JPH06279371A - 不飽和第四級アンモニウム塩の製造法 - Google Patents
不飽和第四級アンモニウム塩の製造法Info
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- JPH06279371A JPH06279371A JP5095127A JP9512793A JPH06279371A JP H06279371 A JPH06279371 A JP H06279371A JP 5095127 A JP5095127 A JP 5095127A JP 9512793 A JP9512793 A JP 9512793A JP H06279371 A JPH06279371 A JP H06279371A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】(メタ)アクリル酸と塩化コリン等の第四級ア
ンモニウム塩を酸触媒の存在下に反応させることからな
る(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモ
ニウムクロリド等の不飽和第四級アンモニウム塩の製造
法。 【効果】一工程で反応を行うことができ、しかも工業的
に安価に入手可能且つ取扱容易な原料を使用することが
できるため、より簡略化された装置および操作により、
副反応を抑え短時間に効率良く該不飽和アンモニウム塩
を得ることができる。
ンモニウム塩を酸触媒の存在下に反応させることからな
る(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモ
ニウムクロリド等の不飽和第四級アンモニウム塩の製造
法。 【効果】一工程で反応を行うことができ、しかも工業的
に安価に入手可能且つ取扱容易な原料を使用することが
できるため、より簡略化された装置および操作により、
副反応を抑え短時間に効率良く該不飽和アンモニウム塩
を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不飽和第四級アンモニ
ウム塩、より詳しくは下記一般式(3) で示される不飽和
第四級アンモニウム塩の新規な製造法に関する。
ウム塩、より詳しくは下記一般式(3) で示される不飽和
第四級アンモニウム塩の新規な製造法に関する。
【0002】
【化2】
【0003】(式中、 R1 は水素またはメチル基、
R2 、 R3 および R4 はそれぞれ炭素数1ないし8のア
ルキル基、ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、X
は塩素、臭素、沃素、スルフェート基またはメチルスル
フェート基を表す)
R2 、 R3 および R4 はそれぞれ炭素数1ないし8のア
ルキル基、ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、X
は塩素、臭素、沃素、スルフェート基またはメチルスル
フェート基を表す)
【0004】該不飽和第四級アンモニウム塩は高分子凝
集剤、帯電防止剤、土壌改質剤、紙力増強剤、染色改良
剤等の製造原料となる有用な単量体である。
集剤、帯電防止剤、土壌改質剤、紙力増強剤、染色改良
剤等の製造原料となる有用な単量体である。
【0005】
【従来の技術】上記不飽和第四級アンモニウム塩の製造
法としては、従来から幾つかの方法が知られている。例
えば、最も一般的な工業的製造法としては、下記反応式
(a) および(b) によるジアルキルアミノエチル(メタ)
アクリレートを中間原料として経由する方法が知られて
いる(例えば、反応式(a) については特開昭53ー144522
号公報、反応式(b) については特開昭50ー151806 号公報
参照)。
法としては、従来から幾つかの方法が知られている。例
えば、最も一般的な工業的製造法としては、下記反応式
(a) および(b) によるジアルキルアミノエチル(メタ)
アクリレートを中間原料として経由する方法が知られて
いる(例えば、反応式(a) については特開昭53ー144522
号公報、反応式(b) については特開昭50ー151806 号公報
