JPH06270062A - バリ取りロボット - Google Patents

バリ取りロボット

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Publication number
JPH06270062A
JPH06270062A JP6070893A JP6070893A JPH06270062A JP H06270062 A JPH06270062 A JP H06270062A JP 6070893 A JP6070893 A JP 6070893A JP 6070893 A JP6070893 A JP 6070893A JP H06270062 A JPH06270062 A JP H06270062A
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JP
Japan
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work
burr
grinder
pressing force
sound
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Withdrawn
Application number
JP6070893A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Renbutsu
達也 蓮仏
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP6070893A priority Critical patent/JPH06270062A/ja
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特殊なセンサおよび高速の演算装置を必要と
せずに、バリ取り作業を効率よく行うバリ取りロボット
を提供する。 【構成】 グラインダ3によりバリの研削が行われる
と、集音マイク4により作業音が集音される。この作業
音は作業状態認識装置5に供給され、該作業音に基づ
き、作業状態、すなわちグラインダ3のワークに対する
押し付け力が認識される。このグラインダ3の押し付け
力は、ロボットコントローラ6に供給され、ロボットコ
ントローラ6により、該押し付け力が設定値を超えたか
否かが判断されグラインダ3の送り速度が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鋳物製品等のバリ取り
に用いて好適なバリ取りロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳物製品等のバリ取りを行うバリ
取りロボットとしては、グラインダ等の回転工具が設け
られ、このグラインダの回転数を検出することにより送
り速度等を制御するもの(特開平2−100868号公
報)、あるいは、回転工具の負荷電流を検出して制御す
るもの(特開平4−101760号公報)が知られてい
る。または、ロボット本体と回転工具等の作業ツールと
の間に力覚センサが設けられ、この力覚センサにより作
業ツールとワーク間にかかる力を検出して、ワークを倣
ったり作業する力を制御したりするものもある(特開平
4−122546号公報)。あるいは、視覚認識装置に
よりバリの有無および形状を検出し、その検出結果に基
づいてロボットの動作を制御するものもある(特開昭6
2−113005号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の回転
工具の回転数もしくは負荷電流を検出するバリ取りロボ
ットにおいては、それらを検出する機能を持つ回転工具
が必要であり、標準の工具を使用することができないと
いう問題があった。また、力覚センサもしくは視覚認識
装置を用いる場合は、装置全体が高価なものとなり、か
つ、演算処理が複雑となるため特殊な高速の演算装置を
必要とするという問題があった。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、特殊なセンサおよび高速の演算装置等を必要
とせずに、バリ取り作業を効率よく行うことができるバ
リ取りロボットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
るバリ取りロボットは、ワーク上に設定された作業経路
を移動することにより前記ワークに形成されたバリを研
削するバリ研削手段と、前記バリ研削手段によるバリの
研削時に、前記研削されるバリの量に対応して発生する
