JPH06268114A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH06268114A
JPH06268114A JP5052617A JP5261793A JPH06268114A JP H06268114 A JPH06268114 A JP H06268114A JP 5052617 A JP5052617 A JP 5052617A JP 5261793 A JP5261793 A JP 5261793A JP H06268114 A JPH06268114 A JP H06268114A
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JP
Japan
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semiconductor device
thermal expansion
heat spreader
composite material
thermal conductivity
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JP5052617A
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Susumu Okikawa
進 沖川
Hajime Fukuda
一 福田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
    • H10W72/50—Bond wires
    • H10W72/541—Dispositions of bond wires
    • H10W72/5449—Dispositions of bond wires not being orthogonal to a side surface of the chip, e.g. fan-out arrangements
    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
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    • H10W72/874—On different surfaces
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    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W90/00—Package configurations
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    • H10W90/751—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
    • H10W90/756—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked lead frame, conducting package substrate or heat sink

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体チップの熱を効果的に広げかつ放散で
きるとともに、製造工程、品質検査工程、回路基板への
半田付け工程、さらに各種回路での使用状態において、
装置を構成する金属やレジンの熱膨張差による変形、剥
離およびクラック発生等のトラブルが生じない、高速か
つ大容量の半導体装置。 【構成】 本発明はレジンモールド型半導体装置におい
て、レジンに近似した熱膨張係数を有し、かつ高熱伝導
度を有する複合材料で、ヒートスプレッダーが構成さ
れ、該複合材料は、Al,Cu,Zn等の高熱伝導度を
有する金属素材と、C,SiC,Si3 N4 等からなる
粉状、繊維状あるいは多孔状の熱膨張抑止材との混合
体、又は低熱膨張係数を有するFe−Ni合金とCuと
の混合体からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサ
ー,ASIC等に使用される高速かつ大容量の半導体装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化かつ大容量化に伴
い、半導体チップの発熱量が増し、効果的な放熱が要求
されている。従来、図12に示すように、半導体チップ
1がヘッダー2a (a図)あるいはヒートスプレッダー
2(b図,c図)に半田3a あるいはAgペースト3で
接合され、インナリード4とボンディングワイヤ5で接
続され、レジン6で封止された、レジンモールド型半導
体装置が一般に使用されている。図12(b) におけるヒ
ートスプレッダー2はレジン6に封入され、図12(c)
におけるヒートスプレッダー2の下面は露出している。
図12(b) および図12(c) においてインナリード4と
ヒートスプレッダー2とは絶縁材の両側に接着剤の付い
た両面接着テープ7で接合されている。10は半導体装
置を回路基板に半田付けする際のアウタリードである。
このような半導体装置において、ヘッダー2a およびヒ
ートスプレッダー2はAlやCuなどの金属からなり、
半導体チップ1が発する熱を広げて放散する作用をなし
ている。以下、本明細書ではこのようなヘッダー2a お
よびヒートスプレッダー2を総称してヒートスプレッダ
ー2と称する。半導体装置は一般に、製造工程、品質検
査、アッセンブリー工程において、種々の加熱冷却パタ
ーンの温度サイクルを受け、また使用時においては発熱
を伴う。このため各部品の熱膨張差により、半導体チッ
プ1とヒートスプレッダー2の間、あるいはレジン6と
ヒートスプレッダー2の間が剥離したり、ヒートスプレ
ッダー2のコーナー部においてレジン6にクラック11
が発生する等の問題が生じていた。
【0003】このような問題の解決策として、特開平4
−29360号公報には、Si半導体素子と熱膨張係数
の近い42合金(42%Ni−Fe合金)をリードフレ
ームに使用し、熱伝導性がよく、かつ熱膨張係数が42
合金に近いMo,W,AlNをヒートスプレッダーに使
用することが提案されている。しかし、このような材料
は熱伝導度がAlやCuに比べて低いため、高速かつ大
容量の半導体装置としては問題が残る。また特開平4−
25052号公報には、半導体チップおよびインナリー
ドを絶縁性高分子化合物からなる埋込み層に保持するこ
とにより、樹脂封止後(本発明におけるレジン封止後に
相当)の熱ストレスを埋込み層に吸収させることが示さ
れている。しかし、半導体チップの発する熱を放散する
機能は有していないので、高速大容量の半導体装置には
適さないものである。さらに特開平1−5043号公報
には、樹脂(レジン)内部に封止したヒートスプレッダ
ーやリードフレーム等の金属部材表面を皮膜で覆うこと
により、金属部材と樹脂との熱膨張・熱収縮差を吸収さ
せることが示されている。しかし、ヒートスプレッダー
としてはAlとCu等の金属を使用することが記載され
ているだけである。その他、特開昭60−225435
号公報には、図12(b) のような底面に露出されたヒー
トシンク(ヒートスプレッダー)を有する半導体装置に
おいて、ヒートスプレッダーをセット側放熱板にネジ止
めして実装する型のものの製造法が示されているが、ヒ
ートスプレッダーの材質には言及されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、半導体装置
において、半導体チップが発する熱を効果的に広げかつ
放散させることができるとともに、製造工程、品質検査
工程、回路基板への半田付け工程において、さらに各種
回路での使用状態において、部品を構成する金属やレジ
ンの熱膨張差による変形、剥離およびクラック発生等の
トラブルが生じることのない、高速かつ大容量の半導体
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒートスプレ
ッダーに接合された半導体チップとインナリードが電気
的に接続されレジンで封止された半導体装置において、
ヒートスプレッダーが、前記レジンに近似した熱膨張係
数を有しかつ高熱伝導度を有する複合材料で構成されて
いることを特徴とする半導体装置である。そして、該ヒ
ートスプレッダーは、高熱伝導度を有する金属素材に熱
膨張抑止材を混合して熱膨張係数が調整された複合材料
で構成されてもよく、また低熱膨張係数を有するFe−
Ni合金にCuを混合して熱伝導度が高められた複合材
料で構成されてもよい。これら複合材料の熱伝導度はI
ACSで20%以上に、熱膨張係数は15×10-6/℃〜 3
×10-6/℃の範囲に調整されているのが好ましい。複合
材料を構成する金属素材は、AlまたはAl系合金、C
uまたはCu系合金あるいはZnまたはZn系合金から
なるのが望ましく、熱膨張抑止材は、繊維状、粉状また
は多孔状の、炭素(C)、炭化けい素(SiC)および
窒化けい素(Si3 N4 )の1種または2種以上からな
るのが好ましい。これらヒートスプレッダーは、レジン
6との密着性を向上させるためAl,Al2 O3 ,Si
O2等の溶射被膜が施されているのが好ましい。
【0006】以下、本発明を図面により説明する。図1
は、金属素材12に熱膨張抑止材13を混合して熱膨張
係数が調整された複合材料を、ヒートスプレッダー2に
採用した場合の一例を示す。熱膨張抑止材13が繊維状
の場合は、炭素ファイバー等の糸を縦横に織った織物や
板状のフェルトが、ヒートスプレッダー2の平面方向に
挿入されたものが適用される。粉状の場合は、ヒートス
プレッダー2内に一様に分散されたものが適用され、多
孔状の場合は、窒化けい素等の多孔体の孔が金属素材1
2で埋められたものが適用される。このような複合材料
は、金属素材12の熱膨張および収縮が、熱膨張抑止材
13によって抑えられるとともに、熱膨張抑止材13の
混合による金属素材12の固有の熱伝導度の低下は少な
い。また熱膨張抑止材13の混入によって、ヒートスプ
レッダー2の重量が軽減されるという効果もある。熱膨
張係数および熱伝導度は、金属素材12の成分組成およ
び熱膨張抑止材13の成分組成とその混合割合によって
調整される。半導体チップ1はAgペーストでヒートス
プレッダー2に接合され、絶縁材の両側に接着剤の付い
た両面接着テープ7でインナリード4とヒートスプレッ
ダー2が接合され、レジン6でモールディングされてい
る。ヒートスプレッダー2に溶射被膜が施されている
と、レジン6との密着性が向上するほか、絶縁体からな
る溶射被膜が施されている場合は、インナリード4との
接合を単なる接着材(図2(a) の8)で行えばよい。絶
縁体からなる溶射材としては、Al2 O3 ,SiO2 等
のセラミックス、あるいはポリイミド樹脂等を用いるこ
とができる。
【0007】図2は、Fe−Ni合金にCuを混合して
熱伝導度が高められた複合材料を、ヒートスプレッダー
2に採用した場合の1例を示す。Cuを溶融状態のFe
−Ni合金に固溶限を越えて添加し凝固させると、図2
(b) に示すようにFe−Ni合金のマトリックス14と
Cu粒子15が混在した金属組織が得られる。Cuの形
態は、このほか繊維状等であってもよい。このような複
合材料は、マトリックス14の低熱膨張係数とCu粒子
15の高熱伝導度を併せた特性を有する。熱膨張係数お
よび熱伝導度は、Fe−Ni合金の組成およびCuの添
加量によって調整される。この複合材料からなるヒート
スプレッダー2も溶射被膜9が施されているのが好まし
い。溶射被膜9によりレジン6とのなじみが良くなり密
着性が向上するほか、絶縁体からなる溶射被膜が施され
ている場合は、前述のように、インナリードと接着材8
で接合することができる。絶縁体からなる溶射被膜9と
しては、上記のようなAl2 O3 ,SiO2 等のセラミ
ックス、あるいは、ポリイミド樹脂等を用いることがで
きる。インナリード4との接合を両面接着テープ(図1
の7)で行う場合は、溶射被膜9はAl,Cu等の金属
でもよい。図3および図4は別の形の半導体装置に本発
明を適用した例を示し、ヒートスプレッダーの下面は溶
射被膜9はなくてもよい。
【0008】本発明の半導体装置において、ヒートスプ
レッダー2に絶縁体からなる溶射被膜9があると、イン
ナリード4との間の接合を、カシメにより行うことがで
き、製造がより容易になる。図5は半導体装置を上から
見た場合の概念図を示すものであり、ヒートスプレッダ
ー2とインナリード4が接合点16で接合されている。
その状況は図5のA−A断面拡大図である図6に示すよ
うに、ヒートスプレッダー2に設けた突起17と、イン
ナリード4に設けた孔18を嵌合させ突起17の上部を
偏平させてある。また接合点16にてスポット溶接によ
り接合させてもよい。接合点16の位置は、図5の例
(●印)の他、ヒートスプレッダー2のコーナー部4点
(○印)等でもよい。なお、本発明の半導体装置におけ
るヒートスプレッダーは各種形状のものを採用すること
ができ、その主なものを図7に示す。図7(a) はインナ
リードを支持する受台19を設けたもの、図7(b) は半
導体チップ1を凹部20で接合させることにより薄型化
したもの、図7(c) はさらにヒートスプレッダー2の露
出している下面にも溶射被膜9を施しており、電気的に
絶縁された構造が要求される場合などの用途向けとした
ものである。図7(b) はヒートスプレッダー2とインナ
リード4を両面接着テープ7で接合した例を示している
が、ヒートスプレッダー2に絶縁体からなる溶射被膜を
施した場合は、単なる接着でよく、またカシメや溶接で
もよい。また、ヒートスプレッダー2の溶射被膜9を位
置により変えてもよい。例えば図7(a) の形状につい
て、図7(d) に示すように受台19の位置はAl
2 O3 ,SiO2 等からなる絶縁体溶射被膜9a 、その
他の位置はAl等の金属からなる導体溶射被膜9b とす
る。この例では、ボンディングワイヤ5が接続されるイ
ンナリード4とヒートスプレッダー2との間は絶縁体溶
射被膜9a により絶縁が保持できるとともに、導体溶射
被膜9b が施された位置を図5に示したインナリード4
(ボンディングワイヤ5は接続されない)との接合点1
6とすることによりカシメや溶接による接合が容易にな
り、さらに導体溶射被膜9b の位置にて半導体チップ1
と接合でき電気的導通が可能になる。図7(d) におい
て、ヒートスプレッダー2の底面は絶縁体溶射被膜9a
、側面は導体溶射被膜9b とする等、図示されてない
面についても目的に応じた種類の溶射被膜9を施すこと
ができる。また図7(b) ,(c)の形状のヒートスプレッダ
ー2についても同様に、絶縁体溶射被膜9a および導体
溶射被膜9b を使い分けることができる。
【0009】このような本発明の半導体装置を製造する
には、まず42%Ni−Fe合金やCu合金等の板から
リードフレームがエッチングやプレスにより加工され
る。そして、たとえば図1のように、絶縁膜を含む両面
接着テープ7で、ヒートスプレッダー2がインナリード
4に接着され、半導体チップ1がAgペースト3でヒー
トスプレッダー2に接着される。この際、ヒートスプレ
ッダー2に絶縁体からなる溶射被膜が施されている場合
は、インナリード4との接合に際して、前述のように絶
縁膜の介在は不要である。つぎに、インナリード4およ
び半導体チップ1のボンディングワイヤ5とのボンディ
ング位置にAgメッキが施され、ついでボンディングワ
イヤ5がボンディングされ、レジン6がモールディング
される。
【0010】つぎにこのような複合材料からなるヒート
スプレッダーの製造法について述べる。複合材料が、高
熱伝導度を有する金属素材に粉状の熱膨張抑止材を混合
したもの、あるいはFe−Ni合金にCuを混合したも
のである場合は、所定の成分組成に調整された溶湯を鋳
造し、圧延や鍛造により所定厚さの板にした後、プレス
や切削により所定形状に成形する方法、溶湯を丸棒ある
いは角状の棒に鋳造し輪切りにして成形する方法等があ
る。高熱伝導度を有する金属素材に繊維状の熱膨張抑止
材を混合した複合材料の場合は、金属溶湯中に繊維状の
熱膨張抑止材を装入して凝固させた鋳造材、あるいはこ
れを繊維が破断されない程度に、圧延や鍛造した後、前
述のようにして所定形状に成形することができる。ま
た、図8に示す双ロール法等により、溶湯から直接、板
状に鋳造した素材から、プレスや打抜き等により成形す
ることもできる。図8において、冷却され矢印の方向に
回転している双ロール21、21の上方から溶湯22を
注入し、下方から板状素材23が得られる。25は溶湯
を一時的に溜める堰である。このとき、熱膨張抑止材が
繊維状あるいは多孔状の場合は、これらを芯材24とし
て溶湯22内に挿入しつつ鋳造すればよい。ヒートスプ
レッダーが、図3、図4、図6および図7のような形状
である場合、例えば図4のような段付形状のときは、図
9に示すように、素材26を下ダイ27の中に嵌めて下
パンチ29に乗せ、上パンチ30を移動させて素材26
の上方部分を上ダイ28のサイズに拡幅する鍛造法によ
り製造することもできる。
【0011】さらに、図10に示すようなダイキャスト
法により、溶湯から直接、所定の形状に成形することも
できる。図10において、下ダイ27、上ダイ28、下
ピストン31および上ピストン32で囲まれた空間に溶
湯22を、例えば割り構造の上ダイ28の合わせ部等に
設けた注入孔から注入し、冷却された各ダイおよび各ピ
ストンで抜熱し凝固させる。Fe−Ni合金にCuを混
合するもの、および金属素材に粉状の熱膨張抑止材を混
合するものについては、これら混合材を溶湯とともに注
入すればよい。熱膨張抑止材が繊維状あるいは多孔状の
場合は、図10の空間に予めこれら熱膨張抑止材を装入
しておき、溶湯22を注入してもよく、また図11に示
すようなキャスト法で、鋳型33に予め熱膨張抑止材1
3を装入しておき、取鍋34から溶湯22を注入しても
よい。
【0012】
【実施例】図1および図2に示すような形状の半導体装
置を製造した。半導体チップ1にはSiを、インナリー
ド4には42合金(42%Ni−Fe合金)およびCu
合金を採用し、ヒートスプレッダー2として表1に示す
各種材料を用いた。製造時の主な熱履歴は、ダイボンデ
ィング時およびワイヤボンディング時に200℃、レジ
ンモールディング時に170℃にそれぞれ加熱され、ア
フタキュアで160℃に5時間加熱された。製造された
半導体装置は、品質保証検査として−55℃〜150℃
の温度サイクルで繰返し加熱冷却し、さらに125℃お
よび150℃に加熱する試験を行った。さらに、半導体
装置を回路基板に半田付けする際の工程を想定した半田
リフロー試験として、230℃に10秒間加熱した。ヒ
ートスプレッダーに採用した各種材料の熱膨張係数およ
び熱伝導度を表1に示す。表1中のアンバーは36%N
i−Fe合金である。また表1には、半導体チップに採
用したSi、およびモールド材のレジンの値も示した。
上記各種の熱履歴を受けた後の半導体装置の品質評価結
果は、表2に示すとおりで、本発明のものはいずれも優
れていた。表2中において、○は「良い」、△は「中
位」、×は「悪い」を示す。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】本発明は、ヒートスプレッダーに接合さ
れた半導体チップとインナリードが電気的に接続されレ
ジンで封止された半導体装置において、ヒートスプレッ
ダーがレジンに近似した熱膨張係数を有しかつ高熱伝導
度を有する複合材料で構成され、具体的にはAl,C
u,Zn等の高熱伝導度を有する金属素材に、C,Si
C,Si3 N4 等からなる粉状、繊維状あるいは多孔状
の熱膨張抑止材を混合して熱膨張係数が低められた複合
材料、あるいは低熱膨張係数を有するFe−Ni合金に
Cuを混合して熱伝導度が高められた複合材料で構成さ
れており、半導体チップが発する熱を効果的に広げかつ
放散させることができるとともに、製造工程、品質検査
工程、回路基板への半田付け工程において、さらに各種
回路での使用状態において、部品を構成する金属やレジ
ンの熱膨張差による変形、剥離およびクラック発生等の
トラブルが生じることのない、高速かつ大容量の半導体
装置が達成される。さらに、本発明で採用するヒートス
プレッダーを構成する複合材料は、金属材料の通常の製
造工程で容易に製造することができ、近年確立されつつ
ある双ロール法により短工程で製造できる。また、その
ヒートスプレッダーを使用した本発明の半導体装置の製
造も容易であり、絶縁体の溶射被膜が施されたヒートス
プレッダーを採用した場合は、より容易な製造が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置のうち高熱伝導度を有する
金属素材に熱膨張抑止材を混合した複合材料をヒートス
プレッダーとした場合の一例を示す断面図。
【図2】本発明の半導体装置のうちFe−Ni合金にC
uを混合した複合材料に溶射被膜を施したものをヒート
スプレッダーとした場合の一例を示す断面図。
【図3】本発明半導体装置の他の例を示す断面図。
【図4】本発明半導体装置の他の例を示す断面図。
【図5】本発明半導体装置の他の例を示す断面図。
【図6】本発明半導体装置の他の例を示す断面図。
【図7】本発明半導体装置の他の例を示す断面図。
【図8】本発明半導体装置のヒートスプレッダーに採用
する複合材料の双ロールによる鋳造法を示す図。
【図9】本発明半導体装置のヒートスプレッダーに採用
する複合材料の鍛造による成形法を示す図。
【図10】本発明半導体装置のヒートスプレッダーに採
用する複合材料のダイキャストによる成形法を示す図。
【図11】本発明半導体装置のヒートスプレッダーに採
用する複合材料のキャスティングによる成形法を示す
図。
【図12】従来の半導体装置の例を示す断面図。
【符号の説明】
1:半導体チップ 2:ヒートスプレッダー 2a:ヘッダー 3:Agペースト 3a:半田 4:インナリード 5:ボンディングワイヤ 6:レジン 7:両面接着テープ 8:接着材 9:溶射被膜 10:アウタリード 11:クラック 12:金属素材 13:熱膨張抑止材 14:マトリックス 15:Cu粒子 16:接合点 17:突起 18:孔 19:受台 20:凹部 21:双ロール 22:溶湯 23:板状素材 24:芯材 25:堰 26:素材 27:下ダイ 28:上ダイ 29:下パンチ 30:上パンチ 31:下ピストン 32:上ピストン 33:鋳型 34:取鍋

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートスプレッダーに接合された半導体
    チップとインナリードが電気的に接続されレジンで封止
    された半導体装置において、ヒートスプレッダーが、前
    記レジンに近似した熱膨張係数を有しかつ高熱伝導度を
    有する複合材料で構成されていることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 ヒートスプレッダーが、高熱伝導度を有
    する金属素材に熱膨張抑止材を混合して熱膨張係数が調
    整された複合材料で構成されている請求項1記載の半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 金属素材がAlまたはAl系合金からな
    り、熱膨張抑止材が繊維状、粉状または多孔状の炭素
    (C)、炭化けい素(SiC)および窒化けい素(Si
    3 N4 )の1種または2種以上からなり、複合材料の熱
    伝導度がIACSで20%以上に、かつ熱膨張係数が15
    ×10-6/℃〜 3×10-6/℃の範囲に調整されている請求
    項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 金属素材がCuまたはCu系合金からな
    り、熱膨張抑止材が繊維状、粉状または多孔状の炭素
    (C)、炭化けい素(SiC)および窒化けい素(Si
    3 N4 )の1種または2種以上からなり、複合材料の熱
    伝導度がIACSで20%以上に、かつ熱膨張係数が15
    ×10-6/℃〜 3×10-6/℃の範囲に調整されている請求
    項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 金属素材がZnまたはZn系合金からな
    り、熱膨張抑止材が繊維状、粉状または多孔状の炭素
    (C)、炭化けい素(SiC)および窒化けい素(Si
    3 N4 )の1種または2種以上からなり、複合材料の熱
    伝導度がIACSで20%以上に、かつ熱膨張係数が15
    ×10-6/℃〜 3×10-6/℃の範囲に調整されている請求
    項2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 ヒートスプレッダーが、溶射被膜を有す
    る複合材料で構成されている請求項2記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 ヒートスプレッダーが、低熱膨張係数を
    有するFe−Ni合金にCuを混合して熱伝導度が高め
    られた複合材料で構成されている請求項1記載の半導体
    装置。
  8. 【請求項8】 複合材料が、重量%にて35〜37%の
    Niを含むFe−Ni合金に、重量%にて30〜70%
    のCuが混合され、該Fe−Ni合金のマトリックスに
    繊維状または粒状のCuが混在する組織を呈し、熱伝導
    度がIACSで20%以上に、かつ熱膨張係数が15×10
    -6/℃〜 3×10-6/℃の範囲に調整されている請求項7
    記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 ヒートスプレッダーが、溶射被膜を有す
    る複合材料で構成されている請求項7記載の半導体装
    置。
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