JPH062838B2 - 発泡性シリコーンゴム組成物の発泡、硬化方法および発泡シリコーンゴム硬化物 - Google Patents
発泡性シリコーンゴム組成物の発泡、硬化方法および発泡シリコーンゴム硬化物Info
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- JPH062838B2 JPH062838B2 JP1243020A JP24302089A JPH062838B2 JP H062838 B2 JPH062838 B2 JP H062838B2 JP 1243020 A JP1243020 A JP 1243020A JP 24302089 A JP24302089 A JP 24302089A JP H062838 B2 JPH062838 B2 JP H062838B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は発泡性シリコーンゴム組成物を超高周波加硫に
より発泡,硬化させる方法およびこのようにして得られ
た発泡シリコーンゴム硬化物に関するものである。
より発泡,硬化させる方法およびこのようにして得られ
た発泡シリコーンゴム硬化物に関するものである。
[従来の技術] シリコーンゴムの連続加硫方法については従来から常圧
熱気加硫法(HAV),スチーム連続加硫法(CV),
溶融塩加硫法(LCM)などが知られているが,これら
の方法はシリコーンゴムの長尺発泡体を得るには適当で
なく,これでは良好なセルを有する発泡体を得ることが
できない。
熱気加硫法(HAV),スチーム連続加硫法(CV),
溶融塩加硫法(LCM)などが知られているが,これら
の方法はシリコーンゴムの長尺発泡体を得るには適当で
なく,これでは良好なセルを有する発泡体を得ることが
できない。
他方,最近は建築用ガスケット,インシュレーター,発
泡体ロールなどを得るために肉厚の発泡体を連続押出し
で安定的にかつ安価に生産する要求が高まってきてお
り,そのためにエチレン・プロピレン・ジエン系ゴム
(EPDM),クロロプレンゴム(CR)などについて
はこの連続押出し品を超高周波加硫方式(Ultra
High Frqduency加硫,以下UHF加硫と
略記する)で加硫硬化させる方法が実用化されている
が,シリコーンゴムはロスインデックス(Loss I
ndex)が小さいために,このUHF加硫で加硫する
ことができないという不利がある。
泡体ロールなどを得るために肉厚の発泡体を連続押出し
で安定的にかつ安価に生産する要求が高まってきてお
り,そのためにエチレン・プロピレン・ジエン系ゴム
(EPDM),クロロプレンゴム(CR)などについて
はこの連続押出し品を超高周波加硫方式(Ultra
High Frqduency加硫,以下UHF加硫と
略記する)で加硫硬化させる方法が実用化されている
が,シリコーンゴムはロスインデックス(Loss I
ndex)が小さいために,このUHF加硫で加硫する
ことができないという不利がある。
すなわち,このUHF加硫方法は通常2,450±50MHzと91
5±25MHzの電波を使用し,これを被処理体に照射するも
のであり,被処理体はこのマイクロ波を吸収して発熱
し,これによって架橋される。すなわち,マイクロ波よ
り発振されたエネルギー(Po)がマイクロ波加熱オー
ブン内に照射されると,このエネルギーが誘電損失係数
(ε・tanδ)をもつ被加熱部(誘電体)に吸収され
て,これが発熱する。このエネルギー(P)は次式で表わ
されるが, P=(5/9)f・E2・ε・tanδ×1010 ここにP:発熱量(Watt/m3), f:周波数(Hz), E:高周波電界(v/m), ε:比誘電率, tanδ:誘電損失係数 このUHF加硫方式はロスインデックであるε・tan
δが0.08以上,好ましくは0.2以上のものに適すると云
われているので,このロスインデックスが約0.03(at3G
Hz)と小さいシリコーンゴムはこのUHF加硫を適用す
ることができないと考えられている。
5±25MHzの電波を使用し,これを被処理体に照射するも
のであり,被処理体はこのマイクロ波を吸収して発熱
し,これによって架橋される。すなわち,マイクロ波よ
り発振されたエネルギー(Po)がマイクロ波加熱オー
ブン内に照射されると,このエネルギーが誘電損失係数
(ε・tanδ)をもつ被加熱部(誘電体)に吸収され
て,これが発熱する。このエネルギー(P)は次式で表わ
されるが, P=(5/9)f・E2・ε・tanδ×1010 ここにP:発熱量(Watt/m3), f:周波数(Hz), E:高周波電界(v/m), ε:比誘電率, tanδ:誘電損失係数 このUHF加硫方式はロスインデックであるε・tan
δが0.08以上,好ましくは0.2以上のものに適すると云
われているので,このロスインデックスが約0.03(at3G
Hz)と小さいシリコーンゴムはこのUHF加硫を適用す
ることができないと考えられている。
[発明が解決しようとする課題] そのため,このオルガノポリシロキサン組成物を構成す
るオルガノシロキサンの有機基をアリールラジカル類,
塩素化脂肪族炭化水素ラジカル類,フッ素化脂肪族炭化
水素ラジカル類,最低1個の炭素結合メルカプト基を有
する炭化水素ラジカル類,最低1個のカルビノール基を