物理量を検出する検出手段と、前記物理量の変化に対応
して前記バリ研削手段の送り速度を制御する制御手段と
を具備することを特徴としている。
【0006】請求項2に係る発明によるバリ取りロボッ
トは、上記請求項1に係る発明において、前記検出手段
は、前記バリの研削時に前記研削されるバリの量に対応
して発生する作業音を集音する集音手段とし、前記制御
手段は、前記集音される作業音の変化に対応して、前記
バリ研削手段の送り速度を制御することを特徴とする請
求項1記載のバリ取りロボット。
【0007】請求項3に係る発明によるバリ取りロボッ
トは、上記請求項1に係る発明において、前記検出手段
は、前記バリの研削時に前記研削されるバリの量に対応
して発生する削り子および火の粉の光量を検出する受光
手段とし、前記制御手段は、前記受光手段によって検出
される前記光量が増加すると前記バリ研削手段の送り速
度を遅くし、前記光量が減少すると前記バリ研削手段の
送り速度を速くするよう制御することを特徴としてい
る。
【0008】請求項4に係る発明によるバリ取りロボッ
トは、上記請求項1に係る発明において、前記制御手段
は、前記バリ研削手段の送り速度の制御に加えて、前記
検出手段によって検出される物理量が予め設定された値
になるまで、前記作業経路を往復するよう前記バリ研削
手段を制御することを特徴としている。
【0009】請求項5に係る発明によるバリ取りロボッ
トは、上記請求項1に係る発明において、前記制御手段
は、前記バリ研削手段の前記ワークに対する押し付け力
を制御すべく、前記バリ研削手段の作業経路を変更する
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記請求項1に係る発明によれば、バリ研削手
段によりバリの研削が行われると、検出手段により、研
削されるバリの量に対応した物理量が検出される。この
物理量の変化に対応して、制御手段によりバリ研削手段
の送り速度が制御される。バリ研削手段は、上記送り速
度に基づいてワーク上に形成されたバリ取り作業を行
う。
【0011】上記請求項2に係る発明によれば、バリ研
削手段によりバリの研削が行われると、集音手段によ
り、研削されるバリの量に対応した作業音が集音され
る。この作業音の変化に対応して、制御手段によりバリ
研削手段の送り速度が制御される。
【0012】上記請求項3に係る発明によれば、バリ研
削手段によりバリの研削が行われると、受光手段によ
り、ワークに形成されたバリの量に対応した削り子およ
び火の粉の光量が検出される。この光量の変化に対応し
て、制御手段によりバリ研削手段の送り速度が制御され
る。
【0013】上記請求項4に係る発明によれば、バリ研
削手段は、検出手段によって検出される物理量が予め設
定された値になるまで作業経路を往復するよう、制御手
段により制御される。
【0014】上記請求項5に係る発明によれば、制御手
段により、検出手段によって検出される物理量の変化に
対応して、バリ研削手段の作業経路が変更される。バリ
研削手段は、ワーク上の上記変更された作業経路を移動
してバリ取り作業を行う。この作業経路の変更により、
バリ研削手段のワークに対する押し付け力が制御され
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1はこの発明の第1実施例による
バリ取りロボットの構成を示す斜視図である。この図に
おいて、1は多関節型のロボット本体であり、アーム2
を備えている。アーム2の前方の所定の位置には、図示
しないワークが配置されており、ワーク上にはビードの
はみ出し等によるバリが形成されている。また、アーム
2の先端にはグラインダ3が固定されており、バリ取り
等の研磨作業を行う。グラインダ3は、所定範囲を移動
することによりバリを除去する。
【0016】更に、グラインダ3には集音マイク4が装
着されており、研磨作業時に発生する作業音を検出す
る。ここで検出される作業音は、ワーク上に形成された
バリの突出量によって変化し、バリの突出量が多い程グ
ラインダ3のワークに対する押し付け力が強まり、作業
音の周波数は低くなる。ここで、図2に、グラインダ3
の押し付け力fと作業音の周波数との関係を示す。この
図に示すように、押し付け力fと作業音の周波数とは反
比例しており、押し付け力fが強まる程作業音の周波数
が低くなる。
【0017】また、図1において、5は作業状態認識装
置であり、集音マイク4によって検出される作業音から
作業状態、すなわちグラインダ3の押し付け力fを認識
する。6はロボットコントローラであり、図示しない記
