JPH0627539B2 - 作業車の変速操作装置 - Google Patents

作業車の変速操作装置

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JPH0627539B2
JPH0627539B2 JP5553788A JP5553788A JPH0627539B2 JP H0627539 B2 JPH0627539 B2 JP H0627539B2 JP 5553788 A JP5553788 A JP 5553788A JP 5553788 A JP5553788 A JP 5553788A JP H0627539 B2 JPH0627539 B2 JP H0627539B2
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留男 梅本
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタ、ホイールローダ等の作業者の変速
操作装置に関する。
(従来の技術) 例えば農用トラクタにおいては、作業時も路上走行時も
低速で、最高速度が15〜30km/Hになっているが、路上走
行時に高速走行することが要求されるようになり、変速
装置にオーバドライブ機構を備えたものが案出されてい
る。
この従来技術としては特開昭62−204037号公報に開示さ
れたものがあり、主変速操作レバーをオーバドライブ位
置に入れることによって、推進軸の動力を、主変速機構
及び副変速機構を介さずに、オーバドライブ機構を介し
て駆動輪デフ装置のピニオン軸に伝達するように構成さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来技術は、オーバドライブ操作手段を主変速操作
手段に連動しているので、主変速操作レバーをオーバド
ライブ位置に入れると、主変速機構は中立状態となる
が、副変速操作レバーを中立位置にするのを忘れると、
ピニオン軸の回転が副変速機構及びその前方の超減速機
構等に伝達される。これらは減速機構であるので、出力
側から入力されると増速機構になり、軸受及びシール等
を損傷することがある。
本発明は、主変速操作レバーをオーバドライブ状態にし
たときに副変速操作レバーを中立位置に戻す連動手段を
設けて、オーバドライブ動力が副変速機構に逆入力され
ないようにした作業者の変速操作装置を提供することを
第1の目的とする。
また本発明は、副変速操作レバーでオーバドライブ機構
を操作可能にして、副変速機構を中立状態にしなければ
オーバドライブ状態にならないようにして、オーバドラ
イブ動力が副変速機構に逆入力されないようにした作業
者の変速操作装置を提供することを第2の目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の第1目的を達成するための具体的手段は、推進
軸の動力を駆動輪デフ装置のピニオン軸に伝達する走行
系に、主変速操作手段によって操作される主変速機構及
び副変速操作手段によって操作される副変速機構を備え
た作業走行系と、オーバドライブ操作手段によって操作
されるオーバドライブ機構を備えた高速走行系とが形成
され、主変速操作手段の操作レバーは主変速機構を中立
状態にしてからオーバドライブ機構を作動可能にされて
いる作業者の変速操作装置において、前記主変速操作レ
バーと副変速操作手段の操作レバーとの間には、主変速
操作レバーをオーバドライブ状態にしたときに副変速操
作レバーを中立位置に戻す連動手段が設けられているこ
とである。
また、本発明の第2目的を達成するための具体的手段
は、推進軸の動力を駆動軸デフ装置のピニオン軸に伝達
する走行系に、主変速操作手段によって操作される主変
速機構及び副変速操作手段によって操作される副変速機
構を備えた作業走行系と、オーバドライブ操作手段によ
って操作されるオーバドライブ機構を備えた高速走行系
とが形成された作業者の変速操作装置において、副変速
操作手段の操作レバーは副変速機構を中立状態にしてか
らオーバドライブ機構を作動可能にされていることであ
る。
(作 用) 第1、2図において、主変速操作手段10の操作レバー56
を中立位置Nからオーバドライブ位置ODに入れると、シ
フタ59を介してシフトギヤ54が摺動し、オーバドライブ
用小ギヤ53が伝動軸35に連結されて、推進軸18の動力を
ベベルピニオン軸39へ伝達し、後輪を高速回転する。こ
れと同時に、操作レバー56の揺動動作は連動手段69の揺
動体71及び戻し体72を介して、副変速操作手段11の操作
レバー64に伝えられ、副変速操作レバー64が高位置H又
は低位置Lに入っていると、それを中立位置Nに戻し、
副変速機構6を中立状態にする。
第3図において、副変速操作レバー64が高位置H又は低
位置Lに入った状態かからオーバドライブ位置ODに入れ
ると、操作レバー64は中立位置Nを通るため、副変速機
構6を中立状態にした後にオーバドライブ機構9を作動
させることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1、2図に示す第1実施例において、1は4輪駆動型
