JPH0627593Y2 - 地下タンク - Google Patents
地下タンクInfo
- Publication number
- JPH0627593Y2 JPH0627593Y2 JP1989020661U JP2066189U JPH0627593Y2 JP H0627593 Y2 JPH0627593 Y2 JP H0627593Y2 JP 1989020661 U JP1989020661 U JP 1989020661U JP 2066189 U JP2066189 U JP 2066189U JP H0627593 Y2 JPH0627593 Y2 JP H0627593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- wall
- continuous underground
- underground
- underground tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は地下タンクに関するものである。
地盤を掘削して孔を形成し、この孔の中に一部若しくは
全部を埋める地下タンクが開発されている。第15図及
び第16図に示すのは従来の地下タンクであって、第1
5図に示すのは側壁aと底版bを囲むように、側壁aか
ら若干離れて連続地中壁cを構築したものである。連続
地中壁cは土留、止水のためであって、その下端は不透
水層まで到達している。第16図に示すのは連続地中壁
cと側壁aを接触して形成し、両者間に連結鉄筋dを介
在させたものである。
全部を埋める地下タンクが開発されている。第15図及
び第16図に示すのは従来の地下タンクであって、第1
5図に示すのは側壁aと底版bを囲むように、側壁aか
ら若干離れて連続地中壁cを構築したものである。連続
地中壁cは土留、止水のためであって、その下端は不透
水層まで到達している。第16図に示すのは連続地中壁
cと側壁aを接触して形成し、両者間に連結鉄筋dを介
在させたものである。
第15図に示す従来例の課題は以下の通りである。
地下水の浮力を側壁、底版で受けるため、或る程度の
重量を有するものでなくてはならない。したがって側
壁、底版の部材厚が応力度(強度的)の点よりも、浮力
に対する安定性の点から決まるため、部材厚が大きくな
り不経済である。
重量を有するものでなくてはならない。したがって側
壁、底版の部材厚が応力度(強度的)の点よりも、浮力
に対する安定性の点から決まるため、部材厚が大きくな
り不経済である。
側壁と連続地中壁の間にすき間があるため掘削土量が
増え、不経済である。
増え、不経済である。
側壁と連続地中壁が離れているため、連続地中壁の周
長が長くなり不経済である。
長が長くなり不経済である。
第16図に示す従来例の課題は以下の通りである。
側壁と連続地中壁を鉄筋により連結しているため、側
壁コンクリートに打設後の乾燥収縮によるクラックが発
生する。そのため、側壁に膨張剤を使用した高価なコン
クリートを打設したり、クラックの補修が必要となる。
壁コンクリートに打設後の乾燥収縮によるクラックが発
生する。そのため、側壁に膨張剤を使用した高価なコン
クリートを打設したり、クラックの補修が必要となる。
低温の液化ガスを貯蔵した場合に、側壁が温度低下し
収縮しようとする。その時に連結鉄筋と結ばれている連
続地中壁が、その収縮を拘束するため側壁に大きな引張
力が発生し、多大の鉄筋が必要となる。
収縮しようとする。その時に連結鉄筋と結ばれている連
続地中壁が、その収縮を拘束するため側壁に大きな引張
力が発生し、多大の鉄筋が必要となる。
この考案は以上のような課題を解決するためになされた
もので、掘削量が少なく、側壁にクラックが発生せず、
側壁や底版の厚さを大きくする必要がない地下タンクを
提供することを目的とする。
もので、掘削量が少なく、側壁にクラックが発生せず、
側壁や底版の厚さを大きくする必要がない地下タンクを
提供することを目的とする。
この考案にかかる地下タンクは、側壁と連続地中壁を近
接させ、両者間に鉛直方向の力のみ伝達する支承を介在
させるものである。
接させ、両者間に鉛直方向の力のみ伝達する支承を介在
させるものである。
まず地盤に連続地中壁を形成する。連続地中壁は形成す
る地下タンクを囲むように形成する。
る地下タンクを囲むように形成する。
この連続地中壁にて土留めした状態で、地中壁内を掘削
して孔を形成する。この孔の中に側壁と底版を形成す
る。底版は孔の底面上に形成し、側壁は底版の外周から
上方に立ち上がらせる。側壁は連続地中壁に近接させて
形成する。
して孔を形成する。この孔の中に側壁と底版を形成す
る。底版は孔の底面上に形成し、側壁は底版の外周から
上方に立ち上がらせる。側壁は連続地中壁に近接させて
形成する。
側壁と連続地中壁間には鉛直方向の力のみを他方に伝達
する支承を介在させる。鉛直方向のみというのは、水平
方向力や回転力は伝達せず、鉛直方向のみの力を伝達す
るという意味である。
する支承を介在させる。鉛直方向のみというのは、水平
