JPH062760B2 - フルフリルアルコ−ル類の製造方法 - Google Patents
フルフリルアルコ−ル類の製造方法Info
- Publication number
- JPH062760B2 JPH062760B2 JP12292686A JP12292686A JPH062760B2 JP H062760 B2 JPH062760 B2 JP H062760B2 JP 12292686 A JP12292686 A JP 12292686A JP 12292686 A JP12292686 A JP 12292686A JP H062760 B2 JPH062760 B2 JP H062760B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- general formula
- furfuryl alcohol
- water
- producing furfuryl
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は一般式 (I) (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す) で示されるフルフリルアルコール類の製造法に関する。
<従来の技術> 上記一般式(I)で示されるフルフリルアルコール類は、
農薬,医薬,香料等の有用な中間体となるものである。
農薬,医薬,香料等の有用な中間体となるものである。
従来より、カルボニル化合物とプロパルギルハライドと
の反応によりアルコールを得る方法としては、(i)グリ
ニヤール反応による方法、(ii)リフォマスキー反応によ
る方法、(iii)有機リチウム化合物を経る方法などがよ
く知られている。
の反応によりアルコールを得る方法としては、(i)グリ
ニヤール反応による方法、(ii)リフォマスキー反応によ
る方法、(iii)有機リチウム化合物を経る方法などがよ
く知られている。
しかし、これらの方法はいずれも工業的に極めて不利で
ある禁水条件を必要とし、実施にあたっては著しい困難
を伴うという問題がある。
ある禁水条件を必要とし、実施にあたっては著しい困難
を伴うという問題がある。
<発明が解決しようとする問題点> このようなことから、本発明者らは上記欠点を改良し、
工業的有利に上記一般式(I)で示されるフルフリルアル
コール類を製造すべく種々検討の結果、フルフラール類
とプロパルギルハライドとを特定条件下に反応させるこ
とにより短時間で、好収率でフルフリルアルコール類が
得られることを見出し、本発明に至った。
工業的有利に上記一般式(I)で示されるフルフリルアル
コール類を製造すべく種々検討の結果、フルフラール類
とプロパルギルハライドとを特定条件下に反応させるこ
とにより短時間で、好収率でフルフリルアルコール類が
得られることを見出し、本発明に至った。
<問題点を解決するための手段> すなわち本発明は、一般式(II) (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す) で示されるフルフラール類とプロパルギルハライドを、
亜鉛およびアンモニウム塩の共存下、水溶媒中で反応さ
せることを特徴とする前記一般式(I)で示されるフルフ
リルアルコール類の製造法を提供するものである。
亜鉛およびアンモニウム塩の共存下、水溶媒中で反応さ
せることを特徴とする前記一般式(I)で示されるフルフ
リルアルコール類の製造法を提供するものである。
本発明における原料フルフラール類としてはフルフラー
ルもしくは5−メチルフルフラールが使用され、また、
プロパルギルハライドとしてはプロパルギルクロライ
ド、プロパルギルブロマイドが使用される。
ルもしくは5−メチルフルフラールが使用され、また、
プロパルギルハライドとしてはプロパルギルクロライ
ド、プロパルギルブロマイドが使用される。
この反応において、プロパルギルハライドおよび亜鉛の
使用量は原料フルフラール類に対してそれぞれ1〜2倍
モルの範囲であることが好ましい。
使用量は原料フルフラール類に対してそれぞれ1〜2倍
モルの範囲であることが好ましい。
反応は水溶媒中で行なわれる。溶媒としての水の使用量
は通常原料フルフラール類に対して1〜50倍重量であ
るが、特に制限されるものではない。
は通常原料フルフラール類に対して1〜50倍重量であ
るが、特に制限されるものではない。
また、この反応において共存するアンモニウム塩として
は塩化アンモニウム、臭化アンモニウムなどの無機塩が
一般的であり、その使用量は反応溶媒である水に対して
通常0.05〜1倍重量である。もちろん、1倍重量を越え
ても反応は進行するが、スラリー濃度が増加し、工業的
には不利となる。また、0.05倍重量未満でも反応は進行
するが、反応の終了に長時間を必要とし、工業的には不
利となる。
は塩化アンモニウム、臭化アンモニウムなどの無機塩が
一般的であり、その使用量は反応溶媒である水に対して
通常0.05〜1倍重量である。もちろん、1倍重量を越え
ても反応は進行するが、スラリー濃度が増加し、工業的
には不利となる。また、0.05倍重量未満でも反応は進行
するが、反応の終了に長時間を必要とし、工業的には不
利となる。
反応温度は一般には0〜100℃の範囲で選ばれるが、
好ましくは5〜80℃である。
好ましくは5〜80℃である。
反応の進行は機器分析たとえばガスクロマトグラフィー
により追跡され、原料フルフラール類が全部消失したと
ころで反応は終了する。反応液からのフルフリルアルコ
ール類の取り出しは、たとえば分液の後、有機層を蒸留
することにより行なわれる。
により追跡され、原料フルフラール類が全部消失したと
ころで反応は終了する。反応液からのフルフリルアルコ
ール類の取り出しは、たとえば分液の後、有機層を蒸留
することにより行なわれる。
<発明の効果> かくして、本発明の方法によれば工業的容易に、短時間
で、良好な収率で目的とする前記一般式(I)で示される
フルフリルアルコール類を得ることができる。
