JPH06267595A - 電線用圧着金具 - Google Patents

電線用圧着金具

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JPH06267595A
JPH06267595A JP7906593A JP7906593A JPH06267595A JP H06267595 A JPH06267595 A JP H06267595A JP 7906593 A JP7906593 A JP 7906593A JP 7906593 A JP7906593 A JP 7906593A JP H06267595 A JPH06267595 A JP H06267595A
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JP
Japan
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metal
electric wire
metal fitting
fitting
crimp
Prior art date
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Pending
Application number
JP7906593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Kanekawa
収一 金川
Atsushi Nakamura
篤 中村
Hirobumi Nishiwaki
博文 西脇
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、電線や抵抗溶接用電極の劣化を
抑制し、固着力の低下を招くことなく少ない電力で短時
間に接触抵抗の低減を図れるようにすることを目的とす
る。 【構成】 圧着金具26の芯線部との接触面側の中央部
に錫等の低融点金属からなる金属帯22を設けたもので
ある。 【効果】 従って、金属帯のない従来のものに比べ、接
触抵抗を所定の値にまで低下させるのに必要な入熱量が
大幅に少なくて済み、熱による電線23や抵抗溶接用電
極31a,31bの劣化を抑制でき、固着力の低下を招
くことなく少ない電力で短時間に接触抵抗を低減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、船舶、航空機
等の移動体のほか産業機械等の電気配線回路、いわゆる
ワイヤーハーネスにおいて、電線と電線あるいは電線と
接続端子とを互いに接合する際に用いられる電線用圧着
金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤーハーネスにおける電線と
電線相互間や電線と接続端子相互間の接合は、一般に機
械式圧着により行われており、例えば図4に示すよう
に、電線1と電線2相互間の接合においては、各電線
1,2の互いに接合される部分の絶縁被覆樹脂1a,2
aを剥取処理して各電線1,2の芯線部1b,2bを露
出させた後(被覆剥取処理工程)、銅または銅合金等か
らなる金属板の圧着金具3により、露出された各芯線部
1b,2bを抱持状にまとめて加圧することにより圧着
接合し(圧着接合工程)、電気的な接続を得ていた。
【0003】また、図5に示すように、電線4と接続端
子5相互間の接合においては、電線4の端部の絶縁被覆
樹脂4aを剥取処理して芯線部4bを露出させた後(被
覆剥取処理工程)、銅または銅合金等からなる接続端子
5に一体的に形成された圧着金具6により、露出された
芯線部4bを抱持状として加圧することにより圧着接合
し(圧着接合工程)、電気的接続を得ていた。
【0004】ところで、このような圧着金具の加圧は、
圧着金具3を例にとると図6に示すようにして行われ
る。
【0005】即ち、図6に示すように2本の電線1,2
の接合に用いられる圧着金具3は断面がほぼU字状をな
し、複数個の金具3の一側の下端が長尺の送り板7に一
体に一定間隔で連結して形成され、送り板7が図外の移
動手段により一方向に移動されて各金具3が後述する加
圧装置の位置に順次に搬送される。
【0006】このとき、送り板7には各金具3の間隔と
同じピッチで送り穴8が透設され、この送り穴8の位置
に基づいて金具3の検出が行われる。
【0007】また、各金具3は後述するように加圧圧着
されると同時に、送り板7から切り離されるようになっ
ている。
【0008】つぎに、加圧装置について説明すると、図
6に示すように、アンビル11とクリンパ12とから成
り、アンビル11は所定位置に固定され、その上面13
は若干の凹状曲面となっており、このアンビル11の上
面13に金具3が載置され更にその金具3の内側に電線
1,2の露出した芯線部分が配設される。
【0009】また、クリンパ12はアンビル11の上方
に上下動自在に配設され、加圧用の凹部14が下面に形
成され、この凹部14には、クリンパ12の加圧により
