JPH06274778A - プラント監視診断装置およびその異常徴候検出方法 - Google Patents
プラント監視診断装置およびその異常徴候検出方法Info
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- JPH06274778A JPH06274778A JP5065133A JP6513393A JPH06274778A JP H06274778 A JPH06274778 A JP H06274778A JP 5065133 A JP5065133 A JP 5065133A JP 6513393 A JP6513393 A JP 6513393A JP H06274778 A JPH06274778 A JP H06274778A
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- Japan
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- plant
- measurement signal
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- sign
- cpu
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラントの異常の検出に先立って異常の徴候
を正常作動時に検出する。 【構成】 正常許容範囲内に異常徴候検出用範囲を設
け、測定信号の示す特徴が異常徴候検出用範囲に位置し
た時に異常徴候発生と判断する。
を正常作動時に検出する。 【構成】 正常許容範囲内に異常徴候検出用範囲を設
け、測定信号の示す特徴が異常徴候検出用範囲に位置し
た時に異常徴候発生と判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正常作動範囲内にある
プラントの作動状態を監視して異常徴候を検出するプラ
ント監視診断装置およびその異常徴候検出方法に関す
る。
プラントの作動状態を監視して異常徴候を検出するプラ
ント監視診断装置およびその異常徴候検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プラントの作動状態を示す物性値、例え
ば温度や圧力を計測し、その計測結果に基づいてプラン
トの操作量を自動設定するプラント制御装置が知られて
いる。このようなプラント制御装置では上記計測結果か
ら異常およびその異常内容の診断まで実行することが可
能になってきた。プラント制御装置において用いられて
いる異常検出方法には各種の提案がなされているが、以
下の共通点がある。すなわち、計測信号に対して統計処
理を施してプラントの作動状態を表す特徴パラメータを
作成し、パラメータ値が予め定めた許容範囲内にあると
きには正常と判断し、パラメータ値が許容範囲を超えた
時には異常と判断する点である。このような異常検出方
法の中で、異常の早期発見を目的とするものには、例え
ば、特開平4−305794号等がある。この提案には
指令信号の標準偏差と、計測信号の標準偏差との差を算
出し、差が一定値を越えた時には異常の発生と判断する
ようにした異常検出方法が開示されている。
ば温度や圧力を計測し、その計測結果に基づいてプラン
トの操作量を自動設定するプラント制御装置が知られて
いる。このようなプラント制御装置では上記計測結果か
ら異常およびその異常内容の診断まで実行することが可
能になってきた。プラント制御装置において用いられて
いる異常検出方法には各種の提案がなされているが、以
下の共通点がある。すなわち、計測信号に対して統計処
理を施してプラントの作動状態を表す特徴パラメータを
作成し、パラメータ値が予め定めた許容範囲内にあると
きには正常と判断し、パラメータ値が許容範囲を超えた
時には異常と判断する点である。このような異常検出方
法の中で、異常の早期発見を目的とするものには、例え
ば、特開平4−305794号等がある。この提案には
指令信号の標準偏差と、計測信号の標準偏差との差を算
出し、差が一定値を越えた時には異常の発生と判断する
ようにした異常検出方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多くのプラントにおい
て、プラントの状態を示す測定信号をプラント制御装置
に入力し、その測定信号が予め定めた基準値を逸脱した
場合、異常と判定するリミットチェック法が採用されて
いる。
