JPH06286254A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH06286254A
JPH06286254A JP7713893A JP7713893A JPH06286254A JP H06286254 A JPH06286254 A JP H06286254A JP 7713893 A JP7713893 A JP 7713893A JP 7713893 A JP7713893 A JP 7713893A JP H06286254 A JPH06286254 A JP H06286254A
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JP
Japan
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ink
ink jet
jet recording
recording head
inkjet recording
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Application number
JP7713893A
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English (en)
Inventor
Shoji Kikuchi
祥二 菊池
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速度印字及び高精細印字が可能とする。 【構成】 キャリッジ18には、ヘッド移動用モータ1
9がブラケット23を介して取り付けられ、このヘッド
移動用モータ19の出力軸には、第1のギア20が固着
されている。第1のギア20には第2のギア21が係合
されている。第2のギア21は駆動軸22のほぼ下半部
のねじ部42に螺合されている。駆動軸22はキャリッ
ジ18を軸方向に貫通し、その上端に第2のインクジェ
ット記録ヘッド2が固定され、この第2のインクジェッ
ト記録ヘッド2は、回り止めピン39でキャリッジ18
に対して回転しない。これにより、ヘッド移動用モータ
19の回転力が第2のギア21に伝動されると、駆動軸
22は上方向(矢印B方向)に移動し、第2のインクジ
ェット記録ヘッド2も上方向に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の吐出口が配列さ
れているインクジェット記録ヘッドを備えたインクジェ
ット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、この種のインクジェ
ット記録装置は、複数の吐出口103を有するインクジ
ェット記録ヘッド100が、走査されるキャリッジ10
4に搭載されている。このキャリッジ104を矢印で示
す走査方向に走査しつつ、時間間隔Tで印加された吐出
信号102に基づいて吐出口103よりインクを吐出さ
せ、被記録媒体(不図示)にドット101を形成し、画
像を形成する。なお、図7において、Lは被記録媒体
(不図示)の所定の幅を示している。
【0003】ところで、従来のインクジェット記録装置
において、高速で印字する場合、印字密度を減少させて
インクジェット記録ヘッドを高速で走査して印字してい
た。また、高密度印字する場合、同一の印字領域付近を
複数回に分けて、インクジェット記記録ヘッドを走査し
て印字していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のもの
は、高速印字する場合、インクジェット記録ヘッドの走
査速度を速くしても、インクを吐出口から吐出するのに
時間がかかるため、インク吐出がインクジェット記録ヘ
ッドの走査速度に追従できず、印字速度をそれほど速く
することができないという問題点がある。また、高精細
(高密度)印字する場合、印字される被記録媒体の同一
印字領域付近においてインクジェット記録ヘッドを複数
回走査させるので時間がかかり、インクジェット記録ヘ
ッドの吐出口間距離で決定される精細度より以上に高精
細でかつ印字速度を速くすることが困難であるという問
題点がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、高速印字及び高精細印字が
可能なインクジェット記録装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、インクを被記録媒体に向けて吐出させて画
像を形成するインクジェット記録装置において、各々に
複数の吐出口が配列されていて、その吐出口の配列方向
と異なる走査方向に並んでキャリッジに配置された複数
のインクジェット記録ヘッドと、前記複数のインクジェ
ット記録ヘッドの少なくとも1つを前記走査方向と直交
する方向に移動可能とするための移動手段と、各インク
ジェット記録ヘッドの前記吐出口から異なるタイミング
でインクを吐出させるインク吐出制御手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0007】また、前記移動可能なインクジェット記録
ヘッドが走査方向と直交する方向に移動しているか否か
を、検出して表示するための手段を備えている。
【0008】さらに、前記インクジェット記録ヘッド
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するものであ
って、前記熱エネルギーを発生させるための電気熱変換
体を備えている。
【0009】
【作用】上記のとおり構成された本発明では、先ず、移
動可能なインクジェット記録ヘッドが走査方向と直交方
