JPH062765A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
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- JPH062765A JPH062765A JP4159353A JP15935392A JPH062765A JP H062765 A JPH062765 A JP H062765A JP 4159353 A JP4159353 A JP 4159353A JP 15935392 A JP15935392 A JP 15935392A JP H062765 A JPH062765 A JP H062765A
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- gear
- reverse
- automatic transmission
- traveling
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- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 確実に、前進走行および後退走行を検出して
制御制度の向上を図ること。 【構成】 変速必要時期前後のギヤ比変化の有無により
前進走行時であるか後退走行時であるかを判定する走行
状態検出手段jと、走行状態検出手段jが前進走行状態
と判定しているときには、後退禁止手段hを禁止作動さ
せる後退禁止制御手段kとを設けた。
制御制度の向上を図ること。 【構成】 変速必要時期前後のギヤ比変化の有無により
前進走行時であるか後退走行時であるかを判定する走行
状態検出手段jと、走行状態検出手段jが前進走行状態
と判定しているときには、後退禁止手段hを禁止作動さ
せる後退禁止制御手段kとを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の制御装置
に関し、特に、前進走行時に後退ギヤ段へ切り換えるこ
とができないようにしたものに関する。
に関し、特に、前進走行時に後退ギヤ段へ切り換えるこ
とができないようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前進走行時などの所定条件で後退
ギヤ段へ切り換えるのを制限するようにした自動変速機
の制御装置として、例えば、特開平2−80860号公
報に記載されたものもが知られている。
ギヤ段へ切り換えるのを制限するようにした自動変速機
の制御装置として、例えば、特開平2−80860号公
報に記載されたものもが知られている。
【0003】この従来装置は、セレルクトレバーの操作
位置に応答して前進ギヤ段または後退ギヤ段へ自動的に
切り換えるようにした自動変速機において、車速が予め
定められた値を越えると後退ギヤ段への切り換えを禁止
するようにした制御装置であって、車両が後退走行状態
であることを検出する後退検出手段と、後退走行状態が
検出されている場合には、前記セレクトレバーの後退走
行レンジへの操作に応答して後退ギヤ段へ切り換えるこ
とを許可する後退走行許可手段とを備えた構成となって
おり、車速が予め定めた値を越えた後退走行中に、セレ
クトレバーを後退走行レンジから一旦ニュートラルレン
ジに戻した後に、再び後退走行レンジへ切り換えた場合
でも、後退ギヤ段への切り換えが可能となって、車両の
操作性が向上するものであった。
位置に応答して前進ギヤ段または後退ギヤ段へ自動的に
切り換えるようにした自動変速機において、車速が予め
定められた値を越えると後退ギヤ段への切り換えを禁止
するようにした制御装置であって、車両が後退走行状態
であることを検出する後退検出手段と、後退走行状態が
検出されている場合には、前記セレクトレバーの後退走
行レンジへの操作に応答して後退ギヤ段へ切り換えるこ
とを許可する後退走行許可手段とを備えた構成となって
おり、車速が予め定めた値を越えた後退走行中に、セレ
クトレバーを後退走行レンジから一旦ニュートラルレン
ジに戻した後に、再び後退走行レンジへ切り換えた場合
でも、後退ギヤ段への切り換えが可能となって、車両の
操作性が向上するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の自動変速機の制御装置にあっては、後退検
出手段としてインヒビタスイッチを用い、インヒビタス
イッチが検出するレンジ位置のみに基づいて後退走行を
検出するようにしていて、本当の走行状態を検出してい
ないために、例えば、インヒビタスイッチに過大な路面
入力があって、レンジ位置を検出するための接点の位置
がずれてしまうといった故障が生じたり、あるいは、誤
操作により一瞬後退走行レンジを選択したといったよう
に、後退走行を行っていないのにインヒビタスイッチが
後退走行レンジであることを示す信号を出力した場合に
は、予め定められた速度よりも高い速度の前進走行時に
もかかわらず、後退ギヤ段への変速が可能となるおそれ
があるといった不具合があった。
ような従来の自動変速機の制御装置にあっては、後退検
出手段としてインヒビタスイッチを用い、インヒビタス
イッチが検出するレンジ位置のみに基づいて後退走行を
検出するようにしていて、本当の走行状態を検出してい
ないために、例えば、インヒビタスイッチに過大な路面
入力があって、レンジ位置を検出するための接点の位置
がずれてしまうといった故障が生じたり、あるいは、誤
操作により一瞬後退走行レンジを選択したといったよう
に、後退走行を行っていないのにインヒビタスイッチが
後退走行レンジであることを示す信号を出力した場合に
は、予め定められた速度よりも高い速度の前進走行時に
もかかわらず、後退ギヤ段への変速が可能となるおそれ
があるといった不具合があった。
【0005】本発明は、上述の問題点に着目して成され
たもので、確実に、前進走行および後退走行を検出して
制御制度の向上を図ることを目的としている。
たもので、確実に、前進走行および後退走行を検出して
制御制度の向上を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、変速必要時
期前後のギヤ比変化の有無に基づいて、前進走行・後退
走行を検出するようにして、上述の目的を達成すること
とした。
期前後のギヤ比変化の有無に基づいて、前進走行・後退
走行を検出するようにして、上述の目的を達成すること
とした。
【0007】すなわち、本発明の自動変速機の制御装置
にあっては、図1のクレーム対応図に示すように、車両
を前進走行させるためのギヤ段であって複数の異なるギ
ヤ比を有した前進ギヤ段,および、車両を後退走行させ