て、プラントの状態を示す測定信号をプラント制御装置
に入力し、その測定信号が予め定めた基準値を逸脱した
場合、異常と判定するリミットチェック法が採用されて
いる。
【0004】プラント制御装置で異常を検出した場合、
その異常に対して適切な処置をとることが重要である。
多くのプラント、特に化学プラントにおいては安全の最
優先を図るため、その異常を検出した装置や系などを自
動的に停止させるインターロックシステムが組み込まれ
ている。
その異常に対して適切な処置をとることが重要である。
多くのプラント、特に化学プラントにおいては安全の最
優先を図るため、その異常を検出した装置や系などを自
動的に停止させるインターロックシステムが組み込まれ
ている。
【0005】大規模化学プラントの場合、ひとつのプラ
ントの停止が、パイプラインで接続されている複数のプ
ラントの停止を誘発する可能性があり、極めて高い信頼
性と安全性が要求される為、インターロックシステムが
作動する異常検出以前に異常の徴候を検出し、その原因
究明と対応処置を講ずることがもとめられている。
ントの停止が、パイプラインで接続されている複数のプ
ラントの停止を誘発する可能性があり、極めて高い信頼
性と安全性が要求される為、インターロックシステムが
作動する異常検出以前に異常の徴候を検出し、その原因
究明と対応処置を講ずることがもとめられている。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、プラントが正常範囲に作動している時に、異常の徴
候を検出することにより、異常徴候対処処理、例えば、
異常の発生を未然に防止するための操作を直ちに実行す
ることのできるプラント監視診断装置およびそのプラン
ト異常徴候検出方法を提供することにある。
て、プラントが正常範囲に作動している時に、異常の徴
候を検出することにより、異常徴候対処処理、例えば、
異常の発生を未然に防止するための操作を直ちに実行す
ることのできるプラント監視診断装置およびそのプラン
ト異常徴候検出方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明はプラントの状態を示す測定
信号を入力し、当該入力した測定信号から特徴を抽出
し、抽出した特徴と、正常判別に用いる第1基準とを比
較して前記プラントの異常をプラント制御装置で検出す
る場合に、前記第1基準の示す正常範囲内において前記
プラントが異常徴候を示す特定範囲とその範囲を定める
第2基準とを予め定め、前記プラントの異常の検出に先
立って、前記抽出した特徴と前記第2基準とを比較する
ことにより前記プラントの異常徴候を検出することを特
徴とする。
るために、請求項1の発明はプラントの状態を示す測定
信号を入力し、当該入力した測定信号から特徴を抽出
し、抽出した特徴と、正常判別に用いる第1基準とを比
較して前記プラントの異常をプラント制御装置で検出す
る場合に、前記第1基準の示す正常範囲内において前記
プラントが異常徴候を示す特定範囲とその範囲を定める
第2基準とを予め定め、前記プラントの異常の検出に先
立って、前記抽出した特徴と前記第2基準とを比較する
ことにより前記プラントの異常徴候を検出することを特
徴とする。
【0008】請求項2の発明は、プラントの状態を示す
測定信号を入力し、当該入力した測定信号から特徴を抽
出し、抽出した特徴と、正常判別に用いる第1基準とを
比較して前記プラントの異常を検出するプラント制御装
置において、前記第1基準の示す正常範囲内において前
記プラントが異常徴候を示す特定範囲を定める第2基準
を記憶しておく記憶手段と、前記プラントの異常の検出
に先立って、前記抽出した特徴と前記第2基準とを比較
することにより前記プラントの異常徴候を検出する異常
徴候検出手段とを具えたことを特徴とする。
測定信号を入力し、当該入力した測定信号から特徴を抽
出し、抽出した特徴と、正常判別に用いる第1基準とを
比較して前記プラントの異常を検出するプラント制御装
置において、前記第1基準の示す正常範囲内において前
記プラントが異常徴候を示す特定範囲を定める第2基準
を記憶しておく記憶手段と、前記プラントの異常の検出
に先立って、前記抽出した特徴と前記第2基準とを比較
することにより前記プラントの異常徴候を検出する異常
徴候検出手段とを具えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、プラントに異常が生じる
場合、測定信号は正常範囲から異常範囲に向かうことに
着目し、この測定信号の変化を検出することにより異常
徴候を正常範囲内において検出する。請求項2の発明
は、異常徴候の判別に用いる第2基準を記憶手段に記憶
しておくことで時系列的に変化する測定信号との比較が
可能となる。
場合、測定信号は正常範囲から異常範囲に向かうことに
着目し、この測定信号の変化を検出することにより異常
徴候を正常範囲内において検出する。請求項2の発明
は、異常徴候の判別に用いる第2基準を記憶手段に記憶
しておくことで時系列的に変化する測定信号との比較が
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】本発明の説明に先立って、本発明のプラン
ト異常徴候検出方法を用いるプラント制御システムの回
路構成を図2により説明する。
ト異常徴候検出方法を用いるプラント制御システムの回
路構成を図2により説明する。
【0012】図2においてプラント30はプラント制御
装置(DCS)20から操作制御信号を受け、所定の操
作量で運転される。プラント30の作動状態を示す温
度、圧力等の状態量(以下、制御量と称す)は計測器に
より測定され、その測定結果を示す測定信号がDCS2
0に出力される。DCS20は制御量が予め定められた
応答特性(固定設定値を含む)に沿って変動するよう
に、測定信号に基づき操作量を可変設定する。プラント
監視診断装置10はプラント制御装置の異常徴候検出装
置、異常徴候診断装置、異常検出装置として動作する。
装置(DCS)20から操作制御信号を受け、所定の操
作量で運転される。プラント30の作動状態を示す温
度、圧力等の状態量(以下、制御量と称す)は計測器に
より測定され、その測定結果を示す測定信号がDCS2
0に出力される。DCS20は制御量が予め定められた
応答特性(固定設定値を含む)に沿って変動するよう
に、測定信号に基づき操作量を可変設定する。プラント
監視診断装置10はプラント制御装置の異常徴候検出装
置、異常徴候診断装置、異常検出装置として動作する。
【0013】プラント監視診断装置10内では以下の構
成部が共通バスに接続されている。
成部が共通バスに接続されている。
【0014】中央演算処理装置(CPU)11:システ
ムメモリ12に格納されたシステムプログラムに基づき
異常徴候検出処理、異常徴候診断処理、異常検出処理を
実行する。後述するがCPU11が本発明の異常徴候検
出手段として動作する。
ムメモリ12に格納されたシステムプログラムに基づき
異常徴候検出処理、異常徴候診断処理、異常検出処理を
実行する。後述するがCPU11が本発明の異常徴候検
出手段として動作する。
【0015】システムメモリ12:CPU11が実行す
る処理手順を規定したシステムプログラムをその処理内
容毎に格納する。また、演算処理に関わるワークデータ
をも一時記憶する。本発明に関わる異常徴候検出のため
のプログラムもシステムメモリ12に格納され、システ
ムメモリ12が本発明の記憶手段に相当する。
る処理手順を規定したシステムプログラムをその処理内
容毎に格納する。また、演算処理に関わるワークデータ
をも一時記憶する。本発明に関わる異常徴候検出のため
のプログラムもシステムメモリ12に格納され、システ
ムメモリ12が本発明の記憶手段に相当する。
【0016】キーボード13:CPU11に対する動作
指示を入力する。
指示を入力する。
【0017】表示装置14:キーボードからの入力情報
やCPU11の演算結果をCPU11の制御の下に表示
する。
やCPU11の演算結果をCPU11の制御の下に表示
する。
【0018】通信インターフェース(I/F)15:C
PU11とDCS20との間で信号の転送を行う。DC
S20からは制御量の測定信号、制御量の設定信号、操
作量の操作信号を受信し、DCS20に対して、新た
な、制御量の設定信号または新たな操作量の操作信号を
送信する。
PU11とDCS20との間で信号の転送を行う。DC
S20からは制御量の測定信号、制御量の設定信号、操
作量の操作信号を受信し、DCS20に対して、新た
な、制御量の設定信号または新たな操作量の操作信号を
送信する。
【0019】外部記憶装置16:フロッピーディスク
(FD)またはハードディスク(HD)に対してプラン
ト測定結果を記憶する。
(FD)またはハードディスク(HD)に対してプラン
ト測定結果を記憶する。
【0020】このような回路構成において実行される異
常検出関連処理を図3を用いて説明する。図3はCPU
11が実行する異常徴候検出処理および異常検出処理の
処理手順を示し、プログラム言語形態で予めシステムメ
モリ12に格納されている。この処理手順は一定時間毎
に割り込み処理でCPU11において実行される。
常検出関連処理を図3を用いて説明する。図3はCPU
11が実行する異常徴候検出処理および異常検出処理の
処理手順を示し、プログラム言語形態で予めシステムメ
モリ12に格納されている。この処理手順は一定時間毎
に割り込み処理でCPU11において実行される。
【0021】図1の時刻T0で図3の制御手順が起動さ
れるとCPU11はI/F15を介して制御量測定信
号、制御量設定信号、操作量操作信号を入力し、システ
ムメモリ12内のワーク領域に一時記憶すると共に、外
部記憶装置16にも保存記憶する(S10)。
れるとCPU11はI/F15を介して制御量測定信
号、制御量設定信号、操作量操作信号を入力し、システ
ムメモリ12内のワーク領域に一時記憶すると共に、外
部記憶装置16にも保存記憶する(S10)。
【0022】制御量測定信号が異常徴候検出用しきい値
の上限値および下限値の間(本発明の第2基準)にある
場合はS20の判定処理は否定判定が得られ、プラント
は正常作動かつ、異常徴候なし、と判断されて、CPU
11は本手順を終了する。測定信号が図1のように変動
する場合、時刻T1までCPU11は一定時間間隔で上
述の手順(S10→S20→エンド)を繰り返し実行
し、測定信号を保存してゆく。図1の時刻T1で測定信
号が異常徴候検出用上限値を越えたことを図3のステッ
プS20で検出すると、CPU11はフラグを確認す
る。このフラグは異常徴候診断処理が実行されたか否か
をオン/オフで示す情報である。図1の時刻T1のよう
に測定信号が初めて異常徴候検出用上限値を越えた場合
はフラグはオフになっているので、CPU11は異常徴
候検出範囲を初めて測定信号が越えたことをフラグのオ
フにより検出する(S30)。
の上限値および下限値の間(本発明の第2基準)にある
場合はS20の判定処理は否定判定が得られ、プラント
は正常作動かつ、異常徴候なし、と判断されて、CPU
11は本手順を終了する。測定信号が図1のように変動
する場合、時刻T1までCPU11は一定時間間隔で上
述の手順(S10→S20→エンド)を繰り返し実行
し、測定信号を保存してゆく。図1の時刻T1で測定信
号が異常徴候検出用上限値を越えたことを図3のステッ
プS20で検出すると、CPU11はフラグを確認す
る。このフラグは異常徴候診断処理が実行されたか否か
をオン/オフで示す情報である。図1の時刻T1のよう
に測定信号が初めて異常徴候検出用上限値を越えた場合
はフラグはオフになっているので、CPU11は異常徴
候検出範囲を初めて測定信号が越えたことをフラグのオ
フにより検出する(S30)。
【0023】ここで、CPU11は異常徴候内容の診断
処理を開始し、発生の可能性のある異常徴候内容、例え
ば、突発上昇、緩慢異常等および異常徴候を示す機器を
複数種の測定信号の組み合わせから調べる。診断結果は
システムメモリ12に一時記憶される(S40)。ま
た、上記フラグはオンに設定される。なお、CPU11
が異常徴候内容の診断を実行している間、DCS20側
では、プラント10は正常に作動しているとみなして、
正常作動時の制御を続行している。
処理を開始し、発生の可能性のある異常徴候内容、例え
ば、突発上昇、緩慢異常等および異常徴候を示す機器を
複数種の測定信号の組み合わせから調べる。診断結果は
システムメモリ12に一時記憶される(S40)。ま
た、上記フラグはオンに設定される。なお、CPU11
が異常徴候内容の診断を実行している間、DCS20側
では、プラント10は正常に作動しているとみなして、
正常作動時の制御を続行している。
【0024】CPU11は次に、測定値と、異常検出用
上下限値(本発明の第1基準)とを比較し、異常の発生
の有無を判定する(S50)。図1の例では時刻T1の
測定値は異常検出用上限値に到達していないので、否定
判定(異常なし)が得られる(S50→エンド)。時刻
T1〜時刻T2までの間は図3の実行手順はステップS
10→S20→S30→S50→エンドの経路を進み、
異常徴候を検出しながらも異常を検出するまでには到っ
ていない。また、異常徴候の内容の診断処理は時刻T1
で既に実行されている(フラグがオン)ので、時刻T1
〜時刻T2の間では異常徴候診断処理は行われない。図
1の時刻T2〜T3の間は図3の実行手順はS10→S
20→エンドの経路を進み、プラントは正常と判断され
る。このような実行手順がCPU11において繰り返し
実行され、時刻T5になって測定値が異常検出用上限値
を越えたことが図3のステップS50で検出されると、
CPU11はシステムメモリ12に記憶してある異常徴
候診断結果を読み出し、異常徴候内容に対応した異常対
処処理を従来手法を用いて実行する(S60→エン
ド)。
上下限値(本発明の第1基準)とを比較し、異常の発生
の有無を判定する(S50)。図1の例では時刻T1の
測定値は異常検出用上限値に到達していないので、否定
判定(異常なし)が得られる(S50→エンド)。時刻
T1〜時刻T2までの間は図3の実行手順はステップS
10→S20→S30→S50→エンドの経路を進み、
異常徴候を検出しながらも異常を検出するまでには到っ
ていない。また、異常徴候の内容の診断処理は時刻T1
で既に実行されている(フラグがオン)ので、時刻T1
〜時刻T2の間では異常徴候診断処理は行われない。図
1の時刻T2〜T3の間は図3の実行手順はS10→S
20→エンドの経路を進み、プラントは正常と判断され
る。このような実行手順がCPU11において繰り返し
実行され、時刻T5になって測定値が異常検出用上限値
を越えたことが図3のステップS50で検出されると、
CPU11はシステムメモリ12に記憶してある異常徴
候診断結果を読み出し、異常徴候内容に対応した異常対
処処理を従来手法を用いて実行する(S60→エン
ド)。
【0025】以上、説明したように、本実施例では、プ
ラントが正常範囲で作動している時に異常徴候を検出
し、異常徴候対処処理を実行しているので、装置や系の
停止につながる異常の発生を未然に防止できると共に、
万一の異常発生に対しても、迅速で、正確な対応ができ
る。
ラントが正常範囲で作動している時に異常徴候を検出
し、異常徴候対処処理を実行しているので、装置や系の
停止につながる異常の発生を未然に防止できると共に、
万一の異常発生に対しても、迅速で、正確な対応ができ
る。
【0026】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0027】1)異常徴候を検出する方法として、本実
施例では、説明の便宜上、固定しきい値を用いる例を示
したが、変動しきい値を用いることができる。変動しき
い値は現時点から一定時間前に採取した測定値の移動平
均値を算出し、平均値に対して特定値を乗算または加減
算することにより現時点のしきい値を決定するようにし
たものである。測定値の変化と、変動しきい値の関係を
図4に示しておく。また異常検出用には固定しきい値、
異常徴候の検出には変動しきい値を用いることも可能で
ある。加えて、時系列的あるいは、物理的に隣接の測定
信号間の差分についての移動平均値を算出し、この移動
平均値としきい値の比較を異常徴候の検出に用いること
もできる。
施例では、説明の便宜上、固定しきい値を用いる例を示
したが、変動しきい値を用いることができる。変動しき
い値は現時点から一定時間前に採取した測定値の移動平
均値を算出し、平均値に対して特定値を乗算または加減
算することにより現時点のしきい値を決定するようにし
たものである。測定値の変化と、変動しきい値の関係を
図4に示しておく。また異常検出用には固定しきい値、
異常徴候の検出には変動しきい値を用いることも可能で
ある。加えて、時系列的あるいは、物理的に隣接の測定
信号間の差分についての移動平均値を算出し、この移動
平均値としきい値の比較を異常徴候の検出に用いること
もできる。
【0028】2)本実施例では測定信号のレベルにより
異常を検出しているが、そのほか、振幅、周波数、スペ
クトラム等、さらには、異常徴候範囲を超えた回数を異
常徴候の判定に用いるなど好適な特徴要素を用いて異常
および異常徴候を検出すればよい。また、異常徴候の種
類は1種に限らず多種の異常徴候を検出可能なことは言
うまでもない。
異常を検出しているが、そのほか、振幅、周波数、スペ
クトラム等、さらには、異常徴候範囲を超えた回数を異
常徴候の判定に用いるなど好適な特徴要素を用いて異常
および異常徴候を検出すればよい。また、異常徴候の種
類は1種に限らず多種の異常徴候を検出可能なことは言
うまでもない。
【0029】3)異常徴候の判別に用いるしきい値は測
定値の移動平均から算出する他、測定値の過去一定期間
中の最大値や、設定目標値と測定値との間の偏差最大値
に所定倍率をかけて求めることも可能である。
定値の移動平均から算出する他、測定値の過去一定期間
中の最大値や、設定目標値と測定値との間の偏差最大値
に所定倍率をかけて求めることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラントが正常範囲で作動している間に異常徴候を検出
