JPH06280342A - 壁パネル - Google Patents

壁パネル

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JPH06280342A
JPH06280342A JP5071901A JP7190193A JPH06280342A JP H06280342 A JPH06280342 A JP H06280342A JP 5071901 A JP5071901 A JP 5071901A JP 7190193 A JP7190193 A JP 7190193A JP H06280342 A JPH06280342 A JP H06280342A
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JP
Japan
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alc plate
layer
coating film
alc
plate
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JP5071901A
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Shigeo Yoshida
繁夫 吉田
Satoshi Kitagawa
聡 北川
Hitoshi Kumagai
仁 熊谷
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ALC板の耐凍害性を向上させる。 【構成】 ALC板1の表面にフィラー層2を塗着する
と共にその上にシーラー層3を塗着し、さらにその上に
無機塗膜4を塗着する。ALC板1の背面に枠体11を
取り付ける。フィラー層2とシーラー層3によって、無
機塗膜4を形成する際にALC板1に無機塗料が吸収さ
れることを防止する。また無機塗膜4でALC板1が吸
水することを防止する。さらにALC板1を枠体5で補
強して強度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋の外壁パネル等と
して用いられるALC板を基材とする壁パネルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ALC(Autoclaved Lightweight Concr
ete)はオートクレーブ養生して製造される軽量気泡コン
クリートであり、軽量で取扱いが容易であるなど各種の
利点があるために、ALC板は家屋の外壁パネルなどの
壁パネルにおいて使用されている。しかしALC板は気
泡を含有する多孔構造であるために吸水し易く、この吸
水した水分が冬期に凍結してその体積膨張に伴って亀裂
等が生じる、いわゆる凍害が発生するおそれがある。
【0003】そこで、ALC板の表面にアクリル樹脂系
等の塗料を塗装して塗膜を形成することによって、この
塗膜でALC板が吸水することを防ぐようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アクリル樹脂
系等塗料など有機系塗料は耐候性等に問題があって耐久
性が低く、塗膜の劣化が発生し易いものであり、塗膜劣
化によってALC板が吸水して凍害に至るものであっ
た。本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、A
LC板の耐凍害性を向上させることができる壁パネルを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る壁パネル
は、ALC板1の表面にフィラー層2を塗着すると共に
その上にシーラー層3を塗着し、さらにその上に無機塗
膜4を塗着し、ALC板1の背面に枠体5を取り付けて
成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】フィラー層2とシーラー層3によって、無機塗
膜4を形成する際にALC板1に無機塗料が吸収される
ことを防止し、無機塗膜4の耐久性を高めることができ
る。そして耐候性に優れ、耐久性が良好な無機塗膜4で
表面層を形成することによって、塗膜劣化によってAL
C板1が吸水することを防止することができる。また、
ALC板1は枠体5によって補強されており、壁パネル
の強度を高めることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。AL
C板1は必要に応じて補強筋を予めセットした型枠内に
セメントスラリーを流し込んでオートクレーブ中で養生
することによって、例えば600mm×1800mm×
50mm程度の寸法の板状に製造されているものであ
り、必要に応じてその表面には目地溝等の凹部10が設
けてある。
【0008】そしてまずこのALC板1の表面にフィラ
ー(目止め剤)を塗布して乾燥させることによってフィ
ラー層2を塗着する。フィラーとしては例えばエポキシ
系フィラーを用いることができるものであり、1000
g/m2 程度の塗布量でスプレー塗装して80℃、30
分程度の条件で乾燥硬化させることによってフィラー層
2を形成することができる。このようにALC板の表面
にフィラー層2を形成することによって、ALC板1の
表面の多孔の孔を埋めることができるものである。
【0009】次に、フィラー層2の上からALC板1の
表面にシーラーを塗布して乾燥させることによってシー
ラー層3を塗着する。シーラーとしては例えば変性シリ
コン系シーラーを用いることができるものであり、10
0g/m2 程度の塗布量でスプレー塗装して70℃、7
分程度の条件で乾燥硬化させることによってシーラー層
3を形成することができる。このシーラー層3によって
ALC板1の表面の多孔の孔をさらに埋めることができ
るものであり、またALC板1のアルカリが無機塗膜4
に作用することを防ぐ作用もしている。
【0010】そして最後に、シーラー層3の上からAL
C板1の表面に無機塗料を塗布して乾燥硬化させること
によって無機塗膜4を塗着する。無機塗料としては珪酸
塩系無機質塗料など一般に使用されているものを用いる
ことができるが、本出願人によって特開昭63−267
483号公報において提供されている、アルコキシド系
塗料を用いることもできる。このアルコキシド系塗料は
一般式M(OR)n(式中、MはSi,Ti,Al,Z
r,Sn,Pb及び/又はFe、Rは炭素数1以上のア
ルキル基、nは1以上の整数を示す)で表される金属ア
ルコキシドを主成分とするものであり、これにクロムグ
リーンやコバルトブルー、ベンガラ等の無機顔料を配合
して調製されるものである。金属アルコキシドとしては
特開昭63−267483号公報に列挙されるものを用
いることができるが、なかでもMがSiであるSi(O
CH3 4 ,Si(OC2 5 4 ,Si(OCH(C
3 2 4 ,Si(OC3 7 4 ,Si(OC4
9 4 などのシリコンアルコキシドが安価である等の理
由で好適である。この無機塗料を塗装するにあたって
は、例えばグレーの色の無機塗料を100g/m2 程度
の塗布量でスプレー塗装した後にベージュの色の無機塗
料を30g/m2 程度の塗布量でローラー塗装するよう
にし、100℃、10分間程度の条件で乾燥硬化させる
ことによっておこなうことができる。ベージュの無機塗
料はローラー塗装しているために凹部10には塗布され
ずALC板1の凸となる表面のみに塗布されるために、
凹部10にスプレー塗装されたグレーの無機塗料を目地
溝とするレンガ調の無機塗膜4を形成することができる
ものである。
【0011】上記のようにして、図1に示すようにAL
C板1の表面にフィラー層2、シーラー層3、無機塗膜
4の3層構成の塗装をおこなうことができるものであ
り、図2に示すようにこのように塗装したALC板1を
鋼材等を四角枠状に組んだ枠体5の片面にタッピングビ
ス12等で固定して取り付けることによって、家屋の外
壁パネル等に使用される建築用壁パネルAを作成するこ
とができるものである。図2において13は枠体5に充
填したグラスウール等の断熱材、14は枠体5の他方の
片面に張ったパーティクボード等の内装材である。この
ものにあって、ALC板1の表面はフィラー層2やシー
ラー層3で被覆されており、ALC板1の表面の多孔の
孔がこれらによって埋められているために、無機塗料を
塗装するにあたって無機塗料(特にその展色剤成分)が
ALC板1に吸収されることを防止することができ、無
機塗膜4の耐久性を高めることができるものである。ま
た無機塗膜4は有機塗料に比べて耐候性等に優れてお
り、耐久性が一般に高いものであり、従ってALC板1
が吸水することを長期に亘って防止することができ、A
LC板1の耐凍害性を高めることができるものである。
【0012】上記の実施例では、ALC板1にフィラー
層2、シーラー層3、無機塗膜4を塗装した後に、枠体
5にALC板1を取り付けて壁パネルAを作成するよう
にしたが、ALC板1にフィラー層2とシーラー層3を
塗装した後に枠体5にALC板1を取り付け、そしてこ
の後に無機塗膜4を塗装するようにしてもよい。すなわ
ち、まずALC板1の表面にアクリル系フィラーなどの
フィラーを1500g/m2 程度の塗布量でカーテンフ
ロー塗布して60℃、40分程度の条件で乾燥硬化させ
ることによってフィラー層2を形成し、次にフィラー層
2の上からALC板1の表面にアクリルウレタン系シー
ラーを200g/m2 程度の塗布量でスプレー塗装して
100℃、10分程度の条件で乾燥硬化させることによ
ってシーラー層3を形成することができる。このように
ALC板1にフィラー層2とシーラー層3を塗装した後
に枠体5にALC板1を取り付け、このように枠体5に
ALC板1を取り付けた後に、無機塗料を120g/m
2 程度の塗布量でスプレー塗装して100℃、10分程
度の条件で乾燥硬化させることによって無機塗膜4を形
成することができる。枠体5にALC板1を取り付けた
後に無機塗膜4を塗装するようにすることによって、枠
体5にALC板1を取り付ける作業の際に無機塗膜4に
傷が付くようなことがなくなるものである。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明は、ALC板の表面
にフィラー層を塗着すると共にその上にシーラー層を塗
着し、さらにその上に無機塗膜を塗着したので、フィラ
ー層とシーラー層によって、無機塗膜を形成する際にA
LC板に無機塗料が吸収されることを防止して、無機塗
膜の耐久性を高めることができると共に無機塗膜を均一
な膜厚で形成することができるものであり、ALC板の
吸水を長期に亘って無機塗膜によって防いで、ALC板
の耐凍害性を高めることができるものである。またAL
C板の背面に枠体を取り付けるようにしたので、ALC
板を枠体によって補強することができ、壁パネルの強度
を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部の断面図である。
【図2】同上の壁パネルの断面図である。
【符号の説明】
1 ALC板 2 フィラー層 3 シーラー層 4 無機塗膜 5 枠体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ALC板の表面にフィラー層を塗着する
    と共にその上にシーラー層を塗着し、さらにその上に無
    機塗膜を塗着し、ALC板の背面に枠体を取り付けて成
    ることを特徴とする壁パネル。
JP5071901A 1993-03-30 1993-03-30 壁パネル Expired - Lifetime JP2664852B2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004225452A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Sk Kaken Co Ltd 陶磁器タイル面の改修方法
JP2004244862A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Sk Kaken Co Ltd 陶磁器タイル面の改修方法

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JPH03223188A (ja) * 1990-01-26 1991-10-02 Matsushita Electric Works Ltd 無機コーティング層を有する発泡軽量コンクリートの製造方法

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