農用トラクタの変速装置を示しており、大別して、主ク
ラッチ2、デュアル変速機構3、主変速機構4、超減速
機構5、副変速機構6、後輪デフ装置7、前輪駆動クラ
ッチ8、オーバドライブ機構9及び各機構の変速走作手
段10,11等を備えており、走行系とPTO系とを有して
いる。
前記主クラッチ2は走行クラッチ13とPTOクラッチ14
とを有するダブルクラッチで、エンジン(図示せず)の
動力は走行クラッチ13から2重軸の筒軸15を介してデュ
アル変速機構3に伝達される。
デュアル変速機構3は油圧クラッチ16と遊星歯車減速機
構17とを組合せた高低2段変速機構であり、筒軸15の動
力を直結状態の高速と遊星歯車減速機構17を介した低速
とにして筒状推進軸18へ伝達する。
主変速機構4は推進軸18とカウンタ軸19との間に前進3
段のギヤ20,21,22,23,24,25と後進1段のギヤ26,27,28
とを有し、前進第1速ギヤ21と後進ギヤ27とはシフトギ
ヤ29によって前進第2速ギヤ23及び第3速ギヤ25はシフ
トギヤ30によって夫々カウンタ軸19に択一的に連結され
る。
超減速機構5は前記カウンタ軸19とその後方の中間軸32
とに夫々ギヤ33,34が設けられ、両軸19,32と平行に配置
された伝動軸35上に一体ギヤ36A,36Bが遊嵌され、ギヤ3
3とギヤ36Aが、ギヤ34とギヤ36Bとが常噛で、中間軸32
上のシフトギヤ37をギヤ33に係合させることによって、
中間軸32はカウンタ軸19に直結され、シフトギヤ37をギ
ヤ34に係合させることによって、カウンタ軸19の回転は
減速されて中間軸32に伝達される。
副変速機構6は中間軸32とその後方のベベルピニオン軸
39との間に設けられており、中間軸32に固定のギヤ40は
伝動軸35上の一体ギヤ41Aと常噛で、ベベルピニオン軸3
9上のシフトギヤ42は、一体ギヤ41Bに噛合する位置と中
間軸32にスプライン嵌合する位置とに摺動自在であり、
一体ギヤ41Bに噛合することによって低速回転が、中間
軸32に嵌合することによって直結の高速回転が夫々ベベ
ルピニオン軸39に伝達される。
前記ベベルピニオン軸39のベベルピニオンはベベルギヤ
43に噛合していて後輪デフ装置7の一部を構成してお
り、また、このベベルピニオン軸39と伝動軸35とは常噛
のギヤ44,45によって常に連動している。
前記伝動軸35は前輪駆動系を構成するもので、その前方
には中間伝動軸46が配置され、両軸35,46とは前輪駆動
クラッチ8によって動力が断接自在となっており、は中
間伝動軸46とそれに平行に設けられた前動取軸47とはギ
ヤ48,49で連動されており、前動取軸47の動力は外部伝
動軸50を介して図外の前輪駆動デフ装置へ伝達される。
前記デュアル機構3から後輪デフ装置7までが、走行系
の特に作業走行系を構成するものであり、ロータリ作業
又はプラウ作業等に必要な作業速度を得ることができ、
デュアル変速機構3は設けられないことや、前後進切換
機構が設けられることがあり、また、副変速機構6と超
減速機構5とが入れ代ることがある。但し、ベベルピニ
オン軸39に近い側を副変速機構と称する。
高速走行系を形成するオーバドライブ機構9は、主変速
機構4の第3速ギヤ25と一体に設けられた大ギヤ52と、
伝動軸35上に遊嵌された小ギヤ53と、伝動軸35と、伝動
軸35に小ギヤ53を係合するシフトギヤ54と、前記常噛の
ギヤ44,45とを有している。
従って、推進軸18の動力は、常噛のギヤ24,25を介して
ギヤ52,53に伝達され、シフトギヤ54の入り作用によっ
て伝動軸35に伝達され、そして常噛のギヤ噛44,45を介
して後輪デフ装置7に伝達されると同時に前輪駆動クラ
ッチ8を介して前動取軸47へも伝達可能となる。
前記大小ギヤ52,53は増速機構となっており、伝動軸35
を推進軸18に対して等速又は増速で回転させ得る。
主変速機構4を操作する主変速操作手段10の操作レバー
56は、2本のシフタ57,58を介して2個のシフトギヤ29,
30を択一的に摺動する他に、シフタ59を介してシフトギ
ヤ54の操作もできるもので、オーバドライブ操作手段60
の操作レバーも兼ねており、従って、主変速ガイド板61
のガイド溝62には作業走行系第1、2、3速及バックの
他にオーバドライブ位置ODも形成されており、操作レバ
ー56は作業走行系を中立位置にした状態から、オーバド
ライブ位置ODに入るようになっている。
副変速機構6を操作する副変速操作手段11は、1本の操
作レバー64を直線操作してシフタ65を介してシフトギヤ
42を直線摺動させるだけのもので、ガイド板66のガイド
溝67には高速位置H、中立位置N及び低速位置Lが直列
形成されている。
前記主変速操作レバー56と副変速操作レバー64との間に
は連動手段69が設けられている。この連動手段69は、枢
軸70に枢支されたL字形の揺動体71と、図外のガイド体
によって直線運動可能に案内された戻し体72とを有す
る。
揺動体71は第1アーム部71aが引張りスプリング73によ
ってストッパ74に当接された状態(第2図2点鎖線位
置)で中立位置の操作レバー56と当接可能となってお
り、操作レバー56をオーバドライブ位置ODへ入れると、