参照)。
【0006】
【化3】
【0007】(式中、 R1 、 R2 、 R3 、 R4 および X
の定義は、前記一般式(3) の場合と同じである)
の定義は、前記一般式(3) の場合と同じである)
【0008】しかし、この方法による不飽和第四級アン
モニウム塩の製造においては、エステル交換と四級化の
2工程の反応になる上、中間体のジアルキルアミノエチ
ル(メタ)アクリレートが塩基性であるため、四級化工
程で加水分解などの副反応が併発し、その防止のために
煩雑な反応法をとる必要がある(例えば、特開昭63ー506
4 号公報参照)など工業的製造法としては問題点も多
い。
モニウム塩の製造においては、エステル交換と四級化の
2工程の反応になる上、中間体のジアルキルアミノエチ
ル(メタ)アクリレートが塩基性であるため、四級化工
程で加水分解などの副反応が併発し、その防止のために
煩雑な反応法をとる必要がある(例えば、特開昭63ー506
4 号公報参照)など工業的製造法としては問題点も多
い。
【0009】また、下記反応式(c) のようにハロエチル
(メタ)アクリレートと第三級アミンを有機溶媒下(特
開昭58ー121254 号公報参照)あるいは無溶媒(特開昭59
ー16859号公報参照)で反応させる方法も提案されてい
る。
(メタ)アクリレートと第三級アミンを有機溶媒下(特
開昭58ー121254 号公報参照)あるいは無溶媒(特開昭59
ー16859号公報参照)で反応させる方法も提案されてい
る。
【0010】
【化4】
【0011】(式中 R1 、 R2 、 R3 、 R4 の定義は前
記一般式(3) の場合と同じであり、X1は塩素、臭素また
は沃素を表す)
記一般式(3) の場合と同じであり、X1は塩素、臭素また
は沃素を表す)
【0012】しかし、この方法も原料のハロエチル(メ
タ)アクリレートが工業的に入手し難い上、反応は一般
に密閉容器中で加圧下に行う必要があること、さらには
装置腐食の恐れもあるなど、やはり工業的製法としては
不適当である。
タ)アクリレートが工業的に入手し難い上、反応は一般
に密閉容器中で加圧下に行う必要があること、さらには
装置腐食の恐れもあるなど、やはり工業的製法としては
不適当である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記不飽
和第四級アンモニウム塩を安価に入手可能な原料から簡
単な工程で合成できる工業的に有利な製造法の確立が重
要な課題となっていた。
和第四級アンモニウム塩を安価に入手可能な原料から簡
単な工程で合成できる工業的に有利な製造法の確立が重
要な課題となっていた。
【0014】本発明者らは、前述したような当該技術分
野の要望に答えるべく鋭意検討した結果、従来知られて
いた上記反応式(a) および(b) 、あるいは反応式(c) に
基づく方法とは全く異なる新規な方法で、工業的に極め
て有利に該不飽和第四級アンモニウム塩を製造できるこ
とを見出し、本発明に到達した。
野の要望に答えるべく鋭意検討した結果、従来知られて
いた上記反応式(a) および(b) 、あるいは反応式(c) に
基づく方法とは全く異なる新規な方法で、工業的に極め
て有利に該不飽和第四級アンモニウム塩を製造できるこ
とを見出し、本発明に到達した。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記、一般式
(1) で示される不飽和化合物と一般式(2) で示される第
四級アンモニウム塩とを酸触媒の存在下に反応させて、
下記一般式(3) で示される不飽和第四級アンモニウム塩
を生成せしめることを特徴とする不飽和第四級アンモニ
ウム塩の製造法である。
(1) で示される不飽和化合物と一般式(2) で示される第
四級アンモニウム塩とを酸触媒の存在下に反応させて、
下記一般式(3) で示される不飽和第四級アンモニウム塩
を生成せしめることを特徴とする不飽和第四級アンモニ
ウム塩の製造法である。
【0016】
【化5】
【0017】(式中、 R1 は水素またはメチル基、
R2 、 R3 および R4 はそれぞれ炭素数1ないし8のア
