JPH062732A - 緩衝器 - Google Patents
緩衝器Info
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- JPH062732A JPH062732A JP18320092A JP18320092A JPH062732A JP H062732 A JPH062732 A JP H062732A JP 18320092 A JP18320092 A JP 18320092A JP 18320092 A JP18320092 A JP 18320092A JP H062732 A JPH062732 A JP H062732A
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- Japan
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- inner tube
- piston
- chamber
- side chamber
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 感電や漏電が防止され管理上や保安上に有利
であると共に減衰力の調整幅を大きくでき、汎用性の向
上を期待できるようにする。 【構成】 シリンダ1の外側に任意の間隔を置いて複数
の奇数からなるインナーチューブを多重に配設し、ピス
トン部3における伸側チェック弁3aを介してピストン
側室Bをロッド側室Aに連通させ、シリンダ1と最内側
インナーチューブとの間及び各インナーチューブとの間
にロッド側室とリザーバ室R2とに連通する直列の制御
用隙間Sを形成し又、リザーバ室がベースバルブ部14
における圧側チェック弁14cを介してピストン側室に
連通されてなり、絶縁材8,8aを介してベアリングと
ベースバルブのバルブボディに結合させ、かつ、シリン
ダと偶数番目のインナーチューブが一方の電極部材とさ
れるに対して奇数番目のインナーチューブが他方の電極
部材とされてなるとする。
であると共に減衰力の調整幅を大きくでき、汎用性の向
上を期待できるようにする。 【構成】 シリンダ1の外側に任意の間隔を置いて複数
の奇数からなるインナーチューブを多重に配設し、ピス
トン部3における伸側チェック弁3aを介してピストン
側室Bをロッド側室Aに連通させ、シリンダ1と最内側
インナーチューブとの間及び各インナーチューブとの間
にロッド側室とリザーバ室R2とに連通する直列の制御
用隙間Sを形成し又、リザーバ室がベースバルブ部14
における圧側チェック弁14cを介してピストン側室に
連通されてなり、絶縁材8,8aを介してベアリングと
ベースバルブのバルブボディに結合させ、かつ、シリン
ダと偶数番目のインナーチューブが一方の電極部材とさ
れるに対して奇数番目のインナーチューブが他方の電極
部材とされてなるとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気粘性流体が印加
電圧によってその粘性を変化させる性質を利用して発生
減衰力の調整を可能にする緩衝器に関する。
電圧によってその粘性を変化させる性質を利用して発生
減衰力の調整を可能にする緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば自動車に利用される緩衝器
としての油圧緩衝器にあっては、該自動車の走行路面の
状況に応じてその発生減衰力が調整されるように構成さ
れていることが望まれている。
としての油圧緩衝器にあっては、該自動車の走行路面の
状況に応じてその発生減衰力が調整されるように構成さ
れていることが望まれている。
【0003】そして、そのために従来から提案されてい
る油圧緩衝器にあっては、一般的には、シリンダに対し
てピストンロッドが出没されることでシリンダ内でピス
トン部が摺動する際に、減衰力発生部を作動油が通過す
ることで所定の減衰力が発生されると共に、該減衰力発
生部における減衰力発生の機構を例えば機械的に変更さ
せてあるいは該減衰力発生部を通過する作動油の流量を
増減させて、その発生減衰力を高低調整し得るように構
成されている。
る油圧緩衝器にあっては、一般的には、シリンダに対し
てピストンロッドが出没されることでシリンダ内でピス
トン部が摺動する際に、減衰力発生部を作動油が通過す
ることで所定の減衰力が発生されると共に、該減衰力発
生部における減衰力発生の機構を例えば機械的に変更さ
せてあるいは該減衰力発生部を通過する作動油の流量を
増減させて、その発生減衰力を高低調整し得るように構
成されている。
【0004】その結果、上記減衰力発生部が例えば絞り
やバルブ等の固有の減衰特性のもので構成されている場
合には、該固有の減衰特性の範囲内で発生された減衰力
が調整されることになり、従って、この減衰力発生部を
装備する油圧緩衝器が自動車に搭載される場合には、該
自動車が走行する路面の状況に応じてその発生減衰力を
調整するという当初の目的を充分に達成できなくなる危
惧がある。
やバルブ等の固有の減衰特性のもので構成されている場
合には、該固有の減衰特性の範囲内で発生された減衰力
が調整されることになり、従って、この減衰力発生部を