向に移動していない状態では、キャリッジを走査する
際、インク吐出制御手段から複数のインクジェット記録
ヘッドに、異なるタイミングで吐出信号が交互に供給さ
れ、1つのインクジェット記録ヘッドを使用した場合よ
り、2倍の高速印字が可能となる。すなわち、複数のイ
ンクジェット記録ヘッドを走査しながら、走査方向に異
なる位置に印字することで、キャリッジの走査速度がイ
ンクを吐出口から吐出する時間による制限を受けないの
で、印字速度を速くすることができる。
【0010】また、移動手段により移動可能なインクジ
ェット記録ヘッドを走査方向と直交方向に所定の距離だ
け移動している状態で、キャリッジを走査する際、イン
ク吐出制御手段から複数のインクジェット記録ヘッド
に、異なるタイミングで吐出信号が交互に供給され、こ
の場合は、高密度印字を1回のヘッド動作で可能にな
る。すなわち、インクジェット記録ヘッドを走査方向の
直角方向に移動配置して走査しながら、異なる位置に印
字することでヘッドの吐出口間距離で決定される精細度
より以上に高精細でかつ印字速度を速くできる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0012】先ず、インクジェット記録装置の全体構成
について、図1を参照して説明する。
【0013】本実施例のインクジェット記録装置は、後
述する2つの第1及び第2のインクジェット記録ヘッド
1,2が搭載されたキャリッジ18が、駆動モータ10
の駆動力を伝達する駆動ベルト9の一部に連結されて、
互いに平行に配設された2本のガイドシャフト11a,
11bに対して摺動可能に取り付けられている。前記駆
動モータ10の駆動力により、前記第1及び第2のイン
クジェット記録ヘッド1,2が、該第1及び第2のイン
クジェット記録ヘッド1,2の吐出口形成面に対向して
配置されたプラテン12上に、不図示の媒体給送装置か
ら給送される記録紙(被記録媒体)の全幅にわたって往
復運動して該記録紙への記録を行う構成となっている。
【0014】また、本実施例のインクジェット記録装置
は、第1及び第2のインクジェット記録ヘッド1,2の
記録動作における往復運動の範囲外で、ヘッド回復動作
の際に第1及び第2のインクジェット記録ヘッド1,2
が移動される位置(図中ガイドシャフト11aの左端、
以下、回復ポジションと称する。)において、該第1及
び第2のインクジェット記録ヘッド1,2の吐出口形成
面に対向して伝動機構4を介したクリーニング用モータ
7の駆動力によって駆動され、前記第1及び第2のイン
クジェット記録ヘッド1,2の吐出口形成面を順次キャ
ッピングするキャップ3を備えたヘッド回復装置6が設
けられている。
【0015】このヘッド回復装置6は、ヘッド回復動作
の際、キャップ3による第1及び第2のインクジェット
記録ヘッド1,2の吐出口形成面のキャッピングに関連
して、回復系ポンプ(不図示)によるインク吸引もしく
は、第1及び第2のインクジェット記録ヘッド1,2へ
のインク供給経路に設けた適宜の加圧手段によるインク
圧送を行い、インクを吐出口より強制的に排出させて、
吐出口内の増粘インクを除去する等のヘッド回復動作を
行う。このヘッド回復処理により第1及び第2のインク
ジェット記録ヘッド1,2の各吐出口から吐出不良要因
とともに、排出された廃インクは、貯蔵部材としての廃
インクタンク13に移送されて貯留される。
【0016】さらに、ヘッド回復装置6の側面には、シ
リコンゴムで形成されるワイピング部材としてのブレー
ド5がブレード保持部材8によってカンチレバー形態で
保持され、ヘッド回復装置6と同様、クリーニング用モ
ータ7及び伝動機構によって動作し、第1及び第2のイ
ンクジェット記録ヘッド1,2の吐出口形成面との係合
が可能となる。これにより、ヘッド回復装置6を用いた
ヘッド回復動作後に、ブレード5を第1及び第2のイン
クジェット記録ヘッド1,2の移動経路中に突き出さ
せ、該第1及び第2のインクジェット記録ヘッド1,2
の走査動作に伴って第1及び第2のインクジェット記録
ヘッド1,2の吐出口形成面における結露、濡れあるい
は塵埃等を拭き取る。
【0017】以下、インクジェット記録ヘッドについて
説明する。
【0018】図2に示すように、第1及び第2のインク
ジェット記録ヘッド1,2には、列状(本実施例では1
列)に設けられた複数個の吐出口15から記録液を吐出
させるために、印加電圧が供給される熱エネルギーを発
生させる電気熱変換体14が各液路毎に配設されてい
る。そして、駆動信号を印加することによって、前記電
気熱変換体14に熱エネルギーを発生せしめて膜沸騰を
生じインク液路内に気泡を形成する。そして、この気泡
の成長によって前記吐出口15からインク滴を吐出させ
る。複数の吐出口15はオリフィスプレ−ト16に形成
され、複数の電気熱変換体14はヒータボードに設けら
れている。
【0019】次に、本実施例の特徴であるヘッド移動手
段について説明する。図3は図1に示した第2のインク
ジェット記録ヘッドの移動手段を示す図であり、(a)
は正面図、(b)は下面図、図4は図3に示した移動手
段及びインク吐出タイミングの制御ブロック図である。
【0020】図3に示すように、キャリッジ18は、走
査方向(矢印A方向)に並ぶ2つの第1及び第2のイン
クジェット記録ヘッド1,2を備え、本実施例では、第
1及び第2のインクジェット記録ヘッド1,2の間隔は
12.7mmになっている。第1のインクジェット記録
ヘッド1はキャリッジ18に着脱自在に固定され、一
方、第2のインクジェット記録ヘッド2は、後述する移
動手段により走査方向Aと直交する方向(矢印B方向)
に移動可能である。
