JPH062670A - 回転型スクロール流体機械 - Google Patents
回転型スクロール流体機械Info
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- JPH062670A JPH062670A JP15778992A JP15778992A JPH062670A JP H062670 A JPH062670 A JP H062670A JP 15778992 A JP15778992 A JP 15778992A JP 15778992 A JP15778992 A JP 15778992A JP H062670 A JPH062670 A JP H062670A
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- scroll
- force
- rotating member
- end plate
- wrap
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/023—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】電磁気力により、鏡板1a,2aと一体化し軸
心方向を規定する軸受を間に置いた回転シャフト11,
12の部分に、二個のスクロール部を離間させようとす
る力を打ち消す向きの力を与える手段を設ける。 【効果】スクロール圧縮機を、体積効率,断熱効率、お
よび、信頼性が高く、低価格で実現できる。
心方向を規定する軸受を間に置いた回転シャフト11,
12の部分に、二個のスクロール部を離間させようとす
る力を打ち消す向きの力を与える手段を設ける。 【効果】スクロール圧縮機を、体積効率,断熱効率、お
よび、信頼性が高く、低価格で実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール流体機械の
うちでスクロールラップの幾何学的中心をずらせて配置
された一対のスクロール部が両者共に各々の幾何学的中
心を中心として同じ方向にほぼ同じ速度で回転すること
により圧縮室を形成しその圧縮室内で流体の圧縮を行う
回転型スクロール流体機械における、圧縮ガスからスク
ロール部に付与されそのスクロールラップの先端とそれ
に対向する鏡板を離間させようとする向きの回転軸方向
の力(以後、離間力と称する)を打ち消す手段に関す
る。
うちでスクロールラップの幾何学的中心をずらせて配置
された一対のスクロール部が両者共に各々の幾何学的中
心を中心として同じ方向にほぼ同じ速度で回転すること
により圧縮室を形成しその圧縮室内で流体の圧縮を行う
回転型スクロール流体機械における、圧縮ガスからスク
ロール部に付与されそのスクロールラップの先端とそれ
に対向する鏡板を離間させようとする向きの回転軸方向
の力(以後、離間力と称する)を打ち消す手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガスを圧縮するスクロール流体機械で
は、上記したように、圧縮ガスからスクロール部に付与
され、そのスクロールラップの先端とそれに対向する鏡
板を離間させようとする離間力が生じる。この力をその
ままにすると、スクロールラップの先端とそれに対向す
る鏡板が離れ、ガスを圧縮させるための閉じた空間が形
成されなくなるため、本流体機械はガスを圧縮できなく
なる。よって、この離間力を打ち消す力をスクロール部
に付与する必要がある。
は、上記したように、圧縮ガスからスクロール部に付与
され、そのスクロールラップの先端とそれに対向する鏡
板を離間させようとする離間力が生じる。この力をその
ままにすると、スクロールラップの先端とそれに対向す
る鏡板が離れ、ガスを圧縮させるための閉じた空間が形
成されなくなるため、本流体機械はガスを圧縮できなく
なる。よって、この離間力を打ち消す力をスクロール部
に付与する必要がある。
【0003】従来のスクロール流体機械のうちで、スク
ロール部の一方が固定され他方が自転せずに旋回運動す
る旋回型スクロール流体機械では、その旋回運動を、回
転軸とそれを軸とするクランクのピンに回転自由にスク
ロール部を接続し、そのスクロール部と静止系との間に
オルダム継ぎ手等の偏心する平行二軸を等速回転するよ
うに接続する継ぎ手を設けることにより実現している。
そのクランクのピンとスクロール部の接続部ではそのク
ランクの回転軸が一回転する間にそのクランクのピンと
スクロール部の間で相対的に一回の回転が生じる。この
接続部の役割は、そのクランクのピンとスクロール部の
間の回転軸に垂直な方向の力の伝達であるため、軸方向
には隙間を設け、摩擦による余分なロスが生じないよう
にしてある。そのため、回転軸から離間力を打ち消す向
きの力を付与することができず、通常、離間力を打ち消
す向きの力は、旋回スクロールの鏡板の裏面に吸込ガス
よりも圧力の高いガスを導いてそのガス圧力を用いる。
そして、回転軸に力を付与する場合はクランクのピンと
スクロール部の接続部の隙間が概略一定に保持されるよ
うな向きに付与する。
ロール部の一方が固定され他方が自転せずに旋回運動す
る旋回型スクロール流体機械では、その旋回運動を、回
転軸とそれを軸とするクランクのピンに回転自由にスク
ロール部を接続し、そのスクロール部と静止系との間に
オルダム継ぎ手等の偏心する平行二軸を等速回転するよ
うに接続する継ぎ手を設けることにより実現している。
そのクランクのピンとスクロール部の接続部ではそのク
ランクの回転軸が一回転する間にそのクランクのピンと
スクロール部の間で相対的に一回の回転が生じる。この
接続部の役割は、そのクランクのピンとスクロール部の
間の回転軸に垂直な方向の力の伝達であるため、軸方向
には隙間を設け、摩擦による余分なロスが生じないよう
にしてある。そのため、回転軸から離間力を打ち消す向
きの力を付与することができず、通常、離間力を打ち消
す向きの力は、旋回スクロールの鏡板の裏面に吸込ガス
よりも圧力の高いガスを導いてそのガス圧力を用いる。
そして、回転軸に力を付与する場合はクランクのピンと
スクロール部の接続部の隙間が概略一定に保持されるよ
うな向きに付与する。
【0004】また、従来の回転型スクロール流体機械
は、離間力を打ち消す向きの力として、回転シャフトの
端面にかかる高圧のガスによる圧力と、特開平3−990号
公報に記載のように旋回型と同様に鏡板裏面に導いた高
圧のガスによる圧力を用いるか、特開平3−194180 号公
報に記載のように鏡板裏面に設けられた動圧グルーブに
より発生した油圧を用いるか、鏡板裏面とそれに対向す
るケーシングの面に各々固定された磁石の間で働く反発
力を用いている。
は、離間力を打ち消す向きの力として、回転シャフトの
端面にかかる高圧のガスによる圧力と、特開平3−990号
公報に記載のように旋回型と同様に鏡板裏面に導いた高
圧のガスによる圧力を用いるか、特開平3−194180 号公
報に記載のように鏡板裏面に設けられた動圧グルーブに
より発生した油圧を用いるか、鏡板裏面とそれに対向す
るケーシングの面に各々固定された磁石の間で働く反発
力を用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、離間
力を打ち消す向きの力をスクロール部に付与する従来技
術のうち、鏡板の裏面に高圧のガスを導く旋回型では、
離間力を打ち消すための力は、そのガスの圧力だけであ
るため、そのガスの圧力を高くしたりそのガスの部屋を
広く取らなければならず吸込室とのシール部が長くなる
点について考慮がされていなかった。その結果、吸込室
にその高圧ガスが漏れやすくなるという問題があった。
力を打ち消す向きの力をスクロール部に付与する従来技
術のうち、鏡板の裏面に高圧のガスを導く旋回型では、
離間力を打ち消すための力は、そのガスの圧力だけであ
るため、そのガスの圧力を高くしたりそのガスの部屋を
広く取らなければならず吸込室とのシール部が長くなる
点について考慮がされていなかった。その結果、吸込室
にその高圧ガスが漏れやすくなるという問題があった。
【0006】一方、回転型のうちで鏡板の裏面に高圧の
ガスを導くものでは、離間力を打ち消すための力は、回
転シャフトの端部にかかるガスからの圧力のほかは鏡板
の裏面に導いた高圧のガスによる圧力のみであり、旋回
型の時と同様に、そのガスの圧力を高くしたりそのガス
の部屋を広く取らなければならず吸込室とのシール部が
長くなる点について考慮がされていなかった。また、そ
のシール部は静止系と回転部の間である点についても考
慮がされていなかった。この点を考慮し、磁石の反発力
を介在させてシール部を静止系間に設けているが、その
ような特別な手段が必要となる点については考慮がされ
ていなかった。これらの結果、吸込室にその高圧ガスが
漏れやすいうえに、シール部での機械ロスが大きいか部
品形状が複雑になるという問題があった。
ガスを導くものでは、離間力を打ち消すための力は、回
転シャフトの端部にかかるガスからの圧力のほかは鏡板
の裏面に導いた高圧のガスによる圧力のみであり、旋回
型の時と同様に、そのガスの圧力を高くしたりそのガス
の部屋を広く取らなければならず吸込室とのシール部が
長くなる点について考慮がされていなかった。また、そ
のシール部は静止系と回転部の間である点についても考
慮がされていなかった。この点を考慮し、磁石の反発力
を介在させてシール部を静止系間に設けているが、その
ような特別な手段が必要となる点については考慮がされ
ていなかった。これらの結果、吸込室にその高圧ガスが
漏れやすいうえに、シール部での機械ロスが大きいか部
品形状が複雑になるという問題があった。
【0007】また、動圧グルーブを用いた回転型では、
離間力を打ち消すための力は、回転シャフトの端部にか
かるガスからの圧力のほかは鏡板の裏面に設けた動圧グ
ルーブにより発生する油圧のみであり、動圧グルーブと
鏡板間の対向面積を大きく取らなければならない点につ
いては考慮がされていなかった。また、遠心力やガス圧
がスクロールラップにかかりそれによりスクロールラッ
プ根元に発生するモーメントによって鏡板が複雑に面外
変形する点についても考慮がされていなかった。それら
の結果、動圧グルーブと鏡板の間の油の粘性ロスが大き
くなり、さらに、鏡板の変形を考慮して動圧グルーブで
発生させる油圧の大きさを高めに設定しなければならず
スクロールラップの先端とそれに対向する鏡板との間に
大きな押しつけ力が働いたり鏡板裏面と動圧グルーブの
接触の可能性があるという問題があった。
離間力を打ち消すための力は、回転シャフトの端部にか
