JPH06270148A - ガラス繊維プリフォーム製品及びその製造方法 - Google Patents

ガラス繊維プリフォーム製品及びその製造方法

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JPH06270148A
JPH06270148A JP5082629A JP8262993A JPH06270148A JP H06270148 A JPH06270148 A JP H06270148A JP 5082629 A JP5082629 A JP 5082629A JP 8262993 A JP8262993 A JP 8262993A JP H06270148 A JPH06270148 A JP H06270148A
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JP
Japan
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glass fiber
film
fiber preform
preform product
product
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Pending
Application number
JP5082629A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketami Kikutani
武民 菊谷
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Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レジンインジェクション法によってFRP成
形体を作製する場合、少なくとも上型が不要となるた
め、生産設備コストの低減が図れ、しかも簡易形状だけ
でなく、一般形状や複雑形状のFRP成形体まで作製す
ることを可能にするガラス繊維プリフォーム製品とその
製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 上型21a及び下型21bの周囲に装備され
るような形状を有する上下のクランプ枠22a、22b
が移動することによって積層体17の周囲が挟まれ、そ
の状態で成形機21が型締めされて積層体17が圧縮成
形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FRP成形体を作製す
る方法の一つであるレジンインジェクション法に適用す
ることが可能なガラス繊維プリフォーム製品及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりFRP成形体を作製する方法と
しては各種存在するが、その一つとしてレジンインジェ
クション法がある。この方法は、補強材となるガラス繊
維連続ストランドマットやガラス繊維チョップドストラ
ンドマットを上下の成形型の間に配置し、上下の型を型
締めすることによって位置決めした後、この状態のまま
で、あるいは上下いずれかの型に真空ポンプを接続し、
型中を真空にした状態で、型中に不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂等を注入し、硬
化させる方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レジンインジェクショ
ン法は、ハンドレイアップ法やスプレイアップ法に比べ
て、作業者の熟練度を必要とせず、またクローズドモー
ルド方式で行うので、スチレン揮臭の発生が少なく、作
業環境が良好であることを特徴とする方法であるが、堅
牢で、高価な成形型が必要であり、しかもそれを保持す
る周辺設備も必要で、生産設備コストが高くなるという
問題を有している。
【0004】しかしながら平面に近い形状を有するFR
P成形体を作製する場合には、下型に配置したガラス繊
維連続ストランドマットやガラス繊維チョップドストラ
ンドマットの表面にフィルムを配置し、真空引きにより
フィルムをガラス繊維連続ストランドマットやガラス繊
維チョップドストランドマットに添わす事によって、フ
ィルムを上型の代替品として使用し、生産設備コストを
低減することも可能であるが、この方法で作製できるF
RP成形体は、極めて簡易な形状のものだけに限定され
る。すなわちこの方法によって複雑な形状のFRP成形
体を作製しようとすると、フィルムに皺がより、その部
分に注入した樹脂が溜って、FRP成形体の機械的強度
の低下、外観不良等の問題を引き起こすからである。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、レジンインジェクション法によってFRP成形体
を作製する場合、少なくとも上型が不要となるため、生
産設備コストの低減が図れ、しかも簡易形状だけでな
く、一般形状や複雑形状のFRP成形体まで作製するこ
とを可能にするガラス繊維プリフォーム製品とその製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明のガラス
繊維プリフォーム製品は、FRP成形品の補強材となる
ように所定形状に成形されたガラス繊維プリフォーム製