有する炭化水素ラジカル類および脂肪族炭化水素エーテ
ルラジカル類から選択されるものとしたけい素結合有機
ラジカルを5%以上含有するものとし,これによってU
HF加硫をするという方法も提案されている(特開昭52
−37963号公報参照)が,これはシリコーンゴムの特長
である耐熱性,耐候性,電気特性,表面特性を低下させ
るものであるために実用上に難点がある。
るオルガノシロキサンの有機基をアリールラジカル類,
塩素化脂肪族炭化水素ラジカル類,フッ素化脂肪族炭化
水素ラジカル類,最低1個の炭素結合メルカプト基を有
する炭化水素ラジカル類,最低1個のカルビノール基を
有する炭化水素ラジカル類および脂肪族炭化水素エーテ
ルラジカル類から選択されるものとしたけい素結合有機
ラジカルを5%以上含有するものとし,これによってU
HF加硫をするという方法も提案されている(特開昭52
−37963号公報参照)が,これはシリコーンゴムの特長
である耐熱性,耐候性,電気特性,表面特性を低下させ
るものであるために実用上に難点がある。
[課題を解決するための手段] 本発明はこのような不利を解決した,発泡シリコーンゴ
ム組成物をUHF加硫により発泡,硬化させる方法およ
びこのようにして得た発泡シリコーンゴム硬化物に関す
るもので,これはイ)平均組成式 (ここにRは同一または異種の非置換または置換の1化
炭素水素基,a=1.95〜2.05)で示される,平均重合度
が3,000〜30,000であるジオルガノポリシロキサン100重
量部,ロ)微粉状シリカ充填剤10〜300重量部,ハ)平均粒
子径が30μm以下の二酸化チタ粉末5〜200重量部,ニ)発
泡剤0.1〜10重量部,ホ)硬化剤とからなる発泡性シリコ
ーンゴム組成物に900〜5,000メガヘルツのマイクロ波を
照射してこれを発泡,硬化させることを特徴とするも
の,またこの発泡性シリコーンゴム組成物をUHF加硫
により発泡,硬化させた発泡シリコーンゴム硬化物に関
するものである。
ム組成物をUHF加硫により発泡,硬化させる方法およ
びこのようにして得た発泡シリコーンゴム硬化物に関す
るもので,これはイ)平均組成式 (ここにRは同一または異種の非置換または置換の1化
炭素水素基,a=1.95〜2.05)で示される,平均重合度
が3,000〜30,000であるジオルガノポリシロキサン100重
量部,ロ)微粉状シリカ充填剤10〜300重量部,ハ)平均粒
子径が30μm以下の二酸化チタ粉末5〜200重量部,ニ)発
泡剤0.1〜10重量部,ホ)硬化剤とからなる発泡性シリコ
ーンゴム組成物に900〜5,000メガヘルツのマイクロ波を
照射してこれを発泡,硬化させることを特徴とするも
の,またこの発泡性シリコーンゴム組成物をUHF加硫
により発泡,硬化させた発泡シリコーンゴム硬化物に関
するものである。
すなわち,本発明者らはシリコーンゴムの特徴を損なう
ことなく,UHF加硫することできる発泡性シリコーン
ゴム組成物を開発すべく種々検討した結果,従来公知の
発泡性シリコーンゴム組成物に二酸化チタン粉末を添加
すればこの組成物のマイクロ波吸収性が改良されるので
UHF加硫することができ,したがって発泡性シリコー
ンゴム組成物の連続押出しでの発泡成形体の製造が可能
になるということを見出し,ここに使用される二酸化チ
タン粉末の種類,添加量,さらにはこの組成物のUHF
加硫方法などについての研究を進めて本発明を完成させ
た。
ことなく,UHF加硫することできる発泡性シリコーン
ゴム組成物を開発すべく種々検討した結果,従来公知の
発泡性シリコーンゴム組成物に二酸化チタン粉末を添加
すればこの組成物のマイクロ波吸収性が改良されるので
UHF加硫することができ,したがって発泡性シリコー
ンゴム組成物の連続押出しでの発泡成形体の製造が可能
になるということを見出し,ここに使用される二酸化チ
タン粉末の種類,添加量,さらにはこの組成物のUHF
加硫方法などについての研究を進めて本発明を完成させ
た。
以下にこれを詳述する。
[作用] 本発明で使用される発泡性シリコーンゴム組成物を構成
するイ)成分としてのジオルガノポリシロキサンは式 で示され,このRはメチル基,エチル基,プロピル基,
ブチル基などのアルキル基,ビニル基,アリル基,ブタ
ニエル基などのアルケニル基,フェニル基,トリル基な
どのアリール基またはこれらの基の炭素原子に結合した
水素原子の一部または全部をハロゲン原子,シアノ基な
どで置換したクロロメチル基,クロロプロピル基,3,3,
3-トリフルオロプロピル基,2−シアノエチル基などから選択され
る好ましくは炭素数1〜8の同種または異種の非置換ま
たは置換1価炭化水素基とされる。しかし,このものは
そのRの98%以上は炭素数1〜4のアルキル基,特には
メチル基であるものとし,他にビニル基,フェニル基,
トリフルオロプロピル基を含むものとすればよく,この
ものは分子構造が直鎖状のものとすることが好ましい
が,これは分子中に一部分枝鎖状のものを含有していて
も問題はない。また,このものは重合度が3,000〜30,00
0のものとすればよく,加工性の面からは4,000〜10,000
のものとすることがよいが,このa値については1.95な
るより小さい場合はオルガノポリシロキサンの流動特性
が悪くなり,また配合しにくく等の問題が生じ,また2.
