JPH06270435A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH06270435A JPH06270435A JP6644893A JP6644893A JPH06270435A JP H06270435 A JPH06270435 A JP H06270435A JP 6644893 A JP6644893 A JP 6644893A JP 6644893 A JP6644893 A JP 6644893A JP H06270435 A JPH06270435 A JP H06270435A
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- JP
- Japan
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- recording medium
- heat
- recording
- erasing
- roller
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- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来よりも無駄な電力を消費せず、回路構成も
簡易化し、低価格化が可能となる記録装置を提供する。 【構成】記録媒体Pに記録された可視像を消去する消去
用発熱ローラ1は、ローラ回転軸16の外周に、絶縁体
17、第1の導電層18、導電性ゴム15、および、第
2の導電層19を順次形成することで構成されている。
導電性ゴム15は、加圧導電性の通電により発熱する導
電性ゴムである。導電性ゴム15中のハッチング部は、
記録媒体Pおよびプレスローラ2によって加圧を受けて
いる部分であり、この部分のみに導電性が現われ、第1
の導電層18と第2の導電層19との間に所定の電圧を
印加することで、導電性ゴム15の加圧を受けている部
分のみに電流が流れ、ジュール熱を発生させる。この発
生したジュール熱が消去用発熱ローラ1とプレスローラ
2との間を加圧搬送される記録媒体Pに与えられる。
簡易化し、低価格化が可能となる記録装置を提供する。 【構成】記録媒体Pに記録された可視像を消去する消去
用発熱ローラ1は、ローラ回転軸16の外周に、絶縁体
17、第1の導電層18、導電性ゴム15、および、第
2の導電層19を順次形成することで構成されている。
導電性ゴム15は、加圧導電性の通電により発熱する導
電性ゴムである。導電性ゴム15中のハッチング部は、
記録媒体Pおよびプレスローラ2によって加圧を受けて
いる部分であり、この部分のみに導電性が現われ、第1
の導電層18と第2の導電層19との間に所定の電圧を
印加することで、導電性ゴム15の加圧を受けている部
分のみに電流が流れ、ジュール熱を発生させる。この発
生したジュール熱が消去用発熱ローラ1とプレスローラ
2との間を加圧搬送される記録媒体Pに与えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、熱エネルギ
の制御によって白濁化あるいは透明化することにより、
可視像の記録あるいは消去が繰返し可能な記録媒体に対
して、サーマルヘッドなどの熱記録手段によって可視像
の記録を行ない、発熱ローラなどの熱消去手段によって
その記録された可視像の消去を行なう記録装置に関す
る。
の制御によって白濁化あるいは透明化することにより、
可視像の記録あるいは消去が繰返し可能な記録媒体に対
して、サーマルヘッドなどの熱記録手段によって可視像
の記録を行ない、発熱ローラなどの熱消去手段によって
その記録された可視像の消去を行なう記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のハードコピーは、紙などの記録媒
体に外部からインクあるいはトナーなどの顕像材により
画像形成を行なうか、あるいは、感熱記録紙のように、
紙などの基材上に記録層を設け、この記録層に可視像を
形成するなど、永久画像を記録するものであった。
体に外部からインクあるいはトナーなどの顕像材により
画像形成を行なうか、あるいは、感熱記録紙のように、
紙などの基材上に記録層を設け、この記録層に可視像を
形成するなど、永久画像を記録するものであった。
【0003】しかし、最近、各種のネットワーク網の構
築、ファクシミリ、複写機の普及に伴い、これらの記録
媒体の消費量の急激な増加は、森林破壊などの自然破壊
問題、ごみ処理などの社会問題を引き起こしている。こ
れらの問題に対応するために記録紙の再生など、記録媒
体の消費量の削減が強く要求されている。この課題に対
して、最近、記録/消去を繰返し行なえる記録媒体が注
目されている。
築、ファクシミリ、複写機の普及に伴い、これらの記録
媒体の消費量の急激な増加は、森林破壊などの自然破壊
問題、ごみ処理などの社会問題を引き起こしている。こ
れらの問題に対応するために記録紙の再生など、記録媒
体の消費量の削減が強く要求されている。この課題に対
して、最近、記録/消去を繰返し行なえる記録媒体が注
目されている。
【0004】そこで、このような特性を持つ記録媒体と
して、記録材料に与えられる温度により透明と白濁の両
状態を可逆的に変化できる記録媒体が提案されている
(たとえば、特開昭55−154198号公報参照)。
して、記録材料に与えられる温度により透明と白濁の両
状態を可逆的に変化できる記録媒体が提案されている
(たとえば、特開昭55−154198号公報参照)。
【0005】この記録媒体は、たとえば、図11に示す
ように、透明状態において、その温度をT1 からT4 〜
T5 に上昇させたとき、透明状態から白濁状態になり、
その温度がT1 に戻っても、そのまま白濁状態を保持す
る。そして、記録媒体の温度をT1 からT2 〜T3 に上
昇させ、再びT1 に戻すと、白濁状態から透明状態とな
り、そのまま透明状態を保持する。この変化は繰返し再
現可能である。
ように、透明状態において、その温度をT1 からT4 〜
T5 に上昇させたとき、透明状態から白濁状態になり、
その温度がT1 に戻っても、そのまま白濁状態を保持す
る。そして、記録媒体の温度をT1 からT2 〜T3 に上
昇させ、再びT1 に戻すと、白濁状態から透明状態とな
り、そのまま透明状態を保持する。この変化は繰返し再
現可能である。