変形した金具3を案内する一対の凹状曲面14aと、こ
れら両凹状曲面14aの合流部に位置しアンビル11側
に突出した凸部14bとが形成され、両凹状曲面14a
の下部は外方へ広がって金具3を案内し易いようになっ
ている。
【0010】尚、クリンパ12は図外の油圧シリンダ等
により上下動される。
【0011】そして、送り板7の移動により金具3がア
ンビル11上に搬送されると、金具3の内側に両電線
1,2の芯線部が配設され、クリンパ12が下動して金
具3がアンビル11,クリンパ12により加圧変形さ
れ、金具3が両電線1,2の芯線部に圧着されたのち、
金具3が送り板7から切断分離される。
【0012】また、図5に示すような電線4と端子5と
の接合用の圧着金具6も同様の加圧装置により加圧圧着
される。
【0013】ところで、近年の電子技術の発達により、
前記移動体や産業機器に使用されるセンサー等の電子部
品は増加の一途をたどり、センサーそのものも高度化し
たため、微弱な電気信号を伝える電気回路が増加して、
従来問題にならなかった電気的接続部の電気抵抗が大き
な障害となってきた。
【0014】また、各種電気・電子機器が各種移動体に
搭載され、電源(例えば自動車にあってはバッテリー)
電流も大きくなり、電線接続部分における接触抵抗の増
加は、エネルギーロスや最悪の場合には発熱による電気
回路の損傷、火災を引き起こすおそれもあった。
【0015】このため、上記した従来の機械圧着を行っ
た部分(圧着金具)に接触抵抗低減のために機械圧着後
の接合部分を熱圧接することが考えられており、この熱
圧接は例えば図7に示すようにして行われる。
【0016】即ち、電線1,2同志を接合する場合を例
にとると、図7に示すように、上記したアンビル11,
クリンパ12それぞれと同一形状を有する下電極15及
び上電極16が設けられ、上電極16がクリンパ12と
同様油圧シリンダ等により上下動されるようになってお
り、圧着後の金具3が下電極15上に載置されたのち上
電極16が下動し、両電極15,16により加圧された
状態で金具3が保持され、両電極15,16に接続され
た熱圧接用直流電源17により両電極15,16間に電
流が通流され、両電極15,16の発熱により両電線
1,2の接合部分が熱圧接されて接触抵抗の低減が図ら
れている。尚、図5のような電線−接続端子の接合部分
の熱圧接も同様に行われる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に圧着金具3,8には銅或いは銅合金が用いられ、通常
電線の芯線にも銅が用いられており、これらの電気抵抗
は小さいため、従来の圧着金具構造では通電時に発熱が
生じにくく、電極15,16を高温にした熱圧着モード
にしかならず、接合部の接触抵抗を所定の値にまで低下
させるのに長時間を要し、大きな入熱量が必要となり、
その結果熱による電線1,2の芯線の軟化が発生し易く
なり、又焼きなましによる電線強度そのものの劣化によ
る固着力の低下が生じ、電極15,16自体も高温にな
ることにより電極15,16の表面の酸化やクラックの
発生等による短寿命化が生じるおそれがある。
【0018】そこで、この発明は上記のような問題点を
解消するためになされたもので、電線,抵抗溶接用電極
の劣化を抑制し、少ない電力で短時間に接触抵抗の低減
を図れるようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電線用圧
着金具は、電線の樹脂を剥取って露出した芯線部に圧着
されたのち抵抗溶接される電線用圧着金具であって、前
記芯線部との接触面側に前記芯線部に直交する方向に形
成され抵抗溶接により溶融する低融点金属からなる金属
帯を備えたことを特徴としている。
【0020】また、前記金属帯を前記接触面のほぼ中央
部に形成してもよい。
【0021】
【作用】この発明においては、圧着金具の芯線部との接
触面側に低融点金属からなる金属帯を設けたことによ
り、低い温度で金属帯を溶融させて電気的接続を得るこ
とができるため、金属帯のない従来のものに比べ、接触
抵抗を所定の値にまで低下させるのに必要な入熱量が大
幅に少なくなり、熱による電線や抵抗溶接用電極の劣化
が抑制され、固着力の低下を招くことなく少ない電力で
短時間に接触抵抗の低減が図れる。
【0022】また、低融点金属からなる金属帯を圧着金
具の芯線部との接触面のほぼ中央部に形成することによ
り、熱の影響が芯線部のうち金属帯に接触した部分にし
か及ばないため、電線自体の劣化が生じる範囲を従来よ
り小さく抑えて固着力の低下を効果的に防止することが
可能になる。
【0023】
【実施例】図1はこの発明の圧着金具の一実施例の圧着
工程の説明図、図2,図3は動作説明図である。
【0024】図2に示すように、圧着金具の材料となる
銅或いは銅合金からなる金属板21の中央部に、金属板
21より幅の狭い錫や半田などの錫合金等の低融点金属