05を越える場合は,オルガノポリシロキサンの重合度が
上がらず低粘度になる等のような不都合を生ずるので,
1.95〜2.05とされるが,この好ましいaの値は1.98〜2.
03とされる。
するイ)成分としてのジオルガノポリシロキサンは式 で示され,このRはメチル基,エチル基,プロピル基,
ブチル基などのアルキル基,ビニル基,アリル基,ブタ
ニエル基などのアルケニル基,フェニル基,トリル基な
どのアリール基またはこれらの基の炭素原子に結合した
水素原子の一部または全部をハロゲン原子,シアノ基な
どで置換したクロロメチル基,クロロプロピル基,3,3,
3-トリフルオロプロピル基,2−シアノエチル基などから選択され
る好ましくは炭素数1〜8の同種または異種の非置換ま
たは置換1価炭化水素基とされる。しかし,このものは
そのRの98%以上は炭素数1〜4のアルキル基,特には
メチル基であるものとし,他にビニル基,フェニル基,
トリフルオロプロピル基を含むものとすればよく,この
ものは分子構造が直鎖状のものとすることが好ましい
が,これは分子中に一部分枝鎖状のものを含有していて
も問題はない。また,このものは重合度が3,000〜30,00
0のものとすればよく,加工性の面からは4,000〜10,000
のものとすることがよいが,このa値については1.95な
るより小さい場合はオルガノポリシロキサンの流動特性
が悪くなり,また配合しにくく等の問題が生じ,また2.
05を越える場合は,オルガノポリシロキサンの重合度が
上がらず低粘度になる等のような不都合を生ずるので,
1.95〜2.05とされるが,この好ましいaの値は1.98〜2.
03とされる。
また,本発明で使用される発泡性シリコーンゴム組成物
におけるロ)成分としての微粉末シリカ充填剤はシリコー
ンゴムの補強,増粘,加工性向上,増量などの目的で添
加されるものであり,これにはフュームドシリカ,湿式
シリカ,表面を疎水化処理したフュームドシリカや湿式
シリカ,石英微粉末,けいそう土などが例示され,これ
は他の形の充填剤,例えばけい酸カルシウム,炭酸カル
シウム,カーボンブラック,ガラス繊維などを若干含ん
でいてもよいが,これらは比表面積が50m2/g以上のもの
とすることがよい。なお,このものの配合量は上記した
オルガノポリシロキサン100重量部に対して10重量部未
満では目的とする補強性が得られず,加工性も不充分と
なり,300重量部を越えると,型流れ性,ノズルからの
吐出性など加工特性が極端に低下することから10〜300
重量部の範囲とするとが必要とされるが,この好ましい
範囲は50〜200重量部とされる。
におけるロ)成分としての微粉末シリカ充填剤はシリコー
ンゴムの補強,増粘,加工性向上,増量などの目的で添
加されるものであり,これにはフュームドシリカ,湿式
シリカ,表面を疎水化処理したフュームドシリカや湿式
シリカ,石英微粉末,けいそう土などが例示され,これ
は他の形の充填剤,例えばけい酸カルシウム,炭酸カル
シウム,カーボンブラック,ガラス繊維などを若干含ん
でいてもよいが,これらは比表面積が50m2/g以上のもの
とすることがよい。なお,このものの配合量は上記した
オルガノポリシロキサン100重量部に対して10重量部未
満では目的とする補強性が得られず,加工性も不充分と
なり,300重量部を越えると,型流れ性,ノズルからの
吐出性など加工特性が極端に低下することから10〜300
重量部の範囲とするとが必要とされるが,この好ましい
範囲は50〜200重量部とされる。
つぎに,この組成物を構成するハ)成分はこの組成物のマ
イクロ波吸収性を改良してこれを発熱性のものとするた
めのものであるが,これは二酸化チタンとされる。この
二酸化チタンとしては乾式法で得られるヒュームドチタ
ン,湿式法で得られる沈降性二酸化チタンが例示され
る。このものの結晶構造はルチル型,アナターゼ,無定
形型のものがあり,マイクロ波の吸収特性のよいのはル
チル型,アナターゼ型のものであるので,本発明におい
てルチル型,アナターゼ型のものとすることがよいが,
特にルチル型とすることがよい。
イクロ波吸収性を改良してこれを発熱性のものとするた
めのものであるが,これは二酸化チタンとされる。この
二酸化チタンとしては乾式法で得られるヒュームドチタ
ン,湿式法で得られる沈降性二酸化チタンが例示され
る。このものの結晶構造はルチル型,アナターゼ,無定
形型のものがあり,マイクロ波の吸収特性のよいのはル
チル型,アナターゼ型のものであるので,本発明におい
てルチル型,アナターゼ型のものとすることがよいが,
特にルチル型とすることがよい。
しかし,この二酸化チタン粉末もその平均粒子径が30μ
mよりも大きくなると目的とする加熱発泡体の強度が著
しく低下するので,これは平均粒子径が30μm以下のも
のとする必要があるが,この好ましい平均粒子径は0.1
〜10μmとされる。また,このハ)成分としての二酸化チ
タンの配合量は前記したイ)成分としてのオルガノポリシ
ロキサン100重量部に対し,5重量部未満ではマイクロ
波照射時に組成物の充分な発泡硬化が起らず,また200
重量部を越える場合は,得られた加硫発泡体の強度が著
しく低下してしまうので,5〜200重量部の範囲とする
ことが必要とされるが,この好ましい範囲は20〜100重
量部とされる。
mよりも大きくなると目的とする加熱発泡体の強度が著
しく低下するので,これは平均粒子径が30μm以下のも
のとする必要があるが,この好ましい平均粒子径は0.1
〜10μmとされる。また,このハ)成分としての二酸化チ
タンの配合量は前記したイ)成分としてのオルガノポリシ
ロキサン100重量部に対し,5重量部未満ではマイクロ
波照射時に組成物の充分な発泡硬化が起らず,また200
重量部を越える場合は,得られた加硫発泡体の強度が著
しく低下してしまうので,5〜200重量部の範囲とする