【0006】このような記録媒体を用いてサーマルヘッ
ドで繰り返し記録したときの分解能の劣化についての検
討が報告されている(たとえば、第4回ノンイクパクト
プリンティング技術シンポジウム論文集、3−2、p5
7(昭和62年)参照)。
ドで繰り返し記録したときの分解能の劣化についての検
討が報告されている(たとえば、第4回ノンイクパクト
プリンティング技術シンポジウム論文集、3−2、p5
7(昭和62年)参照)。
【0007】また、熱可逆性記録材料を有する表示体の
表示、および、消去を行なう表示変更装置が提案されて
いる(たとえば、実開平2−19568号公報参照)。
この装置では、表示体の表示を熱的に消去する消去手段
と、熱的に印字する印字手段とを備えている。具体例と
して、熱可逆性記録層を有する情報記録カードに、ヒー
トローラ(消去手段)とサーマルヘッド(印字手段)を
用いて表示の消去、記録を行なう装置が開示されている
(たとえば、実開平2−3876号公報参照)。
表示、および、消去を行なう表示変更装置が提案されて
いる(たとえば、実開平2−19568号公報参照)。
この装置では、表示体の表示を熱的に消去する消去手段
と、熱的に印字する印字手段とを備えている。具体例と
して、熱可逆性記録層を有する情報記録カードに、ヒー
トローラ(消去手段)とサーマルヘッド(印字手段)を
用いて表示の消去、記録を行なう装置が開示されている
(たとえば、実開平2−3876号公報参照)。
【0008】また、熱エネルギの制御のみで可逆的な色
調変化を与えるロイコ染料を発色源とした記録材料も発
表されている(たとえば、Japan Hardcop
y’90、NIP−2、p147(1990年)参
照)。
調変化を与えるロイコ染料を発色源とした記録材料も発
表されている(たとえば、Japan Hardcop
y’90、NIP−2、p147(1990年)参
照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のヒート
ローラを消去手段として用いた場合、ローラ中心部にハ
ロゲンランプを設置し、ハロゲンランプ発光の輻射熱で
ヒートローラを加熱し、記録媒体をヒートローラに接触
させて加熱することで表示の消去を行なっていた。しか
し、このような場合、ヒートローラを最適な温度に維持
する必要があり、ヒートローラの熱容量を大きくして、
恒温状態を維持させていたため、ヒートローラのサイズ
を大きくして、ヒートローラ全体を加熱していた。
ローラを消去手段として用いた場合、ローラ中心部にハ
ロゲンランプを設置し、ハロゲンランプ発光の輻射熱で
ヒートローラを加熱し、記録媒体をヒートローラに接触
させて加熱することで表示の消去を行なっていた。しか
し、このような場合、ヒートローラを最適な温度に維持
する必要があり、ヒートローラの熱容量を大きくして、
恒温状態を維持させていたため、ヒートローラのサイズ
を大きくして、ヒートローラ全体を加熱していた。
【0010】したがって、加熱する必要がない記録媒体
が接触していない部分まで加熱され、加熱に費やす電力
消費に無駄があった。また、熱容量が大きいために、電
源投入時から使用可能状態になるまでの立ち上がり時間
が非常に長くなるといったことや、記録/消去が行なわ
れないときでも保温しておく必要があったため、さら
に、電力消費に無駄があった。また、希望する温度に保
持するために、サーミスタなどにより温度検知を行な
い、検知温度に基づいた複雑な恒温制御を行なう必要が
あった。
が接触していない部分まで加熱され、加熱に費やす電力
消費に無駄があった。また、熱容量が大きいために、電
源投入時から使用可能状態になるまでの立ち上がり時間
が非常に長くなるといったことや、記録/消去が行なわ
れないときでも保温しておく必要があったため、さら
に、電力消費に無駄があった。また、希望する温度に保
持するために、サーミスタなどにより温度検知を行な
い、検知温度に基づいた複雑な恒温制御を行なう必要が
あった。
【0011】このように、異なる温度履歴により白濁と
透明の両状態を繰返し示す記録媒体に対して可視像の記
録あるいは消去を行なう記録装置では、無駄な電力を消
費してしまうとともに、複雑な恒温制御を行なう必要が
あるという問題があった。そこで、本発明は、従来より
も無駄な電力を消費せず、回路構成も簡易化し、低価格
化が可能となる記録装置を提供することを目的とする。
透明の両状態を繰返し示す記録媒体に対して可視像の記
録あるいは消去を行なう記録装置では、無駄な電力を消
費してしまうとともに、複雑な恒温制御を行なう必要が
あるという問題があった。そこで、本発明は、従来より
も無駄な電力を消費せず、回路構成も簡易化し、低価格
化が可能となる記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、異
なる温度の熱履歴により記録と消去の2つの状態を示す
記録媒体に対して可視像を記録する熱記録手段と、前記
記録媒体が圧接される加圧導電性の発熱体と、この発熱
体に対して通電制御を行なう給電手段とからなり、前記
記録媒体に記録された可視像を消去する熱消去手段とを
具備している。
なる温度の熱履歴により記録と消去の2つの状態を示す
記録媒体に対して可視像を記録する熱記録手段と、前記
記録媒体が圧接される加圧導電性の発熱体と、この発熱
体に対して通電制御を行なう給電手段とからなり、前記
記録媒体に記録された可視像を消去する熱消去手段とを
具備している。
【0013】また、本発明の記録装置は、異なる温度の
熱履歴により記録と消去の2つの状態を示す記録媒体に
対して可視像を記録する熱記録手段と、加圧導電性の発
熱体と、この発熱体に対してその厚さ以下の距離だけ離
れて設置され、前記記録媒体を前記発熱体に対して加圧
接触させる加圧支持部材と、前記発熱体に前記記録媒体
が接触する前に前記発熱体に対して通電を行なう給電手
段とからなり、前記記録媒体に記録された可視像を消去
する熱消去手段とを具備している。
熱履歴により記録と消去の2つの状態を示す記録媒体に
対して可視像を記録する熱記録手段と、加圧導電性の発
熱体と、この発熱体に対してその厚さ以下の距離だけ離
れて設置され、前記記録媒体を前記発熱体に対して加圧
接触させる加圧支持部材と、前記発熱体に前記記録媒体
が接触する前に前記発熱体に対して通電を行なう給電手
段とからなり、前記記録媒体に記録された可視像を消去