憶装置に、アーム2の作業経路および移動速度v等を含
む教示データが記憶されており、該教示データに従って
ロボット本体1の動作を制御する。そして、ロボットコ
ントローラ6には、作業状態認識装置5からグラインダ
3の押し付け力fが供給される。また、ロボットコント
ローラ6内の図示しない記憶装置には、グラインダ3の
過負荷値Fmaxおよび適正作業最小値Fminが記憶されて
いる。そして、ロボットコントローラ6は、押し付け力
fが過負荷値Fmaxを超えた場合は、ワーク上のバリの
突出量が多い場合とし、適正作業最小値Fminを下回る
場合は、バリの突出量が少ないかもしくはバリが無い場
合として、アーム2の移動速度もしくは作業経路を制御
する。
【0018】図3に、作業状態認識装置5の具体的な構
成を示す。この図において、51は演算装置であり、D
SP(Digital Signal Processor)等からなる。52は
ROMであり、作業状態の認識処理の制御プログラム等
を記憶している。53はRAMであり、グラインダ3の
押し付け力fと作業音との関係を示す作業状態テーブ
ル、および入力されたデータ等を記憶する。この押し付
け力fと作業音との関係は工具およびワークの種類等に
より異なるため、予めRAM53に、作業に用いる工具
およびワークの種類に合ったデータが記録される。
【0019】次に、54はA/D変換器であり、集音マ
イク4から入力される作業音のデータをディジタルデー
タに変換する。55はSIO(Serial I/O )インタフ
ェースからなるターミナルインタフェースであり、デー
タが入力されるターミナル7とデータの送受信を行う。
56はDual Port RAMからなるロボットコ
ントローラインタフェースであり、演算装置51による
検出結果をロボットコントローラ6へ送信する。
【0020】次に、本実施例によるバリ取りロボットの
動作について説明する。まず、バリ取り作業を開始する
に先立ち、作業者は、図3に示すターミナル7、もしく
はロボットコントローラ6により、グラインダ3の押し
付け力fおよびそれに対応する作業音データとを入力す
る。この入力されたデータは、作業状態認識装置5のS
IOインタフェース55もしくはロボットコントローラ
インタフェース56へ入力され、作業状態テーブルとし
てRAM53に記憶される。
【0021】次に、図示しない始動スイッチが操作され
ることより、ロボットコントローラ6からロボット本体
1へ動作開始命令が出力されると、アーム2の先端がワ
ークの所定のパスの作業開始点まで移動する。そして、
グラインダ3が移動を開始し、ロボットコントローラ6
の記憶装置に記憶されている作業経路(以下、教示軌
道)に従い、ワークに形成されたバリの除去作業を行
う。これに伴い、グラインダ3の作業によって発生する
作業音が集音マイク4により集音され、作業状態認識装
置5のA/D変換器54に入力され、ディジタルデータ
に変換されて、作業音データとしてRAM53へ記憶さ
れる。
【0022】そして、演算装置51は、このRAM53
へ記憶された作業音データを分析し、該作業音の音質
(周波数)を求める。この時、演算装置51は、入力さ
れたデータに対してフィルタリング処理を行い、グライ
ンダ3によって発生する音の周波数帯のデータを解析す
る。次に、演算装置51は、このようにして求めた音質
(周波数)により、RAM53に記憶されている作業状
態テーブルを参照し、この時点でのグラインダ3の押し
付け力fを求める。求められた押し付け力fは、ロボッ
トコントローラインタフェース56を介して、ロボット
コントローラ6へ供給される。
【0023】以下、作業状態認識装置5から供給される
グラインダ3の押し付け力fに基づき、ロボットコント
ローラ6が行うアーム2の制御について説明する。
【0024】§1.移動速度vの制御 まず、ロボットコントローラ6が、作業状態認識装置5
から供給されるグラインダ3の押し付け力fに基づき、
アーム2の移動速度を制御する場合について説明する。
【0025】ここで、図4のPAD図を参照して、アー
ム2の移動速度vを変更する場合のロボットコントロー
ラ6の動作について説明する。まず、ステップS1にお
いて、グラインダ3が所定のパスの最終ポイントに到達
したか否かを判断し、到達していない間は、以下に示す
処理を行う。
【0026】まず、ステップS2において、ロボットコ
ントローラ6は、図示しない記憶装置に予め設定された
移動速度vで、アーム2を移動させる。次に、ステップ
S3に進み、作業状態認識装置5から供給されるグライ
