JPH0627932Y2 - 負荷時タップ切換装置の油面低下防止装置 - Google Patents
負荷時タップ切換装置の油面低下防止装置Info
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- JPH0627932Y2 JPH0627932Y2 JP3530291U JP3530291U JPH0627932Y2 JP H0627932 Y2 JPH0627932 Y2 JP H0627932Y2 JP 3530291 U JP3530291 U JP 3530291U JP 3530291 U JP3530291 U JP 3530291U JP H0627932 Y2 JPH0627932 Y2 JP H0627932Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、負荷時タップ切換装置
を収容したタップ切換器室内の絶縁油が、活線浄油装置
の故障、あるいは、タップ切換器室と活線浄油装置とを
管接続する浄油管の接続が不完全な場合等に発生する漏
油現象により、タップ切換器室の油面が異常低下するの
を防止するようにしたタップ切換器室の油面低下防止装
置に関する。
を収容したタップ切換器室内の絶縁油が、活線浄油装置
の故障、あるいは、タップ切換器室と活線浄油装置とを
管接続する浄油管の接続が不完全な場合等に発生する漏
油現象により、タップ切換器室の油面が異常低下するの
を防止するようにしたタップ切換器室の油面低下防止装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、負荷時タップ切換装置は、タッ
プ切換の際に発生するアークによってタップ切換器室内
の絶縁油が汚損されるのを防ぐために、活線浄油装置を
併設して変圧器の運転り停止させることなく絶縁油を濾
過している。図3は負荷時タップ切換装置に活線浄油装
置を取付けて、汚損された絶縁油を濾過する従来の装置
を示すもので、図中、1は図示しない変圧器本体を収容
して絶縁油を充満した変圧器タンクの2の上蓋3の一部
に、上部側を支持させ、下部を変圧器タンク2内に垂下
させた負荷時タップ切換装置を示し、前記負荷時タップ
切換装置は、切換開閉器4bの駆動機構4aと、該切換
開閉器4b及びこれを収容するタップ切換器室4と、そ
の下部に設けたタップ選択器5とによって構成されてお
り、そのうち、切換開閉器用の駆動機構4aはタンク2
外に設置され、切換開閉器4bは油密構造に設けられた
前記タップ切換器室4に収納し、このタップ切換器室4
には絶縁油が、タンク2内の絶縁油と隔絶されて混入し
ないように充満されている。又、タップ選択器5はタッ
プ切換器室4の下側に配置されて、前記駆動機構4aと
駆動可能に結合された状態で、変圧器タンク2内に収容
設置されている。6はタップ切換器室4に充満されてい
る絶縁油の膨張および収縮を吸収するコンサベータで、
配管途中に油流リレー7を管接続して連結管8によりタ
ップ切換器室4と連通可能に接続されている。9は油面
計10のフロートで、このフロート9は警報回路を開閉
する図示しないスイッチ機構と連動している。11は濾
過槽及びポンプ等により構成されてタンク2の外側に設
置した活線浄油装置で、浄油された絶縁油をタップ切換
器室4に送油する浄油管12と、汚損された絶縁油を活
線浄油装置11に給送する浄油管13とによってタップ
切換器室4と連通可能に接続されている。14は呼吸管
15を経てコンサベータ6の上部に接続した吸湿呼吸器
である。
プ切換の際に発生するアークによってタップ切換器室内
の絶縁油が汚損されるのを防ぐために、活線浄油装置を
併設して変圧器の運転り停止させることなく絶縁油を濾
過している。図3は負荷時タップ切換装置に活線浄油装
置を取付けて、汚損された絶縁油を濾過する従来の装置
を示すもので、図中、1は図示しない変圧器本体を収容
して絶縁油を充満した変圧器タンクの2の上蓋3の一部
に、上部側を支持させ、下部を変圧器タンク2内に垂下
させた負荷時タップ切換装置を示し、前記負荷時タップ
切換装置は、切換開閉器4bの駆動機構4aと、該切換
開閉器4b及びこれを収容するタップ切換器室4と、そ
の下部に設けたタップ選択器5とによって構成されてお
り、そのうち、切換開閉器用の駆動機構4aはタンク2
外に設置され、切換開閉器4bは油密構造に設けられた
前記タップ切換器室4に収納し、このタップ切換器室4
には絶縁油が、タンク2内の絶縁油と隔絶されて混入し