装備する油圧緩衝器が自動車に搭載される場合には、該
自動車が走行する路面の状況に応じてその発生減衰力を
調整するという当初の目的を充分に達成できなくなる危
惧がある。
【0005】そして、多様の特性の減衰力を発揮し得る
ように、減衰力発生部を多種の絞りやバルブ等を有する
構造に構成すると、該油圧緩衝器の構造が複雑になって
その生産性が低下されたりその保守管理が面倒になる等
の不都合が招来されるだけでなく、構造が複雑になるの
に呼応してその制御が複雑になり、その分高価な部品が
多用されることになる等して、その生産コストが上昇さ
れる等の不都合も招来され易くなる。
ように、減衰力発生部を多種の絞りやバルブ等を有する
構造に構成すると、該油圧緩衝器の構造が複雑になって
その生産性が低下されたりその保守管理が面倒になる等
の不都合が招来されるだけでなく、構造が複雑になるの
に呼応してその制御が複雑になり、その分高価な部品が
多用されることになる等して、その生産コストが上昇さ
れる等の不都合も招来され易くなる。
【0006】そこで、近年、印加電圧によってその粘性
が変化する性質を有する電気粘性流体が発見されている
ことを鑑案して、例えば、実公平3−5698号公報に
開示された図2に示すような構造の電気粘性流体利用の
緩衝器が提案されている。
が変化する性質を有する電気粘性流体が発見されている
ことを鑑案して、例えば、実公平3−5698号公報に
開示された図2に示すような構造の電気粘性流体利用の
緩衝器が提案されている。
【0007】即ち、該緩衝器は、従来の油圧緩衝器の態
様に形成されてなるもので、シリンダ1に対して出没自
在に挿通されるピストンロッド2の先端には、上記シリ
ンダ1内で摺動すると共に該シリンダ1内にロッド側室
Aとピストン側室Bを区画形成するピストン部3を有し
てなる。
様に形成されてなるもので、シリンダ1に対して出没自
在に挿通されるピストンロッド2の先端には、上記シリ
ンダ1内で摺動すると共に該シリンダ1内にロッド側室
Aとピストン側室Bを区画形成するピストン部3を有し
てなる。
【0008】そして、ロッド側室Aとピストン側室Bに
は電気粘性流体が充満されてなり、該ロッド側室Aとピ
ストン側室Bは、ピストン部3に配設の伸側チェック弁
3aとこれに並列する絞り3bを介して連通されるとし
ている。
は電気粘性流体が充満されてなり、該ロッド側室Aとピ
ストン側室Bは、ピストン部3に配設の伸側チェック弁
3aとこれに並列する絞り3bを介して連通されるとし
ている。
【0009】また、シリンダ1は、その上端部にポート
1a及び下端部にポート1bをそれぞれ有しており、該
各ポート1a,1bを介して各側室A,Bがそれぞれ外
部に連通するとしている。
1a及び下端部にポート1bをそれぞれ有しており、該
各ポート1a,1bを介して各側室A,Bがそれぞれ外
部に連通するとしている。
【0010】尚、シリンダ1の外部には、リザーバタン
クTが配設されており、該リザーバタンクTを形成する
タンクハウジングT1内にはそこに容室T2とガス室T
3とを区画形成フリーピストンT4が摺動可能に収装さ
れている。
クTが配設されており、該リザーバタンクTを形成する
タンクハウジングT1内にはそこに容室T2とガス室T
3とを区画形成フリーピストンT4が摺動可能に収装さ
れている。
【0011】そして、容室T2は、配管Pを介してシリ
ンダ1内のピストン側室Bに連通されるとしている。
ンダ1内のピストン側室Bに連通されるとしている。
【0012】一方、シリンダ1の外周側には容室Rを形
成するように所謂外筒が配設されてなるとするが、該外
筒は、ヘッド側筒状体4と、ボトム側筒状体5と、中間
部筒状体6と、からなる。
成するように所謂外筒が配設されてなるとするが、該外
筒は、ヘッド側筒状体4と、ボトム側筒状体5と、中間
部筒状体6と、からなる。
【0013】尚、容室Rは、シリンダ1に開穿の各ポー
ト1a,1bを介して各側室A,Bに連通するとしてい
る。
ト1a,1bを介して各側室A,Bに連通するとしてい
る。
【0014】ヘッド側筒状体4は、その上端内周にベア
リング部材7を螺着させてなり、該ベアリング部材7の
中央部にはピストンロッド2が摺動可能に挿通されてい
る。
リング部材7を螺着させてなり、該ベアリング部材7の
中央部にはピストンロッド2が摺動可能に挿通されてい
る。
【0015】そして、該ヘッド側筒状体4は、その下端
にフランジ部4aを有してなり、該フランジ部4aを介
して中間部筒状体6の上端に連設されるとしている。
にフランジ部4aを有してなり、該フランジ部4aを介
して中間部筒状体6の上端に連設されるとしている。
【0016】ボトム側筒状体5は、その下端肉厚部に圧
側チェック弁5aとこれに並列する絞り5bを有してな
り、該圧側チェック弁5a及び絞り5bは、前記リザー
バタンクT内の容室T2をピストン側室Bに連通させて
いる。
側チェック弁5aとこれに並列する絞り5bを有してな
り、該圧側チェック弁5a及び絞り5bは、前記リザー
バタンクT内の容室T2をピストン側室Bに連通させて
いる。
【0017】そして、該ボトム側筒状体5は、その上端
にフランジ部5cを有してなり、該フランジ部5cを介
して中間部筒状体6の下端に連設されるとしている。