方向力や回転力は伝達せず、鉛直方向のみの力を伝達す
るという意味である。
支承としては様々な態様のものが考えられるが、連続地
中壁側にさや管を埋設しておき、側壁側にさや管に移動
自在に挿入するスリップバーを突設してもよい。スリッ
プバーはさや管内を移動可能で、水平方向にも回転方向
にも動くことができる。さや管は側壁側、スリップバー
は連続地中壁側であってもよい。また連続地中壁側に円
形の凸部を有するオス部材、側壁側に円形の凹部を有す
るメス部材を埋設しておき、両者を移動自在に挿入して
もよい。また連続地中壁側にメス部材、側壁側にオス部
材を埋設してもよい。
中壁側にさや管を埋設しておき、側壁側にさや管に移動
自在に挿入するスリップバーを突設してもよい。スリッ
プバーはさや管内を移動可能で、水平方向にも回転方向
にも動くことができる。さや管は側壁側、スリップバー
は連続地中壁側であってもよい。また連続地中壁側に円
形の凸部を有するオス部材、側壁側に円形の凹部を有す
るメス部材を埋設しておき、両者を移動自在に挿入して
もよい。また連続地中壁側にメス部材、側壁側にオス部
材を埋設してもよい。
支承によって側壁が連結しており、鉛直方向の力を一方
から他方へ伝達する。支承は水平方向の力や回転力を伝
達しないため、側壁が自由に変形できる構造であり、ク
ラックの発生を減少させる。
から他方へ伝達する。支承は水平方向の力や回転力を伝
達しないため、側壁が自由に変形できる構造であり、ク
ラックの発生を減少させる。
側壁と連続地中壁を近接して形成するため、掘削量を少
なくし、連続地中壁の周長も小さくなる。
なくし、連続地中壁の周長も小さくなる。
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳細に説明
する。
する。
地盤に連続地中壁1を形成する。地中壁1は形成する地
下タンクを囲むように形成するもので、実施例では地中
壁1は円形に地盤に形成した。連続地中壁1の下端は不
透水層まで到らせ、止水と土留め行う。連続地中壁1内
には、上下方向の中間部に、予め内周面から円筒状のさ
や管2を水平に埋設しておく。
下タンクを囲むように形成するもので、実施例では地中
壁1は円形に地盤に形成した。連続地中壁1の下端は不
透水層まで到らせ、止水と土留め行う。連続地中壁1内
には、上下方向の中間部に、予め内周面から円筒状のさ
や管2を水平に埋設しておく。
連続地中壁1の内側を掘削して孔3を形成する。この孔
3の底面にコンクリートを打設して底版4を形成する。
底版4の外周からは上方に側壁5を立ち上げる。側壁5
は前記した連続地中壁1に近接して形成する。
3の底面にコンクリートを打設して底版4を形成する。
底版4の外周からは上方に側壁5を立ち上げる。側壁5
は前記した連続地中壁1に近接して形成する。
側壁5の外周面にはスリップバー6を突設させておき、
前記連続地中壁1のさや管2に移動自在に挿入する。
前記連続地中壁1のさや管2に移動自在に挿入する。
以上のように連続地中壁1内に埋設したさや管2と側壁
5から突出させたスリップバー6によって鉛直方向の力
を伝達する支承Aを構成する。スリップバー6はさや管
2内で移動自在に挿入したものであって、側壁5の自由
な変形を許容する。従ってクラックの発生を減少でき
る。
5から突出させたスリップバー6によって鉛直方向の力
を伝達する支承Aを構成する。スリップバー6はさや管
2内で移動自在に挿入したものであって、側壁5の自由
な変形を許容する。従ってクラックの発生を減少でき
る。
側壁5上には屋根11を載置する。
第11図〜第14図に示す支承Aは、メス部材7とオス
部材8にて構成したものである。メス部材7は円形の凹
部9を有し、オス部材8はこの凹部9が移動自在に挿入
する円形の凸部10を有している。メス部材7を連続地
中壁1か側壁5のいずれか一方に、またオス部材8を他
方に埋設して両者を移動自在に挿入するものである。両
者は凹部9と凸部10が移動自在に挿入するだけであ
り、鉛直方向力のみ伝達し、水平方向や回転方向の力を
伝達しない。
部材8にて構成したものである。メス部材7は円形の凹
部9を有し、オス部材8はこの凹部9が移動自在に挿入
する円形の凸部10を有している。メス部材7を連続地
中壁1か側壁5のいずれか一方に、またオス部材8を他
方に埋設して両者を移動自在に挿入するものである。両
者は凹部9と凸部10が移動自在に挿入するだけであ
り、鉛直方向力のみ伝達し、水平方向や回転方向の力を
伝達しない。
この考案は以下のような構成を有し、以下の効果を得る
ことができる。
ことができる。
側壁と連続地中壁を近接して形成するため、掘削量を
少なくすることができるとともに連続地中壁の周長を短
くすることができ、施工費を安価にすることができる。
少なくすることができるとともに連続地中壁の周長を短
くすることができ、施工費を安価にすることができる。
側壁と連続地中壁間に支承を介在させたため、連続地
中壁にも底版や側壁が受ける浮力を伝達して連続地中壁
も浮力への抵抗力を担うことになる。