する熱消去手段とを具備している。
【0014】さらに、本発明の記録装置は、異なる温度
の熱履歴により記録と消去の2つの状態を示す記録媒体
に対して可視像を記録する熱記録手段と、通電により発
熱し自己温度制御特性を持つ発熱体と、この発熱体に対
して通電制御を行なう給電手段とからなり、前記記録媒
体に記録された可視像を消去する熱消去手段とを具備し
ている。
の熱履歴により記録と消去の2つの状態を示す記録媒体
に対して可視像を記録する熱記録手段と、通電により発
熱し自己温度制御特性を持つ発熱体と、この発熱体に対
して通電制御を行なう給電手段とからなり、前記記録媒
体に記録された可視像を消去する熱消去手段とを具備し
ている。
【0015】
【作用】本発明によれば、熱消去手段を加圧導電性の通
電により発熱する発熱体で構成することにより、記録媒
体が接触し、所定の圧力で加圧される部分だけ発熱され
るため、必要のない部分の発熱がなくなり、無駄な電力
を消費しなくなる。
電により発熱する発熱体で構成することにより、記録媒
体が接触し、所定の圧力で加圧される部分だけ発熱され
るため、必要のない部分の発熱がなくなり、無駄な電力
を消費しなくなる。
【0016】また、熱消去手段の発熱体と、加圧支持部
材を記録媒体の厚さ以下の距離だけ離れて設置し、記録
媒体が発熱体に接触する前に上記発熱体に給電すること
により、記録媒体がきたときだけ発熱体が加圧され、加
圧接触している部分だけ発熱が起こる。よって、必要時
以外は発熱体を発熱させないで済むため、より一層の消
費電力の低減が可能になる。
材を記録媒体の厚さ以下の距離だけ離れて設置し、記録
媒体が発熱体に接触する前に上記発熱体に給電すること
により、記録媒体がきたときだけ発熱体が加圧され、加
圧接触している部分だけ発熱が起こる。よって、必要時
以外は発熱体を発熱させないで済むため、より一層の消
費電力の低減が可能になる。
【0017】さらに、熱消去手段の発熱体に自己温度制
御特性を持たせることにより、複雑な恒温制御を行なわ
なくても熱消去手段の温度を一定に維持できるため、従
来必要だった複雑な恒温制御回路が必要なくなり、回路
構成が簡易化される。
御特性を持たせることにより、複雑な恒温制御を行なわ
なくても熱消去手段の温度を一定に維持できるため、従
来必要だった複雑な恒温制御回路が必要なくなり、回路
構成が簡易化される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施例に係る記録
装置の構成を概略的に示すものである。図において、1
は熱消去手段の一部である発熱体としての消去用発熱ロ
ーラ、2は消去用発熱ローラ1に所定の圧力で圧接され
る加圧支持部材としてのプレスローラ、3は熱記録手段
としてのサーマルヘッド、4はサーマルヘッド3に対向
して設けられたプラテンローラ、5は記録媒体Pを搬送
する搬送ローラ、6は搬送ガイド、7は搬送される記録
媒体Pを検出する位置検出センサであり、消去用発熱ロ
ーラ1の手前に設けられている。
装置の構成を概略的に示すものである。図において、1
は熱消去手段の一部である発熱体としての消去用発熱ロ
ーラ、2は消去用発熱ローラ1に所定の圧力で圧接され
る加圧支持部材としてのプレスローラ、3は熱記録手段
としてのサーマルヘッド、4はサーマルヘッド3に対向
して設けられたプラテンローラ、5は記録媒体Pを搬送
する搬送ローラ、6は搬送ガイド、7は搬送される記録
媒体Pを検出する位置検出センサであり、消去用発熱ロ
ーラ1の手前に設けられている。
【0020】記録媒体Pは、加熱する温度により図11
に示すように透明状態と白濁状態とに変化し、繰返し使
用が可能な記録材料を基材に塗布してなるシート状の記
録媒体である。
に示すように透明状態と白濁状態とに変化し、繰返し使
用が可能な記録材料を基材に塗布してなるシート状の記
録媒体である。
【0021】このような構成において図1の動作を簡単
に説明する。記録媒体Pを本装置に挿入すると、搬送ロ
ーラ5と搬送ガイド6とによって消去用発熱ローラ1へ
と搬送される。消去用発熱ローラ1、プラテンローラ
4、および、搬送ローラ5は、図示しないモータによっ
て記録媒体Pを搬送する速度で回転駆動されている。
に説明する。記録媒体Pを本装置に挿入すると、搬送ロ
ーラ5と搬送ガイド6とによって消去用発熱ローラ1へ
と搬送される。消去用発熱ローラ1、プラテンローラ
4、および、搬送ローラ5は、図示しないモータによっ
て記録媒体Pを搬送する速度で回転駆動されている。
【0022】記録媒体Pの挿入を検出した位置検出セン
サ7の検出信号に基づき、消去用発熱ローラ1への通電
が開始され、消去用発熱ローラ1の後述する加圧導電性
により、圧力が加わっている部分(プレスローラ2と接
触している部分)のみが発熱する。したがって、記録媒
体Pは、部分的に発熱している消去用発熱ローラ1とプ
レスローラ2とにより加圧搬送されながら、消去用発熱
ローラ1に接触することで透明化し得る熱エネルギが与
えられ、既画像が消去される。
サ7の検出信号に基づき、消去用発熱ローラ1への通電
が開始され、消去用発熱ローラ1の後述する加圧導電性
により、圧力が加わっている部分(プレスローラ2と接
触している部分)のみが発熱する。したがって、記録媒
体Pは、部分的に発熱している消去用発熱ローラ1とプ
レスローラ2とにより加圧搬送されながら、消去用発熱
ローラ1に接触することで透明化し得る熱エネルギが与
えられ、既画像が消去される。
【0023】そして、記録媒体Pは、サーマルヘッド3
へと送られ、ここで新画像の記録が行なわれる。ここで
は、サーマルヘッド3の画像信号に応じたパルス電圧の
選択的な印加により、記録媒体Pに部分的に白濁化し得
る熱エネルギが与えられ、画像が記録される。したがっ
て、記録媒体Pは,装置挿入前の既画像が消去され、新
しい画像が形成され、白い画像の可視画像が形成されて
排出される。
へと送られ、ここで新画像の記録が行なわれる。ここで
は、サーマルヘッド3の画像信号に応じたパルス電圧の
選択的な印加により、記録媒体Pに部分的に白濁化し得
る熱エネルギが与えられ、画像が記録される。したがっ
て、記録媒体Pは,装置挿入前の既画像が消去され、新
しい画像が形成され、白い画像の可視画像が形成されて
排出される。
【0024】さらに、記録媒体Pをもう一度使用すると
き、本装置に挿入された記録媒体Pは,前と同じように