ンダ3の押し付け力fが、過負荷値Fmaxを超えている
か否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合
は、ステップS4に進む。そして、ステップS4におい
て、移動速度vが最小値Vmi nであるか否かを判断す
る。この最小値Vminは、予め設定された移動速度vの
最小値である。ステップS4における判断結果が「YE
S」の場合、すなわち、移動速度vが最小値Vminであ
る場合は、これ以上減速することが不可能であると判断
し、ステップS1へ戻る。また、ステップS4における
判断結果が「NO」の場合は、ステップS5に進み、移
動速度vを減少させる。
【0027】なお、移動速度vを減少させる方法として
は、移動速度vから一定の値を減ずる方法、移動速度v
に一定の係数を掛けることにより減少させる方法、グラ
インダ3の押し付け力fと過負荷値Fmaxの差を正規化
し、その調整分の値を減ずる方法、もしくは、正規化し
た割合を示す係数を掛けることにより減少させる方法等
がある。
【0028】一方、ステップS3における判断結果が
「NO」である場合、すなわちグラインダ3の押し付け
力fが、過負荷値Fmaxを超えていない場合は、ステッ
プS6に進む。そして、ステップS6において、押し付
け力fが適正作業最小値Fminより小さいか否かを判断
する。この判断結果が「NO」の場合、すなわち、押し
付け力fが適正作業最小値Fminと過負荷値Fmaxの間の
値である場合は、移動速度vは変化させずにステップS
1に戻る。
【0029】また、ステップS6における判断結果が
「YES」の場合、すなわち押し付け力fが適正作業最
小値Fminより小さい場合は、ステップS7に進む。そ
して、移動速度vが最大値Vmaxであるか否かを判断す
る。この最大値Vmaxは、予め設定された移動速度vの
最大値である。ステップS7における判断結果が「YE
S」の場合、すなわち、移動速度vが最大値Vmaxであ
る場合は、これ以上加速することが不可能であると判断
し、ステップS1へ戻る。また、この判断結果が「N
O」の場合は、ステップS8に進み、移動速度vを増加
させる。この移動速度vを増加させる方法としては、上
述の減少させる方法と対応し、速度を加えるかもしくは
ある係数を掛けて増加させる等の方法で行う。
【0030】そして、上述の処理を、グラインダ3が所
定のパスの最終ポイントに到達するまで繰り返し、バリ
の突出量に応じてアーム2の移動速度を制御する。
【0031】以上のように、グラインダ3の押し付け力
fが大きい場合、すなわちワーク上のバリの突出量が多
い場合、アーム2の移動速度vは減少し、グラインダ3
の送り速度はゆっくりとなる。逆に、グラインダ3の押
し付け力fが小さい場合、すなわちワーク上のバリの突
出量が少ない場合、アーム2の移動速度vは増加し、グ
ラインダ3の送り速度は速くなる。これにより、バリ取
りの作業が効率的に行われる。
【0032】上述した実施例では、作業状態認識装置5
から供給されるグラインダ3の押し付け力に応じてグラ
インダ3の送り速度を制御したが、以下に述べるよう
に、アーム2の軌道を制御してもよく、更に、軌道の修
正を行った区間において往復動作させてもよい。
【0033】§2.アーム2の軌道の制御 ロボットコントローラ6が、作業状態認識装置5から供
給されるグラインダ3の押し付け力fに基づき、アーム
2の軌道を制御する場合について説明する。例えば、図
5に示すように、ロボットコントローラ6は、ワークW
Kに対するグラインダ3の押し付け力fが弱まる方向、
すなわち矢印Q方向へアーム2が微少量移動するよう
に、アーム2の軌道を制御する。
【0034】ここで、図6のPAD図を参照して、グラ
インダ3の軌道を変更する場合のロボットコントローラ
6の動作について説明する。また、この動作を制御する
ために使用される変数を以下に示す。これらの変数は、
コントローラ6内の図示しない記憶装置の所定の記憶エ
リアに設定されるものである。 状態フラグSTS_FLG:アーム2の軌道の修正が行
われている間は「過負荷」を意味するフラグがセットさ
れ、修正が行われた区間をアーム2が逆進している間は
「リトライ」を意味するフラグがセットされる。 リトライポイントRP1:アーム2の軌道の修正が開始
された地点が設定される。 リトライポイントRP2:アーム2の軌道の修正が終了
した地点が設定される。
【0035】まず、ステップS10において、グライン
ダ3が所定のパスの最終ポイントに到達したか否かを判
断し、到達していない間は、以下に示す処理を繰り返し
行う。
【0036】<アーム2の正進動作>まず、ステップS
11において、状態フラグSTS_FLGに、「リトラ
イ」を示すフラグがセットされているか否かを判断す
る。この判断結果が「NO」の場合は、ステップS15
に進み、アーム2を教示軌道に沿って正進動作(図5に
示す矢印S方向へ動作)させる。次に、ステップS16
に進み、作業状態認識装置5から供給されるグラインダ
3の押し付け力fが、過負荷値Fmaxを超えているか否
かを判断する。この判断結果が「NO」の場合はステッ
プS21に進み、押し付け力fが適正作業最小値Fmin
より小さいか否かを判断する。この判断結果が「NO」
の場合は、再びステップS10へ戻る。
【0037】<軌道修正開始>ここで、グラインダ3の
押し付け力fが過負荷値Fmaxを超えた場合、すなわ
ち、ワーク上のバリの突出量が多い場合について説明す
る。この場合、ステップS16における判断結果が「Y
ES」となり、ステップS17に進む。そして、ステッ
プS17において、状態フラグSTS_FLGに、「過
負荷」もしくは「リトライ」を示すフラグがセットされ
ているか否かを判断する。この場合この判断結果は「N
O」となり、ステップS18に進む。そして、ステップ
S18において、状態フラグSTS_FLGに「過負
荷」を示すフラグをセットする。次に、ステップS19
に進み、アーム2の現在位置を、リトライポイントRP
1に設定する。そして、ステップS20に進み、図5に
示す矢印Q方向にアーム2の軌道を修正する。これによ
り、グラインダ3の押し付け力fが弱まる。そして、再
びステップS10へ戻る。
【0038】また、軌道修正を開始してから再びグライ
ンダ3の押し付け力fが過負荷値Fmaxを超えた場合、
すなわちワーク上のバリの突出量が更に多くなった場
合、ステップS16における判断結果が「YES」とな
り、ステップS17に進む。そして、ステップS17に
おいて、状態フラグSTS_FLGに「過負荷」もしく
は「リトライ」を示すフラグがセットされているか否か
を判断する。この場合、状態フラグSTS_FLGに
「過負荷」を示すフラグがセットされているので、この
判断結果は「YES」となり、ステップS20に進む。
そして、ステップS20において軌道を更に修正する。
これにより、グラインダ3の押し付け力fは、更に弱ま
る。そして、ステップS10へ戻る。
【0039】以後、グラインダ3の押し付け力fが適正
作業最小値Fminより小さくなるまで、ステップS10
→ステップS11→ステップS15→ステップS16→
ステップS21→ステップS10、もしくは→ステップ
S16→ステップS17→ステップS20→ステップS
10の処理を繰り返す。
【0040】<軌道修正終了>次に、上述のようにアー
ム2の軌道修正が行われている間、グラインダ3の押し
付け力fが適正作業最小値Fminより小さくなる場合に
ついて説明する。この場合、ステップS21における判
断結果は「YES」となり、ステップS22に進む。そ
して、ステップS22において、状態フラグSTS_F
LGに「過負荷」を示すフラグがセットされているか否
かを判断する。この場合、この判断結果は「YES」と
なり、ステップS23に進み、状態フラグSTS_FL
Gに「リトライ」を示すフラグをセットする。次に、ス
テップS24に進み、現在位置をリトライポイントRP
2に設定する。なお、ステップS19において設定され
たリトライポイントRP1から、ステップS24におい
て設定されるリトライポイントRP2までの区間を、軌
道修正区間とする。そして、ステップS25に進み、ア
ーム2を図5に示す矢印Q方向に軌道修正しているか否
かを判断する。この場合は、この判断結果は「YES」
となり、ステップS26に進み、矢印Q方向の逆方向、
すなわち教示軌道の方向へアーム2の軌道を再修正す
る。これにより、グラインダ3の押し付け力fが強ま
る。そして、ステップS10に戻る。
【0041】<軌道修正区間の往復動作>次に、ステッ
プS11に進み、状態フラグSTS_FLGに「リトラ
イ」を示すフラグがセットされているか否かを判断す
る。この場合、この判断結果は「YES」となり、ステ
ップS12に進む。そして、ステップS12において、
アーム2をリトライポイントRP2からリトライポイン
トRP1へ逆進動作(図5に示す矢印R方向へ動作)さ
せる。そして、ステップS13に進み、アーム2がリト
ライポイントRP1へ到達したか否かを判断する。この
判断結果が「NO」の場合、ステップS16に進む。
【0042】次に、ステップS16において、グライン
ダ3の押し付け力fが過負荷値Fma xを超えているか否
かを判断する。この判断結果が「YES」の場合、ステ
ップS17に進み、状態フラグSTS_FLGに「過負
荷」もしくは「リトライ」を示すフラグがセットされて
いるか否かを判断する。この場合、状態フラグSTS_
FLGに「リトライ」を示すフラグがセットされている
ので、この判断結果は「YES」となり、ステップS2
0に進む。そして、ステップS20において矢印Q方向
に軌道修正し、ステップS10に戻る。
【0043】一方、ステップS16における判断結果が
「NO」の場合、すなわち、グラインダ3の押し付け力
fが過負荷値Fmaxを超えていない場合は、ステップS
21に進み、押し付け力fが適正作業最小値Fminより
小さいか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場
合は、ステップS10に戻る。また、ステップS21に
おける判断結果が「YES」の場合は、ステップS22
に進み、状態フラグSTS_FLGに「過負荷」を示す
フラグがセットされているか否かを判断する。この場合
は、この判断結果は「NO」となり、ステップS25に
進む。そして、ステップS25において、アーム2の矢
印Q方向への軌道修正が行われているか否かを判断し、
この場合の判断結果は「YES」となり、ステップS2
6に進む。そして、ステップS26において、アーム2
の軌道の再修正を行い、ステップS10に戻る。
【0044】以上の処理を、アーム2がリトライポイン
トRP1に到達するまで行う。アーム2がリトライポイ
ントRP1に到達すると、ステップS13における判断
結果が「YES」となり、ステップS14に進む。そし
て、ステップS14において、状態フラグをリセットす
る。その後、ステップS16に進み、上述したアーム2
の正進動作を行う。
【0045】以上のように、グラインダ3の押し付け力
fが大きい場合、すなわちワーク上のバリの突出量が多
い場合、アーム2の軌道が修正され、グラインダ3の押
し付け力fが弱められる。そして、アーム2に、軌道が
修正された区間を再び移動させることにより、仕上がり
の精度を向上させることができる。
【0046】図7はこの発明の第2実施例によるバリ取
りロボットの構成を示す斜視図である。この図におい
て、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、
その説明を省略する。図7に示すバリ取りロボットにお
いては、グラインダ3にCDIセル等の受光素子8が取
り付けられている。この受光素子8は、研磨作業時に発
生する光を検出する。上記光は、グラインダ3によって
削られたワークの削り子および砥石が、摩擦熱により赤
く発熱して飛散する際に発生する。この光の光量は、研
削されるバリの突出量が多い程増加する。ここで、図8
に、グラインダ3の押し付け力fと上記光の光量との関
係を示す。この図に示すように、グラインダ3の押し付
け力fと光量は比例関係となる。
【0047】また、作業状態認識装置5は、受光素子8
によって検出される光量から作業状態、すなわちグライ
ンダ3の押し付け力fを認識する。また、作業状態認識
装置5内のRAM53には、グラインダ3の押し付け力
fと光量との関係を示す作業状態テーブルが記憶され
る。なお、この関係は、工具およびワークの種類等によ
り異なるため、予めRAM53には、作業に用いられる
工具およびワークの種類に合ったデータが記録される。
【0048】このような構成において、グラインダ3の
作業によって発生する光の光量が受光素子8によって検
出され、作業状態認識装置5に入力される。そして、作
業状態認識装置5において、演算装置51は、RAM5
3に記憶されている作業状態テーブルを参照し、グライ
ンダ3の押し付け力fを求める。この求められた押し付
け力fはロボットコントローラ6へ供給され、ロボット
コントローラ6により、第1実施例と同様に、アーム2
の移動速度vの制御、もしくは軌道の制御が行われる。
【0049】なお、第1実施例において、音質とグライ
ンダ3の押し付け力fとの関係から作業状態の認識を行
ったが、音質の代わりに音量によって認識を行っても良
い。また、音質と音量を共に用いたり、音と光との双方
を取り込むことによって認識を行い、精度を向上させる
ことができる。
【0050】更に、上述の実施例においては、音および
光の変化量を検出することにより作業状態の認識を行っ
たが、バリ取り作業による熱もしくは振動等の変化量を
検出するようにしてもよい。
【0051】また、アーム2の制御方法として、移動速
度を変更する方法、軌道を修正する方法、および軌道を
