JPH06283726A - 半導体加速度センサの製造方法 - Google Patents

半導体加速度センサの製造方法

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JPH06283726A
JPH06283726A JP7195993A JP7195993A JPH06283726A JP H06283726 A JPH06283726 A JP H06283726A JP 7195993 A JP7195993 A JP 7195993A JP 7195993 A JP7195993 A JP 7195993A JP H06283726 A JPH06283726 A JP H06283726A
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JP
Japan
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film
cantilever
silicon
etching
silicon oxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP7195993A
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English (en)
Inventor
Chomei Matsushima
朝明 松嶋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微小な領域に高精度なカンチレバーを再現性
良く、容易に、短時間で作製できる半導体加速度センサ
の製造方法を提供すること。 【構成】 (a)シリコンウェハ10の所定の場所にピ
エゾ抵抗体11、配線用金属膜12を形成し、(b)酸
化シリコン膜13および窒化シリコン膜14を形成し、
(c)カンチレバーを形成する部分の酸化シリコン膜1
3および窒化シリコン膜14をエッチングにより除去
し、(d)酸化シリコン膜13および窒化シリコン膜1
4を除去した領域に、集束イオンビーム装置によりGa
イオンを照射してGaイオン照射層15を形成し、
(e)Gaイオン照射層15の所定の領域にタングステ
ン膜16を形成してカンチレバー部のウエイトとし、
(f)水酸化カリウム溶液に上記ウェハを浸し異方性エ
ッチングを行い彫り込み部17を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体加速度センサの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体加速度センサにおいては、
シリコンウェハに半導体微細加工技術を用い、厚みの薄
い領域を形成し、この部分が加速度により撓む、いわゆ
るカンチレバーを構成し、このカンチレバーが撓むこと
によりレバーの根元に設けたピエゾ抵抗体の抵抗値の変
化量により加速度を検出している。この加速度によって
撓むカンチレバー部の作製方法を図2を参照して説明す
る。
【0003】(a)シリコンウェハ(n形100)20
にイオン注入によりピエゾ抵抗体21を形成する。その
後、配線用金属膜22を形成する。
【0004】(b)ウェハ20の表面および裏面にそれ
ぞれ酸化シリコン膜23および窒化シリコン膜24をプ
ラズマCVD等によって形成する。
【0005】(c)ウェハ20の裏面にフォトリソグラ
フィを行い所定のパターンを形成した後、酸化シリコン
膜23および窒化シリコン膜24のエッチングを行う。
【0006】(d)裏面のパターンニングされた窒化シ
リコン膜24および酸化シリコン膜23をマスクとし
て、水酸化カリウム(KOH)液等による異方性エッチ
ングを行い、シリコンウェハ20に彫り込み部25を形
成し、シリコンウエイト26を形成する。この時のエッ
チング条件は、エッチング液に水酸化カリウム40wt
%溶液、80℃を用い、300μmの彫り込みを行っ
た。この時に要したエッチング時間は330分である。
【0007】(e)カンチレバー部切り離しのため、ウ
ェハ表面の酸化シリコン膜23および窒化シリコン膜2
4をエッチングにより除去し、この部分よりシリコンの
エッチングを開始し、カンチレバー部の切り離しを行い
加速度センサの加速度検出部を得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の方
法によるカンチレバー部の作製には、ウェハ裏面から彫
り込みエッチングを行う必要があった。このため、所定
の場所に精度良くカンチレバー部を形成するためには、
シリコンウェハ20の厚みと同程度の彫り込み深さが必
要となり、エッチング時間が非常に長くかかるという欠
点があった。
【0009】さらに、非常に小さい、例えば100μm
角以下の面積のカンチレバーを形成しようとすれば、エ
ッチング深さ、エッチング時間の管理を非常に精度良く
行う必要があるとともに、ウェハ裏面のエッチング開始
位置が非常に重要になり、高い精度でもってエッチング
マスクを形成する必要があった。また、異方性エッチン
グを行うためのエッチングマスクとして酸化シリコン膜
や窒化シリコン膜等を形成し、その後、フォトリソグラ
フィによるパターンニングおよびエッチングによるマス
ク作製の必要があった。
【0010】このように従来技術においては、ウェハ裏
面からのエッチングが必要であり、精度良く所定の場所
に微小なカンチレバーを形成することは困難である。そ
のため超小型の加速度センサの製造が難しいという問題
があった。また、ウェットエッチング用のマスク作製の
ためのフォトリソグラフィおよびエッチング工程が複雑
であった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、微小な領域に高精度なカ
ンチレバーを再現性良く、容易に、短時間で作製できる
