JPH07108417A - 振動工具を有する力制御ロボット - Google Patents

振動工具を有する力制御ロボット

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JPH07108417A
JPH07108417A JP25547393A JP25547393A JPH07108417A JP H07108417 A JPH07108417 A JP H07108417A JP 25547393 A JP25547393 A JP 25547393A JP 25547393 A JP25547393 A JP 25547393A JP H07108417 A JPH07108417 A JP H07108417A
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JP
Japan
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force
tool
work
vibration
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP25547393A
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English (en)
Inventor
Yuji Masuda
祐司 升田
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工中に発生する振動やワークからの反力を
工具内部で吸収することによって力センサへの振動伝達
を防止して力センサが検出するワークに加わる荷重の精
度を高め、より高精度の力制御を可能にする。 【構成】 ロボット本体と、一方向への直線移動を可能
に配置した工具刃先を固定するホルダーと、そのホルダ
ーを支持するコイルバネと、工具刃先が移動する向きと
反対向きに移動可能に配置した錘と、その錘を支持する
コイルバネとを少なくとも内部に有した振動工具と、加
工中ワークに加わる荷重を検出する力センサと、及び力
制御を行うための制御装置とで構成された振動工具を有
する力制御ロボット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばワークのばり取
りを行うシステムに用いる場合の、振動工具を有する力
制御ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】力制御を用いてワークを加工する場合、
振動工具でワークに所望の力を作用させながら加工して
いくが、該力を制御するためには、ワークに作用する力
を正確に検出する必要がある。一般的にこの力の検出器
として力センサが用いられ、ロボット先端と工具との間
に取り付けられる。仮に、加工中、工具刃先がワークか
ら受ける反力や工具本体から発生する振動力がほぼ一定
ならば、該反力や該振動力に対する較正を予め1回行え
ば十分である。しかしながら、実際的にこのような場合
はほとんどなく、該反力や該振動力が変動し易い作業の
場合が多い。
【0003】このような作業において、ワークに作用す
る力を力センサで検出した場合、その検出信号には、力
制御に必要な力と、力制御の誤差となる該反力及び該振
動力とが混在し、該誤差成分が力制御ロボットの制御性
能を害していた。
【0004】従来、力制御ロボットの性能向上技術にお
いては、特開平02−83188号公報の力制御とイン
ピーダンス制御とを切り換える手段を設けた作業ロボッ
トの制御装置や、特開平04−306704号公報の位
置制御での加工後に力制御での加工を行うばり及び面取
方法、等が提案されている。
【0005】従来の振動工具においては、工具のグリッ
プへの振動伝達防止のために、特開昭57−12146
2号公報の工具内部に密閉室を設けてエアーダンパを構
成した工具や、実開昭57−75953号公報の工具内
部にエアー通路を設けてエアーダンパを構成した工具、
等が提案されている。
【0006】ワークに作用する力を力センサで検出した
場合、その検出信号中の誤差成分を少なくするように工
夫した振動工具を有する力制御ロボットに関する提案
は、従来、行われていなかった。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】特開平02−83188号公報や特開平0
4−306704号公報の技術は、ワークに作用する力
を力センサで検出し、その検出信号を基にして力制御を
行う方法であり、該検出信号中に工具刃先がワークから
受ける反力や工具本体から発生する振動力が誤差成分と
して混在した場合には、力制御ロボットの制御性能を害
する。
【0008】特開昭57−121462号公報や実開昭
57−75953号公報の技術は、工具内部のエアー圧
力によってダンパ性能が決まるが、このエアー圧力は工
具刃先がワークから受ける反力によって変動し易い。そ
のために作業中のダンパ性能が不安定に成り易い。
【0009】ワークに作用する力を力センサで検出した
場合、その検出信号中の誤差成分を少なくするように工
夫した振動工具を有する力制御ロボットがない。
【0010】本発明は以上の問題点を解決するため、加
工中に発生する振動やワークからの反力を工具内部で吸