にフランジ部5cを有してなり、該フランジ部5cを介
して中間部筒状体6の下端に連設されるとしている。
【0018】中間部筒状体6は、その上下端にそれぞれ
フランジ部6a,6bを有しており、該各フランジ部6
a,6bがそれぞれが対向するヘッド側筒状体4のフラ
ンジ部4a及びボトム側筒状体5のフランジ部5cにそ
れぞれ絶縁材8を介してボルトナット9で連設されてい
る。
フランジ部6a,6bを有しており、該各フランジ部6
a,6bがそれぞれが対向するヘッド側筒状体4のフラ
ンジ部4a及びボトム側筒状体5のフランジ部5cにそ
れぞれ絶縁材8を介してボルトナット9で連設されてい
る。
【0019】そして、中間部筒状体6は、その内周と前
記シリンダ1の外周との間に、前記容室Rの一部を所謂
巾狭にするように、間隔が約1mm程度となる制御用隙
間Sを形成するとしている。
記シリンダ1の外周との間に、前記容室Rの一部を所謂
巾狭にするように、間隔が約1mm程度となる制御用隙
間Sを形成するとしている。
【0020】該制御用隙間Sは、ここに電場が発現され
る際に該電場に介在される電気粘性流体の粘性を印加電
圧量に応じて硬化傾向に変化させるように機能する。
る際に該電場に介在される電気粘性流体の粘性を印加電
圧量に応じて硬化傾向に変化させるように機能する。
【0021】そしてまた、この従来例にあっては、シリ
ンダ1が一方の電極部材とされるに対して、中間部筒状
体6が他方の電極部材とされ、外部に配設のコントロー
ラCから延長される電線E1が一方の電極部材、即ち、
シリンダ1に電気的に接続される上端側筒状体4に接続
され、コントローラCから延長される電線E2が他方の
電極部材とされる中間部筒状体6に接続されるとしてい
る。
ンダ1が一方の電極部材とされるに対して、中間部筒状
体6が他方の電極部材とされ、外部に配設のコントロー
ラCから延長される電線E1が一方の電極部材、即ち、
シリンダ1に電気的に接続される上端側筒状体4に接続
され、コントローラCから延長される電線E2が他方の
電極部材とされる中間部筒状体6に接続されるとしてい
る。
【0022】それ故、この従来提案としての電気粘性流
体利用の緩衝器によれば、シリンダ1に対してピストン
ロッド2が出没されることでシリンダ1内をピストン部
3が摺動するときに、該シリンダ1の外部に配設されて
いる制御用隙間Sを電気粘性流体が通過することになる
が、このとき両方の電極部材に所定の電圧を印加して制
御用隙間Sに電場を発現させるようにすれば、該電場で
電気粘性流体の粘性が印加電圧量に応じて硬化傾向に変
化されることになる。
体利用の緩衝器によれば、シリンダ1に対してピストン
ロッド2が出没されることでシリンダ1内をピストン部
3が摺動するときに、該シリンダ1の外部に配設されて
いる制御用隙間Sを電気粘性流体が通過することになる
が、このとき両方の電極部材に所定の電圧を印加して制
御用隙間Sに電場を発現させるようにすれば、該電場で
電気粘性流体の粘性が印加電圧量に応じて硬化傾向に変
化されることになる。
【0023】従って、上記印加電圧が維持されることを
条件に、以降、制御用隙間Sにおける電気粘性流体の流
通性が妨げられる傾向になり、その結果、ピストン部3
のシリンダ1内での摺動性が妨げられる、即ち、減衰作
用が発現されることになり、両方の電極部材への印加電
圧量を適宜に選択すれば、発現される減衰作用の度合を
任意に調整し得ることになる。
条件に、以降、制御用隙間Sにおける電気粘性流体の流
通性が妨げられる傾向になり、その結果、ピストン部3
のシリンダ1内での摺動性が妨げられる、即ち、減衰作
用が発現されることになり、両方の電極部材への印加電
圧量を適宜に選択すれば、発現される減衰作用の度合を
任意に調整し得ることになる。
【0024】そして、上記従来提案としての緩衝器が自
動車に搭載されれば、該自動車の走行路面の状況に応じ
て減衰作用の度合を調整することが可能になり、該自動
車における例えば乗り心地を好ましい状態に改善し得る
ことになる。
動車に搭載されれば、該自動車の走行路面の状況に応じ
て減衰作用の度合を調整することが可能になり、該自動
車における例えば乗り心地を好ましい状態に改善し得る
ことになる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例としての電気粘性流体利用の緩衝器にあっては、
保安上の欠点があると共に、所定の減衰作用が期待でき
なくなる危惧がある。即ち、従来例に係る緩衝器は、両
方の電極部材、即ち、一方の電極部材たるシリンダ1に
電気的に接続される上端側筒状体4及び下端側筒状体5
と共に他方の電極部材とされる中間部筒状体6が緩衝器
の外周に露出されている状況にある。
従来例としての電気粘性流体利用の緩衝器にあっては、
保安上の欠点があると共に、所定の減衰作用が期待でき
なくなる危惧がある。即ち、従来例に係る緩衝器は、両
方の電極部材、即ち、一方の電極部材たるシリンダ1に
電気的に接続される上端側筒状体4及び下端側筒状体5
と共に他方の電極部材とされる中間部筒状体6が緩衝器
の外周に露出されている状況にある。
【0026】それ故、両方の電極部材は、所謂野晒し状
態にあって、これに人体が触れる場合には感電の危険が
ある。
態にあって、これに人体が触れる場合には感電の危険が
ある。
【0027】又、自動車への搭載状態にあっても電流が
ベアリング部材7等を介して他部への接触による漏電の
危険があり、電力損失が生じる。
ベアリング部材7等を介して他部への接触による漏電の
危険があり、電力損失が生じる。
【0028】そして、上記従来例の場合には、緩衝器の
外部にフランジ部4a,6a及び5c,6bが突出する
形態に形成されているために、上記感電や漏電の機会が
増えることになる不都合がある。
外部にフランジ部4a,6a及び5c,6bが突出する
形態に形成されているために、上記感電や漏電の機会が
増えることになる不都合がある。
【0029】さらに、制御用隙間Sの間隔は、これが約
1mm程度に保持されている必要があるという事実を鑑
みると、上記した従来例にあっては、中間部筒状体6に
凹凸が招来される等の事態を絶対的に回避しなければな
らないが、該緩衝器が例えば自動車への搭載中には中間
部筒状体6の外周に石が衝突する等して凹みができる危
険があり、該凹みができる等の場合には、制御用隙間S
の間隔が狂うことになり、設定通りの減衰作用を期待で
きなくなる危惧がある。
1mm程度に保持されている必要があるという事実を鑑
みると、上記した従来例にあっては、中間部筒状体6に
凹凸が招来される等の事態を絶対的に回避しなければな
らないが、該緩衝器が例えば自動車への搭載中には中間
部筒状体6の外周に石が衝突する等して凹みができる危
険があり、該凹みができる等の場合には、制御用隙間S
の間隔が狂うことになり、設定通りの減衰作用を期待で
きなくなる危惧がある。
【0030】そして、制御用隙間Sにおける間隔の維持
は、該緩衝器を商品として搬送する場合にも要請される
ことで、その管理が面倒になる不都合もある。更に又制
御用隙間Sはシリンダ1と中間部筒状体6との間に一つ
設けられているだけであるからその長さが短かく、ある
印加電圧に対する有効減衰力制御幅が小さいという不具
合がある。
は、該緩衝器を商品として搬送する場合にも要請される
ことで、その管理が面倒になる不都合もある。更に又制
御用隙間Sはシリンダ1と中間部筒状体6との間に一つ
設けられているだけであるからその長さが短かく、ある
印加電圧に対する有効減衰力制御幅が小さいという不具
合がある。
【0031】この発明は、前記した事情を鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、感電や漏
電のおそれが無く、管理上や保安上に有利であると共
に、所定の減衰作用が設定通りに実現され、減衰力調整
幅が大きくでき、その汎用性の向上を期待できる電気粘
性流体利用の緩衝器を提供することである。
れたものであって、その目的とするところは、感電や漏
電のおそれが無く、管理上や保安上に有利であると共
に、所定の減衰作用が設定通りに実現され、減衰力調整
幅が大きくでき、その汎用性の向上を期待できる電気粘
性流体利用の緩衝器を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明に係る電気粘性流体利用の緩衝器の構
成はシリンダの外側に任意の間隔を置いて複数の奇数か
らなるインナーチューブを多重に配設し、最外側インナ
ーチューブの外側にアウターチューブを配設し、最外側
インナーチューブとアウターチューブとの間にリザーバ
室を形成してなり、更にシリンダ内にピストン部を摺動
可能に収装して該シリンダ内にロッド側室とピストン側
室とを区画形成する一方でピストン部における伸側チェ
ック弁を介してピストン側室をロッド側室に連通させ、
シリンダと最内側インナーチューブとの間及び各インナ
ーチューブとの間にロッド側室とリザーバ室とに連通す
る直列の制御用隙間を形成してなり、又、リザーバ室が
シリンダの下端部に配設のベースバルブ部における圧側
チェック弁を介してピストン側室に連通されてなり、前
記シリンダと各インナーチューブとの各両端部を絶縁材
を介してベアリングとベースバルブのバルブボディに結
合させかつ、シリンダと偶数番目のインナーチューブが
一方の電極部材とされるに対して奇数番目のインナーチ
ューブが他方の電極部材とされてなることを特徴とする
ものである。
ために、この発明に係る電気粘性流体利用の緩衝器の構
成はシリンダの外側に任意の間隔を置いて複数の奇数か
らなるインナーチューブを多重に配設し、最外側インナ
ーチューブの外側にアウターチューブを配設し、最外側
インナーチューブとアウターチューブとの間にリザーバ
室を形成してなり、更にシリンダ内にピストン部を摺動
可能に収装して該シリンダ内にロッド側室とピストン側
室とを区画形成する一方でピストン部における伸側チェ
ック弁を介してピストン側室をロッド側室に連通させ、
シリンダと最内側インナーチューブとの間及び各インナ
ーチューブとの間にロッド側室とリザーバ室とに連通す
る直列の制御用隙間を形成してなり、又、リザーバ室が
シリンダの下端部に配設のベースバルブ部における圧側
チェック弁を介してピストン側室に連通されてなり、前
記シリンダと各インナーチューブとの各両端部を絶縁材
を介してベアリングとベースバルブのバルブボディに結
合させかつ、シリンダと偶数番目のインナーチューブが
一方の電極部材とされるに対して奇数番目のインナーチ
ューブが他方の電極部材とされてなることを特徴とする
ものである。
【0033】
【作用】アウターチューブが所謂カバー体になって緩衝
器の所謂内部にある制御用隙間を形成する電極部材たる
各インナーチューブの外周に衝撃等の外力が作用するこ
とを予め阻止し得ることになり、従って、制御用隙間の
間隔を設定通りに維持することが可能になる。
器の所謂内部にある制御用隙間を形成する電極部材たる
各インナーチューブの外周に衝撃等の外力が作用するこ
とを予め阻止し得ることになり、従って、制御用隙間の
間隔を設定通りに維持することが可能になる。
【0034】更に電極部材たるシリンダとインナーチュ
ーブとがアウターチューブ内に配置され、且つ各電極部
材が絶縁材で絶縁されているから、電極部材が外部に露
出されなくなり、電流は他の部材を介して外部に流れな
いから感電や漏電が防止される。
ーブとがアウターチューブ内に配置され、且つ各電極部
材が絶縁材で絶縁されているから、電極部材が外部に露
出されなくなり、電流は他の部材を介して外部に流れな
いから感電や漏電が防止される。
【0035】シリンダと多重インナーチューブとの間に
は長い直列の制御用隙間が形成され、所定の電圧に対し
て流動抵抗が大きくなり、減衰力調整幅が大きくなる。
は長い直列の制御用隙間が形成され、所定の電圧に対し
て流動抵抗が大きくなり、減衰力調整幅が大きくなる。
【0036】
【実施例】以下、図示した実施例に基いてこの発明を詳
細に説明すると、図1に示す実施例はこれが自動車用と
される緩衝器であって、該緩衝器は、シリンダ1と、多
重のインナーチューブ10と、アウターチューブ11
と、を有してなり、所謂複筒型に対する多重筒型に形成
されてなる。
細に説明すると、図1に示す実施例はこれが自動車用と
される緩衝器であって、該緩衝器は、シリンダ1と、多
重のインナーチューブ10と、アウターチューブ11
と、を有してなり、所謂複筒型に対する多重筒型に形成
されてなる。
【0037】インナーチューブ10は第1のインナーチ
ューブa1と第2のインナーチューブa2と第3のイン
ナーチューブa3からなる奇数本で多重に組立てられて
いる。但し電圧の印加方法によっては偶数本でもよく、
又は3本以上の奇数本であってもよい。
ューブa1と第2のインナーチューブa2と第3のイン
ナーチューブa3からなる奇数本で多重に組立てられて
いる。但し電圧の印加方法によっては偶数本でもよく、
又は3本以上の奇数本であってもよい。
【0038】シリンダ1は、所謂単管構造に形成されて
その内部にピストンロッド2を出没自在に挿通させると
共に、その内部に摺動可能に収装されたピストン部3に
よって区画形成されたロッド側室Aとピストン側室Bと
を有してなる。
その内部にピストンロッド2を出没自在に挿通させると
共に、その内部に摺動可能に収装されたピストン部3に
よって区画形成されたロッド側室Aとピストン側室Bと
を有してなる。
【0039】そして、ロッド側室Aとピストン側室Bに
は電圧印加時にその粘性が変化される電気粘性流体が充
満されている。
は電圧印加時にその粘性が変化される電気粘性流体が充
満されている。
【0040】また、シリンダ1は、その上端がその中央
部にピストンロッド2を挿通させるベアリング部材12
に絶縁材8を介して接続された状態で閉塞されてなり、
該ベアリング部材12は、各インナーチューブa1,a
2,a3の上端をも絶縁材8の配在下に閉塞するとして
いる。
部にピストンロッド2を挿通させるベアリング部材12
に絶縁材8を介して接続された状態で閉塞されてなり、
該ベアリング部材12は、各インナーチューブa1,a
2,a3の上端をも絶縁材8の配在下に閉塞するとして
いる。
【0041】尚、ベアリング部材12は、シール部材1
6を保持すると共にピストンロッド2を挿通させるキャ
ップ部材13の下端側に配置されている。キャップ部材
13は、その下端側にアウターチューブ11の上端を接
続させている。
6を保持すると共にピストンロッド2を挿通させるキャ
ップ部材13の下端側に配置されている。キャップ部材
13は、その下端側にアウターチューブ11の上端を接
続させている。
【0042】そしてまた、シリンダ1は、その下端がベ
ースバルブ部14によって閉塞される、即ち、ベースバ
ルブ部14を形成するバルブボディ14aの外周に絶縁
材8aを介して接続された状態で閉塞されている。
ースバルブ部14によって閉塞される、即ち、ベースバ
ルブ部14を形成するバルブボディ14aの外周に絶縁
材8aを介して接続された状態で閉塞されている。
【0043】そして、このバルブボディ14aは、各イ
ンナーチューブa1,a2,a3の下端をも絶縁材8a
の配在下に閉塞している。
ンナーチューブa1,a2,a3の下端をも絶縁材8a
の配在下に閉塞している。
【0044】尚、バルブボディ14aは、その下方に配
設されたボトム部材15に接続された状態で支持されて
なるとし、該ボトム部材15は、その上端にアウターチ
ューブ11の下端を連設させている。
設されたボトム部材15に接続された状態で支持されて
なるとし、該ボトム部材15は、その上端にアウターチ
ューブ11の下端を連設させている。
【0045】ベースバルブ部14は、バルブボディ14