半導体加速度センサの製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る半導体加速度センサの製造方法は、下記工
程を含んでなることを特徴とするものである。 (a)シリコンウェハの所定の場所にピエゾ抵抗体を形
成し、配線のための金属膜を形成する工程 (b)酸化シリコン膜および窒化シリコン膜を形成する
工程 (c)カンチレバーを形成する部分の酸化シリコン膜お
よび窒化シリコン膜をエッチングにより除去する工程 (d)酸化シリコン膜および窒化シリコン膜を除去した
領域に、集束イオンビーム装置によりGaイオンを照射
し、Gaイオン照射層を形成する工程 (e)前記Gaイオン照射層の所定の領域に金属膜を形
成し、その部分をカンチレバー部のウエイトとする工程 (f)水酸化カリウム溶液に前記ウェハを浸し異方性エ
ッチングを行い彫り込み部を形成する工程
【0013】
【作用】本発明では、Gaイオン照射を行って形成した
不純物層が水酸化カリウム溶液に対してほとんどエッチ
ングされないことを利用している。つまり、集束イオン
ビーム装置によりGaイオンを照射し、Gaイオン照射
層を形成した部分は、水酸化カリウム溶液によりエッチ
ングしたとき、ほとんどエッチングされず、彫り込み部
が形成され、Gaイオン照射層がカンチレバー部を形成
する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すプロセス図で
ある。以下、図1(a)〜(f)に従って説明する。 (a)シリコンウェハ(n形100)10の所定の場所
にイオン注入等によりピエゾ抵抗体11を形成する。そ
の後、配線のための金属膜12を形成する。 (b)酸化シリコン膜13および窒化シリコン膜14を
プラズマCVD等により形成する。 (c)カンチレバーを形成する部分の酸化シリコン膜1
3および窒化シリコン膜14をエッチングにより除去す
る。 (d)酸化シリコン膜13および窒化シリコン膜14を
除去した領域に、集束イオンビーム装置によりGaイオ
ンを照射し、Gaイオン照射層15を形成した。この時
の照射条件は、加速電圧30KeV、Gaイオンビーム
電流10pA、ドーズ量1×1016/cm2 であった。ま
た、照射面積は20μm角であった。 (e)Gaイオン照射層15の所定の領域にタングステ
ン膜16をスパッタにより膜厚0.1μm形成した。その
後、不要なタングステン膜をフォトリソグラフィおよび
エッチングによって除去した。このタングステン膜16
はカンチレバー部のウエイトとなる。なお、上記タング
ステン膜16に代えて、密度の大きい他の金属膜を形成
してもよい。 (f)水酸化カリウム(KOH)溶液に上記ウェハを浸
し異方性エッチングを行い彫り込み部17を形成する。
この時のエッチング条件は、エッチング液に水酸化カリ
ウム40wt%溶液、温度80℃で、6分間エッチング
を行った。このとき形成されたカンチレバー18の厚み
は0.02μmであった。なお、エッチング時は、ウェハ1
0の裏面(図示せず)がエッチング液に浸されないよう
にした治具を用いた。また、裏面にも酸化シリコン膜お
よび窒化シリコン膜を形成してエッチング時の保護膜と
してもよい。
【0015】なお、上記工程(f)は、集束イオンビー
ム装置によりGaイオンをシリコンに照射した後、水酸
化カリウム溶液によりエッチングを行うと、Gaイオン
が照射された領域のエッチングレートが非常に小さくな
る〔ステックルほかによって発見された。ジャーナル・
オブ・アプライド・フィジックス(A.J.Steckl, H.C.Mo
gul and S.Mogren : Appl. Phys. Lett. Vol.60(15),P.
1833-1835(1992) )参照〕ことを利用している。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、集束イオンビームによ
ってイオン照射した面からウェットエッチングを行うこ
とができるので、従来技術のようなシリコンウェハの厚
みと同程度の深さのエッチングが不要となり、エッチン
グ時間を大幅に短縮できる。また、集束イオンビームの
超微細加工性を活かし、超微小面積へのイオン注入が可
能なため、超小型のカンチレバーを容易に形成できる。
さらに、従来技術においてエッチング保護膜となる酸化
シリコン膜等の形成が不要となり、プロセス全体が簡素
化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプロセス図である。
【図2】従来例を示すプロセス図である。
【符号の説明】
10 シリコンウェハ 11 ピエゾ抵抗体 12 配線用金属膜 13 酸化シリコン膜 14 窒化シリコン膜 15 Gaイオン照射層 16 金属膜(タングステン膜) 17 彫り込み部 18 カンチレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記工程を含んでなる半導体加速度セン
    サの製造方法。 (a)シリコンウェハの所定の場所にピエゾ抵抗体を形
    成し、配線のための金属膜を形成する工程 (b)酸化シリコン膜および窒化シリコン膜を形成する
    工程 (c)カンチレバーを形成する部分の酸化シリコン膜お
    よび窒化シリコン膜をエッチングにより除去する工程 (d)酸化シリコン膜および窒化シリコン膜を除去した
    領域に、集束イオンビーム装置によりGaイオンを照射
    し、Gaイオン照射層を形成する工程 (e)前記Gaイオン照射層の所定の領域に金属膜を形
    成し、その部分をカンチレバー部のウエイトとする工程 (f)水酸化カリウム溶液に前記ウェハを浸し異方性エ
    ッチングを行い彫り込み部を形成する工程
JP7195993A 1993-03-30 1993-03-30 半導体加速度センサの製造方法 Pending JPH06283726A (ja)

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