かるガスからの圧力のほかは鏡板の裏面に設けた動圧グ
ルーブにより発生する油圧のみであり、動圧グルーブと
鏡板間の対向面積を大きく取らなければならない点につ
いては考慮がされていなかった。また、遠心力やガス圧
がスクロールラップにかかりそれによりスクロールラッ
プ根元に発生するモーメントによって鏡板が複雑に面外
変形する点についても考慮がされていなかった。それら
の結果、動圧グルーブと鏡板の間の油の粘性ロスが大き
くなり、さらに、鏡板の変形を考慮して動圧グルーブで
発生させる油圧の大きさを高めに設定しなければならず
スクロールラップの先端とそれに対向する鏡板との間に
大きな押しつけ力が働いたり鏡板裏面と動圧グルーブの
接触の可能性があるという問題があった。
【0008】さらに、磁石を用いた回転型では、離間力
を打ち消すための力は、回転シャフトの端部にかかるガ
スからの圧力のほかは磁石間の反発力のみであるため、
強い磁石にするか対向面積を広くとるために磁石の体積
を大きくする点について考慮がされていなかった。ま
た、遠心力やガス圧がスクロールラップにかかりそれに
よりスクロールラップ根元に発生するモーメントによっ
て鏡板が複雑に面外変形する点についても配慮がされて
いなかった。それらの結果、磁石の費用が高くつき、さ
らに、鏡板の変形を考慮して磁石間の反発力を大きめに
設定しなければならずスクロールラップの先端とそれに
対向する鏡板との間に大きな押しつけ力が働いたり対向
させた磁石同士の接触の可能性があるという問題があっ
た。
を打ち消すための力は、回転シャフトの端部にかかるガ
スからの圧力のほかは磁石間の反発力のみであるため、
強い磁石にするか対向面積を広くとるために磁石の体積
を大きくする点について考慮がされていなかった。ま
た、遠心力やガス圧がスクロールラップにかかりそれに
よりスクロールラップ根元に発生するモーメントによっ
て鏡板が複雑に面外変形する点についても配慮がされて
いなかった。それらの結果、磁石の費用が高くつき、さ
らに、鏡板の変形を考慮して磁石間の反発力を大きめに
設定しなければならずスクロールラップの先端とそれに
対向する鏡板との間に大きな押しつけ力が働いたり対向
させた磁石同士の接触の可能性があるという問題があっ
た。
【0009】本発明の目的は、離間力を打ち消す力の供
給方法を有する回転型スクロール流体機械を提供するこ
とにある。
給方法を有する回転型スクロール流体機械を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、少なくとも一方の前記スクロール部がそのスク
ロールラップの先端またはラップ先端のシールチップを
他方のスクロール部の鏡板に押しつける向きの軸方向力
を電磁気力によって回転シャフトに付与することのでき
る軸方向力発生手段を前記軸受要素からみてスクロール
部とは反対側に配置したものである。
ために、少なくとも一方の前記スクロール部がそのスク
ロールラップの先端またはラップ先端のシールチップを
他方のスクロール部の鏡板に押しつける向きの軸方向力
を電磁気力によって回転シャフトに付与することのでき
る軸方向力発生手段を前記軸受要素からみてスクロール
部とは反対側に配置したものである。
【0011】
【作用】電磁気力は遠隔力であるので、相対速度のある
物体に摺動ロスを生じさせずに力を与えることができ
る。また、鏡板が複雑に変形してもそれに一体的に固定
されている回転シャフトは軸心方向を概略規定する軸受
要素で軸支されるため、その軸受要素から先の回転シャ
フトの部分の変形は鏡板の変形に比較して小さくなる。
物体に摺動ロスを生じさせずに力を与えることができ
る。また、鏡板が複雑に変形してもそれに一体的に固定
されている回転シャフトは軸心方向を概略規定する軸受
要素で軸支されるため、その軸受要素から先の回転シャ
フトの部分の変形は鏡板の変形に比較して小さくなる。
【0012】前記目的を達成する手段により、上記の理
由によって、離間力を打ち消す向きの力を、摺動ロスな
く、さらに、相対速度のある物体間の衝突の危険性を増
大させることなく、さらに、その大きさが予測できる形
で与えることができるためその力の大きさが不足して圧
縮しないという危険性もなく、与えることができる。一
方、前記手段とともに従来から回転型スクロール圧縮機
に用いられてきた離間力を打ち消す向きの力を与える手
段を用いた場合、それら従来の手段によって与えなけれ
ばならない力の大きさは、前記目的を達成する手段を用
いない場合に比較して小さくてすむ。この結果、前記目
的を達成する手段とともに従来から回転型スクロール圧
縮機に用いられてきた離間力を打ち消す向きの力を与え
る手段を用いた場合、従来から回転型スクロール圧縮機
に用いられてきた離間力を打ち消す向きの力を与える手
段にともなって起こる問題点を、小さく抑えることがで
きる。
由によって、離間力を打ち消す向きの力を、摺動ロスな
く、さらに、相対速度のある物体間の衝突の危険性を増
大させることなく、さらに、その大きさが予測できる形
で与えることができるためその力の大きさが不足して圧
縮しないという危険性もなく、与えることができる。一
方、前記手段とともに従来から回転型スクロール圧縮機
に用いられてきた離間力を打ち消す向きの力を与える手
段を用いた場合、それら従来の手段によって与えなけれ
ばならない力の大きさは、前記目的を達成する手段を用
いない場合に比較して小さくてすむ。この結果、前記目
的を達成する手段とともに従来から回転型スクロール圧
縮機に用いられてきた離間力を打ち消す向きの力を与え
る手段を用いた場合、従来から回転型スクロール圧縮機
に用いられてきた離間力を打ち消す向きの力を与える手
段にともなって起こる問題点を、小さく抑えることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1に従って
説明する。本実施例は、本発明を密閉の2モータ式スク
ロール型圧縮機に適用した場合であり、図1はその縦断
面図、図2は第一スクロール回転部材の斜視図、図3は
第二スクロール回転部材の斜視図である。
説明する。本実施例は、本発明を密閉の2モータ式スク
ロール型圧縮機に適用した場合であり、図1はその縦断
面図、図2は第一スクロール回転部材の斜視図、図3は
第二スクロール回転部材の斜視図である。
【0014】まずこの実施例の構成を説明する。最初に
各々の構成部分の説明を行う。初めに、第一のスクロー
ル部側の構成部分を説明する。
各々の構成部分の説明を行う。初めに、第一のスクロー
ル部側の構成部分を説明する。
【0015】第一のスクロール回転部材1は、主とし
て、円板形状の鏡板1aとそれに立設するスクロールラ
ップ1bとその中央に貫通孔11dが設けられている回
転シャフト11からなる。回転シャフト11の端には、
永久磁石11eが設けられている。また、円筒形状のケ
ーシング3は、主として、吸込み室形成部3aとモータ
室形成部3dと隔壁3jからなる。吸込み室形成部3a
の外側面には、吸込み口3bとフランジA3cを設け
る。モータ室形成部3dの外側面には、吐出口3eとフ
ランジB3fとフランジC3g、さらに、それらフラン
ジB3fとフランジC3gの間にフィン3hを設ける。
また、モータ室形成部3dの内側面には、ステータ7a
が圧入される。また、モータ室形成部3dの一端には、
フランジD3iを設ける。さらに、モータ室形成部3dの
外周面には、冷却水流入口5aと冷却水流出口5b,一
端にフランジ5cを設けた、円筒5を被せ、Oリング5
d,5eをはさんだ状態でフランジ5cにおいてフラン
ジB3fをねじ止めし、ウォータジャケット5fを形成
する。一方、隔壁3jの中心部には、モータ室形成部3
dの中心軸を中心軸とするようにジャーナルすべり軸受
3kが設けられる。また、隔壁3jのモータ室形成部3
d側の面の下部とジャーナルすべり軸受3kの間にそれ
らを連通する油孔3Lが設けられる。また、9は支持板
であり、その中央には転がり軸受9aが挿入される穴が
ある。そして、その周囲には、モータ室と吐出室15を
つなぐ複数の穴9cが開けられている。また、13は側
壁であり、端子13bと永久磁石11eと同極が対向す
るようにして永久磁石13cが設けられている。
て、円板形状の鏡板1aとそれに立設するスクロールラ
ップ1bとその中央に貫通孔11dが設けられている回
転シャフト11からなる。回転シャフト11の端には、
永久磁石11eが設けられている。また、円筒形状のケ
ーシング3は、主として、吸込み室形成部3aとモータ
室形成部3dと隔壁3jからなる。吸込み室形成部3a
の外側面には、吸込み口3bとフランジA3cを設け
る。モータ室形成部3dの外側面には、吐出口3eとフ
ランジB3fとフランジC3g、さらに、それらフラン
ジB3fとフランジC3gの間にフィン3hを設ける。
また、モータ室形成部3dの内側面には、ステータ7a
が圧入される。また、モータ室形成部3dの一端には、
フランジD3iを設ける。さらに、モータ室形成部3dの
外周面には、冷却水流入口5aと冷却水流出口5b,一
端にフランジ5cを設けた、円筒5を被せ、Oリング5
d,5eをはさんだ状態でフランジ5cにおいてフラン
ジB3fをねじ止めし、ウォータジャケット5fを形成
する。一方、隔壁3jの中心部には、モータ室形成部3
dの中心軸を中心軸とするようにジャーナルすべり軸受
3kが設けられる。また、隔壁3jのモータ室形成部3
d側の面の下部とジャーナルすべり軸受3kの間にそれ
らを連通する油孔3Lが設けられる。また、9は支持板
であり、その中央には転がり軸受9aが挿入される穴が
ある。そして、その周囲には、モータ室と吐出室15を
つなぐ複数の穴9cが開けられている。また、13は側
壁であり、端子13bと永久磁石11eと同極が対向す
るようにして永久磁石13cが設けられている。
【0016】次に、第二のスクロール部側の構成部分を
説明する。第二のスクロール部側は、第一のスクロール
部側とほぼ同様であり以下のように構成される。
説明する。第二のスクロール部側は、第一のスクロール
部側とほぼ同様であり以下のように構成される。
【0017】第二のスクロール回転部材2は、主とし
て、円板形状の鏡板2aとそれに立設するスクロールラ
ップ2bとその中央に貫通孔12dが設けられている回
転シャフト12からなる。その回転シャフト12の端に
は、永久磁石12eが設けられている。また、円筒形状
のケーシング4は、主として、モータ室形成部4dと隔
壁4jからなる。隔壁4jの外側面には、フランジA4
cを設ける。モータ室形成部4dの外側面には、吐出口
4eとフランジB4fとフランジC4g、さらに、それ
らフランジB4fとフランジC4gの間にフィン4hを