往復動作させる方法を示したが、これらを適宜組み合わ
せることにより、より仕上がり精度を向上させることが
できる。
【0052】更に、上記実施例においては、作業状態認
識装置5を1個の装置として設置するようにしたが、ロ
ボットコントローラ6の一部として組み込まれるように
してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、バリ取り作業時に発生する音あるいは光等の物理量
を検出し、該物理量の変化に基づきバリ研削手段の送り
速度もしくは作業経路を制御するので、作業状態に見合
ったロボット制御を行うことができ、仕上がり精度が向
上すると共に、作業の効率化を図ることができる。ま
た、高価な力覚センサおよび視覚認識装置等を用いるこ
となく、作業状態を検出することができ、高機能かつ安
価な装置を提供することができる。更に、光量を検出す
る場合、複雑な演算を行うことなく作業状態を認識する
ことができるので、制御手段の簡易化、および処理の高
速化が可能となる。また、作業経路を往復することによ
り、より仕上がり精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例によるバリ取りロボット
の構成を示す斜視図である。
【図2】同実施例におけるグラインダ3の押し付け力f
と作業音の音質(周波数)との関係を示すグラフであ
る。
【図3】同実施例における作業状態認識装置5の構成を
示すブロック図である。
【図4】同実施例におけるロボットコントローラ6の動
作を説明するPAD図である。
【図5】同実施例におけるグラインダ3の軌道変更を説
明する図である。
【図6】同実施例におけるロボットコントローラ6の動
作を説明するPAD図である。
【図7】この発明の第2実施例によるバリ取りロボット
の構成を示す斜視図である。
【図8】同実施例におけるグラインダ3の押し付け力f
と受光素子8の受光する光量との関係を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 ロボット本体 2 アーム 3 グラインダ 4 集音マイク 5 作業状態認識装置 6 ロボットコントローラ 8 受光素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク上に設定された作業経路を移動す
    ることにより前記ワークに形成されたバリを研削するバ
    リ研削手段と、 前記バリ研削手段によるバリの研削時に、前記研削され
    るバリの量に対応して発生する物理量を検出する検出手
    段と、 前記物理量の変化に対応して前記バリ研削手段の送り速
    度を制御する制御手段とを具備することを特徴とするバ
    リ取りロボット。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記バリの研削時に研
    削されるバリの量に対応して発生する作業音を集音する
    集音手段とし、 前記制御手段は、前記集音される作業音の変化に対応し
    て、前記バリ研削手段の送り速度を制御することを特徴
    とする請求項1記載のバリ取りロボット。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記バリの研削時に研
    削されるバリの量に対応して発生する削り子および火の
    粉の光量を検出する受光手段とし、 前記制御手段は、前記受光手段によって検出される前記
    光量が増加すると前記バリ研削手段の送り速度を遅く
    し、前記光量が減少すると前記バリ研削手段の送り速度
    を速くするよう制御することを特徴とする請求項1記載
    のバリ取りロボット。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記バリ研削手段の送
    り速度の制御に加えて、前記検出手段によって検出され
    る物理量が予め設定された値になるまで、前記作業経路
    を往復するよう前記バリ研削手段を制御することを特徴
    とする請求項1記載のバリ取りロボット。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記バリ研削手段の前
    記ワークに対する押し付け力を制御すべく、前記バリ研
    削手段の作業経路を変更することを特徴とする請求項1
    記載のバリ取りロボット。
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