ないように充満されている。又、タップ選択器5はタッ
プ切換器室4の下側に配置されて、前記駆動機構4aと
駆動可能に結合された状態で、変圧器タンク2内に収容
設置されている。6はタップ切換器室4に充満されてい
る絶縁油の膨張および収縮を吸収するコンサベータで、
配管途中に油流リレー7を管接続して連結管8によりタ
ップ切換器室4と連通可能に接続されている。9は油面
計10のフロートで、このフロート9は警報回路を開閉
する図示しないスイッチ機構と連動している。11は濾
過槽及びポンプ等により構成されてタンク2の外側に設
置した活線浄油装置で、浄油された絶縁油をタップ切換
器室4に送油する浄油管12と、汚損された絶縁油を活
線浄油装置11に給送する浄油管13とによってタップ
切換器室4と連通可能に接続されている。14は呼吸管
15を経てコンサベータ6の上部に接続した吸湿呼吸器
である。
【0003】そして、タップ切換器室4内の汚損された
絶縁油を浄油する場合は、変圧器を運転したままで、例
えば、一定時間毎に活線浄油装置11内のポンプを自動
運転させると、タップ切換器室4の下側から浄油管13
を通って活線浄油装置11内に給送される汚損された絶
縁油は、活線浄油装置11内の図示しない濾過槽を通過
することにより浄油され、再び浄油管12を経てタップ
切換器室4の上部側から前記室4内に流入する。このよ
うに、絶縁油をタップ切換器室4と活線浄油装置11と
の間で循環させながら絶縁油を浄油していた。
絶縁油を浄油する場合は、変圧器を運転したままで、例
えば、一定時間毎に活線浄油装置11内のポンプを自動
運転させると、タップ切換器室4の下側から浄油管13
を通って活線浄油装置11内に給送される汚損された絶
縁油は、活線浄油装置11内の図示しない濾過槽を通過
することにより浄油され、再び浄油管12を経てタップ
切換器室4の上部側から前記室4内に流入する。このよ
うに、絶縁油をタップ切換器室4と活線浄油装置11と
の間で循環させながら絶縁油を浄油していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、変圧器の運
転中に、例えば、活線浄油装置11が故障したり、浄油
管12,13と活線浄油装置11との接続部分が不完全
な状態であったり、前記接続部分等に使用しているパッ
キン等のシール部材が経年劣化したような場合、前記の
部位から絶縁油が外部に漏出するという問題があった。
ひとたび前記漏油現象が生じると、タップ切換器室4を
はじめ浄油管12,13内には絶縁油が充満している関
係上、タップ切換器室4内の絶縁油は、サイホン現象に
より浄油管13を通って漏油個所から外部に流出してし
まう。前記タップ切換器室4内の絶縁油がサイホン現象
により流出すると、コンサベータ6内の絶縁油が連結管
8を通ってタップ切換器室4内に流入する。前記コンサ
ベータ6内の絶縁油が減少してコンサベータ6内の油面
が規定値以下に下がると、フロート9の降下により図示
しないスイッチ機構が作動し、警報回路を閉路してコン
サベータ6内の油面が低下したことを知らせる。この場
合、作業員が直ちに変圧器を点検して漏油個所及び原因
を確認し、漏油個所を応急処置により閉鎖すれば、漏油
による変圧器事故をほぼ未然に防止できる。
転中に、例えば、活線浄油装置11が故障したり、浄油
管12,13と活線浄油装置11との接続部分が不完全
な状態であったり、前記接続部分等に使用しているパッ
キン等のシール部材が経年劣化したような場合、前記の
部位から絶縁油が外部に漏出するという問題があった。
ひとたび前記漏油現象が生じると、タップ切換器室4を
はじめ浄油管12,13内には絶縁油が充満している関
係上、タップ切換器室4内の絶縁油は、サイホン現象に
より浄油管13を通って漏油個所から外部に流出してし
まう。前記タップ切換器室4内の絶縁油がサイホン現象
により流出すると、コンサベータ6内の絶縁油が連結管
8を通ってタップ切換器室4内に流入する。前記コンサ
ベータ6内の絶縁油が減少してコンサベータ6内の油面
が規定値以下に下がると、フロート9の降下により図示
しないスイッチ機構が作動し、警報回路を閉路してコン
サベータ6内の油面が低下したことを知らせる。この場
合、作業員が直ちに変圧器を点検して漏油個所及び原因
を確認し、漏油個所を応急処置により閉鎖すれば、漏油
による変圧器事故をほぼ未然に防止できる。
【0005】しかし、最近は複数の変電所を遠隔操作に
より管理していることが多いため、多くの変電所で無心
