JPH06277286A - 気管内チューブ - Google Patents

気管内チューブ

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JPH06277286A
JPH06277286A JP14966291A JP14966291A JPH06277286A JP H06277286 A JPH06277286 A JP H06277286A JP 14966291 A JP14966291 A JP 14966291A JP 14966291 A JP14966291 A JP 14966291A JP H06277286 A JPH06277286 A JP H06277286A
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JP
Japan
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cuff
tube
lumen
tube body
endotracheal tube
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JP14966291A
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Tadashi Kozai
正 香西
Nobuaki Mihara
伸明 見原
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 笑気ガスのカフ内への浸透を確実に抑制でき
る気管内チューブを提供する。 【構成】 本発明の気管内チューブは、内部にルーメン
を有するチューブ本体と、該チューブ本体の先端部付近
の外周面の一部を環状に囲繞するよう設けられた膨縮自
在のカフと、該カフ内と連通し、かつ前記チューブ本体
のルーメンと並行に設けられたカフのインフレーション
用ルーメンとを有する気管内チューブであって、前記カ
フは、軟質フッ素樹脂により形成されている気管内チュ
ーブである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手術時の全身麻酔や手
術後の人工呼吸管理に使用される気管内チューブに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】気管内チューブ40
は、図4に示されるように、患者42の気管43に挿入
され、パイロットバルーン44を介して先端のカフ45
が空気の圧入により膨張させられて気管43内に気管を
密封するように固定され、その基部に装着されたコネク
タ46、蛇管48を経て、図示しない麻酔器もしくは人
工呼吸器等に接続して使用される。
【0003】このような回路を用いて笑気ガスにより麻
酔が行われる場合、笑気ガスは透過拡散性が極めて強
く、最初は急速に人体内に吸収されて麻酔作用を行う。
ところが、笑気ガスはやがて人体組織において飽和状態
に達すると、気管壁から気管内に逆透過してくるように
なり、雰囲気中の笑気ガスに加えて浸出してくる笑気ガ
スが柔軟な塩化ビニル樹脂製の薄膜で構成されているカ
フ45内に浸透していく。これは空気成分よりも笑気ガ
スの方がカフを構成する樹脂膜を透過し易いためであ
る。この結果、カフの内圧は上昇していく。
【0004】さらに、気管内への気管内チューブの固定
および気管の密封を行っているカフがその内圧上昇に伴
い、様々な障害を気管等に与えることも報告されてい
る。具体的には、気管表面は、表皮が粘膜により保護さ
れており、笑気ガスが前述したようにカフ内へ浸透して
カフ内圧を上昇させると、気管の軟骨を骨折させたり、
粘膜の形成を阻害するようになる。特に、粘膜の形成阻
害は声帯、気管を著しく傷つけることになる。
【0005】上記の問題点に対応するものとして、特開
昭61−154678号公報、特開昭61−26344
号公報に示されるものがある。上記公報に示されるもの
も十分な効果を有するが、現在では、より高い笑気ガス
遮断性が要求されてきている。
【0006】本発明の目的は、笑気ガスのカフ内への浸
透を確実に抑制できる気管内チューブを提供するもので
ある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するも