スプリング73に抗して矢印75方向に揺動される。第2ア
ーム部71bは長孔76に貫通したピン77を介して戻し体72
に連結されていて、揺動によって戻し体72を矢印78方向
に摺動させる。
戻し体72は三角孔79が形成されている。この三角孔79の
最大部Lはガイド溝67長さと略同一で、最小部Sは操作
レバー64と略適合嵌合する大きさであり、最大部Lがガ
イド溝67に対応しているとき、操作レバー64はガイド溝
67内を自由に移動でき、最小部Sがガイド溝67に対応す
ると、操作レバー64は中立位置Nに強制配置される。従
って、操作レバー64が高、低どの位置にあっても、戻し
体72が矢印78方向に摺動されると、操作レバー64は三角
孔79の傾斜面によって中立位置Nへ強制的に戻される。
第3図に示す第2実施例において、副変速操作手段11の
ガイド板66には、ガイド溝67に加えてオーバドライブ用
ガイド棒81が形成されており、操作レバー64はガイド溝
67の中立位置Nからオーバドライブ位置ODへ操作可能に
なっている。
図示しないが、主変速操作手段のガイド溝はH形で、オ
ーバドライブ位置は設けられていなく、副変速操作レバ
ー64は、第1図に示す副変速機構6のシフトギヤ42を操
作するシフタ65と、オーバドライブ機構9のシフトギヤ
54を操作するシフタ59とを択一的に作動可能になってい
る。
この第2実施例では、副変速操作レバー64をオーバドラ
イブ位置ODへ入れることによって、副変速機構6は中立
状態になり、ベベルピニオン軸39がオーバドライブ回転
されても一体ギヤ41が逆駆動されることはない。主変速
機構4及び超減速機構5を中立状態にするのを忘れてい
ると、それらの機構4,5にはエンジン動力は伝達される
が、その回転速度は作業走行時の減速された回転速度と
同一のものであり、オーバドライブ回転を更に増速した
逆入力ではない。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、操作レバー56又は64をオ
ーバドライブ位置ODに入れると、副変速機構6が中立状
態になるので、ピニオン軸39に伝達されたオーバドライ
ブ動力は、副変速機構6に逆入力されることはなく、よ
って、ピニオン軸39より前方の副変速機構6や超減速機
構5の軸受、シール等を超高速回転させることがなく、
各機構の部品の騒音、接触部摩耗、焼付等を解消でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本発明の第1実施例を示しており、第1図
は変速装置の線図、第2図は連動手段の平面図、第3図
は本発明の第2実施例を示していて、副変速操作レバー
のガイド板の平面図である。 1……変速装置、2……主クラッチ、4……主変速機
構、5……超減速機構、6……副変速機構、7……後輪
デフ装置、8……前輪駆動クラッチ、9……オーバドラ
イブ機構、10……主変速操作手段、11……副変速操作手
段、18……推進軸、35……伝動軸、39……ベベルピニオ
ン軸、52……大ギヤ、53……小ギヤ、54……シフトギ
ヤ、56……主変速操作レバー、59……シフタ、60……オ
ーバドライブ操作手段、61……主変速ガイド板、62……
ガイド溝、64……副変速操作レバー、67……ガイド溝、
69……連動手段、71……揺動体、72……戻し体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】推進軸の動力を駆動輪デフ装置のピニオン
    軸に伝達する走行系に、主変速操作手段によって操作さ
    れる主変速機構及び副変速操作手段によって操作される
    副変速機構を備えた作業走行系と、オーバドライブ操作
    手段によって操作されるオーバドライブ機構を備えた高
    速走行系とが形成され、主変速操作手段の操作レバーは
    主変速機構を中立状態にしてからオーバドライブ機構を
    作動可能にされている作業者の変速操作装置において、 前記主変速操作レバーと副変速操作手段の操作レバーと
    の間には、主変速操作レバーをオーバドライブ状態にし
    たときに副変速操作レバーを中立位置に戻す連動手段が
    設けられていることを特徴とする作業者の変速操作装
    置。
  2. 【請求項2】推進軸の動力を駆動輪デフ装置のピニオン
    軸に伝達する走行系に、主変速操作手段によって操作さ
    れる主変速機構及び副変速操作手段によって操作される
    副変速機構を備えた作業走行系と、オーバドライブ操作
    手段によって操作されるオーバドライブ機構を備えた高
    速走行系とが形成された作業者の変速操作装置におい
    て、 副変速操作手段の操作レバーは副変速機構を中立状態に
    してからオーバドライブ機構を作動可能にされているこ
    とを特徴とする作業車の変速操作装置。
JP5553788A 1988-03-08 1988-03-08 作業車の変速操作装置 Expired - Lifetime JPH0627539B2 (ja)

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