化が進んでいる。従って前記のように、コンサベータ6
の警報手段が作動してコンサベータ6に異常が生じたこ
とが判明しても、警報を発した変圧器のところに作業員
がかけるつけるまでには相当の時間を必要とする。この
間にサイホン現象によりタップ切換器室4の絶縁油が流
出してしまうと、負荷時タップ切換装置が焼損する等し
て大事故を誘発するおそれがあった。 本考案は、前記の問題点に鑑み、浄油管の接続部分等の
故障により、絶縁油の漏油事故が発生した場合、タップ
切換器室内の絶縁油がサイホン現象によって外部に異常
流出するのを極力抑制し、タップ切換器室内の絶縁油の
流出低下に伴う負荷時タップ切換装置の焼損事故を未然
に阻止するようにした負荷時タップ切換装置の油面低下
防止装置を提供することを目的とする。
より管理していることが多いため、多くの変電所で無心
化が進んでいる。従って前記のように、コンサベータ6
の警報手段が作動してコンサベータ6に異常が生じたこ
とが判明しても、警報を発した変圧器のところに作業員
がかけるつけるまでには相当の時間を必要とする。この
間にサイホン現象によりタップ切換器室4の絶縁油が流
出してしまうと、負荷時タップ切換装置が焼損する等し
て大事故を誘発するおそれがあった。 本考案は、前記の問題点に鑑み、浄油管の接続部分等の
故障により、絶縁油の漏油事故が発生した場合、タップ
切換器室内の絶縁油がサイホン現象によって外部に異常
流出するのを極力抑制し、タップ切換器室内の絶縁油の
流出低下に伴う負荷時タップ切換装置の焼損事故を未然
に阻止するようにした負荷時タップ切換装置の油面低下
防止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、コンサベータ
とタップ切換器室とを互いに連通可能に接続する連結管
と、タップ切換器室内の絶縁油を活線浄油装置に給送す
る浄油管とを、管径が前記浄油管の径寸法より小径の導
管によって相互に連通可能に管接続して油面低下防止装
置を構成したことを特徴とする。
とタップ切換器室とを互いに連通可能に接続する連結管
と、タップ切換器室内の絶縁油を活線浄油装置に給送す
る浄油管とを、管径が前記浄油管の径寸法より小径の導
管によって相互に連通可能に管接続して油面低下防止装
置を構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案は、前記のように、コンサベータとタッ
プ切換器室とを連通可能に接続する連結管と、前記タッ
プ切換器室内の絶縁油を活線浄油装置に送る浄油管との
間に小径な導管を接続し、タップ切換器室内の絶縁油が
漏油により減少するおそれがある場合、コンサベータ内
の油面が規定値以下まで降下すると、コンサベータ内の
空気が前記連結管及び導管を通って浄油管内に侵入し、
タップ切換器室内の絶縁油が漏油によるサイホン現象に
よって異常流出するのを確実に阻止することができる。 又、小径な導管の接続に際しては、連結管と浄油管との
取付位置が上下方向に多少ずれていても、導管自体は、
連結管に比べ相当細くなっているので、曲成加工が容易
となり、連結管と浄油管との接続作業を簡易に行うこと
ができる。 更に、コンサベータ内の油面低下に伴い、該コンサベー
タ内の空気が流入するのは連結管のみであるため、前記
コンサベータの取付けに多少問題があったとしても、漏
油によりコンサベータ内の油面が規定値以下、あるい
は、規定値に達すると、必ずコンサベータ内の空気が連
結管を介して小径な導管に流入するため、前記のように
サイホン現象を確実に防ぐことができるとともに、コン
サベータの取付が許容される寸法公差内で余裕をもって
取付けることが可能となり、コンサベータの取付作業が
容易に行える。
プ切換器室とを連通可能に接続する連結管と、前記タッ
プ切換器室内の絶縁油を活線浄油装置に送る浄油管との
間に小径な導管を接続し、タップ切換器室内の絶縁油が
漏油により減少するおそれがある場合、コンサベータ内
の油面が規定値以下まで降下すると、コンサベータ内の
空気が前記連結管及び導管を通って浄油管内に侵入し、
タップ切換器室内の絶縁油が漏油によるサイホン現象に
よって異常流出するのを確実に阻止することができる。 又、小径な導管の接続に際しては、連結管と浄油管との
取付位置が上下方向に多少ずれていても、導管自体は、
連結管に比べ相当細くなっているので、曲成加工が容易
となり、連結管と浄油管との接続作業を簡易に行うこと
ができる。 更に、コンサベータ内の油面低下に伴い、該コンサベー