のは、内部にルーメンを有するチューブ本体と、該チュ
ーブ本体の先端部付近の外周面の一部を環状に囲繞する
よう設けられた膨縮自在のカフと、該カフ内と連通し、
かつ前記チューブ本体のルーメンと並行に設けられたカ
フのインフレーション用ルーメンとを有する気管内チュ
ーブであって、前記カフは、軟質フッ素樹脂により形成
されている気管内チューブである。
【0008】また、上記目的を達成するものは、内部に
ルーメンを有するチューブ本体と、該チューブ本体の先
端部付近の外周面の一部を環状に囲繞するよう設けられ
た膨縮自在のカフと、該カフ内と連通し、かつ前記チュ
ーブ本体のルーメンと並行に設けられたカフのインフレ
ーション用ルーメンとを有する気管内チューブであっ
て、前記カフは、軟質フッ素樹脂と熱可塑性樹脂との混
合物により形成されていることを特徴とする気管内チュ
ーブである。さらに、前記軟質フッ素樹脂の硬度がショ
アA90以下であることが好ましい。また、前記軟質フ
ッ素樹脂と熱可塑性樹脂との混合物の硬度がショアA9
0以下であることが好ましい。さらに、前記軟質フッ素
樹脂は、ガス透過係数が2cc(STP)・cm/cm
2・sec・cmHg×10-10以下であることが好まし
い。
【0009】以下、本発明の気管内チューブを図面を参
照して説明する。本発明の気管内チューブ1は、内部に
ルーメン3を有するチューブ本体2と、チューブ本体2
の先端部付近の外周面の一部を環状に囲繞するよう設け
られた膨縮自在のカフ6と、カフ内と連通し、かつチュ
ーブ本体2のルーメン3と並行に設けられたカフ6のイ
ンフレーション用ルーメン5とを有し、カフ6は、軟質
フッ素樹脂または軟質フッ素樹脂と熱可塑性樹脂との混
合物により形成されている。
【0010】図1は、本発明の気管内チューブの一実施
例の要部斜視図、図2は図1に示した実施例のカフ部分
の拡大断面図である。チューブ本体2は、可撓性合成樹
脂により形成されており、麻酔ガス、酸素ガス等を導入
するための先端から基端まで貫通したルーメン3を有し
ている。チューブ本体2の先端4は、図2に示すよう
に、体内への挿入を容易なものとするために、なめらか
なベベル状に形成されている。また、他端はガス供給装
置に接続するためのコネクタ17が取り付けられてい
る。チューブ本体2の形成に使用される樹脂としては、
軟質塩化ビニル樹脂、ポリウレタン、シリコーンゴムな
どが好適に使用される。
【0011】そして、チューブ本体2を形成する内壁に
は、図2に示すようにルーメン3より細いインフレーシ
ョン用ルーメン5がチューブ本体2のルーメン3の軸方
向に沿って設けられている。このインフレーション用ル
ーメン5は、図2に示すように、ベベル状先端4の近傍
において閉塞されている。そして、このインフレーショ
ン用ルーメン5は、チューブ本体2の管壁の外面の一部
切欠部13を介して、後述するカフ6の内部空間と連通
している。このインフレーション用ルーメン5は、さら
に図1に示すように基端付近の位置において、チューブ
本体2の管壁外面の切欠部7を介してインフレーション
用チューブ8と連通している。インフレーション用チュ
ーブ8とインフレーション用ルーメン5との接続は、例
えば、予め過熱したマンドレルをインフレーション用ル
ーメン内に挿入し、このマンドレル抜去と同時にコネク
ター9をインフレーション用ルーメン内に挿入、固着す
る方法、また接着剤を用いる方法などにより行われる。
【0012】また、インフレーション用チューブ8の後
端部にはカフの膨張程度を認識するためのパイロットバ
ルーン11が設けられており、さらインフレーション用
チューブ8の後端には、内部に常時閉塞状態となってい
る逆止弁を備えたアダプタ17が取り付けられている。
このアダプタは、カフを膨張させるための気体注入器
(例えば、シリンジ)を取り付けることが可能となって
おり、内部に収納されている逆止弁は、この気体注入器
を取り付けたとき、解放するようになっている。
【0013】なお、チューブ本体2には、X線不透過ラ
インをチューブ本体2の長手方向全長にわたって設ける
ことが好ましい。チューブ本体2の位置、特に、先端部
の位置をX線造影により容易に確認し得るからである。
【0014】チューブ本体2の先端近傍にはその外周面
を環状に囲繞するようにしてカフ6が膨張収縮自在に設
けられている。このカフ6は、軟質フッ素樹脂または軟
質フッ素樹脂と熱可塑性樹脂との混合物により形成され