で、良好な収率で目的とする前記一般式(I)で示される
フルフリルアルコール類を得ることができる。
<実施例> 以下、実施例により、本発明を説明する。
実施例1 フラスコに5−メチルフルフラール44g、プロパルギ
ルハライド35.8g、亜鉛粉31.4gおよび水440gを仕
込んだ後、撹拌下に25±3℃に維持しながら塩化アンモ
ニウム95gおよび水345gからなる塩化アンモニウ
ム水溶液を1時間を要して滴下した。滴下終了後、同温
度で2時間、保持した。
ルハライド35.8g、亜鉛粉31.4gおよび水440gを仕
込んだ後、撹拌下に25±3℃に維持しながら塩化アンモ
ニウム95gおよび水345gからなる塩化アンモニウ
ム水溶液を1時間を要して滴下した。滴下終了後、同温
度で2時間、保持した。
反応終了後、反応液を分液し、有機層を減圧下に精留し
て2−(1−ヒドロキシ−3−ブチニル)−5−メチル
フランの留分44.4g(含量99.4%)を得た(収率73.5
%)。
て2−(1−ヒドロキシ−3−ブチニル)−5−メチル
フランの留分44.4g(含量99.4%)を得た(収率73.5
%)。
実施例2 フラスコに5−メチルフルフラール44g、亜鉛粉31.4
g、塩化アンモニウム37.1gおよび水1100gを仕込んだ
後、撹拌下に35±3℃に維持しながら、プロパルギル
ブロマイド57.1gを2時間を要して滴下した。滴下終了
後、同温度で2時間、保持した。以後、実施例1と同様
の後処理を行い、2−(1−ヒドロキシ−3−ブチニ
ル)−5−メチルフランの留分46.9g(含量99.2%)を
得た(収率77.5%)。
g、塩化アンモニウム37.1gおよび水1100gを仕込んだ
後、撹拌下に35±3℃に維持しながら、プロパルギル
ブロマイド57.1gを2時間を要して滴下した。滴下終了
後、同温度で2時間、保持した。以後、実施例1と同様
の後処理を行い、2−(1−ヒドロキシ−3−ブチニ
ル)−5−メチルフランの留分46.9g(含量99.2%)を
得た(収率77.5%)。
実施例3 5−メチルフルフラールの代わりに等モル量のフルフラ
ールを使用し、塩化アンモニウムの代わりに臭化アンモ
ニウム45.0gを使用する以外は実施例1と同様の反応お
よび後処理を行い、2−(1−ヒドロキシ−3−ブチニ
ル)−フランの留分39.5gP(含量99.0%)を得た(収
率71.8%)。
ールを使用し、塩化アンモニウムの代わりに臭化アンモ
ニウム45.0gを使用する以外は実施例1と同様の反応お
よび後処理を行い、2−(1−ヒドロキシ−3−ブチニ
ル)−フランの留分39.5gP(含量99.0%)を得た(収
率71.8%)。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す) で示されるフルフラール類とプロパルギルハライドを、
亜鉛およびアンモニウム塩の共存下、水溶媒中で反応さ
せることを特徴とする一般式 (式中、Rは前記と同じ意味を有する) で示されるフルフリルアルコール類の製造法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12292686A JPH062760B2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | フルフリルアルコ−ル類の製造方法 |
| DE8787107699T DE3764316D1 (de) | 1986-05-28 | 1987-05-26 | Verfahren zur herstellung von furfurylalkoholen. |
| EP87107699A EP0247589B1 (en) | 1986-05-28 | 1987-05-26 | A method for producing furfuryl alcohols |
| KR1019870005238A KR940003295B1 (ko) | 1986-05-28 | 1987-05-26 | 푸르푸릴 알코올류의 제조방법 |
| US07/053,687 US5008410A (en) | 1986-05-28 | 1987-05-26 | Method for producing furfuryl alcohols |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12292686A JPH062760B2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | フルフリルアルコ−ル類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62281875A JPS62281875A (ja) | 1987-12-07 |
| JPH062760B2 true JPH062760B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=14848027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12292686A Expired - Lifetime JPH062760B2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | フルフリルアルコ−ル類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062760B2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-28 JP JP12292686A patent/JPH062760B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62281875A (ja) | 1987-12-07 |
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