aに開穿された通路たるポート14b及び該ポート14
bの上端側を開閉するチェック弁14cを介してピスト
ン側室Bを最外側インナーチューブa3とアウターチュ
ーブ11との間に形成されるリザーバ室R2に連通させ
るとしている。
aに開穿された通路たるポート14b及び該ポート14
bの上端側を開閉するチェック弁14cを介してピスト
ン側室Bを最外側インナーチューブa3とアウターチュ
ーブ11との間に形成されるリザーバ室R2に連通させ
るとしている。
【0046】ピストン部3は、そのピストンボディ3c
に開穿された通路たるポート3d及び該ポート3dを開
閉するように配設された伸側チェック弁3aを介してピ
ストン側室Bをロッド側室Aに連通させるとしている。
に開穿された通路たるポート3d及び該ポート3dを開
閉するように配設された伸側チェック弁3aを介してピ
ストン側室Bをロッド側室Aに連通させるとしている。
【0047】一方、シリンダ1と第1のインナーチュー
ブa1との間、第1、第2のインナーチューブa1,a
2との間、第2,第3のインナーチューブa2,a3と
の間にはポート10b,10cを介して直列に連通する
制御用隙間Sを構成する環状隙間s1,s2,s2が形
成されている。
ブa1との間、第1、第2のインナーチューブa1,a
2との間、第2,第3のインナーチューブa2,a3と
の間にはポート10b,10cを介して直列に連通する
制御用隙間Sを構成する環状隙間s1,s2,s2が形
成されている。
【0048】シリンダ1の上端部にはポート1aが開穿
されていて、該ポート1aを介してロッド側室Aがシリ
ンダ1の外部、即ち、シリンダ1と該シリンダ1の外部
に配設された最内側の第1のインナーチューブa1との
間に形成される制御用隙間Sに連通するとしている。
されていて、該ポート1aを介してロッド側室Aがシリ
ンダ1の外部、即ち、シリンダ1と該シリンダ1の外部
に配設された最内側の第1のインナーチューブa1との
間に形成される制御用隙間Sに連通するとしている。
【0049】該制御用隙間Sの間隔は、前記した従来例
の場合と同様に、例えば約1mm程度とされており、こ
の実施例にあっては、前記した絶縁材8,8aとインナ
ーチューブ10の所謂肉厚の調整によって設定されると
している。
の場合と同様に、例えば約1mm程度とされており、こ
の実施例にあっては、前記した絶縁材8,8aとインナ
ーチューブ10の所謂肉厚の調整によって設定されると
している。
【0050】最外側インナーチューブa3の下端部に
は、ポート10aが開穿されていて、該ポート10aを
介して制御用隙間Sとリザーバ室R2とが連通するよう
にしている。
は、ポート10aが開穿されていて、該ポート10aを
介して制御用隙間Sとリザーバ室R2とが連通するよう
にしている。
【0051】これによって、制御用隙間Sを流通する電
気粘性流体は、常にリザーバ室R2に流入する傾向にな
る。
気粘性流体は、常にリザーバ室R2に流入する傾向にな
る。
【0052】ところで、制御用隙間Sに電界を発現させ
るには、プラス側及びマイナス側の両方の電極部材に所
定の電圧を印加することによるが、この実施例にあって
は、一方の電極部材とされるシリンダ1と偶数番目のイ
ンナーチューブa2を例えばプラス側に設定すると共
に、他方の電極部材とされる奇数番目のインナーチュー
ブa1,a3をマイナス側に設定するとしている。
るには、プラス側及びマイナス側の両方の電極部材に所
定の電圧を印加することによるが、この実施例にあって
は、一方の電極部材とされるシリンダ1と偶数番目のイ
ンナーチューブa2を例えばプラス側に設定すると共
に、他方の電極部材とされる奇数番目のインナーチュー
ブa1,a3をマイナス側に設定するとしている。
【0053】そして、シリンダ1とインナーチューブa
2に外部のコントローラC又は電源から延長された電線
E1が接続されてなると共に、インナーチューブa1,
a3にコントローラCから延長された電線E2が接続さ
れてなるとしている。
2に外部のコントローラC又は電源から延長された電線
E1が接続されてなると共に、インナーチューブa1,
a3にコントローラCから延長された電線E2が接続さ
れてなるとしている。
【0054】尚、電線E1,E2がアウターチューブ1
1やインナーチューブ10を貫通するにあっては、開穿
の挿通用孔に液密状態下に嵌挿された絶縁材を液密状態
下に貫通してなるとしている。
1やインナーチューブ10を貫通するにあっては、開穿
の挿通用孔に液密状態下に嵌挿された絶縁材を液密状態
下に貫通してなるとしている。
【0055】電線E1は絶縁されながらインナーチュー
ブ1を貫通してシリンダ1に接続されている。結線の方
法はこれに限定されるものではない。
ブ1を貫通してシリンダ1に接続されている。結線の方
法はこれに限定されるものではない。
【0056】この実施例にあっては、例えばコントロー
ラCには自動車に搭載される車高センサからの信号が入
力されるとしており、緩衝器が自動車に搭載されて路面
走行をする場合に、該走行路面の状況に応じて両方の電
極部材への印加電圧量が適宜に調整されるとしている。
ラCには自動車に搭載される車高センサからの信号が入
力されるとしており、緩衝器が自動車に搭載されて路面