ている。軟質フッ素樹脂とは、フッ素樹脂のもつ特徴を
有し、かつ柔軟性を有する樹脂であり、具体的には、フ
ッ素ゴムの有する柔軟性とフッ素樹脂の有する溶融成形
性を有する樹脂である。そのような樹脂としては、フッ
素ゴムを基幹とし、これに結晶性フッ素樹脂がグラフト
した重合体または、フッ素ゴムと結晶性フッ素樹脂との
ブロック重合体などがある。
【0015】具体的には、フッ素ゴムを基幹とし、これ
に結晶性フッ素樹脂がグラフトした重合体の場合は、分
子内にペルオキシ基を含有したガラス転移温度が室温以
下である含フッ素弾性共重合体(主鎖)に、含フッ素単
量体を少なくとも一種含む結晶性重合体(側鎖)がグラ
フト重合した重合体が好適である。主鎖となる含フッ素
弾性共重合体(幹ポリマー)としては、ペルオキシ基が
0.02〜0.2%重量部付いたものであり、十分な柔
軟性を持たせるために、ガラス転移温度(Tg)が室温
以下であるフッ素系エラストマーをベースに構成するこ
とが好ましく、特に高い柔軟性を得ようとした場合に
は、組成とその構成比の適切なものを選ぶことが好まし
い。例えば、フッ化ビニリデン(VDF)とヘキサフル
オロプロピレン(HFP)との共重合体、VDFとHF
Pおよびテトラフルオロエチレン(TFE)との三元共
重合体、VDFとクロロトリフルオロエチレン(CTF
E)との共重合体、TFEとプロピレンの共重合体、T
FEと含フッ素ビニルエーテルとの共重合体、ならびに
炭化水素系のジエン化合物と含フッ素単量体との共重合
体など従来より知られている多くのフッ素系エラストマ
ーが使用できる。
【0016】側鎖となる含フッ素単量体を少なくとも一
種含む結晶性重合体(結晶性フッ素樹脂)としては、ポ
リテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエ
チレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、T
FEとエチレンとの共重合体、CTFEとエチレンの共
重合体、ならびにTFEと含フッ素ビニルエーテルとの
共重合体がある。
【0017】そして、グラフト共重合体は、例えば幹ポ
リマーラテックスに還元剤、さらには金属イオンを添加
し、これら還元剤の存在下、ペルオキシ基を含んだ幹ポ
リマーラテックスに20〜50℃といった低い温度で結
晶性フッ素樹脂を添加することにより、グラフト重合さ
せて製造される。還元剤としては、亜硫酸水素ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、過硫酸ナ
トリウム、金属塩としては第二鉄イオン、コバルトイオ
ン、銅イオンを含む塩、すなわち塩化第二鉄、塩化コバ
ルト、塩化銅などが使用できる。これらの使用量は仕込
みの幹ポリマーに共重合された不飽和ペルオキシド総量
から決定され、通常は0.5ないし10倍量の還元剤が
好適に使用される。
【0018】フッ素ゴムと結晶性フッ素樹脂のブロック
重合体としては、エラストマー性セグメント、フッ化ビ
ニリデン/ヘキサフルオロプロピレンまたはペンタフル
オロプロピレン/テトラフルオロエチレン(モル比15
〜90:5〜50:0〜35)ポリマーまたはパーフル
オロ(C1〜C3アルキルビニルエーテル)/テトラフル
オロエチレン/フッ化ビニリデン(モル比15〜75:
0〜85:0〜85)ポリマーであり、非エラストマー
セグメントが、フッ化ビニリデン/テトラフルオロエチ
レン(モル比0〜100:0〜100)ポリマー、また
はエチレン/テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロ
プロピレン、3・3・3/トリフルオロプロピレン−
1、2−トリフルオロメチル/3・3・3−トオリフル
オロプロピレン−1またはエチレン/パーフルオロ(C
1〜C3アルキルビニルエーテル)(モル比40〜60:
60〜40:0〜30)などが好適に使用される。
【0019】また、軟質フッ素樹脂と熱可塑性樹脂との
混合物に使用される熱可塑性樹脂としては、ポリウレタ
ン、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリオレフィンエラストマー、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)、ポリスチレン、ポリブタジ
エン等、さらには、それらの混合物などが使用される。
このように、本発明の気管内チューブでは、カフ6が軟
質フッ素樹脂または軟質フッ素樹脂と熱可塑性樹脂との
混合物により形成されており、上記樹脂および混合物
は、加熱溶融による成形が行えるので成形性がよく、安
定したカフを作成することができる。また、微小循環圧
(カフの接触する気管内粘膜表層部における微小血管
圧)の最大値が通常450mmH2Oであり、カフの初
期圧は通常200mmH2Oで使用されるので、カフ内
圧の上昇は、250mmH2O以下であることが必要で
ある。カフ6が上記のような樹脂により形成されている
ので、使用時において180分経過後のカフ内圧の上昇
が250mmH2O以下である。
【0020】さらに、カフは、容易に膨張収縮し気管粘
膜を損傷するおそれのない程度に柔軟であることが必要
である。カフ6に使用される軟質フッ素樹脂および軟質
フッ素樹脂と熱可塑性樹脂との混合物の厚さとしては、
柔軟性を考慮し、一般には0.03〜0.30mm程
度、ショアA硬度が70〜90のものが好適に使用され
る。 また、カフ6に使用する材料としては、ガス透過
係数が、2cc(STP)・cm/cm2・sec・c
mHg×10-10以下であることが好ましく、特に、
1.8以下であることが好ましい。
【0021】そして、カフ6はチューブ本体2に、上述
のごとく予め所定のカフ形状に成形したもの内にチュー
ブ本体2をインフレーション用ルーメン5と連通する切
欠部13が位置するように挿入し、カフ6の両端を接着
剤、溶剤さらには熱、高周波等による溶着することによ
り気密に取着けられる。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。 (実施例1〜3)軟質塩化ビニル樹脂(ポリ塩化ビニル
100重量部に対して可塑剤(DOP)110重量部含
有)により、内径8mm、外径11mm、肉厚1.5m
mで、肉厚内に径0.3mmのインフレーション用ルー
メンを有する本体チューブを押し出し成形により作成し
た。本体チューブの先端を軸方向に対して斜めに切断
し、先端を加熱金型に入れ、丸みをおびた先端部とし
た。さらに、インフレーション用ルーメンの先端部付近
にカフとの連通孔を設け、さらに後端側にインフレーシ
ョンチューブの取り付け孔を作成し、この取り付け孔に
後端部に内部に逆止弁を備えたアダプタ、途中にパイロ
ットバルーンを有するインフレーションチューブを挿入
し、気密に固着した。
【0023】軟質フッ素樹脂(商品名セフラルソフトG
880R、ショアA80、セントラル硝子株式会社製)
を用いて外径5.6mm、肉厚0.3mmのチューブを
作成した。そして、内面形状がカフの最大膨張時の形状
となっている金属金型に、上記軟質フッ素樹脂チューブ
を入れ、一端を閉塞し、他端より熱風を吹送し、チュー
ブを溶融し、金型の内面に樹脂を密着させた後、冷却し
てカフを作成した。 同様にして、カフを3種類作成
し、カフの本体チューブへの固着部分、カフの最大径部
分、カフの膨張部の端部付近の肉厚を測定したところ、
表1に示すとおりであった。そして、このようにして形
成したカフを、カフ内に本体チューブを挿入して、両端
を加熱溶融させて気密に固着し、本発明の気管内チュー
ブ(実施例1、2、3)を作成した。
【0024】(実施例4)カフの形成に、軟質フッ素樹
脂(商品名セフラルソフト、ショアA80、セントラル
硝子株式会社製)と軟質フッ素樹脂とエチレン−ブタジ
エン系熱可塑性樹脂(商品名タクテック、旭化成工業株
式会社製)との混合物(ショアA76)を用いた以外は
実施例1と同様に行い、本発明の気管内チューブ(実施
例4)を作成した。なお、この実施例のカフの本体チュ
ーブへの固着部分、カフの最大径部分、カフの膨張部の
端部付近の肉厚は、表1に示すとおりであった。
【0025】(実施例5)カフの形成に軟質フッ素樹脂
(商品名ダイエルサーモプラスチックT−530、ショ
アA67、ダイキン工業株式会社製)を用いた以外は、
実施例1と同様に行い、本発明の気管内チューブを作製
した。
【0026】
【表1】
【0027】(比較例)カフを塩化ビニルにより作成し
た以外は、実施例1と同様に行い、比較例の気管内チュ
ーブを作成した。なお、塩化ビニルにより形成されたカ
フの肉厚は、本体チューブへの固着部分0.3mm、カ
フの最大部分0.11mm、カフの膨張部の端部付近の