搬送ローラ5と搬送ガイド6とによって搬送され、消去
用発熱ローラ1で前回記録した既画像が消去され、サー
マルヘッド3で新しい画像が形成される。以上のような
ことを繰返すことによって、記録媒体Pを繰返し何回で
も使用することが可能となる。
き、本装置に挿入された記録媒体Pは,前と同じように
搬送ローラ5と搬送ガイド6とによって搬送され、消去
用発熱ローラ1で前回記録した既画像が消去され、サー
マルヘッド3で新しい画像が形成される。以上のような
ことを繰返すことによって、記録媒体Pを繰返し何回で
も使用することが可能となる。
【0025】図2は、上記したように構成された記録装
置の電気回路を概略的に示すものである。すなわち、搬
送駆動部8、消去用発熱ローラ駆動部9、サーマルヘッ
ド駆動部10、ROM(リード・オンリ・メモリ)1
1、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)12、位置
検出センサ7は、それぞれ全体的な制御を司るCPU
(セントラル・プロセッシング・ユニット)13に接続
されている。
置の電気回路を概略的に示すものである。すなわち、搬
送駆動部8、消去用発熱ローラ駆動部9、サーマルヘッ
ド駆動部10、ROM(リード・オンリ・メモリ)1
1、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)12、位置
検出センサ7は、それぞれ全体的な制御を司るCPU
(セントラル・プロセッシング・ユニット)13に接続
されている。
【0026】搬送駆動部8は、指定の搬送速度になるよ
う、CPU13の命令によりROM11、RAM12内
に設定されているデータに基づいてモータ14を回転駆
動する。モータ14は、前記消去用発熱ローラ1、プラ
テンローラ4、および、搬送ローラ5などを回転駆動す
るためのものである。
う、CPU13の命令によりROM11、RAM12内
に設定されているデータに基づいてモータ14を回転駆
動する。モータ14は、前記消去用発熱ローラ1、プラ
テンローラ4、および、搬送ローラ5などを回転駆動す
るためのものである。
【0027】消去用発熱ローラ駆動部9は、CPU13
に取込まれた位置検出センサ7の検出信号に基づき、あ
らかじめ設定されたタイミングで消去用発熱ローラ1へ
の通電開始、停止制御のみを行なう。サーマルヘッド駆
動部10は、CPU13に取込まれた位置検出センサ7
の検出信号に基づき、あらかじめ設定されたタイミング
でROM11、RAM12内に設定されている画像デー
タに基づき、サーマルヘッド3の発熱駆動を行なう。
に取込まれた位置検出センサ7の検出信号に基づき、あ
らかじめ設定されたタイミングで消去用発熱ローラ1へ
の通電開始、停止制御のみを行なう。サーマルヘッド駆
動部10は、CPU13に取込まれた位置検出センサ7
の検出信号に基づき、あらかじめ設定されたタイミング
でROM11、RAM12内に設定されている画像デー
タに基づき、サーマルヘッド3の発熱駆動を行なう。
【0028】図3は、前記消去用発熱ローラ1の構成を
詳細に示すものである。すなわち、金属あるいはセラミ
ックスなどのローラ回転軸16の外周に、電気的および
熱的な絶縁体17、第1の導電層18、導電性ゴム1
5、および、第2の導電層19を順次形成することで構
成されている。導電性ゴム15は、加圧導電性の通電に
より発熱する導電性ゴムである。導電性ゴム15中のハ
ッチング部は、記録媒体Pおよびプレスローラ2によっ
て加圧を受けている部分であり、この部分のみに導電性
が現われ、第1の導電層18と第2の導電層19との間
に所定の電圧を印加することで、導電性ゴム15の加圧
を受けている部分(ハッチング部)のみに電流が流れ、
ジュール熱を発生させることができる。
詳細に示すものである。すなわち、金属あるいはセラミ
ックスなどのローラ回転軸16の外周に、電気的および
熱的な絶縁体17、第1の導電層18、導電性ゴム1
5、および、第2の導電層19を順次形成することで構
成されている。導電性ゴム15は、加圧導電性の通電に
より発熱する導電性ゴムである。導電性ゴム15中のハ
ッチング部は、記録媒体Pおよびプレスローラ2によっ
て加圧を受けている部分であり、この部分のみに導電性
が現われ、第1の導電層18と第2の導電層19との間
に所定の電圧を印加することで、導電性ゴム15の加圧
を受けている部分(ハッチング部)のみに電流が流れ、
ジュール熱を発生させることができる。
【0029】導電性ゴム15の代表的なものとしては、
シリコーンゴム中に、たとえばカーボンブラックを分散
させたものや、ニッケル系の金属粒子を分散させたも
の、あるいは、銅やニッケルなどの球状金属粒子を分散
させたものなどがある。
シリコーンゴム中に、たとえばカーボンブラックを分散
させたものや、ニッケル系の金属粒子を分散させたも
の、あるいは、銅やニッケルなどの球状金属粒子を分散
させたものなどがある。
【0030】なお、導電性ゴム15は、加圧導電性の圧
力効果と、記録媒体Pとの接触状態をよくするために、
ゴム硬度は20〜40度程度の比較的柔らかいものを用
いることが望ましい。
力効果と、記録媒体Pとの接触状態をよくするために、
ゴム硬度は20〜40度程度の比較的柔らかいものを用
いることが望ましい。
【0031】第1の導電層18、第2の導電層19は、
アルミニウムなどの金属を蒸着などによって1000オ
ングストローム以上の膜を形成すればよい。電気的およ
び熱的な絶縁体17は、電気的な絶縁、および、導電性
ゴム15で発生したジュール熱を有効に記録媒体Pに与
えるために、熱が他に逃げるのを防ぐためのものであ
る。材料としては、電気的および熱的にも絶縁性に優れ
る多孔質セラミックスなどを用いる。
アルミニウムなどの金属を蒸着などによって1000オ
ングストローム以上の膜を形成すればよい。電気的およ
び熱的な絶縁体17は、電気的な絶縁、および、導電性
ゴム15で発生したジュール熱を有効に記録媒体Pに与
えるために、熱が他に逃げるのを防ぐためのものであ
る。材料としては、電気的および熱的にも絶縁性に優れ
る多孔質セラミックスなどを用いる。
【0032】次に、導電性ゴム15の加圧導電性につい
て詳細に説明する。図4は、導電性ゴム15の加圧導電
特性を表すものである。縦軸は導電性ゴム15の体積抵
抗率ρ(単位はΩcm)を対数で、横軸は導電性ゴム15