ことが必要とされるが,この好ましい範囲は20〜100重
量部とされる。
また,この組成物を構成するニ)成分としての発泡剤はこ
の組成物から得られる成形体を発泡体とするためのもの
であるが,これは室温では安定であるが高温にさらされ
たときに起泡性ガスを放出するものであればよく,この
起泡性ガスは一般に窒素ガスであるものとされるが,こ
れは二酸化炭素または他のガスであってもよい。このも
のは市販のものでよく,これには,アゾビスイソブチロ
ニトリル,ジニトロソペンタメチレンテトラミン,ベン
ゼンスルフォンヒドラジド,N,N′−ジニトロソ−
N,N′−ジメチルテレフタルアミド,アゾジカルボン
ジアミドなどが例示されるが,この配合量はイ)成分とし
てのジオルガノポリシロキサン100重量部に対して1重
量部未満の場合は起泡性ガスの発生量が少ないため良好
な発泡体が得られず,また10重量部より多い場合は,組
成物の加工性が低下し,又必要量以上の添加は経済性の
点で不利である等の問題を招くので,1〜10重量部と必
要があるが,好ましい範囲は(イ)成分100重量部にたい
し,3〜7重量部とされる。
の組成物から得られる成形体を発泡体とするためのもの
であるが,これは室温では安定であるが高温にさらされ
たときに起泡性ガスを放出するものであればよく,この
起泡性ガスは一般に窒素ガスであるものとされるが,こ
れは二酸化炭素または他のガスであってもよい。このも
のは市販のものでよく,これには,アゾビスイソブチロ
ニトリル,ジニトロソペンタメチレンテトラミン,ベン
ゼンスルフォンヒドラジド,N,N′−ジニトロソ−
N,N′−ジメチルテレフタルアミド,アゾジカルボン
ジアミドなどが例示されるが,この配合量はイ)成分とし
てのジオルガノポリシロキサン100重量部に対して1重
量部未満の場合は起泡性ガスの発生量が少ないため良好
な発泡体が得られず,また10重量部より多い場合は,組
成物の加工性が低下し,又必要量以上の添加は経済性の
点で不利である等の問題を招くので,1〜10重量部と必
要があるが,好ましい範囲は(イ)成分100重量部にたい
し,3〜7重量部とされる。
つぎにホ)成分の硬化剤は,組成物の架橋のために配合さ
れる成分で,これは例えば有機過酸化物,あるいはオル
ガノハイドロジエンシロキサンと白金系化合物とされ
る。
れる成分で,これは例えば有機過酸化物,あるいはオル
ガノハイドロジエンシロキサンと白金系化合物とされ
る。
有機過酸化物としては例えばベンゾイルパーキサイド,
モノクロルベンゾイルパーオキサイド,p−メチルベン
ゾイルパーオキサイド,2,4−ジクロロベンゾイルパ
ーオキサイド,t−ブチルパーベンゾエート,ジクミル
パーオキサイド,2,5−ビス−t−ブチルパーオキシ
−2,5−ジメチルヘキサンのような化合物の1種また
は2種以上をあげることができる。しかし,この有機過
酸化物の配合量が,イ)成分100重量部に対し,0.5重量部
未満の場合は,硬化物の充分な物性が得られなかった
り,また,腰の弱い発泡体となるなどのような問題が生
じ,また,5重量部より多い場合は,固いスポンジ状と
なってしまう等のような問題が生じるので,これは0.5
〜5重量部とすればよいが,この好ましい配合量は,イ)
成分100重量部に対し,2〜8重量部とされる。
モノクロルベンゾイルパーオキサイド,p−メチルベン
ゾイルパーオキサイド,2,4−ジクロロベンゾイルパ
ーオキサイド,t−ブチルパーベンゾエート,ジクミル
パーオキサイド,2,5−ビス−t−ブチルパーオキシ
−2,5−ジメチルヘキサンのような化合物の1種また
は2種以上をあげることができる。しかし,この有機過
酸化物の配合量が,イ)成分100重量部に対し,0.5重量部
未満の場合は,硬化物の充分な物性が得られなかった
り,また,腰の弱い発泡体となるなどのような問題が生
じ,また,5重量部より多い場合は,固いスポンジ状と
なってしまう等のような問題が生じるので,これは0.5
〜5重量部とすればよいが,この好ましい配合量は,イ)
成分100重量部に対し,2〜8重量部とされる。
また,この硬化剤についてはイ)成分がアルケニル基を含
有する場合には付加硬化型の加硫で目的物の架橋を達成
することも可能であり,このアルケニル基と付加反応す
るけい素結合水素原子を1分子中に2個以上含有するオ
ルガノハイドロジエンシロキサンをさらに配合し,この
硬化触媒として白金系化合物が添加される。このときの
白金系化合物としては,例えば塩化白金酸,塩化白金酸
とオレフィンまたはビニルシロキサンとの錯塩,塩化白
金酸のアルコール溶液のような白金系の付加反応用触媒
をあげることができる。
有する場合には付加硬化型の加硫で目的物の架橋を達成
することも可能であり,このアルケニル基と付加反応す
るけい素結合水素原子を1分子中に2個以上含有するオ
ルガノハイドロジエンシロキサンをさらに配合し,この
硬化触媒として白金系化合物が添加される。このときの
白金系化合物としては,例えば塩化白金酸,塩化白金酸
とオレフィンまたはビニルシロキサンとの錯塩,塩化白
金酸のアルコール溶液のような白金系の付加反応用触媒
をあげることができる。
この白金系化合物の配合量はイ)成分の重量に対し,白金
分として0.5ppm未満の場合は,上記付加反応が充分に進
行せず,また500ppmより多くしても無意味であるので,
イ)成分に対して白金分として0.5〜500ppmとすればよい
が好ましくは2〜200ppmとされる。
分として0.5ppm未満の場合は,上記付加反応が充分に進
行せず,また500ppmより多くしても無意味であるので,
イ)成分に対して白金分として0.5〜500ppmとすればよい
が好ましくは2〜200ppmとされる。
なお,このオルガノハイドロジエンシロキサンとしては
例えば一般式 (式中,R2は炭素数1〜10の置換または非置換の1価の
炭化水素基,b,cそれぞれ正の数で,かつb+cは1.