肉厚は0.15mmであった。
【0028】[実験]実施例および比較例の気管内チュ
ーブについて以下の実験を行った。 (実験1)実施例1〜5および比較例の気管内チューブ
を用いて、それぞれの笑気ガス接触後180分後のカフ
内圧を測定し、カフ内圧の初期値より上昇値を算出し
た。その結果は、表2に示す通りであった。また、実施
例1〜5および比較例の気管内チューブの笑気ガス接触
時間とカフ内圧との関係は、図3に示す通りであった。
【0029】
【表2】
【0030】(実験2)また、実施例1〜3に使用した
材料(セフラルソフト)と、比較例1に使用した材料を
フィルム状態にし、それぞれ2回、笑気ガス透過係数を
測定した。その結果を表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】なお、笑気ガス透過係数の単位は、cc
(STP)・cm/cm2・sec・cmHg×10-10
である。なお、実験は、気体透過係率測定装置(K−3
15N、理科精機工業株式会社製)を用いて、測定ガス
として、笑気ガス、測定方法として、圧力法(低真空
法)、ガス圧力760mmHg、測定温度23℃の条件
にて行った。
【0033】
【発明の効果】本発明の気管内チューブは、内部にルー
メンを有するチューブ本体と、該チューブ本体の先端部
付近の外周面の一部を環状に囲繞するよう設けられた膨
縮自在のカフと、該カフ内と連通し、かつ前記チューブ
本体のルーメンと並行に設けられたカフのインフレーシ
ョン用ルーメンとを有する気管内チューブであって、前
記カフは、軟質フッ素樹脂または軟質フッ素樹脂と熱可
塑性樹脂との混合物により形成されているので、笑気ガ
スの透過を確実に抑制し、使用時におけるカフの容量、
内圧の増加が抑制され、気道の損傷を防止できる。さら
に、上記樹脂および混合物は、溶融成形が可能であるの
で、安定した性状のカフを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の気管内チューブの一実施例
の要部斜視図である。
【図2】 図2は、図1に示した実施例のカフ部分を拡
大して示した断面図である。
【図3】 図3は、本発明の実施例および比較例の気管
内チューブを用いて行った実験結果を示す図である。
【図4】 図4は、気管内チューブの使用状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 気管内チューブ 2 チューブ本体 3 ルーメン 6 カフ 5 インフレーション用ルーメン 11 パイロットバルーン 17 コネクタ 18 アダプタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にルーメンを有するチューブ本体
    と、該チューブ本体の先端部付近の外周面の一部を環状
    に囲繞するよう設けられた膨縮自在のカフと、該カフ内
    と連通し、かつ前記チューブ本体のルーメンと並行に設
    けられたカフのインフレーション用ルーメンとを有する
    気管内チューブであって、前記カフは、軟質フッ素樹脂
    により形成されていることを特徴とする気管内チュー
    ブ。
  2. 【請求項2】 前記軟質フッ素樹脂の硬度がショアA9
    0以下である請求項1に記載の気管内チューブ。
  3. 【請求項3】 内部にルーメンを有するチューブ本体
    と、該チューブ本体の先端部付近の外周面の一部を環状
    に囲繞するよう設けられた膨縮自在のカフと、該カフ内
    と連通し、かつ前記チューブ本体のルーメンと並行に設
    けられたカフのインフレーション用ルーメンとを有する
    気管内チューブであって、前記カフは、軟質フッ素樹脂
    と熱可塑性樹脂との混合物により形成されていることを
    特徴とする気管内チューブ。
  4. 【請求項4】 前記軟質フッ素樹脂と熱可塑性樹脂との
    混合物の硬度がショアA90以下である請求項3に記載
    の気管内チューブ。
  5. 【請求項5】 前記軟質フッ素樹脂は、ガス透過係数が
    2cc(STP)・cm/cm2・sec・cmHg×
    10-10以下である請求項1ないし4のいずれかに記載
    の気管内チューブ。
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