タ内の空気が流入するのは連結管のみであるため、前記
コンサベータの取付けに多少問題があったとしても、漏
油によりコンサベータ内の油面が規定値以下、あるい
は、規定値に達すると、必ずコンサベータ内の空気が連
結管を介して小径な導管に流入するため、前記のように
サイホン現象を確実に防ぐことができるとともに、コン
サベータの取付が許容される寸法公差内で余裕をもって
取付けることが可能となり、コンサベータの取付作業が
容易に行える。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1、図2によって
説明する。なお、図1において、図3と同一部品は同一
符号によって説明する。 図1において、16は連結管18のコンサベータ6側に
近接する上部側において、前記コンサベータ6と油流リ
レー7との間に管接続したT字形の管継手で、この管継
手16と浄油管13との間には、連結管8側にバルブ1
7を挿入接続し、反対側の浄油管13側には小径なオリ
フィス18を(図2参照)連接した連結導管19が浄油
管13と連通可能に接続されており、又、前記バルブ1
7と連結導管19とは、内径が前記連結導管19及び浄
油管13に比べて内径が約1/3と小さく、かつ、オリ
フィス18の径寸法よりはやや径大な銅等軟質の金属材
料からなる小径な導管20を用いて連結することによ
り、連結管8と浄油管13とを相互に連通可能に接続す
る。そして、前記連結導管19側に設けたオリフィス1
8は、図2に示すように、導管20と連結導管19とを
フランジ18a,18bにて管接続する場合、連結導管
19側に位置するフランジ18bに導管20の内径より
やや小径な透孔を穿孔することによって形成される。
説明する。なお、図1において、図3と同一部品は同一
符号によって説明する。 図1において、16は連結管18のコンサベータ6側に
近接する上部側において、前記コンサベータ6と油流リ
レー7との間に管接続したT字形の管継手で、この管継
手16と浄油管13との間には、連結管8側にバルブ1
7を挿入接続し、反対側の浄油管13側には小径なオリ
フィス18を(図2参照)連接した連結導管19が浄油
管13と連通可能に接続されており、又、前記バルブ1
7と連結導管19とは、内径が前記連結導管19及び浄
油管13に比べて内径が約1/3と小さく、かつ、オリ
フィス18の径寸法よりはやや径大な銅等軟質の金属材
料からなる小径な導管20を用いて連結することによ
り、連結管8と浄油管13とを相互に連通可能に接続す
る。そして、前記連結導管19側に設けたオリフィス1
8は、図2に示すように、導管20と連結導管19とを
フランジ18a,18bにて管接続する場合、連結導管
19側に位置するフランジ18bに導管20の内径より
やや小径な透孔を穿孔することによって形成される。
【0009】次に動作について説明する。 変圧器の運転中は管継手のバルブ17を開放しておく。
そして、変圧器の運転中にタップ切換器室4内の絶縁油
を浄油する場合は、活線浄油装置11を始動させて該活
線浄油装置11内のポンプを起動させタップ切換器室4
内の汚損した絶縁油を浄油管13,13a,12を介し
て循環させる。この循環系統において濾過槽等を通過す
ることにより汚損された絶縁油は浄油されて、再びタッ
プ切換器室4内に戻る。前記活線浄油装置11の運転
中、小径な導管20側にも絶縁油が流通し、この絶縁油
はオリフィス18を経て浄油管13側に流れる。この場
合、前記導管20及びオリフィス18の内径寸法が連結
管8をはじめ連結導管19や浄油管13の径寸法に比べ
て絶縁油内の不純物(例えば、濾過材の繊維カス等)に
よって目詰まりしない範囲で相当小径に形成してあるの
で、タップ切換器室4→連結管8→管継手16→導管2
0→連結導管19→浄油管13の経路で流れる絶縁油の
流速はタップ切換器室4→浄油管13a→浄油管13の
経路で流れる絶縁油の流速に比べて必然的に小さくなる
ため、絶縁油の浄油中に油流リレー7が作動して変圧器
の運転を停止させたり、浄油効率を損なうことは全くな
い。
そして、変圧器の運転中にタップ切換器室4内の絶縁油
を浄油する場合は、活線浄油装置11を始動させて該活
線浄油装置11内のポンプを起動させタップ切換器室4
内の汚損した絶縁油を浄油管13,13a,12を介し
て循環させる。この循環系統において濾過槽等を通過す
ることにより汚損された絶縁油は浄油されて、再びタッ
プ切換器室4内に戻る。前記活線浄油装置11の運転
中、小径な導管20側にも絶縁油が流通し、この絶縁油