に加えられる圧力P(単位はkg/cm2 )を表している。
図4から明らかなように、導電性ゴム15に加えられる
圧力Pを増加させていくと、体積抵抗率ρも徐々に減少
し、ある圧力P1 で飽和する。すなわち、P=P0 (圧
力が非常に低いとき)の体積抵抗率ρo では、高抵抗の
ために極めて微少な電流しか流れず、発生する熱も微少
である。
て詳細に説明する。図4は、導電性ゴム15の加圧導電
特性を表すものである。縦軸は導電性ゴム15の体積抵
抗率ρ(単位はΩcm)を対数で、横軸は導電性ゴム15
に加えられる圧力P(単位はkg/cm2 )を表している。
図4から明らかなように、導電性ゴム15に加えられる
圧力Pを増加させていくと、体積抵抗率ρも徐々に減少
し、ある圧力P1 で飽和する。すなわち、P=P0 (圧
力が非常に低いとき)の体積抵抗率ρo では、高抵抗の
ために極めて微少な電流しか流れず、発生する熱も微少
である。
【0033】一方、P=P2 (P2 >P1 )の体積抵抗
率ρ2 では、先と印加電圧が同じでも、低抵抗化してい
るため電流が流れ、ジュール熱を発生させ得るようにな
る。また、圧力による体積抵抗率ρの変化率や、体積抵
抗率の飽和点P1 や、圧力Pが低いときの体積抵抗率ρ
O 、高いときの体積抵抗率ρ2 などは、導電性ゴム15
中のシリコーンゴムのゴム硬度、または、シリコーンゴ
ム中に分散させる金属粒子などの分散量を制御すること
で、適当な値を得ることができる。
率ρ2 では、先と印加電圧が同じでも、低抵抗化してい
るため電流が流れ、ジュール熱を発生させ得るようにな
る。また、圧力による体積抵抗率ρの変化率や、体積抵
抗率の飽和点P1 や、圧力Pが低いときの体積抵抗率ρ
O 、高いときの体積抵抗率ρ2 などは、導電性ゴム15
中のシリコーンゴムのゴム硬度、または、シリコーンゴ
ム中に分散させる金属粒子などの分散量を制御すること
で、適当な値を得ることができる。
【0034】したがって、記録媒体Pが接触する部分
(加圧を受ける部分)のみ、画像を消去し得る発熱を得
ることができる。本実施例では、画像を消去するときの
圧力を1.6kg/cm2 としているので、PO が1kg/cm
2 となるよう導電性ゴム15を作成した。また、体積抵
抗率ρO ,ρ2 は、それぞれρO =108 Ωcm、ρ2 =
103 Ωcmとしたところ、後述する消去性を充分満足す
る発熱特性を得ることができた。
(加圧を受ける部分)のみ、画像を消去し得る発熱を得
ることができる。本実施例では、画像を消去するときの
圧力を1.6kg/cm2 としているので、PO が1kg/cm
2 となるよう導電性ゴム15を作成した。また、体積抵
抗率ρO ,ρ2 は、それぞれρO =108 Ωcm、ρ2 =
103 Ωcmとしたところ、後述する消去性を充分満足す
る発熱特性を得ることができた。
【0035】なお、導電性ゴム15には、自己温度制御
特性を持たせることが可能である。図5に示すように、
この材料は温度が増加したとき、特定の温度(TR )で
抵抗値の急激な上昇が起こる。これは、ゴムと分散粒子
の熱膨張係数との差に起因するものであり、温度上昇に
はゴム部のみが膨脹するため、分散粒子間の距離が増大
し、抵抗値が急上昇するものと考えられている。
特性を持たせることが可能である。図5に示すように、
この材料は温度が増加したとき、特定の温度(TR )で
抵抗値の急激な上昇が起こる。これは、ゴムと分散粒子
の熱膨張係数との差に起因するものであり、温度上昇に
はゴム部のみが膨脹するため、分散粒子間の距離が増大
し、抵抗値が急上昇するものと考えられている。
【0036】また、通電によるジュール熱の発生に対し
てゴム膨張には遅れがある。したがって、発熱の初期で
温度が低い間は抵抗値も小さいので、大きな電流を流す
ことが可能で、瞬時に大きな熱を発生できる。
てゴム膨張には遅れがある。したがって、発熱の初期で
温度が低い間は抵抗値も小さいので、大きな電流を流す
ことが可能で、瞬時に大きな熱を発生できる。
【0037】さらに、温度が上昇してある温度以上にな
ると、抵抗値が急激に上昇するため、電流が流れにくく
なり、発熱が抑えられる。発熱が抑えられ、温度が低下
すると、再び抵抗値は小さくなり、電流が流せるように
なり、再発熱し始める。
ると、抵抗値が急激に上昇するため、電流が流れにくく
なり、発熱が抑えられる。発熱が抑えられ、温度が低下
すると、再び抵抗値は小さくなり、電流が流せるように
なり、再発熱し始める。
【0038】このようなサイクルの繰返しによって、あ
る一定の温度に保持しよういう自己温度制御が働く。さ
らに、抵抗値が急激に上昇する温度は、ゴムと分散粒子
の熱膨張係数との差によって決まるため、分散粒子の分
散量を変えることで、適当な値を得ることができる。
る一定の温度に保持しよういう自己温度制御が働く。さ
らに、抵抗値が急激に上昇する温度は、ゴムと分散粒子
の熱膨張係数との差によって決まるため、分散粒子の分
散量を変えることで、適当な値を得ることができる。
【0039】次に、自己温度制御特性を持つ導電性ゴム
15を用いた消去用発熱ローラ1の動作を説明する。使
用する記録媒体Pの状態変化温度T2 〜T5 (図11参
照)は、材料の成分比や添加剤の種類などによって多少
の変化があり、一定でないが、本実施例では、熱板を2
秒間押付けたときの条件で、透明化が70〜100℃
(T2 〜T3 )、白濁化が110〜180℃(T4 〜T
5 )の特性を示す記録媒体を使用している。
15を用いた消去用発熱ローラ1の動作を説明する。使
用する記録媒体Pの状態変化温度T2 〜T5 (図11参
照)は、材料の成分比や添加剤の種類などによって多少
の変化があり、一定でないが、本実施例では、熱板を2
秒間押付けたときの条件で、透明化が70〜100℃
(T2 〜T3 )、白濁化が110〜180℃(T4 〜T
5 )の特性を示す記録媒体を使用している。
【0040】消去用発熱ローラ1は、直径が30mm
で、導電性ゴム15の肉厚を100μmとして作成し
た。本実施例では、記録媒体Pの搬送速度を10mm/
sとしているが、このとき記録媒体Pが接触するときの
ローラニップ幅は3mmであり、実際の接触時間は30
0msである。前述した熱板を押付けたとき(2秒)に
比べ、加熱時間がかなり短くなった分、記録媒体Pを透
明化し得る温度は高くなり、90〜110℃で透明化す
る結果を得ている。