【0021】ここで、前記移動手段について説明する。
キャリッジ18の下面には、ヘッド移動用モータ19が
ブラケット23を介して取り付けられ、このヘッド移動
用モータ19の出力軸には、第1のギア20が固着され
ている。第1のギア20には、内周部に雌ねじが形成さ
れた第2のギア21が係合され、この第2のギア21
は、後述する駆動軸22にねじ結合し、キャリッジ18
の下方に位置している。駆動軸22はほぼ下半分がねじ
部42となっており、該ねじ部42に第2のギア21が
螺合されている。駆動軸22はキャリッジ18を軸方向
に摺動自在に貫通し、その上端に第2のインクジェット
記録ヘッド2が固定されている。第1及び第2のナット
25,26は駆動軸22に螺合され、いわゆるダブルナ
ット形式の構造になっている。第1のナット25と第2
のギア21との間にスプリング24がはさまれている。
このスプリング24は、第2のギア21をキャリッジ1
8の下面に圧接しその位置に保持する。回り止めピン3
9は、第2のインクジェット記録ヘッド2のキャリッジ
18に対する回転を防止するためのものである。回り止
めピン39は、一端がキャリッジ18に固定され、他端
部が第2のインクジェット記録ヘッド2に対して摺動自
在である。これにより、ヘッド移動用モータ19の回転
力が第2のギア21に伝動されると、駆動軸22は回転
せずに上下方向(矢印B方向)に移動され、第2のイン
クジェット記録ヘッド2も移動される。
【0022】次に、図3及び図4を参照して、インクジ
ェット記録ヘッドの移動手段及びインク吐出タイミング
の制御について説明する。
【0023】ヘッド移動用モータ19はヘッド移動制御
回路27により回転量が駆動制御され、第2のインクジ
ェット記録ヘッド2を上方向(矢印B方向)に所定距離
だけ移動でき、例えば吐出口のピッチの半分の距離だけ
移動した状態で保持させることができる。第2のインク
ジェット記録ヘッド2の移動量としては、前記ピッチの
数倍にピッチの半分を加算した距離としてもよく、第2
のインクジェット記録ヘッド2の移動量としては、イン
クジェット記録ヘッドの数及び吐出口ピッチをそれぞれ
N,Pとすると、P/Nが好ましい。一方、第1及び第
2のインクジェット記録ヘッド1,2はインク吐出制御
回路28によって交互にかつ吐出口の列毎に吐出信号
(図5の(b)及び図6の(b)参照)が供給される。
CPUとしての制御部29は、ヘッド移動制御回路27
及びインク吐出制御回路28を所定のタイミングで制御
する。検出部41は、第2のインクジェット記録ヘッド
2が移動しているか否かを検出するものであり、リーフ
スイッチやヘッド移動用モータ19の回転角度を検出す
るエンコーダである。表示部30は、記録装置の、印字
モードや電源の入り切りなどを司る操作パネル(不図
示)に設けられ、第2のインクジェット記録ヘッド2が
図6の(a)に示すように所定の位置に移動している場
合、その旨を表示するものである。これにより、ユーザ
ーが記録装置のテスト印字による印字結果を見ずに、印
字モードが後述する高速印字モードか、あるいは高精細
印字モードかを容易に知ることができる。
【0024】次に、本実施例の動作について説明する。
【0025】(高速印字モードの場合)先ず、図5の
(a)に示すように、第2のインクジェット記録ヘッド
2が上方(矢印B方向)に移動する前の状態では、キャ
リッジ18が矢印A方向に従来の走査速度の2倍の速度
で走査する際、第1及び第2のインクジェット記録ヘッ
ド1,2に、図5の(b)で示すような、時間間隔がT
の吐出信号33,34が異なるタイミング(時間T/2
だけずれたタイミング)で交互に供給され、それぞれ第
1及び第2のインクジェット記録ヘッド1,2によって
被記録媒体(不図示)にドット31,32の列が交互に
形成される。Lは、図7と同様に、被記録媒体(不図
示)の所定の幅を示している。ここで、本実施例では、
吐出信号33,34の印加の時間間隔Tは163.4μ
secで、第1及び第2のインクジェット記録ヘッド
1,2の間隔と時間間隔Tと走査速度との関係は、T×
180×走査速度=12.7mmになっている。また、
白丸で示すドット31は、第1のインクジェット記録ヘ
ッド1の吐出口15から吐出されたインクを示し、黒丸
で示すドット32は、第2のインクジェット記録ヘッド
2の吐出口40から吐出されたインクを示している。こ
の場合では、1つのインクジェット記録ヘッドを使用し
た場合より、2倍の高速印字が可能となる。すなわち、
2個のインクジェット記録ヘッド1,2を走査しなが
ら、走査方向に異なる位置に印字することで、記録ヘッ
ドの駆動周波数が従来と同じでも、キャリッジの走査速
度がインクを吐出口から吐出する時間による制限を受け
ないので、印字速度を速くすることができる。
【0026】(高精細印字モードの場合)図6の(a)
に示すように、前記移動手段により第2のインクジェッ
ト記録ヘッド2を上方(矢印B方向)に吐出口のピッチ
の半分の距離だけ移動している状態では、キャリッジ1
8が矢印A方向に走査する際、第1及び第2のインクジ
ェット記録ヘッド1,2に、図6の(b)で示すよう
な、時間間隔がTの吐出信号37,38が異なるタイミ
ング(時間T/2だけずれたタイミング)で交互に供給
され、それぞれ第1及び第2のインクジェット記録ヘッ
ド1,2によって被記録媒体(不図示)にドット31,
32の列が交互に形成される。Lは、図7と同様に、被
記録媒体(不図示)の所定の幅を示している。ここで、
本実施例では、吐出信号37,38の印加の時間間隔T
は163.4μsecで、第1及び第2のインクジェッ
ト記録ヘッド1,2の間隔と時間間隔Tと走査速度との
関係は、T×180×走査速度=12.7mmになって