走行をする場合に、該走行路面の状況に応じて両方の電
極部材への印加電圧量が適宜に調整されるとしている。
【0057】従って、以上のように形成されたこの実施
例に係る電気粘性流体利用の緩衝器においては、シリン
ダ1に対してピストンロッド2が出没される該緩衝器の
伸縮作動時には、ロッド側室Aにある隙間s1,s2,
s2からなる電気粘性流体が制御用隙間S、リザーバ室
R2及びベースバルブ部14のチェック弁14cを介し
てピストン側室Bに流入することになる。
例に係る電気粘性流体利用の緩衝器においては、シリン
ダ1に対してピストンロッド2が出没される該緩衝器の
伸縮作動時には、ロッド側室Aにある隙間s1,s2,
s2からなる電気粘性流体が制御用隙間S、リザーバ室
R2及びベースバルブ部14のチェック弁14cを介し
てピストン側室Bに流入することになる。
【0058】即ち、緩衝器は、その伸縮作動時には、常
に、ロッド側室Aからの電気粘性流体が制御用隙間Sを
流通することになり、所謂ワンウェイタイプとして機能
することになる。
に、ロッド側室Aからの電気粘性流体が制御用隙間Sを
流通することになり、所謂ワンウェイタイプとして機能
することになる。
【0059】そして、緩衝器の圧側作動時にロッド側室
Aにおいて余剰になる電気粘性流体は、制御用隙間Sを
介してリザーバ室R2に流入され、緩衝器の伸側作動時
にピストン側室Bにおいて不足する電気粘性流体は、ベ
ースバルブ部14を介してリザーバ室R2から補充され
る。
Aにおいて余剰になる電気粘性流体は、制御用隙間Sを
介してリザーバ室R2に流入され、緩衝器の伸側作動時
にピストン側室Bにおいて不足する電気粘性流体は、ベ
ースバルブ部14を介してリザーバ室R2から補充され
る。
【0060】緩衝器の伸縮作動時に、一方の電極部材た
るシリンダ1とインナーチューブa2及び他方の電極部
材たるインナーチューブa1,a3に所定の電圧が印加
されると、両方の電極部材間に形成されている制御用隙
間Sに電界が発現される。
るシリンダ1とインナーチューブa2及び他方の電極部
材たるインナーチューブa1,a3に所定の電圧が印加
されると、両方の電極部材間に形成されている制御用隙
間Sに電界が発現される。
【0061】該電界の発現は、そこに介在している、即
ち、そこを流通している電気粘性流体の粘性が硬化傾向
に瞬時に変化されることになり、それ故、該粘性が変化
された電気粘性流体は、以降、該制御用隙間Sを電気粘
性流体が流通することを妨げる傾向に作用する。
ち、そこを流通している電気粘性流体の粘性が硬化傾向
に瞬時に変化されることになり、それ故、該粘性が変化
された電気粘性流体は、以降、該制御用隙間Sを電気粘
性流体が流通することを妨げる傾向に作用する。
【0062】その結果、ロッド側室Aからの電気粘性流
体の流出性が妨げられることになって、ピストン部3の
シリンダ1内での摺動性が妨げられることになり、これ
が減衰作用として発現されて、ピストンロッド2のシリ
ンダ1内への没入性及びピストンロッド2のシリンダ1
内からの突出性が妨げられ、該緩衝器が所謂緩衝器とし
て機能することになる。
体の流出性が妨げられることになって、ピストン部3の
シリンダ1内での摺動性が妨げられることになり、これ
が減衰作用として発現されて、ピストンロッド2のシリ
ンダ1内への没入性及びピストンロッド2のシリンダ1
内からの突出性が妨げられ、該緩衝器が所謂緩衝器とし
て機能することになる。
【0063】しかも制御用隙間Sは多重のインナーチュ
ーブ間の隙間の合計長さとなって長くなり、流動抵抗を
大きくできるため、同じ所定電圧であっても減衰力を高
く設定でき、減衰力の調整幅が大きくなる。
ーブ間の隙間の合計長さとなって長くなり、流動抵抗を
大きくできるため、同じ所定電圧であっても減衰力を高
く設定でき、減衰力の調整幅が大きくなる。
【0064】従って、印加電圧量を適宜に制御すれば、
減衰作用を印加電圧量に応じて直ちに、しかも所定の減
衰力調整を段差なく円滑に実行することが可能になり、
該緩衝器が自動車に搭載される場合には、該自動車の走
行路面の状況に応じた減衰作用の調整が可能になり、該
自動車における例えば乗り心地を好ましい状態に改善し
得ることになる。
減衰作用を印加電圧量に応じて直ちに、しかも所定の減
衰力調整を段差なく円滑に実行することが可能になり、
該緩衝器が自動車に搭載される場合には、該自動車の走
行路面の状況に応じた減衰作用の調整が可能になり、該
自動車における例えば乗り心地を好ましい状態に改善し
得ることになる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば次の効
果がある。
果がある。
【0066】印加電圧量を適宜に制御することで、所
定の減衰作用を直ちにしかも円滑に実行することが可能
になり、これを自動車に搭載する緩衝器とする場合には
該自動車の走行路面の状況に応じた減衰力調整が可能に
なって該自動車の例えば乗り心地が良好に改善されるこ
とになる。
定の減衰作用を直ちにしかも円滑に実行することが可能
になり、これを自動車に搭載する緩衝器とする場合には
該自動車の走行路面の状況に応じた減衰力調整が可能に
なって該自動車の例えば乗り心地が良好に改善されるこ
とになる。
【0067】制御用隙間が外部からの衝撃が直接作用
しないように緩衝器の所謂内部に形成されるので、制御
用隙間を形成する電極部材の外周への衝撃等の外力作用
を予め阻止し得て、該制御用隙間の間隔を設定通りに維
持することが可能になる。
しないように緩衝器の所謂内部に形成されるので、制御
用隙間を形成する電極部材の外周への衝撃等の外力作用
を予め阻止し得て、該制御用隙間の間隔を設定通りに維
持することが可能になる。
【0068】両方の電極部材が外部に露出されなくな
り、感電や漏電が防止される。
り、感電や漏電が防止される。
【0069】シリンダと各インナーチューブの各両端
部が絶縁されているから、ベアリング等の他の部材を介
して電流が直流であっても交流であっても他の部材に流
れず、漏電が防止され電力損失を防止できる。
部が絶縁されているから、ベアリング等の他の部材を介
して電流が直流であっても交流であっても他の部材に流
れず、漏電が防止され電力損失を防止できる。
【0070】インナーチューブが多重に配設され、そ
の間に制御用の隙間を形成しているから制御用隙間の長
さが長くなる。
の間に制御用の隙間を形成しているから制御用隙間の長
さが長くなる。
【0071】この為、流動抵抗を大きくでき、同一の電
圧であっても減衰力を高く設定できるから減衰力の調整
幅を大きくすることができる。
圧であっても減衰力を高く設定できるから減衰力の調整
幅を大きくすることができる。
【図1】この発明の一実施例に係る電気粘性流体利用の
緩衝器を示す断面図である。
緩衝器を示す断面図である。
【図2】従来例としての電気粘性流体利用の緩衝器を示
す断面図である。
す断面図である。
1 シリンダ 1a ポート 3 ピストン部 3a 伸側チェック弁 8,8a 絶縁材 10 インナーチューブ 10a,10b,10c ポート 11 アウターチューブ 14 ベースバルブ部 14c 圧側チェック弁 A ロッド側室 B ピストン側室 R2 リザーバ室 S 制御用隙間 a1,a2,a3 インナーチューブ s1,s2,s2 隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダの外側に任意の間隔を置いて複
数の奇数からなるインナーチューブを多重に配設し、最
外側インナーチューブの外側にアウターチューブを配設
し、最外側インナーチューブとアウターチューブとの間
にリザーバ室を形成してなり、更にシリンダ内にピスト
ン部を摺動可能に収装して該シリンダ内にロッド側室と
ピストン側室とを区画形成する一方でピストン部におけ
る伸側チェック弁を介してピストン側室をロッド側室に
連通させ、シリンダと最内側インナーチューブとの間及
び各インナーチューブとの間にロッド側室とリザーバ室
とに連通する直列の制御用隙間を形成してなり、又、リ
ザーバ室がシリンダの下端部に配設のベースバルブ部に
おける圧側チェック弁を介してピストン側室に連通され
てなり、前記シリンダと各インナーチューブとの各両端
部を絶縁材を介してベアリングとベースバルブのバルブ
ボディに結合させ、かつ、シリンダと偶数番目のインナ
ーチューブが一方の電極部材とされるに対して奇数番目
のインナーチューブが他方の電極部材とされてなること
を特徴とする緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18320092A JPH062732A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18320092A JPH062732A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062732A true JPH062732A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16131525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18320092A Pending JPH062732A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062732A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019015375A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置 |
| JP2019116930A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP18320092A patent/JPH062732A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019015375A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置 |
| JP2019116930A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置 |
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