で、導電性ゴム15の肉厚を100μmとして作成し
た。本実施例では、記録媒体Pの搬送速度を10mm/
sとしているが、このとき記録媒体Pが接触するときの
ローラニップ幅は3mmであり、実際の接触時間は30
0msである。前述した熱板を押付けたとき(2秒)に
比べ、加熱時間がかなり短くなった分、記録媒体Pを透
明化し得る温度は高くなり、90〜110℃で透明化す
る結果を得ている。
【0041】したがって、消去用発熱ローラ1の導電性
ゴム15の温度が約100℃(TR)で急激な抵抗値変
化が起こるようにすることで、記録媒体Pの全面をむら
なく透明化することができた。
ゴム15の温度が約100℃(TR)で急激な抵抗値変
化が起こるようにすることで、記録媒体Pの全面をむら
なく透明化することができた。
【0042】このような記録媒体Pを透明化する動作に
対し、消去用発熱ローラ1は必要最小限の部分のみ発熱
させているので、全体的な消費電力は非常に低く抑える
ことができる。また、自己温度制御特性のため、消去用
発熱ローラ1の温度を一定に保持するための恒温制御回
路を必要としないため、位置検出センサ7の検出信号に
基づいた給電電極への電圧印加開始、終了を指示し、後
は給電電極に一定の電圧を印加するだけで、記録媒体P
を透明化し得る発熱に制御される。
対し、消去用発熱ローラ1は必要最小限の部分のみ発熱
させているので、全体的な消費電力は非常に低く抑える
ことができる。また、自己温度制御特性のため、消去用
発熱ローラ1の温度を一定に保持するための恒温制御回
路を必要としないため、位置検出センサ7の検出信号に
基づいた給電電極への電圧印加開始、終了を指示し、後
は給電電極に一定の電圧を印加するだけで、記録媒体P
を透明化し得る発熱に制御される。
【0043】また、ここで説明した自己温度制御特性は
加圧導電性ゴムでなくとも、持たせることが可能であ
り、加圧導電性を必要としない場合、図3と同様の構成
で、加圧導電性ゴム15の代わりに自己温度制御特性の
みを持つ導電性ゴムを用いることも可能である。
加圧導電性ゴムでなくとも、持たせることが可能であ
り、加圧導電性を必要としない場合、図3と同様の構成
で、加圧導電性ゴム15の代わりに自己温度制御特性の
みを持つ導電性ゴムを用いることも可能である。
【0044】さらに、このような場合、図6に示すよう
な構成をとることも可能である。すなわち、21,22
は給電電極で、この給電電極21,22間に電圧を印加
することで、導電性ゴムにジュール熱を発生させると共
に、ローラの回転軸も兼ねている。したがって、材料は
導電性と機械的強度を兼ね備えた金属材料を用いるのが
好ましく、たとえば、タングステン、もしくは、クロム
メッキを施した鉄鋼材料などを用いる。
な構成をとることも可能である。すなわち、21,22
は給電電極で、この給電電極21,22間に電圧を印加
することで、導電性ゴムにジュール熱を発生させると共
に、ローラの回転軸も兼ねている。したがって、材料は
導電性と機械的強度を兼ね備えた金属材料を用いるのが
好ましく、たとえば、タングステン、もしくは、クロム
メッキを施した鉄鋼材料などを用いる。
【0045】また、導電性ゴムで発生したジュール熱が
電極方向に逃げるのを防ぐため、給電電極21,22の
サイズ、形状は機械的強度が許す範囲で極力小さくし、
熱容量を最小限に抑えることが望ましい。23は図3の
絶縁体17と同様、電気的および熱的な絶縁体であり、
材料は多孔質セラミックスなどを用いている。絶縁体2
3はローラの心材も兼ね、その外周に自己温度制御特性
を持つ導電性ゴム24が形成されている。次に、本発明
の第2の実施例について説明する。
電極方向に逃げるのを防ぐため、給電電極21,22の
サイズ、形状は機械的強度が許す範囲で極力小さくし、
熱容量を最小限に抑えることが望ましい。23は図3の
絶縁体17と同様、電気的および熱的な絶縁体であり、
材料は多孔質セラミックスなどを用いている。絶縁体2
3はローラの心材も兼ね、その外周に自己温度制御特性
を持つ導電性ゴム24が形成されている。次に、本発明
の第2の実施例について説明する。
【0046】第1の実施例では、熱消去手段を加圧導電
性の通電により発熱する導電性ゴムを用いた発熱ローラ
で構成していたが、本実施例ではローラの代わりに加圧
導電性および自己温度制御特性を持つ通電により発熱す
る導電性フィルムを用いるもので、その他の構成は第1
の実施例と同様である。本実施例で用いる導電性フィル
ムも、第1の実施例の導電性ゴムと同様の材料で形成す
ることができ、同様の加圧導電性を示す。さらに、ゴム
ローラに比べ発熱が局部的に起こり、余分な発熱が少な
くなり、消費電力を低減できる。
性の通電により発熱する導電性ゴムを用いた発熱ローラ
で構成していたが、本実施例ではローラの代わりに加圧
導電性および自己温度制御特性を持つ通電により発熱す
る導電性フィルムを用いるもので、その他の構成は第1
の実施例と同様である。本実施例で用いる導電性フィル
ムも、第1の実施例の導電性ゴムと同様の材料で形成す
ることができ、同様の加圧導電性を示す。さらに、ゴム
ローラに比べ発熱が局部的に起こり、余分な発熱が少な
くなり、消費電力を低減できる。
【0047】以下、熱消去手段を発熱フィルムで構成し
たときの、それぞれの実施例について図面を用いて説明
する。図7、図8、図9は記録装置の熱消去手段部分の
概略を示す構成図である。
たときの、それぞれの実施例について図面を用いて説明
する。図7、図8、図9は記録装置の熱消去手段部分の
概略を示す構成図である。
【0048】まず、図7において、25は熱消去手段の
一部である消去用発熱フィルムであり、アルミニウムな
どの蒸着膜で形成した導電性膜26を表面に設け、プレ
スローラ2と等速度で移動させている。給電電極27と
帰路電極28の間に所定の電圧を印加すると、給電電極
27周辺の発熱フィルム25に局部的に発熱が起こり、
記録媒体が接触する周辺のみ発熱させることができる。
なお、発熱フィルム25は、図示していないが、エンド
レスのベルト形状で、繰返し使用する場合と、順次ロー
ル状に巻取る場合とがある。
一部である消去用発熱フィルムであり、アルミニウムな
どの蒸着膜で形成した導電性膜26を表面に設け、プレ
スローラ2と等速度で移動させている。給電電極27と
帰路電極28の間に所定の電圧を印加すると、給電電極
27周辺の発熱フィルム25に局部的に発熱が起こり、