0〜3.0を示す)で表わされる分子中に少なくとも2個の
けい素−水素結合を有するオルガノハイドロジエンシロ
キサン(R2はメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル
基などのアルキル基,フェニル基,トリル基などのアリ
ール基であることが好ましい)が挙げられ,この付加反
応用硬化剤としてのオルガノハイドロジエンシロキサン
は前記したイ)成分中のビニル基等のアルケニル基と反応
するけい素−水素結合(≡Si-H)を少なくとも2個含有す
るものとされるが,この重合度は300以下のものが好ま
しい。またこのものは従来から知られている線状構造,
環状構造,分岐鎖状構造のいずれであってもよく,この
添加量はイ)成分のアルケニル基量(モル数)に対してそ
の≡Si-H結合がモル数で50〜300%の範囲となる量とす
ればよい。
例えば一般式 (式中,R2は炭素数1〜10の置換または非置換の1価の
炭化水素基,b,cそれぞれ正の数で,かつb+cは1.
0〜3.0を示す)で表わされる分子中に少なくとも2個の
けい素−水素結合を有するオルガノハイドロジエンシロ
キサン(R2はメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル
基などのアルキル基,フェニル基,トリル基などのアリ
ール基であることが好ましい)が挙げられ,この付加反
応用硬化剤としてのオルガノハイドロジエンシロキサン
は前記したイ)成分中のビニル基等のアルケニル基と反応
するけい素−水素結合(≡Si-H)を少なくとも2個含有す
るものとされるが,この重合度は300以下のものが好ま
しい。またこのものは従来から知られている線状構造,
環状構造,分岐鎖状構造のいずれであってもよく,この
添加量はイ)成分のアルケニル基量(モル数)に対してそ
の≡Si-H結合がモル数で50〜300%の範囲となる量とす
ればよい。
本発明で使用される発泡性シリコーンゴム組成物は上記
したイ)〜ホ)成分の所定量を混合し,均一に混練すること
によって得ることができるが,これに分散剤として重合
度100以下の低分子量シロキサン,シラノール基含有シ
ラン,アルコキシ基含有シランや,酸化鉄,酸化セシウ
ム,,オクチル酸鉄,酸化チタンなどの耐熱性向上剤,
着色のための顔料,白金化合物,パラジウム化合物など
の難燃性助剤,さらには通常この種の発泡性シリコーン
ゴム組成物に添加される他の添加剤などを添加すること
は任意とされる。
したイ)〜ホ)成分の所定量を混合し,均一に混練すること
によって得ることができるが,これに分散剤として重合
度100以下の低分子量シロキサン,シラノール基含有シ
ラン,アルコキシ基含有シランや,酸化鉄,酸化セシウ
ム,,オクチル酸鉄,酸化チタンなどの耐熱性向上剤,
着色のための顔料,白金化合物,パラジウム化合物など
の難燃性助剤,さらには通常この種の発泡性シリコーン
ゴム組成物に添加される他の添加剤などを添加すること
は任意とされる。
このようにして作られた本発明で使用される発泡性シリ
コーンゴム組成物は(ハ)成分としての二酸化チタン粉末
を含有しており,このものはUHF加硫するとマイクロ
波をよく吸収して発熱し,容易に発泡,加硫されるの
で,これによれば発泡性シリコーンゴム組成物から連続
押出しで安定的にかつ安価に発泡シリコーンゴム成形体
を得ることができるという有利性が与えられる。
コーンゴム組成物は(ハ)成分としての二酸化チタン粉末
を含有しており,このものはUHF加硫するとマイクロ
波をよく吸収して発熱し,容易に発泡,加硫されるの
で,これによれば発泡性シリコーンゴム組成物から連続
押出しで安定的にかつ安価に発泡シリコーンゴム成形体
を得ることができるという有利性が与えられる。
上記したように本発明で使用される発泡性シリコーンゴ
ム組成物はUHF加硫によって発泡シリコーンゴム成形
体とすることができるが,このUHF加硫は,ベントタ
イプ押出機→UHF加熱部→二次加硫部→引取機とから
なる連続押出し加硫機を用いて行えばよい。したがっ
て,この成形はまず,発泡性シリコーンゴム組成物をベ
ントタイプ押出機に供給してこれから所望の形状でシリ
コーンゴム成形体を連続的に押出したのち,これをこの
種の加熱装置として割り当てられている2,450±50MHzま
たは915±25MHzの高周波発振器を備えたUHF
加熱部に送入し,ここにこの高周波を照射すればよく,
これによれば押出し成形されたシリコーンゴム成形体は
これに混合されている二酸化チタン粉末がこのマイクロ
波を吸収して発熱し,160℃にまで加熱されるので,こ
の加熱に伴なう発泡剤および有機過酸化物の分解によっ
て発泡すると同時に加硫硬化されるのであるが,この発
泡,加硫をさらに高速化するためにこのUHF加熱部に
ヒーターを内蔵させて温度上昇を促進させることもよ
い。また,シリコーンゴム成形体の発泡,加硫はこのU
HF加硫でほぼ完全に発泡,加硫硬化されるが,これは
ついで従来公知の常圧熱気加硫(HAV),流動床(P
CM)加硫などによる二次加硫を行なうことがよく,こ
れによればその完全加硫とUHF加硫で発生した分解生
成物の除去が行なわれるので,目的とするシリコーンゴ
ム発泡成形体を容易にかつ安定的に得ることができると
いう有利性が与えられる。
ム組成物はUHF加硫によって発泡シリコーンゴム成形
体とすることができるが,このUHF加硫は,ベントタ
イプ押出機→UHF加熱部→二次加硫部→引取機とから
なる連続押出し加硫機を用いて行えばよい。したがっ
て,この成形はまず,発泡性シリコーンゴム組成物をベ
ントタイプ押出機に供給してこれから所望の形状でシリ
コーンゴム成形体を連続的に押出したのち,これをこの
種の加熱装置として割り当てられている2,450±50MHzま
たは915±25MHzの高周波発振器を備えたUHF
加熱部に送入し,ここにこの高周波を照射すればよく,
これによれば押出し成形されたシリコーンゴム成形体は
これに混合されている二酸化チタン粉末がこのマイクロ
波を吸収して発熱し,160℃にまで加熱されるので,こ
の加熱に伴なう発泡剤および有機過酸化物の分解によっ
て発泡すると同時に加硫硬化されるのであるが,この発
泡,加硫をさらに高速化するためにこのUHF加熱部に
ヒーターを内蔵させて温度上昇を促進させることもよ
い。また,シリコーンゴム成形体の発泡,加硫はこのU
HF加硫でほぼ完全に発泡,加硫硬化されるが,これは
ついで従来公知の常圧熱気加硫(HAV),流動床(P
CM)加硫などによる二次加硫を行なうことがよく,こ
れによればその完全加硫とUHF加硫で発生した分解生
成物の除去が行なわれるので,目的とするシリコーンゴ
ム発泡成形体を容易にかつ安定的に得ることができると
いう有利性が与えられる。
このような方法で得られたシリコーンゴム発泡成形体は
ここに使用される発泡性シリコーンゴム組成物を構成す
るイ)成分,(ロ)成分としてのオルガノシロキサン,シリ
カ系充填剤が特殊なものではなく,通常のシリコーンゴ
ムと同種のものであり,これに添加されるハ)成分として
の二酸化チタン粉末もシリコーンゴムの物性を損なうも
のではないので,耐熱性,耐寒性,耐候性,電気特性に
すぐれており,かつは低圧縮永久歪を有するものとなる
し,これはまたこのUHF加硫が表面層のみならず内部
の発熱もほとんど同時に行えるということから発泡セル
が微細でセル形状のそろった良好な発泡成形体になると
いう有利性をもつものとなるので,このものは建築用ガ
スケット,断熱材,発泡体ロールなどの肉厚発泡成形体
として工業的に有利に使用できることができる。
ここに使用される発泡性シリコーンゴム組成物を構成す
るイ)成分,(ロ)成分としてのオルガノシロキサン,シリ
カ系充填剤が特殊なものではなく,通常のシリコーンゴ
ムと同種のものであり,これに添加されるハ)成分として
の二酸化チタン粉末もシリコーンゴムの物性を損なうも
のではないので,耐熱性,耐寒性,耐候性,電気特性に
すぐれており,かつは低圧縮永久歪を有するものとなる
し,これはまたこのUHF加硫が表面層のみならず内部
の発熱もほとんど同時に行えるということから発泡セル
が微細でセル形状のそろった良好な発泡成形体になると
いう有利性をもつものとなるので,このものは建築用ガ
スケット,断熱材,発泡体ロールなどの肉厚発泡成形体
として工業的に有利に使用できることができる。
(実施例) づぎに本発明の実施例をあげるが,例中の部は重量部を
示したものである。
示したものである。
実施例1〜5,比較例1〜3 ジメチルシロキサン単位99.825モル%,メチルビニルシ
ロキサン単位0.15%,ジメチルビニルシロキシ単位0.25
モル%からなる平均重合度が8,000のガム状オルガノポ
リシロキサン100部に,分散剤としてのジフェニルシラ
ンジオール3部,末端シラノール基ジメチルポリシロキ
サン(重合度n=10)4部とヒュームドシリカ,アエロ
ジル200[日本アエロジル(株)製商品名]40部を添加
し,二本ロールで混練りし,ついで150℃で4時間加熱
処理してベースコンパウンド−1を作った。
ロキサン単位0.15%,ジメチルビニルシロキシ単位0.25
モル%からなる平均重合度が8,000のガム状オルガノポ
リシロキサン100部に,分散剤としてのジフェニルシラ
ンジオール3部,末端シラノール基ジメチルポリシロキ
サン(重合度n=10)4部とヒュームドシリカ,アエロ
ジル200[日本アエロジル(株)製商品名]40部を添加
し,二本ロールで混練りし,ついで150℃で4時間加熱
処理してベースコンパウンド−1を作った。
ついで,このベースコンパウンド-1 100部に第1表に示
した量の二酸化チタン,発泡剤としてのアゾビスイソブ
チロニトリル,加硫剤としての2,4−ジクロロベンゾ
イルパーオキサイドとジクミルパーオキサイドを添加
し,二本ロールを用いて混練して発泡性シリコーンゴム
組成物を作った。
した量の二酸化チタン,発泡剤としてのアゾビスイソブ
チロニトリル,加硫剤としての2,4−ジクロロベンゾ
イルパーオキサイドとジクミルパーオキサイドを添加
し,二本ロールを用いて混練して発泡性シリコーンゴム
組成物を作った。
つぎにこの発泡性シリコーンゴム組成物をシリンダー直
径が40mm/φでシリンダー長さLと直径Dとの比がL/
D=12で20mmφ/10mmφのダイを取り付けた押出機に供
給し,これから室温(15〜30℃)で外径20mmφ,内径10
mmφのチューブ状のシリコーンゴム成形体を連続的に押
出し成形し,このものを周波数2,450±50MHzのマイクロ
波を発信する長さ1.5mのUHF加熱部に130℃の熱風を
循環させながら搬送速度2m/秒で通過させ,発泡,加硫
硬化させてシリコーンゴム発泡成形体を作り,この成形
体の物性をしらべたところ,第1表に併記したとおりの
結果が得られた。
径が40mm/φでシリンダー長さLと直径Dとの比がL/
D=12で20mmφ/10mmφのダイを取り付けた押出機に供
給し,これから室温(15〜30℃)で外径20mmφ,内径10
mmφのチューブ状のシリコーンゴム成形体を連続的に押
出し成形し,このものを周波数2,450±50MHzのマイクロ
波を発信する長さ1.5mのUHF加熱部に130℃の熱風を
循環させながら搬送速度2m/秒で通過させ,発泡,加硫
硬化させてシリコーンゴム発泡成形体を作り,この成形
体の物性をしらべたところ,第1表に併記したとおりの
結果が得られた。
しかし,比較のために上記した二酸化チタン粉末を添加
しない発泡性シリコーンゴム組成物を上記と同様の方法
でUHF加硫した場合(比較例1),またこの発泡性シ
リコーンゴム組成物を130℃のガスを流通させる長さ1.5
mの常圧熱気加硫炉(HAV)だけで加硫硬化させた場
合(比較例2),および二酸化チタン粉末を添加した発
泡性シリコーンゴム組成物を常圧熱気加硫だけで加硫硬