ルキル基、ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、X
は塩素、臭素、沃素、スルフェート基またはメチルスル
フェート基を表す)
R2 、 R3 および R4 はそれぞれ炭素数1ないし8のア
ルキル基、ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、X
は塩素、臭素、沃素、スルフェート基またはメチルスル
フェート基を表す)
【0018】以下、本発明を具体的に説明する。本発明
の出発原料の一つである一般式(1) で示される不飽和化
合物はアクリルおよびメタクリル酸である。これら(メ
タ)アクリル酸は如何なる供給源から得られたものでも
よく、市販の工業製品から適宜選択されたものを用いる
のが便利である。
の出発原料の一つである一般式(1) で示される不飽和化
合物はアクリルおよびメタクリル酸である。これら(メ
タ)アクリル酸は如何なる供給源から得られたものでも
よく、市販の工業製品から適宜選択されたものを用いる
のが便利である。
【0019】もう一方の原料である一般式(2) で示され
る第四級アンモニウム塩としては、塩化コリン、臭化コ
リン、沃化コリン、コリンスルフェート、コリンメチル
スルフェート、2−ヒドロキシエチルトリエチルアンモ
ニウムクロリド、2−ヒドロキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロリド、2−ヒドロキシエチルジメチ
ルオクチルアンモニウムクロリド、テトラキス−2−ヒ
ドロキシエチルアンモニウムクロリドなどを挙げること
ができる。工業的には飼料用として安価に大量生産され
ている塩化コリンを用いる場合が特に有利である。
る第四級アンモニウム塩としては、塩化コリン、臭化コ
リン、沃化コリン、コリンスルフェート、コリンメチル
スルフェート、2−ヒドロキシエチルトリエチルアンモ
ニウムクロリド、2−ヒドロキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロリド、2−ヒドロキシエチルジメチ
ルオクチルアンモニウムクロリド、テトラキス−2−ヒ
ドロキシエチルアンモニウムクロリドなどを挙げること
ができる。工業的には飼料用として安価に大量生産され
ている塩化コリンを用いる場合が特に有利である。
【0020】これら不飽和化合物および第四級アンモニ
ウム塩の仕込モル比は特に制限されず広い範囲で反応で
きるが、例えば、不飽和化合物を第四級アンモニウム塩
に対して1.05倍モル量以上、好ましくは 1.5〜20倍モル
量の範囲で使用される。
ウム塩の仕込モル比は特に制限されず広い範囲で反応で
きるが、例えば、不飽和化合物を第四級アンモニウム塩
に対して1.05倍モル量以上、好ましくは 1.5〜20倍モル
量の範囲で使用される。
【0021】本発明で使用される酸触媒としては、硫
酸、亜硫酸、無水硫酸、ベンゼンスルホン酸およびトル
エンスルホン酸などの硫黄酸素酸類、燐酸、亜燐酸、ポ
リ燐酸、燐モリブデン酸、燐タングステン酸およびベン
ゼンホスホン酸などの燐酸素酸類、蓚酸、マレイン
酸、、無水マレイン酸、酢酸、無水酢酸、アクリル酸、
無水アクリル酸、メタクリル酸、無水メタクリル酸およ
びトリクロロ酢酸などの有機酸類あるいはその無水物
類、およびスルホン酸基を有する強酸性イオン交換体
(例えば、アンバリスト15(ローム&ハース社製)の
ようなポリスチレンスルホン酸タイプの樹脂、ナフィオ
ン(デュポン社製)のようなフッ素化樹脂スルホン酸タ
イプの樹脂およびデュロキサンASP(デッグッサ社
製)のようなポリシロキサンスルホン酸タイプの無機交
換体など)などが挙げられるが、これらの中、好ましい
ものは、燐酸、ポリ燐酸などの燐酸素酸類およびスルホ
ン酸型イオン交換体などである。
酸、亜硫酸、無水硫酸、ベンゼンスルホン酸およびトル
エンスルホン酸などの硫黄酸素酸類、燐酸、亜燐酸、ポ
リ燐酸、燐モリブデン酸、燐タングステン酸およびベン
ゼンホスホン酸などの燐酸素酸類、蓚酸、マレイン
酸、、無水マレイン酸、酢酸、無水酢酸、アクリル酸、