いる。このように、高密度印字を1回のヘッド動作で可
能になる。すなわち、インクジェット記録ヘッドを走査
方向の直角方向に移動配置して走査しながら、異なる位
置に印字することで吐出口のピッチで決定される精細度
より以上に高精細でかつ印字速度を速くできる。
【0027】(他の実施例)上記実施例では、モータを
上下移動の移動手段の駆動源としたが、この駆動源とし
て例えばピエゾ素子等を用いてもよい。また、インクジ
ェット記録ヘッドの数が2個である例を示したが、カラ
ー印字においては、同一の形態を3倍あるいは4倍とす
れば、実施可能であり、さらには、2個のヘッドで1つ
の系とすることに限定せず、3個あるいは4個とすれ
ば、3倍、4倍の高速印字あるいは、同様の高密度印字
が可能である。
【0028】例えば、具体的には、4個のインクジェッ
ト記録ヘッドを用い、このうち2個のインクジェット記
録ヘッドを走査方向と直角な方向に吐出口の半分の距離
だけずらした状態で、印字を行うことにより、精細度と
印字速度とともに2倍とすることができる。
【0029】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でもキヤノン(株)の提唱する、熱エネルギーを利用し
てインクを吐出する方式の記録ヘッド、記録装置におい
て、優れた効果をもたらすものである。
【0030】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4,723,129号明細書、同第4,740,796号明
細書に開示されている基本的な原理を用いて行なうもの
が好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド型、コン
ティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、
オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持され
ているシートや液路に対応して配置されている電気熱変
換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な
温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加する
ことによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せし
め、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこ
の駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形
成出来るので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4,463,359号明細書、同第4,345,262号明
細書に記載されているようなものが適している。なお、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4,
313,124号明細書に記載されている条件を採用すると、
さらに優れた記録を行なうことができる。
【0031】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4,558,333号明細書、米国特許第4,45
9,600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるもので
ある。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通する
スリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する
特開昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59年第138461号公報に基づいた構成としても本発明は有
効である。
【0032】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0033】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段などを付加することは本発明の効果を一層安定化で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリー
ニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体ある
いはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせ
による予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐
出モードを行なうことも安定した記録を行なうために有
効である。
【0034】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラーまたは、混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0035】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化もしくは液体あるい
は、上述のインクジェットではインク自体を30℃以上
70℃以下の範囲内で温度調整を行なってインクの粘性
を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的
であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなす
ものであればよい。加えて、積極的に熱エネルギーによ
る昇温をインクの固形状態から液体状態への態変化のエ
ネルギーとして使用せしめることで防止するかまたは、
インクの蒸発防止を目的として放置状態で固化するイン
クを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録
信号に応じた付与によってインクが液化してインク液状
として吐出するものや記録媒体に到達する時点ではすで
に固化し始めるものなどのような、熱エネルギーによっ
て初めて液化する性質のインク使用も本発明には適用可
能である。このような場合インクは、特開昭54-56847号
公報あるいは特開昭60-71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0037】請求項1に記載の発明は、複数のインクジ
ェット記録ヘッドを走査方向に配置し、インクジェット
記録ヘッドを走査しながら、走査方向に異なる位置に印
字することで、ヘッドの走査速度がインクを吐出口から
吐出する時間による制限を受けないので印字速度を速く
することができ、また、少なくとも1つのインクジェッ
ト記録ヘッドを走査方向と直角方向に移動した状態で走
査しながら、異なる位置に印字することで、ヘッドの吐
出口間距離で決定される精細度より以上に高精細でかつ
印字速度を速くできる。
【0038】請求項2に記載の発明は、上記効果の他、
ユーザーが記録装置のテスト印字による印字結果を見ず
に、印字モードが高速印字モードか、あるいは高精細印
字モードかを容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の全体を示す
概略斜視図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録ヘッドの概略
透視図である。
【図3】図1に示したインクジェット記録ヘッドの移動
手段を示す図であり、(a)は正面図、(b)は下面図
である。
【図4】図3に示した移動手段及びインク吐出タイミン
グの制御ブロック図である。
【図5】(a)は図1に示した各インクジェット記録ヘ
ッドの正面図であり、第2のインクジェット記録ヘッド
の位置が移動していない状態を示しており、(b)は各
インクジェット記録ヘッドでのインク吐出タイミング
や、各インクジェット記録ヘッドにより形成された、被
記録媒体上のドットを示す図である。
【図6】(a)は図1に示した各インクジェット記録ヘ
ッドの正面図であり、第2のインクジェット記録ヘッド
の位置を移動している状態を示しており、(b)は各イ
ンクジェット記録ヘッドでのインク吐出タイミングや、
各インクジェット記録ヘッドにより形成された、被記録
媒体上のドットを示す図である。
【図7】従来技術を示す図であり、(a)はインクジェ
ット記録ヘッドの正面図であり、(b)はインクジェッ
ト記録ヘッドによるドットや吐出タイミングを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 第1のインクジェット記録ヘッド 2 第2のインクジェット記録ヘッド 3 キャップ 4 伝動機構 5 ブレード 6 ヘッド回復装置 7 クリーニング用モータ 8 ブレード保持部材 9 駆動ベルト 10 駆動モータ 11a,11b ガイドシャフト 12 プラテン 13 廃インクタンク 14 電気熱変換体 15 吐出口 16 オリフィスプレート 17 ヒータボード 18 キャリッジ 19 ヘッド移動用モータ 20 第1のギア 21 第2のギア 22 駆動軸 23 ブラケット 24 スプリング 25 第1のナット 26 第2のナット 27 ヘッド移動制御回路 28 インク吐出制御回路 29 制御部(CPU) 30 表示部 31,32 ドット 33,34 吐出信号 35,36 ドット 37,38 吐出信号 39 回り止めピン 40 吐出口 41 検出部 42 ねじ部 A 走査方向 B 吐出口の配列方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/51 2/255 9211−2C B41J 3/10 106 P

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを被記録媒体に向けて吐出させて
    画像を形成するインクジェット記録装置において、 各々に複数の吐出口が配列されていて、その吐出口の配
    列方向と異なる走査方向に並んでキャリッジに配置され
    た複数のインクジェット記録ヘッドと、 前記複数のインクジェット記録ヘッドの少なくとも1つ
    を前記走査方向と直交する方向に移動可能とするための
    移動手段と、 各インクジェット記録ヘッドの前記吐出口から異なるタ
    イミングでインクを吐出させるインク吐出制御手段と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記移動可能なインクジェット記録ヘッ
    ドが走査方向と直交する方向に移動しているか否かを、
    検出して表示するための手段を備えている請求項1に記
    載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出するものであって、前
    記熱エネルギーを発生させるための電気熱変換体を備え
    ている請求項1または2に記載のインクジェット記録装
    置。
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