るためのギヤ段であって一定のギヤ比である後退ギヤ段
に切換可能な自動変速機aと、少なくとも前進走行レン
ジ・後退走行レンジを選択するために操作されるセレク
トレバーbと、前記自動変速機aの入力軸回転数を検出
する入力回転センサc,自動変速機aの出力軸回転数を
検出する出力回転センサd,スロットル開度を検出する
スロットル開度センサeを少なくとも有した入力手段f
と、前記セレクトレバーbの操作位置に応答して自動変
速機aを前進ギヤ段・後退ギヤ段に自動的に切り換え、
かつ、出力軸回転数およびスロットル開度からの信号に
基づいて最適の変速比に変速制御を行う制御手段gと、
前記自動変速機aが、後退ギヤ段に切り換わるのを禁止
する後退禁止手段hと、各回転センサc,dで得られる
入出力の回転数の比により自動変速機におけるギヤ比を
求め、前記制御手段gがギヤ比を変更する必要があると
判断したときの前後で、ギヤ比が変化していたら前進走
行時であると判定する一方、ギヤ比の変化がなければ後
退走行時であると判定する走行状態検出手段jと、この
走行状態検出手段jが前進走行状態と判定しているとき
には、前記後退禁止手段hを禁止作動させる後退禁止制
御手段kとを設けた。
にあっては、図1のクレーム対応図に示すように、車両
を前進走行させるためのギヤ段であって複数の異なるギ
ヤ比を有した前進ギヤ段,および、車両を後退走行させ
るためのギヤ段であって一定のギヤ比である後退ギヤ段
に切換可能な自動変速機aと、少なくとも前進走行レン
ジ・後退走行レンジを選択するために操作されるセレク
トレバーbと、前記自動変速機aの入力軸回転数を検出
する入力回転センサc,自動変速機aの出力軸回転数を
検出する出力回転センサd,スロットル開度を検出する
スロットル開度センサeを少なくとも有した入力手段f
と、前記セレクトレバーbの操作位置に応答して自動変
速機aを前進ギヤ段・後退ギヤ段に自動的に切り換え、
かつ、出力軸回転数およびスロットル開度からの信号に
基づいて最適の変速比に変速制御を行う制御手段gと、
前記自動変速機aが、後退ギヤ段に切り換わるのを禁止
する後退禁止手段hと、各回転センサc,dで得られる
入出力の回転数の比により自動変速機におけるギヤ比を
求め、前記制御手段gがギヤ比を変更する必要があると
判断したときの前後で、ギヤ比が変化していたら前進走
行時であると判定する一方、ギヤ比の変化がなければ後
退走行時であると判定する走行状態検出手段jと、この
走行状態検出手段jが前進走行状態と判定しているとき
には、前記後退禁止手段hを禁止作動させる後退禁止制
御手段kとを設けた。
【0008】なお、前記後退禁止制御手段kが後退禁止
手段hを禁止作動させる条件が、所定出力軸回転数以上
の前進走行状態としてもよい。
手段hを禁止作動させる条件が、所定出力軸回転数以上
の前進走行状態としてもよい。
【0009】
【作用】セレクトレバーbを前進走行レンジに選択操作
すると、制御手段gが、自動変速機aを前進ギヤ段に自
動的に切り換える。さらに、制御手段gは、スロットル
開度センサeが検出するスロットル開度と、出力回転セ
ンサdが検出する自動変速機aの出力軸回転数(これは
車速に等しい)とに基づいて、最適の変速比を求め、こ
の変速比を形成するように自動変速機aを変速制御す
る。
すると、制御手段gが、自動変速機aを前進ギヤ段に自
動的に切り換える。さらに、制御手段gは、スロットル
開度センサeが検出するスロットル開度と、出力回転セ
ンサdが検出する自動変速機aの出力軸回転数(これは
車速に等しい)とに基づいて、最適の変速比を求め、こ
の変速比を形成するように自動変速機aを変速制御す
る。
【0010】このような制御を行っている時には、制御
手段gが変速の必要があると判断したときの前後では、
自動変速機aで変速がなされてギヤ比が変化する。
手段gが変速の必要があると判断したときの前後では、
自動変速機aで変速がなされてギヤ比が変化する。
【0011】そして、走行状態検出手段jでは、上述の
ように制御手段gが変速の必要があると判断した時の前
後でギヤ比が変化したか否かを比較し、このようにギヤ
比の変化があると前進走行状態であると判定し、これに
対応して、後退禁止制御手段kは、後退禁止手段hを禁
止作動させる。この場合、前進走行時に、運転者が、誤
操作などによりセレクトレバーbを後退走行レンジに選
択操作しても、自動変速機aは、前進走行ギヤ段に保持
される。
ように制御手段gが変速の必要があると判断した時の前
後でギヤ比が変化したか否かを比較し、このようにギヤ
比の変化があると前進走行状態であると判定し、これに
対応して、後退禁止制御手段kは、後退禁止手段hを禁
止作動させる。この場合、前進走行時に、運転者が、誤
操作などによりセレクトレバーbを後退走行レンジに選
択操作しても、自動変速機aは、前進走行ギヤ段に保持
される。
【0012】また、通常は、セレクトレバーbを後退走
行レンジに選択操作したときには、制御手段gが、自動
変速機aを後退ギヤ段に自動的に切り換える。この後退
ギヤ段は、一定のギヤ比となっている。
行レンジに選択操作したときには、制御手段gが、自動
変速機aを後退ギヤ段に自動的に切り換える。この後退
ギヤ段は、一定のギヤ比となっている。
【0013】一方、制御手段gは、この後退走行時にあ
っても、スロットル開度と出力軸回転数とに基づいて、
最適の変速比を形成するための変速制御を行っている。
そして、制御手段gが変速の必要があると判断したとき
に、走行状態検出手段jが、その前後においてギヤ比が
変化したか否かを判定するが、このような後退ギヤ段で
は、一定のギヤ比であるので実際には変速が行われず、
制御手段gが変速の必要があると判定した前後でギヤ比
の変化がないから、後退走行時であると判定する。した
がって、後退禁止制御手段kは、後退禁止手段hを後退
禁止作動させることはなく、自動変速機aは、後退ギヤ
段を達成できる。
っても、スロットル開度と出力軸回転数とに基づいて、
最適の変速比を形成するための変速制御を行っている。
そして、制御手段gが変速の必要があると判断したとき
に、走行状態検出手段jが、その前後においてギヤ比が
変化したか否かを判定するが、このような後退ギヤ段で
は、一定のギヤ比であるので実際には変速が行われず、
制御手段gが変速の必要があると判定した前後でギヤ比
の変化がないから、後退走行時であると判定する。した
がって、後退禁止制御手段kは、後退禁止手段hを後退
禁止作動させることはなく、自動変速機aは、後退ギヤ
段を達成できる。
【0014】なお、請求項2記載の装置では、後退禁止
制御手段kが後退禁止手段hを禁止作動させる条件が、
走行状態検出手段jが前進走行状態であると判定してい
るだけでなく、出力軸回転数が所定以上であることとな
っていて、急制動や自動変速機の破損の恐れがあるよう
なある程度の高速での前進走行時に限り、後退ギヤ段を
達成不可能とする。
制御手段kが後退禁止手段hを禁止作動させる条件が、
走行状態検出手段jが前進走行状態であると判定してい
るだけでなく、出力軸回転数が所定以上であることとな
っていて、急制動や自動変速機の破損の恐れがあるよう
なある程度の高速での前進走行時に限り、後退ギヤ段を
達成不可能とする。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。
る。
【0016】まず、実施例の構成を説明する。
【0017】図2は本発明第1実施例の自動変速機の制
御装置を示す概略図で、ATは自動変速機、Eはエンジ
ンで、前記自動変速機ATには、エンジンEの出力回転
がトルクコンバータTCを介して入力されるギヤトレー
ンGTが内蔵されている。
御装置を示す概略図で、ATは自動変速機、Eはエンジ
ンで、前記自動変速機ATには、エンジンEの出力回転
がトルクコンバータTCを介して入力されるギヤトレー
ンGTが内蔵されている。
【0018】図3は、前記ギヤトレーンGTを示す構成
概略図であり、このギヤトレーンGTは、フロントサン
ギヤ2s,フロントピニオンギヤ2p,フロントインタ
ーナルギヤ2i,フロントキャリア2cを備えたフロン
ト遊星歯車組2と、リヤサンギヤ4s,リヤピニオンギ
ヤ4p,リヤインターナルギヤ4i,リヤキャリア4c
を備えたリヤ遊星歯車組4とがタンデム配置されてい
る。なお、リヤキャリア4cにはアウトプットシャフト
(出力軸)OUTが結合されている。
概略図であり、このギヤトレーンGTは、フロントサン
ギヤ2s,フロントピニオンギヤ2p,フロントインタ
ーナルギヤ2i,フロントキャリア2cを備えたフロン
ト遊星歯車組2と、リヤサンギヤ4s,リヤピニオンギ
ヤ4p,リヤインターナルギヤ4i,リヤキャリア4c
を備えたリヤ遊星歯車組4とがタンデム配置されてい
る。なお、リヤキャリア4cにはアウトプットシャフト
(出力軸)OUTが結合されている。
【0019】また、前記ギヤトレーンGTには、インプ
ットシャフト(入力軸)INとフロントサンギヤ2sと
を接続するリバースクラッチR/C,インプットシャフ
トINとフロントキャリア2cとを接続するハイクラッ
チH/C,フロントキャリア2cとリヤインターナルギ
ヤ4iとを接続するフォワードクラッチF/C,フロン
トサンギヤ2sをハウジング側に固定するバンドブレー
キB/B,フロントキャリア2cをハウジング側に固定
するローアンドリバースブレーキL&R/Bなどの摩擦
要素が設けられている。
ットシャフト(入力軸)INとフロントサンギヤ2sと
を接続するリバースクラッチR/C,インプットシャフ
トINとフロントキャリア2cとを接続するハイクラッ
チH/C,フロントキャリア2cとリヤインターナルギ
ヤ4iとを接続するフォワードクラッチF/C,フロン
トサンギヤ2sをハウジング側に固定するバンドブレー
キB/B,フロントキャリア2cをハウジング側に固定
するローアンドリバースブレーキL&R/Bなどの摩擦
要素が設けられている。
【0020】さらに、前記フォワードクラッチF/Cと
リヤインターナルギヤ4iとの間にフォワードワンウエ
イクラッチF/O・Cが設けられているとともに、フロ
ントキャリア2cとハウジングとの間にローワンウエイ
クラッチL/O・Cが設けられ、かつ、フロントキャリ
ア2cとリヤインターナルギヤ4iとの間で前記フォワ
ードワンウエイクラッチF/O・Cと並列にオーバラン
クラッチO・R/Cが配置されている。
リヤインターナルギヤ4iとの間にフォワードワンウエ
イクラッチF/O・Cが設けられているとともに、フロ
ントキャリア2cとハウジングとの間にローワンウエイ
クラッチL/O・Cが設けられ、かつ、フロントキャリ
ア2cとリヤインターナルギヤ4iとの間で前記フォワ
ードワンウエイクラッチF/O・Cと並列にオーバラン
クラッチO・R/Cが配置されている。
【0021】ところで、前記パワートレーンでは、次に
示す表1のように、各種摩擦要素が自動変速機ATの上
部に設置されている液圧供給回路CVから供給される作
動液圧としてのライン圧によって締結および開放される
ことにより、後退速(後退ギヤ段)や、第1速〜第4速
の前進ギヤ段の各種変速段が得られるようになってい
る。
示す表1のように、各種摩擦要素が自動変速機ATの上
部に設置されている液圧供給回路CVから供給される作
動液圧としてのライン圧によって締結および開放される
ことにより、後退速(後退ギヤ段)や、第1速〜第4速
の前進ギヤ段の各種変速段が得られるようになってい
る。
【0022】
【表1】 なお、この表中○印は締結状態を表し、無印は開放状態
を表す。
を表す。
【0023】また、前記フォワードワンウエイクラッチ
F/O・Cは、フロントキャリア2cに対してリヤイン
ターナルギヤ4iが正転方向の回転時にフリー、逆転方
向の回転時にロックされるとともに、前記ローワンウエ
イクラッチL/O・Cは、フロントキャリア2cの正転
方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時にロックされ
る。
F/O・Cは、フロントキャリア2cに対してリヤイン
ターナルギヤ4iが正転方向の回転時にフリー、逆転方
向の回転時にロックされるとともに、前記ローワンウエ
イクラッチL/O・Cは、フロントキャリア2cの正転
方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時にロックされ
る。
【0024】ところで前記オーバーランクラッチO・R
/Cは、表1には示していないが、このオーバーランク
ラッチO・R/Cを締結することにより、前記フォワー
ドワンウエイクラッチF/O・Cの機能を無くしてエン
ジンブレーキが作動されるようになっている。
/Cは、表1には示していないが、このオーバーランク
ラッチO・R/Cを締結することにより、前記フォワー
ドワンウエイクラッチF/O・Cの機能を無くしてエン
ジンブレーキが作動されるようになっている。
【0025】以上のように摩擦要素を作動させるための
ライン圧およびライン圧の供給・供給停止は、セレクト
レバーSLのセレクト操作に基づく前記液圧供給回路
(制御手段)CVの作動により行われ、また、この液圧
供給回路CV内の図示を省略したバルブの一部は、図2
に示すA/Tコントロールユニット(制御手段)10お
よび各ソレノイド11〜15により制御される。すなわ
ち、A/Tコントロールユニット10は、入力手段とし
て、1レンジスイッチ,2レンジスイッチ,Dレンジス
イッチ,Pレンジスイッチ,Rレンジスイッチからなる
インヒビタスイッチ21と、車速センサ22と、油温セ
ンサ23と、インプットシャフトINの回転数を検出す
る入力回転センサ24とを有しているとともに、エンジ
ンEの駆動を制御するECCコントロールユニット30
を介してアイドルスイッチ31,フルスロットルスイッ
チ32,スロットルセンサ(スロットル開度センサ)3
3,エンジン回転数センサ34からの信号を入力してい
る。そして、これらの信号に基づいて、ライン圧ソレノ
イド11,ロックアップソレノイド12,第1シフトソ
レノイド13,第2シフトソレノイド14,タイミング
ソレノイド15,油路切換ソレノイド16の駆動を制御
する。
ライン圧およびライン圧の供給・供給停止は、セレクト
レバーSLのセレクト操作に基づく前記液圧供給回路
(制御手段)CVの作動により行われ、また、この液圧
供給回路CV内の図示を省略したバルブの一部は、図2
に示すA/Tコントロールユニット(制御手段)10お
よび各ソレノイド11〜15により制御される。すなわ
ち、A/Tコントロールユニット10は、入力手段とし
て、1レンジスイッチ,2レンジスイッチ,Dレンジス
イッチ,Pレンジスイッチ,Rレンジスイッチからなる
インヒビタスイッチ21と、車速センサ22と、油温セ
ンサ23と、インプットシャフトINの回転数を検出す
る入力回転センサ24とを有しているとともに、エンジ
ンEの駆動を制御するECCコントロールユニット30
を介してアイドルスイッチ31,フルスロットルスイッ
チ32,スロットルセンサ(スロットル開度センサ)3
3,エンジン回転数センサ34からの信号を入力してい
る。そして、これらの信号に基づいて、ライン圧ソレノ
イド11,ロックアップソレノイド12,第1シフトソ
レノイド13,第2シフトソレノイド14,タイミング
ソレノイド15,油路切換ソレノイド16の駆動を制御
する。
【0026】そして、次に示す表2のように、第1・第
2シフトソレノイド13,14のON・OFFを切り換
えることにより、各変速段が得られるようになってい
る。
2シフトソレノイド13,14のON・OFFを切り換
えることにより、各変速段が得られるようになってい
る。
【0027】
【表2】 ところで、前記A/Tコントロールユニット10による
第1・第2シフトソレノイド13,14の切り換えは、
スロットルセンサ33から得られるスロットル開度およ
び車速センサ22から得られる車速信号などに基づいて
決定され、例えば、図4に示す車速とスロットル開度と
によって決定されるシフトスケジュールに沿って変速制
御される。このシフトスケジュールを参照して、変速が
必要な時期であるか否かは、実際に変速が行われる前進
走行時だけでなく、実際には一定のギヤ比で変速を行わ
ない後退走行時も含めて、常時行われている。
第1・第2シフトソレノイド13,14の切り換えは、
スロットルセンサ33から得られるスロットル開度およ
び車速センサ22から得られる車速信号などに基づいて
決定され、例えば、図4に示す車速とスロットル開度と
によって決定されるシフトスケジュールに沿って変速制
御される。このシフトスケジュールを参照して、変速が
必要な時期であるか否かは、実際に変速が行われる前進
走行時だけでなく、実際には一定のギヤ比で変速を行わ
ない後退走行時も含めて、常時行われている。
【0028】また、本実施例の油路切換ソレノイド16
は、後退禁止手段としての油路切換バルブ7の作動を行
うためのものである。すなわち、本実施例では、図5に
示すように、液圧供給回路CV中のリバースクラッチR
/Cへ油圧を供給する油路71の途中に、油路切換バル
ブ7が設けられている。そして、この油路切換バルブ7
は、油圧をリバースクラッチR/Cへ供給する第1のポ
ジションと、油圧をタンクTへドレーンさせる第2のポ
ジションとに切換可能に形成されていて、油路切換ソレ
ノイド16が駆動していない通常時は、第1のポジショ
ンとされているが、油路切換ソレノイド16が駆動した
時には、第2のポジションに切り換えられる。この第2
のポジションに切り換えられた場合、油路71の油圧は
ドレーンされてしまうため、セレクトレバーSLをリバ
ースレンジに操作して、液圧供給回路CV中のマニュア
ルバルブ(図示省略)がリバースクラッチR/Cへ油圧
を供給する状態となっても、リバースクラッチR/Cが
締結されず、自動変速機ATでは後退速が達成されな
い。
は、後退禁止手段としての油路切換バルブ7の作動を行
うためのものである。すなわち、本実施例では、図5に
示すように、液圧供給回路CV中のリバースクラッチR
/Cへ油圧を供給する油路71の途中に、油路切換バル
ブ7が設けられている。そして、この油路切換バルブ7
は、油圧をリバースクラッチR/Cへ供給する第1のポ
ジションと、油圧をタンクTへドレーンさせる第2のポ
ジションとに切換可能に形成されていて、油路切換ソレ
ノイド16が駆動していない通常時は、第1のポジショ
ンとされているが、油路切換ソレノイド16が駆動した
時には、第2のポジションに切り換えられる。この第2
のポジションに切り換えられた場合、油路71の油圧は
ドレーンされてしまうため、セレクトレバーSLをリバ
ースレンジに操作して、液圧供給回路CV中のマニュア
ルバルブ(図示省略)がリバースクラッチR/Cへ油圧
を供給する状態となっても、リバースクラッチR/Cが
締結されず、自動変速機ATでは後退速が達成されな
い。
【0029】次に、A/Tコントロールユニット10の
制御作動について説明する。
制御作動について説明する。
【0030】まず、前記変速制御について、図6のフロ
ーチャートにより説明する。
ーチャートにより説明する。
【0031】すなわち、このフローチャートは、変速制
御ルーチンを示していて、ステップ101は、スロット
ルセンサ33から得られるスロットル開度THと、車速
センサ22から得られる車速Vを読み込むステップであ
る。
御ルーチンを示していて、ステップ101は、スロット
ルセンサ33から得られるスロットル開度THと、車速
センサ22から得られる車速Vを読み込むステップであ
る。
【0032】ステップ102は、スロットル開度THと
車速Vに基づいて図4に示すシフトスケジュールを参照
するステップである。
車速Vに基づいて図4に示すシフトスケジュールを参照
するステップである。
【0033】ステップ103は、ステップ102の参照
結果が、変速が必要であるか否かを判定し、YESでス
テップ104に進み、NOでステップ105に進む。
結果が、変速が必要であるか否かを判定し、YESでス
テップ104に進み、NOでステップ105に進む。