無水アクリル酸、メタクリル酸、無水メタクリル酸およ
びトリクロロ酢酸などの有機酸類あるいはその無水物
類、およびスルホン酸基を有する強酸性イオン交換体
(例えば、アンバリスト15(ローム&ハース社製)の
ようなポリスチレンスルホン酸タイプの樹脂、ナフィオ
ン(デュポン社製)のようなフッ素化樹脂スルホン酸タ
イプの樹脂およびデュロキサンASP(デッグッサ社
製)のようなポリシロキサンスルホン酸タイプの無機交
換体など)などが挙げられるが、これらの中、好ましい
ものは、燐酸、ポリ燐酸などの燐酸素酸類およびスルホ
ン酸型イオン交換体などである。
【0022】酸触媒の使用量は特に制限はされないが、
通常、反応液に対して 0.1重量%〜80重量%の範囲、好
ましくは1重量%〜50重量%の範囲である。
通常、反応液に対して 0.1重量%〜80重量%の範囲、好
ましくは1重量%〜50重量%の範囲である。
【0023】本発明の方法は無溶媒下でも実施可能であ
るが、有機溶媒中で実施することもできる。使用可能な
有機溶媒としては、反応を妨害しないものであれば何で
もよいが、好ましくは副生する水を共沸脱水することが
できるベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼ
ン、スチレンおよびクメンなどの芳香族炭化水素溶剤
類、および反応促進効果を示すホルムアミド、N−メチ
ルホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルフォキシド、N−メチルピロリ
ドンおよびアセトニトリルなどの非プロトン性極性溶媒
類などから選ぶことができる。
るが、有機溶媒中で実施することもできる。使用可能な
有機溶媒としては、反応を妨害しないものであれば何で
もよいが、好ましくは副生する水を共沸脱水することが
できるベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼ
ン、スチレンおよびクメンなどの芳香族炭化水素溶剤
類、および反応促進効果を示すホルムアミド、N−メチ
ルホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルフォキシド、N−メチルピロリ
ドンおよびアセトニトリルなどの非プロトン性極性溶媒
類などから選ぶことができる。
【0024】これらの溶媒類は2種以上を併用しても何
らさしつかえない。また、有機溶媒の使用量は特に制限
はないが、操作性、経済性を勘案すると反応生成物の5
重量%〜500 重量%程度用いるのがよく、好ましくは10
重量%〜300 重量%程度である。
らさしつかえない。また、有機溶媒の使用量は特に制限
はないが、操作性、経済性を勘案すると反応生成物の5
重量%〜500 重量%程度用いるのがよく、好ましくは10
重量%〜300 重量%程度である。
【0025】本発明の方法においては、反応により副生
する水分を、蒸留除去、溶媒共沸除去あるいは脱水剤に
よる除去などにより取り除くことにより、反応の進行を
より促進することができる。使用できる脱水剤として
は、例えば、ゼオライト(モレキュラーシーブ)、塩化
カルシウム、硫酸カルシウム、五酸化燐などを挙げるこ
とができる。
する水分を、蒸留除去、溶媒共沸除去あるいは脱水剤に
よる除去などにより取り除くことにより、反応の進行を
より促進することができる。使用できる脱水剤として
は、例えば、ゼオライト(モレキュラーシーブ)、塩化
カルシウム、硫酸カルシウム、五酸化燐などを挙げるこ
とができる。
【0026】本発明の方法における反応温度は、通常、
50〜 200℃の範囲、好ましくは70〜160 ℃の範囲で適用
される。反応圧力は特に制限されるものでなく、常圧、
加圧、減圧に亘って広く適用される。反応時間は反応温
度および反応圧力などにより大きく異なるが、通常、0.
5 〜24時間の範囲、好ましくは1〜12時間の範囲であ
る。
50〜 200℃の範囲、好ましくは70〜160 ℃の範囲で適用
される。反応圧力は特に制限されるものでなく、常圧、
加圧、減圧に亘って広く適用される。反応時間は反応温
度および反応圧力などにより大きく異なるが、通常、0.
5 〜24時間の範囲、好ましくは1〜12時間の範囲であ
る。
【0027】本発明の原料の一つである不飽和化合物お
よび生成物の不飽和第四級アンモニウム塩は重合性物質
であるため、反応系には重合禁止剤を存在させることが
好ましい。重合禁止剤としては、通常のラジカル重合の
防止に効果を示すものなら何でも用いることができる
が、例えば、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル、フェノチアジン、ターシャリーブチルカテ
コール、2、6−ジターシャリーブチルパラクレゾー
ル、2、4、6−トリターシャリーブチルフェノール、
N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン塩、チオ尿
素、亜硝酸ナトリウム、蓚酸、銅塩、鉄塩などを挙げる
ことができる。
よび生成物の不飽和第四級アンモニウム塩は重合性物質
であるため、反応系には重合禁止剤を存在させることが
好ましい。重合禁止剤としては、通常のラジカル重合の
防止に効果を示すものなら何でも用いることができる
が、例えば、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル、フェノチアジン、ターシャリーブチルカテ
コール、2、6−ジターシャリーブチルパラクレゾー
ル、2、4、6−トリターシャリーブチルフェノール、
N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン塩、チオ尿
素、亜硝酸ナトリウム、蓚酸、銅塩、鉄塩などを挙げる
ことができる。
【0028】本発明の実施方法は、通常以下のようにし
て行う。原料の第四級アンモニウム塩、(メタ)アクリ
ル酸、触媒、重合禁止剤および必要によって有機溶媒を
所定量反応器に仕込み、次いで所定温度まで昇温して加
熱反応させる。反応によって副生する水分は蒸留除去あ
るいは溶媒共沸除去などにより系外に除く。水分の副生
が止んだ時が反応の終点である。また、原料、触媒など
は必要によりそれぞれ別々に、連続的に、あるいは間欠
的に分割して仕込むこともできる。
て行う。原料の第四級アンモニウム塩、(メタ)アクリ
ル酸、触媒、重合禁止剤および必要によって有機溶媒を
所定量反応器に仕込み、次いで所定温度まで昇温して加
熱反応させる。反応によって副生する水分は蒸留除去あ
るいは溶媒共沸除去などにより系外に除く。水分の副生
が止んだ時が反応の終点である。また、原料、触媒など
は必要によりそれぞれ別々に、連続的に、あるいは間欠
的に分割して仕込むこともできる。
【0029】本発明の方法は回分式または連続式のどち
らの操作で行ってもよいが、連続操作にすることにより
工業的には更に有利となる。
らの操作で行ってもよいが、連続操作にすることにより
工業的には更に有利となる。
【0030】反応終了後、反応液から不均一触媒の場合
は触媒を濾別により分離した後、また、均一触媒の場合
は触媒を中和除去した後、常圧ないし減圧蒸留により、
溶媒および未反応原料を回収する。次いで、アルコール
系溶媒などから再結晶することにより不飽和第四級アン
モニウム塩が得られる。
は触媒を濾別により分離した後、また、均一触媒の場合
は触媒を中和除去した後、常圧ないし減圧蒸留により、
溶媒および未反応原料を回収する。次いで、アルコール
系溶媒などから再結晶することにより不飽和第四級アン
モニウム塩が得られる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、一工程で反応を行うこ
とができ、しかも工業的に安価に入手可能且つ取扱容易
な原料を使用することができるため、より簡略化された
装置および操作により、副反応を抑え短時間に効率良く
(メタ)アクリロイルオキシエチルトリアルキルアンモ
ニウム塩類などの不飽和アンモニウム塩を得ることがで
きる。
とができ、しかも工業的に安価に入手可能且つ取扱容易
な原料を使用することができるため、より簡略化された
装置および操作により、副反応を抑え短時間に効率良く
(メタ)アクリロイルオキシエチルトリアルキルアンモ
ニウム塩類などの不飽和アンモニウム塩を得ることがで
きる。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明の構成および効果
を更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何
ら限定されるものでない。
を更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何
ら限定されるものでない。
【0033】実施例1 撹拌機、温度計、および還流冷却管付きのディーン・ス
ターク水分離器を付した反応器中に、塩化コリン 35g、
アクリル酸 100g 、ハイドロキノン 0.5g 、85%燐酸 2
0gおよびトルエン 50gを仕込み、加熱昇温し、還流下で
反応を行った。副生する水分はトルエンとの共沸によ
り、水分離器で脱水除去された。7時間還流下で反応を
続けた後、室温まで冷却し、二層分離したトルエン層を
除去し、残存反応液を高速液体クロマトグラフ法で分析
した。その結果、21.4g のアクリロイルオキシエチルト
リメチルアンモニウムクロリドの生成と、19.3g の塩化
コリンの残存が確認された。塩化コリンに対する選択率
は 98.3 %、収率は 44.2 %であった。
ターク水分離器を付した反応器中に、塩化コリン 35g、