からなる金属帯22を予め形成しておき、この金属板2
1を所定長さに成型加工して圧着金具を形成する。
【0025】このとき、金属帯22の厚さは10〜10
0μm程度が適当であり、形成方法は周知の湿式,乾式
めっきのほか、スクリーン印刷や貼り合わせなどのいず
れであってもよい。
【0026】そして、図1に示すように、電線23の絶
縁被覆樹脂24を剥取って露出した芯線部25に、上記
した金属帯22が直交して接触するように圧着金具26
を圧着したのち、圧着金具26の両側に抵抗溶接用電極
31a,31bを当接し、直流電源32により両電極3
1a,31b間に溶接電流を通流して金属帯22を溶融
し、芯線部25の銅と金属帯22の錫との合金化による
接触抵抗の低減を図っている。
【0027】従って、低融点の金属帯22を圧着金具2
6の芯線部25との接触面側に形成することにより、金
属帯のない従来のものに比べ、小さい溶接電流によるわ
ずかな発熱で金属帯22が溶融するため、従来構造の圧
着金具と同じ接触抵抗まで低下させるのに要する時間は
短くて済み、供給電流も小さくてよいため、同じ接触抵
抗を得るのに必要な入熱量を従来よりも大幅に少なくす
ることができ、長時間熱を加え続けることによる電線2
3や電極31a,31bの劣化を抑制することができ、
固着力の低下を招くことなく接触抵抗を低減できる。
【0028】例えば図3に示すように、30μmの厚さ
の錫からなる金属帯を形成した組成比7:3の黄銅から
なる圧着金具(本実施例相当:図3中の●印)及び金属
帯のない従来のもの(図3中の○印)について、溶接電
流と接触抵抗との関係を測定したところ、接触抵抗を約
0.1mΩまで低下させるのに必要な溶接電流は、本実
施例の場合約1.5kAでよいのに対し従来品の場合に
は約2kAであり、従来よりも小さい溶接電流で所望の
接触抵抗を得られることが明らかになった。
【0029】また、金属帯22は圧着金具26の芯線部
25との接触面の中央部に形成されているため、熱の影
響が芯線部25のうち金属帯22に接触した部分にしか
及ばず、電線自体の劣化が生じる範囲を従来よりも小さ
く抑えることができ、固着力の低下を効果的に防止する
ことが可能になる。
【0030】なお、上記実施例では金属帯22を圧着金
具26の芯線部25との接触面の中央部に形成した場合
について説明したが、接触面全面に形成してもよいのは
勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明の電線用圧着金
具によれば、圧着金具の芯線部との接触面側に低融点金
属からなる金属帯を設けたため、金属帯のない従来のも
のに比べ、接触抵抗を所定の値にまで低下させるのに必
要な入熱量を大幅に少なくすることができ、電線,抵抗
溶接用電極の劣化を抑制することができ、固着力の低下
を招くことなく、少ない電力で短時間に接触抵抗の低減
を図ることが可能になり、自動車等の移動体や産業機械
において、駆動電源回路の発熱によるエネルギーロスや
センサー等の低電圧低電流回路の信号特性の劣化を防止
することが可能になる。
【0032】また、金属帯を接触面中央に形成すること
により、熱による電線の劣化範囲を限定できるため、固
着力の低下を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電線用圧着金具の一実施例の途中の
工程における断面図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】図1の動作説明図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【図5】他の従来例の斜視図である。
【図6】図4の圧着途中のある工程の動作説明図であ
る。
【図7】図4の圧着途中の他の工程の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
22 金属帯 23 電線 24 絶縁被覆樹脂 25 芯線部 31a,31b 抵抗溶接用電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の樹脂を剥取って露出した芯線部に
    圧着されたのち抵抗溶接される電線用圧着金具であっ
    て、前記芯線部との接触面側に前記芯線部に直交する方
    向に形成され抵抗溶接により溶融する低融点金属からな
    る金属帯を備えたことを特徴とする電線用圧着金具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電線用圧着金具におい
    て、前記金属帯が前記接触面のほぼ中央部に形成されて
    いることを特徴とする電線用圧着金具。
JP7906593A 1993-03-11 1993-03-11 電線用圧着金具 Pending JPH06267595A (ja)

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