記録媒体が接触する周辺のみ発熱させることができる。
なお、発熱フィルム25は、図示していないが、エンド
レスのベルト形状で、繰返し使用する場合と、順次ロー
ル状に巻取る場合とがある。
【0049】図8は、導電性フィルム25と、給電電極
27と帰路電極28をセラミックスなどの電気絶縁性基
板29上に一体形成した電極構成体30とから構成され
る熱消去手段を示している。この熱消去手段は、導電性
フィルム25への電圧印加手段を一体化しているので、
電流経路が安定化し、記録装置の構成がよりコンパクト
になる。
27と帰路電極28をセラミックスなどの電気絶縁性基
板29上に一体形成した電極構成体30とから構成され
る熱消去手段を示している。この熱消去手段は、導電性
フィルム25への電圧印加手段を一体化しているので、
電流経路が安定化し、記録装置の構成がよりコンパクト
になる。
【0050】図9は、図8における電極構成体30に変
えて、給電電極27と帰路電極28をそれぞれ小さなシ
ャフト形状に形成し、近接配置した場合の例である。こ
の構成では、両電極27,28の間で導電性フィルム2
5が発熱し、かつ、記録媒体は発熱箇所に密着しつつ搬
送されるので、記録媒体を充分に透明化温度に加熱する
ことができる。
えて、給電電極27と帰路電極28をそれぞれ小さなシ
ャフト形状に形成し、近接配置した場合の例である。こ
の構成では、両電極27,28の間で導電性フィルム2
5が発熱し、かつ、記録媒体は発熱箇所に密着しつつ搬
送されるので、記録媒体を充分に透明化温度に加熱する
ことができる。
【0051】さらに、図8、図9の例においては、給電
電極27と帰路電極28とがお互いに近接しているの
で、加圧導電性を持たせなくとも導電性フィルム25は
記録媒体に接触する付近のみ発熱させることができ、自
己温度制御特性を持たせるだけで、導電性フィルム25
の発熱量を必要最小限に抑えることができる。以上、図
7、図8、図9のどの例においても、その効果は同様で
あり、第1の実施例と同様に、記録媒体の全面をむらな
く透明化することができた。
電極27と帰路電極28とがお互いに近接しているの
で、加圧導電性を持たせなくとも導電性フィルム25は
記録媒体に接触する付近のみ発熱させることができ、自
己温度制御特性を持たせるだけで、導電性フィルム25
の発熱量を必要最小限に抑えることができる。以上、図
7、図8、図9のどの例においても、その効果は同様で
あり、第1の実施例と同様に、記録媒体の全面をむらな
く透明化することができた。
【0052】次に、本発明の第3の実施例について図1
0を用いて説明する。本実施例は、基本的な構成は第1
の実施例と同様であるが、消去用発熱ローラ1とプレス
ローラ2に約0.05mmのギャップ(t)を設けてい
る。すなわち、本実施例では、厚さが0.2mmの記録
媒体Pを用いているのに対し、ギャップ(t)はその厚
さ以下に設定している。したがって、記録媒体Pが介在
しないときは、消去用発熱ローラ1とプレスローラ2は
接触せず、消去用発熱ローラ1の導電性ゴム15には圧
力が全く加わらない状態になり、電圧を印加(給電)し
ても発熱は起こらない。
0を用いて説明する。本実施例は、基本的な構成は第1
の実施例と同様であるが、消去用発熱ローラ1とプレス
ローラ2に約0.05mmのギャップ(t)を設けてい
る。すなわち、本実施例では、厚さが0.2mmの記録
媒体Pを用いているのに対し、ギャップ(t)はその厚
さ以下に設定している。したがって、記録媒体Pが介在
しないときは、消去用発熱ローラ1とプレスローラ2は
接触せず、消去用発熱ローラ1の導電性ゴム15には圧
力が全く加わらない状態になり、電圧を印加(給電)し
ても発熱は起こらない。
【0053】次に、本実施例における画像の消去動作に
ついて説明する。消去用発熱ローラ1には給電されてい
るが発熱していない状態で、記録媒体Pが搬送されてく
る。記録媒体Pが消去用発熱ローラ1とプレスローラ2
とに挟み込まれると、それぞれが密着し、消去用発熱ロ
ーラ1の導電性ゴム15に圧力が加わるようになる。こ
の結果、先に説明したように導電性ゴム15の圧接部は
抵抗値が下がり、消去用発熱ローラ1の記録媒体Pが密
着している部分のみ発熱させることができる。
ついて説明する。消去用発熱ローラ1には給電されてい
るが発熱していない状態で、記録媒体Pが搬送されてく
る。記録媒体Pが消去用発熱ローラ1とプレスローラ2
とに挟み込まれると、それぞれが密着し、消去用発熱ロ
ーラ1の導電性ゴム15に圧力が加わるようになる。こ
の結果、先に説明したように導電性ゴム15の圧接部は
抵抗値が下がり、消去用発熱ローラ1の記録媒体Pが密
着している部分のみ発熱させることができる。
【0054】すなわち、記録媒体Pが消去用発熱ローラ
1に接触しているときのみ、発熱させることができるの
で、第1の実施例で述べた位置検出センサ7の出力信号
に基づく電圧印加の開始、停止指令を必要としなくなる
とともに、必要時以外の電力消費がなくなるため、さら
に消費電力を低く抑えられる。
1に接触しているときのみ、発熱させることができるの
で、第1の実施例で述べた位置検出センサ7の出力信号
に基づく電圧印加の開始、停止指令を必要としなくなる
とともに、必要時以外の電力消費がなくなるため、さら
に消費電力を低く抑えられる。
【0055】以上、第1〜第3の実施例においては、記
録媒体の白濁状態を記録画像としたが、白濁状態を消去
状態とし、熱消去手段を記録媒体が白濁温度範囲になる
ように制御し、サーマルヘッドを記録媒体が透明化温度
範囲に入るように制御すれば、透明状態を記録画像とす
ることも可能である。
録媒体の白濁状態を記録画像としたが、白濁状態を消去
状態とし、熱消去手段を記録媒体が白濁温度範囲になる
ように制御し、サーマルヘッドを記録媒体が透明化温度
範囲に入るように制御すれば、透明状態を記録画像とす
ることも可能である。
【0056】また、本発明を適応できる記録材料として
は、前記実施例の材料に限定されず、たとえば、熱エネ
ルギの制御のみで可逆的な色調変化をするロイコ染料を
発色源とした記録材料にも適応できる。
は、前記実施例の材料に限定されず、たとえば、熱エネ
ルギの制御のみで可逆的な色調変化をするロイコ染料を
発色源とした記録材料にも適応できる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、従