はオリフィス18を経て浄油管13側に流れる。この場
合、前記導管20及びオリフィス18の内径寸法が連結
管8をはじめ連結導管19や浄油管13の径寸法に比べ
て絶縁油内の不純物(例えば、濾過材の繊維カス等)に
よって目詰まりしない範囲で相当小径に形成してあるの
で、タップ切換器室4→連結管8→管継手16→導管2
0→連結導管19→浄油管13の経路で流れる絶縁油の
流速はタップ切換器室4→浄油管13a→浄油管13の
経路で流れる絶縁油の流速に比べて必然的に小さくなる
ため、絶縁油の浄油中に油流リレー7が作動して変圧器
の運転を停止させたり、浄油効率を損なうことは全くな
い。
【0010】つづいて、変圧器の運転中に、例えば、活
線浄油装置11が故障して漏油現象が生じた場合、タッ
プ切換器室4内の絶縁油は、従来と同様にサイホン現象
が生じ、浄油管13を経て外部に流出する。しかし、本
考案はタップ切換器室4内の絶縁油が流出すると、コン
サベータ6から連結管8を通って絶縁油が補給されると
ともに、コンサベータ6内の油面が規定値以下に達する
と、警報が発せられ、更に、コンサベータ6内の油面が
低下して、コンサベータ6内に突出する連結管8の開口
端が油面の上方に位置すると、コンサベータ6内の空気
が前記連結管8内に流入する。そして、前記連結管8内
に流入した空気が、管継手16の部分に達すると、この
空気は導管20からオリフィス18を経て浄油管13内
に流入しサイホン現象を防ぐ。このサイホン現象が阻止
されることによって連結管8内は管継手16の位置まで
絶縁油が満たされているので、油流リレー7及びタップ
切換器室4内の切換開閉器4bは何等支障をきたすこと
なく、正常な運転状態を継続することができる。従っ
て、コンサベータ6内の絶縁油が規定値以下に下がるこ
とにより発せられる警報によって、作業員が変圧器の点
検を行うまでの間に多少の時間を要したとしても、漏油
事故によって変圧器の運転を停止させたり、負荷時タッ
プ切換装置1が焼損するという事故を確実に防ぐことが
できる。 なお、前記タップ切換装置1の点検に際して、タップ切
換器室4内の絶縁油を排出させるときは、管継手16に
取付けたバルブ17を閉鎖することにより、前記絶縁油
は活線浄油装置11にて容易に排出することができる。
線浄油装置11が故障して漏油現象が生じた場合、タッ
プ切換器室4内の絶縁油は、従来と同様にサイホン現象
が生じ、浄油管13を経て外部に流出する。しかし、本
考案はタップ切換器室4内の絶縁油が流出すると、コン
サベータ6から連結管8を通って絶縁油が補給されると
ともに、コンサベータ6内の油面が規定値以下に達する
と、警報が発せられ、更に、コンサベータ6内の油面が
低下して、コンサベータ6内に突出する連結管8の開口
端が油面の上方に位置すると、コンサベータ6内の空気
が前記連結管8内に流入する。そして、前記連結管8内
に流入した空気が、管継手16の部分に達すると、この
空気は導管20からオリフィス18を経て浄油管13内
に流入しサイホン現象を防ぐ。このサイホン現象が阻止
されることによって連結管8内は管継手16の位置まで
絶縁油が満たされているので、油流リレー7及びタップ
切換器室4内の切換開閉器4bは何等支障をきたすこと
なく、正常な運転状態を継続することができる。従っ
て、コンサベータ6内の絶縁油が規定値以下に下がるこ
とにより発せられる警報によって、作業員が変圧器の点
検を行うまでの間に多少の時間を要したとしても、漏油
事故によって変圧器の運転を停止させたり、負荷時タッ
プ切換装置1が焼損するという事故を確実に防ぐことが
できる。 なお、前記タップ切換装置1の点検に際して、タップ切
換器室4内の絶縁油を排出させるときは、管継手16に
取付けたバルブ17を閉鎖することにより、前記絶縁油
は活線浄油装置11にて容易に排出することができる。
【0011】次に、前記漏油事故によって生ずるサイホ
ン現象を防ぐための導管20とオリフィス18の取付け
は、変圧器タンク2上の連結管8と浄油管13との間の
空所を利用して取付けることが可能となり、サイホン現
象を阻止する部材を設けることによってタンク2上の配
管構成が既設の配管に妨げられることなく、円滑・良好
に導管20等を配管することができる。その上、前記導
管20は非常に細く(即ち、空気を流通させることがで
きる程度の径寸法であればよい)なっており、かつ、曲
成加工を行うことができるよう銅等軟質の金属材料の使
用が可能となるため、連結管8と浄油管13との取付位
置が上下方向に少々ずれていたとしても、前記両管8,