化させた場合(比較例3)にはいずれの場合も加硫が不
充分であり,得られた成形品の物性も第1表に併記した
ように不完全なものであった。
しない発泡性シリコーンゴム組成物を上記と同様の方法
でUHF加硫した場合(比較例1),またこの発泡性シ
リコーンゴム組成物を130℃のガスを流通させる長さ1.5
mの常圧熱気加硫炉(HAV)だけで加硫硬化させた場
合(比較例2),および二酸化チタン粉末を添加した発
泡性シリコーンゴム組成物を常圧熱気加硫だけで加硫硬
化させた場合(比較例3)にはいずれの場合も加硫が不
充分であり,得られた成形品の物性も第1表に併記した
ように不完全なものであった。
(発明の効果) 本発明はオルガノポリシロキサンにシリカ充填剤,二酸
化チタン粉末,発泡剤および加硫剤を添加した発泡性シ
リコーンゴム組成物にUHFを照射して発泡,硬化させ
る方法およびこのようにして製作した発泡シリコーンゴ
ム硬化物に関するものであるが,この発泡性シリコーン
ゴム組成物は二酸化チタン粉末がマイクロ波吸収性を高
め,マイクロ波照射されたときに発熱するので超高周波
させることができるし,この方法で得られた発泡体は微
細で均一な発泡セルを有し,シリコーンゴム特有の均質
も損なわれていない。
化チタン粉末,発泡剤および加硫剤を添加した発泡性シ
リコーンゴム組成物にUHFを照射して発泡,硬化させ
る方法およびこのようにして製作した発泡シリコーンゴ
ム硬化物に関するものであるが,この発泡性シリコーン
ゴム組成物は二酸化チタン粉末がマイクロ波吸収性を高
め,マイクロ波照射されたときに発熱するので超高周波
させることができるし,この方法で得られた発泡体は微
細で均一な発泡セルを有し,シリコーンゴム特有の均質
も損なわれていない。
したがって,本発明の組成物は,建築用ガスケット,断
熱材,発泡体ロールのようなシリコーンゴの肉厚発泡体
を連続押出し成形法で製造する際の原料素材として有用
とされる。
熱材,発泡体ロールのようなシリコーンゴの肉厚発泡体
を連続押出し成形法で製造する際の原料素材として有用
とされる。
Claims (2)
- 【請求項1】イ)平均組成式 (ここにRは同一または異種の非置換または置換の1価
炭化水素基、a=1.95〜2.05)で示される、平均重合度
が3,000〜30,000であるジオルガノポリシロキサン
100重量部、ロ )微粉状シリカ充填剤 10〜300重量部、ハ )平均粒子径が30μm以下である二酸化チタン粉末
5〜200重量部、ニ )発泡剤 1〜10重量部、ホ )硬化剤 とからなる発泡性シリコーンゴム組成物に、900〜5,000
メガヘルツのマイクロ波を照射して、この発泡性シリコ
ーンゴム組成物を発泡、硬化させてなることを特徴とす
る発泡性シリコーンゴム組成物の発泡、硬化方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の方法で発泡性シリコーン
ゴム組成物を発泡、硬化させて得ることを特徴とする発
泡シリコーンゴム硬化物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1243020A JPH062838B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 発泡性シリコーンゴム組成物の発泡、硬化方法および発泡シリコーンゴム硬化物 |
| US07/583,274 US5041466A (en) | 1989-09-19 | 1990-09-17 | Method for the preparation of foamed and cured silicone rubber body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1243020A JPH062838B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 発泡性シリコーンゴム組成物の発泡、硬化方法および発泡シリコーンゴム硬化物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03106945A JPH03106945A (ja) | 1991-05-07 |
| JPH062838B2 true JPH062838B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=17097680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1243020A Expired - Lifetime JPH062838B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 発泡性シリコーンゴム組成物の発泡、硬化方法および発泡シリコーンゴム硬化物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5041466A (ja) |
| JP (1) | JPH062838B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2679460B2 (ja) * | 1991-07-10 | 1997-11-19 | 信越化学工業株式会社 | シリコーンゴム皮膜形成用組成物及びシリコーンゴム皮膜並びにシリコーンゴム被覆物品 |
| US5438081A (en) * | 1994-10-20 | 1995-08-01 | General Electric Company | Microwave-activated preparation of silicone foams, and compositions useful therein |