設ける。また、モータ室形成部4dの内側面には、ステ
ータ8aが圧入される。また、モータ室形成部4dの一
端には、フランジD4iを設ける。さらに、モータ室形
成部4dの外周面には、冷却水流入口6aと冷却水流出
口6b,一端にフランジ6cを設けた、円筒6を被せ、
Oリング6d,6eをはさんだ状態でフランジ6cにお
いてフランジB4fをねじ止めし、ウォータジャケット
6fを形成する。一方、隔壁4jの中心部には、モータ
室形成部4dの中心軸を中心軸とするようにジャーナル
すべり軸受4kが設けられる。また、隔壁4jのモータ
室形成部4d側の面の下部とジャーナルすべり軸受4k
の間にそれらを連通する油孔4Lが設けられる。また、
10は支持板であり、その中央には転がり軸受10aが
挿入される穴がある。そして、その周囲には、モータ室
と吐出室16をつなぐ複数の穴10cが開けられてい
る。また、14は側壁であり、端子14bと永久磁石1
2eと同極が対向するようにして永久磁石14cが設け
られている。
て、円板形状の鏡板2aとそれに立設するスクロールラ
ップ2bとその中央に貫通孔12dが設けられている回
転シャフト12からなる。その回転シャフト12の端に
は、永久磁石12eが設けられている。また、円筒形状
のケーシング4は、主として、モータ室形成部4dと隔
壁4jからなる。隔壁4jの外側面には、フランジA4
cを設ける。モータ室形成部4dの外側面には、吐出口
4eとフランジB4fとフランジC4g、さらに、それ
らフランジB4fとフランジC4gの間にフィン4hを
設ける。また、モータ室形成部4dの内側面には、ステ
ータ8aが圧入される。また、モータ室形成部4dの一
端には、フランジD4iを設ける。さらに、モータ室形
成部4dの外周面には、冷却水流入口6aと冷却水流出
口6b,一端にフランジ6cを設けた、円筒6を被せ、
Oリング6d,6eをはさんだ状態でフランジ6cにお
いてフランジB4fをねじ止めし、ウォータジャケット
6fを形成する。一方、隔壁4jの中心部には、モータ
室形成部4dの中心軸を中心軸とするようにジャーナル
すべり軸受4kが設けられる。また、隔壁4jのモータ
室形成部4d側の面の下部とジャーナルすべり軸受4k
の間にそれらを連通する油孔4Lが設けられる。また、
10は支持板であり、その中央には転がり軸受10aが
挿入される穴がある。そして、その周囲には、モータ室
と吐出室16をつなぐ複数の穴10cが開けられてい
る。また、14は側壁であり、端子14bと永久磁石1
2eと同極が対向するようにして永久磁石14cが設け
られている。
【0018】スクロール回転部材1を、ケーシング3
へ、隔壁3jのモータ室形成部3dと反対側の面から、
ジャーナルすべり軸受3kに組み込む。次に、回転シャ
フト11に焼きばめ等でロータ7bを圧入し、さらに、
転がり軸受9aを圧入する。その転がり軸受9aを支持
板9の中央の穴に挿入し、支持板9を、9bのOリング
をはさんでケーシング3へねじ止めする。この結果、ス
テータ7aとロータ7bによってスクロール回転部材1
の回転駆動部である7の誘導モータを形成する。このよ
うにして、第一スクロール部側を組み立てる。
へ、隔壁3jのモータ室形成部3dと反対側の面から、
ジャーナルすべり軸受3kに組み込む。次に、回転シャ
フト11に焼きばめ等でロータ7bを圧入し、さらに、
転がり軸受9aを圧入する。その転がり軸受9aを支持
板9の中央の穴に挿入し、支持板9を、9bのOリング
をはさんでケーシング3へねじ止めする。この結果、ス
テータ7aとロータ7bによってスクロール回転部材1
の回転駆動部である7の誘導モータを形成する。このよ
うにして、第一スクロール部側を組み立てる。
【0019】同様にして、もう一方の第二スクロール部
側を組み立てる。スクロール回転部材2を、ケーシング
4へ、隔壁4jのモータ室形成部4dと反対側の面か
ら、ジャーナルすべり軸受4kに組み込む。次に、回転
シャフト12に焼きばめ等でロータ8bを圧入し、さら
に、転がり軸受10aを圧入する。その転がり軸受10a
を支持板10の中央の穴に挿入し、支持板10を、10
bのOリングをはさんでケーシング4へねじ止めする。
この結果、ステータ8aとロータ8bによってスクロー
ル回転部材2の回転駆動部である8の誘導モータを形成
する。このようにして、第二スクロール部側を組み立て
る。
側を組み立てる。スクロール回転部材2を、ケーシング
4へ、隔壁4jのモータ室形成部4dと反対側の面か
ら、ジャーナルすべり軸受4kに組み込む。次に、回転
シャフト12に焼きばめ等でロータ8bを圧入し、さら
に、転がり軸受10aを圧入する。その転がり軸受10a
を支持板10の中央の穴に挿入し、支持板10を、10
bのOリングをはさんでケーシング4へねじ止めする。
この結果、ステータ8aとロータ8bによってスクロー
ル回転部材2の回転駆動部である8の誘導モータを形成
する。このようにして、第二スクロール部側を組み立て
る。
【0020】以上のようにして構成された、第一スクロ
ール部側と第二スクロール部側の二個の部分を、スクロ
ールラップ1bとスクロールラップ2bを所定の関係で
噛みあわせ、二つのフランジA3c,4cをねじ止めに
より連結し、19の吸込み室を形成する。ここで、4o
のOリングをはさみ、シール性を確保する。また、13
の側壁を、13aのOリングをはさんでフランジD3i
とねじ止めすることにより、15の吐出室を形成する。
この時、側壁13に設定された13bの端子を介して誘
導モータ7に電流を供給する7cの電線を外部電源(図
示せず)に接続するとともに、17の潤滑油を吐出室1
5に入れる。同様に、第二スクロール部側にも16の吐
出室を形成する。
ール部側と第二スクロール部側の二個の部分を、スクロ
ールラップ1bとスクロールラップ2bを所定の関係で
噛みあわせ、二つのフランジA3c,4cをねじ止めに
より連結し、19の吸込み室を形成する。ここで、4o
のOリングをはさみ、シール性を確保する。また、13
の側壁を、13aのOリングをはさんでフランジD3i
とねじ止めすることにより、15の吐出室を形成する。
この時、側壁13に設定された13bの端子を介して誘
導モータ7に電流を供給する7cの電線を外部電源(図
示せず)に接続するとともに、17の潤滑油を吐出室1
5に入れる。同様に、第二スクロール部側にも16の吐
出室を形成する。
【0021】次にこの実施例の動作を説明する。
【0022】二個の誘導モータ7,8の電線7c,8c
に電流を流すことにより、ステータ7a,8aに回転磁
界が発生する。その回転磁界によりロータ7b,8bに
誘導電流が流れ、その誘導電流と回転磁界の間に働く電
磁力によりロータ7b,8bが回転磁界の向きに回転す
る。これにより、回転シャフト11,12が回転し、ス
クロール回転部材1,2が回転する。この結果、ガス
は、圧縮機の外部より吸入口3bを通って吸入み室19
へ入り、スクロール回転部材1,2によって形成される
圧縮室へ入る。その圧縮室は体積を減少させながら回転
中心へ移動するため、ガスは圧縮されて、ロータ7b,
8bを冷却しながら貫通孔11d,12dを通り吐出室
15,16へ入る。離間力により回転シャフト11,1
2の先端は各々側壁13,14へ近付く向きに移動しよ
うとするが、そこに働くガス圧と永久磁石11eと13
c間および12eと14c間に働いている磁気反発力に
より離間力が打ち消され、その動きは阻止される。その
結果、スクロールラップ先端またはそこに挿入されたチ
ップシールとそれに対向する鏡板は常に接触するためガ
スは常に正常に圧縮される。実際は、吐出ガス圧力と永
久磁石の磁気反発力による離間力打消力は、吐出ガス圧
力や磁気反発力の不測の変動を考慮して離間力よりも大
きくするうえに、その力の差(以後、残力と称する)
は、第一スクロール回転部材1へかかる大きさと第二ス
クロール回転部材2へかかる大きさとでは同一とはなり
にくく、その結果、第一スクロール回転部材1と第二ス
クロール回転部材2が押しつけられた状態でそれら残力
のうちで大きい方の向きへ一体的に動こうとする。この
動きをジャーナル滑り軸受3k,4kの側面で阻止す
る。しかし、本実施例では、離間力打消力のうちの磁気
反発力の不測の変動は小さいと考えられる。それは、そ
の磁気反発力の変動の主要因子と考えられる対向する磁
石の位置関係の変動が小さいとみなされるからである。
なぜなら、永久磁石11e,12eは、スクロール回転部
材のうちで位置変動の小さいと考えられるところに固定
されているからである。それは、回転シャフト上のその
固定位置が、鏡板接続箇所との間にジャーナル滑り軸受
や玉軸受と言った軸心方向を規定する軸受を配している
ため、鏡板の大きい位置変動がそれらの軸受で打ち消さ
れるからである。これより、設定する残力を小さくでき
るため、そこでの機械ロスを低く抑えることができる。
ガスは、ロータ7b,8bとステータ7a,8aを冷却
しながらギャップ7d,8dを通り、吐出口3e,4e
から圧縮機の外部へ出る。ここで、潤滑油17,18
が、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受3k,
4kに流入し、軸受部の摩擦ロスを低減するとともに、
残力により摺動を生じる鏡板裏面とジャーナル滑り軸受
間の摩擦ロスを低減しつつ、吸込室19とモータ室の間
の遮断を確実にする。
に電流を流すことにより、ステータ7a,8aに回転磁
界が発生する。その回転磁界によりロータ7b,8bに
誘導電流が流れ、その誘導電流と回転磁界の間に働く電
磁力によりロータ7b,8bが回転磁界の向きに回転す
る。これにより、回転シャフト11,12が回転し、ス
クロール回転部材1,2が回転する。この結果、ガス
は、圧縮機の外部より吸入口3bを通って吸入み室19
へ入り、スクロール回転部材1,2によって形成される
圧縮室へ入る。その圧縮室は体積を減少させながら回転
中心へ移動するため、ガスは圧縮されて、ロータ7b,
8bを冷却しながら貫通孔11d,12dを通り吐出室
15,16へ入る。離間力により回転シャフト11,1
2の先端は各々側壁13,14へ近付く向きに移動しよ
うとするが、そこに働くガス圧と永久磁石11eと13
c間および12eと14c間に働いている磁気反発力に
より離間力が打ち消され、その動きは阻止される。その
結果、スクロールラップ先端またはそこに挿入されたチ
ップシールとそれに対向する鏡板は常に接触するためガ
スは常に正常に圧縮される。実際は、吐出ガス圧力と永
久磁石の磁気反発力による離間力打消力は、吐出ガス圧
力や磁気反発力の不測の変動を考慮して離間力よりも大
きくするうえに、その力の差(以後、残力と称する)
は、第一スクロール回転部材1へかかる大きさと第二ス
クロール回転部材2へかかる大きさとでは同一とはなり
にくく、その結果、第一スクロール回転部材1と第二ス
クロール回転部材2が押しつけられた状態でそれら残力
のうちで大きい方の向きへ一体的に動こうとする。この
動きをジャーナル滑り軸受3k,4kの側面で阻止す
る。しかし、本実施例では、離間力打消力のうちの磁気
反発力の不測の変動は小さいと考えられる。それは、そ
の磁気反発力の変動の主要因子と考えられる対向する磁
石の位置関係の変動が小さいとみなされるからである。
なぜなら、永久磁石11e,12eは、スクロール回転部
材のうちで位置変動の小さいと考えられるところに固定
されているからである。それは、回転シャフト上のその
固定位置が、鏡板接続箇所との間にジャーナル滑り軸受
や玉軸受と言った軸心方向を規定する軸受を配している
ため、鏡板の大きい位置変動がそれらの軸受で打ち消さ
れるからである。これより、設定する残力を小さくでき
るため、そこでの機械ロスを低く抑えることができる。
ガスは、ロータ7b,8bとステータ7a,8aを冷却
しながらギャップ7d,8dを通り、吐出口3e,4e
から圧縮機の外部へ出る。ここで、潤滑油17,18
が、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受3k,
4kに流入し、軸受部の摩擦ロスを低減するとともに、
残力により摺動を生じる鏡板裏面とジャーナル滑り軸受
間の摩擦ロスを低減しつつ、吸込室19とモータ室の間
の遮断を確実にする。
【0023】本実施例によれば、二個のスクロール部を
同期させる機構としてスクロールラップ1b,2bその
ものを用いており、機構が単純になるという特有の効果
がある。
同期させる機構としてスクロールラップ1b,2bその
ものを用いており、機構が単純になるという特有の効果
がある。
【0024】また、圧縮したガスを回転シャフトの軸端
でなく、横へ吐出させても良い。このときには、永久磁
石11e,12eの中心に穴を開ける必要がなくなり、
磁石形状を単純化できる。
でなく、横へ吐出させても良い。このときには、永久磁
石11e,12eの中心に穴を開ける必要がなくなり、
磁石形状を単純化できる。
【0025】次に、本発明の第二の実施例を図4に従っ
て説明する。本実施例は、本発明を密閉型の2モータ式
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図4はその
第一スクロール部側の横断面図である。この実施例で、
二個のスクロール回転部材1,2の軸心の偏心方向を水
平方向とし、永久磁石13cと11cの間に働く磁気反
発力を永久磁石14cと12cの間に働く磁気反発力よ
りも強くし、隔壁4jと鏡板2aの間にスラスト玉軸受
4rを設けること以外の構成は、第一の実施例とほぼ同
様であるので、構成に関する説明は省略し、以下に動作
の中でそれら変更点に関する点のみを説明する。
て説明する。本実施例は、本発明を密閉型の2モータ式
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図4はその
第一スクロール部側の横断面図である。この実施例で、
二個のスクロール回転部材1,2の軸心の偏心方向を水
平方向とし、永久磁石13cと11cの間に働く磁気反
発力を永久磁石14cと12cの間に働く磁気反発力よ
りも強くし、隔壁4jと鏡板2aの間にスラスト玉軸受
4rを設けること以外の構成は、第一の実施例とほぼ同
様であるので、構成に関する説明は省略し、以下に動作
の中でそれら変更点に関する点のみを説明する。
【0026】第一スクロール回転部材1と第二スクロー
ル回転部材2の残力の差は、スクロールラップ1b,2
bの仕様が同一であることと吐出室15,16のガス圧
および回転シャフト11,12の軸端の面積がほぼ同一
であることから、永久磁石間に働く磁気反発力の差とみ
なされる。上記したように、永久磁石13cと11cの
間に働く磁気反発力を永久磁石14cと12cの間に働
く磁気反発力よりも強くしたため、第一スクロール回転
部材1にかかる残力は第二スクロール回転部材2にかか
る残力よりも大きくなっている。このため、第一スクロ
ール回転部材1と第二スクロール回転部材2が押しつけ
られた状態で常に隔壁4jへ押しつけられる。ここに
は、スラスト玉軸受4rがあり、ジャーナル滑り軸受4
kから圧力差によって出てくる潤滑油によりそのスラス
ト玉軸受4rが潤滑されるため、そこでの摩擦ロスを抑
制できる。
ル回転部材2の残力の差は、スクロールラップ1b,2
bの仕様が同一であることと吐出室15,16のガス圧
および回転シャフト11,12の軸端の面積がほぼ同一
であることから、永久磁石間に働く磁気反発力の差とみ
なされる。上記したように、永久磁石13cと11cの
間に働く磁気反発力を永久磁石14cと12cの間に働
く磁気反発力よりも強くしたため、第一スクロール回転
部材1にかかる残力は第二スクロール回転部材2にかか
る残力よりも大きくなっている。このため、第一スクロ
ール回転部材1と第二スクロール回転部材2が押しつけ
られた状態で常に隔壁4jへ押しつけられる。ここに
は、スラスト玉軸受4rがあり、ジャーナル滑り軸受4
kから圧力差によって出てくる潤滑油によりそのスラス
ト玉軸受4rが潤滑されるため、そこでの摩擦ロスを抑
制できる。
【0027】本実施例によれば、スクロール回転部材
1,2の軸心の偏心方向を水平方向としたため、モータ
室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さが常にほぼ同
一になり、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受
3kと4kに給油される潤滑油の量が常にほぼ同一とな
り、二個のジャーナル滑り軸受3k,4kには常に偏り
なく潤滑油が供給されるので、圧縮機内の潤滑油の総量
が少なくなっても軸受の焼き付き等の危険性が小さくな
るという特有の効果がある。
1,2の軸心の偏心方向を水平方向としたため、モータ
室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さが常にほぼ同
一になり、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受
3kと4kに給油される潤滑油の量が常にほぼ同一とな
り、二個のジャーナル滑り軸受3k,4kには常に偏り
なく潤滑油が供給されるので、圧縮機内の潤滑油の総量
が少なくなっても軸受の焼き付き等の危険性が小さくな
るという特有の効果がある。
【0028】次に、本発明の第三の実施例を図5に従っ
て説明する。
て説明する。
【0029】本実施例は、本発明を密閉の2モータ式ス
クロール型圧縮機に適用した場合であり、図5はその吸
込室下部の縦断面図である。この実施例で、連通孔3
p,4pとoリング4qを設けることによって潤滑油1
7,18を一つにつなげる管を設けサイホン効果により
モータ室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さを常に
同一にしたこと以外は第二の実施例と同様であるので、
構成および動作に関する説明は省略する。
クロール型圧縮機に適用した場合であり、図5はその吸
込室下部の縦断面図である。この実施例で、連通孔3
p,4pとoリング4qを設けることによって潤滑油1
7,18を一つにつなげる管を設けサイホン効果により
モータ室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さを常に
同一にしたこと以外は第二の実施例と同様であるので、
構成および動作に関する説明は省略する。
【0030】本実施例によれば、モータ室や吐出室に溜
る潤滑油17と18の高さが常に同一になり、油孔3
l,4lを通ってジャーナル滑り軸受3k,4kに給油
される潤滑油の量が常にほぼ同一となり、二個のジャー
ナル滑り軸受3k,4kには常に偏りなく潤滑油が供給
されるので、圧縮機内の潤滑油の総量が少なくなっても
軸受の焼き付き等の危険性がより小さくなる。
る潤滑油17と18の高さが常に同一になり、油孔3
l,4lを通ってジャーナル滑り軸受3k,4kに給油
される潤滑油の量が常にほぼ同一となり、二個のジャー
ナル滑り軸受3k,4kには常に偏りなく潤滑油が供給
されるので、圧縮機内の潤滑油の総量が少なくなっても
軸受の焼き付き等の危険性がより小さくなる。
【0031】次に、本発明の第四の実施例を図6に従っ
て説明する。
て説明する。
【0032】本実施例は、本発明を密閉型の2モータ式
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図6はその
横断面図である。この実施例で、二個のスクロール回転
部材の軸心の偏心方向を水平方向とし、側壁13,14
に永久磁石13c,14cの代わりに電磁石13d,1
4dと吐出圧力センサ13e,14eを設けること以外
の構成は、第一の実施例と同様であるので、構成に関す
る説明は省略し、以下に動作の中でそれら変更点に関す
る点のみを説明する。
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図6はその
横断面図である。この実施例で、二個のスクロール回転
部材の軸心の偏心方向を水平方向とし、側壁13,14
に永久磁石13c,14cの代わりに電磁石13d,1
4dと吐出圧力センサ13e,14eを設けること以外
の構成は、第一の実施例と同様であるので、構成に関す
る説明は省略し、以下に動作の中でそれら変更点に関す
る点のみを説明する。
【0033】ガスの圧縮にともなってスクロール回転部
材1,2にかかる離間力は、ガスの吐出圧力がわかると
概略推定できる。吐出圧力センサ13e,14eにより
出力される吐出圧力の情報を電磁石制御回路20に送り
そこで離間力を推定する。それから、スクロール回転部
材1,2にかかる残力を各々小さくしさらにそれらの残
力の大きさをほぼ同一にするために電磁石13e,14
eにより発生すべき磁力を計算する。予め、電磁石制御
回路20に入力しておいた電磁石13e,14eにおける
電流と磁力の関係を用いて、計算した必要な磁力の大き
さに対応する電磁石13e,14eに流す電流の大きさ
の情報を電磁石電源21に送り、そこから電磁石13
e,14eに電流を流す。この結果、残力を小さく設定
できるため、第一スクロール回転部材1と第二スクロー
ル回転部材2の押しつけ合う力が小さくなりスクロール
ラップ先端またはそこに挿入されたチップシールとそれ
に対向する鏡板の間での摩擦ロスが抑制されるととも
に、第一スクロール回転部材1にかかる残力の大きさと
第二スクロール回転部材2にかかる残力の大きさは常に
ほぼ同一となりジャーナル滑り軸受3k,4kに鏡板1
a,2aの裏面が押しつけられることがなくなってそこ
での摩擦ロスも抑制される。
材1,2にかかる離間力は、ガスの吐出圧力がわかると
概略推定できる。吐出圧力センサ13e,14eにより
出力される吐出圧力の情報を電磁石制御回路20に送り
そこで離間力を推定する。それから、スクロール回転部
材1,2にかかる残力を各々小さくしさらにそれらの残
力の大きさをほぼ同一にするために電磁石13e,14
eにより発生すべき磁力を計算する。予め、電磁石制御
回路20に入力しておいた電磁石13e,14eにおける
電流と磁力の関係を用いて、計算した必要な磁力の大き
さに対応する電磁石13e,14eに流す電流の大きさ
の情報を電磁石電源21に送り、そこから電磁石13
e,14eに電流を流す。この結果、残力を小さく設定
できるため、第一スクロール回転部材1と第二スクロー
ル回転部材2の押しつけ合う力が小さくなりスクロール
ラップ先端またはそこに挿入されたチップシールとそれ
に対向する鏡板の間での摩擦ロスが抑制されるととも
に、第一スクロール回転部材1にかかる残力の大きさと
第二スクロール回転部材2にかかる残力の大きさは常に
ほぼ同一となりジャーナル滑り軸受3k,4kに鏡板1
a,2aの裏面が押しつけられることがなくなってそこ
での摩擦ロスも抑制される。
【0034】本実施例によれば、スクロール回転部材
1,2の軸心の偏心方向を水平方向としたため、モータ
室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さが常にほぼ同
一になり、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受
3kと4kに給油される潤滑油の量が常にほぼ同一とな
り、二個のジャーナル滑り軸受3k,4kには常に偏り
なく潤滑油が供給されるので、圧縮機内の潤滑油の総量
が少なくなっても軸受の焼き付き等の危険性が小さくな
るという特有の効果がある。
1,2の軸心の偏心方向を水平方向としたため、モータ
室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さが常にほぼ同
一になり、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受
3kと4kに給油される潤滑油の量が常にほぼ同一とな
り、二個のジャーナル滑り軸受3k,4kには常に偏り
なく潤滑油が供給されるので、圧縮機内の潤滑油の総量
が少なくなっても軸受の焼き付き等の危険性が小さくな
るという特有の効果がある。
【0035】次に、本発明の第五の実施例を図7に従っ
て説明する。
て説明する。
【0036】本実施例は、本発明を密閉型の2モータ式
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図7はその
横断面図である。
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図7はその
横断面図である。
【0037】本実施例では、ロータ7b,8bを回転シ
ャフト11,12の軸端方向にずらすことでステータ7
a,8aとロータ7b,8bの間で磁気中心をずらし、
回転シャフト11,12の軸端と側壁13,14に設け
た永久磁石11e,12e,13c,14cを取り除
き、隔壁3j,4jに中間圧室1s,2sを設け、その
中間圧室1s,2sの圧力を吸込圧力よりも高くするた
めに中間圧室1s,2sと鏡板1a,2aのおもて面を
連通させるように鏡板1a,2aに中間圧孔1o,2o
を設け、その中間圧室1s,2sから高圧のガスが吸込
室19に漏れないように中間圧室3n,4nを取り囲ん
で鏡板1a,2aの裏面に下面突出部1k,2kを隔壁
3j,4jと非接触に設け、二個のスクロール回転部材
1,2の軸心の偏心方向を水平方向とした。そして、そ
れら以外の構成は、第一の実施例とほぼ同様であるの
で、構成に関する説明は以下省略し、動作の中でそれら
変更点に関する点のみを説明する。
ャフト11,12の軸端方向にずらすことでステータ7
a,8aとロータ7b,8bの間で磁気中心をずらし、
回転シャフト11,12の軸端と側壁13,14に設け
た永久磁石11e,12e,13c,14cを取り除
き、隔壁3j,4jに中間圧室1s,2sを設け、その
中間圧室1s,2sの圧力を吸込圧力よりも高くするた
めに中間圧室1s,2sと鏡板1a,2aのおもて面を
連通させるように鏡板1a,2aに中間圧孔1o,2o
を設け、その中間圧室1s,2sから高圧のガスが吸込
室19に漏れないように中間圧室3n,4nを取り囲ん
で鏡板1a,2aの裏面に下面突出部1k,2kを隔壁
3j,4jと非接触に設け、二個のスクロール回転部材
1,2の軸心の偏心方向を水平方向とした。そして、そ
れら以外の構成は、第一の実施例とほぼ同様であるの
で、構成に関する説明は以下省略し、動作の中でそれら
変更点に関する点のみを説明する。
【0038】本実施例の離間力打消力は、回転シャフト
11,12の軸端にかかるガス圧と中間圧室1s,2s
内のガス圧とロータ7b,8bの磁気中心をずらすこと
で発生する磁気力からなる。ロータ7b,8bの磁気中
心をずらすことで発生する磁気力は、ロータ7b,8b
にかかるが、それらロータ7b,8bの回転シャフト1
1,12における固定位置が、鏡板接続箇所との間にジ
ャーナル滑り軸受3k,4kなどの軸心方向を規定する
軸受を配しているため、鏡板の大きい位置変動がそれら
の軸受で打ち消されるため、残力を小さく設定できるた
め第一スクロール回転部材1と第二スクロール回転部材
2の押しつけ合う力が小さくなりスクロールラップ先端
またはそこに挿入されたチップシールとそれに対向する
鏡板の間での摩擦ロスが抑制されるとともに、ジャーナ
ル滑り軸受3k,4k側面に鏡板1a,2aの裏面を押
しつける力が小さくなりそこでの摩擦ロスも抑制され
る。また、中間圧室1s,2sを小さくできるために吸
込室19とのシール部である下面突出部1k,2kの長
さを短くできるので、中間圧室1s,2s内の高圧のガ
スが吸込室19に漏れる量を極力少なくできる。また、
潤滑油17,18が、油孔3l,4lを通ってジャーナ
ル滑り軸受3k,4kに流入し、軸受部の摩擦ロスを低
減するとともに、吸込室19とモータ室の間の遮断を確
実にする。さらに、その潤滑油17,18は、中間圧室
1s,2sを経由して、下面突出部1k,2kに流入
し、中間圧室1s,2sと吸込み室19の間の遮断を確
実にする。
11,12の軸端にかかるガス圧と中間圧室1s,2s
内のガス圧とロータ7b,8bの磁気中心をずらすこと
で発生する磁気力からなる。ロータ7b,8bの磁気中
心をずらすことで発生する磁気力は、ロータ7b,8b
にかかるが、それらロータ7b,8bの回転シャフト1
1,12における固定位置が、鏡板接続箇所との間にジ
ャーナル滑り軸受3k,4kなどの軸心方向を規定する
軸受を配しているため、鏡板の大きい位置変動がそれら
の軸受で打ち消されるため、残力を小さく設定できるた
め第一スクロール回転部材1と第二スクロール回転部材
2の押しつけ合う力が小さくなりスクロールラップ先端
またはそこに挿入されたチップシールとそれに対向する
鏡板の間での摩擦ロスが抑制されるとともに、ジャーナ
ル滑り軸受3k,4k側面に鏡板1a,2aの裏面を押
しつける力が小さくなりそこでの摩擦ロスも抑制され
る。また、中間圧室1s,2sを小さくできるために吸
込室19とのシール部である下面突出部1k,2kの長
さを短くできるので、中間圧室1s,2s内の高圧のガ
スが吸込室19に漏れる量を極力少なくできる。また、
潤滑油17,18が、油孔3l,4lを通ってジャーナ
ル滑り軸受3k,4kに流入し、軸受部の摩擦ロスを低
減するとともに、吸込室19とモータ室の間の遮断を確
実にする。さらに、その潤滑油17,18は、中間圧室
1s,2sを経由して、下面突出部1k,2kに流入
し、中間圧室1s,2sと吸込み室19の間の遮断を確
実にする。
【0039】本実施例によれば、スクロール回転部材
1,2の軸心の偏心方向を水平方向としたため、モータ
室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さが常にほぼ同
一になり、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受
3kと4kに給油される潤滑油の量が常にほぼ同一とな
り、二個のジャーナル滑り軸受3k,4kには常に偏り
なく潤滑油が供給されるので、圧縮機内の潤滑油の総量
が少なくなっても軸受の焼き付き等の危険性が小さくな
る。
1,2の軸心の偏心方向を水平方向としたため、モータ
室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さが常にほぼ同
一になり、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受
3kと4kに給油される潤滑油の量が常にほぼ同一とな
り、二個のジャーナル滑り軸受3k,4kには常に偏り
なく潤滑油が供給されるので、圧縮機内の潤滑油の総量
が少なくなっても軸受の焼き付き等の危険性が小さくな
る。
【0040】次に、本発明の第六の実施例を図8に従っ
て説明する。本実施例は、本発明を密閉型の2モータ式
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図8はその
横断面図である。本実施例のうちで、それぞれステータ
溝7e,8eとロータ溝7f,8fを、ステータ7a,
8aとロータ7b,8bの対向面上にステータとロータ
の磁気中心のずれを無くしたとき概略対向する位置に設
けたうえで、ロータ7b,8bの磁気中心をステータ7
a,8aの磁気中心に対して回転シャフト11,12の
軸端方向にずらし、回転シャフト11,12の軸端と側
壁13,14に設けた永久磁石11e,12e,13
c,14cを取り除き、二個のスクロール回転部材1,
2の軸心の偏心方向を水平方向とする以外の構成は、第
一の実施例とほぼ同様であるので、構成に関する説明は
省略し、動作の中でそれら変更点に関する点のみを説明
する。
て説明する。本実施例は、本発明を密閉型の2モータ式
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図8はその