できるので、発生の可能性のある異常の診断を行い、異
常の発生に備えることができる。また、プラント制御装
置とプラント監視診断装置を完全分離することにより、
遠隔専門スタッフ(例えば、原材料、製品手配等)も、
異常の発生に備えることができ、更に、プラント運転中
でもシステムの増強開発が実施できる。
プラントが正常範囲で作動している間に異常徴候を検出
できるので、発生の可能性のある異常の診断を行い、異
常の発生に備えることができる。また、プラント制御装
置とプラント監視診断装置を完全分離することにより、
遠隔専門スタッフ(例えば、原材料、製品手配等)も、
異常の発生に備えることができ、更に、プラント運転中
でもシステムの増強開発が実施できる。
【図1】本発明実施例の異常徴候および異常徴候処理を
示す波形図である。
示す波形図である。
【図2】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】図2のCPU11が実行する処理手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】変動しきい値を示す波形図である。
10 ワークステーション 11 CPU 12 システムメモリ 13 キーボード 14 表示装置 15 I/O 16 外部記憶装置 20 DCS 30 プラント
Claims (2)
- 【請求項1】 プラントの状態を示す測定信号を入力
し、当該入力した測定信号から特徴を抽出し、抽出した
特徴と、正常判別に用いる第1基準とを比較して前記プ
ラントの異常をプラント制御装置で検出する場合に、 前記第1基準の示す正常範囲内において前記プラントが
異常徴候を示す特定範囲とその範囲を定める第2基準と
を予め定め、 前記プラントの異常の検出に先立って、前記抽出した特
徴と前記第2基準とを比較することにより前記プラント
の異常徴候を検出することを特徴とするプラント制御装
置の異常徴候検出方法。 - 【請求項2】 プラントの状態を示す測定信号を入力
し、当該入力した測定信号から特徴を抽出し、抽出した
特徴と、正常判別に用いる第1基準とを比較して前記プ
ラントの異常を検出するプラント制御装置において、 前記第1基準の示す正常範囲内において前記プラントが
異常徴候を示す特定範囲を定める第2基準を記憶してお
く記憶手段と、 前記プラントの異常の検出に先立って、前記抽出した特
徴と前記第2基準とを比較することにより前記プラント
の異常徴候を検出する異常徴候検出手段とを具えたこと
を特徴とするプラント監視診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5065133A JPH06274778A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | プラント監視診断装置およびその異常徴候検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5065133A JPH06274778A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | プラント監視診断装置およびその異常徴候検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06274778A true JPH06274778A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13278078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5065133A Withdrawn JPH06274778A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | プラント監視診断装置およびその異常徴候検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06274778A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000234960A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-08-29 | Meritor Heavy Vehicle Systems Llc | 車軸の温度監視装置 |
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