| US5549858A (en) * | 1995-02-08 | 1996-08-27 | Manni-Kit, Inc. | Silicone foam symmetrical inversion molding process |
| US5993590A (en) * | 1997-07-01 | 1999-11-30 | Manni-Kit, Inc. | Method for coating objects with silicone |
| US6368994B1 (en) * | 1999-12-27 | 2002-04-09 | Gyrorron Technology, Inc. | Rapid processing of organic materials using short wavelength microwave radiation |
| US20060008725A1 (en) * | 2004-07-09 | 2006-01-12 | Eastman Kodak Company | Microtoner formulation with enhanced classification properties and method of producing same |
| JP2007010099A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Nichias Corp | 吸気ガスケット |
| GB2431173B (en) * | 2005-09-15 | 2010-01-13 | Alexium Ltd | Method for attachment of silicon-containing compounds to a surface |
| DE102006042687A1 (de) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Wacker Chemie Ag | Mikrowellenschaum |
| US9086149B2 (en) * | 2006-11-17 | 2015-07-21 | Changzhou Sanyou Dior Insulation Materials Manufacturing Co., Ltd. | Clip equipped, elongated flexible polymer gaskets |
| JP7618423B2 (ja) * | 2020-11-12 | 2025-01-21 | 株式会社カネカ | 熱硬化性樹脂組成物およびそれを用いた樹脂硬化物の製造方法 |
| JP7608235B2 (ja) * | 2021-03-26 | 2025-01-06 | 株式会社カネカ | 熱硬化性樹脂組成物およびそれを用いた硬化成形体の製造方法 |
| JP2024523134A (ja) * | 2021-06-02 | 2024-06-28 | サン-ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 熱バリア特性を有するフォーム層 |
| CN117903485B (zh) * | 2024-01-18 | 2024-10-22 | 中国科学技术大学 | 一种微波发泡的硅橡胶泡沫及其复合材料的制备方法 |
| CN119978817B (zh) * | 2025-01-23 | 2025-10-10 | 广东聚思新材料科技有限公司 | 一种柔软耐用的发泡硅橡胶材料及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3865778A (en) * | 1974-02-07 | 1975-02-11 | Gen Electric | Heat vulcanizable silicone rubber compositions resistant to oil degradation |
| US4011197A (en) * | 1975-09-18 | 1977-03-08 | Dow Corning Corporation | Method of curing organosiloxane compositions using microwaves |
| US4460713A (en) * | 1982-06-25 | 1984-07-17 | Dow Corning Corporation | Microwave cured silicone elastomeric foam |
| US4391765A (en) * | 1982-06-25 | 1983-07-05 | Dow Corning Corporation | Microwave cured silicone elastomeric foam |
| US4572917A (en) * | 1984-10-26 | 1986-02-25 | Dow Corning Corporation | Silicone wear base elastomeric foam |
| US4555529A (en) * | 1985-03-25 | 1985-11-26 | Dow Corning Corporation | Foamable polyorganosiloxane compositions |
-
1989
- 1989-09-19 JP JP1243020A patent/JPH062838B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-09-17 US US07/583,274 patent/US5041466A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5041466A (en) | 1991-08-20 |
| JPH03106945A (ja) | 1991-05-07 |
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