中壁にも底版や側壁が受ける浮力を伝達して連続地中壁
も浮力への抵抗力を担うことになる。
従って側壁や底版の厚さを比較的小さくすることがで
き、施工費を安価にすることができる。
き、施工費を安価にすることができる。
支承は鉛直方向に力のみを伝達するため、側壁の自由
な変形を許容し、側壁や連続地中壁のクラックの発生を
少なくすることができる。
な変形を許容し、側壁や連続地中壁のクラックの発生を
少なくすることができる。
第1図はこの考案にかかる地下タンクの一部断面斜視
図、第2図は支承の断面図、第3図は第2図のIII−III
線断面図、第4図は他の支承の断面図、第5図はオス部
材の斜視図、第6図はメス部材の斜視図、第7図〜第1
0図は第2図の支承を採用して施工した状態の断面図、
第11図〜第14図は第4図の支承を採用して施工した
状態の断面図、第15図及び第16図は従来の地下タン
クの断面図である。 1……連続地中壁、2……さや管、3……孔、4……底
版、5……側壁、6……スリップバー、7……メス部
材、8……オス部材、9……凹部、10……凸部、11
……屋根、A……支承。
図、第2図は支承の断面図、第3図は第2図のIII−III
線断面図、第4図は他の支承の断面図、第5図はオス部
材の斜視図、第6図はメス部材の斜視図、第7図〜第1
0図は第2図の支承を採用して施工した状態の断面図、
第11図〜第14図は第4図の支承を採用して施工した
状態の断面図、第15図及び第16図は従来の地下タン
クの断面図である。 1……連続地中壁、2……さや管、3……孔、4……底
版、5……側壁、6……スリップバー、7……メス部
材、8……オス部材、9……凹部、10……凸部、11
……屋根、A……支承。
Claims (3)
- 【請求項1】地盤に掘削した孔の底面に形成した底版
と、この底板の外周から上方に立ち上げた側壁を備える
地下タンクにおいて、 前記側壁の外周を囲むように形成した連続地中壁に近接
して側壁を形成し、側壁と連続地中壁との間に鉛直方向
の力のみ伝達する支承を介在させたことを特徴とする地
下タンク。 - 【請求項2】支承は、側壁が連続地中壁の向き合う面の
いずれか一方に埋設したさや管と、他方から突出させて
このさや管に移動自在に挿入するスリップバーより成る
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
地下タンク。 - 【請求項3】支承は、側壁が連続地中壁の向き合う面の
いずれか一方に埋設した円形の凹部を有するメス部材
と、他方に埋設して前記メス部材の凹部に移動自在に挿
入する円形の凸部を有するオス部材より成ることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第2項記載の地下タン
ク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989020661U JPH0627593Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 地下タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989020661U JPH0627593Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 地下タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02111692U JPH02111692U (ja) | 1990-09-06 |
| JPH0627593Y2 true JPH0627593Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31237220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989020661U Expired - Lifetime JPH0627593Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 地下タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627593Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5916621B2 (ja) * | 1978-06-27 | 1984-04-17 | 三井建設株式会社 | 地下タンクの側壁構築方法 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP1989020661U patent/JPH0627593Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02111692U (ja) | 1990-09-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |