JPH0628346U - ローラコンベア用ベアリング - Google Patents

ローラコンベア用ベアリング

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JPH0628346U
JPH0628346U JP6317592U JP6317592U JPH0628346U JP H0628346 U JPH0628346 U JP H0628346U JP 6317592 U JP6317592 U JP 6317592U JP 6317592 U JP6317592 U JP 6317592U JP H0628346 U JPH0628346 U JP H0628346U
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耕一 田中
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中部ベアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリーローラ型のコンベアローラに使用され
る軽量,小型のベアリングは、外輪をローラに嵌着しれ
る内輪を固定軸に装着する組付け作業において、内輪が
スライドするため組付し難い問題があった。本考案はか
かる課題を解決することを目的とする。 【構成】 内輪1に鍔部21を設け、外輪2の環状壁8
と垂直壁12との間に転動体4と鍔部21を摺動可能に
収容した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、比較的軽量の被搬送物を搬送するフリーローラ型式のローラコンベ アに使用されるローラコンベア用ベアリングの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
比較的に軽量の被搬送物を搬送するフリーローラ型式のローラコンベアでは、 小さな搬送力で被搬送物を円滑に搬送するために、軽量,小型のベアリングが使 用される。 ベアリングは、外輪と内輪との間にローラなどの転動体が回転可能に挿入され 、内輪は、コンベアの搬送方向に対して直角に交差する固定軸の両端部に固着さ れ、外輪は、筒状のローラの両端部に嵌着する。 そして、搬送方向に配列された多数の筒状のローラの上に被搬送物を載置し、 被搬送物に搬送方向に向かって力を加えると、ローラが回転して被搬送力がロー ラコンベアの搬出端に送られる。
【0003】 図2は、フリーローラ型式のローラコンベアに使用される軽量,小型のローラ コンベア用ベアリングAを示し(特願平4−202267号参照)、合成樹脂材 製の内輪1及び外輪2によりベアリングケース3が構成され、ベアリングケース 3内に転動体4が回転可能に挿入される。 外輪2は、外側外輪5と内側外輪6とにより構成され、外側外輪5は筒状の周 壁7の内周面の一端(図2において右側端部)に、内側に突出する環状壁8が設 けられ、他端に嵌合内周面9が設けられ、嵌合内周面9に環状溝の形状をした被 係止部10が設けられる。
【0004】 内側外輪6は、嵌合内周面9の嵌挿される嵌合周壁11の一側(図2において 左側)に環状の垂直壁12が設けられ、環状周壁11の外周面には環状突起の形 状をした係合部13が設けられ、係合部13を被係合部10に弾性変形を伴って 嵌合すると一体的な外輪2となり、この外輪2の内部に転動体4が回転可能に収 容される。
【0005】 外側外輪5の一方の側面(図2において左の側面)に、環状の切欠凹溝14が 設けられ、切欠凹溝14より外周面に貫通するスリット(図示しない)が円周方 向に沿って複数箇所に設けられ、各スリットの間に片持ち梁状の可撓片15を形 成される。 各可撓片15の外周面に、脱落防止用係止突起16を設け、外側外輪5の他方 の端部には、外周面にストッパ用突起17が設けられる。 一方、内輪1には、外輪2のスラストを受ける鍔部18が設けられる。 なお、符号20は、転動体4のリテーナである。
【0006】 以上のように構成されたローラコンベア用ベアリングAは、2個を一対にして 各固定軸S及び筒状のローラRの端部に絞り加工により形成された係合部19に 組付けられる。 外輪2をローラRに組付るには、ローラコンベア用ベアリングAを筒状のロー ラRの端部に挿入していくと、ローラRの係合部18が脱落防止用係止突起16 に当接し、可撓片15が弾性変形する。 脱落防止用係止突起16が係合部18を通過すると、可撓片15が旧形状に弾 性復帰し、係合部18が、脱落防止用係止突起16とストッパ用係止突起17に 挟持されるので、ローラコンベア用ベアリングAがローラRに組付けられる。 一方、内輪1は固定軸Sに嵌着される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
外輪2は、転動体4を介して内輪1の表面上を回転可能であると共に、軸方向 に対してもスライド可能である。 従って、組付作業を行うときに、内輪1のみが図2において右側にスライドし て組付作業を煩わしくする問題があった。 本考案はかかる課題を解決することを目的とし、組付作業中に内輪1がスライ ドするおそれがないので組付が容易になり、組付後にも外輪2と内輪1とが相対 的にずれないローラコンベア用ベアリングを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のローラコンベア用ベアリングは、 周壁の内周面の一端に環状壁を設け、他端に嵌合内周面を設け、外周面がコン ベアローラの嵌合面となる外側外輪と、上記嵌合内周面に嵌着される嵌合周壁の 端部に内側に突出する環状の垂直壁を設けた内側外輪とにより外輪を構成し、合 成樹脂材より筒状に形成され、内周面が固定軸に嵌着される内輪に、鍔部を周設 し、上記内輪と外輪との間に回転可能に収容される転動体と上記鍔部とを、上記 環状壁および上記垂直壁で摺動可能に挟持した。
【0009】
【作用】
上記のように構成されたローラコンベア用ベアリングは、外輪の環状壁および 上記垂直壁が内輪の鍔部と転動体を摺動可能に挟持しているので、内輪と外輪と の相対的なずれが防止される。 又、転動体の周囲に充填されたグリスは、転動体の潤滑油となると共に、内輪 の鍔部と外輪との摺動面の潤滑にも供される。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 図1はローラコンベア用ベアリングA1 の縦断面図であり、外輪2は、外側外 輪5と内側外輪6とにより構成され、外側外輪5は周壁7の一端に環状壁8が設 けられ、他端に設けられた嵌合内周面9に内側外輪6の嵌合周壁11が嵌挿され 、内側外輪6に設けられた係止部13が、外側外輪5に設けられた被係止部10 に嵌合し、内側外輪6に設けられた環状の垂直壁12と外側外輪5の環状壁8と の間にリテーナ20,転動体4が挿入されることは従来例と同様である。
【0011】 又、外側外輪5に可撓片15が形成され、可撓片15の脱落防止用係止突起1 6とストッパ用突起17によりローラRの係合部19が弾性的に挟持されること も従来と同様であるが、内輪1の端部に設けられた鍔部21が転動体4,板状の シール部材22と共に、環状壁8と垂直壁12との間に挿入されることが従来例 と相違する。
【0012】 鍔部21は環状壁8の内壁面に摺動可能に接触し、シール部材22は垂直壁1 2に摺動可能に接触する。 そして、鍔部21と環状壁8との接触面と、シール部材22との間に、転動体 4を回転可能に収容する収容空間が形成される。 この収容空間は、外輪2及び内輪1により囲まれているので、ほぼ密閉された 空間であり、この空間にグリスを供給すると、転動体4の全面,鍔部21と環状 壁8との接触面,外輪2及び内輪1とシール部材22との接触面がグリスにより 潤滑される。
【0013】 コンベアフレーム23にはローラコンベアの搬送方向に平行に多数の孔24が 配列して設けられ、固定軸Sの両端部にローラコンベア用ベアリングA1 が嵌着 された後に、固定軸Sが孔24に挿入される。 符号25は、固定軸Sの両端部に設けられた孔26に挿入され、固定軸Sの軸 方向の移動を規制する割りピンである。
【0014】 次に、ローラコンベア用ベアリングA1 を固定軸S及びローラRに組付ける作 業並びにコンベアローラの運転について説明する。 ローラコンベア用ベアリングA1 の可撓片18のある方を挿入側として、ローラ コンベア用ベアリングA1 を筒状のローラRの端部に挿入していくと、ローラR の係止部19に当たった可撓片15が撓み変形し、大きな圧入力を加えなくとも そのまま挿入され、脱落防止用係止突起19が係合部22を通過すると、可撓片 18が旧形状に弾性復帰する。
【0015】 そして、ストッパ用突起20が係合部22に当接したときにローラコンベア用 ベアリングA1 の挿入が完了し、ストッパ用突起20によりローラコンベア用ベ アリングA1 が一定の挿入深さに規制され、一方、内輪1には固定軸Sが挿入さ れる。 内輪1の鍔部21は転動体4と周壁7との間に挿入されているので、組付作業 中に内輪1が外輪2に対してスライドすることはない。 従って、組付作業が従来より容易になった。
【0016】 ローラコンベア上に被搬送物(図示しない)を載せて搬送方向に力を加えると 、ローラRと共に外輪2が一体となって回転し、固定軸Sに固定された内輪1と 回転する外輪2との間で転動体4が回転する。 かくして、ローラコンベア上の被搬送物はコンベアの搬出端に送られる。 このような運転中に、外輪2と内輪1との間に相対的なずれを生じる外力が作 用しても、鍔部21が転動体4と環状壁8との間に挟まれているので、ずれを生 じることはない。 なお、転動体4用の潤滑材が、鍔部21と環状壁8との接触面にも供給される ので、ベアリングA1 は極めて円滑に回転する。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、構造が極めて簡単であるにもかか わらず、内輪と外輪との相対的なずれが確実に防止されるので、組付作業が容易 になると共に、運転中に軸方向に動揺することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラコンベア用ベアリングA1 の縦断面図で
ある。
【図2】従来例を示すローラコンベア用ベアリングAの
縦断面図である。
【符号の説明】
A,A1 ローラコンベア用ベアリング R ローラ S 固定軸 1 内輪 2 外輪 4 転動体 5 外側外輪 6 内側外輪 7 周壁 8 環状壁 9 嵌合内周面 11 嵌合周壁 12 垂直壁 19 係合部 21 鍔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁の内周面の一端に環状壁を設け、他
    端に嵌合内周面を設け、外周面がコンベアローラの嵌合
    面となる外側外輪と、上記嵌合内周面に嵌着される嵌合
    周壁の端部に内側に突出する環状の垂直壁を設けた内側
    外輪とにより外輪を構成し、 合成樹脂材より筒状に形成され、内周面が固定軸に嵌着
    される内輪に、鍔部を周設し、 上記内輪と外輪との間に回転可能に収容される転動体と
    上記鍔部とを、上記環状壁および上記垂直壁で摺動可能
    に挟持することを特徴とするローラコンベア用ベアリン
    グ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60205018A (ja) * 1984-03-28 1985-10-16 Agency Of Ind Science & Technol 磁性流体シ−ル転がり軸受
JPH0345249A (ja) * 1989-07-12 1991-02-26 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JPH0324893U (ja) * 1989-07-18 1991-03-14

Patent Citations (3)

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