来よりも無駄な電力を消費せず、回路構成も簡易化し、
低価格化が可能となる記録装置を提供できる。
来よりも無駄な電力を消費せず、回路構成も簡易化し、
低価格化が可能となる記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る記録装置の構成を
概略的に示す側面図。
概略的に示す側面図。
【図2】同実施例に係る記録装置の電気回路の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図3】同実施例における消去用発熱ローラの構成を示
す側面図。
す側面図。
【図4】加圧導電性を持つ導電性ゴムの加圧力と体積抵
抗率との関係を示す特性図。
抗率との関係を示す特性図。
【図5】自己温度制御特性を持つ導電性ゴムの温度と抵
抗値との関係を示す特性図。
抗値との関係を示す特性図。
【図6】自己温度制御特性のみを持つ導電性ゴムを用い
たときの消去用発熱ローラの構成を示す側面図。
たときの消去用発熱ローラの構成を示す側面図。
【図7】本発明の第2の実施例に係る記録装置の熱消去
手段周辺の構成図。
手段周辺の構成図。
【図8】同実施例における変形例を示す記録装置の熱消
去手段周辺の構成図。
去手段周辺の構成図。
【図9】同実施例における変形例を示す記録装置の熱消
去手段周辺の構成図。
去手段周辺の構成図。
【図10】本発明の第3の実施例に係る記録装置の熱消
去手段周辺の構成図。
去手段周辺の構成図。
【図11】履歴温度により白濁と透明の両状態に変化可
能な記録材料の状態を説明するための図。
能な記録材料の状態を説明するための図。
P……記録媒体、1……消去用発熱ローラ(発熱体)、
2……プレスローラ(加圧支持部材)、3……サーマル
ヘッド(熱記録手段)、4……プラテンローラ、5……
搬送ローラ、8……搬送駆動部、9……消去用発熱ロー
ラ駆動部、10……サーマルヘッド駆動部、11……R
OM、12……RAM、13……CPU、14……モー
タ、15……加圧導電性の導電性ゴム、16……ローラ
回転軸、17……絶縁体、18……第1の導電層、19
……第2の導電層、21,22……給電電極、23……
絶縁体、24……自己温度制御特性を持つ導電性ゴム、
25……消去用発熱フィルム、26……導電性膜、27
……給電電極、28……帰路電極、29……電気絶縁性
基板、30……電極構成体。
2……プレスローラ(加圧支持部材)、3……サーマル
ヘッド(熱記録手段)、4……プラテンローラ、5……
搬送ローラ、8……搬送駆動部、9……消去用発熱ロー
ラ駆動部、10……サーマルヘッド駆動部、11……R
OM、12……RAM、13……CPU、14……モー
タ、15……加圧導電性の導電性ゴム、16……ローラ
回転軸、17……絶縁体、18……第1の導電層、19
……第2の導電層、21,22……給電電極、23……
絶縁体、24……自己温度制御特性を持つ導電性ゴム、
25……消去用発熱フィルム、26……導電性膜、27
……給電電極、28……帰路電極、29……電気絶縁性
基板、30……電極構成体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6956−2H B41M 5/18 101 A
Claims (3)
- 【請求項1】 異なる温度の熱履歴により記録と消去の
2つの状態を示す記録媒体に対して可視像を記録する熱
記録手段と、 前記記録媒体が圧接される加圧導電性の発熱体と、この
発熱体に対して通電制御を行なう給電手段とからなり、
前記記録媒体に記録された可視像を消去する熱消去手段
とを具備したことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 異なる温度の熱履歴により記録と消去の
2つの状態を示す記録媒体に対して可視像を記録する熱
記録手段と、 加圧導電性の発熱体と、この発熱体に対してその厚さ以
下の距離だけ離れて設置され、前記記録媒体を前記発熱
体に対して加圧接触させる加圧支持部材と、前記発熱体
に前記記録媒体が接触する前に前記発熱体に対して通電
を行なう給電手段とからなり、前記記録媒体に記録され
た可視像を消去する熱消去手段とを具備したことを特徴
とする記録装置。 - 【請求項3】 異なる温度の熱履歴により記録と消去の
2つの状態を示す記録媒体に対して可視像を記録する熱
記録手段と、 通電により発熱し自己温度制御特性を持つ発熱体と、こ
の発熱体に対して通電制御を行なう給電手段とからな
り、前記記録媒体に記録された可視像を消去する熱消去
手段とを具備したことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6644893A JPH06270435A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6644893A JPH06270435A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06270435A true JPH06270435A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13316071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6644893A Pending JPH06270435A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06270435A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001315365A (ja) * | 2000-05-09 | 2001-11-13 | Toshiba Corp | 画像記録装置 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP6644893A patent/JPH06270435A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001315365A (ja) * | 2000-05-09 | 2001-11-13 | Toshiba Corp | 画像記録装置 |
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