アクリル酸 100g 、ハイドロキノン 0.5g 、85%燐酸 2
0gおよびトルエン 50gを仕込み、加熱昇温し、還流下で
反応を行った。副生する水分はトルエンとの共沸によ
り、水分離器で脱水除去された。7時間還流下で反応を
続けた後、室温まで冷却し、二層分離したトルエン層を
除去し、残存反応液を高速液体クロマトグラフ法で分析
した。その結果、21.4g のアクリロイルオキシエチルト
リメチルアンモニウムクロリドの生成と、19.3g の塩化
コリンの残存が確認された。塩化コリンに対する選択率
は 98.3 %、収率は 44.2 %であった。
【0034】実施例2 溶媒のトルエンをキシレンに代え、脱水剤としてモレキ
ュラーシーブ 5g を加えた以外は実施例1と同様に反応
操作を繰り返した。反応終了後、冷却し、次いで脱水剤
を濾別した後、二層分離したトルエン層を除去し、残存
反応液を高速液体クロマトグラフ法で分析した。その結
果、30.2g のアクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウムクロリドの生成と、12.5g の塩化コリンの残存
が確認された。塩化コリンに対する選択率は 96.8 %、
収率は 62.4 %であった。
ュラーシーブ 5g を加えた以外は実施例1と同様に反応
操作を繰り返した。反応終了後、冷却し、次いで脱水剤
を濾別した後、二層分離したトルエン層を除去し、残存
反応液を高速液体クロマトグラフ法で分析した。その結
果、30.2g のアクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウムクロリドの生成と、12.5g の塩化コリンの残存
が確認された。塩化コリンに対する選択率は 96.8 %、
収率は 62.4 %であった。
【0035】実施例3−8 触媒の85%燐酸を、それぞれ98%硫酸、ポリ燐酸、トル
エンスルホン酸、蓚酸、燐モリブデン酸およびアクリル
酸に代えた以外は実施例2と同様な操作を繰り返した。
アクリル酸触媒の場合は原料自身を触媒として用いた例
である。結果をまとめて表−1に示した。
エンスルホン酸、蓚酸、燐モリブデン酸およびアクリル
酸に代えた以外は実施例2と同様な操作を繰り返した。
アクリル酸触媒の場合は原料自身を触媒として用いた例
である。結果をまとめて表−1に示した。
【0036】
【表1】
【0037】実施例9 撹拌機、温度計、還流冷却管付きのディーン・スターク
水分離器および滴下ロートを付した反応器中に、塩化コ
リン 35g、アクリル酸 72g、ハイドロキノンモノメチル
エーテル 0.5g 、キシレン 30g、ジメチルホルムアミド
5g 、モレキュラーシーブ 10gおよび強酸性イオン交換
樹脂アンバリスト15を 35g仕込み、加熱昇温し、還流
下で反応を行った。副生する水分は水分離器で共沸脱水
された。反応開始2時間後に滴下ロートよりアクリル酸
36gを追加し、更に反応を継続した。合計5時間還流下
で反応を続けた後、室温まで冷却し、樹脂と脱水剤を濾
別、洗浄した後、二層分離したトルエン層を除去し、残
存反応液を高速液体クロマトグラフ法で分析した。その
結果、38.1g のアクリロイルオキシエチルトリメチルア
ンモニウムクロリドの生成と、7.1gの塩化コリンの残存
が確認された。塩化コリンに対する選択率は 98.5 %、
収率は 78.7 %であった。
水分離器および滴下ロートを付した反応器中に、塩化コ
リン 35g、アクリル酸 72g、ハイドロキノンモノメチル
エーテル 0.5g 、キシレン 30g、ジメチルホルムアミド
5g 、モレキュラーシーブ 10gおよび強酸性イオン交換
樹脂アンバリスト15を 35g仕込み、加熱昇温し、還流
下で反応を行った。副生する水分は水分離器で共沸脱水
された。反応開始2時間後に滴下ロートよりアクリル酸
36gを追加し、更に反応を継続した。合計5時間還流下
で反応を続けた後、室温まで冷却し、樹脂と脱水剤を濾
別、洗浄した後、二層分離したトルエン層を除去し、残
存反応液を高速液体クロマトグラフ法で分析した。その
結果、38.1g のアクリロイルオキシエチルトリメチルア
ンモニウムクロリドの生成と、7.1gの塩化コリンの残存
が確認された。塩化コリンに対する選択率は 98.5 %、
収率は 78.7 %であった。
【0038】実施例10 原料の不飽和化合物をメタクリル酸 100g に、また第四
級アンモニウム塩をヒドロキシエチルジメチルベンジル
アンモニウムクロリド 48.3gに、代えた以外は実施例1
と同様の操作を行った。反応終了後、反応液を高速液体
クロマトグラフ法で分析したところ、27.7g のメタクリ
ロイルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウムクロ
リドの生成と、26.4g の原料第四級アンモニウム塩の残
存が確認された。原料第四級アンモニウム塩に対する選
択率は 93.5 %、収率は 42.4 %であった。
級アンモニウム塩をヒドロキシエチルジメチルベンジル
アンモニウムクロリド 48.3gに、代えた以外は実施例1
と同様の操作を行った。反応終了後、反応液を高速液体
クロマトグラフ法で分析したところ、27.7g のメタクリ
ロイルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウムクロ
リドの生成と、26.4g の原料第四級アンモニウム塩の残
存が確認された。原料第四級アンモニウム塩に対する選