横断面図である。本実施例のうちで、それぞれステータ
溝7e,8eとロータ溝7f,8fを、ステータ7a,
8aとロータ7b,8bの対向面上にステータとロータ
の磁気中心のずれを無くしたとき概略対向する位置に設
けたうえで、ロータ7b,8bの磁気中心をステータ7
a,8aの磁気中心に対して回転シャフト11,12の
軸端方向にずらし、回転シャフト11,12の軸端と側
壁13,14に設けた永久磁石11e,12e,13
c,14cを取り除き、二個のスクロール回転部材1,
2の軸心の偏心方向を水平方向とする以外の構成は、第
一の実施例とほぼ同様であるので、構成に関する説明は
省略し、動作の中でそれら変更点に関する点のみを説明
する。
【0041】本実施例の離間力打消力は、回転シャフト
11,12の軸端にかかるガス圧とロータ7b,8bの
磁気中心をずらすことで発生する磁気力からなる。ロー
タ7b,8bの磁気中心をずらすことで発生する磁気力
は、ロータ7b,8bにかかるが、それらロータ7b,
8bの回転シャフト11,12における固定位置が、鏡
板接続箇所との間にジャーナル滑り軸受3k,4kと言
った軸心方向を規定する軸受を配しているため、鏡板の
大きい位置変動がそれらの軸受で打ち消され、残力を小
さく設定できるため第一スクロール回転部材1と第二ス
クロール回転部材2の押しつけ合う力が小さくなりスク
ロールラップ先端またはそこに挿入されたチップシール
とそれに対向する鏡板の間での摩擦ロスが抑制され、ジ
ャーナル滑り軸受3k,4k側面に鏡板1a,2aの裏
面を押しつける力が小さくなりそこでの摩擦ロスも抑制
される。また、ステータ溝7e,8eとロータ溝7f,
8fがあって磁気力が大きくなり、離間力打消力のため
の中間圧室等の構造は不要となるため、構造が簡単とな
る。
11,12の軸端にかかるガス圧とロータ7b,8bの
磁気中心をずらすことで発生する磁気力からなる。ロー
タ7b,8bの磁気中心をずらすことで発生する磁気力
は、ロータ7b,8bにかかるが、それらロータ7b,
8bの回転シャフト11,12における固定位置が、鏡
板接続箇所との間にジャーナル滑り軸受3k,4kと言
った軸心方向を規定する軸受を配しているため、鏡板の
大きい位置変動がそれらの軸受で打ち消され、残力を小
さく設定できるため第一スクロール回転部材1と第二ス
クロール回転部材2の押しつけ合う力が小さくなりスク
ロールラップ先端またはそこに挿入されたチップシール
とそれに対向する鏡板の間での摩擦ロスが抑制され、ジ
ャーナル滑り軸受3k,4k側面に鏡板1a,2aの裏
面を押しつける力が小さくなりそこでの摩擦ロスも抑制
される。また、ステータ溝7e,8eとロータ溝7f,
8fがあって磁気力が大きくなり、離間力打消力のため
の中間圧室等の構造は不要となるため、構造が簡単とな
る。
【0042】本実施例によれば、スクロール回転部材
1,2の軸心の偏心方向を水平方向としたため、モータ
室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さが常にほぼ同
一になり、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受
3kと4kに給油される潤滑油の量が常にほぼ同一とな
り、二個のジャーナル滑り軸受3k,4kには常に偏り
なく潤滑油が供給されるので、圧縮機内の潤滑油の総量
が少なくなっても軸受の焼き付き等の危険性が小さくな
る。
1,2の軸心の偏心方向を水平方向としたため、モータ
室や吐出室に溜る潤滑油17と18の高さが常にほぼ同
一になり、油孔3l,4lを通ってジャーナル滑り軸受
3kと4kに給油される潤滑油の量が常にほぼ同一とな
り、二個のジャーナル滑り軸受3k,4kには常に偏り
なく潤滑油が供給されるので、圧縮機内の潤滑油の総量
が少なくなっても軸受の焼き付き等の危険性が小さくな
る。
【0043】次に、本発明の第七の実施例を図9に従っ
て説明する。
て説明する。
【0044】本実施例は、本発明を密閉型の2モータ式
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図9はその
横断面図である。本実施例のうちで、ステータ7a,8
aとロータ7b,8bの対向面をテーパ状とし、ステー
タ溝7e,8eとロータ溝7f,8fを無くする以外の
構成は、第六の実施例とほぼ同様であり、動作の中でそ
れら変更点に関する点のみを説明する。
スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図9はその
横断面図である。本実施例のうちで、ステータ7a,8
aとロータ7b,8bの対向面をテーパ状とし、ステー
タ溝7e,8eとロータ溝7f,8fを無くする以外の
構成は、第六の実施例とほぼ同様であり、動作の中でそ
れら変更点に関する点のみを説明する。
【0045】本実施例の離間力打消力は、回転シャフト
11,12の軸端にかかるガス圧とステータ7a,8a
とロータ7b,8bの間に働く磁気吸引力からなる。こ
れらの磁気吸引力は、ロータ7b,8bにかかるが、そ
れらロータ7b,8bの回転シャフト11,12におけ
る固定位置が、鏡板接続箇所との間にジャーナル滑り軸
受3k,4kなどの軸心方向を規定する軸受を配してい
るため、鏡板の大きい位置変動がそれらの軸受で打ち消
され、残力を小さく設定できるため第一スクロール回転
部材1と第二スクロール回転部材2の押しつけ合う力が
小さくなりスクロールラップ先端またはそこに挿入され
たチップシールとそれに対向する鏡板の間での摩擦ロス
が抑制され、ジャーナル滑り軸受3k,4k側面に鏡板
1a,2aの裏面を押しつける力が小さくなりそこでの
摩擦ロスも抑制される。
11,12の軸端にかかるガス圧とステータ7a,8a
とロータ7b,8bの間に働く磁気吸引力からなる。こ
れらの磁気吸引力は、ロータ7b,8bにかかるが、そ
れらロータ7b,8bの回転シャフト11,12におけ
る固定位置が、鏡板接続箇所との間にジャーナル滑り軸
受3k,4kなどの軸心方向を規定する軸受を配してい
るため、鏡板の大きい位置変動がそれらの軸受で打ち消
され、残力を小さく設定できるため第一スクロール回転
部材1と第二スクロール回転部材2の押しつけ合う力が
小さくなりスクロールラップ先端またはそこに挿入され
たチップシールとそれに対向する鏡板の間での摩擦ロス
が抑制され、ジャーナル滑り軸受3k,4k側面に鏡板
1a,2aの裏面を押しつける力が小さくなりそこでの
摩擦ロスも抑制される。
【0046】次に、本発明の第八の実施例を図10に従
って説明する。本実施例は、本発明を密閉型の2モータ
式スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図10は
その横断面図である。本実施例のうちで、スクロール回
転部材1,2の回転駆動源をブラシレス同期モータ2
3,24とし、そのステータ23a,24aとロータ2
3b,24bの対向面をテーパ状とする以外の構成は、
第七の実施例とほぼ同様であるので、動作の中でそれら
変更点に関する点のみを説明する。
って説明する。本実施例は、本発明を密閉型の2モータ
式スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図10は
その横断面図である。本実施例のうちで、スクロール回
転部材1,2の回転駆動源をブラシレス同期モータ2
3,24とし、そのステータ23a,24aとロータ2
3b,24bの対向面をテーパ状とする以外の構成は、
第七の実施例とほぼ同様であるので、動作の中でそれら
変更点に関する点のみを説明する。
【0047】本実施例の離間力打消力は、回転シャフト
11,12の軸端にかかるガス圧とステータ23a,2
4aとロータ23b,24bの間に働く磁気吸引力から
なる。これらの磁気吸引力は、ロータ23b,24bに
かかるが、それらロータ23b,24bの回転シャフト1
1,12における固定位置が、鏡板接続箇所との間にジ
ャーナル滑り軸受3k,4kなどの軸心方向を規定する
軸受を配しているため、鏡板の大きい位置変動がそれら
の軸受で打ち消され、残力を小さく設定できるため第一
スクロール回転部材1と第二スクロール回転部材2の押
しつけ合う力が小さくなりスクロールラップ先端または
そこに挿入されたチップシールとそれに対向する鏡板の
間での摩擦ロスが抑制され、ジャーナル滑り軸受3k,
4k側面に鏡板1a,2aの裏面を押しつける力が小さ
くなりそこでの摩擦ロスも抑制される。また、この磁気
吸引力は回転しない場合でも働くので、始動時に吐出ガ
ス圧が低いときにもある程度の離間力打消力があり、正
常な圧縮動作までスムーズに移行させることができる。
11,12の軸端にかかるガス圧とステータ23a,2
4aとロータ23b,24bの間に働く磁気吸引力から
なる。これらの磁気吸引力は、ロータ23b,24bに
かかるが、それらロータ23b,24bの回転シャフト1
1,12における固定位置が、鏡板接続箇所との間にジ
ャーナル滑り軸受3k,4kなどの軸心方向を規定する
軸受を配しているため、鏡板の大きい位置変動がそれら
の軸受で打ち消され、残力を小さく設定できるため第一
スクロール回転部材1と第二スクロール回転部材2の押
しつけ合う力が小さくなりスクロールラップ先端または
そこに挿入されたチップシールとそれに対向する鏡板の
間での摩擦ロスが抑制され、ジャーナル滑り軸受3k,
4k側面に鏡板1a,2aの裏面を押しつける力が小さ
くなりそこでの摩擦ロスも抑制される。また、この磁気
吸引力は回転しない場合でも働くので、始動時に吐出ガ
ス圧が低いときにもある程度の離間力打消力があり、正
常な圧縮動作までスムーズに移行させることができる。
【0048】次に、本発明の第九の実施例を図11に従
って説明する。本実施例は、本発明を密閉型の1モータ
式スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図11は
その横断面図である。図中のロータ8bの個所に引いた
破線は、バー8gを示す。本実施例のうちで、第一スク
ロール部側の回転駆動源である誘導電動機7と中間圧室
1sと下面突出部1kを取り除き、回転シャフト11を
ラジアル荷重とスラスト荷重の両方を受けることのでき
る転がり軸受27で軸支し、貫通孔11dを無くしたう
えで、ロータ8bのバー8gをねじってこのスクロール
圧縮機が圧縮運転する時に第二スクロール回転部材2が
第一スクロール回転部材1へ押しつける向きに力をかけ
るように向き付けするする以外の構成は、第五の実施例
とほぼ同様であるので、動作の中でそれら変更点に関す
る点のみを説明する。