品であって、その片面あるいは両面にフィルムが貼り付
けられてなることを特徴とする。
【0007】ところで一般にガラス繊維プリフォームを
作製する方法としては、ダイレクトプリフォーム法と、
スタンプドプリフォーム法の2つの方法が存在する。
【0008】ダイレクトプリフォーム法とは、ガラスロ
ービングを2インチ程度に切断し、液状結合剤と共に所
定形状の型に吹き付けた後、乾燥させてから型から取り
外す方法である。
【0009】またスタンプドプリフォーム法とは、まず
ガラス繊維連続ストランドマットを準備し、これに付着
している有機バインダーが軟化する温度で加熱した後、
所定形状に圧縮成形することによってプリフォームを作
製する方法であり、この方法は、ダイレクトプリフォー
ム法に比べて生産効率が良く、連続生産が可能であるた
め、ガラス繊維プリフォームを大量生産するのに適して
おり、本発明のガラス繊維プリフォーム製品は、このス
タンプドプリフォーム法を応用するものである。因にガ
ラス繊維連続ストランドマットとは、連続したままで乱
れた渦巻き状のガラスストランドを平面上に均一な厚み
に多数本堆積させ、熱可塑性樹脂からなる有機バインダ
ーを用いてマット状に成形したものである。
【0010】本発明のガラス繊維プリフォーム製品の製
造方法は、少なくともガラス繊維連続ストランドマット
を備えたガラス繊維マットを準備し、その片面あるいは
両面にフィルムを重ね合わせて積層体を作製した後、こ
の積層体を加熱し、次いで圧縮成形することを特徴とす
る。
【0011】本発明において使用するガラス繊維マット
は、ガラス繊維連続ストランドマットの1枚あるいは複
数枚を重ね合わせたり、これにガラス繊維チョップドス
トランドマットを重ね合わせることによって作製でき、
圧縮成形した際に切断することなく所定形状を有するガ
ラス繊維プリフォーム製品を得るためには、少なくとも
ガラス繊維連続ストランドマットを備えていなければな
らない。
【0012】また本発明においては、フィルムが、ナイ
ロン系フィルム、PVA系フィルム、ポリオレフィン系
フィルムから選択された1種であることを特徴とする。
【0013】すなわち本発明において使用するフィルム
には、FRP成形体の作製時に注入される樹脂を通さ
ず、しかも加温されることによって伸張可能となり、圧
縮成形した後もガラス繊維プリフォームの表面に沿って
貼り付くことが要求されるため、これらの要求を満足す
るナイロン系フィルム、PVA系フィルム、ポリオレフ
ィン系フィルムが好適である。またこのフィルムは、加
熱時に著しく収縮しないように一定以上の厚みを有する
ことが望ましく、具体的には、100μm以上の厚みを
有することが好ましい。
【0014】
【作用】本発明のガラス繊維プリフォーム製品は、その
片面あるいは両面にフィルムが貼り付けられているた
め、これを使用してFRP成形体を作製する場合には、
少なくとも上型が不要となる。
【0015】すなわち片面のみにフィルムが貼り付けら
れた本発明のガラス繊維プリフォーム製品を使用する場
合には、堅牢な下型のみを準備し、フィルムの存在しな
い面が成形型に接するようにしてガラス繊維プリフォー
ム製品を配置した後、成形型とフィルムの間に樹脂を注
入すると、樹脂がフィルムを通ることがないため、成形
型とフィルムの形状に合致した形状を有するFRP成形
体が得られる。
【0016】また両面にフィルムが貼り付けられたガラ
ス繊維プリフォーム製品を使用する場合には、ガラス繊
維プリフォーム製品の下面の形状に合致した形状を有
し、比較的安価な材料からなる下型を準備し、この下型
にガラス繊維プリフォーム製品を配置した後、両フィル
ムの間に樹脂を注入すると、樹脂がフィルムを通ること
がなく、両フィルムの形状に合致した形状を有するFR
P成形体が得られる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0018】図1は、本発明のガラス繊維プリフォーム
製品の製造方法を示すための説明図である。
【0019】図1において、ロール状に巻き取られた幅
1400mmの2枚のガラス繊維連続ストランドマット
10a、10bは、いずれも450g/m2 の目付を有
しており、第1のテンション調整ローラー11、12を
介し、第1のベルトコンベアー13によって徐々に引き
出され、互いに重なり合ってガラス繊維マット10とな
る。
【0020】またロール状に巻き取られた幅1400m
mのナイロン系フィルム14は、100μmの厚みを有
しており、第2のテンション調整ローラー15を介し、
第1のベルトコンベアー13によってガラス繊維マット
10と同時に引き出され、押えローラー16によって互
いに密着して重ね合わされて積層体17となる。
【0021】その後、この積層体17は、所定位置で止
まり、切断刃18によって900mmの長さになるよう
に切断されてから、第2のベルトコンベアー19によっ
て加熱炉20の手前まで移動し、さらに積層体17の周
囲を把持して移動させる機構を有するマット移動装置
(図示せず)によって加熱炉20内に移動する。
【0022】加熱炉20は、約300℃の雰囲気温度に
設定されており、ここで積層体17は一定時間保持さ
れ、これによって、ガラス繊維の表面に付着している有
機バインダーが充分軟化すると共にナイロン系フィルム
14が伸張可能となる。
【0023】加熱が終了すると、積層体17は、マット
移動装置(図示せず)によって成形機21の上型21a
と下型21bの間に移動する。次いで上型21a及び下
型21bの周囲に装備されるような形状を有する上下の
クランプ枠22a、22bが移動することによって積層
体17の周囲が挟まれ、その状態で成形機21が型締め
されて積層体17が圧縮成形される。一定時間経過後、
上型21aと下型21bを開くことによって型中の成形
体、すなわち片面にナイロン系フィルム14が貼り付け
られたガラス繊維プリフォーム製品が取り出される。
【0024】次に図2に基づいてこのガラス繊維プリフ
ォームを用いてFRP成形体を作製する方法を説明す
る。
【0025】まずナイロン系フィルム14が貼り付いて
いない面を下にした状態で、ガラス繊維プリフォーム製
品23を、エポキシ樹脂及び充填材から作製され、所定
形状を有するFRP成形用下型24上に配置し、その周
囲をゴムピンチ25によって押えた後、樹脂注入口26
と真空脱泡口27の各々にホース28、29を取り付け
た。その後、真空脱泡口27からエアー引きをしなが
ら、樹脂注入口26から硬化剤入りの不飽和ポリエステ
ル樹脂を注入し、この状態で約30〜40分間保持して
からゴムピンチ25を取り外すことによってFRP成形
体が得られた。次いでこのFRP成形体を、FRP成形
用下型24から取り外した後、ホース28、29と共に
ナイロン系フィルム14も取り外した。
【0026】こうして得られたFRP成形体は、FRP
成形用下型24とナイロン系フィルム14の形状に合致
する形状を有していた。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のガラス繊維プリフ
ォーム製品を使用すると、レジンインジェクション法に
よってFRP成形体を作製する場合、少なくとも上型が
不要となるため、生産設備コストの低減が図れ、しかも
簡易形状だけでなく、一般形状や複雑形状のFRP成形
体まで作製することが可能となり、また本発明の方法に
よると、このようなガラス繊維プリフォーム製品を連続
的に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス繊維プリフォーム製品の製造方
法を示す説明図である。
【図2】本発明のガラス繊維プリフォーム製品を用いて
FRP成形体を作製する方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ガラス繊維マット 14 ナイロン系フィルム 17 積層体 18 切断刃 20 加熱炉 21 成形機 23 ガラス繊維プリフォーム製品 24 FRP成形用下型

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FRP成形体の補強材となるように所定
    形状に成形されたガラス繊維プリフォーム製品であっ
    て、その片面あるいは両面にフィルムが貼り付けられて
    なることを特徴とするガラス繊維プリフォーム製品。
  2. 【請求項2】 フィルムが、ナイロン系フィルム、PV
    A系フィルム、ポリオレフィン系フィルムから選択され
    た1種であることを特徴とする請求項1のガラス繊維プ
    リフォーム製品。
  3. 【請求項3】 少なくともガラス繊維連続ストランドマ
    ットを備えたガラス繊維マットを準備し、その片面ある
    いは両面にフィルムを重ね合わせて積層体を作製した
    後、この積層体を加熱し、次いで圧縮成形することを特
    徴とするガラス繊維プリフォーム製品の製造方法。
  4. 【請求項4】 フィルムが、ナイロン系フィルム、PV
    A系フィルム、ポリオレフィン系フィルムから選択され
    た1種であることを特徴とする請求項3のガラス繊維プ
    リフォーム製品の製造方法。
JP5082629A 1993-03-17 1993-03-17 ガラス繊維プリフォーム製品及びその製造方法 Pending JPH06270148A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014240191A (ja) * 2013-05-15 2014-12-25 東芝機械株式会社 成形品の製造方法及び成形品製造装置
WO2019069639A1 (ja) * 2017-10-06 2019-04-11 八千代工業株式会社 繊維強化樹脂部材の製造方法、燃料タンク及び繊維強化樹脂部材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014240191A (ja) * 2013-05-15 2014-12-25 東芝機械株式会社 成形品の製造方法及び成形品製造装置
WO2019069639A1 (ja) * 2017-10-06 2019-04-11 八千代工業株式会社 繊維強化樹脂部材の製造方法、燃料タンク及び繊維強化樹脂部材
JPWO2019069639A1 (ja) * 2017-10-06 2020-07-27 八千代工業株式会社 繊維強化樹脂部材の製造方法、燃料タンク及び繊維強化樹脂部材

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