【0034】ステップ104は、変速必要フラグf1 を
1とするとともに、各シフトソレノイド13,14をス
テップ102の参照結果に応じて、前記表2に対応させ
て駆動させるステップである。
1とするとともに、各シフトソレノイド13,14をス
テップ102の参照結果に応じて、前記表2に対応させ
て駆動させるステップである。
【0035】ステップ105は、変速必要フラグf1 を
0にするステップである。なお、この変速必要フラグf
1 は、初期設定時には0に設定されている。
0にするステップである。なお、この変速必要フラグf
1 は、初期設定時には0に設定されている。
【0036】また、前記A/Tコントロールユニット1
0は、自動変速機ATが、第1速〜第4速の前進ギヤ段
となった前進走行状態であるか、後退速となった後退走
行状態であるかを判定する走行状態判定制御を行ってい
る。
0は、自動変速機ATが、第1速〜第4速の前進ギヤ段
となった前進走行状態であるか、後退速となった後退走
行状態であるかを判定する走行状態判定制御を行ってい
る。
【0037】図7は、この走行状態判定制御である判定
ルーチンを示していて、ステップ201は、入力回転セ
ンサ24で得られる入力軸回転数NINと車速センサ22
で得られる出力軸回転数NOUT (=V)を読み込むステ
ップである。
ルーチンを示していて、ステップ201は、入力回転セ
ンサ24で得られる入力軸回転数NINと車速センサ22
で得られる出力軸回転数NOUT (=V)を読み込むステ
ップである。
【0038】ステップ202は、各回転数NIN,NOUT
に基づいて、自動変速機ATのギヤ比Gを演算するステ
ップである。
に基づいて、自動変速機ATのギヤ比Gを演算するステ
ップである。
【0039】ステップ203は、前記変速必要フラグf
1 が1であるか否か(スロットル開度THおよび車速V
が図4のシフトスケジュールにおいて変速が必要な数値
であるか否か)を判定するステップで、YESでステッ
プ204に進み、NOでステップ207に進む。
1 が1であるか否か(スロットル開度THおよび車速V
が図4のシフトスケジュールにおいて変速が必要な数値
であるか否か)を判定するステップで、YESでステッ
プ204に進み、NOでステップ207に進む。
【0040】ステップ204は、最新のギヤ比Gが、前
回のギヤ比である基準ギヤ比G0 と等しいか否かを判定
するステップで、YESでステップ205に進み、NO
でステップ206に進む。
回のギヤ比である基準ギヤ比G0 と等しいか否かを判定
するステップで、YESでステップ205に進み、NO
でステップ206に進む。
【0041】ステップ205は、シフトフラグFD を0
とするステップである。
とするステップである。
【0042】ステップ206は、シフトフラグFD を1
とするステップである。
とするステップである。
【0043】ステップ207は、基準ギヤ比G0 をステ
ップ202の演算結果に書き換える処理を行うステップ
である。
ップ202の演算結果に書き換える処理を行うステップ
である。
【0044】このように、シフトフラグFD は、スロッ
トル開度THおよび車速Vが、変速が必要な数値となっ
た(変速必要フラグf1 が1となった)時の前後のギヤ
比(GとG0 )を比較した結果立たされるもので、シフ
トフラグFD =0は、このときにギヤ比Gが変化してい
ないことから、ギヤ比Gが一定の後退走行状態であるこ
とを示し、シフトフラグFD =1は、ギヤ比Gが変化し
ているので、前進走行状態を示す。
トル開度THおよび車速Vが、変速が必要な数値となっ
た(変速必要フラグf1 が1となった)時の前後のギヤ
比(GとG0 )を比較した結果立たされるもので、シフ
トフラグFD =0は、このときにギヤ比Gが変化してい
ないことから、ギヤ比Gが一定の後退走行状態であるこ
とを示し、シフトフラグFD =1は、ギヤ比Gが変化し
ているので、前進走行状態を示す。
【0045】さらに、A/Tコントロールユニット10
は、前進走行中に誤ってセレクトレバーを後退走行レン
ジに操作しても、自動変速機ATが後退ギヤ段を達成で
きないようにして、急制動やエンストや自動変速機AT
の破損を防止するための後退禁止制御を行っている。
は、前進走行中に誤ってセレクトレバーを後退走行レン
ジに操作しても、自動変速機ATが後退ギヤ段を達成で
きないようにして、急制動やエンストや自動変速機AT
の破損を防止するための後退禁止制御を行っている。
【0046】図8は、後退禁止制御である禁止制御ルー
チンを示していて、ステップ301は、車速Vが所定車
速V0 以上であるか否かを判定するステップで、YES
でステップ303に進み、NOでステップ302に進
む。
チンを示していて、ステップ301は、車速Vが所定車
速V0 以上であるか否かを判定するステップで、YES
でステップ303に進み、NOでステップ302に進
む。
【0047】ステップ302は、走行状態フラグFD を
0に設定するステップである。
0に設定するステップである。
【0048】ステップ303は、走行状態フラグFD が
1であるか否かを判定するステップであり、YESでス
テップ304に進み、NOでステップ305に進む。
1であるか否かを判定するステップであり、YESでス
テップ304に進み、NOでステップ305に進む。
【0049】ステップ304は、油路切換ソレノイド1
6を駆動させるステップである。
6を駆動させるステップである。
【0050】ステップ305は、油路切換ソレノイド1
6の駆動を停止させるステップである。
6の駆動を停止させるステップである。
【0051】a)所定車速V0 以上の前進走行時 セレクトレバーSLを、例えば、Dレンジのような前進
走行レンジに選択操作すると、A/Tコントロールユニ
ット10は、車速Vとスロットル開度THを読み込んで
図4に示すシフトスケジュールを参照しながら、変速が
必要か否かを判定し(ステップ101→102→10
3)、必要に応じて自動変速機ATを第1速〜第4速に
自動的に切り換える(ステップ104)。
走行レンジに選択操作すると、A/Tコントロールユニ
ット10は、車速Vとスロットル開度THを読み込んで
図4に示すシフトスケジュールを参照しながら、変速が
必要か否かを判定し(ステップ101→102→10
3)、必要に応じて自動変速機ATを第1速〜第4速に
自動的に切り換える(ステップ104)。
【0052】ところで、このようにして自動変速機AT
を第1速〜第4速の前進速で変速している時には、A/
Tコントロールユニット10が各シフトソレノイド1
3,14を駆動させた前後において、ギヤ比Gが変化す
る。
を第1速〜第4速の前進速で変速している時には、A/
Tコントロールユニット10が各シフトソレノイド1
3,14を駆動させた前後において、ギヤ比Gが変化す
る。
【0053】したがって、A/Tコントロールユニット
10において、変速制御ルーチンでは変速が必要である
と判定する度に、変速必要フラグf1 を1に設定し(ス
テップ104)、判定ルーチンにあっては、変速必要フ
ラグf1 を1とする1回前のギヤ比である基準ギヤ比G
0 と、変速必要フラグf1 を1とした後のギヤ比Gとが
不一致となり、走行状態フラグFD を1として前進状態
と判定する。
10において、変速制御ルーチンでは変速が必要である
と判定する度に、変速必要フラグf1 を1に設定し(ス
テップ104)、判定ルーチンにあっては、変速必要フ
ラグf1 を1とする1回前のギヤ比である基準ギヤ比G
0 と、変速必要フラグf1 を1とした後のギヤ比Gとが
不一致となり、走行状態フラグFD を1として前進状態
と判定する。
【0054】よって、車速Vが所定車速V0 以上では、
油路切換ソレノイド16を駆動させて(ステップ301
→303→304)、誤操作などによりセレクトレバー
SLをRレンジに切り換えても、リバースクラッチR/
Cが締結することはなく、自動変速機ATは後退速にな
らず、急制動やエンストが起きたり、自動変速機ATが
破損するといったことはない。
油路切換ソレノイド16を駆動させて(ステップ301
→303→304)、誤操作などによりセレクトレバー
SLをRレンジに切り換えても、リバースクラッチR/
Cが締結することはなく、自動変速機ATは後退速にな
らず、急制動やエンストが起きたり、自動変速機ATが
破損するといったことはない。
【0055】b)所定車速V0 未満の前進走行時,停車
時,あるいは、後退走行時 所定車速V0 未満の前進走行状態あるいは停車状態で、
セレクトレバーSLをRレンジに選択操作すると、図示
を省略したマニュアルバルブが作動して、油路71から
リバースクラッチR/Cに油圧が供給され、また、それ
と並行してローアンドリバースブレーキL&R/Bにも
油圧が供給され、両者R/C,L&R/Bが締結して、
自動変速機ATを後退ギヤ段に自動的に切り換わる。
時,あるいは、後退走行時 所定車速V0 未満の前進走行状態あるいは停車状態で、
セレクトレバーSLをRレンジに選択操作すると、図示
を省略したマニュアルバルブが作動して、油路71から
リバースクラッチR/Cに油圧が供給され、また、それ
と並行してローアンドリバースブレーキL&R/Bにも
油圧が供給され、両者R/C,L&R/Bが締結して、
自動変速機ATを後退ギヤ段に自動的に切り換わる。
【0056】すなわち、所定車速V0 未満の前進走行状
態あるいは停車状態では、油路切換ソレノイド16の駆
動が停止されていて(ステップ301→302→30
5)、油路71が油圧供給可能となっているので、上記
作動が達成できる。
態あるいは停車状態では、油路切換ソレノイド16の駆
動が停止されていて(ステップ301→302→30
5)、油路71が油圧供給可能となっているので、上記
作動が達成できる。
【0057】また、後退走行を行っている時に、セレク
トレバーSLをRレンジに選択操作した場合(これは例
えば、Rレンジとして後退走行中に、一旦Nレンジと
し、その後再びRレンジとしたような場合である)につ
いて説明すると、A/Tコントロールユニット10で
は、一定ギヤ比の後退走行時においても、図6に示す変
速制御ルーチンによる制御を行っている。したがって、
スロットル開度THと車速Vとが、図4のシフトスケジ
ュールにおいて、変速が必要な関係になると、変速必要
フラグf1 が1に設定されるし、各シフトソレノイド1
3,14も切り換え駆動される。なお、この場合、各シ
フトソレノイド13.14が駆動しても、これらソレノ
イドで作動するバルブから、各クラッチ,ブレーキなど
の摩擦要素に油圧が供給されることはない。そして、こ
のように変速必要フラグf1 が1に設定されると、図7
の判定ルーチンでは、この設定がなされた前後のギヤ比
G0 ,Gを比較し、この場合、ギヤ比一定の後退速であ
るから、両者が一致して、走行状態フラグFD は後退走
行を示す0に設定される。
トレバーSLをRレンジに選択操作した場合(これは例
えば、Rレンジとして後退走行中に、一旦Nレンジと
し、その後再びRレンジとしたような場合である)につ
いて説明すると、A/Tコントロールユニット10で
は、一定ギヤ比の後退走行時においても、図6に示す変
速制御ルーチンによる制御を行っている。したがって、
スロットル開度THと車速Vとが、図4のシフトスケジ
ュールにおいて、変速が必要な関係になると、変速必要
フラグf1 が1に設定されるし、各シフトソレノイド1
3,14も切り換え駆動される。なお、この場合、各シ
フトソレノイド13.14が駆動しても、これらソレノ
イドで作動するバルブから、各クラッチ,ブレーキなど
の摩擦要素に油圧が供給されることはない。そして、こ
のように変速必要フラグf1 が1に設定されると、図7
の判定ルーチンでは、この設定がなされた前後のギヤ比
G0 ,Gを比較し、この場合、ギヤ比一定の後退速であ
るから、両者が一致して、走行状態フラグFD は後退走
行を示す0に設定される。
【0058】よって、図8に示す後退禁止ルーチンで
は、ステップ301→303→305の流れとなって、
油路切換ソレノイド16は駆動されず、油路71では、
リバースクラッチR/Cに油圧供給可能な状態となる。
したがって、上述のようにセレクトレバーSLをRレン
ジにすれば、自動変速機ATは、後退速となる。
は、ステップ301→303→305の流れとなって、
油路切換ソレノイド16は駆動されず、油路71では、
リバースクラッチR/Cに油圧供給可能な状態となる。
したがって、上述のようにセレクトレバーSLをRレン
ジにすれば、自動変速機ATは、後退速となる。
【0059】以上説明したように、第1実施例では、自
動変速機ATのギヤ比変化の有無により前進走行状態か
後退走行状態かを判定して、所定車速V0 以上の前進走
行時に限り、自動変速機ATが後退速となるのを禁止す
るようにしたため、従来のようにインヒビタスイッチ2
1のようなセレクトレバーSLの位置で前進・後退走行
を判定するのに比べて、実際の前進・後退走行状態を正
確に判定することができ、誤検出を防止して、制度の高
い制御を可能とするという効果が得られる。また、従来
と同様に、後退速としたことにより急制動やエンストが
起きたり自動変速機が破損したりするのを防止できる効
果や、所定車速V0 以上でも、後退走行状態では後退速
を達成可能として使い勝手が向上するという効果も当然
得ることができる。
動変速機ATのギヤ比変化の有無により前進走行状態か
後退走行状態かを判定して、所定車速V0 以上の前進走
行時に限り、自動変速機ATが後退速となるのを禁止す
るようにしたため、従来のようにインヒビタスイッチ2
1のようなセレクトレバーSLの位置で前進・後退走行
を判定するのに比べて、実際の前進・後退走行状態を正
確に判定することができ、誤検出を防止して、制度の高
い制御を可能とするという効果が得られる。また、従来
と同様に、後退速としたことにより急制動やエンストが
起きたり自動変速機が破損したりするのを防止できる効
果や、所定車速V0 以上でも、後退走行状態では後退速
を達成可能として使い勝手が向上するという効果も当然
得ることができる。
【0060】加えて、インヒビタスイッチ21は、常時
可動部分に設けられた接点で構成されていて、過大な路
面入力などで、接点位置がズレてしまうなどの故障発生
のおそれがあるが、本実施例で用いている入力回転セン
サ24および車速センサ22は、自動変速機ATのケー
スに固定されていて、故障が発生し難い。
可動部分に設けられた接点で構成されていて、過大な路
面入力などで、接点位置がズレてしまうなどの故障発生
のおそれがあるが、本実施例で用いている入力回転セン
サ24および車速センサ22は、自動変速機ATのケー
スに固定されていて、故障が発生し難い。
【0061】次に、本発明第2実施例について説明す
る。なお、第2実施例を説明するにあたり、第1実施例
と同様の構成および作用については説明を省略し、第1
実施例との相違点のみを説明する。
る。なお、第2実施例を説明するにあたり、第1実施例
と同様の構成および作用については説明を省略し、第1
実施例との相違点のみを説明する。
【0062】この第2実施例は、従来技術に改良を加え
たもので、この改良点を、ATコントロールユニット1
0の禁止制御ルーチンを示す図9により説明する。
たもので、この改良点を、ATコントロールユニット1
0の禁止制御ルーチンを示す図9により説明する。
【0063】ステップ401は、車速Vが所定車速V0
以上であるか否かを判定するステップで、YESでステ
ップ402に進み、NOでステップ404に進む。
以上であるか否かを判定するステップで、YESでステ
ップ402に進み、NOでステップ404に進む。
【0064】ステップ402は、セレクトフラグFS が
1であるか否かを判定するステップで、YESでステッ
プ406に進み、NOでステップ403に進む。
1であるか否かを判定するステップで、YESでステッ
プ406に進み、NOでステップ403に進む。
【0065】ステップ403は、油路切換ソレノイド1
6を駆動させて、自動変速機ATが後退速となるのを禁
止するステップである。
6を駆動させて、自動変速機ATが後退速となるのを禁
止するステップである。
【0066】ステップ404は、インヒビタスイッチ2
1がRレンジを検出しているか否かを判定するステップ
で、YESでステップ406に進み、NOでステップ4
05に進む。
1がRレンジを検出しているか否かを判定するステップ
で、YESでステップ406に進み、NOでステップ4
05に進む。
【0067】ステップ405は、セレクトフラグFS を
0に設定するステップで、また、ステップ406は、セ
レクトフラグFS を1に設定するステップである。つま
り、このセレクトフラグFS は、0でインヒビタスイッ
チ21がRレンジを検出していることを示し、1でRレ
ンジを除くレンジを検出していることを示す。
0に設定するステップで、また、ステップ406は、セ
レクトフラグFS を1に設定するステップである。つま
り、このセレクトフラグFS は、0でインヒビタスイッ
チ21がRレンジを検出していることを示し、1でRレ
ンジを除くレンジを検出していることを示す。
【0068】ステップ407は、第1実施例で説明し
た、走行状態フラグFD が1であるか否か、つまり、前
進走行状態と判定しているか否かを判定し、YESでス
テップ403に進み、NOでステップ408に進む。
た、走行状態フラグFD が1であるか否か、つまり、前
進走行状態と判定しているか否かを判定し、YESでス
テップ403に進み、NOでステップ408に進む。
【0069】ステップ408は、油路切換ソレノイド1
6を、駆動停止状態として、自動変速機ATが、後退速
となるのを許すステップである。
6を、駆動停止状態として、自動変速機ATが、後退速
となるのを許すステップである。
【0070】したがって、この第2実施例では、従来技
術において、車速Vが所定車速V0以上でありながら、
車両が再度の後退状態であるとして後退速となるのを許
す流れである、ステップ401→402→406を経て
408に至る流れの途中において、ステップ408の前
のステップ407において、実際の走行状態に基づく判
定を加えている。
術において、車速Vが所定車速V0以上でありながら、
車両が再度の後退状態であるとして後退速となるのを許
す流れである、ステップ401→402→406を経て
408に至る流れの途中において、ステップ408の前
のステップ407において、実際の走行状態に基づく判
定を加えている。
【0071】これにより、インヒビタスイッチ21が故
障するなどして、実際には車速Vが所定車速V0 以上の
前進走行状態であるにもかかわらず、従来では、後退を
許してしまう状況であっても、後退速を形成するのを禁
止して、高いフェイルセーフ機能が得られる。
障するなどして、実際には車速Vが所定車速V0 以上の
前進走行状態であるにもかかわらず、従来では、後退を
許してしまう状況であっても、後退速を形成するのを禁
止して、高いフェイルセーフ機能が得られる。
【0072】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
なく本発明の要旨を免脱しない範囲の設計変更などがあ
っても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
なく本発明の要旨を免脱しない範囲の設計変更などがあ
っても本発明に含まれる。
【0073】例えば、第2実施例において、インヒビタ
スイッチによる判定と実際の走行状態が異なった時に
は、それを表示するようにしてもよい。
スイッチによる判定と実際の走行状態が異なった時に
は、それを表示するようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動変速
機の制御装置にあっては、変速必要時期前後のギヤ比変
化の有無により前進走行時であるか後退走行時であるか
を判定する走行状態検出手段と、走行状態検出手段が前
進走行状態と判定しているときには、後退禁止手段を禁
止作動させる後退禁止制御手段とを設けた構成としたた
め、従来のように、インヒビタスイッチのようなセレク
トレバーの位置で前進・後退走行を判定するのに比べ
て、正確に前進走行状態か後退走行状態かを判定するこ
とができ、誤検出を防止して制度の高い制御を可能とす
るという効果が得られる。
機の制御装置にあっては、変速必要時期前後のギヤ比変
化の有無により前進走行時であるか後退走行時であるか
を判定する走行状態検出手段と、走行状態検出手段が前
進走行状態と判定しているときには、後退禁止手段を禁
止作動させる後退禁止制御手段とを設けた構成としたた
め、従来のように、インヒビタスイッチのようなセレク
トレバーの位置で前進・後退走行を判定するのに比べ
て、正確に前進走行状態か後退走行状態かを判定するこ
とができ、誤検出を防止して制度の高い制御を可能とす
るという効果が得られる。
【0075】また、請求項2記載の装置では、走行状態
検出手段が前進走行状態であると判定しているだけでな
く、出力軸回転数が所定以上であることが後退禁止制御
手段を禁止作動させる条件としていて、急制動や自動変
速機の破損の恐れがあるようなある程度の高速での前進
走行時に限り、後退ギヤ段を達成不可能となるので、使
い勝手が向上する。
検出手段が前進走行状態であると判定しているだけでな
く、出力軸回転数が所定以上であることが後退禁止制御
手段を禁止作動させる条件としていて、急制動や自動変
速機の破損の恐れがあるようなある程度の高速での前進
走行時に限り、後退ギヤ段を達成不可能となるので、使
い勝手が向上する。
【図1】本発明の自動変速機の制御装置を示すクレーム
対応図である。
対応図である。
【図2】本発明第1実施例装置を示す全体システム図で
ある。
ある。
【図3】第1実施例装置のギヤトレーンを示す構成説明
図である。
図である。
【図4】第1実施例装置のシフトスケジュールを示す特
性図である。
性図である。
【図5】第1実施例装置の要部を示す回路図である。
【図6】第1実施例装置の変速制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】第1実施例装置の判定ルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】第1実施例装置の禁止制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図9】第2実施例装置の禁止制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
a 自動変速機 b セレクトレバー c 入力回転センサ d 出力回転センサ e スロットル開度センサ f 入力手段 g 制御手段 h 後退禁止手段 j 走行状態検出手段 k 後退禁止制御手段
Claims (2)
- 【請求項1】 車両を前進走行させるためのギヤ段であ
って複数の異なるギヤ比を有した前進ギヤ段,および、
車両を後退走行させるためのギヤ段であって一定のギヤ
比である後退ギヤ段に切換可能な自動変速機と、 少なくとも前進走行レンジ・後退走行レンジを選択する
ために操作されるセレクトレバーと、 前記自動変速機の入力軸回転数を検出する入力回転セン
サ,自動変速機の出力軸回転数を検出する出力回転セン
サ,スロットル開度を検出するスロットル開度センサを
少なくとも有した入力手段と、 前記セレクトレバーの操作位置に応答して自動変速機を
前進ギヤ段・後退ギヤ段に自動的に切り換え、かつ、出
力軸回転数およびスロットル開度からの信号に基づいて
最適の変速比に変速制御を行う制御手段と、 前記自動変速機が、後退ギヤ段に切り換わるのを禁止す
る後退禁止手段と、 各回転センサで得られる入出力の回転数の比により自動
変速機におけるギヤ比を求め、前記制御手段がギヤ比を
変更する必要があると判断したときの前後で、ギヤ比が
変化していたら前進走行時であると判定する一方、ギヤ
比の変化がなければ後退走行時であると判定する走行状
態検出手段と、 この走行状態検出手段が前進走行状態と判定していると
きには、前記後退禁止手段を禁止作動させる後退禁止制
御手段と、を備えていることを特徴とする自動変速機の
制御装置。 - 【請求項2】 前記後退禁止制御手段が後退禁止手段を
禁止作動させる条件が、所定出力軸回転数以上の前進走
行状態であることを特徴とする請求項1記載の自動変速
機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159353A JPH062765A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159353A JPH062765A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062765A true JPH062765A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15691995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4159353A Pending JPH062765A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062765A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6841732B2 (en) | 2000-10-25 | 2005-01-11 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Protection structure of a circuit board and method for manufacturing the same |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4159353A patent/JPH062765A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6841732B2 (en) | 2000-10-25 | 2005-01-11 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Protection structure of a circuit board and method for manufacturing the same |
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