択率は 93.5 %、収率は 42.4 %であった。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記、一般式(1) で示される不飽和化合
物と一般式(2) で示される第四級アンモニウム塩とを酸
触媒の存在下に反応させて、下記一般式(3)で示される
不飽和第四級アンモニウム塩を生成せしめることを特徴
とする不飽和第四級アンモニウム塩の製造法。 【化1】 (式中、 R1 は水素またはメチル基、 R2 、 R3 および
R4 はそれぞれ炭素数1ないし8のアルキル基、ヒドロ
キシアルキル基またはベンジル基、X は塩素、臭素、沃
素、スルフェート基またはメチルスルフェート基を表
す) - 【請求項2】 一般式(2) で示される第四級アンモニウ
ム塩が塩化コリンである請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】 酸触媒が燐酸素酸またはスルホン酸型イ
オン交換体である請求項1または請求項2記載の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09512793A JP3356322B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 不飽和第四級アンモニウム塩の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09512793A JP3356322B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 不飽和第四級アンモニウム塩の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06279371A true JPH06279371A (ja) | 1994-10-04 |
| JP3356322B2 JP3356322B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=14129165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09512793A Expired - Fee Related JP3356322B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 不飽和第四級アンモニウム塩の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3356322B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997047588A1 (de) * | 1996-06-12 | 1997-12-18 | Akzo Nobel N.V. | Verfahren zur herstellung von esterquats |
| JP2008208375A (ja) * | 2002-06-20 | 2008-09-11 | Nippon Shokubai Co Ltd | (メタ)アクリル酸系単量体と不飽和ポリアルキレングリコール系単量体の共重合体組成物およびその製造方法 |
| CN104402742A (zh) * | 2014-10-13 | 2015-03-11 | 东南大学 | 一种聚季铵盐类单体(甲基)丙烯酰氧乙基三甲基氯化铵及合成方法 |
| CN110565377A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-13 | 清远市宏图助剂有限公司 | 用于改善织物白度、柔软性的有机硅季铵盐及其制备方法和乳液 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP09512793A patent/JP3356322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997047588A1 (de) * | 1996-06-12 | 1997-12-18 | Akzo Nobel N.V. | Verfahren zur herstellung von esterquats |
| JP2008208375A (ja) * | 2002-06-20 | 2008-09-11 | Nippon Shokubai Co Ltd | (メタ)アクリル酸系単量体と不飽和ポリアルキレングリコール系単量体の共重合体組成物およびその製造方法 |
| CN104402742A (zh) * | 2014-10-13 | 2015-03-11 | 东南大学 | 一种聚季铵盐类单体(甲基)丙烯酰氧乙基三甲基氯化铵及合成方法 |
| CN110565377A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-13 | 清远市宏图助剂有限公司 | 用于改善织物白度、柔软性的有机硅季铵盐及其制备方法和乳液 |
| CN110565377B (zh) * | 2019-09-29 | 2020-04-17 | 清远市宏图助剂有限公司 | 用于改善织物白度、柔软性的有机硅季铵盐及其制备方法和乳液 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3356322B2 (ja) | 2002-12-16 |
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