JPH0627842Y2 - 自動変速機のアキュームレータ構造 - Google Patents

自動変速機のアキュームレータ構造

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JPH0627842Y2
JPH0627842Y2 JP1988138838U JP13883888U JPH0627842Y2 JP H0627842 Y2 JPH0627842 Y2 JP H0627842Y2 JP 1988138838 U JP1988138838 U JP 1988138838U JP 13883888 U JP13883888 U JP 13883888U JP H0627842 Y2 JPH0627842 Y2 JP H0627842Y2
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recess
spring
guide plate
hydraulic pressure
piston
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龍利 溝部
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動変速機のアキュームレータ構造に関するも
のである。
[従来の技術] 自動変速機には、トルクコンバータでトルク変換された
エンジン出力を、さらに運転者によって選択されるシフ
トレンジ、車速、スロットル開度等に応じで、トルク変
換したり、回転を逆転させたり、あるいは回転を制御し
たりしてコントロールするために、実質的にプラネタリ
ギヤで構成されるギヤトレインが設けられる。
そして、上記ギヤトレインのセット位置の切り替えは、
オイルポンプから供給されるオイルの油圧によってオン
・オフされるいくつかの油圧クラッチと油圧ブレーキと
によって行なわれるようになっている。なお、選択され
たシフトレンジに応じた各油圧クラッチと油圧ブレーキ
への油圧の供給系統の切り替えは、マニュアルバルブに
よって行なわれるようになっている。
ところで、ギヤトレインのセット位置を切り替える際、
該切り替えに対応する油圧クラッチあるいは油圧ブレー
キにマニュアルバルブから導入される油圧を直接的に作
用させると、ギヤトレインの各ギヤが急激に噛み合い、
その際ギヤトレインにショックが生じるといった問題が
ある。
そこで、マニュアルバルブから所定の油圧クラッチある
いは油圧ブレーキへ導入される油圧の上昇を緩慢化する
ために、アキュームレータが設けられた自動変速機が提
案されている(例えば、特開昭62−233547号公
報参照)。
このようなアキュームレータは、例えば第5図に示すよ
うに、バルブボディ51の内部に形成された円筒状の凹
部52と、該凹部52内にその軸線方向に摺動自在に配
置されたピストン53と、該ピストン53を付勢するス
プリング54とで構成され、油圧供給通路55に油圧が
導入されたときには、該油圧によってピストン53がス
プリング54の付勢力に抗して凹部52の底面56方向
に摺動させられ、このようにピストン53が摺動してい
る間は油圧供給通路55内の油圧がスプリング54の付
勢力とつり合う値に制御されるといった現象を利用し
て、油圧クラッチ(図示せず)に導入される油圧の上昇
速度を緩慢化するようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、第5図に示すように、このような従来のアキ
ュームレータにおいては、スプリング54は、その一方
の端部を凹部底面56に設けられた穴部57に嵌入する
ことによって、凹部底面56に固定されるようになって
いる。
ところが、このようなスプリング54の固定方法では、
組み付け時にスプリング54が穴部57から外れてセッ
トされたり、あるいはスプリング54が伸びきったとき
に、穴部57に嵌入されていたスプリング54の端部が
穴部57から外れたりすることがあり、スプリング54
がこのような状態になると、スプリング54が正常時よ
り圧縮された状態となるので、アキュームレータの特性
が変化し、油圧クラッチの作動に不具合が生じるといっ
た問題があった。
なお、このような不具合を防止するために、スプリング
の凹部底面側の端部を凹部の底面に適当な固定具を用い
て固定するといった方法が考えられるが、このようにす
ると、スプリングの組み付けあるいは取り外しが困難と
なるので実用的ではない。
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、スプリングの組み付けあるいは取り外しが容易であ
り、かつ、スプリングを確実に所定の位置に配置・保持
することができる、簡素な構造の自動変速機のアキュー
ムレータを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記の目的を達するため、バルブボディ内に形
成された凹部と、該凹部内に摺動自在に配置されるピス
トンと、一方の端部が凹部の一方の底面に固定されかつ
他方の端部がピストンに固定されて該ピストンを摺動方
向に付勢するスプリングとを備えた自動変速機のアキュ
ムレータ構造において、凹部に嵌合する形状とされ、か
つ中央部に切欠部が形成され該切欠部に形成された突出
部を折り曲げることによって形成された取り付け部を有
するガイド板が設けられていて、上記スプリングの、凹
部の底面に固定される側の端部がガイド板の取り付け部
に固着され、ガイド板が凹部の底面に密接するように凹
部内に配置されて、スプリングの上記端部が凹部の底面
に固定されるとともに、該スプリングが凹部のセンタ位
置に配置されていることを特徴とする自動変速機のアキ
ュムレータ構造を提供する。
[考案の作用・効果] 本考案によれば、バルブボディ内の凹部の底面に当接す
る側のスプリング端部がガイド板の中央部に一体的に取
り付けられ、スプリングがガイド板の中央部から外れる
ことがないようにしたうえで、上記ガイド板がバルブボ
ディの凹部の底面に密接して配置される。ここにおい
て、ガイド板の形状を凹部の底面の形状と若干のクリア
ランスを有してほぼ同形に形成すれば、ガイド板は凹部
の底面の広がり方向に対して固定される。かつ、スプリ
ングの付勢力によってガイド板は凹部の底面に常時押し
付けられるので、ガイド板は凹部の底面上に完全に固定
される。したがって、スプリングを所定の位置に確実に
配置・保持することができる。
さらに、凹部へのスプリングの組み付けはスプリングの
一端が取り付けられたガイド板を凹部内に嵌入するだけ
でよく、またスプリングの取り外しはガイド板を引き抜
くだけでよいので、アキュームレータの組み付け性・作
業性の向上を図ることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を具体的に説明する。
第4図に示すように、自動変速機ATは、エンジン(図
示せず)によって直接的に駆動されるクランク軸1のト
ルクをトルクコンバータ2で変換してトランスミッショ
ン軸3に伝達し、トランスミッション軸3のトルクをさ
らに、実質的にプラネタリギヤで構成されるギヤトレイ
ン4で、選択されたシフトレンジ、車速、スロットル開
度等に応じて変換して出力軸5に伝達し、あるいは出力
軸5への伝達を遮断するようになっている。
ギヤトレイン4は、運転者によって選択されるシフトレ
ンジ、車速、スロットル開度等に応じて、いくつかの油
圧クラッチと油圧ブレーキとによって所定の組み合わせ
にセットされるようになっているが、第1図ではニュー
トラル位置とリバース位置とを切り替える際に作動する
リバースクラッチ6のみを図示している。
以下、リバースクラッチ6への油圧導入系統について説
明する。
オイル貯槽11に保留されたオイルは、オイルポンプ1
2によって、オイル供給通路13を通してマニュアルバ
ルブ14に供給されるようになっている。なお、オイル
ポンプ12の吐出圧はレギュレータバルブ15によって
所定値に維持されるようになっている。
マニュアルバルブ14は、選択されたシフトレンジ応じ
て位置が変更され、これによって該シフトレンジに対応
する油圧クラッチと油圧ブレーキとへの油圧導入系統に
油圧を導入するようになっている。例えば、チェンジレ
バーがニュートラルレンジからリバースレンジにシフト
されたときには、マニュアルバルブ14はオイル供給通
路13の油圧を、下流側端部がリバースクラッチ6に接
続されたリバースクラッチ油圧導入通路17に導入する
ような位置にセットされる。
マニュアルバルブ14を介して、オイル供給通路13の
油圧をリバースクラッチ6に導入するリバースクラッチ
油圧導入通路17には、リバースレンジにシフトされた
ときに、ギヤトレイン4にショックが発生するのを防止
するために、リバースクラッチ6に導入される油圧の上
昇速度を緩慢化するアキュームレータACが設けられて
いる。
アキュームレータACには、バルブボディ21内に形成
された円筒状の凹部22と、該凹部22内においてその
軸線方向に摺動自在に配置されるピストン23と、一方
の端部が後で詳説するようにガイド板30(第1図参
照)を介して凹部22の底面24に固定される一方、他
方の端部がピストン23に当接しこれを凹部22の開口
部側(第4図では左側)に付勢するスプリング25とが
設けられている。また、ピストン23の外周面と凹部2
2の内周面との間に形成される環状のライン圧導入室2
6には、ライン圧導入通路27を通して常時オイルポン
プ12の油圧が導入されている。このライン圧導入室2
6の凹部22の開口部方向(第4図では左向き)に油圧
を受ける環状面の面積は、凹部底面24方向(第4図で
は右向き)に油圧を受ける環状面の面積より大きく設定
されているので、ライン圧導入室26内のライン油圧に
よってピストン23は凹部22の開口部方向(第4図で
は左向き)に押圧されるようになっている。
そして、リバースレンジにシフトされたときに、リバー
スクラッチ油圧導入通路17には、マニュアルバルブ1
4を介してオイル供給通路13内の油圧が導入される
が、この油圧はピストン23より開口部側の凹部22内
に形成された油圧室29にも導入される。このとき、油
圧室29内の油圧によってピストン23が凹部底面24
側に押圧され、この方向に摺動させられる。そして、ピ
ストン23が凹部底面24側に摺動している間は、油圧
室29内の油圧は、ピストン23の上記摺動に伴って漸
次大きくなるスプリング25の付勢力と、ライン圧導入
室26内のライン油圧によって生じる凹部22の開口部
方向の押圧力との合力とつり合う大きさとなる(もちろ
ん、時々刻々増加する)。そして、上記合力がオイル供
給通路13内の油圧に相当する大きさとなったときに
は、ピストン23は停止し、このとき油圧室29内の油
圧はオイル供給通路13内の油圧とほぼ等しくなる。そ
して、このときリバースクラッチ6に導入される油圧も
オイル供給通路13内の油圧とほぼ等しくなり、ギヤト
レイン4がリバース位置にセットされる。
以下、スプリング25の凹部22の底面24への固定方
法について説明する。
第1図に示すように、凹部22の底面24に固定される
側のスプリング25の端部は、ガイド板30の4つの取
り付け部31aに、ガイド板30の中央部に位置するよ
うにして固着され、スプリング25とガイド板30とは
一体的に構成されている。そして、ガイド板30は凹部
22の底面24に密接して配置されている。
そして、ガイド板30は凹部底面24よりクリアランス
分だけ小さい円板形に形成され(第2図参照)、このガ
イド板30が凹部底面24上に配置されたときには、ガ
イド板30は凹部22の内側面によって凹部底面24の
広がり方向に対しては固定されるようになっている。ま
た、ガイド板30はスプリング25の付勢力によって常
時凹部底面24に押し付けられるので、ガイド板30は
完全に凹部底面24上に固定され、したがってスプリン
グ25の凹部底面側端部も確実に凹部底面24に固定さ
れる。
また、第2図に示すように、ガイド板30の中央部には
切欠部32が形成されている。この切欠部32には4つ
の突出部31が形成され、この突出部31は、第3図に
示すように、ガイド板30の広がり面と垂直な方向に折
り曲げられ、上記取り付け部31aが形成される。
このような構成において、スプリング25を凹部22内
に組み付けるときには、ガイド板30を凹部22内に単
に嵌入するだけでよく、また、スプリング25を取り外
すときには、ガイド板30を凹部22から引き抜くだけ
でよい。
したがって、本考案によれば、簡素な構造でスプリング
25を確実にバルブボディ21内の凹部22の所定の位
置に配置・保持することができるとともに、組み付け性
と作業性の向上とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す自動変速機のアキュー
ムレータのスプリングとガイド板の取り付け部近傍にお
ける縦断面説明図である。 第2図は、第1図に示すガイド板の平面図である。 第3図は、第1図に示すガイド板の立面図である。 第4図は、本考案にかかるアキュームレータを備えた自
動変速機の油圧系統のシステム構成図である。 第5図は、自動変速機に用いられる、従来のアキューム
レータの縦断面説明図である。 AT……自動変速機、AC……アキュームレータ、1…
…クランク軸、2……トルクコンバータ、3……トラン
スミッション軸、4……ギヤトレイン、5……出力軸、
6……リバースクラッチ、12……オイルポンプ、13
……オイル供給通路、14……マニュアルバルブ、17
……リバースクラッチ油圧導入通路、21……バルブボ
ディ、22……凹部、23……ピストン、24……凹部
底面、25……スプリング、30……ガイド板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブボディ内に形成された凹部と、該凹
    部内に摺動自在に配置されるピストンと、一方の端部が
    凹部の一方の底面に固定されかつ他方の端部がピストン
    に固定されて該ピストンを摺動方向に付勢するスプリン
    グとを備えた自動変速機のアキュムレータ構造におい
    て、 凹部に嵌合する形状とされ、かつ中央部に切欠部が形成
    され該切欠部に形成された突出部を折り曲げることによ
    って形成された取り付け部を有するガイド板が設けられ
    ていて、 上記スプリングの、凹部の底面に固定される側の端部が
    ガイド板の取り付け部に固着され、 ガイド板が凹部の底面に密接するように凹部内に配置さ
    れて、スプリングの上記端部が凹部の底面に固定される
    とともに、該スプリングが凹部のセンタ位置に配置され
    ていることを特徴とする自動変速機のアキュムレータ構
    造。
JP1988138838U 1988-10-24 1988-10-24 自動変速機のアキュームレータ構造 Expired - Lifetime JPH0627842Y2 (ja)

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JPH02107801U JPH02107801U (ja) 1990-08-28
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62170425U (ja) * 1986-04-16 1987-10-29
JPH0443981Y2 (ja) * 1986-08-19 1992-10-16

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JPH02107801U (ja) 1990-08-28

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