の上部には、圧縮機
構部5が設けられている。この圧縮機構部5は、上記ク
ランクシャフト3の上端部3aに遊嵌された旋回スクロ
−ル7と、上記フレ−ム2と旋回スクロ−ル7との隙間
に設けられこの旋回スクロ−ル7の自転を防止するオル
ダムリング8と、同じく上記フレ−ム2の上面に設けら
れ上記旋回スクロ−ル7のスラスト荷重を受けるスラス
ト荷重受け面9と、上記旋回スクロ−ル7と圧縮空間1
0を介して組み合わされると共に、上記フレ−ム2の上
面の外縁部に立設された支持ピン11によって回転不能
かつ上下移動可能に設けられた固定スクロ−ル13とか
ら構成される。
構部5が設けられている。この圧縮機構部5は、上記ク
ランクシャフト3の上端部3aに遊嵌された旋回スクロ
−ル7と、上記フレ−ム2と旋回スクロ−ル7との隙間
に設けられこの旋回スクロ−ル7の自転を防止するオル
ダムリング8と、同じく上記フレ−ム2の上面に設けら
れ上記旋回スクロ−ル7のスラスト荷重を受けるスラス
ト荷重受け面9と、上記旋回スクロ−ル7と圧縮空間1
0を介して組み合わされると共に、上記フレ−ム2の上
面の外縁部に立設された支持ピン11によって回転不能
かつ上下移動可能に設けられた固定スクロ−ル13とか
ら構成される。
【0018】上記旋回スクロ−ル7と固定スクロ−ル1
3は、それぞれ鏡板7a、13aを具備し、この鏡板7
a、13aの対向面にそれぞれ立設された旋回スクロ−
ル翼7b、固定スクロ−ル翼13bを具備する。そし
て、それぞれのスクロ−ル翼7b、13bの突端面を互
いに相手の鏡板13a、7aに当接させることで複数の
圧縮空間10を区画している。
3は、それぞれ鏡板7a、13aを具備し、この鏡板7
a、13aの対向面にそれぞれ立設された旋回スクロ−
ル翼7b、固定スクロ−ル翼13bを具備する。そし
て、それぞれのスクロ−ル翼7b、13bの突端面を互
いに相手の鏡板13a、7aに当接させることで複数の
圧縮空間10を区画している。
【0019】この圧縮空間10は、上記モ−タ4が作動
し、上記旋回スクロ−ル7が回転駆動されることで、上
記固定スクロ−ル13の外周部から中心へと旋回しなが
ら移動すると共にその容積を縮小させ圧縮作用を行う。
このスクロ−ル圧縮機は、このような作用を利用するこ
とで、気体の圧縮を連続的に行うもので、この圧縮され
た気体は上記固定スクロ−ル13の中心部に設けられた
吐出口14からこの固定スクロ−ル13の上方へと吐出
されるようになっている。
し、上記旋回スクロ−ル7が回転駆動されることで、上
記固定スクロ−ル13の外周部から中心へと旋回しなが
ら移動すると共にその容積を縮小させ圧縮作用を行う。
このスクロ−ル圧縮機は、このような作用を利用するこ
とで、気体の圧縮を連続的に行うもので、この圧縮され
た気体は上記固定スクロ−ル13の中心部に設けられた
吐出口14からこの固定スクロ−ル13の上方へと吐出
されるようになっている。
【0020】また、この固定スクロ−ル13の上方に
は、この固定スクロ−ル13の上面と狭小隙間を介して
設けられ、上記密閉ケ−ス1の上端部を仕切る背圧板1
5が設けられている。
は、この固定スクロ−ル13の上面と狭小隙間を介して
設けられ、上記密閉ケ−ス1の上端部を仕切る背圧板1
5が設けられている。
【0021】この背圧板15には、上記フレ−ム2から
立設された上記支持ピン11の上端部が嵌入され、この
支持ピン11によってこの背圧板15と上記フレ−ム2
は互いに連結固定されている。なお、上位支持ピン11
は、図示しないが、上記フレ−ム2の周方向に沿って所
定間隔で複数本立設されていて、上記フレ−ム2と上記
背圧板15とを位置決めした状態で連結している。
立設された上記支持ピン11の上端部が嵌入され、この
支持ピン11によってこの背圧板15と上記フレ−ム2
は互いに連結固定されている。なお、上位支持ピン11
は、図示しないが、上記フレ−ム2の周方向に沿って所
定間隔で複数本立設されていて、上記フレ−ム2と上記
背圧板15とを位置決めした状態で連結している。
【0022】一方、上記密閉ケ−ス1の上端と上記背圧
板15の上面とで区画された空間は吐出室16となって
いて、上記固定スクロ−ル13の吐出口14から吐出さ
れた圧縮気体はこの背圧板15の中心部に設けられた逆
止弁17を通過してこの吐出室16へと導かれるように
なっている。また、この吐出室16には、圧縮気体を密
閉ケ−ス1外へ吐出する吐出管18が設けられている。
板15の上面とで区画された空間は吐出室16となって
いて、上記固定スクロ−ル13の吐出口14から吐出さ
れた圧縮気体はこの背圧板15の中心部に設けられた逆
止弁17を通過してこの吐出室16へと導かれるように
なっている。また、この吐出室16には、圧縮気体を密
閉ケ−ス1外へ吐出する吐出管18が設けられている。
【0023】また、上記背圧板15の下面には上記逆止
弁17を中心として異なる半径の第1の環状突起20お
よび環状段差21が一体的に形成されている。一方、上
記固定スクロ−ル13の上面には、それら第1の環状突
起20および環状段差21よりも若干小さな半径で、2
つの第3、第4の環状突起22、23が一体的に形成さ
れている。
弁17を中心として異なる半径の第1の環状突起20お
よび環状段差21が一体的に形成されている。一方、上
記固定スクロ−ル13の上面には、それら第1の環状突
起20および環状段差21よりも若干小さな半径で、2
つの第3、第4の環状突起22、23が一体的に形成さ
れている。
【0024】そして、互いに隣り合う第1の環状突起2
0、第3の環状突起22および環状段差21、第4の環
状突起23の間には、それぞれ第1、第2のシ−ルリン
グ25、26が設けられている。
0、第3の環状突起22および環状段差21、第4の環
状突起23の間には、それぞれ第1、第2のシ−ルリン
グ25、26が設けられている。
【0025】このことにより、この背圧板15と固定ス
クロ−ル13間の中心部には、上記第1の環状突起20
および第3の環状突起22により高圧吐出室27が区画
され、その外側には、環状段差21および第4の環状2
3により中間圧室28が区画される。なお、上記固定ス
クロ−ル13には、この中間圧室28と上記圧縮空間1
1を連通させ、この中間圧室28に中間圧を持つ圧縮気
体を充満させる連通管29が設けられている。
クロ−ル13間の中心部には、上記第1の環状突起20
および第3の環状突起22により高圧吐出室27が区画
され、その外側には、環状段差21および第4の環状2
3により中間圧室28が区画される。なお、上記固定ス
クロ−ル13には、この中間圧室28と上記圧縮空間1
1を連通させ、この中間圧室28に中間圧を持つ圧縮気
体を充満させる連通管29が設けられている。
【0026】なお、上記フレ−ム2には、図に31で示
すように、上記固定スクロ−ル13のフランジ部13c
を貫通して設けられ、上端部にこの固定スクロ−ル13
の上昇を規制する鍔部31aを有するストッパ31が設
けられている。このストッパ31の鍔部31は、上記固
定スクロ−ル13のフランジ部13cの上面と所定の隙
間を介して設けられ、上記固定スクロ−ル13が上昇し
すぎるのを防止する機能を有する。
すように、上記固定スクロ−ル13のフランジ部13c
を貫通して設けられ、上端部にこの固定スクロ−ル13
の上昇を規制する鍔部31aを有するストッパ31が設
けられている。このストッパ31の鍔部31は、上記固
定スクロ−ル13のフランジ部13cの上面と所定の隙
間を介して設けられ、上記固定スクロ−ル13が上昇し
すぎるのを防止する機能を有する。
【0027】次に、このスクロ−ル圧縮機の動作につい
て説明する。なお、圧縮動作については、すでに述べた
ので省略する。
て説明する。なお、圧縮動作については、すでに述べた
ので省略する。
【0028】図1に示すように、通常の圧縮運転時に
は、上記旋回スクロ−ル7と固定スクロ−ル13は、上
記高圧吐出室27および中間圧室28によって上記固定
スクロ−ル13に加わる背圧によって組み合わされてい
る。このことにより、上記旋回スクロ−ル翼7bおよび
固定スクロ−ル翼13bとによって区画される圧縮空間
10は必要な気密状態を保つことができるようになって
いる。
は、上記旋回スクロ−ル7と固定スクロ−ル13は、上
記高圧吐出室27および中間圧室28によって上記固定
スクロ−ル13に加わる背圧によって組み合わされてい
る。このことにより、上記旋回スクロ−ル翼7bおよび
固定スクロ−ル翼13bとによって区画される圧縮空間
10は必要な気密状態を保つことができるようになって
いる。
【0029】なお、このとき、上記固定スクロ−ル13
は、上記ストッパ31の鍔部31aの下面と狭小の隙間
を保ち、上方向に移動可能なように保持されている。
は、上記ストッパ31の鍔部31aの下面と狭小の隙間
を保ち、上方向に移動可能なように保持されている。
【0030】次に、液バック運転などにより上記圧縮空
間10内の圧力が異常に上昇した場合の動作について説
明する。
間10内の圧力が異常に上昇した場合の動作について説
明する。
【0031】この場合には、上記高圧吐出室27内の圧
力よりも圧縮空間10内の圧力の方が大きくなるので、
この圧縮空間10内の圧力によって上記固定スクロ−ル
13は若干量上昇駆動される(コンプライアンス機
能)。このことで、上記固定スクロ−ル翼13bと旋回
スクロ−ル翼7bの気密が失われ、圧縮された流体を逃
がすことができるので上記旋回スクロ−ル翼7bおよび
固定スクロ−ル翼13bに異常なストレスがかかること
が有効に防止される。
力よりも圧縮空間10内の圧力の方が大きくなるので、
この圧縮空間10内の圧力によって上記固定スクロ−ル
13は若干量上昇駆動される(コンプライアンス機
能)。このことで、上記固定スクロ−ル翼13bと旋回
スクロ−ル翼7bの気密が失われ、圧縮された流体を逃
がすことができるので上記旋回スクロ−ル翼7bおよび
固定スクロ−ル翼13bに異常なストレスがかかること
が有効に防止される。
【0032】以上のべたような構成によれば、以下に説
明する効果がある。
明する効果がある。
【0033】上記固定スクロ−ル13を保持するフレ−
ム2と、上記固定スクロ−ル13の背面側に上記高圧吐
出室27および中間圧室28を区画する背圧板15と
を、複数の支持ピン11で互いに位置決めした状態で連
結固定するようにした。
ム2と、上記固定スクロ−ル13の背面側に上記高圧吐
出室27および中間圧室28を区画する背圧板15と
を、複数の支持ピン11で互いに位置決めした状態で連
結固定するようにした。
【0034】従来は、上記フレ−ム2と上記背圧板15
とを別々にかつ溶接によって上記密閉ケ−ス1内に固定
していたので、溶接時の加熱により上記密閉ケ−ス1に
熱変形が生じると、上記固定スクロ−ル13と上記背圧
板15にずれが生じて、上記第1、第2のシ−ルリング
22、23が破損したり気密性が失われたりして上記コ
ンプライアンス機能が正常に働かないということが考え
れる。。
とを別々にかつ溶接によって上記密閉ケ−ス1内に固定
していたので、溶接時の加熱により上記密閉ケ−ス1に
熱変形が生じると、上記固定スクロ−ル13と上記背圧
板15にずれが生じて、上記第1、第2のシ−ルリング
22、23が破損したり気密性が失われたりして上記コ
ンプライアンス機能が正常に働かないということが考え
れる。。
【0035】しかし、この発明によれば、上記フレ−ム
2あるいは背圧板15を上記密閉ケ−ス1に溶接した場
合でも、上記支持ピン11によってお互いを接続固定す
るようにしたからこのフレ−ム2と背圧板15との間に
位置ずれが生じることが防止される。このことで、コン
プライアンス機能を正常に作動させることができるから
より信頼性の高い運転を行える効果がある。
2あるいは背圧板15を上記密閉ケ−ス1に溶接した場
合でも、上記支持ピン11によってお互いを接続固定す
るようにしたからこのフレ−ム2と背圧板15との間に
位置ずれが生じることが防止される。このことで、コン
プライアンス機能を正常に作動させることができるから
より信頼性の高い運転を行える効果がある。
【0036】また、このような構成によれば、支持ピン
11を用いることで上記フレ−ム2と背圧板15の位置
決めが容易に行えると共に、上記フレ−ム2だけを上記
密閉ケ−ス1に溶接するだけでも上記背圧板15を密閉
ケ−ス1内に固定することができるので、組み立て時の
作業性が向上する効果がある。
11を用いることで上記フレ−ム2と背圧板15の位置
決めが容易に行えると共に、上記フレ−ム2だけを上記
密閉ケ−ス1に溶接するだけでも上記背圧板15を密閉
ケ−ス1内に固定することができるので、組み立て時の
作業性が向上する効果がある。
【0037】なお、この発明は、上記一実施例に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。
【0038】例えば、上記一実施例では、上記支持ピン
11によって上記背圧板15と上記フレ−ム2とを連結
したが、これに限定されるものではなく、上記背圧板1
5とフレ−ム2とを一体的に成形することで、両者を連
結するようにしても良い。
11によって上記背圧板15と上記フレ−ム2とを連結
したが、これに限定されるものではなく、上記背圧板1
5とフレ−ム2とを一体的に成形することで、両者を連
結するようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上のべたように、この発明の第1の構
成は、ケ−ス内に設けられたフレ−ムに回転不能かつ軸
方向に移動可能に設けられた固定スクロ−ルと、この固
定スクロ−ルに圧縮空間を介して組み合わされ、上記固
定スクロ−ルに対して旋回駆動されることで上記圧縮空
間に吸い込んだ流体を圧縮する旋回スクロ−ルと、上記
固定スクロ−ルの背面側に上記フレ−ムに固定されて配
設され、この固定スクロ−ルの背面との間に上記圧縮空
間から吐出された圧縮流体を充満させることで、この圧
縮流体の圧力によりこの固定スクロ−ルを上記旋回スク
ロ−ルに対して押し付ける背圧板とを具備することを特
徴とするものである。
成は、ケ−ス内に設けられたフレ−ムに回転不能かつ軸
方向に移動可能に設けられた固定スクロ−ルと、この固
定スクロ−ルに圧縮空間を介して組み合わされ、上記固
定スクロ−ルに対して旋回駆動されることで上記圧縮空
間に吸い込んだ流体を圧縮する旋回スクロ−ルと、上記
固定スクロ−ルの背面側に上記フレ−ムに固定されて配
設され、この固定スクロ−ルの背面との間に上記圧縮空
間から吐出された圧縮流体を充満させることで、この圧
縮流体の圧力によりこの固定スクロ−ルを上記旋回スク
ロ−ルに対して押し付ける背圧板とを具備することを特
徴とするものである。
【0040】第2の構成は、上記第1の構成において、
上記フレ−ムと背圧板は上記固定スクロ−ルの軸方向に
沿って延出された支持ピンによって互いに連結固定さ
れ、この支持ピンの長さ方向中途部には、上記固定スク
ロ−ルが軸方向移動自在に設けられていることを特徴と
するものである。
上記フレ−ムと背圧板は上記固定スクロ−ルの軸方向に
沿って延出された支持ピンによって互いに連結固定さ
れ、この支持ピンの長さ方向中途部には、上記固定スク
ロ−ルが軸方向移動自在に設けられていることを特徴と
するものである。
【0041】このような構成によれば、コンプライアン
ス機能を正常に作動させることができ、より信頼性の高
い運転を行える効果がある。
ス機能を正常に作動させることができ、より信頼性の高
い運転を行える効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す縦断面図。
1…密閉ケ−ス(ケ−ス)、2…フレ−ム、7…旋回ス
クロ−ル、10…圧縮空間、11…支持ピン、13…固
定スクロ−ル。
クロ−ル、10…圧縮空間、11…支持ピン、13…固
定スクロ−ル。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケ−ス内に設けられたフレ−ムに回転不
能かつ軸方向に移動可能に設けられた固定スクロ−ル
と、 この固定スクロ−ルに圧縮空間を介して組み合わされ、
上記固定スクロ−ルに対して旋回駆動されることで上記
圧縮空間に吸い込んだ流体を圧縮する旋回スクロ−ル
と、 上記固定スクロ−ルの背面側に上記フレ−ムに固定され
て配設され、この固定スクロ−ルの背面との間に上記圧
縮空間から吐出された圧縮流体を充満させることで、こ
の圧縮流体の圧力によりこの固定スクロ−ルを上記旋回
スクロ−ルに対して押し付ける背圧板とを具備すること
を特徴とするスクロ−ル形圧縮機。 - 【請求項2】 上記フレ−ムと背圧板は上記固定スクロ
−ルの軸方向に沿って延出された支持ピンによって互い
に連結固定され、この支持ピンの長さ方向中途部には、
上記固定スクロ−ルが軸方向移動自在に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のスクロ−ル形圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5365093A JPH06264877A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | スクロ−ル形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5365093A JPH06264877A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | スクロ−ル形圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264877A true JPH06264877A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12948762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5365093A Pending JPH06264877A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | スクロ−ル形圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264877A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5674061A (en) * | 1995-03-22 | 1997-10-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Scroll compression having a discharge muffler chamber |
| US5791885A (en) * | 1995-07-18 | 1998-08-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor having positioning means for axially movable non-orbiting scroll |
| US5897306A (en) * | 1997-04-17 | 1999-04-27 | Copeland Corporation | Partition and pilot ring for scroll machine |
| JP2019086000A (ja) * | 2019-02-06 | 2019-06-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
| WO2021100141A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機および冷凍サイクル装置 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5365093A patent/JPH06264877A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5674061A (en) * | 1995-03-22 | 1997-10-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Scroll compression having a discharge muffler chamber |
| US5791885A (en) * | 1995-07-18 | 1998-08-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor having positioning means for axially movable non-orbiting scroll |
| US5897306A (en) * | 1997-04-17 | 1999-04-27 | Copeland Corporation | Partition and pilot ring for scroll machine |
| JP2019086000A (ja) * | 2019-02-06 | 2019-06-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
| WO2021100141A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機および冷凍サイクル装置 |
| JPWO2021100141A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 |
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