収することによって力センサへの振動伝達を防止して力
センサが検出するワークに加わる荷重の精度を高め、よ
り高精度の力制御を可能にする振動工具を有する力制御
ロボットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】ロボット本体に力センサを介して振動工具
を設け、制御装置によって力制御を行う作業ロボットに
おいて、ロボット本体と、一方向への直線移動を可能に
配置した工具刃先を固定するホルダーと、そのホルダー
を支持するコイルバネと、工具刃先が移動する向きと反
対向きに移動可能に配置した錘と、その錘を支持するコ
イルバネとを少なくとも内部に有した振動工具と、加工
中ワークに加わる荷重を検出する力センサと、及び力制
御を行うための制御装置とで構成され、加工中に発生す
る振動やワークからの反力を工具内部で吸収することに
よって力センサへの振動伝達を防止して力センサが検出
するワークに加わる荷重の精度を高め、より高精度の力
制御を可能にしたことを特徴とする振動工具を有する力
制御ロボットである。
【実施例】
【0012】本発明の一実施例として、第1図及び第2
図に基づき、多関節型作業ロボット1に力センサ2を取
り付け、力センサ2にブラケット3を介してエアーを駆
動源とする振動工具4を取り付け、図示しない制御装置
によって力制御を行い、ワークに形成されたばりの除去
作業を行う振動工具を有する力制御ロボットの例を説明
する。
【0013】多関節型作業ロボット1は、例えば第1図
に示すように、基部7に関節部8を介して回転自在に設
けられるベース9と、ベース9に関節部10を介して回
転自在に設けられるアーム11と、ベース9に関節部1
2を介して回転自在に設けられるアーム13と、アーム
11とアーム13とに回転自在に連結されるアーム14
と、アーム14に手首3軸の関節部15を介して回転自
在に設けられるハンド16とから構成されている。
【0014】ハンド16には、ワークに加わる荷重を検
出して力フィードバック信号を出力する力センサ2及び
ブラケット3を介して、作業具であるやすり状の工具刃
先5を取り付けた振動工具4が取り付けられている。
【0015】また、関節部8・10・12・15には、
それぞれ、ベース9と、アーム11・13・14と、及
びハンド16の回転角と回転速度とを検出する回転角・
回転速度センサ8a・10a・12a・15a・15b
・15cが設けられ、位置・速度フィードバック信号が
出力される。
【0016】上記多関節型作業ロボット1と力センサ2
は、多関節型作業ロボット1の作動を回転角・回転速度
センサ8a・10a・12a・15a・15b・15c
と力センサ2とからの出力信号に基づいて力制御を行う
ための図示しない制御装置に接続されている。
【0017】振動工具4は、例えば第2図に示すような
ものである。該振動工具4はエアーを駆動源とし、その
作動の仕組みを第2図に基づいて説明する。駆動源であ
る圧縮エアーは、図示しないエアーコンプレッサからエ
アーホース6を介して振動工具4内部に導かれ、支持ゴ
ム17で支持されたエアーパイプ18中を通ってエアー
室19に入る。エアー室19は、チャック21で工具刃
先5を固定支持したホルダー22に固定保持されたリン
グゴム23が、ケース24とホルダー22との間に設け
た圧縮コイルバネ25によって、真中付近に開口部を有
するプレート20に対して押し付けられて密着し、か
つ、錘26に固定保持されたリングゴム27が、ケース
24と錘26との間に設けた圧縮コイルバネ28によっ
て、プレート20に対して押し付けられて密着し、その
結果形成される密閉空間である。エアー室19に入った
圧縮エアーは、まず、圧縮コイルバネ25の押し付け力
に抗してチャック21で工具刃先5を固定支持したホル
ダー22を矢印29の向きに移動させ、かつ、圧縮コイ
ルバネ28の押し付け力に抗して錘26を矢印30の向
きに移動させる。次に、該圧縮エアーはその結果生じた
間隙31を通ってエアー排出口32から大気中に排出さ
れる。間隙31から該圧縮エアーが排出されて行く過程
においてエアー室19内部の圧力が低下して行き、圧縮
コイルバネ25・28の押し付け力の方が大きくなった
とき、チャック21で工具刃先5を固定支持したホルダ
ー22は矢印30の向きに移動し、かつ、錘26は矢印
29の向きに移動する。その後、リングゴム23・27
は再びプレート20に対して押し付けられて密着する。
これらの一連の動作が繰り返されることによって振動工
具4は作動する。
【0018】本例に示す振動工具4を有する多関節型作
業ロボット1において、ワークに形成されたばりの除去
作業中、例えば振動工具4の達成し得る加工力では加工
できない大きなばりを除去しようとしたとき、工具刃先
5はワークから瞬間的に大きな抵抗力を受けるが、該抵
抗力が工具刃先5、振動工具4、及びブラケット3を介
して力センサ2へ伝播していく過程の中で、振動工具4
の内部で該抵抗力を吸収できれば、力センサ2が検出し
たワークに加わる荷重の検出信号中に該抵抗力が誤差と
して入り込むのを防げる。
【0019】ここで、ばりの除去作業中に発生する該抵
抗力を吸収する方法を第2図に基づいて説明する。該抵
抗力が工具刃先5に対して矢印30の向きに作用したと
き、該抵抗力は工具刃先5からホルダー22に伝播し、
ホルダー22を矢印30の向きに移動させる。このとき
リングゴム23・27がホルダー22と、プレート20
と、及び静止している錘26とによって瞬間的に圧縮さ
れ、エアー室19内の体積が減少し、それまで平衡状態
だった内部圧力が増大する。その直後、エアー室19の
内部圧力が再び平衡状態に移行するために圧縮コイルバ
ネ28の押し付け力に抗する力が生じ、該力は錘26を
矢印30の向きに移動させる。この錘26の移動によっ
て該抵抗力は吸収されてケース24には伝播せず、従っ
て、振動工具4を介してブラケット3及び力センサ2に
該抵抗力は伝播しない。
【0020】一方、振動工具4の作動中、ばりの除去作
業を行っていないアイドリング状態の場合には、振動工
具4が振動源となる振動によって生じた力がブラケット
3を介して力センサ2へ伝播する。アイドリング状態に
おいても該振動力が伝播していく過程の中で、振動工具
4の内部で該抵抗力を吸収できれば、力センサ2が検出
したワークに加わる荷重の検出信号中に該振動力が誤差
として入り込むのを防げる。
【0021】ここで、アイドリング状態で発生する該振
動力を吸収する方法を第2図に基づいて説明する。該振
動力は、主として、振動工具4が上記した一連の動作が
繰り返されることによって生じる。工具刃先5とチャッ
ク21及びホルダー22の全質量と圧縮コイルバネ25
の剛性とで構成されるばね−質量系の固有振動数と、錘
26の質量と圧縮コイルバネ28の剛性とで構成される
ばね−質量系の固有振動数とが、ほぼ等しくなるように
工具刃先5、チャック21、ホルダー22、及び錘26
の質量と、及び圧縮コイルバネ25・28の剛性を設定
する。チャック21で工具刃先5を固定支持したホルダ
ー22が圧縮コイルバネ25の押し付け力に抗して矢印
29の向きに移動するとき、錘26が圧縮コイルバネ2
8の押し付け力に抗して矢印30の向きに移動するが、
上記のように各々の質量及び剛性を設定することによ
り、ホルダー22が移動する周期と錘26が移動する周
期とがほぼ等しくなり、ケース24に対してホルダー2
2と錘26とが圧縮コイルバネ25・28を介して与え
る力がほぼ釣合い、振動工具4が上記した一連の動作を
繰り返しても、ケース24には該振動力が伝播せず、従
って、振動工具4を介してブラケット3及び力センサ2
にや力センサ2に該振動力は伝播しない。
【0022】尚、工具刃先5、チャック21、ホルダー
22、及び錘26の質量と、及び圧縮コイルバネ25・
28の剛性は、作業中に生じる加工抵抗力、振動工具4
から生じる振動力、動力源であるエアー圧力等を考慮し
て設定できる。
【0023】本実施例は、工具刃先5としてやすり状の
刃先を用いた例を示したが、この他、のこ刃、ナイフ、
砥石、キサゲ刃等の刃先も取り付け可能であり、これに
よって、金属、木材、プラスチック、石材、ゴム等多く
の材料の加工が行える。
【0024】
【発明の効果】本発明により、ワークに作用する力を力
センサで検出した場合、該検出信号中の力制御の誤差と
なる反力及び振動力の割合が少なくなり、よって検出す
るワークに加わる荷重の精度が高まって力制御ロボット
の制御精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】振動工具の断面図
【符号の説明】
1 多関節型作業ロボット 2 力センサ 4 振動工具 5 工具刃先 22 ホルダー 23 リングゴム 25 圧縮コイルバネ 26 錘 27 リングゴム 28 圧縮コイルバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット本体に力センサを介して振動工
    具を設け、制御装置によって力制御を行う作業ロボット
    において、ロボット本体と、一方向への直線移動を可能
    に配置した工具刃先を固定するホルダーと、そのホルダ
    ーを支持するコイルバネと、工具刃先が移動する向きと
    反対向きに移動可能に配置した錘と、その錘を支持する
    コイルバネとを少なくとも内部に有した振動工具と、加
    工中ワークに加わる荷重を検出する力センサと、及び力
    制御を行うための制御装置とで構成され、加工中に発生
    する振動やワークからの反力を工具内部で吸収すること
    によって力センサへの振動伝達を防止して力センサが検
    出するワークに加わる荷重の精度を高め、より高精度の
    力制御を可能にしたことを特徴とする振動工具を有する
    力制御ロボット。
JP25547393A 1993-10-13 1993-10-13 振動工具を有する力制御ロボット Pending JPH07108417A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016137551A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 ファナック株式会社 ロボットを用いたキサゲ加工装置及びキサゲ加工方法
CN115727097A (zh) * 2022-12-24 2023-03-03 西安交通大学 工业机器人智能主轴颤振抑制的磁流变液吸振器及设计方法

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