13を簡単に、しかも、連通可能に接続することができ
る。
ン現象を防ぐための導管20とオリフィス18の取付け
は、変圧器タンク2上の連結管8と浄油管13との間の
空所を利用して取付けることが可能となり、サイホン現
象を阻止する部材を設けることによってタンク2上の配
管構成が既設の配管に妨げられることなく、円滑・良好
に導管20等を配管することができる。その上、前記導
管20は非常に細く(即ち、空気を流通させることがで
きる程度の径寸法であればよい)なっており、かつ、曲
成加工を行うことができるよう銅等軟質の金属材料の使
用が可能となるため、連結管8と浄油管13との取付位
置が上下方向に少々ずれていたとしても、前記両管8,
13を簡単に、しかも、連通可能に接続することができ
る。
【0012】
【考案の効果】本考案は、コンサベータとタップ切換器
室とを接続する連結管と、汚損された絶縁油を活線浄油
装置に送る浄油管とを、空気の流通が可能な小径な導管
によって相互に連通可能に接続してあるため、漏油事故
によって、万一サイホン現象が生じてタップ切換器室内
の絶縁油が一部流出しても、直ちに前記流出した量の絶
縁油はコンサベータ内の絶縁油により補給してタップ切
換器室内を充満させることができるとともに、前記連結
管から導管内に流入する空気によってサイホン現象を直
ちに停止させることができるので、漏油事故によりタッ
プ切換器室内の絶縁油が流出して負荷時タップ切換装置
が焼損したり、油流リレーを作動させるという事故を確
実に解消し、変圧器を正常に運転させることができる。 又、前記導管8は、空気の流通が円滑に行なえる程度の
小径なパイプを用いて連結管と浄油管とを連通可能に接
続するだけでよいので、絶縁油の浄油時は導管内を流通
する絶縁油の流れを著しく遅くすることが可能となり、
コンサベータ内の良質な絶縁油の流出を抑制することが
できるとともに、油流リレーの動作設定値を十分に余裕
をもって設定することができ、前記設定値以外での油流
リレーの誤動作を確実に防ぐことができる。 更に、前記導管を管接続するための連結管と浄油管との
それぞれの取付位置が、上下方向に少々ずれていたとし
ても、導管は非常に細く、しかも、軟質な金属材料を使
用している関係上、簡単に曲成してその取付位置を相手
方と適合させることができるので、前記導管の取付作業
が迅速・確実に行えるとともに、導管の配管場所は、も
ともと空所となっている変圧器タンクの上面を有効利用
しているいため、他の配管と交錯したり、配管の妨げと
なることもなく良好に配管作業を行うことができる。 又、小径な導管は既存の連結管と浄油管との間を管接続
するだけでよいので、配管構造が簡素化できるととも
に、コンサベータ内には、タップ切換器室と連通する連
結管のみが開放状態で挿入接続されているため、コンサ
ベータを許容範囲内で多少傾けて設置しても、コンサベ
ータ内の油面が規定値以下、あるいは、規定値に達する
直前においては必ずコンサベータ内の空気が連結管内に
流入することとなるので、サイホン現象の阻止と相まっ
てコンサベータの取付けが許容される寸法公差内で余裕
をもって行うことができるため、その取付作業を迅速・
容易に行うことが可能となる。
室とを接続する連結管と、汚損された絶縁油を活線浄油
装置に送る浄油管とを、空気の流通が可能な小径な導管
によって相互に連通可能に接続してあるため、漏油事故
によって、万一サイホン現象が生じてタップ切換器室内
の絶縁油が一部流出しても、直ちに前記流出した量の絶
縁油はコンサベータ内の絶縁油により補給してタップ切
換器室内を充満させることができるとともに、前記連結
管から導管内に流入する空気によってサイホン現象を直
ちに停止させることができるので、漏油事故によりタッ
プ切換器室内の絶縁油が流出して負荷時タップ切換装置
が焼損したり、油流リレーを作動させるという事故を確
実に解消し、変圧器を正常に運転させることができる。 又、前記導管8は、空気の流通が円滑に行なえる程度の
小径なパイプを用いて連結管と浄油管とを連通可能に接
続するだけでよいので、絶縁油の浄油時は導管内を流通
する絶縁油の流れを著しく遅くすることが可能となり、
コンサベータ内の良質な絶縁油の流出を抑制することが
できるとともに、油流リレーの動作設定値を十分に余裕
をもって設定することができ、前記設定値以外での油流
リレーの誤動作を確実に防ぐことができる。 更に、前記導管を管接続するための連結管と浄油管との
それぞれの取付位置が、上下方向に少々ずれていたとし