って説明する。本実施例は、本発明を密閉型の1モータ
式スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図11は
その横断面図である。図中のロータ8bの個所に引いた
破線は、バー8gを示す。本実施例のうちで、第一スク
ロール部側の回転駆動源である誘導電動機7と中間圧室
1sと下面突出部1kを取り除き、回転シャフト11を
ラジアル荷重とスラスト荷重の両方を受けることのでき
る転がり軸受27で軸支し、貫通孔11dを無くしたう
えで、ロータ8bのバー8gをねじってこのスクロール
圧縮機が圧縮運転する時に第二スクロール回転部材2が
第一スクロール回転部材1へ押しつける向きに力をかけ
るように向き付けするする以外の構成は、第五の実施例
とほぼ同様であるので、動作の中でそれら変更点に関す
る点のみを説明する。
【0049】本実施例の離間力打消力は、第二スクロー
ル回転部材2では、回転シャフト12の軸端にかかるガ
ス圧と中間圧室2s内のガス圧とロータ8bのバー8g
のねじれによる軸方向の電磁気力とロータ8bの磁気中
心をずらすことで発生する磁気力からなり、第一スクロ
ール回転部材1では、転がり軸受27により発生させて
いる。第一スクロール部の回転駆動力はスクロールラッ
プ1b,2bのかみあいによって誘導電動機8より供給
される。
ル回転部材2では、回転シャフト12の軸端にかかるガ
ス圧と中間圧室2s内のガス圧とロータ8bのバー8g
のねじれによる軸方向の電磁気力とロータ8bの磁気中
心をずらすことで発生する磁気力からなり、第一スクロ
ール回転部材1では、転がり軸受27により発生させて
いる。第一スクロール部の回転駆動力はスクロールラッ
プ1b,2bのかみあいによって誘導電動機8より供給
される。
【0050】本実施例によれば、電動機が一個であるた
め、価格を低減でき、圧縮機の寸法を小さくできる。
め、価格を低減でき、圧縮機の寸法を小さくできる。
【0051】次に、本発明の第十の実施例を図12に従
って説明する。本実施例は、本発明を密閉型の1モータ
式スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図12は
その横断面図である。
って説明する。本実施例は、本発明を密閉型の1モータ
式スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図12は
その横断面図である。
【0052】まずこの実施例の構成を説明する。最初に
第二のスクロール部側の構成を説明する。鏡板2aにス
クロールラップ2bと回転シャフト12が立設しその回
転シャフト12には貫通孔12dと貫通横孔12fが開
いている。隔壁4jの内周にジャーナル滑り軸受4kを
圧入し吐出室側にフラットモータ26の鉄心のあるステ
ータ26aを固定する。そのジャーナル滑り軸受4kへ
回転シャフト12を挿入する。永久磁石からなるロータ
26bを固定したロータ保持版26eをその回転シャフ
ト12の軸端に圧入し、フラットモータ26を形成す
る。そして、側壁14を隔壁4jに溶接する。次に第一
のスクロール部側の構成を説明する。鏡板1aにスクロ
ールラップ1bと回転シャフト11が立設し、その回転
シャフト11をラジアル荷重とスラスト荷重の両方を受
けることのできる転がり軸受27で軸支する。その転が
り軸受27を支持する側壁13を、スクロールラップ1
b,2bが所定の関係でかみあうようにして隔壁4jへ
oリングをはさんでねじ止めする。その他の部分は第九
の実施例と同様であるので、以下省略する。
第二のスクロール部側の構成を説明する。鏡板2aにス
クロールラップ2bと回転シャフト12が立設しその回
転シャフト12には貫通孔12dと貫通横孔12fが開
いている。隔壁4jの内周にジャーナル滑り軸受4kを
圧入し吐出室側にフラットモータ26の鉄心のあるステ
ータ26aを固定する。そのジャーナル滑り軸受4kへ
回転シャフト12を挿入する。永久磁石からなるロータ
26bを固定したロータ保持版26eをその回転シャフ
ト12の軸端に圧入し、フラットモータ26を形成す
る。そして、側壁14を隔壁4jに溶接する。次に第一
のスクロール部側の構成を説明する。鏡板1aにスクロ
ールラップ1bと回転シャフト11が立設し、その回転
シャフト11をラジアル荷重とスラスト荷重の両方を受
けることのできる転がり軸受27で軸支する。その転が
り軸受27を支持する側壁13を、スクロールラップ1
b,2bが所定の関係でかみあうようにして隔壁4jへ
oリングをはさんでねじ止めする。その他の部分は第九
の実施例と同様であるので、以下省略する。
【0053】次に動作を説明する。フラットモータ26
のステータ26aとロータ26bの間には吸引力が働き
これを離間力打消力として用いる。このように回転駆動
源としてフラットモータ26を用いたので、軸方向の寸
法が短くなる。圧縮されたガスは貫通孔12dと貫通横
孔12fを通って吐出室16に吹き出す。これにより、
フラットモータ26を冷却する。その他の動作は第九の
実施例と同様であるので、以下省略する。
のステータ26aとロータ26bの間には吸引力が働き
これを離間力打消力として用いる。このように回転駆動
源としてフラットモータ26を用いたので、軸方向の寸
法が短くなる。圧縮されたガスは貫通孔12dと貫通横
孔12fを通って吐出室16に吹き出す。これにより、
フラットモータ26を冷却する。その他の動作は第九の
実施例と同様であるので、以下省略する。
【0054】本実施例によれば、回転駆動源を一個にし
たので軸方向の寸法が一層短くなる。
たので軸方向の寸法が一層短くなる。
【0055】次に、本発明の第十一の実施例を図13に
従って説明する。本実施例は、本発明を密閉型の2モー
タ式スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図13
はその横断面図である。図中のロータ7b,8bの個所
に引いた破線は、バー7g,8gを示す。本実施例のう
ちで、ロータ7b,8bのバー7g,8gに互いに逆向
きのねじれを付け、このスクロール圧縮機が圧縮運転す
る時にスクロール回転部材1,2が互いに押しつけあう
向きに力をかけ合うように向き付けする以外の構成は、
第五の実施例とほぼ同様であるので、動作の中でそれら
変更点に関する点のみを説明する。
従って説明する。本実施例は、本発明を密閉型の2モー
タ式スクロール型圧縮機に適用した場合であり、図13
はその横断面図である。図中のロータ7b,8bの個所
に引いた破線は、バー7g,8gを示す。本実施例のう
ちで、ロータ7b,8bのバー7g,8gに互いに逆向
きのねじれを付け、このスクロール圧縮機が圧縮運転す
る時にスクロール回転部材1,2が互いに押しつけあう
向きに力をかけ合うように向き付けする以外の構成は、
第五の実施例とほぼ同様であるので、動作の中でそれら
変更点に関する点のみを説明する。
【0056】本実施例の離間力打消力は、回転シャフト
11,12の軸端にかかるガス圧と中間圧室1s,2s
内のガス圧とロータ7b,8bのバーのねじれによる軸
方向の電磁気力とロータ7b,8bの磁気中心をずらす
ことで発生する磁気力からなる。ロータ7b,8bのバ
ーのねじれによる軸方向の電磁気力とロータ7b,8b
の磁気中心をずらすことで発生する磁気力は、ロータ7
b,8bにかかるが、それらロータ7b,8bの回転シ
ャフト11,12における固定位置が、鏡板接続箇所と
の間にジャーナル滑り軸受3k,4kと言った軸心方向
を規定する軸受を配しているため、鏡板の大きい位置変
動がそれらの軸受で打ち消されるため、残力を小さく設
定できるため第一スクロール回転部材1と第二スクロー
ル回転部材2の押しつけ合う力が小さくなりスクロール
ラップ先端またはそこに挿入されたチップシールとそれ
に対向する鏡板の間での摩擦ロスが抑制され、ジャーナ
ル滑り軸受3k,4k側面に鏡板1a,2aの裏面を押
しつける力が小さくなりそこでの摩擦ロスも抑制され
る。また、潤滑油17,18は、油孔3l,4lを通っ
てジャーナル滑り軸受3k,4kに流入し、軸受部の摩
擦ロスを低減し、中間圧室1s,2sを経由して、下面
突出部1k,2kに流入し、中間圧室1s,2sと吸込
み室19の間の遮断を確実にする。さらに、中間圧室1
s,2sを小さくでき下面突出部1k,2kの周長を短
くできるため、中間圧室1s,2s内の高圧のガスが吸
込室19に漏れるのをより一層少なくできる。
11,12の軸端にかかるガス圧と中間圧室1s,2s
内のガス圧とロータ7b,8bのバーのねじれによる軸
方向の電磁気力とロータ7b,8bの磁気中心をずらす
ことで発生する磁気力からなる。ロータ7b,8bのバ
ーのねじれによる軸方向の電磁気力とロータ7b,8b
の磁気中心をずらすことで発生する磁気力は、ロータ7
b,8bにかかるが、それらロータ7b,8bの回転シ
ャフト11,12における固定位置が、鏡板接続箇所と
の間にジャーナル滑り軸受3k,4kと言った軸心方向
を規定する軸受を配しているため、鏡板の大きい位置変
動がそれらの軸受で打ち消されるため、残力を小さく設
定できるため第一スクロール回転部材1と第二スクロー
ル回転部材2の押しつけ合う力が小さくなりスクロール
ラップ先端またはそこに挿入されたチップシールとそれ
に対向する鏡板の間での摩擦ロスが抑制され、ジャーナ
ル滑り軸受3k,4k側面に鏡板1a,2aの裏面を押
しつける力が小さくなりそこでの摩擦ロスも抑制され
る。また、潤滑油17,18は、油孔3l,4lを通っ
てジャーナル滑り軸受3k,4kに流入し、軸受部の摩
擦ロスを低減し、中間圧室1s,2sを経由して、下面
突出部1k,2kに流入し、中間圧室1s,2sと吸込
み室19の間の遮断を確実にする。さらに、中間圧室1
s,2sを小さくでき下面突出部1k,2kの周長を短
くできるため、中間圧室1s,2s内の高圧のガスが吸
込室19に漏れるのをより一層少なくできる。
【0057】次に、本発明の第十二の実施例を図14に
従って説明する。本実施例は、電磁気力発生手段として
テーパ状のロータを用いたものであり、図14はそのロ
ータ7b,8bの断面図である。同一形状の打ち抜き型
で作成した複数のロータ電磁鋼板100を重ね、アルミ
等の溶融金属を流し込み凝固させてバー101とエンド
リング102を形成しロータ電磁鋼板100を互いに固
定したうえで、最後に切削によりテーパを付けたため、
打ち抜き型が一種類で済み、ロータの作成が容易とな
る。これら以外の構成および動作は第七の実施例と同様
であるので、以下省略する。
従って説明する。本実施例は、電磁気力発生手段として
テーパ状のロータを用いたものであり、図14はそのロ
ータ7b,8bの断面図である。同一形状の打ち抜き型
で作成した複数のロータ電磁鋼板100を重ね、アルミ
等の溶融金属を流し込み凝固させてバー101とエンド
リング102を形成しロータ電磁鋼板100を互いに固
定したうえで、最後に切削によりテーパを付けたため、
打ち抜き型が一種類で済み、ロータの作成が容易とな
る。これら以外の構成および動作は第七の実施例と同様
であるので、以下省略する。
【0058】次に、本発明の第十三の実施例を図15に
従って説明する。本実施例は、電磁気力発生手段として
テーパ状のステータを用いたものであり、図15はその
ステータ7a,8aの断面図である。同一形状の打ち抜
き型で作成した複数のステータ電磁鋼板103を重ね、
スロットル104を形成し、外周溶接によりステータ電
磁鋼板103を互いに固定したうえで、電線105を通
し、最後に切削によりテーパを付けたため、打ち抜き型
が一種類で済み、ステータの作成が容易となる。これら
以外の構成および動作は第七または第八の実施例と同様
であるので、以下省略する。
従って説明する。本実施例は、電磁気力発生手段として
テーパ状のステータを用いたものであり、図15はその
ステータ7a,8aの断面図である。同一形状の打ち抜
き型で作成した複数のステータ電磁鋼板103を重ね、
スロットル104を形成し、外周溶接によりステータ電
磁鋼板103を互いに固定したうえで、電線105を通
し、最後に切削によりテーパを付けたため、打ち抜き型
が一種類で済み、ステータの作成が容易となる。これら
以外の構成および動作は第七または第八の実施例と同様
であるので、以下省略する。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、離間力を打ち消す向き
の力を、摺動ロスがないうえに部材間の接触の危険性が
ない手段で付与でき、さらに、従来から回転型スクロー
ル圧縮機に用いられてきた離間力を打ち消す向きの力を
与える手段を併用して用いた場合でも、それにともなっ
て起こる問題点を小さく抑えながら付与することができ
るため、体積効率および断熱効率が高いスクロール圧縮
機を実現できる。
の力を、摺動ロスがないうえに部材間の接触の危険性が
ない手段で付与でき、さらに、従来から回転型スクロー
ル圧縮機に用いられてきた離間力を打ち消す向きの力を
与える手段を併用して用いた場合でも、それにともなっ
て起こる問題点を小さく抑えながら付与することができ
るため、体積効率および断熱効率が高いスクロール圧縮
機を実現できる。
【図1】本発明の第一の実施例の縦断面図。
【図2】本発明の第一の実施例の第一スクロール回転部
材の斜視図。
材の斜視図。
【図3】本発明の第一の実施例の第二スクロール回転部
材の斜視図。
材の斜視図。
【図4】本発明の第二の実施例の第一スクロール部側の
横断面図。
横断面図。
【図5】本発明の第三の実施例の吸込室下部の縦断面
図。
図。
【図6】本発明の第四の実施例の横断面図。
【図7】本発明の第五の実施例の横断面図。
【図8】本発明の第六の実施例の横断面図。
【図9】本発明の第七の実施例の横断面図。
【図10】本発明の第八の実施例の横断面図。
【図11】本発明の第九の実施例の横断面図。
【図12】本発明の第十の実施例の横断面図。
【図13】本発明の第十一の実施例の横断面図。
【図14】本発明の第十二の実施例の誘導電動機のロー
タの断面図。
タの断面図。
【図15】本発明の第十三の実施例の電動機のステータ
の断面図。
の断面図。
1…第一スクロール回転部材、2…第二スクロール回転
部材、1a,2a…鏡板、1b,2b…スクロールラッ
プ、1s,2s…中間圧室、7,8…誘導電動機、7
a,8a…ステータ、7b,8b…ロータ、11,12
…回転シャフト、11e,12e,13c,14c…永
久磁石、15,16…吐出室、19…吸込室。
部材、1a,2a…鏡板、1b,2b…スクロールラッ
プ、1s,2s…中間圧室、7,8…誘導電動機、7
a,8a…ステータ、7b,8b…ロータ、11,12
…回転シャフト、11e,12e,13c,14c…永
久磁石、15,16…吐出室、19…吸込室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04C 29/02 321 A 6907−3H
Claims (1)
- 【請求項1】第一のスクロールラップとそれが立設する
第一の鏡板からなる第一のスクロール部とそれを軸受要
素によって静止系とみなされる系に対し軸心方向を概略
規定しながら回転可能に軸支される第一の回転シャフト
によって一体的に構成され回転駆動部から回転駆動力を
供給される第一のスクロール回転部材と第二のスクロー
ルラップとそれが立設する第二の鏡板からなる第二のス
クロール部とそれを第一のスクロール回転部材の回転軸
心から偏心して軸受要素によって静止系とみなされる系
に対し軸心方向を概略規定しながら回転可能に軸支され
る第二の回転シャフトによって一体的に構成され回転駆
動部から回転駆動力を供給される第二のスクロール回転
部材が、それらのスクロールラップの側面間及びスクロ
ールラップの先端またはラップ先端のシールチップとそ
れに対向する鏡板の間に微小なクリアランスを保つかま
たは接触しながら配置され、第一および第二のスクロー
ル部が同じ方向にほぼ同じ速度で回転することによって
それらのスクロールラップとそれらの鏡板で形成される
ほぼ閉じた空間の体積を縮小する動作を行う、回転型ス
クロール流体機械において、少なくとも一方の前記スク
ロール部がそのスクロールラップの先端またはラップ先
端のシールチップを他方のスクロール部の鏡板に押しつ
ける向きの軸方向力を電磁気力によって回転シャフトに
付与することのできる軸方向力発生手段を前記軸受要素
からみてスクロール部とは反対側に配置することを特徴
とする回転型スクロール流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15778992A JPH062670A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 回転型スクロール流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15778992A JPH062670A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 回転型スクロール流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062670A true JPH062670A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15657331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15778992A Pending JPH062670A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 回転型スクロール流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062670A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003035261A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-07 | Toyota Industries Corp | 圧縮機 |
| WO2005054684A1 (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-16 | Ebara Corporation | ポンプシステム |
| USRE41955E1 (en) | 2001-04-25 | 2010-11-23 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Capacity modulation for plural compressors |
| US8485789B2 (en) | 2007-05-18 | 2013-07-16 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Capacity modulated scroll compressor system and method |
| WO2021176541A1 (ja) * | 2020-03-03 | 2021-09-10 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機およびスクロール圧縮機の製造方法 |
| US11209000B2 (en) | 2019-07-11 | 2021-12-28 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having capacity modulation |
| WO2023125811A1 (zh) * | 2021-12-31 | 2023-07-06 | 丹佛斯(天津)有限公司 | 涡旋压缩机 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP15778992A patent/JPH062670A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11209000B2 (en) | 2019-07-11 | 2021-12-28 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having capacity modulation |
| US12018683B2 (en) | 2019-07-11 | 2024-06-25 | Copeland Lp | Compressor having capacity modulation |
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| JPWO2021176541A1 (ja) * | 2020-03-03 | 2021-09-10 | ||
| WO2023125811A1 (zh) * | 2021-12-31 | 2023-07-06 | 丹佛斯(天津)有限公司 | 涡旋压缩机 |
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