ても、導管は非常に細く、しかも、軟質な金属材料を使
用している関係上、簡単に曲成してその取付位置を相手
方と適合させることができるので、前記導管の取付作業
が迅速・確実に行えるとともに、導管の配管場所は、も
ともと空所となっている変圧器タンクの上面を有効利用
しているいため、他の配管と交錯したり、配管の妨げと
なることもなく良好に配管作業を行うことができる。 又、小径な導管は既存の連結管と浄油管との間を管接続
するだけでよいので、配管構造が簡素化できるととも
に、コンサベータ内には、タップ切換器室と連通する連
結管のみが開放状態で挿入接続されているため、コンサ
ベータを許容範囲内で多少傾けて設置しても、コンサベ
ータ内の油面が規定値以下、あるいは、規定値に達する
直前においては必ずコンサベータ内の空気が連結管内に
流入することとなるので、サイホン現象の阻止と相まっ
てコンサベータの取付けが許容される寸法公差内で余裕
をもって行うことができるため、その取付作業を迅速・
容易に行うことが可能となる。
【図1】本考案の油面低下防止装置を備えた負荷時タッ
プ切換装置の概略説明図である。
プ切換装置の概略説明図である。
【図2】小径な導管と連結導管との接続状態を拡大して
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図3】従来の負荷時タップ切換装置の概略説明図であ
る。
る。
4 タップ切換器室 6 コンサベータ 8 連結管 11 活線浄油装置 13 浄油管 19 連結導管 20 導管
Claims (1)
- 【請求項1】 切換開閉器等を内蔵したタップ切換器室
内の絶縁油を循環して浄化する活線浄油装置を備えた負
荷時タップ切換装置において、前記タップ切換器室内の
絶縁油を活線浄油装置に給送する浄油管と、コンサベー
タとタップ切換器室との間を連通可能に連結する連結管
とを、小径な導管を介在させて相互に連通可能に管接続
するようにしたことを特徴とする負荷時タップ切換装置
の油面低下防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3530291U JPH0627932Y2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 負荷時タップ切換装置の油面低下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3530291U JPH0627932Y2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 負荷時タップ切換装置の油面低下防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121717U JPH04121717U (ja) | 1992-10-30 |
| JPH0627932Y2 true JPH0627932Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31917512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3530291U Expired - Lifetime JPH0627932Y2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 負荷時タップ切換装置の油面低下防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627932Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2888034B1 (fr) * | 2005-06-29 | 2010-10-08 | Philippe Magnier | Dispositif de prevention contre l'explosion d'un transformateur electrique |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP3530291U patent/JPH0627932Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04121717U (ja) | 1992-10-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |